JP7271819B1 - 柱状構造物の交換方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の柱状構造物を利用して新たに掘削することなく柱状構造物に効率よく取り替えることができる。【解決手段】コンクリート基礎3に基部11が固定された中空筒状の柱状構造物を新たな柱状構造物に交換する柱状構造物の交換方法であって、既設の柱状構造物1Aの基部11を残して切断する工程と、コンクリート基礎3に残った基部11の上端に接続治具20を取り付ける工程と、接続治具20に新設の柱状構造物1Bを立設する工程と、を有し、前接続治具20は、基部11の上端に載置される固定ベース部21と、固定ベース部21の中央に貫通して下方に延びるとともに基部11に嵌合可能な嵌合筒部22と、を備え、接続治具20を基部11に取り付ける工程において、嵌合筒部22の内側にコンクリート30を充填する工程を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、柱状構造物の交換方法に関する
従来、一般的な電柱の構造としては、例えば、特許文献1に示されるように、コンクリート柱または鋼管柱が使用されている。コンクリート柱および鋼管柱は、それぞれ内部が中空となっている。コンクリート柱状構造物では、地面、例えば、道路に立設された電柱は、車両による衝突事故等による損壊、鋼材およびコンクリートの腐食や劣化等により、建替え、即ち、電柱の交換が必要となる。そして、電柱を交換する際には、例えば、工事地域が道路の場合には、工事環境を確保するために交通規制が必要である等、工事の迅速性が要求されている。
特許文献1には、地面に立設されている中空の既設電柱を地面から所定の高さの位置で切断し、切断した既設電柱の下部内に補強鋼材を挿入する。その後、既設電柱の下部と補強鋼材との間の空隙に充填材料を充填して固化させ、既設電柱の下部に挿入可能な内径を有して底が開いている新設電柱を既設電柱の下部に被せて固定する方法について記載されている。
特開2001-3602号公報
しかしながら、従来の柱状構造物の交換方法では、既設電柱の下部と補強鋼材との間に充填材料を充填して固化させるため、充填材料が固化するまで十分な養生時間を確保する必要があった。とくに充填材料がコンクリートの場合には、注入とその後の養生で例えば30~40時間と長く、施工に時間がかかり施工効率に問題があることから、工事の迅速性の点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、既設の柱状構造物を利用して新たに掘削することなく柱状構造物に効率よく取り替えることができる柱状構造物の交換方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る柱状構造物の交換方法は、コンクリート基礎に基部が固定された中空筒状の既設の柱状構造物を新たな柱状構造物に交換する柱状構造物の交換方法であって、既設の柱状構造物の基部を残して切断する工程と、前記コンクリート基礎に残った前記基部の上端に接続治具を取り付ける工程と、前記接続治具に新設の柱状構造物を立設する工程と、を有し、前記接続治具は、前記基部の上端に載置される固定ベース部と、前記固定ベース部に貫通した状態で固定されて下方に延びる嵌合筒部と、を備え、前記固定ベース部は、板状に形成され、前記嵌合筒部の上端から外方に張り出して設けられ、前記接続治具を取り付ける工程では、前記固定ベース部を前記コンクリート基礎の上面に載置させるとともに、前記嵌合筒部を前記基部の内面に対して隙間なく接触させて摩擦力によって嵌合させることを特徴としている。
本発明では、既設の柱状構造物の基部を残して切断し、コンクリート基礎に残った前記基部の上端に接続治具を取り付け、接続治具に新設の柱状構造物を立設し、接続治具を前記基部に取り付ける工程において、基部の内面に嵌合筒部を接触させて摩擦力で嵌合することにより、効率よく既設の柱状構造物を利用して新たに掘削することなく新設の柱状構造物に交換して建て替えることができる。
このように本発明では、基部の内面に嵌合筒部を接触させて摩擦力によって嵌合させる方法となるので、従来のように充填材が固化するまでの養生を待って次の作業を行う必要が無い施工方法となる。したがって、作業の効率化を図ることができ、作業時間を大幅に短縮でき、例えば、工事地域が道路の場合のように工事環境を確保するために交通規制が必要である等、工事の迅速性が要求される場合に好適である。
