JP2003336391A - 木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケット及びこれを用いた木質系パネルの矧ぎ接合仕上面 - Google Patents

木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケット及びこれを用いた木質系パネルの矧ぎ接合仕上面

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JP2003336391A
JP2003336391A JP2002297015A JP2002297015A JP2003336391A JP 2003336391 A JP2003336391 A JP 2003336391A JP 2002297015 A JP2002297015 A JP 2002297015A JP 2002297015 A JP2002297015 A JP 2002297015A JP 2003336391 A JP2003336391 A JP 2003336391A
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Jun-Jie He
何俊杰
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Fuki Kk
KAKIUCHI CO Ltd
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Fuki Kk
KAKIUCHI CO Ltd
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    • E04F2201/0529Separate tongues; Interlocking keys, e.g. joining mouldings of circular, square or rectangular shape the interlocking key acting as a dovetail-type key

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練を要することなく容易且つ確実に施工し
得て吸湿による突き上げを解消できる木質系パネル矧ぎ
接合用下地ブラケットを提供する。 【解決手段】 雌雄嵌合部の突起22と受孔23とを嵌
合し下地ブラケット20を予め又は順次に連結すること
によって長尺の下地を形成するとともにこれを所定ピッ
チに平行配置し,各係止条27間に木質系パネル10を
スナップイン係止するように置き敷き施工するように
し,下地ブラケット20に形成した菱形メッシュ状の弾
発伸縮部29のテンションを負荷した状態で木質系パネ
ル10を矧ぎ接合することにより,簡易な施工と弾発伸
縮部29の伸縮による突き上げ防止を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば床材,壁
材,天井材等の木質系パネルをそれぞれ床,壁,天井等
の設置対象に設置するに用いる木質系パネル矧ぎ接合用
下地ブラケット及び床面,壁面,天井面等内外装の上記
下地ブラケットを用いた木質系パネルの矧ぎ接合仕上面
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば床材(フローリング)の置き敷き
構造に見られるように,この種木質系パネルの矧ぎ接合
として,例えば突付け(突付け継ともいう),すべり
刃,合决り(合欠きともいう),実矧ぎ(本実矧ぎとも
いう),雇い実矧ぎ,目地切り,敷目板等各種のものが
知られており(非特許文献1),例えば突付けは,根太
に目かすがいを用いて床材端部を突き合わせるように固
定設置し,合决りは床材端部に形成した相互に重合自在
の段部を根太に隠し釘又は手違いかすがいを用いて床材
端部を重合するように固定設置し,実矧ぎは床材端部に
雄実と雌実を形成し,根太に雌実を隠し釘を用いて床材
端部の雄実と雌実を嵌合するように固定設置し,雇い実
矧ぎは床材端部に雌実を形成し,同様に根太に雌実を隠
し釘を用いて床材端部の雌実に雇い実を嵌合して固定設
置するものとされる(非特許文献2)。
【0003】また例えば防音材を敷設した上に合决りを
行なうについて矧ぎ接合部分の防音材を切欠くことによ
って該切欠き部に矩形の木片を配置し,隠し釘を雌実か
ら該木片を介して根太等の床下地に打ち込み,これによ
って木質系パネルを固定設置するようにしたものも提案
されている(特許文献1)。
【0004】
【非特許文献1】「構造用教材」財団法人日本建築学
会,昭和62年3月5日,p.80
【非特許文献2】「木造の詳細 2仕上げ編」株式会社
彰国社,昭和60年4月20日第1版第23刷,p.7
【特許文献1】特開2000−17823号公報(2頁
