JPH08263862A - 光ピックアップのアクチュエータ装置 - Google Patents
光ピックアップのアクチュエータ装置Info
- Publication number
- JPH08263862A JPH08263862A JP6616295A JP6616295A JPH08263862A JP H08263862 A JPH08263862 A JP H08263862A JP 6616295 A JP6616295 A JP 6616295A JP 6616295 A JP6616295 A JP 6616295A JP H08263862 A JPH08263862 A JP H08263862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical pickup
- holder
- track
- parts
- actuator device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ピックアップのアクチュエ−タ装置に関
し、トラックコイルが配置されている梁部の剛性を増
し、梁部の共振周波数を高くして光ピックアップが高速
化してもトラック追従制御が可能となるようにする。 【構成】 ホルダ2の開口4の中央部付近に梁部5を支
持する支持部13を設けることにより梁部5の剛性を増
し、梁部5の共振周波数を高くする。そして分割された
各領域にそれぞれ先端が分割された内ヨ−ク7が挿入配
置されている。また、トラックコイル6は、分割された
内ヨ−ク7の前面にそれぞれ位置するように配置されて
いる。
し、トラックコイルが配置されている梁部の剛性を増
し、梁部の共振周波数を高くして光ピックアップが高速
化してもトラック追従制御が可能となるようにする。 【構成】 ホルダ2の開口4の中央部付近に梁部5を支
持する支持部13を設けることにより梁部5の剛性を増
し、梁部5の共振周波数を高くする。そして分割された
各領域にそれぞれ先端が分割された内ヨ−ク7が挿入配
置されている。また、トラックコイル6は、分割された
内ヨ−ク7の前面にそれぞれ位置するように配置されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の記録媒体
に光スポットを投影して、光学的に情報を記録/再生を
するディスクプレ−ヤの光ピックアップのアクチュエ−
タ装置に関するものである。
に光スポットを投影して、光学的に情報を記録/再生を
するディスクプレ−ヤの光ピックアップのアクチュエ−
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスクプレ−ヤの高機能化、低
価格化に伴い、光ピックアップのアクチュエ−タ装置に
もその要求が高まってきた。
価格化に伴い、光ピックアップのアクチュエ−タ装置に
もその要求が高まってきた。
【0003】以下に従来の光ピックアップのアクチュエ
−タ装置について説明する。図2は従来の光ピックアッ
プのアクチュエ−タ装置の平面図、図3は従来の光ピッ
クアップのアクチュエ−タ装置の斜視図を示すものであ
る。対物レンズ1はホルダ2に接着固定されており、そ
のホルダ2には対物レンズ1の両側に位置するように開
口4が設けられている。このホルダ2の側面にはフォ−
カスコイル3が巻装されており、またホルダ2の両側面
に開口4により形成された梁部5上に2対のトラックコ
イル6が接着固定されている。開口4内に内ヨ−ク7が
配置され、ホルダ2の両外側には内ヨ−ク7にフォ−カ
スコイル3とトラックコイル6を挟んで対向するように
マグネット8と外ヨ−ク9が配置されている。一端が固
定部に固定された4本のワイヤ10はプリント基板11
を介して半田12によりフォ−カスコイル3とトラック
コイル6に電気的に接続されている。このワイヤ10に
電流が印加されることにより、フォ−カスコイル3とト
ラックコイル6に電流が流れて内ヨ−ク7とマグネット
8の間の磁力に作用し、ホルダ2がフォ−カス、トラッ
ク方向に駆動される。
−タ装置について説明する。図2は従来の光ピックアッ
プのアクチュエ−タ装置の平面図、図3は従来の光ピッ
クアップのアクチュエ−タ装置の斜視図を示すものであ
る。対物レンズ1はホルダ2に接着固定されており、そ
のホルダ2には対物レンズ1の両側に位置するように開
口4が設けられている。このホルダ2の側面にはフォ−
カスコイル3が巻装されており、またホルダ2の両側面
に開口4により形成された梁部5上に2対のトラックコ
イル6が接着固定されている。開口4内に内ヨ−ク7が
配置され、ホルダ2の両外側には内ヨ−ク7にフォ−カ
スコイル3とトラックコイル6を挟んで対向するように
マグネット8と外ヨ−ク9が配置されている。一端が固
定部に固定された4本のワイヤ10はプリント基板11
を介して半田12によりフォ−カスコイル3とトラック
コイル6に電気的に接続されている。このワイヤ10に
電流が印加されることにより、フォ−カスコイル3とト
ラックコイル6に電流が流れて内ヨ−ク7とマグネット
8の間の磁力に作用し、ホルダ2がフォ−カス、トラッ
ク方向に駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、駆動力を確保するために内ヨ−ク7とマグ
ネット8の間の間隔を狭くして磁力を増加させるため、
ホルダ2の梁部5の厚みを薄くする必要がある。そのた
