JP2012251313A - ウッドデッキ固定材及びウッドデッキ固定構造 - Google Patents

ウッドデッキ固定材及びウッドデッキ固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】使用するウッドパネルの幅や固定位置が限られることなく、またウッドパネルの伸縮に応じた固定材自体の固定によって固定不良や長期間の使用による固定状態の劣化がなく、固定の時点からウッドパネルの配置の位置を予め割り出し易いウッドデッキ固定材を提供する。
【解決手段】それ自体が根太材に固定され、底面に複数本の嵌入溝が形成されたウッドデッキをそれ自体の上面に固定するものであって、一枚のウッドデッキの嵌入溝数に対応した複数の基部1同士が、屈曲構成された連接枠2によって平面内に連接されてなり、各基部1は、上方に突出した複数の嵌入突部3が、ウッドデッキの各嵌入溝に対応する位置に列状形成され、いずれかの嵌入突部3間に、基部1自体を固定するための固定孔4hが同列形成されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウッドデッキを固定するための固定部材及びこれによるウッドデッキの固定構造に関する。
従来、木材表面組み込み材用のクッションブロックとして、ウッドパネルの両端付近の下面に設けた一対の溝にはまりこむ矢形の突条を有したブロック材が開示される(特許文献1参照)。各ブロック材は一方の側部に2つの連結溝を、他方の側部に2つの連結片を有し、それぞれの連結溝と連結片とが嵌合して複数のブロック材が一方向に連結された状態となる。そして、この連結状態のブロックの連結方向と交差する方向にウッドパネルを敷き詰めるものとしている。
また、平板状部材をその厚さである突合せ面に沿って接合するための平板状部材の接合装置として、従来、嵌合凸部を嵌合凹部に自動的に嵌入することによって互いに押圧され、この姿勢で係止連結部によって固定される、係止するさねはぎ継手の嵌合凹部内面または嵌合凸部外面に、予め接着剤が塗布される構造が開示される(例えば、特許文献2参照)。前記接合装置は具体的には、互いにさねはぎ状に嵌合する嵌合凸部及び嵌合凹部が、前記突合せ面に設けられ、前記嵌合凹部のテーパ面が、該嵌合凹部の開口部方向へ、拡がるように角度が付けられて形成されており、前記開口部における前記嵌合凹部のテーパ面は、当該テーパの角度よりも大きな角度をもって、狭窄するようにテーパが付けられており、前記嵌合凸部には、その先端部から前記嵌合凹部のテーパ面と同じ角度のテーパが付けられ、更に、前記嵌合凹部の前記開口部の幅は、該嵌合凸部の先端部の幅よりも大きく形成されており、前記嵌合凹部のテーパ面は、前記嵌合凸部と一致した形状に形成され、前記嵌合凹部の開口端部に突設された係止突起及び前記嵌合凸部に設けられた係止凹部の画成面が一致して成る係止部が設けられている。
特表2003−536001号公報 米国特許6,857,242号公報
しかしながら、上記従来のクッションブロックは、複数個のブロック材を一方向に連結して配置して使用するため、使用するウッドパネルの幅が限られてしまうものであった。またブロック材自体の固定方法はブロック底面を接着するしかなく、ウッドパネルの伸縮に基づく接着不良や長期間の使用による接着状態の劣化が考えられるものであった。更に各ブロック材に突条が一つずつ設けられるため、クッションブロックの連結固定後の突条の位置、すなわちウッドパネルの配置の位置が予め割り出しにくいものであった。
そこで、本発明はこのような点を解決すべくなされたものであって、使用するウッドパネルの幅や固定位置が限られることなく、またウッドパネルの伸縮に応じた固定材自体の固定によって固定不良や長期間の使用による固定状態の劣化がなく、更に、固定材の固定の時点からウッドパネルの配置の位置を予め割り出し易いウッドデッキ固定材及びウッドデッキの固定構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のウッドデッキ固定材及び固定構造は、以下(1)〜(7)の手段を講じている。