−3頁,図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合床材等の木質
系パネルは確実に根太に固定され,表面を面一とする良
好な外観を有する内装乃至外装仕上をなし得るが,矧ぎ
接合には上記隠し釘等の金具を用いた固定を行うために
相当程度熟練した作業者による施工が必要となるととも
に施工が煩雑で作業性が悪く,またこれによって施工費
が嵩み,木質系パネルの需要がありながら,その普及の
阻害要因ともなっている。例えば60m2前後の床に床
材を置き敷き施工するのに,一般に熟練した施工作業者
3人が1日(8時間程度)を必要とするものとされる。
【0006】また木質系パネルは,その材質の性質上吸
湿性があり,例えば床材として使用したとき裏面側でコ
ンクリート躯体,床下土壌等の湿気を吸湿する一方,空
調等によって室内側が乾燥する環境に置かれることによ
って表面が幅方向に反る傾向を生じやすく,反りが発生
すると上記隠し釘等の金具によって隣接する木質系パネ
ルの位置関係が固定されることによって,各木質系パネ
ルの非金具固定側の端部の逃げがなく,いわゆる突き上
げを生じて表面状態を損傷する傾向を招き易い。
【0007】特に最近孟宗竹等の竹材を用いた集成材に
よる床材の木質系パネルが供給されているが,竹材の吸
湿性は一般木材より大きいために反りとこれによる突き
上げが顕著になる傾向がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,熟練を要することな
く可及的容易にして確実な施工をなし得るとともに吸湿
による突き上げを解消し得る木質系パネル矧ぎ接合用下
地ブラケットを提供するにあり,またこれを用いた内外
装の木質系パネルの矧ぎ接合仕上面を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,連結することによって長尺の下地を形成自在とし,
該下地に木質系パネルをスナップイン状に係止すること
によってテンションが負荷された状態で木質系パネルの
固定設置を行うようにして,熟練を要することなくその
簡易且つ確実な固定設置を可能とするとともに係止状態
で木質系パネルの反りが発生したときテンションが伸縮
乃至拡縮自在となってこれを吸収しその逃げを形成可能
とすることによって突き上げの可能性を解消し得る下地
ブラケットを提供するように,請求項1に記載の発明
を,連結方向両端部に相互に嵌脱自在に設置した連結手
段と,該連結手段間の中間位置に上向きに突出して隣接
する木質系パネルの幅方向端部を係止自在に設置したパ
ネル端部係止手段と,少なくとも上記一方の連結手段と
パネル端部支持手段間に配置したテンション負荷手段と
を備えてなることを特徴とする木質系パネル矧ぎ接合用
下地ブラケットとしたものである。
【0010】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
下地ブラケットの連結及び木質系パネルの係止を更に可
及的に容易且つ確実になし得るようにするとともにテン
ション負荷手段が係止の容易性を損うことなく且つ確実
なテンション負荷をなし得る好ましい形態のものとする
ように,これを,上記連結手段を,一方を突起,他方を
受孔として相互に上下方向に嵌脱自在の雌雄嵌合部と
し,パネル端部支持手段を木質系パネルの端部突条を引
掛け係止する引掛け溝を連結方向両側に備えた断面T字
状の係止条とし,上記テンション負荷手段を連結方向に
向けて弾発的に伸縮自在の弾発伸縮部としてなることを
特徴とする請求項1に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下
地ブラケットとしたものである。
【0011】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,上記弾発伸縮部が好ましい伸縮性を発揮すること
によって上記テンション負荷を的確になし得る好ましい
形態とするように,これを,上記弾発伸縮部を連結方向
に均等伸縮自在の伸縮網目状のメッシュによって形成し
てなることを特徴とする請求項2に記載の木質系パネル
矧ぎ接合用下地ブラケットとしたものである。
【0012】請求項4に記載の発明は,同じく上記に加
えて,テンション負荷によって下地ブラケットが疲労し
てテンション負荷の不良を生じることによって木質系パ
ネルの固定設置に緩みを生じることなく,テンションの
耐久性を可及的に向上したものとするように,これを,
上記伸縮網目状のメッシュを菱形の網目を連続配置した
菱形メッシュとし且つその辺の交点にそれぞれ菱形内側
に向けて円弧をなすC字連結部を配置してなることを特
徴とする請求項3に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地
ブラケットとしたものである。
【0013】請求項5に記載の発明は,同じく上記に加