また、本発明に係る柱状構造物の交換方法は、前記接続治具を前記基部に取り付ける工程において、前記嵌合筒部を前記基部に嵌合させた後に、前記嵌合筒部の内側に充填材を充填することを特徴としてもよい。
この場合には、接続治具の嵌合筒部内に充填材を充填する方法となるが、嵌合筒部と基部とが摩擦によって固定されているので、充填材の充填直後に接続治具に対して新設の柱状構造物を固定する作業を行うことができる。すなわち、充填材が固化するまでの養生を待って次の作業を行う必要が無いことから、作業の効率化を図ることができる。
本発明の柱状構造物の交換方法によれば、既設の柱状構造物を利用して新たに掘削することなく柱状構造物に効率よく取り替えることができる。
本発明の第1実施形態による柱状構造物における取替え構造を示す縦断面図である。 図1に示す柱状構造物の交換方法に使用する接続治具の構成を示す斜視図である。 (a)~(c)は、柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。 (a)~(d)は、図3(c)に続く柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。 第1変形例による柱状構造物における取替え構造を示す縦断面図である。 第2変形例による柱状構造物における取替え構造を示す縦断面図である。 (a)~(d)は、第2実施形態における柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。 (a)~(d)は、図7(d)に続く柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。 第3変形例による柱状構造物における取替え構造を示す縦断面図である。 第3実施形態による柱状構造物の交換方法に使用する接続治具の構成を示す斜視図である。 図10に示す接続治具の側面図である。 (a)~(c)は、第3実施形態における柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。 (a)~(c)は、図12(c)に続く柱状構造物の交換方法による工程を説明する図である。
以下、本発明の実施形態による柱状構造物の交換方法について、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示す本第1実施形態による柱状構造物における取替え構造10は、コンクリート基礎3に基部11が固定された中空筒状の既設の柱状構造物(以下、既設柱状構造物1Aという)を新たな柱状構造物(以下、新設柱状構造物1Bという)に交換する方法により柱状構造物1が取り替えられた構造である。ここで、柱状構造物1A、1Bは、それぞれ鋼管からなる。
柱状構造物の交換方法は、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断する工程と、コンクリート基礎3に残った基部11の上端11aに接続治具20(図2参照)を取り付ける工程と、接続治具20に新設柱状構造物1Bを立設する工程と、を有している。そして、接続治具20を基部11に取り付ける工程において、嵌合筒部22の内側にコンクリート30(充填材)を充填する工程を有する。
既設柱状構造物1Aは、コンクリート基礎3の上面3aとほぼ面一で切断される。基部11の切断面(上端11a)の高さは、コンクリート基礎3の上面3aと一致している。
図2に示すように、接続治具20は、切断された既設柱状構造物1Aの基部11の上端11aに載置される板状の固定ベース部21と、固定ベース部21の略中央に貫通した状態で下方に延びるとともに基部11の内面11bに接触して嵌合可能な嵌合筒部22と、を備えている。
固定ベース部21は、上面視で正方形状をなしている。固定ベース部21の中央には、嵌合筒部22の内径と同径の円形の開口穴23を有している。固定ベース部21の上方と嵌合筒部22の内部とは、開口穴23を介して連通している。開口穴23から嵌合筒部22内にコンクリート30が充填される。
また、固定ベース部21の上面21aの4つの角部のそれぞれには、固定ボルト24が上方に突出する状態で固定されている。固定ボルト24には、ナット25が締結される。固定ベース部21の上面21aには、新設柱状構造物1Bの下端に設けられている後述する下端固定部材40が固定される。