(1)本発明のウッドデッキ固定材は、それ自体が根太材7に固定され、底面に複数本の嵌入溝61が形成されたウッドデッキをそれ自体の上面に固定するものであって、一枚のウッドデッキの嵌入溝61数に対応した複数の基部1同士が、屈曲構成された連接枠2によって略同一平面内に連接されてなり、
各基部1は、上方に突出した複数の嵌入突部3が、ウッドデッキの各嵌入溝61に対応する位置に列状形成され、いずれかの嵌入突部3間に、基部1自体を固定するための固定孔4hが同列形成されてなることを特徴とする。
すなわち各基部1において、嵌入突部3と固定孔4hとが同列形成され、固定孔4hは同列配置された複数の嵌入突部3間に挟まれて配置される。嵌入突部3を一つずつ有する複数の基部1が連接してなり、連接された基部1を有する一つの固定材毎に一枚のウッドデッキに対応するため、固定材の取り付け間隔を調整することでウッドデッキの固定位置を調整でき、また同一の嵌入溝61を有した異なる幅のウッドデッキを使用することで、使用するウッドデッキのパネル幅は限られることがない。
ウッドパネルの嵌入溝61を中心として各基部1を固定することで、ウッドパネルの伸縮によって嵌入状態が悪くなったり、基部1自体の固定状態が変形したりする事態を抑制することができる。またこれにより、基部1の固定位置がそのままウッドデッキの嵌入溝61の溝位置となり、ウッドデッキの溝位置の特定によって固定位置の割り出しが可能となり、したがってウッドパネルの配置位置を正確に割り出すことができる。
(2)前記ウッドデッキ固定材において、連接枠2は外枠部分が屈曲枠によって構成され、この屈曲枠は、固定材の連接方向中央位置の両側部に、枠外面が内側に折曲してなる内折れ部21dを有することが好ましい。この内折れ部21dの中折れ中央部が固定するウッドデッキの幅方向中央位置に相当することで、ウッドデッキの固定位置を内折れ部21dによって容易に割り出すことができ、正確な位置にウッドデッキを固定することができる。
(3)前記いずれかのウッドデッキ固定材において、少なくともいずれかの基部1の連接枠2形成側の側部には、基部1上面と同一面内で連接方向に張り出した張り出し片5が形成され、ウッドデッキの固定状態において、基部1上面と共にこの張り出し片5の上面がウッドデッキ下面に対向してなることが好ましい。
基部1上面と共にこの張り出し片5の上面によってウッドデッキ下面を平面的に支承することで、連接部位置での支持強度の不足を解消し、ウッドデッキの破損や連接部位置下方へのゆがみ変形を防ぐことができる。
(4)前記いずれかのウッドデッキ固定材は、平面視にて所定の長さ方向と所定の幅方向に伸長する扁平形状の2つの基部1が、弾性材からなる連接枠2によって幅方向に略同一平面内で連接されたウッドデッキ固定材であって、
各基部1は、第一の嵌入突部3と、固定部と、第二の嵌入突部3とが順に、長さ方向に沿って幅方向中央位置に形成され、
各基部1の連接枠2形成側の長さ方向中央位置には、それぞれ基部1上面と同一面内で幅方向片側へ張り出し片5が側方へ張り出し形成され、
各張り出し片5は片中央部にくぼみが形成されると共に、各張り出し片5のくぼみの中央をピンゲート位置とする射出成型によって一体成形されたものとすることができる。
(5)前記いずれかのウッドデッキ固定材において、基部1は、中央に固定孔4hが形成された矩形の固定板12と、固定板12の両側方に略同一平面内でそれぞれ延出して枠形成される一対の方形枠11とから一体的に構成されるものであり、
