JPH0512688A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0512688A JPH0512688A JP16676491A JP16676491A JPH0512688A JP H0512688 A JPH0512688 A JP H0512688A JP 16676491 A JP16676491 A JP 16676491A JP 16676491 A JP16676491 A JP 16676491A JP H0512688 A JPH0512688 A JP H0512688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical head
- stepping motor
- information
- coil
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報量の多いＣＤ−ＲＯＭ装置等の光学的情
報記録再生装置において、光学ヘッドの移動時の駆動手
段から光学ヘッドに加わる不要な振動によって発生する
光学ヘッドのトラッキング制御の不安定さを解決し、簡
単な構成で安定した光学ヘッドの移動が行えるようにす
ることを目的とする。 【構成】 光学ヘッド１２の駆動手段であるステッピン
グモータ１３のステータに駆動用コイル１６と検出用コ
イル１６Ａを備え、ステッピングモータ１３のロータの
永久磁石１５の動作状態に応じた逆起電力を検出用コイ
ル１６Ａで検出し、永久磁石１５の動作状態に応じて光
学ヘッド１２の駆動力を与える構成とすることにより、
簡単な構成で安定した光学ヘッドの移動が行える。
報記録再生装置において、光学ヘッドの移動時の駆動手
段から光学ヘッドに加わる不要な振動によって発生する
光学ヘッドのトラッキング制御の不安定さを解決し、簡
単な構成で安定した光学ヘッドの移動が行えるようにす
ることを目的とする。 【構成】 光学ヘッド１２の駆動手段であるステッピン
グモータ１３のステータに駆動用コイル１６と検出用コ
イル１６Ａを備え、ステッピングモータ１３のロータの
永久磁石１５の動作状態に応じた逆起電力を検出用コイ
ル１６Ａで検出し、永久磁石１５の動作状態に応じて光
学ヘッド１２の駆動力を与える構成とすることにより、
簡単な構成で安定した光学ヘッドの移動が行える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータを使
用し、光学的に情報の記録再生を行う情報記録再生装置
に関するものである。
用し、光学的に情報の記録再生を行う情報記録再生装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の情報記録再生装置を図３に示す。
図３は従来の情報記録再生装置の要部側面断面図であ
る。図３において１は情報を記録するディスク、２は情
報を記録再生する光学ヘッド、３は光学ヘッド２を駆動
させるステッピングモータ、４はステッピングモータ３
の発生する駆動力を光学ヘッド２に伝達するためのリー
ドスクリュウ、５はステッピングモータ３のロータを構
成する永久磁石、６はステッピングモータ３のステータ
を構成する駆動用コイル、７は駆動用コイル６の内周方
向にあって駆動用コイル６の発生する磁界を伝達する磁
性体である。
図３は従来の情報記録再生装置の要部側面断面図であ
る。図３において１は情報を記録するディスク、２は情
報を記録再生する光学ヘッド、３は光学ヘッド２を駆動
させるステッピングモータ、４はステッピングモータ３
の発生する駆動力を光学ヘッド２に伝達するためのリー
ドスクリュウ、５はステッピングモータ３のロータを構
成する永久磁石、６はステッピングモータ３のステータ
を構成する駆動用コイル、７は駆動用コイル６の内周方
向にあって駆動用コイル６の発生する磁界を伝達する磁
性体である。
【０００３】以上のように構成された情報記録再生装置
の動作について説明する。ディスク１内の複数にわたる
情報トラック（図示せず）間の位置への移動をともない
情報を記録再生するには、前記情報トラックに光学ヘッ
ド２が追従するトラッキング制御を解除し、光学ヘッド
２にステッピングモータ３より駆動力を与え、光学ヘッ
ド２を移動させ情報の記録再生を行う。大量の情報量を
持つディスク１から情報を記録再生する速度は、光学ヘ
ッド２を移動させる駆動力に比例して速くなる。またデ
ィスク１内で連続した情報トラック間の情報を記録再生
するときは光学ヘッド２は情報トラックに追従するトラ
ッキング制御を行った状態で、ステッピングモータ３よ
り光学ヘッド２に駆動力を与え隣接する情報トラックに
相当する量の移動を行う。
の動作について説明する。ディスク１内の複数にわたる
情報トラック（図示せず）間の位置への移動をともない
情報を記録再生するには、前記情報トラックに光学ヘッ
ド２が追従するトラッキング制御を解除し、光学ヘッド
２にステッピングモータ３より駆動力を与え、光学ヘッ
ド２を移動させ情報の記録再生を行う。大量の情報量を
持つディスク１から情報を記録再生する速度は、光学ヘ
ッド２を移動させる駆動力に比例して速くなる。またデ
ィスク１内で連続した情報トラック間の情報を記録再生
するときは光学ヘッド２は情報トラックに追従するトラ
ッキング制御を行った状態で、ステッピングモータ３よ
り光学ヘッド２に駆動力を与え隣接する情報トラックに
相当する量の移動を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、任意の位置への移動と、隣接位置への移動に対
して同じ駆動力をステッピングモータ３より光学ヘッド
２に与える構成となっている。したがって任意の位置へ
の光学ヘッド２の移動させる高速駆動のため大きな駆動
力が隣接する位置への移動時にも光学ヘッド２に加わる
ため、光学ヘッド２が目標の隣接情報トラックから行き
過ぎてしまうことや、光学ヘッド２に不要な振動が光学
ヘッド２に外乱として加わり、光学ヘッド２のトラッキ
ング制御に悪影響を与え、目標の情報トラックに移動で