えて,許容寸法の誤差,クリアランス等によって固定設
置した木質系パネルが外力によって僅かに揺動したりす
ることなく,該木質系パネルをその背面から下支えする
ことによって更に良好な納まり状態を確保可能とするよ
うに,これを,上記パネル端部支持手段近傍の片側又は
両側に木質系パネルの隣接側端部を浮上方向に下支えす
る下支え手段を備えてなることを特徴とする請求項1,
2,3又は4に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラ
ケットとしたものである。
【0014】請求項6に記載の発明は,同じく上記に加
えて,上記下支えを簡易な構造で確実に行う好ましい形
態のものとするように,これを,上記下支え手段を,一
端を固定して斜め上向きに傾斜設置した傾斜舌片による
ものとしてなることを特徴とする請求項1,2,3,4
又は5に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケット
としたものである。
【0015】請求項7に記載の発明は,同じく上記に加
えて,下地ブラケットを合成樹脂で一体成形することに
よって,連結,係止,テンション負荷等に必要な精度を
可及的容易且つ確実に確保するとともに可及的に低コス
トのものとし得るように,これを,ポリプロピレン,高
密度ポリエチレン等の合成樹脂によって一体成形してな
ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6に
記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケットとしたも
のである。
【0016】請求項8に記載の発明は,上記連結するこ
とによって下地をなす下地ブラケットを用いることによ
って,熟練を必要とすることなく木質系パネルによる床
面,壁面,天井面等内外装の施工を可及的簡易且つ確実
になし得るようにするとともに木質系パネルの反りが発
生したときその逃げを形成可能とすることによって突き
上げといった表面損傷がなく,更に木質系パネルの支持
を安定して確実に行うことができる内外装の仕上面を提
供するように,これを,連結方向両端部に相互に嵌脱自
在に設置した連結手段と,該連結手段間の中間位置に上
向きに突出して隣接する木質系パネルの幅方向端部を係
止自在に設置したパネル端部係止手段と,少なくとも上
記一方の連結手段とパネル端部支持手段間に配置したテ
ンション負荷手段とを備えた下地ブラケットを用い,連
結手段により連結することによって連結方向に隣接する
各一対の下地ブラケットにおける隣接する各一対のパネ
ル端部係止手段に木質系パネルの幅方向両端部を係止し
て木質系パネルの長手方向両端部をテンション負荷手段
のテンション負荷状態で所定間隔平行の下地ブラケット
上に跨り載置することによって木質系パネルを矧ぎ接合
してなることを特徴とする下地ブラケットを用いた木質
系パネルの矧ぎ接合仕上面としたものである。
【0017】請求項9に記載の発明は,上記に加えて,
長手方向に隣接する木質系パネル端部の跨り配置に平行
配置の下地ブラケットを共用してその端部の支持を更に
安定して確実のものとするように,これを,上記木質系
パネルの長手方向両端部の下地ブラケット上への跨り載
置を,所定間隔平行の下地ブラケットのそれぞれ略1/
2幅程度に行うことによって長手方向に隣接する木質系
パネルの矧ぎ接合に所定間隔平行の下地ブラケットの一
方又は双方を共用してなることを特徴とする請求項8に
記載の下地ブラケットを用いた木質系パネルの矧ぎ接合
仕上面としたものである。
【0018】請求項10に記載の発明は,上記に加え
て,許容寸法の誤差,クリアランス等によって固定設置
した木質系パネルが外力によって僅かに揺動したりする
ことなく,該木質系パネルをその背面から下支えするこ
とによって更に良好な納まり状態を確保したものとする
ように,上記下地ブラケットがそのパネル端部支持手段
近傍の片側又は両側に木質系パネルの端部を浮上方向に
下支えする下支え手段を備え,該下支え手段によって木
質系パネルを下支えして該木質系パネルの揺動可能性を
解消してなることを特徴とする請求項8又は9に記載の
下地ブラケットを用いた木質系パネルの矧ぎ接合仕上面
としたものである。
【0019】本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨とし
て上記課題解決の手段としたものである。
【0020】なお本発明において木質系パネルとは,各
種針葉樹,広葉樹の木材の他,木質化した茎を持つこと
によって竹材を含み,これらの集成材,化粧合板等の加
工品を含み,また用途としてその長短,大小,面積等の
大きさ及び形状を問わずに,建物の内外装に使用する床
材,壁材,天井材等を含む意味に用いる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,10は,本例において床材とし
