JP2015206228A - デッキ材とその接続構造及び化粧床面 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デッキ材4の一側の側部4A下端に外方へ突出していて固着部材5を装着可能な長さを有する固定底板部44と上方へ折れた段差部45を設け、上端に突片部46を設け、他側の側部4Bの下端に差込底板部47を設け、上端に外方へ突出した突出天板部48と段差部49を設ける。隣接する一のデッキ材3の段差部45に他のデッキ材4の差込底板部47を、突片部46に他のデッキ材4の段差部49をそれぞれ係合させて、デッキ材4,4を継ぎ合わせて接続する。
【選択図】図1
Description
また、凹溝部102aへのカバー材102bの装着が必須であるため、デッキ材102を構成する部品点数が多くなり、製作や部材の管理にコストを要するという問題もあった。
一側の側部に、当該側部の下端から外方へ突出していて固着部材を装着可能な長さを有する固定底板部が設けられているとともに当該固定底板部の端部に上方へ折れた段差部が設けられ、
他側の側部に、当該側部の下端から外方へ突出していて隣り合わせで継ぎ合わされる他のデッキ材の前記一側の側部に設けられた段差部の下側に差し込み可能な差込底板部と、当該側部の上端から前記差込底板部よりも長く外方へ突出した突出天板部が設けられた構成を有することを特徴とする。
先ず、バルコニーなどの下地となる床版上に所定の間隔を開けて複数本の根太材を並設する。
そして、根太材と直交する方向に向けた一のデッキ材を根太材に載せ、その固定底板部の上方から固着部材を根太材に通して根太材に固定する。
次いで、根太材に載せた他のデッキ材の側部を、固定された一のデッキ材の側部にあてがい、他のデッキ材の側部に設けられた差込底板部を固定された一のデッキ材の側部に設けられた段差部に差し込んで係合させ、デッキ材の側部同士を継ぎ合わせる。一のデッキ材の側部に他のデッキ材の側部を継ぎ合わせた状態で、前記根太材に固定された一のデッキ材の固定底板部の上方は、他のデッキ材の突出天板部で覆われる。
そして、前記一のデッキ材に継ぎ合わせた他のデッキ材を、その固定底板部の上方から固着部材を根太材に通して根太材に固定し、デッキ材同士を接続する。
以降、順次、根太材に固定されたデッキ材の側部に新たなデッキ材の側部を係合させて継ぎ合わせるとともに、新たに継ぎ合わせたデッキ材を根太材に固定して、根太材上にデッキ材を敷き詰めることにより、複数枚のデッキ材が一体に接続された化粧床面が根太材上に形成される。
また、デッキ材同士の接続は、一のデッキ材の固定底板部の端部に設けた段差部に、他のデッキ材の差込底板部を差し込んで係合させることにより行なわれるが、係合部位は日光の直射がないデッキ材の底板部分であり、デッキ材の上面である天板よりも温度上昇が低いため、温度上昇による熱変形を来たすことがなく、化粧床面の施工後も、デッキ材の側部同士の係合を確実に維持して床面の平坦性を保持することができる。日光の直射を受けてデッキ材の前記係合部位が外れ、デッキ材が反ったり継目部分に段差ができたりするようなことはない。
これによれば、デッキ材同士を継ぎ合わす際、一のデッキ材の側部上端に設けた突片部の下側に、他のデッキ材の突出天板部に設けた段差部に係合させることで、前記他のデッキ材の突出天板部が反り上がることを防止し、また、隣接するデッキ材の天板の端部同士を係合させることで継目部分の段差が全くなくなり、接続されたデッキ材の上面を平坦な面一の面とすることができる。
また、デッキ材の固定底板部と同じ側の上端に設ける突片部の突出長さ(L2:図2参照)は、1mmより小さいと他のデッキ材の突出天板部の段差部との係合代が小さすぎて、係合が外れやすくなることから1mm以上は必要であり、また、10mmより大きいと固着部材を根太材に通す操作上の領域確保の必要上、継目部分の幅を大きくなって継目部分の強度低下を招くことから、10mm以下であることが好ましい。
図1は本発明の一実施形態のデッキ材を複数枚継ぎ合わせて構成した化粧床面を示しており、図示した化粧床面1は、バルコニーなどの下地である床版2上に所定の間隔を開けて複数本の根太材3を並べて固定し、この根太材3上に、複数のデッキ材4,4を根太材3と直交する方向に向けて並べ、隣り合うデッキ材4,4の側部同士を継ぎ合わせて敷き詰めることにより構成したものである。
また、他側の側部4Bには、その下端に底板42の端部から外方へ適宜な長さ突出した差込底板部47を設け、その上端に天板41の端部から、前記差込底板部47よりも長く外方へ突出した突出天板部48を設けるとともに、この突出天板部48の先端部分に段差部49を設けて形成してある。
