JP3396812B2 - 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法 - Google Patents

地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法

Info

Publication number
JP3396812B2
JP3396812B2 JP2000100697A JP2000100697A JP3396812B2 JP 3396812 B2 JP3396812 B2 JP 3396812B2 JP 2000100697 A JP2000100697 A JP 2000100697A JP 2000100697 A JP2000100697 A JP 2000100697A JP 3396812 B2 JP3396812 B2 JP 3396812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
core
pole
hole
mortar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000100697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001279690A (ja
Inventor
和夫 松永
Original Assignee
和夫 松永
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和夫 松永 filed Critical 和夫 松永
Priority to JP2000100697A priority Critical patent/JP3396812B2/ja
Publication of JP2001279690A publication Critical patent/JP2001279690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396812B2 publication Critical patent/JP3396812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Foundations (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路標識柱、車
止め柱、ガードレール柱等の地上柱を取り付ける地中基
礎の施工に使用する地中基礎施工用資材、並びにこの資
材を使用して施工した地中基礎及びその施工方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】舗装路に道路標識柱、車止め柱、ガード
レール柱等の地上柱を立てる地中基礎を施工する場合、
従来は、例えば、次のような手順で施工している。
【0003】(1)面舗装路であれば、これをコンクリ
ートカッター等で大きく四角形に切断して除去し、レン
ガ舗装路であれば、レンガを広い範囲にわたってはがし
て穴を掘る。
【0004】(2)穴にコンクリートの型枠を設置す
る。
【0005】(3)型枠の中に地上柱を立て、倒れない
ように仮枠で支持して型枠内にコンクリートを打設す
る。
【0006】(4)コンクリート固化後、仮枠と型枠を
撤去して、表面仕上げをする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の地上柱
の施工方法にあっては、舗装路を広い範囲にわたって掘
り下げて大きな穴をあけなければならないから、次のよ
うな問題がある。
【0008】(1)穴掘りに時間と労力がかかる。
【0009】(2)地上柱を立てたあとの穴の修復作業
が面倒で時間と労力と費用がかかる。
【0010】(3)穴の修復後の舗装路面が大きくなっ
て、周囲のそれと整合しなくなり、路面の外観美が低下
する。
【0011】(4)狭隘な場所での地上柱の施工が困難
である。
【0012】この発明は、このような従来の問題点を解
決することができる地中基礎施工用資材、並びに地中基
礎及びその施工方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)この発明が提供す
る地中基礎施工用資材は、下半部に長さ方向の切割りに
よって分割した複数の脚部を有し、各脚部の内面に内側
へ突出し下方に向って次第に高くなっているリブを有
し、壁部に多数の穴を有するパイプと、パイプに丁度嵌
まる大きさを有し、上面側に凹部を有するコアと、パイ
プに嵌めてその下端部に挿入したコアの凹部に下端部を
位置決めして立ち上げる、パイプより長いポールとより
構成されている。
【0014】前記コアの凹部の底部に雌ねじ穴を設けた
コアと、前記ポールの下端部に前記雌ねじ穴に螺合する
第1雄ねじ部を、下端部にナットを螺合して地上柱を取
り付ける第2雄ねじ部をそれぞれ設けたポールも、この
発明の地中基礎施工用資材として使用することができ
る。
【0015】(2)この発明が提供する地中基礎は、下