各方形枠11の枠内には、ウッドデッキの長さ方向に沿って形成された一本の嵌入溝61内に共に嵌入し得る嵌入突部3がそれぞれ上向して突設されることが好ましい。
(6)前記いずれかのウッドデッキ固定材において、各嵌入突部3は、基部1の上面から上方へ突出形成された突壁31と、突壁31の頂部から壁両面側へそれぞれ傾斜形成された羽根板32と、突壁31の壁両側部を台状に支える補強枠33とから一体的に構成され、各基部1において、複数の突壁31が一列に離間形成され、各突壁31の両端に補強枠33が形成されると共に、この離間部分の隣り合う補強枠33間に固定孔4hが形成されることが好ましい。
(7)上記いずれか記載のウッドデッキ固定材を根太材7に固定したウッドデッキ固定構造であって、根太材7は、ウッドデッキ固定材を上面幅方向に亘って水平固定する中央のベース板70と、ベース板の両側部から傾斜した傾斜側板71とから構成され、両側の傾斜側板71によって、ウッドデッキ固定材を固定した状態で複数個を上方に重ね置きした状態となり得ることが好ましい。このような固定構造は重ね置きすることで固定材の多くを内部に保護した状態で容易に運搬できる。
本発明は上記手段を講じることで、使用するウッドパネルの幅や固定位置が限られることなく、またウッドパネルの伸縮に応じた固定材自体の固定によって固定不良や長期間の使用による固定状態の劣化がなく、更に、固定材の固定の時点からウッドパネルの配置の位置を予め割り出し易いウッドデッキ固定材及びウッドデッキの固定構造を提供することができるものとなった。
本発明のウッドデッキ固定材の実施例の斜視図。 図1に示すウッドデッキ固定材の実施例の平面図。 図2のウッドデッキ固定材の実施例の側面視A−A線断面図。 図2のウッドデッキ固定材の実施例の側面視B−B線断面図。 図2のウッドデッキ固定材の実施例の正面視C−C線断面図。 図1のウッドデッキ固定材の実施例の背面図。 ウッドデッキ固定材を固定した実施例1のウッドデッキ個固定構造によるウッドデッキ取り付け前後の状態を示す側面視説明図。 ウッドデッキ固定材を固定した実施例1のウッドデッキ固定構造によるウッドデッキ取り付け途中の状態を示す斜視説明図。 ウッドデッキ固定材の実施例を固定した実施例2のウッドデッキ固定構造を積み重ねた状態を示す正面視説明図。
以下、本発明の最良の形態例を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図1ないし図6は本発明のウッドデッキ固定材の実施例の説明図であり、図7ないし図8は本発明のウッドデッキ固定材を角棒からなる根太材77に使用した実施例1のウッドデッキ固定構造の説明図である。このうち図7(a)はウッドデッキの嵌め入れ固定前の状態を、図7(b)はウッドデッキの嵌め入れ固定後の状態を示し、そして図8は複数枚のウッドデッキ6の嵌め入れ固定の途中状態を示す。また図9は、本発明のウッドデッキ固定材を、平板からなる根太材77Lに使用した実施例2のウッドデッキ固定構造の説明図である。
本発明のウッドデッキ固定材は、それ自体が根太材7に離散して複数個、列状に固定され、底面に複数本の嵌入溝61が形成されたウッドデッキ6をそれ自体の上面に固定するものであって、一枚のウッドデッキの嵌入溝61数に対応した複数の基部1同士が、屈曲構成された連接枠2によって平面内に連接されて一体的に構成される。全体の幅はウッドデッキ6の幅よりも小さく、したがってウッドデッキの固定後にウッドデッキ6の側部から露出することはない(図7,8参照)。
(基部1)
各基部1は、上方に突出した複数の嵌入突部3が、ウッドデッキ6の各嵌入溝61に対応する位置に列状形成され、いずれかの嵌入突部3間に、基部1自体を固定するための固定孔4hが同列形成されてなる。すなわち各基部1において、嵌入突部3と固定孔4hとが同列形成され、固定孔4hは同列配置された複数の嵌入突部3間に挟まれて配置される。嵌入突部3を一つずつ有する複数の基部1が連接してなり、連接された基部1を有する一つの固定材毎に一枚のウッドデッキに対応するため、固定材の取り付け間隔を調整することでウッドデッキ6の固定位置を調整でき、また同一の嵌入溝61を有した異なる幅のウッドデッキ6を使用することで、使用するウッドデッキ6のパネル幅は限られることがない。
