JP2003339106A - 柱状物構造 - Google Patents

柱状物構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電柱を土質に影響を受けずに容易に立設でき
るようにする。 【解決手段】 電柱等の柱状物の立設される地面に設け
られた穴の底部にアンカを埋設し、そのアンカの上端部
にその柱状物の底部を挿入する筒状体を設け、その筒状
体の中にその柱状物を立設することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に立設される
電柱等の柱状物構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電柱等の柱状物(以下、電柱で説
明する。)を地面に立設するには、穴堀建柱車により電
柱の立設箇所の地面に所定深さの穴を掘り、その掘られ
た穴の中に電柱の下端部(基部)を挿入して行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の柱状物構造は、電柱の立設箇所の地面に所定深さの
穴を掘り、その掘られた穴に電柱の下端部を挿入して立
設するため、地質の性質によっては、立設された電柱が
不安定になることがあった。また、電柱の取替えの必要
が生じたときは、その都度、所定深さの穴を掘らなけれ
ばならないという面倒があった。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、立設された電
柱等の柱状物の安定性を高めることができるとともに、
その柱状物の交換を容易にすることのできる柱状物構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る柱状物構造
は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明
は、電柱等の柱状物の立設される地面に設けられた穴の
底部にアンカを埋設し、そのアンカの上端部にその柱状
物の底部を挿入する筒状体を設け、その筒状体の中にそ
の柱状物を立設することを特徴としている。本発明の請
求項2に記載の柱状物構造は、筒状体はアンカの上部に
設けられたつば部に載置されるものであることを特徴と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る柱状
物構造の一部を断面で示した正面図、図2は、その分解
斜視図である。図1中、1は、本発明の柱状物に当る電
線や電話線を張設するためのコンクリート製の電柱であ
って、所定の長さ(高さ)を有し、地面Gに立設されて
いる。
【0007】図中、10はアンカであって、本出願人
が、先に、特開2000−1850号、同2001−5
9221号、同2001−182058号等で提案して
いる地中アンカと同様のものである。このアンカ10
は、鋳鉄製からなり、先細りの軸部11の周囲に螺旋状
の掘削刃12が所定の間隔を保って複数個(図示の例で
は3個)設けられている。これら掘削刃12,12…の
うち、最も大きな掘削刃12の直径は、電柱1の直径よ
りも少し大きく決められている。そして、その軸部11
の上端側(先細りと反対側)には、電柱1の太さよりも
少し大きいフランジ13が設けられているとともに、そ
のフランジ13の上側中央部には、アンカ10を地面G
に埋設するときの工具(穴堀建柱車の回転部)に接続す
るための角柱部14が設けられている。
【0008】上記アンカ10の先細りの先端部には、硬
質の地面Gにも対処できるように、超硬金属からなるド
リル部を設けることもでき、また、掘削刃12の外周を
尖鋭に形成するようにしてもよい。また、軸部11の長
さ及び掘削刃12の個数は、地面Gの性情によって適宜
決めることができる。
【0009】図中、20は、鋼製の上部開口,下部有底
の筒状体であって、その筒状体20の内部の空間形状
は、電柱の下部が挿入できる大きさに形成されている。
そして、この筒状体20の長さ(長手方向の長さ)は、
電柱1を地面Gに埋設する深さに相当するように構成さ
れていて、通常、2mの長さに形成されている。この筒
状体20の底には、アンカ10の角柱部14が貫通する
孔21が設けられている。
【0010】以下、上記構成からなる柱状物構造の施工
手順について説明する。先ず、図示しない穴掘建柱車の
回転部の先端には、図2に示される棒状の工具aが装着
される。この工具aは、本出願人が特開2001−27
1345号等で示したもので、棒状の先端部(図2にお
いて省略されている上端部)は、穴掘建柱車の回転部に
装着されている。そして、工具aの下部下端には、アン
カ10の角柱部14が挿入される角穴a′が設けられて