た木質系パネル,20は該木質系パネルの固定設置,本
例において置き敷き施工に使用する下地ブラケットであ
る。
【0022】本例の床材とした木質系パネル10は,例
えば孟宗竹を用いた表面塗装の集成材によって形成して
あり,その幅方向両端に相互に嵌合自在の雄実11及び
雌実12を形成したものとし,置き敷き施工によって隣
接する木質系パネル10間に隙間が生じるのを防止した
ものとしてある。
【0023】木質系パネル10は,更にその幅方向端部
の,本例にあって上記雄実11,雌実12の下部にそれ
ぞれ水平突出のリブによる端部突条13を備えた,例え
ば長さ1m弱程度,雄実11を含めて幅10cm程度,
厚さ1.5cm程度のものとしてあり,上記端部突条1
3は,木質系パネル10の幅方向端部の下端にあって,
例えば数mmの幅と高さを有する上記リブによるものと
してあり,このとき端部突条13間の幅は9cm弱程度
となるようにしてある。
【0024】下地ブラケット20は,連結することによ
って従来技術における根太に代る長尺の下地をなし,上
記木質系パネル10を矧ぎ接合して,本例にあっては床
面の仕上面を形成するものとしてあり,連結方向両端部
に相互に嵌脱自在に設置した連結手段と,該連結手段間
の中間位置に上向きに突出して隣接する木質系パネル1
0の幅方向端部を係止自在に設置したパネル端部係止手
段と,少なくとも上記一方の連結手段とパネル端部支持
手段間に配置したテンション負荷手段とを備えたものと
し,本例にあっては更に上記パネル端部支持手段近傍の
片側又は両側に木質系パネル10の隣接側端部を浮上方
向に下支えする下支え手段を備えたものとしてある。
【0025】本例の下地ブラケット10は,例えば,こ
れをポリプロピレン,高密度ポリエチレン等の各種合成
樹脂,本例にあってはポリプロピレンによって一体成形
したものとし,例えば基部21と,該基部21に配置し
た連結手段の一方,パネル端部係止手段及び上記下支え
手段と,上記基部21に続くテンション負荷手段と,該
テンション負荷手段に続く連結手段の他方とを一体に具
備したものとしてあり,例えば長さ10cm程度,幅7
cm程度,基部高さ1cm弱程度,パネル端部係止手段
を含めた高さ1.5cm程度のものとし,また連結した
状態で該パネル端部係止手段間の間隔が9cm弱となる
ようにしたものとしてある。
【0026】本例にあっては該下地ブラケット20は,
その上記連結手段を,一方を突起22,他方を受孔23
とする相互に上下方向に嵌脱自在の雌雄嵌合部としてあ
り,このとき本例の突起22及び受孔23は,下地ブラ
ケット20の連結方向一方の端部,本例にあっては上記
テンション負荷手段側に一対の突起22を,他方の端
部,本例にあっては基部21の端部に,上記一対の突起
22に応じて一対の受孔23をそれぞれ設置したものと
してあり,本例にあっては突起22及び受孔23はそれ
ぞれその両側に相互に係止自在の多数,例えば突起22
側で3つ程度,受孔23側で4乃至5つ程度の鋸歯状係
止部24を備え,受孔23を連結方向に幾分大きくする
ことによって該鋸歯状係止部24の噛合による係止位置
を連結方向に1〜数mm程度可変とし,連結状態で上記
パネル端部係止手段の間隔調整を可能とするようにして
あり,また本例の突起22及び受孔23はそれぞれ嵌合
時に底が重なるように基部21厚さと略同等の有底のも
のとするとともに受孔23の底には上端に鉤部を備えた
係止突起25を起立設置し,該係止突起25を上記突起
22の底面に形成した透孔を介して該突起22側面上端
に切欠形成した係止部26に弾発的に係止することによ
って相互の嵌合による連結時に上下位置を規制して上下
の位置ずれが生じることなく且つ下地ブラケット20が
水平面一に連結し得るようにしてある。
【0027】本例のパネル端部支持手段は,これを木質
系パネルAの端部突条を引掛け係止する引掛け溝28を
連結方向両側に備えた断面T字状の係止条27としてあ
り,本例にあって該係止条27は,下地ブラケット20
の連結方向長さの略1/3程度の中間位置の基部21上
にして,本例にあって連結手段一方の上記一対の受孔2
3側に変位した基部21上の位置に上記断面T字状にし
て下地ブラケット20の交差方向,即ち幅方向全長に設
置してあり,このとき上記T字状とすることによって連
結方向両端部に上記木質系パネル10に配置したリブの
端部突条13を引掛け係止する上記引掛け溝28を連結
方向対称に形成したものとしてある。
【0028】本例のテンション負荷手段は,これを連結
方向に向けて弾発的に伸縮自在の弾発伸縮部29とし,
本例の該弾発伸縮部29は,これを連結方向に均等伸縮
自在の伸縮網目状のメッシュによって形成したものとし
てあり,このとき本例にあって該伸縮網目状のメッシュ
は,これを菱形の網目を連続配置した菱形メッシュとし
且つその辺の交点にそれぞれ菱形内側に向けて円弧をな