嵌合筒部22は、開口穴23の中心と同軸に設けられている。嵌合筒部22の外径は、既設柱状構造物1Aの基部11の内径と一致している。すなわち、図1に示すように、嵌合筒部22の外周面22bは、既設柱状構造物1Aの基部11の内面11bに対して隙間なく摩擦力が発生し得る程度に接触した状態で嵌合されている。
嵌合筒部22の長さは、既設柱状構造物1Aの基部11と同じ、あるいは基部11より短くなっている。本実施形態では、嵌合筒部22と基部11の長さが一致している。つまり、接続治具20が固定された状態で、嵌合筒部22の下端22aと基部11の下端11c(図4(b)参照)との高さが一致している。
嵌合筒部22の長さは、基部11に嵌合することにより安定する長さを確保できればよく、既設柱状構造物1Aの基部11より短い方がより好ましい。この場合には、嵌合筒部22内に充填されるコンクリート30が基部11に対しても固着するため、より確実に固定することができる。
基部11に嵌合された嵌合筒部22内には、コンクリート30が充填されている。
接続治具20上に固定され、かつ既設柱状構造物1Aの基部11に接続治具20を介して接続される新設柱状構造物1Bは、下端部分に接続治具20に固定される下端固定部材40が設けられている。
下端固定部材40は、新設柱状構造物1Bの下端に設けられ平板形状の固定板41と、固定板41と新設柱状構造物1Bとをさらに接続する複数(ここでは4つ)の接続リブ42と、を備えている。
固定板41は、固定ベース部21と同形状の正方形状をなし、固定ベース部21から上方に向けて突出する4本の固定ボルト24のそれぞれを挿通させる位置にボルト孔43が設けられている。
次に、上述した取替え構造10の施工方法、すなわち柱状構造物の交換方法について、図面に基づいて説明する。
先ず、図3(a)及び(b)に示すように、コンクリート基礎3の上面3aに露出している既設柱状構造物1Aを根元で切断する。この切断方法はガス溶断やカッタ等の切断工具を使用することが可能であるが、切断後の既設柱状構造物1Aの基部11を再利用することを考慮し、滑らかな切断面を得ることができるカッタによる切断が望ましい。すなわち、基部11には、後述するように接続治具20の嵌合筒部22を嵌入させるため、切断面が滑らかにすることがよい。このとき、既設柱状構造物1Aを支えていた基部11はコンクリート基礎3内に残る。切断された既設柱状構造物1Aに装着された、例えば、灯具および自動点滅器、安全器などの付属器材はすべて回収する。
次に、図3(c)、図4(a)、(b)に示すように、残された基部11内の中空部分に接続治具20の嵌合筒部22を挿入し、接続治具20を基部11の上端11aに載置させた状態で設置する。このとき、基部11の中心に嵌合筒部22が同心を保って嵌入される。すなわち、基部11の内面11bと嵌合筒部22の外周面22bとの間は接触していてクリアランスが無い状態となる。また、固定ベース部21は、コンクリート基礎3の上面3aに載置されている。
次に、図4(b)に示すように、基部11上に載置した接続治具20の開口穴23(図2参照)からコンクリート30を流し込み、嵌合筒部22内をコンクリート30によって充填する。コンクリート30は、固定ベース部21の開口穴23から溢れ出ないようにして、固定ベース部21の上面21aより上にならないように充填される。
これにより接続治具20が既設柱状構造物1Aの基部11に固定される。
次に、図4(d)に示すように、予め下端固定部材40を取り付けた新設柱状構造物1Bを接続治具20の固定ベース部21の上面21aにボルト締結により取り付ける。具体的には、下端固定部材40のボルト孔43(図1参照)を固定ベース部21の上面21aから上方に突出する4つの固定ボルト24を挿通させて、固定ボルト24にナット25を締め込むことにより接続治具20上に新設柱状構造物1Bが立設された状態で固定される。この新設柱状構造物1Bを固定する作業は、嵌合筒部22内に流し込んだコンクリート30が固化しない状態で実施することができる。すなわち、コンクリート30の充填が完了した直後に接続治具20上に新設柱状構造物1Bを固定する作業を行うことができる。
そして、最後に、立設した新設柱状構造物1Bに対して灯具および付属器材を装着する。