いる。したがって、この角穴a′にアンカ10の角柱部
14を挿入し、図示しないピンを工具a及び角柱部14
に設けられている貫通穴に貫通させると、工具aとアン
カ10とが連結される。
【0011】次いで、アンカ10の先端が電柱1を立設
する地面Gの所定の位置に合わせられる。そして、その
アンカ10を押圧しながら穴掘建柱車の回転部を回転さ
せると、アンカ10は地面Gに埋設される。アンカ10
のフランジ13の位置がほぼ地面Gの位置になったとこ
ろで、一旦、アンカ10の埋設が中止され、ピンが抜か
れてアンカ10から工具aが外される。この状態におい
て、アンカ10は、フランジ13よりも下側の部分が地
中にあるので、地面Gに対して十分に安定した状態で埋
設されている。
【0012】アンカ10がフランジ13の位置まで地面
Gに埋設され、工具aが外された後、アンカ10のフラ
ンジ13上には、筒状体20が載置される。この筒状体
20のフランジ13への載置は、有底部を下にしてその
底部に設けられている孔21に角柱部14を貫通させて
行われる。フランジ13上に筒状体20が載置された
後、筒状体20内に位置している角柱部14には、工具
aの下部下端に設けられている角穴a′が挿入される。
そして、アンカ10を押圧しながら穴掘建柱車の回転部
を回転させると、アンカ10及び筒状体20は、地面G
の中へ嵌入される。この穴掘建柱車の回転部の押圧回転
により、筒状体20の上端位置が地面Gの表面より少し
低い位置まで嵌入されたときに、穴掘建柱車の回転部の
回転は停止されるとともに、工具aが筒状体20の内部
(角柱部14)から抜き取られる。筒状体20から工具
aが抜き取られた後、その筒状体20には、電柱1の下
端部が挿入されて電柱1の立設が終了となる。
【0013】上述のように、筒状体20の下部には、ア
ンカ10が埋設されているので、電柱1の下部を強固に
支持することができる。また、電柱1の挿入される穴の
内壁は、筒状体20で保護されているので、電柱1の立
設される土質に影響を受けずに電柱1を容易に立設する
ことができるとともに、電柱1の交換も容易に行うこと
ができる特長がある。
【0014】なお、上述の例では、電柱1は、電線や電
話線用としたが、信号機用の電柱や道路標識等のポール
等であってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の柱状物構造
は、電柱等の柱状物の立設される地面に設けられた穴の
底部にアンカを埋設し、そのアンカの上端部にその柱状
物の底部を挿入する筒状体を設け、その筒状体の中にそ
の柱状物を立設するので、柱状物の下部を強固に支持す
ることができる。また、柱状物の挿入される穴の内壁
は、筒状体で保護されているので、柱状物の立設される
土質に影響を受けずに柱状物を容易に立設することがで
きるとともに、柱状物の交換も容易に行うことができ
る。本発明の請求項2に記載の柱状物構造は、筒状体は
アンカの上部に設けられたつば部に載置されるので、筒
状体をアンカと容易に一体化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る柱状物構造の一部
を断面で示した正面図である。
【図2】アンカ及び筒状体の斜視図である。
【符号の説明】
1 電柱(柱状物) 10 アンカ 20 筒状体 G 地面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電柱等の柱状物の立設される地面に設け
    られた穴の底部にアンカを埋設し、そのアンカの上端部
    にその柱状物の底部を挿入する筒状体を設け、その筒状
    体の中にその柱状物を立設することを特徴とする柱状物
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の柱状物構造において、
    筒状体はアンカの上部に設けられたつば部に載置される
    ものであることを特徴とする柱状物構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336382A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電柱建て工法
CN109244930A (zh) * 2018-09-25 2019-01-18 四川知创知识产权运营有限公司 一种可作为临时侧拉地锚的电力检修辅助装置
JP2022530697A (ja) * 2020-12-16 2022-06-30 中▲鉄▼九局集▲団▼▲電▼▲務▼工程有限公司 崩壊区間用電柱組立装置及び施工方法

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