すC字連結部30を配置したものとしてあり,このとき
本例の弾発伸縮部29の菱形メッシュは,図示されるよ
うに平行四辺形,特に4辺が等長の菱形をなす,例えば
菱形金網,エキスパンドメタル等の類似形状をなし,こ
れらが弾発伸縮性を備えるように上記合成樹脂で一体成
形したものとし,このとき辺同士の交点が弾発伸縮性の
動作に耐え疲労やこれによる劣化を生じることのないよ
うに円弧状をなすものとし,本例にあっては各菱側の内
側に向けてC字状の上記C字連結部30をなすように
し,菱形同士の連結部にあっては背合せ配置のC字状の
連結部をなすようにしてある。
【0029】本例の下支え手段は,これを,一端を固定
して斜め上向きに傾斜設置した傾斜舌片31によるもの
としてあり,本例にあって該傾斜舌片31は,基部21
の上記T字状の係止条27の連結方向両側にそれぞれ該
係止条27に向けて緩傾斜し,先端が僅かに基部21上
端から浮き上がるように一端を基部21に固定すること
によって弾発性を有するようにし,係止条27の引掛け
溝28に端部突条13を引掛け係止することによって基
部21上に載置する木質系パネル10を浮上方向に下支
えして,木質系パネル10に生じる可能性のある僅かな
揺動を解消するようにしてある。
【0030】下地ブラケット20を用いた木質系パネル
10の矧ぎ接合による仕上面の形成は,上記連結手段に
より連結することによって連結方向に隣接する各一対の
下地ブラケット20における隣接する各一対のパネル端
部係止手段に木質系パネル10の幅方向両端部を係止し
て木質系パネル10の長手方向両端部をテンション負荷
手段のテンション負荷状態で所定間隔平行の下地ブラケ
ット20上に跨り載置することによって木質系パネル1
0を矧ぎ接合したものとしてあり,このとき上記木質系
パネル10の長手方向両端部の下地ブラケット20上へ
の跨り載置は,これを,所定間隔平行の下地ブラケット
20のそれぞれ略1/2幅程度に行うことによって長手
方向に隣接する木質系パネル10の矧ぎ接合に所定間隔
平行の下地ブラケット20の一方又は双方を共用したも
のとし,また上記下支え手段によって木質系パネル20
を下支えして該木質系パネルの揺動可能性を解消したも
のとしてある。
【0031】即ち本例にあって,雌雄嵌合部の突起22
と受孔23とを嵌合して下地ブラケット20を予め又は
順次に連結することによって長尺の下地を形成するとと
もに複数の該下地を所定ピッチに平行配置し,連結する
ことによって下地横断状の所定間隔に位置することにな
る係止条27間に木質系パネル10を,例えば幅方向端
部一方の端部突条13を片側の係止条27の引掛け溝2
8に引掛け係止し,該幅方後端部の引掛け係止状態で他
方の幅方向端部を落し込むように下地ブラケット20側
に押圧し,これを他の側の係止条27の引掛け溝28に
スナップイン的に係止し,これを順次繰り返すことによ
って木質系パネル10の矧ぎ接合を行なって,床材の置
き敷き施工を行なうものとしてあり,本例にあっては木
質系パネル10間で雄実11と雌実12を配置してこれ
らを相互に嵌合するようにしたから,スナップイン的の
係止に際しては先行配置した木質系パネル10の雌実1
2に対して後続配置の木質系パネル10における雄実1
1を嵌めこむように上記一方の幅方向端部を片側の係止
条27における引掛け溝28に引掛け係止し,雌実11
側を上記下地ブラケット20に対して押圧するようにす
ればよい。
【0032】このとき成形の寸法設定又は上記間隔調整
を施すことによって係止条27間の間隔を木質系パネル
10の幅,特に幅方向両端部間の幅と同等乃至幾分小さ
めに設定することにより,上記スナップイン的な係止に
よって,下地ブラケット20の伸縮網目状菱形メッシュ
の弾発伸縮部29が引っ張られて幾分伸張し,係止完了
とともに復帰方向に縮小して,木質系パネル10をテン
ション負荷状態,即ち弾発伸縮部29の弾発性が発揮さ
れた伸張状態で係止するようにし,本例にあっては下地
ブラケット20の上記係止条27連結方向両側の下支え
手段の傾斜舌片31が弾発的に木質系パネル10の下面
を弾発的に下支えしたものとしてあり,これによって木
質系パネル10を確実に支持してその跨り配置による置
き敷きの仕上面を形成するようにしてある。
【0033】本例の下地ブラケット20は,上記のとお
り下地として連結したときパネル端部係止手段の係止条
27間の間隔,特にその内法寸法が9cm弱程度となる
ようにしてあり,一方本例の木質系パネル10の端部突
条間の間隔は同じく9cm弱程度としてあり,このとき
上記成下地ブラケット20成形の寸法設定又は間隔調整
によって,木質系パネル10の端部突条13間の間隔よ
り1〜2mm程度小さくなるようにして,上記弾発性を
発揮し,テンション負荷状態で木質系パネル10を確実
且つ強固に係止するようにしてある。
【0034】下地ブラケット20は,木造構造にあって
は,例えば根太上に下地合板を敷設し,該下地合板上に