ウッドデッキ6の嵌入溝61を中心として各基部1を固定することで、ウッドデッキ6の伸縮によって嵌入状態が悪くなったり、基部1自体の固定状態が変形したりする事態を抑制することができる。またこれにより、基部1の固定位置がそのままウッドデッキ6の嵌入溝61の溝位置となり、嵌入溝61の位置の特定によって固定位置の割り出しが可能となり、したがってウッドデッキ6の配置位置を正確に割り出すことができる。
(連接枠2)
連接枠2は外枠部分における硬質弾性の屈曲枠材21と、内枠部分における硬質弾性の棒状枠材22とによって構成される。このうち外枠部分を構成する屈曲枠は、ウッドデッキ固定材の連接方向中央位置の両側、すなわち連接枠2の連接方向中央位置の平面視上下部分に、枠外面が内側に折曲してなる内折れ部21dを有する。この内折れ部21dの内折れ部21dの折曲中央部が固定するウッドデッキの幅方向中央位置に相当することで、ウッドデッキ6の幅方向中央の固定位置を内折れ部21dによって容易に割り出すことができ、正確な位置にウッドデッキを固定することができる。また屈曲枠材21は内折れ部21dを中央として平面視W字型に折れ曲がる弾性材の縦板から一体形成され、屈曲枠材21形状の弾性変形によってウッドデッキ6の伸縮変形に対応するものとしている。
また、連接枠2の内枠部分は、ウッドデッキ固定材の連接方向中央位置に沿って、前記平面視上下部分の内折れ部21d同士をつなぐ細幅の棒状枠材22からなる。実施例では直線の板材が縦方向に配され、この内枠部分の棒状枠材22の左右にそれぞれ平面視多角形の閉空間が枠形成される(図2、図6)。屈曲枠材21と内枠部分の棒状枠材22とがともに略同一厚さ及び同一幅の縦板で一体構成され、しかもこの縦板の高さ方向を向いた板幅は、板状の基部1の厚さよりも若干短く、基部1の表側に突出しないように基部1表面から下方にずれた上端位置として形成される。
(張り出し片5)すくなくともいずれかの基部1の連接枠2形成側の側部には、基部1上面と同一面内で連接方向に、張り出し片5が張り出して形成される。張り出し片5は矩形の片材の周囲に沿って、基部1上面と同一面の上面を有する枠部が形成され、平面視にて枠内部がくぼみ部となっている。ウッドデッキ6の固定状態においては、基部1上面と、この張り出し片5の枠部の上面とが連なって、ウッドデッキ6下面に対向接触する。基部1上面と共にこの張り出し片5の上面によってウッドデッキ6下面を平面的に支承することで、連接部位置での支持強度の不足を解消し、ウッドデッキ6の破損や連接部位置下方へのゆがみ変形を防ぐことができる。各張り出し片5は片中央部にくぼみが形成されると共に、このくぼみの中央をピンゲート位置として一体成形されたものとすることができる。
(実施例のウッドデッキ固定材)
図1〜図6に示す実施例のウッドデッキ固定材は、平面視にて所定の長さ方向と所定の幅方向に伸長する扁平形状の2つの基部1が、弾性材からなる連接枠2によって幅方向に略同一平面内で一体的に連接され、ピンゲート位置に設定される張り出し片5と共に一体形成される。各基部1は、第一の嵌入突部3と、固定部と、第二の嵌入突部3とが順に、長さ方向に沿って幅方向中央位置に形成され、
各基部1の連接枠2形成側の長さ方向中央位置には、それぞれ基部1上面と同一面内で幅方向片側へ張り出し片5が側方へ張り出し形成される。