側部4Bの下端に設けた差込底板部47は、隣り合わせで継ぎ合わされる他のデッキ材4の側部4Aの下端に設けた段差部45の下側に差し込み可能な寸法に設けてある。また、側部4Bの上端に設けた段差部49は、隣り合わせで継ぎ合わされる他のデッキ材4の側部4Aの上端に設けた突片部46の下側に差し込み可能な寸法に設けてある。
先ず、床版2上に所定の間隔を開けて複数本の根太材3を並べて固定する。そして、図3(A)に示されるように、根太材3と直交する方向に向け一のデッキ材4を根太材3の端に載せ、その固定底板部44を、上方から固着部材5を根太材3に通して根太材3に固定する。
デッキ材4,4の側部同士を継ぎ合わせた状態で、固着部材5で根太材3に固定されたデッキ材4の固定底板部44の上方は、デッキ材4の突出天板部48で覆われる。
以降、順次、根太材3に固定されたデッキ材4の側部4Aに新たなデッキ材4の側部4Bを係合させて継ぎ合わせるとともに、新たに継ぎ合わせたデッキ材4を根太材3に固定して、根太材3上にデッキ材4を敷き詰めることにより、複数枚のデッキ材4が一体に接続された化粧床面1を根太材3上に形成することができる。
また、デッキ材4,4は、デッキ材4の固定底板部44の端部に設けた段差部45に、他のデッキ材4の差込底板部47を差し込んで係合させることで接続され、係合部位は日光の直射がないデッキ材4の底板42の部分であり、デッキ材4の天板41よりも温度上昇が低いため、温度上昇による熱変形を来たすことがなく、化粧床面1の施工後も、デッキ材4,4の側部同士の係合を確実に維持して床面の平坦性を保持することができる。日光の直射を受けてデッキ材4,4の係合部位が外れ、デッキ材4が反ったり継目部分に段差ができたりするようなことはない。
Claims (6)
- 根太材上に側部同士を継ぎ合わせて複数枚を並べて敷き詰めることにより化粧床面を形成するデッキ材において、
一側の側部に、当該側部の下端から外方へ突出していて固着部材を装着可能な長さを有する固定底板部が設けられているとともに当該固定底板部の端部に上方へ折れた段差部が設けられ、
他側の側部に、当該側部の下端から外方へ突出していて隣り合わせで継ぎ合わされる他のデッキ材の前記一側の側部に設けられた段差部の下側に差し込み可能な差込底板部と、当該側部の上端から前記差込底板部よりも長く外方へ突出した突出天板部が設けられた構成を有することを特徴とするデッキ材。 - 固定底板部の突出長さが5mm以上35mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のデッキ材。
- デッキ材の固定底板部が設けられた側の側部に、当該側部の上端から外方へ突出した突片部が設けられ、
他側の側部に設けられた突出天板部に、隣り合わせに継ぎ合わされる他のデッキ材の前記突片部の下側に係合可能な段差部が設けられた構成を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のデッキ材。 - 突片部の突出長さが1mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のデッキ材。
- 請求項1〜4の何れかに記載のデッキ材同士を接続する構造において、
根太材に載せた一のデッキ材を、その固定底板部の上方から固着部材を根太材に通して根太材に固定し、
この固定された一のデッキ材の側部に根太材に載せた他のデッキ材の側部をあてがい、
固定された一のデッキ材の側部に設けられた段差部に他のデッキ材の側部に設けられた差込底板部を差し込んで係合させるとともに、他のデッキ材をその固定底板部の上方から固着部材を根太材に通して根太材に固定することによりデッキ材同士を互いに側部を継ぎ合わせて接続することを特徴とするデッキ材の接続構造。 - 請求項1〜4の何れかに記載の複数枚のデッキ材を、根太材上で側部同士を継ぎ合わせつつ接続して敷き詰めることにより構成される化粧床面。
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JP2014088119A JP2015206228A (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | デッキ材とその接続構造及び化粧床面 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102460462B1 (ko) * | 2022-08-12 | 2022-10-31 | (주)호남엠엔씨 | 충격 흡수용 알루미늄데크 |
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2014
- 2014-04-22 JP JP2014088119A patent/JP2015206228A/ja active Pending
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