配置するようにし,コンクリート構造にあっては,例え
ばコンクリート躯体乃至これに敷設した下地合板上に配
置するようにし,またコンクリート躯体に不陸があると
きや防音性を確保するときはクッション材を敷設し,そ
の上に配置すればよい。
【0035】また該下地ブラケット20は,例えば部屋
の対向する2辺を含めて木質系パネル10の長手方向と
交差する方向で仕上面を画する対向2辺に配置するとと
もにその一方の置き敷き開始側から木質系パネル10の
長さに合せてその長手方向端部に位置して下地ブラケッ
ト20間に木質系パネル10が跨り配置されるように所
定のピッチで平行に配置するようにし,このとき例えば
木質系パネル10を千鳥配置する場合には千鳥の木質系
パネル10の両端及び中央の3ヶ所に下地ブラケット2
0が位置するように該下地ブラケット20を連結した下
地を平行となるように配置するものとしてある。
【0036】また下地ブラケット20の配置について部
屋の壁面側端部については隣接する一対のパネル端部係
止手段の係止条27を構成する以外の部分,本例にあっ
ては係止条27から基部21の受孔23を設置した側の
基部部分を,係止条27を残すように現場工具の鋸等で
切断し,係止条27を残した部分又は残余部分を用いる
ようにして,壁面側に木質系パネル10が存在しない空
隙スペースができないようにすることが好ましい。なお
壁面側で下地ブラケット20上に幅木を設置する場合に
は,該幅木が木質系パネル10の端部処理を行なうか
ら,この場合幅木の厚さを考慮してその切断を適宜の位
置で行なうようにするのがよい。
【0037】木質系パネル10の跨り配置は,平行に配
置した下地ブラケット20における上記7cm程度の幅
の片側に1/2の3〜4cm程度を載置するようにこれ
を行い,該下地ブラケット20を木質系パネル10の長
手方向に双方の端部を載置するように共用したものとし
てあるが,室内の端部等にあって最端に位置する下地ブ
ラケット20は空隙を生じないように木質系パネル10
の端部を下地ブラケット20の全幅に載置するようにす
ればよい。
【0038】以上のように形成した下地ブラケット20
は,連結することによって長尺の下地を形成自在とし,
該下地に木質系パネル10をスナップイン状に係止する
ことによってテンションが負荷された状態で木質系パネ
ル10の固定設置を行うようにして,熟練を要すること
なくその簡易且つ確実な固定設置を可能とするとともに
係止状態で木質系パネル10の反りが発生したとき弾発
伸縮部29の耐久性に富んだ伸縮網目状菱形メッシュに
よってテンションが伸縮自在となってこれを吸収しその
逃げを形成することによって突き上げ等の可能性を解消
することができ,また下支え手段の下支えによって許容
寸法の誤差,クリアランス等によって固定設置した木質
系パネル10の床材が僅かに揺動して違和感を与えるこ
ともなく,下地ブラケット20を用いることによりその
基部10の高さに応じたスペースが床下に形成されるこ
とによって該スペースをOA機器その他の配線スペース
として使用することもできる。
【0039】また該下地ブラケット20を使用した矧ぎ
接合の仕上面の床面は,熟練を必要とすることなく施工
を可及的簡易且つ確実になし得るようにするとともに木
質系パネル10の反りが発生したときその逃げを形成可
能とすることによって突き上げといった表面損傷がな
く,更に木質系パネル10の支持を安定して確実に行う
ものとすることができる。
【0040】図示した例は以上のとおりとしたが,例え
ば固定手段を用いて下地ブラケットを仕切壁,スラブの
ような構造躯体乃至これに対する設置面等に固定し,木
質系パネルを,例えば横貼り用の壁材や天井材等の内外
装用のものとして壁面,天井面等の仕上面を構成するこ
と,木質系パネルを幅広パネルとしまたタイル乃至ブロ
ック状のものとすること,連結手段を連結方向にスナッ
プイン状に連結するものとすること,パネル端部係止手
段をL字状背合せ一対のものとすること,テンション負
荷手段を金属又は合成樹脂の連結方向に伸縮自在のスプ
リング等の弾発伸縮性付与のための各種手段によるもの
とすること,下支え手段を省略し又は上記パネル端部係
止手段の片側に設置するようにすること,下支え手段を
同じくスプリング等の上向きに弾発伸縮性を有するもの
とすること,下地ブラケットを合成樹脂及び/又は金属
等の複合部材の組合せによって一体的に形成したものと
すること等を含めて,本発明の実施に当って,下地ブラ
ケット,その連結手段,パネル端部係止手段,テンショ
ン負荷手段,木質系パネル,必要に応じて用いる雌雄嵌
合部,係止条,弾発伸縮部,その伸縮網目状のメッシ
ュ,菱形メッシュ,下支え手段,その傾斜舌片等の各具
体的形状,構造,材質,大きさ,矧ぎ接合を含めたこれ
らの関係,これらに対する付加,固定設置の構造,施工
方法等は,上記発明の要旨に反しない限り様々の形態と