(基部1)実施例の基部1は、中央に固定孔4hが形成された矩形の固定板12と、固定板12の両側方に略同一平面内でそれぞれ延出して枠形成される一対の方形枠11とから一体的に構成されるものであり、各方形枠11の枠内には、ウッドデッキ6の長さ方向に沿って形成された突壁31、及び突壁31の頂部から両側面側へ下方傾斜する羽根板32とからなる嵌入突部3が、それぞれ上向して突設される。一対の方形枠11それぞれの嵌入突部3は各突壁31が平面視同一列上に配置され、ウッドデッキ6裏面に形成された一本の嵌入溝61内に共通して嵌入し得る。
(嵌入突部3)実施例の嵌入突部3は、基部1の上面から上方へ突出形成された突壁31と、突壁31の頂部から壁両面側へそれぞれ傾斜形成された羽根板32と、突壁31の壁両側部を台状に支える補強枠33とから一体的に構成され、各基部1において、複数の突壁31が一列に離間形成され、各突壁31の両端に補強枠33が形成されると共に、この離間部分の隣り合う補強枠33間に固定孔4hが形成される。実施例では平面視矩形状に枠構成された方形枠11の幅方向中央位置に突壁31が形成され、突壁31の両面にはそれぞれ枠孔が形成される。また補強枠33の上下端部は上方突出する長方形の補強枠33によって一体的に補強される。
固定孔4hは、前記補強枠33間に形成された平面視長円形状の傾斜孔の孔底に形成される。穴底は具体的には長円形状の座ぐり板42から構成され、その中央に、座ぐり板42の長円形よりも小さい長円形の貫通孔として固定孔4hが形成される。この固定孔4hの長円方向のいずれかの位置にタップビス8Bの頭部が収容され、このタップビス8Bによってウッドデッキ固定材が根太材7へ固定される。
傾斜穴41の裏面には、十字状の支持枠と上下左右四方のヌスミ穴12dとが形成され、その中央に長円形の固定孔4hが形成される(図6)。
(ウッドデッキ固定構造)上記いずれか記載のウッドデッキ固定材を複数個、根太材7の上面に等間隔を明けて離間させ、一列に固定することで本発明のウッドデッキ固定構造が構成される。根太材7は、図7、図8に示すように通常の棒状の角材を使用してもよく、図9に示すように、ウッドデッキ固定材を上面幅方向に亘って水平固定する中央のベース板と、ベース板の両側部から傾斜した傾斜側板とから構成される屈曲板材を使用してもよい。特に図9のような屈曲板材を使用すると、両側の傾斜側板によって、ウッドデッキ固定材を固定した状態で複数個を上方に重ね置きした状態となり得る。
ウッドデッキ6は、複数本の嵌入溝61が長さ方向に形成される。各嵌入溝61は図7に示すように、溝奥の側部が斜めの「く」の字型の折曲辺62によって切削構成され(図7a)、溝入り口の細幅部分に対して幅広となっており、折曲辺62の入り口側の辺部が、嵌入した羽根板32の抜け止め用の返り片として機能する(図7b)。
なお本発明は、各部の具体的な構成を含めて上述した実施例に限定されるものでなく、ウッドデッキ6の幅及びウッドデッキ6のパネル強度を考慮した嵌入溝61の形成数に応じて、例えば3枚以上の基部1を連結した3枚連結構造、4枚連結構造、或いは5枚連結構造としてもよい。ただしいずれもウッドデッキ6の1枚幅以内に収まる連結数のウッドデッキ固定材であり、少なくともウッドデッキ6の固定枚数分を必要とするものである。また連接方法は硬質弾性材による屈曲連接枠2の枠形成のほか、軟質弾性材による棒状又はひも状連接でもよく、或いは連接長さの調整が可能な機構を有する硬質の棒状材による螺合連接でもよい。また、実施例1、実施例2の各構成の組み合わせや要素の抽出、構成の除外、代替など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形及び組み合わせが可能である。
1 基部
11 方形枠
11h 枠孔
12 固定板
12d ヌスミ穴
2 連接枠
21 屈曲枠材
22 中央枠材
21d 内折れ部
3 嵌入突部
31 突壁
32 羽根板
33 補強枠
41 傾斜穴
42 座ぐり板
4h 固定孔
5 張り出し片