めにホルダ2の梁部5が図2に示す如くたわみ、共振が
発生する。この共振は10kHz程度の周波数で発生
し、光ピックアップが標準速仕様では問題なかったが、
光ピックアップが倍速、4倍速と高速度になるにつれて
トラック制御のゲインを高くする必要があるが、このよ
うな低い周波数で共振が発生すると、ゲインを高くする
ことが出来なくなりトラック追従制御が困難になる。ま
た、図4に示す如く梁部5をなくす特開平−26064
0の方法があるが、このような場合においては、フォ−
カスコイル3にトラックコイル6を接着固定するが、フ
ォ−カスコイル3がトラックコイル6より幅が狭く、取
付時の位置決めが困難なため接着固定の不良が多発して
いる。
の構成では、駆動力を確保するために内ヨ−ク7とマグ
ネット8の間の間隔を狭くして磁力を増加させるため、
ホルダ2の梁部5の厚みを薄くする必要がある。そのた
めにホルダ2の梁部5が図2に示す如くたわみ、共振が
発生する。この共振は10kHz程度の周波数で発生
し、光ピックアップが標準速仕様では問題なかったが、
光ピックアップが倍速、4倍速と高速度になるにつれて
トラック制御のゲインを高くする必要があるが、このよ
うな低い周波数で共振が発生すると、ゲインを高くする
ことが出来なくなりトラック追従制御が困難になる。ま
た、図4に示す如く梁部5をなくす特開平−26064
0の方法があるが、このような場合においては、フォ−
カスコイル3にトラックコイル6を接着固定するが、フ
ォ−カスコイル3がトラックコイル6より幅が狭く、取
付時の位置決めが困難なため接着固定の不良が多発して
いる。
【0005】本発明は上記問題点に着目したもので、小
型、高性能の光ピックアップのアクチュエ−タ装置を提
供することを目的とする。
型、高性能の光ピックアップのアクチュエ−タ装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ピックアップのアクチュエ−タ装置は、ホ
ルダの開口の中央部付近に支持部を設け開口を2つ以上
の領域に分割した構成を有していることを特徴としてい
る。
に本発明の光ピックアップのアクチュエ−タ装置は、ホ
ルダの開口の中央部付近に支持部を設け開口を2つ以上
の領域に分割した構成を有していることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】上記構成によって、梁部の厚みを薄くしても支
持部の剛性が増し梁部の共振周波数が高くなるためトラ
ック制御ゲインを高くすることができ、光ピックアップ
が高速化してもトラック追従制御が行えるようになる。
持部の剛性が増し梁部の共振周波数が高くなるためトラ
ック制御ゲインを高くすることができ、光ピックアップ
が高速化してもトラック追従制御が行えるようになる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。図1において図2、図3に示した従
来例と同一の構成部品には同一の符号を付している。従
来例との差異は、開口4を2つ以上の領域(実施例は2
つの場合を示している)に分割するように開口4の中央
部付近に梁部5を支持する支持部13を設けることによ
り、梁部5の剛性を増して梁部5の共振周波数を高くし
ている点にある。そして分割された各領域にそれぞれ先
端が分割された内ヨ−ク7が挿入配置されている。ま
た、トラックコイル6は、分割された内ヨ−ク7の前面
にそれぞれ位置するように配置されている。
しながら説明する。図1において図2、図3に示した従
来例と同一の構成部品には同一の符号を付している。従
来例との差異は、開口4を2つ以上の領域(実施例は2
つの場合を示している)に分割するように開口4の中央
部付近に梁部5を支持する支持部13を設けることによ
り、梁部5の剛性を増して梁部5の共振周波数を高くし
ている点にある。そして分割された各領域にそれぞれ先
端が分割された内ヨ−ク7が挿入配置されている。ま
た、トラックコイル6は、分割された内ヨ−ク7の前面
にそれぞれ位置するように配置されている。
【0009】このようにホルダの開口4の中央部付近に
支持部13を設け開口を2つ以上の領域に分割した構成
にすることにより、梁部5の剛性が増し、梁部5の共振
周波数が30kHzまで高くなりトラック制御ゲインを
高くすることができ、光ピックアップが高速化してもト
ラック追従制御が行えるようになる。なお、支持部13
を設けたために内ヨ−ク7の中央部を切欠くので、フォ
−カスの駆動力は従来に比較して5%程低下するが分割
された内ヨーク7の前面にそれぞれ位置するようにトラ
ックコイル6を配置すれば、逆にトラッキング方向の駆
動力は従来に比較して10%程増加させることができ
る。
支持部13を設け開口を2つ以上の領域に分割した構成
にすることにより、梁部5の剛性が増し、梁部5の共振
周波数が30kHzまで高くなりトラック制御ゲインを
高くすることができ、光ピックアップが高速化してもト
ラック追従制御が行えるようになる。なお、支持部13
を設けたために内ヨ−ク7の中央部を切欠くので、フォ
−カスの駆動力は従来に比較して5%程低下するが分割
された内ヨーク7の前面にそれぞれ位置するようにトラ
ックコイル6を配置すれば、逆にトラッキング方向の駆
動力は従来に比較して10%程増加させることができ
る。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の光ピックアップの