半部に長さ方向の切割りによって分割した複数の脚部を
有し、各脚部の内面に内側へ突出し下方に向って次第に
高くなっているリブを有し、壁部に多数の穴を有するパ
イプと、パイプに丁度嵌まる大きさを有し、上面側に凹
部を有するコアと、パイプに嵌めてその下端部に挿入し
たコアの凹部に下端部を位置決めして立ち上げる、パイ
プより長いポールとを使用して施工された地中基礎であ
って、地盤を掘削して設けた掘削穴に脚部を下にして挿
入したパイプと、パイプの中に充填したモルタルを、コ
アで押し下げて、パイプの穴とコアで押し広げた脚部の
間とからパイプの外に押し出すことによって、掘削穴と
パイプの間に充填したモルタルと、モルタルをパイプの
外に押し出してパイプの下端部に到達したコアの凹部で
下端部を位置決めして立ち上げたポールと、パイプとポ
ールの間に充填したモルタルとよりなるものである。
【0016】前記コアに代えて、その凹部の底部に雌ね
じ穴を設けたコアを使用し、前記ポールに代えて、その
下端部に前記雌ねじ穴に螺合する第1雄ねじ部を設け、
その上端部にナットを螺合して地上柱を取り付ける第2
雄ねじ部を設けたポールを使用することができる。その
場合には、ポールは、その第1雄ねじ部をコアの雌ねじ
穴に螺合することによって立ち上げることができる。
【0017】(3)この発明が提供する地中基礎の施工
方法は、下半部に長さ方向の切割りによって分割した複
数の脚部を有し、各脚部の内面に内側へ突出し下方に向
って次第に高くなっているリブを有し、壁部に多数の穴
を有するパイプと、パイプに丁度嵌まる大きさを有し、
上面側に凹部を有するコアと、パイプに嵌めてその下端
部に挿入したコアの凹部に下端部を位置決めして立ち上
げる、パイプより長いポールとを使用して行う、次の
(1)〜(6)の工程を備えている方法である。
【0018】(1)地盤にパイプの全部を多少のゆとり
をもって挿入できる大きさの掘削穴をダイヤモンドコア
ドリルで設ける工程。
【0019】(2)掘削穴に脚部を下にしてパイプを挿
入する工程。
【0020】(3)挿入したパイプの中にモルタルを充
填する工程。
【0021】(4)コアをパイプに嵌めて充填したモル
タルの上に設置する工程。
【0022】(5)パイプに充填したモルタルを、コア
で押し下げてパイプの穴とコアで押し広げられた脚部の
間とから押し出すことによって、掘削穴とパイプの間に
充填する工程。
【0023】(6)モルタルを押し下げてパイプの下端
部に到達したコアの凹部で下端部を位置決めしてパイプ
の中にポールを立ち上げ、パイプとポールの間にモルタ
ルを充填する工程。
【0024】前記コアに代えて、その凹部の底部に雌ね
じ穴を設けたコアを使用し、前記ポールに代えて、その
下端部に前記雌ねじ穴に螺合する第1雄ねじ部を設け、
その上端部にナットを螺合して地上柱を取り付ける第2
雄ねじ部を設けたポールを使用することができる。その
場合には、ポールは、その第1雄ねじ部をコアの雌ねじ
穴に螺合することによって、下端部を位置決めすること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例によって説明する。
【0026】(実施例1)図1は、地中基礎の施工に使
用する資材の斜視図である。
【0027】図において、Pは直径100mmφの鋼製の
パイプで、下半部には、長さ方向の4本の切割り1によ
って分割された4本の脚部2が設けられている。3は各
脚部2の内面にパイプPの中心軸に向けて突設したリブ
で、下方に向けて次第に高くなっている。5はパイプP
の上半部の壁部4に設けた穴である。
【0028】Cは、パイプPに丁度嵌まる大きさの短い
柱状のコアである。このコアCは、鋼製で、その上面側
には擂り鉢状の凹部6が設けられている。
【0029】Hはポールである。このポールHは、パイ
プPに嵌めてその下端部に挿入したコアCの凹部6に、
下端部を入れて位置決めすることによって、パイプPの
中に立ち上げる支柱である。その下半部は、後述するよ
うに、パイプPの中に充填されるモルタルによって固定
され、その上半部は道路標識柱、車止め柱、ガードレー
ル柱等として地上に立ち上げられる地上柱として機能す
る。
【0030】次に、上記パイプPとコアCとポールHを
使用して、実施例の地中基礎をアスファルト舗装路に施
工する場合の要領を、図1〜図4によって工程順に説明
する。
【0031】(1)図2(a)に示すように、アスファ
ルト舗装されている地盤7にダイヤモンドコアドリルで
直径140mmφの穴8を掘削する。
【0032】(2)掘削穴8に、図2(b)に示すよう
に、脚部2を下にしてパイプPを挿入する。
【0033】(3)挿入したパイプPの中に、図2
(c)に示すように、ロートRでモルタルMを充填す
る。ここにいうロートRは、図4に示すように、1つの
ロートを縦に2分割して得られる半載品9,9を、それ
らに設けたフランジ10,10部分において、ボルト・
ナットで結合することによって組み立てたものである。
10aはボルト穴である。
【0034】組立て後のロートRのネック部には、90