5f 張り出し枠
6 ウッドデッキ
61 嵌入溝
62 溝側穴
63 返り片
7 根太材7
70 ベース面
71 傾斜側板
72 張り出し板
1 基部
11 方形枠
11h 枠孔
12 固定板
12d ヌスミ穴
2 連接枠
21 屈曲枠材
22 中央枠材
21d 内折れ部
3 嵌入突部
31 突壁
32 羽根板
33 補強枠
41 傾斜穴
42 座ぐり板
4h 固定孔
5 張り出し片
5f 張り出し枠
6 ウッドデッキ
61 嵌入溝
62 溝側穴
63 返り片
根太材
70 ベース板
71 傾斜側板
72 張り出し板

Claims (7)

  1. それ自体が根太材に固定され、底面に複数本の嵌入溝が形成されたウッドデッキをそれ自体の上面に固定するものであって、一枚のウッドデッキの嵌入溝数に対応した複数の基部同士が、屈曲構成された連接枠によって略同一平面内に連接されてなり、
    各基部は、上方に突出した複数の嵌入突部が、ウッドデッキの各嵌入溝に対応する位置に列状形成され、いずれかの嵌入突部間に、基部自体を固定するための固定孔が同列形成されてなることを特徴とするウッドデッキ固定材。
  2. 連接枠は外枠部分が弾性を有する屈曲枠材によって構成され、この屈曲枠材は、固定材の連接方向中央位置の両側部に、枠外面が内側に折曲してなる中折れ部を有する請求項1記載のウッドデッキ固定材。
  3. 少なくともいずれかの基部の連接枠形成側の片側部には、基部上面と同一面内で連接方向に張り出した張り出し片が形成され、ウッドデッキの固定状態において、基部上面と共にこの張り出し片の少なくとも周部の上面がウッドデッキ下面に対向してなる請求項1または2のいずれか記載のウッドデッキ固定材。
  4. 平面視にて所定の長さ方向と所定の幅方向に伸長する扁平形状の2つの基部が、弾性材からなる連接枠によって幅方向に略同一平面内で連接されたウッドデッキ固定材であって、
    各基部は、第一の嵌入突部と、固定部と、第二の嵌入突部とが順に、長さ方向に沿って幅方向中央位置に形成され、
    各基部の連接枠形成側の長さ方向中央位置には、それぞれ基部上面と同一面内で幅方向片側へ張り出し片が側方へ張り出し形成され、
    各張り出し片は片中央部にくぼみが形成されると共に、このくぼみの中央をピンゲート位置として一体成形されたものである請求項1、2、または3のいずれか記載のウッドデッキ固定材。
  5. 基部は、中央に固定孔が形成された矩形の固定板と、固定板の両側方に略同一平面内でそれぞれ延出して枠形成される一対の方形枠とから一体的に構成されるものであり、
    各方形枠の枠内には、ウッドデッキの長さ方向に沿って形成された一本の嵌入溝内に共に嵌入し得る嵌入突部がそれぞれ上向して突設される請求項1、2、3、または4のいずれか記載のウッドデッキ固定材。
  6. 各嵌入突部は、基部の上面から上方へ突出形成された突壁と、突壁の頂部から壁両面側へそれぞれ傾斜形成された羽根板と、突壁の壁両側部を台状に支える補強枠とから一体的に構成され、各基部において、複数の突壁が一列に離間形成され、各突壁の両端に補強枠が形成されると共に、この離間部分の隣り合う補強枠間に固定孔が形成される請求項1、2、3、4、または5のいずれか記載のウッドデッキ固定材。
  7. 請求項1、2、3、4、5、または6のいずれか記載のウッドデッキ固定材を根太材に列状に分散固定したウッドデッキ固定構造であって、根太材は、ウッドデッキ固定材を上面幅方向に亘って水平固定する中央のベース板と、ベース板の両側部から傾斜した傾斜側板とから構成され、両側の傾斜側板によって、ウッドデッキ固定材を固定した状態で複数個を上方に重ね置きした状態となり得ることを特徴とするウッドデッキ固定構造。
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