JP2002358772A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002358772A
JP2002358772A JP2001166607A JP2001166607A JP2002358772A JP 2002358772 A JP2002358772 A JP 2002358772A JP 2001166607 A JP2001166607 A JP 2001166607A JP 2001166607 A JP2001166607 A JP 2001166607A JP 2002358772 A JP2002358772 A JP 2002358772A
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JP
Japan
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spindle motor
optical
optical disk
motor driver
driver
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JP2001166607A
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English (en)
Inventor
Taizo Kusano
泰三 草野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト、低コストで高いS/N比を有す
る光ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 光ピックアップ103と、スレッドモー
タ104と、スピンドルモータ102と、スレッドモー
タ駆動器111と、スピンドルモータ駆動器112とを
有し、スピンドルモータ102は面対向センサレス型と
し、かつスピンドルモータ駆動器112をパルス幅変調
として、スピンドルモータ駆動器112をピックアップ
モジュール113に実装したことを特徴とする光ディス
ク装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューター等
に接続し、光を使ってデータの記録・再生を行う光ディ
スク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置に用いられるスピ
ンドルモータは、一般に、周対向型センサ付きスピンド
ルモータが用いられてきた。また同時に、スピンドルモ
ータを駆動する駆動器(ドライバ)もまた、一般に、リ
ニア駆動方式のドライバで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、以下に示す問題点を有していた。図4に、従来
のスピンドルモータの構成図を示し、効率について考察
してみる。図4において、コイルA、Bは鉄心の周りに
銅線を巻いて生成した電機子コイルで、コイルA、Bに
対して、図に示す磁極位置にマグネットが周対向に位置
するする構成となっている。
【0004】ここで、コイルA、Bに矢印Iで示す方向
の電流を流すと、コイルA、Bには、フレミングの左手
の法則により、それぞれ矢印Fで示す方向に推力が発生
し、モータが駆動される。このような周対向型の構成
は、光ディスク用スピンドルモータの一般的な構成とな
っている。
【0005】しかし、モータ効率を高めるためにコイル
の巻数を多くとれば、逆にギャップh1が広くなって磁
界が弱くなりモータ効率が下がってしまうということ
で、構造的には簡単な構成で低コストで製造できるもの
の、効率上はあまり高効率が望めないという問題を有し
ている。
【0006】加えて、従来のスピンドルモータ駆動で
は、高価でかつスペース大なるホールセンサを使用した
駆動方式をとっているため、モータ単価大かつ体積大、
ひいてはそれを使った光ディスク装置も価格大かつ体積
大となっていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、スピンドルモータの超高効率化・コンパクト化・低
コスト化を図ることにより、超低消費・コンパクト・低
コストでS/Nの高い光ディスク装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、光ディスクに記録された情報を光学的に読
み取る光学系を有する光ピックアップと、光ピックアッ
プを移動させるためのスレッドモータと、光ディスクを
回転駆動するスピンドルモータと、スレッドモータを駆
動するスレッドモータ駆動器と、スピンドルモータを駆
動するスピンドルモータ駆動器とを有する光ディスク装
置であって、少なくとも光ピックアップとスピンドルモ
ータとが実装されたピックアップモジュールを有し、ス
ピンドルモータは面対向センサレス型とし、かつスピン
ドルモータ駆動器をパルス幅変調として、スピンドルモ
ータ駆動器をピックアップモジュールに実装したことを
特徴とする光ディスク装置、としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光ディスクに記録された情報を光学的に読み取る光
学系を有する光ピックアップと、光ピックアップを移動
させるためのスレッドモータと、光ディスクを回転駆動
するスピンドルモータと、スレッドモータを駆動するス
レッドモータ駆動器と、スピンドルモータを駆動するス
ピンドルモータ駆動器とを有する光ディスク装置であっ
て、少なくとも光ピックアップとスピンドルモータとが
実装されたピックアップモジュールを有し、スピンドル
モータは面対向センサレス型とし、かつスピンドルモー
タ駆動器をパルス幅変調として、スピンドルモータ駆動
器をピックアップモジュールに実装したことを特徴とす
る光ディスク装置、としたものである。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、スレッ
ドモータ駆動器をパルス幅変調として、スピンドルモー
タ駆動器とともにスレッドモータ駆動器をピックアップ
モジュールに実装したことを特徴とする請求項1記載の
光ディスク装置、としたものである。
【0011】いずれも、スピンドルモータの高効率化、
コンパクト化、低コスト化が図れるとともに、ノイズ発
生を抑止することができ、低消費、コンパクト、低コス
トでS/N比の高い光ディスク装置を提供することがで
きる。
【0012】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態における光ディスク装置の構成図を示す。図1におい
て、101は情報信号が線速度一定で記録されている光
ディスク、102は光ディスク101を搭載し回転する
FPコイル面対向型センサレススピンドルモータ、10
3は光ディスク101の記録面にレーザ光を集光させる
ための対物レンズと、これを光ディスク101の面に垂
直な方向(以下フォーカス方向と称す)や半径方向(以
下トラッキング方向と称す)に動かすためのアクチュエ
ータ(モータ)、および半導体レーザをはじめとする各
種プリズム、信号検出用ディテクタ、I/Vアンプ等の
光学系検出系が一体に構成されている光ピックアップ、
104は光ピックアップ103で対応できない可動範囲
のトラッキング、およびトラック間を大きく移動する際
(アクセス動作)に使われるスレッドモータ、105は
光ピックアップ103の出力からアナログRF信号を生
成するRF信号検出器、106はアナログRF信号から
ディジタルRF信号(データ信号)を生成するRF信号
スライサ、107はRF信号スライサ106の出力に対
して同期をかけるためのPLL(Phase Lock
ed Loop)回路、108はPLL回路107の出
力を使ってRF信号スライサ106の出力から再生デー
タを復調する復調器、109はRF信号検出器105に
て検出されたサーボ信号にもとづいてサーボ制御を行な
うサーボ制御器、110はサーボ制御器109の出力に
もとづいて各アクチュエータをリニア方式で駆動するリ
ニア方式アクチュエータ駆動器、111はサーボ制御器
109の出力にもとづいてスレッドモータ104を駆動
するリニア方式スレッドモータ駆動器、112はサーボ
制御器109の出力にもとづいてFPコイル面対向型セ
ンサレススピンドルモータ102をPWM(パルス幅変
調)駆動するPWM方式センサレススピンドルモータ駆
動器である。
【0013】ここで、点線で囲まれた113はFPコイ
ル面対向型センサレススピンドルモータ102と、光ピ
ックアップ103と、スレッドモータ104と、PWM
方式センサレススピンドルモータ駆動器112が搭載さ
れるサブ基板(フレキを含む)とが一体に構成されたピ
ックアップモジュールである。他方、114はメイン基
板内であることを示す。また、矢印は信号線のつながり
を示し、特に太線で示す矢印は大電流信号線のつながり
を示す。光ピックアップモジュール113とメイン基板
114間では、光学系検出系で検出された各種小信号が
光ピックアップモジュール113側からメイン基板11
4側へ渡され、各リニア方式駆動器で生成された各モー
タ駆動用電流信号とスピンドルモータ制御用の小信号が
メイン基板114側から光ピックアップモジュール11
3側へフレキ等の接続手段を通して受け渡される構成と
なっている。PWM方式センサレススピンドルモータ駆
動器112は光ピックアップモジュール113内のFP
コイル面対向型センサレススピンドルモータ102近辺
に実装され、スピンドルモータ駆動用大電流信号は極短
い距離で流れるようになっている。
【0014】図2に図1のスピンドルモータの構成図を
示し、その効率について考察してみる。図2において、
コイルA、コイルBはFP(フレキパターン)で構成さ
れた電機子コイルで、コイルA、Bに対して図に示す磁
極位置にマグネットが面対向に位置するする構成となっ
ている。
【0015】ここで、コイルA、Bに矢印Iで示す方向
の電流を流すと、コイルA、Bには、フレミングの左手
の法則により、それぞれ矢印Fで示す方向に推力が発生
し、モータが駆動される。
【0016】このような面対向型の構成では、通常、コ
イルAとコイルBの間にホールセンサが配置されるため
に、ギャップh2を狭くすることができず、高効率化を
図ることができなかった。しかし、磁極検出用のホール
センサを使用しないセンサレスのコイル駆動をし、か
つ、FPコイルタイプ、さらには面対向型とすること
で、ギャップh2を最小限に狭くすること(センサ高さ
が不要で、コイル厚もフレキパターン厚となるので≒
0)が可能となり、磁界が大幅に増強され、推力的に大
幅な高効率化を図ることが可能となる。
【0017】さらに、これにPWM駆動を加えること
で、機構的にも電機的にも高効率化を図ることが可能と
なる。ただし、従来のように大電流を長い距離に実装す
ると、スイッチングノイズを周りに伝播することとな
り、装置としてのS/N比の劣化を引き起こしてしま
う。しかし、本発明ではPWM方式スピンドルモータ駆
動器をピックアップモジュール内のスピンドルモータの
近辺に実装しているため、スイッチング大電流信号が流
れる区間が極狭い範囲に限られてループを構成する。
【0018】従って、他信号への誘導ノイズが発生せ
ず、スピンドルモータ駆動によるノイズ発生が抑制され
る。特に、高転送レート光ディスク装置においては従来
の低転送レート光ディスク装置に比べて、スピンドルモ
ータの消費電流が増加し、RF信号の帯域が広帯域化し
ているため、本発明による超低消費効果およびS/N確
保は大きな特性改善となる。以上のように、本発明を適
用することでスピンドルモータの超高効率化が図れると
ともに、再生特性が劣化しない光ディスク装置を構成す
ることが可能となる。
【0019】(実施の形態2)図3に本発明の実施の形
態における光ディスク装置の他の構成図を示す。図1に
対して、311のスレッドモータ駆動器をPWM方式と
し、かつ、PWM方式スレッドモータ駆動器311をP
WM方式センサレススピンドルモータ駆動器312とと
もに、ピックアップモジュール313内に実装する構成
をとっている。従って、ピックアップモジュール313
とメイン基板314間では、光学系検出系で検出された
各種小信号がピックアップモジュール313側からメイ
ン基板314側へ渡され、リニア方式アクチュエータ駆
動器310で生成されたアクチュエータ駆動用電流信号
とスレッドモータおよびスピンドルモータ制御用の小信
号がメイン基板314側からピックアップモジュール3
13側へフレキ等の接続手段を通して受け渡される構成
となっている。
【0020】PWM方式スレッドモータ駆動器311お
よびPWM方式センサレススピンドルモータ駆動器31
2はピックアップモジュール313内のFPコイル面対
向型センサレススピンドルモータ302近辺に実装さ
れ、スレッドモータ駆動用中電流信号およびスピンドル
モータ駆動用大電流信号は極短い距離で流れるようにな
っている。よって、実施の形態1で説明した理由によ
り、FPコイル面対向型センサレススピンドルモータ3
02の超高効率化、スレッドモータ104の高効率化と
ともにS/Nの確保が図れる。
【0021】以上のように、本発明を適用することでF
Pコイル面対向型センサレススピンドルモータ302お
よびスレッドモータ104を含めたモータ系の超高効率
化が図れるとともに、再生特性が劣化しない光ディスク
装置を構成することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スピンド
ルモータの超高効率化・コンパクト化・低コスト化が図
れるとともに、ノイズ発生を抑止できることで、超低消
費・コンパクト・低コストでS/Nの高い光ディスク装
置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ディスク装置の
構成図
【図2】図1のスピンドルモータの構成図
【図3】本発明の実施の形態における光ディスク装置の
他の構成図
【図4】従来のスピンドルモータの構成図
【符号の説明】
101 光ディスク 102 FPコイル面対向型センサレススピンドルモー
タ 103 光ピックアップ 104 スレッドモータ 105、305 RF信号検出器 106、306 RF信号スライサ 107、307 PLL回路 108、308 復調器 109、309 サーボ制御器 110、310 リニア方式アクチュエータ(ACT)
駆動器 111 リニア方式スレッドモータ(SLD)駆動器 112、312 PWM方式センサレススピンドルモー
タ(SP)駆動器 113、313 ピックアップモジュール 114、314 メイン基板 311 PWM方式スレッドモータ(SLD)駆動器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録された情報を光学的に読
    み取る光学系を有する光ピックアップと、前記光ピック
    アップを移動させるためのスレッドモータと、光ディス
    クを回転駆動するスピンドルモータと、前記スレッドモ
    ータを駆動するスレッドモータ駆動器と、前記スピンド
    ルモータを駆動するスピンドルモータ駆動器とを有する
    光ディスク装置であって、 少なくとも前記光ピックアップと前記スピンドルモータ
    とが実装されたピックアップモジュールを有し、前記ス
    ピンドルモータは面対向センサレス型とし、かつ前記ス
    ピンドルモータ駆動器をパルス幅変調として、前記スピ
    ンドルモータ駆動器を前記ピックアップモジュールに実
    装したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記スレッドモータ駆動器をパルス幅変調
    として、前記スピンドルモータ駆動器とともに前記スレ
    ッドモータ駆動器を前記ピックアップモジュールに実装
    したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
JP2001166607A 2001-06-01 2001-06-01 光ディスク装置 Pending JP2002358772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503668A (ja) * 2003-08-26 2007-02-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスク状光学データ担体のためのドライブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503668A (ja) * 2003-08-26 2007-02-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスク状光学データ担体のためのドライブ

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