度間隔で設けた同ネックの径方向へ移動可能なボルトV
が取り付けられている。このボルトVは、後述する工程
(6)において立ち上げたポールHを垂直に保持するた
めのものである。
【0035】(4)コアCを、図2(d)のように、パ
イプPに嵌め、充填したモルタルMの上に設置する。
【0036】(5)図2(e)に示すように、パイプP
とコアCに治具Gを装着してコアCをパイプPの下端部
まで押し下げる。
【0037】ここにいう治具Gは、図3に示すように、
下端部が鋼球11を回転可能に埋設したヘッド部12と
なっており、上端部が図外のハンドルを取りつける四角
柱部13となっているねじ棒14と、このねじ棒14に
螺合したナット15と、このナット15に左右一対のア
ーム16を介して取り付けた左右一対のフック17とよ
り構成されている。
【0038】上記ヘッド部12に回転可能な鋼球11を
取り付けたのは、ねじ棒14でコアCを押し下げるとき
に、そのコアCに回転力を与えないようにするためであ
る。
【0039】治具GのパイプPとコアCへの装着は、ね
じ棒14のヘッド部12をコアCの凹部6に嵌め、ナッ
ト15に取り付けた左右一対のフック17をパイプPの
径方向に位置する穴5に掛止し、四角柱部13にハンド
ル13aを嵌めることによってなされる。
【0040】治具Gのハンドル13aを回してコアCを
押し下げていくと、パイプPの中のモルタルMは穴5か
ら押し出されて掘削穴8とパイプPの間に充填されてい
く。さらに押し下げていくと、リブ4に当接したコアC
によって脚部2が外側へ押し広げられて掘削穴8の側壁
に喰い込み、それらの間からモルタルMが押し出され、
掘削穴8とパイプPの間に充填されていく。
【0041】(6)コアCはパイプPの下端部まで押し
下げたならば、治具GをパイプPから取り外し、図2
(f)のように、ポールHをコアCの上に立ち上げる。
【0042】このとき、ポールHの下端部はコアCの凹
部6に嵌めて、位置決めし、中間部はロートRのボルト
Vによって保持することによって、ポールHを垂直に保
持する。
【0043】(7)立ち上げたポールHを垂直に保持し
ながらロートRでパイプPの中にモルタルMを充填す
る。
【0044】(8)最後に、掘削穴8の上部にならしモ
ルタルMを充填して仕上げる。立ち上げたポールHは、
例えば、道路標識板を取り付ける支柱として使用する。
【0045】図5は、上述の工程を経て施工された地中
基礎の断面図である。図中、Aはアスファルト路面であ
る。この地中基礎においては、モルタルMによるならし
面は、円形の面となって表出するが、直径100mmφ程
度で極めて小さい。このため、モルタルMの表出面が周
囲のアスファルト路面の外観美を害するおそれがない。
【0046】(実施例2)図6は、地中基礎の施工に使
用する資材の他の例を示す斜視図である。
【0047】図において、Pは直径100mmφの鋼製の
パイプで実施例1のパイプPと同じものである。C1
コアで、実施例1のコアCの凹部6の底部に雌ねじ穴2
1を設けたものである。H1 はポールで、実施例1のポ
ールHの下端部に雌ねじ穴21に螺合する第1雄ねじ部
22を設け、上端部に図外のナットを螺合して車止め柱
等の地上柱を取り付けるための第2雄ねじ部23を設け
たものである。
【0048】したがって、コアC1 は、雌ねじ穴21を
有している点で実施例1のコアCと異なり、ポールH1
は第1雄ねじ部22と第2雄ねじ部23を有している点
で実施例1のポールHと異なり、パイプPは、実施例1
のそれと同じである。
【0049】上記パイプPとコアC1 とポールH1 を使
用して、実施例の地中基礎をレンガ敷きの舗装路に施工
する場合は、実施例1と同じ手順(工程(1)〜
(7))で行うことができる。
【0050】ただし、この場合、実施例2では、コアC
1 とポールH1 を使用して施工するから、ポールH1
パイプP中に立ち上げるときは、ポールH1 の第1雄ね
じ部22をコアC1 の雌ねじ穴21に螺合して位置決め
する。
【0051】図7は、実施例2の資材を使用して施工し
た地中基礎の断面図である。図中、Bはレンガを示す。
【0052】この地中基礎には、例えば、図8に示す車
止め柱24を取り付けることができる。取付けに際して
は、基板25に固定し、その穴26に臨む逆回転防止機
能付きのナット27を、柱28部分を回しながら、ポー
ルH1 の第2雄ねじ部23に螺合する。
【0053】このようにして車止め柱24を取り付ける
と、基板25は掘削穴8より大きいから、地中基礎に充
填して表出したモルタルMの露出を隠蔽することがで
き、したがって、レンガ敷きの舗装路面の外観品質の低
下を防止できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の地中基
礎は、パイプを挿入できる程度の小さな穴をダイヤモン
ドコアドリルで掘削することによって施工できるから、
次の効果を奏する。
【0055】(1)穴の掘削にかかる時間と労力を低減
できる。
【0056】(2)地上柱を立てたあとの穴の開口部の
修復は、その開口部にモルタルを充填するだけで済む。