きないことや、正確に情報の記録再生することができな
かった。
成では、任意の位置への移動と、隣接位置への移動に対
して同じ駆動力をステッピングモータ３より光学ヘッド
２に与える構成となっている。したがって任意の位置へ
の光学ヘッド２の移動させる高速駆動のため大きな駆動
力が隣接する位置への移動時にも光学ヘッド２に加わる
ため、光学ヘッド２が目標の隣接情報トラックから行き
過ぎてしまうことや、光学ヘッド２に不要な振動が光学
ヘッド２に外乱として加わり、光学ヘッド２のトラッキ
ング制御に悪影響を与え、目標の情報トラックに移動で
きないことや、正確に情報の記録再生することができな
かった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、光学ヘッドの駆動手段のステッピングモー
タのステータであるコイルを少なくとも２個以上備え、
任意の位置、つまり大きな距離の光学ヘッドの移動時に
は、全てのコイルを駆動力発生用とし、隣接位置、つま
りトラッキング制御状態での光学ヘッドの移動時には少
なくとも１つのコイルを駆動力の検出用とする構成を有
している。
に本発明は、光学ヘッドの駆動手段のステッピングモー
タのステータであるコイルを少なくとも２個以上備え、
任意の位置、つまり大きな距離の光学ヘッドの移動時に
は、全てのコイルを駆動力発生用とし、隣接位置、つま
りトラッキング制御状態での光学ヘッドの移動時には少
なくとも１つのコイルを駆動力の検出用とする構成を有
している。
【０００６】
【作用】この構成によって、任意の位置への光学ヘッド
の移動時には駆動力を減少することなく、高速に光学ヘ
ッドを移動することができ、隣接位置への移動時には光
学ヘッドのトラッキング制御にステッピングモータから
の不要な振動が発生しないようにその駆動力を検出用の
コイルで検出するため、ステッピングモータに印加する
電流を制限することが可能となり、さらに最適な駆動力
を光学ヘッドに印加することができる。
の移動時には駆動力を減少することなく、高速に光学ヘ
ッドを移動することができ、隣接位置への移動時には光
学ヘッドのトラッキング制御にステッピングモータから
の不要な振動が発生しないようにその駆動力を検出用の
コイルで検出するため、ステッピングモータに印加する
電流を制限することが可能となり、さらに最適な駆動力
を光学ヘッドに印加することができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明の一実施例の要部構成
図、図２は同じく要部側面図である。図１，図２におい
て１１は情報記録媒体としてのディスク、１２は光学ヘ
ッド、１３は光学ヘッド１２を任意の位置に移動するス
テッピングモータ、１４は光学ヘッド１２にステッピン
グモータ１３の発生する駆動力を伝達するリードスクリ
ュウ、１５はステッピングモータ１３のロータである永
久磁石、１６はステッピングモータ１３のステータであ
る駆動用コイル、１６Ａはステッピングモータ１３のス
テータと同じ位置に構成された検出用コイル、１７は駆
動用コイル１６，検出用コイル１６Ａの内周方向にあっ
て駆動用コイル１６の発生する磁界を伝達する磁性体で
ある。
ながら説明する。図１は本発明の一実施例の要部構成
図、図２は同じく要部側面図である。図１，図２におい
て１１は情報記録媒体としてのディスク、１２は光学ヘ
ッド、１３は光学ヘッド１２を任意の位置に移動するス
テッピングモータ、１４は光学ヘッド１２にステッピン
グモータ１３の発生する駆動力を伝達するリードスクリ
ュウ、１５はステッピングモータ１３のロータである永
久磁石、１６はステッピングモータ１３のステータであ
る駆動用コイル、１６Ａはステッピングモータ１３のス
テータと同じ位置に構成された検出用コイル、１７は駆
動用コイル１６，検出用コイル１６Ａの内周方向にあっ
て駆動用コイル１６の発生する磁界を伝達する磁性体で
ある。
【０００８】以上のように構成された情報記録再生装置
の動作について説明する。任意の位置への光学ヘッド１
２の移動時、つまり複数の情報トラックにおよぶ移動時
には、ステッピングモータ１３より光学ヘッド１２に駆
動力を与えるとき、駆動用コイル１６と検出用コイル１
６Ａに同時に同じ電流を駆動回路（図示せず）から与え
ることで、駆動力を発生し、光学ヘッド１２を任意の位
置へ移動させる。また隣接した位置への移動時には、ス
テッピングモータ１３内の駆動用コイル１６のみに駆動
回路から電流を与え、検出用コイル１６Ａには与えな
い。駆動用コイル１６に電流を与え永久磁石１５が回転
し発生磁界が変化することにより、検出用コイル１６Ａ
には永久磁石１５の変化に応じた逆起電力が発生し、駆
動回路は検出された逆起電力に応じて駆動用コイル１６
に加える電流を、光学ヘッド１２が目標の隣接した情報
トラックへ正確に移動するだけの駆動力を発生するよう
に制限し、光学ヘッド１２を移動する。
の動作について説明する。任意の位置への光学ヘッド１
２の移動時、つまり複数の情報トラックにおよぶ移動時
には、ステッピングモータ１３より光学ヘッド１２に駆
動力を与えるとき、駆動用コイル１６と検出用コイル１
６Ａに同時に同じ電流を駆動回路（図示せず）から与え
ることで、駆動力を発生し、光学ヘッド１２を任意の位
置へ移動させる。また隣接した位置への移動時には、ス
テッピングモータ１３内の駆動用コイル１６のみに駆動
回路から電流を与え、検出用コイル１６Ａには与えな
い。駆動用コイル１６に電流を与え永久磁石１５が回転
し発生磁界が変化することにより、検出用コイル１６Ａ
には永久磁石１５の変化に応じた逆起電力が発生し、駆
動回路は検出された逆起電力に応じて駆動用コイル１６
に加える電流を、光学ヘッド１２が目標の隣接した情報
トラックへ正確に移動するだけの駆動力を発生するよう
に制限し、光学ヘッド１２を移動する。
【０００９】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明は、ステッピングモータのステータであるコイル