このような工程により、既設柱状構造物1Aを新設柱状構造物1Bに交換することができる。
次に、上述した柱状構造物の交換方法、接続治具、および柱状構造物における取替え構造の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態では、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断する工程と、コンクリート基礎3に残った基部11の上端11aに接続治具20を取り付ける工程と、接続治具20に新設柱状構造物1Bを立設する工程と、を有する。接続治具20は、基部11の上端11aに載置される固定ベース部21と、固定ベース部21に貫通した状態で固定されて下方に延びるとともに基部11の内面11bに摩擦力によって接触させることにより嵌合可能な嵌合筒部22と、を備えている。そして、接続治具20を基部11に取り付ける工程において、嵌合筒部22を基部11に嵌合させた後に嵌合筒部22の内側にコンクリート30を充填する工程を有する。
これにより、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断し、コンクリート基礎3に残った基部11の上端11aに接続治具20を取り付け、接続治具20に新設柱状構造物1Bを立設し、接続治具20を基部11に取り付ける工程において、基部11の内面11bに嵌合筒部22を接触させて摩擦力で嵌合することにより、効率よく既設柱状構造物1Aを利用して新たに掘削することなく新設柱状構造物1Bに交換して建て替えることができる。しかも、本実施形態では、接続治具20の嵌合筒部22内にコンクリート30を充填する方法となるが、嵌合筒部22と基部11とが摩擦によって固定されているので、コンクリート30の充填直後に接続治具20に対して新設の柱状構造物を固定する作業を行うことができる。
このように本実施形態では、基部11の内面11bに嵌合筒部22を接触させて摩擦力によって嵌合させる方法となるので、コンクリート30の充填直後に接続治具20に対して新設柱状構造物1Bを固定する作業を行うことができる。すなわち、従来のようにコンクリートが固化するまでの養生を待って次の作業を行う必要が無いことから、作業の効率化を図ることができ、作業時間を大幅に短縮でき、例えば、工事地域が道路の場合のように工事環境を確保するために交通規制が必要である等、工事の迅速性が要求される場合に好適である。
さらに、本実施形態においては、基礎周囲の掘削および大量のコンクリートの撤去を省くことができ、さらに、新たな基礎の構築のために生コンクリートの注入およびその養生を実施する必要がなく、工程を簡素化することができる。これにより、柱状構造物建替え工事期間を著しく短縮することが可能になる。
上述のように本実施形態による柱状構造物の交換方法、接続治具20、および柱状構造物における取替え構造10では、既設柱状構造物1Aを利用して新たに掘削することなく柱状構造物1Bに効率よく取り替えることができる。
(第1変形例)
図5は、第1変形例による柱状構造物の交換方法によって交換された取替え構造10Aを示している。第1変形例の取替え構造10Aは、嵌合筒部22内に上述したコンクリート30(充填材)を充填しない構造である。
第1変形例の場合も上記の第1実施形態と同様に、基部11の内面11bに嵌合筒部22を接触させて嵌合することにより、効率よく既設柱状構造物1Aを利用して新たに掘削することなく新設柱状構造物1Bに交換して建て替えることができる。
(第2変形例)
図6は、第2変形例による柱状構造物の交換方法によって交換された取替え構造10Aを示している。第2変形例による取替え構造10Aは、既設柱状構造物1Aの固定ベース部21の固定ボルト24を使用して新設柱状構造物1Bに取り付けた下端固定部材40の水平位置を調整可能とした構造である。
具体的には、固定ベース部21と下端固定部材40の固定板41との間において、複数(4個)の固定ボルト24のそれぞれに螺合する調整ナット26が設けられている。この場合、4個の調整ナット26の固定ボルト24に対する締め付け位置を調整し、調整ナット26の高さを変更することにより、固定板41の傾き、すなわち新設柱状構造物1Bの傾きが無い状態で設置することができる。