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,連結することによって長尺の
下地を形成自在とし,該下地に木質系パネルをスナップ
イン状に係止することによってテンションが負荷された
状態で木質系パネルの固定設置を行うようにして,熟練
を要することなくその簡易且つ確実な固定設置を可能と
するとともに係止状態で木質系パネルの反りが発生した
ときテンションが伸縮乃至拡縮自在となってこれを吸収
しその逃げを形成可能とすることによって突き上げの可
能性を解消し得る木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケッ
トを提供することができる。
【0042】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
下地ブラケットの連結及び木質系パネルの係止を更に可
及的に容易且つ確実になし得るようにするとともにテン
ション負荷手段が係止の容易性を損うことなく且つ確実
なテンション負荷をなし得る好ましい形態のものとする
ことができる。
【0043】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,上記弾発伸縮部が好ましい伸縮性を発揮すること
によって上記テンション負荷を的確になし得る好ましい
形態とすることができる。
【0044】請求項4に記載の発明は,同じく上記に加
えて,テンション負荷によって下地ブラケットが疲労し
てテンション負荷の不良を生じることによって木質系パ
ネルの固定設置に緩みを生じることなく,テンションの
耐久性を可及的に向上したものとすることができる。
【0045】請求項5に記載の発明は,同じく上記に加
えて,許容寸法の誤差,クリアランス等によって固定設
置した木質系パネルが外力によって僅かに揺動したりす
ることなく,該木質系パネルをその背面から下支えする
ことによって更に良好な納まり状態を確保可能としたも
のとすることができる。
【0046】請求項6に記載の発明は,同じく上記に加
えて,上記下支えを簡易な構造で確実に行う好ましい形
態のものとすることができる。
【0047】請求項7に記載の発明は,同じく上記に加
えて,下地ブラケットを合成樹脂で一体成形することに
よって,連結,係止,テンション負荷等に必要な精度を
可及的容易且つ確実に確保するとともに可及的に低コス
トのものとすることができる。
【0048】請求項8に記載の発明は,上記連結するこ
とによって下地をなす下地ブラケットを用いることによ
って,熟練を必要とすることなく木質系パネルによる床
面,壁面,天井面等内外装の施工を可及的簡易且つ確実
になし得るようにするとともに木質系パネルの反りが発
生したときその逃げを形成可能とすることによって突き
上げといった表面損傷がなく,更に木質系パネルの支持
を安定して確実に行うことができる内外装の仕上面を提
供することができる下地ブラケットを用いた木質系パネ
ルの矧ぎ接合仕上面を提供することができる。
【0049】請求項9に記載の発明は,上記に加えて,
長手方向に隣接する木質系パネル端部の跨り配置に平行
配置の下地ブラケットを共用してその端部の支持を更に
安定して確実のものとすることができる。
【0050】請求項10に記載の発明は,上記に加え
て,許容寸法の誤差,クリアランス等によって固定設置
した木質系パネルが外力によって僅かに揺動したりする
ことなく,該木質系パネルをその背面から下支えするこ
とによって更に良好な納まり状態を確保したものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】下地ブラケットとその連結方法を示す斜視図で
ある。
【図2】連結した下地ブラケットに対する木質系パネル
のスナップイン状の係止を行なう状態を示す斜視図であ
る。
【図3】下地ブラケットの斜視図である。
【図4】下地ブラケットと木質系パネルの関係を示す縦
断面図である。
【図5】木質系パネルの縦断面図である。
【符号の説明】
10 木質系パネル 13 端部突条 20 下地ブラケット 22 連結突起 23 連結受孔 27 係止条 28 引掛け溝 29 弾発伸縮部 31 傾斜舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 13/10 E04F 13/10 D 15/00 601 15/00 601F Fターム(参考) 2E110 AA14 AA27 AA42 AB03 AB04 AB05 BA12 BB04 BD16 BD23 CA07 CA14 CA17 DA03 DA10 DA15 DB03 DC06 DC08 DC36 GA22Y GA33W GB43Y GB62W 2E220 AA07 AA10 AA12 AA51 AB14 AB24 AC03 BA01 BB04 CA01 CA02 CA05 CA44 CA47 CA71 DA13 DA14 DB03 DB07 DB13 EA11 FA13 GA07Y GA25X GB33Y GB50X