を少なくとも２分割し、１つを検出用コイルとすること
で、隣接する情報トラックへの光学ヘッドの移動時に光
学ヘッドに与える駆動力の最適化を可能とした。このた
め光学ヘッドのトラッキング制御へ不要な振動を与える
ことがなく、また目標位置に正確に移動することができ
るのみならず、検出用コイルは大きな移動時には駆動用
コイルとして動作するため、装置の記録再生動作の高速
性をも可能とした優れた情報記録再生装置を実現するこ
とができるものである。
本発明は、ステッピングモータのステータであるコイル
を少なくとも２分割し、１つを検出用コイルとすること
で、隣接する情報トラックへの光学ヘッドの移動時に光
学ヘッドに与える駆動力の最適化を可能とした。このた
め光学ヘッドのトラッキング制御へ不要な振動を与える
ことがなく、また目標位置に正確に移動することができ
るのみならず、検出用コイルは大きな移動時には駆動用
コイルとして動作するため、装置の記録再生動作の高速
性をも可能とした優れた情報記録再生装置を実現するこ
とができるものである。
【図１】本発明の一実施例における情報記録再生装置の
要部構成図
要部構成図
【図２】本発明の一実施例における要部側面図
【図３】従来の情報記録再生装置の要部側面図
１１ ディスク １２ 光学ヘッド １３ ステッピングモータ １４ リードスクリュウ １５ 永久磁石 １６ 駆動用コイル １６Ａ 検出用コイル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】情報を記録する媒体と、前記情報記録媒体
から情報を記録再生する記録再生手段と、前記記録再生
手段を前記情報記録媒体の任意の位置に移動する駆動手
段からなり、前記駆動手段に永久磁石によって構成する
第１の磁気回路と、少なくとも２個以上のコイルと磁性
体によって構成する第２の磁気回路を備え、前記第２の
磁気回路の少なくとも１個のコイルで前記第１の磁気回
路の動作状態を検出し、前記第１の磁気回路と前記第２
の磁気回路との相互作用によって発生する前記駆動手段
の駆動力を前記第１の磁気回路の動作状態に応じて発生
する構成とした情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16676491A JPH0512688A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16676491A JPH0512688A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512688A true JPH0512688A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15837276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16676491A Pending JPH0512688A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512688A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5642212A (en) * | 1993-02-03 | 1997-06-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus having a two-terminal device including a zinc sulfide layer and method for producing the same |
| US5734452A (en) * | 1994-09-26 | 1998-03-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Two-terminal non-linear resistive device and a method for producing the same in which nickel or iron is an impurity in the zinc sulfide layer |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16676491A patent/JPH0512688A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5642212A (en) * | 1993-02-03 | 1997-06-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus having a two-terminal device including a zinc sulfide layer and method for producing the same |
| US5663020A (en) * | 1993-02-03 | 1997-09-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus having a two-terminal device including a zinc sulfide layer and a method for producing the same |
| US5734452A (en) * | 1994-09-26 | 1998-03-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Two-terminal non-linear resistive device and a method for producing the same in which nickel or iron is an impurity in the zinc sulfide layer |
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