アクチュエータ装置は、梁部を支持する支持部を設ける
という簡単な構成により、梁部の剛性が増加し、梁部の
共振周波数が高くなり、トラック制御ゲインを高くする
ことができ、光ピックアップが高速化しても良好なトラ
ック追従制御が行えるものである。
アクチュエータ装置は、梁部を支持する支持部を設ける
という簡単な構成により、梁部の剛性が増加し、梁部の
共振周波数が高くなり、トラック制御ゲインを高くする
ことができ、光ピックアップが高速化しても良好なトラ
ック追従制御が行えるものである。
【図1】本発明の光ピックアップのアクチュエ−タ装置
の一実施例を示す斜視図
の一実施例を示す斜視図
【図2】従来の光ピックアップのアクチュエ−タ装置の
一例を示す平面図
一例を示す平面図
【図3】従来の光ピックアップのアクチュエ−タ装置の
斜視図
斜視図
【図4】他の従来の光ピックアップのアクチュエ−タ装
置の斜視図
置の斜視図
1 対物レンズ 2 ホルダ 3 フォ−カスコイル 4 開口 5 梁部 6 トラックコイル 7 内ヨ−ク 8 マグネット 9 外ヨ−ク 10 ワイヤ 13 支持部
Claims (2)
- 【請求項1】中央部に対物レンズを保持し、上記対物レ
ンズの両側にそれぞれ開口が形成されたホルダと、上記
ホルダの側面に巻装されたフォ−カスコイルと、上記開
口により上記ホルダに形成された梁部にそれぞれ取付け
られたトラックコイルと、上記開口内に配置された内側
ヨ−クと、上記内側ヨ−クと上記トラックコイルを挟ん
で対向するように上記ホルダの外側に配置された磁石よ
りなる光ピックアップのアクチュエ−タ装置において、
上記開口を2以上の領域に分割するように上記梁部を支
持する支持部を有し、上記各領域にそれぞれ上記内側ヨ
−クを配置したことを特徴とする光ピックアップのアク
チュエ−タ装置。 - 【請求項2】開口は2つの領域に分割されており、その
領域にそれぞれ挿入配置された内側ヨ−クに対向する梁
部にそれぞれトラックコイルを取付けた請求項1記載の
光ピックアップのアクチュエ−タ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6616295A JPH08263862A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 光ピックアップのアクチュエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6616295A JPH08263862A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 光ピックアップのアクチュエータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08263862A true JPH08263862A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13307887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6616295A Pending JPH08263862A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 光ピックアップのアクチュエータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08263862A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494468B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2005-06-10 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업 |
KR100601631B1 (ko) * | 2000-02-22 | 2006-07-14 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 조립체 |
JP2007179663A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ駆動装置 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP6616295A patent/JPH08263862A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100601631B1 (ko) * | 2000-02-22 | 2006-07-14 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 조립체 |
KR100494468B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2005-06-10 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업 |
JP2007179663A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ駆動装置 |
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