このため、修復作業にかかる時間と労力と費用を従来よ
り低減できる。
【0057】(3)穴の修復部分の路面が小さくなり、
周囲の路面の外観美を損ねるおそれがない。
【0058】(4)狭隘な場所であっても、パイプを挿
入する穴を掘削して、地上柱を立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の地中基礎施工用資材の斜視図
【図2】 実施例1の地中基礎の施工工程を模式的に示
す断面図
【図3】 実施例1の地中基礎の施工に使用する治具の
側面図
【図4】 実施例1の地中基礎の施工に使用する治具の
側面図
【図5】 実施例1の地中基礎の断面図
【図6】 実施例2の地中基礎施工用資材の斜視図
【図7】 実施例2の地中基礎の断面図
【図8】 実施例2の地中基礎に車止め柱を取り付ける
要領を説明するための断面図
【符号の説明】
P パイプ C,C1 コア H,H1 ポール M モルタル R ロート G 治具 1 切割り 2 脚部 3 リブ 5 穴 6 凹部 7 地盤 8 掘削穴 21 雌ねじ穴 22 第1雄ねじ部 23 第2雄ねじ部 24 車止め柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/42 E01F 9/011 E01F 13/00 E01F 15/00 E02D 5/80

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下半部に長さ方向の切割りによって分割
    した複数の脚部を有し、各脚部の内面に内側へ突出し下
    方に向って次第に高くなっているリブを有し、壁部に多
    数の穴を有するパイプと、パイプに丁度嵌まる大きさを
    有し、上面側に凹部を有するコアと、パイプに嵌めてそ
    の下端部に挿入したコアの凹部に下端部を位置決めして
    立ち上げる、パイプより長いポールとよりなる地中基礎
    用資材。
  2. 【請求項2】 前記コアは、凹部の底部に雌ねじ穴を有
    し、前記ポールは、下端部に前記雌ねじ穴に螺合する第
    1雄ねじ部を有し、上端部にナットを螺合して地上柱を
    取り付ける第2雄ねじ部を有している請求項1記載の地
    中基礎用資材。
  3. 【請求項3】 下半部に長さ方向の切割りによって分割
    した複数の脚部を有し、各脚部の内面に内側へ突出し下
    方に向って次第に高くなっているリブを有し、壁部に多
    数の穴を有するパイプと、パイプに丁度嵌まる大きさを
    有し、上面側に凹部を有するコアと、パイプに嵌めてそ
    の下端部に挿入したコアの凹部に下端部を位置決めして
    立ち上げる、パイプより長いポールとを使用して施工さ
    れた地中基礎であって、地盤を掘削して設けた掘削穴に
    脚部を下にして挿入したパイプと、パイプの中に充填し
    たモルタルを、コアで押し下げて、パイプの穴とコアで
    押し広げた脚部の間とからパイプの外に押し出すことに
    よって、掘削穴とパイプの間に充填したモルタルと、モ
    ルタルをパイプの外に押し出してパイプの下端部に到達
    したコアの凹部で下端部を位置決めして立ち上げたポー
    ルと、パイプとポールの間に充填したモルタルとよりな
    る地中基礎。
  4. 【請求項4】 前記コアは、凹部の底部に雌ねじ穴を有
    し、前記ポールは、下端部に前記雌ねじ穴に螺合する第
    1雄ねじ部を有し、上端部にナットを螺合して地上柱を
    取り付ける第2雄ねじ部を有し、第1雄ねじ部をコアの
    雌ねじ穴に螺合することによって立ち上げられている請
    求項3記載の地中基礎。
  5. 【請求項5】 下半部に長さ方向の切割りによって分割
    した複数の脚部を有し、各脚部の内面に内側へ突出し下
    方に向って次第に高くなっているリブを有し、壁部に多
    数の穴を有するパイプと、パイプに丁度嵌まる大きさを
    有し、上面側に凹部を有するコアと、パイプに嵌めてそ
    の下端部に挿入したコアの凹部に下端部を位置決めして
    立ち上げる、パイプより長いポールとを使用して行う、
    次の(1)〜(6)の工程を備えている地中基礎の施工
    方法。 (1)地盤にパイプの全部を多少のゆとりをもって挿入
    できる大きさの掘削穴をダイヤモンドコアドリルで設け
    る工程。 (2)掘削穴に脚部を下にしてパイプを挿入する工程。 (3)挿入したパイプの中にモルタルを充填する工程。 (4)コアをパイプに嵌めて充填したモルタルの上に設
    置する工程。 (5)パイプに充填したモルタルを、コアで押し下げて
    パイプの穴とコアで押し広げられた脚部の間とから押し
    出すことによって、掘削穴とパイプの間に充填する工
    程。 (6)モルタルを押し下げてパイプの下端部に到達した
    コアの凹部で下端部を位置決めしてパイプの中にポール
    を立ち上げ、パイプとポールの間にモルタルを充填する
    工程。
  6. 【請求項6】 前記コアは、凹部の底部に雌ねじ穴を有