このように、第2変形例では、既設柱状構造物1Aの基部11自体が傾いている場合には、基部11に嵌合筒部22を嵌入して設けられた接続治具20の固定ベース部21が傾いて固定ベース部21に固定される新設柱状構造物1Bが傾くことを、簡単な傾き調整手段によって抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態による柱状構造物の交換方法について、図7(a)~(d)及び図8(a)~(d)に基づいて説明する。
第2実施形態の柱状構造物の交換方法は、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断する工程と、コンクリート基礎3に残った基部11の内側にコンクリート30を充填するとともに、アンカー筋4を立設する工程と、基部11に立設されたアンカー筋4の突出先端4aに接続治具50を取り付ける工程と、接続治具50に新設柱状構造物1Bを立設する工程と、を有する。第2実施形態では、接続治具50を使用した交換方法によって既設柱状構造物1Aを新設柱状構造物1Bに交換さした取替え構造10B(図8(d)参照)を施工するものである。
図7(a)、(b)に示すように、接続治具50は、基部11の上端11aに載置される平板状の固定ベース部51を備えている。
固定ベース部51は、正方形状をなし、中央部に固定ベース部51の厚さ方向に貫通しアンカー筋4を挿通可能なボルト孔(図示省略)を有している。固定ベース部51の下面51bの中央には、基部11の上部に嵌合可能で下方に凸となる凸曲面52が形成されている。凸曲面52は、基部11が傾いている場合であっても固定ベース部51を水平姿勢の状態にして基部11に対して嵌合される。固定ベース部51のボルト孔に挿通されたアンカー筋4の突出先端4aにはアンカー固定ナット54が締め込まれる。
また、固定ベース部51の上面51aの4つの角部のそれぞれには、固定ボルト53が上方に突出する状態で固定されている。固定ボルト53には、ナット55(図7(d)参照)が締結される。固定ベース部51の上面51aには、新設柱状構造物1Bの下端に設けられている後述する下端固定部材40が固定される。
次に、柱状構造物の交換方法について、具体的に説明する。
なお、第2実施形態では、既設柱状構造物1Aが鉛直方向に対して傾いた状態でコンクリート基礎3に固定されている例を示している。
先ず、図7(a)及び(b)に示すように、コンクリート基礎3の上面3aに露出している既設柱状構造物1Aを根元で切断する。この切断方法は、上述した第1実施形態と同様に滑らかな切断面を得ることができるカッタによる切断が望ましい。このとき、既設柱状構造物1Aを支えていた基部11はコンクリート基礎3内に残った状態である。
次に、図7(c)及び(d)に示すように、残された基部11内の中空部分にアンカー筋4を打ち込むとともに、基部11の内側にコンクリート30を流し込む。アンカー筋4は、新設柱状構造物1Bの筒中心(中心軸O)を通るようにアンカー筋4の長手方向を鉛直方向に向けた状態で、コンクリート基礎3に埋め込むように打設する。アンカー筋4の上端(突出先端4a)は、コンクリート基礎3の上面3aから上方に突出する位置とする。嵌合筒部22内に流し込まれるコンクリート30は、コンクリート基礎3の上面3aより上に盛り上がらないように充填する。
次に、図8(a)~(c)に示すように、接続治具50の固定ベース部51の凸曲面52を、アンカー筋4をボルト孔に挿通させた状態で基部11の上端11aに上方から嵌合させる。そして、アンカー筋4の突出先端にアンカー固定ナット54を締め込む。これにより、接続治具50が基部11の上端11aに載置された状態で設置される。このとき、基部11の中心に固定ベース部51が同心を保って凸曲面52が嵌合される。
これにより接続治具50が既設柱状構造物1Aの基部11に固定される。
次に、図8(c)及び(d)に示すように、予め下端固定部材40を取り付けた新設柱状構造物1Bを接続治具50の固定ベース部51の上面51aにボルト締結により取り付ける。具体的には、下端固定部材40のボルト孔を固定ベース部51の上面51aから上方に突出する4つの固定ボルト53を挿通させて、固定ボルト53にナット55を締め込むことにより接続治具50上に新設柱状構造物1Bが立設された状態で固定される。この新設柱状構造物1Bを固定する作業は、基部11内に流し込んだコンクリート30が固化しない状態で実施することができる。すなわち、コンクリート30の充填が完了した直後に接続治具50上に新設柱状構造物1Bを固定する作業を行うことができる。
そして、最後に、立設した新設柱状構造物1Bに対して灯具および付属器材を装着する。
このような工程により、既設柱状構造物1Aを新設柱状構造物1Bに交換することができる。
本第2実施形態では、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断し、コンクリート基礎3に残った基部11の内側にアンカー筋4を立設するとともに、コンクリート30充填した後、アンカー筋4に接続治具50を取り付け、コンクリート基礎3に残った基部11の上端11aに接続治具50を取り付けることができる。そして、その接続治具50に新設柱状構造物1Bを立設することにより、効率よく既設柱状構造物1Aを利用して新たに掘削することなく新設柱状構造物1Bに交換して建て替えることができる。
また、本実施形態では、既設柱状構造物1Aで切断後に残った基部11の内側にアンカー筋4を立設する方法となるので、アンカー筋4を基部11の傾きに関わらず鉛直方向に設けることができる。すなわち、本実施形態のように既設柱状構造物1Aが傾いていた場合であっても、切断後に残った基部11も傾いているが、アンカー筋4は鉛直方向に設けることが可能となるため、アンカー筋4に取り付け固定される接続治具 50及び新設柱状構造物1Bを鉛直方向に設置することができる。
(第3変形例)
図9は、第2変形例による柱状構造物の交換方法によって交換された取替え構造10Cを示している。第2変形例の取替え構造10Cは、アンカー筋4の下端4bが既設柱状構造物1Aで切断後に残った基部11の下端11cより下方に突出していない構成である。すなわち、取替え構造10Cは、アンカー筋4がコンクリート基礎3内に打ち込まれず、嵌合筒部22内に充填されているコンクリート30(充填材)のみにアンカー筋4が埋設されている。
第3変形例の場合も上記の第2実施形態と同様に、アンカー筋4がコンクリート30に埋設させることで固定できるので、効率よく施工を行うことができる。しかも、アンカー筋4を鉛直方向に向けて立設できるので、既設柱状構造物1Aに傾きが生じていた場合でも、その傾きを修正して新設柱状構造物1Bに交換することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態による柱状構造物の交換方法について、図10、図11、図12(a)~(d)及び図13(a)~(d)に基づいて説明する。
第3実施形態の柱状構造物の交換方法は、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断する工程と、コンクリート基礎3に残った基部11の上端に接続治具60を取り付ける工程と、接続治具60に新設柱状構造物1Bを立設する工程と、を有する。第3実施形態では、接続治具60を使用した交換方法によって既設柱状構造物1Aを新設柱状構造物1Bに交換さした取替え構造10D(図13(c)参照)を施工するものである。
図10及び図11に示すように、接続治具60は、基部11の上端11aに載置される固定ベース部61と、固定ベース部61の下面61bに固定される支持筒体62と、固定ベース部61に支持されて基部11の内面11bを押圧することにより固定可能なアンカー装置63と、を備えている。
固定ベース部61は、上面視で正方形状をなしている。固定ベース部61の中央には、ボルト挿通穴611が設けられている。固定ベース部61には、ボルト挿通穴611の左右両側に開口穴612が設けられている。これら開口穴612から基部11の内側にコンクリート30(図13(b)参照)が充填される。
また、固定ベース部61の上面61aの4つの角部のそれぞれには、固定ボルト64が上方に突出する状態で固定されている。固定ボルト64には、ナット65(図13(c)参照)が締結される。固定ベース部61の上面61aには、新設柱状構造物1Bの下端に設けられている下端固定部材40(図13(c)参照)が固定される。
支持筒体62は、ボルト挿通穴611の中心と同軸に設けられている。支持筒体62の外径は、既設柱状構造物1Aの基部11の内径よりも小径となっている。すなわち、支持筒体62の外面62aと基部11の内面11bとの間には隙間が形成されている。なお、支持筒体62の外径は、基部11の内径とほぼ同径であってもよい。
アンカー装置63は、径方向に拡径可能な複数(ここでは2つ)の押圧片66と、これら押圧片66を拡径させるクサビ部材67と、を有する。
一対の押圧片66は、後述するクサビ部材67の調整ボルト671を挿通させた状態で支持筒体62の下端62cに固定される支持プレート661に回転可能に支持されている。支持プレート661は、調整ボルト671を挿通する挿通穴662を有し、略水平方向に延びて長手方向の両側に押圧片66が支持されている。一対の押圧片66は、径方向に互いに間隔をあけて対向して配置され、それぞれの上端の回転支持部66aが支持プレート661に回動可能に支持されている。一対の押圧片66は、クサビ部材67によって拡径されていない状態において、それぞれの中心に向かう内面66bが上から下に向かうに従って漸次、径方向外側となるように傾斜している。
クサビ部材67は、固定ベース部61のボルト挿通穴611に挿通される調整ボルト671と、固定ベース部61の上方で調整ボルト671に螺合する調整ナット672と、調整ボルト671の下端に固定されたクサビ本体673と、を備えている。
調整ボルト671は、全体にわたって雄ねじが形成され、固定ベース部61よりも突出させた状態で、支持筒体62内を通過して下端が支持プレート661より下方に位置するように設けられている。調整ボルト671は、調整ナット672を固定ベース部61の上側で締め込むことにより上に移動することになる。
クサビ本体673は、上側が小径となる円錐台形状をなし、調整ボルト671の下端に固定されている。クサビ本体673は、基部11の内側に挿入する際の初期位置(図11に示す二点鎖線の位置)では一対の押圧片66に干渉しないようになっている。そして、調整ボルト671を調整ナット672の締め込みにより上に引き上げることにより、クサビ本体673も上に移動して一対の押圧片66同士の間に押し込まれる。これにより、一対の押圧片66が回転支持部66aを中心に外側に拡がるように回動する。
次に、柱状構造物の交換方法について、具体的に説明する。
なお、第3実施形態では、既設柱状構造物1Aが鉛直方向に対して傾いた状態でコンクリート基礎3に固定されている例を示している。
先ず、図12(a)に示すように、コンクリート基礎3の上面3aに露出している既設柱状構造物1Aを根元で切断する。この切断方法は、上述した第1実施形態と同様に滑らかな切断面を得ることができるカッタによる切断が望ましい。このとき、既設柱状構造物1Aを支えていた基部11はコンクリート基礎3内に残った状態である。
次に、図12(b)及び(c)に示すように、接続治具60の支持筒体62及びアンカー装置63を基部11内に挿通するとともに、固定ベース部61を基部11の上端11aに載置する。そして、図13(a)に示すように、アンカー装置63の調整ナット672を締め込むことにより、調整ボルト671とともにクサビ本体673を引き上げることで、一対の押圧片66が径方向外側に開いて拡径して基部11の内面11bを押圧する。これにより接続治具60が基部11に固定される。
次に、図13(b)に示すように、固定ベース部61に設けられる開口穴612からコンクリート30を基部11内に流し込み、充填する。
次に、図13(c)に示すように、予め下端固定部材40を取り付けた新設柱状構造物1Bを接続治具60の固定ベース部61の上面61aにボルト締結により取り付ける。具体的には、下端固定部材40のボルト孔を固定ベース部61の上面61aから上方に突出する4つの固定ボルト64を挿通させて、固定ボルト64にナット65を締め込むことにより接続治具60上に新設柱状構造物1Bが立設された状態で固定される。この新設柱状構造物1Bを固定する作業は、基部11内に流し込んだコンクリート30が固化しない状態で実施することができる。すなわち、コンクリート30の充填が完了した直後に接続治具60上に新設柱状構造物1Bを固定する作業を行うことができる。
そして、最後に、立設した新設柱状構造物1Bに対して灯具および付属器材を装着する。
このような工程により、既設柱状構造物1Aを新設柱状構造物1Bに交換することができる。
本第3実施形態では、既設柱状構造物1Aの基部11を残して切断し、コンクリート基礎3に残った基部11の上端に接続治具60を取り付け、接続治具60に新設柱状構造物1Bを立設し、接続治具60を基部11に取り付ける工程において、アンカー装置63によって基部11の内面11bを押圧させることで接続治具60を固定することにより、効率よく既設柱状構造物1Aを利用して新たに掘削することなく新設柱状構造物1Bに交換して建て替えることができる。
このように本実施形態では、アンカー装置63によって基部11の内面11bを押圧させる方法となるので、従来のように充填材が固化するまでの養生を待って次の作業を行う必要が無い施工方法となる。したがって、作業の効率化を図ることができ、作業時間を大幅に短縮でき、例えば、工事地域が道路の場合のように工事環境を確保するために交通規制が必要である等、工事の迅速性が要求される場合に好適である。
また、第3実施形態による柱状構造物の交換方法では、接続治具60の支持筒体62の内側から基部11内にコンクリート30を充填する方法となるので、コンクリート30の充填直後に接続治具60に対して新設柱状構造物1Bを固定する作業を行うことができる。すなわち、コンクリート30が固化するまでの養生を待って次の作業を行う必要が無いことから、作業の効率化を図ることができる。
また、本実施形態では、基部11内に進入させたアンカー装置63において、クサビ部材67を使用して一対の押圧片66を径方向外側に拡径することで、一対の押圧片66は基部11の内面11bを押圧する。これによりアンカー装置63が基部11内で固定され、アンカー装置63を有する接続治具60を基部11の上端11aに容易に取り付けることができる。
以上、本発明による柱状構造物の交換方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、好ましい適用例として道路照明施設の柱状構造物を交換する場合について説明したが、それぞれの工法は道路標識の標識板を支持する柱状構造物にも適用することが可能である。
また、本発明は道路標識以外に、例えば信号機など他の道路施設の柱状構造物や防護柵支柱にも適用することが可能である。さらに、道路施設に限られず、構内照明灯、公園照明灯、構内掲示板、旗およびアンテナなどの柱状構造物またはマストにも適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、コンクリート30を充填材としているが、コンクリート30であることに限らず、例えばモルタル、セメントミルク、土砂等が使用可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1A 既設柱状構造物(既設の柱状構造物)
1B 新設柱状構造物(新設の柱状構造物)
3 コンクリート基礎
4 アンカー筋4
4a 突出先端
10、10A、10B、10C、10D 取替え構造
11 基部
11b 内面
11c 下端
20、50、60 接続治具
21、51、61 固定ベース部
22 嵌合筒部
23 開口穴
24 固定ボルト
25 ナット
30 コンクリート(充填材)
40 下端固定部材
41 ボルト孔
52 凸曲面
62 支持筒体
63 アンカー装置
66 押圧片
67 クサビ部材
671 調整ボルト
672 調整ナット

Claims (2)

  1. コンクリート基礎に基部が固定された中空筒状の既設の柱状構造物を新たな柱状構造物に交換する柱状構造物の交換方法であって、
    既設の柱状構造物の基部を残して切断する工程と、
    前記コンクリート基礎に残った前記基部の上端に接続治具を取り付ける工程と、
    前記接続治具に新設の柱状構造物を立設する工程と、
    を有し、
    前記接続治具は、前記基部の上端に載置される固定ベース部と、前記固定ベース部に貫通した状態で固定されて下方に延びる嵌合筒部と、を備え、
    前記固定ベース部は、板状に形成され、前記嵌合筒部の上端から外方に張り出して設けられ、
    前記接続治具を取り付ける工程では、前記固定ベース部を前記コンクリート基礎の上面に載置させるとともに、前記嵌合筒部を前記基部の内面に対して隙間なく接触させて摩擦力によって嵌合させることを特徴とする柱状構造物の交換方法。
  2. 前記接続治具を前記基部に取り付ける工程において、
    前記嵌合筒部を前記基部に嵌合させた後に、前記嵌合筒部の内側に充填材を充填することを特徴とする請求項1に記載の柱状構造物の交換方法。
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