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結方向両端部に相互に嵌脱自在に設置
    した連結手段と,該連結手段間の中間位置に上向きに突
    出して隣接する木質系パネルの幅方向端部を係止自在に
    設置したパネル端部係止手段と,少なくとも上記一方の
    連結手段とパネル端部支持手段間に配置したテンション
    負荷手段とを備えてなることを特徴とする木質系パネル
    矧ぎ接合用下地ブラケット。
  2. 【請求項2】 上記連結手段を,一方を突起,他方を受
    孔として相互に上下方向に嵌脱自在の雌雄嵌合部とし,
    パネル端部支持手段を木質系パネルの端部突条を引掛け
    係止する引掛け溝を連結方向両側に備えた断面T字状の
    係止条とし,上記テンション負荷手段を連結方向に向け
    て弾発的に伸縮自在の弾発伸縮部としてなることを特徴
    とする請求項1に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地ブ
    ラケット。
  3. 【請求項3】 上記弾発伸縮部を連結方向に均等伸縮自
    在の伸縮網目状のメッシュによって形成してなることを
    特徴とする請求項2に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下
    地ブラケット。
  4. 【請求項4】 上記伸縮網目状のメッシュを菱形の網目
    を連続配置した菱形メッシュとし且つその辺の交点にそ
    れぞれ菱形内側に向けて円弧をなすC字連結部を配置し
    てなることを特徴とする請求項3に記載の木質系パネル
    矧ぎ接合用下地ブラケット。
  5. 【請求項5】 上記パネル端部支持手段近傍の片側又は
    両側に木質系パネルの隣接側端部を浮上方向に下支えす
    る下支え手段を備えてなることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4に記載の木質系パネル矧ぎ接合用下地ブラ
    ケット。
  6. 【請求項6】 上記下支え手段を,一端を固定して斜め
    上向きに傾斜設置した傾斜舌片によるものとしてなるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の木
    質系パネル矧ぎ接合用下地ブラケット。
  7. 【請求項7】 ポリプロピレン,高密度ポリエチレン等
    の合成樹脂によって一体成形してなることを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5又は6に記載の木質系パネル
    矧ぎ接合用下地ブラケット。
  8. 【請求項8】 連結方向両端部に相互に嵌脱自在に設置
    した連結手段と,該連結手段間の中間位置に上向きに突
    出して隣接する木質系パネルの幅方向端部を係止自在に
    設置したパネル端部係止手段と,少なくとも上記一方の
    連結手段とパネル端部支持手段間に配置したテンション
    負荷手段とを備えた下地ブラケットを用い,連結手段に
    より連結することによって連結方向に隣接する各一対の
    下地ブラケットにおける隣接する各一対のパネル端部係
    止手段に木質系パネルの幅方向両端部を係止して木質系
    パネルの長手方向両端部をテンション負荷手段のテンシ
    ョン負荷状態で所定間隔平行の下地ブラケット上に跨り
    載置することによって木質系パネルを矧ぎ接合してなる
    ことを特徴とする下地ブラケットを用いた木質系パネル
    の矧ぎ接合仕上面。
  9. 【請求項9】 上記木質系パネルの長手方向両端部の下
    地ブラケット上への跨り載置を,所定間隔平行の下地ブ
    ラケットのそれぞれ略1/2幅程度に行うことによって
    長手方向に隣接する木質系パネルの矧ぎ接合に所定間隔
    平行の下地ブラケットの一方又は双方を共用してなるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の下地ブラケットを用い
    た木質系パネルの矧ぎ接合仕上面。
  10. 【請求項10】 上記下地ブラケットがそのパネル端部
    支持手段近傍の片側又は両側に木質系パネルの端部を浮
    上方向に下支えする下支え手段を備え,該下支え手段に
    よって木質系パネルを下支えして該木質系パネルの揺動
    可能性を解消してなることを特徴とする請求項8又は9
    に記載の下地ブラケットを用いた木質系パネルの矧ぎ接
    合仕上面。
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