    し、前記ポールは、下端部に前記雌ねじ穴に螺合する第
    1雄ねじ部を有し、上端部にナットを螺合して地上柱を
    取り付ける第2雄ねじ部を有し、第1雄ねじ部をコアの
    雌ねじ穴に螺合することによって、下端部を位置決めし
    てパイプの中に立ち上げる請求項5記載の地中基礎の施
    工方法。
JP2000100697A 2000-04-03 2000-04-03 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法 Expired - Fee Related JP3396812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100697A JP3396812B2 (ja) 2000-04-03 2000-04-03 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100697A JP3396812B2 (ja) 2000-04-03 2000-04-03 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001279690A JP2001279690A (ja) 2001-10-10
JP3396812B2 true JP3396812B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=18614858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000100697A Expired - Fee Related JP3396812B2 (ja) 2000-04-03 2000-04-03 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3396812B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104674836A (zh) * 2015-01-31 2015-06-03 安徽华电工程咨询设计有限公司 一种采用双菱形支盘的掏挖基础
CN115434269B (zh) * 2022-09-17 2024-05-17 浙江非凡传媒科技有限公司 一种小区出入口的道闸安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001279690A (ja) 2001-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6722821B1 (en) Helice pier post and method of installation
US6120723A (en) Foundation footing construction method, particularly as serve to efficiently precisely emplace wall anchors
US7735273B2 (en) Poured concrete column hole
JP3211673B2 (ja) 簡易仮橋仮桟橋架設工法
JP2004183266A (ja) 杭と建造物との接合構造及び接合方法
JP2014001542A (ja) 支柱設置用基礎およびその施工方法
US20070166111A1 (en) Poured concrete column alignment and plumbing tool
JP4723938B2 (ja) 基礎構造の構築方法
JP3396812B2 (ja) 地中基礎施工用資材、地中基礎及びその施工方法
JP3523849B2 (ja) 建築物の沈下修正方法
JP2000220142A (ja) 釘付け装置
JP2005240426A (ja) 鋼管柱の立設構造
JP2003328354A (ja) 支柱及び支柱の基礎
JP3185129B2 (ja) 柱一体型柱脚固定基礎構造並びにその施工方法
KR100190277B1 (ko) 조립식 옹벽장치 및 그 설치방법
JPH08189041A (ja) ユニットアンカーおよび形鋼基礎梁
KR102452899B1 (ko) 휀스 기초석 제조 방법 및 이에 의해 제조된 휀스 기초석
JP3700119B2 (ja) 柱の施工方法
US20240068251A1 (en) Concrete Pouring and Leveling Device
JP2005240430A (ja) 建物基礎、及びその施工方法
JPH076363Y2 (ja) コンクリート型枠用固定具
JPH0673923A (ja) コンクリ−ト塀及びその施工方法
JP7271819B1 (ja) 柱状構造物の交換方法
JPH02183061A (ja) 支柱の植設方法
JP3118935U (ja) 防護壁用基礎ブロック

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees