JP2003335092A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
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- JP2003335092A JP2003335092A JP2002143332A JP2002143332A JP2003335092A JP 2003335092 A JP2003335092 A JP 2003335092A JP 2002143332 A JP2002143332 A JP 2002143332A JP 2002143332 A JP2002143332 A JP 2002143332A JP 2003335092 A JP2003335092 A JP 2003335092A
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
回転カム機構を簡単かつ確実に軸筒内に固定する。 【解決手段】 外カム(1)、回転カム(6)及びノッ
クカム(9)を組み込んでカムセット(12)を構成する。
このカムセット(12)を中本体(14)内に挿入する。この中
本体(14)には、弾性的な爪片(17)が設けられている。中
本体(14)に外本体(15)をかぶせると、上記爪片(17)は中
本体(14)の内方に突出する。この中本体(14)に設けた掛
止部(19)を上記カムセット(12)の係止部(2)に係合さ
せてカムセット(12)を中本体(14)内に固定する。
Description
りリフィールを軸筒の先端から出没させるようにした筆
記具に関し、特に該回転カム機構を軸筒内に容易かつ確
実に組み込みできるようにした筆記具に係るものであ
る。
37270、実開昭64−17790、実開平4−89
391、実公平4−23028、実公平7−45355
その他に示されているように、通常外カムと回転カムと
ノックカムで構成されている。上記外カムは環状に配列
された縦溝を有し軸筒内に固定的に設けられ、上記回転
カムは外カムの縦溝に係合する突起と該外カムの縦溝の
先端に形成したカム面に係合するカム面を有し回転可能
に設けられ、上記ノックカムは上記外カムの縦溝に係合
する突起と上記回転カムのカム面に係合するカム面を有
し軸方向に移動可能に設けられている。そして、公知の
ように、リフィールを弾性部材で後方に付勢し、上記ノ
ックカムを該弾性部材に抗して軸方向に前進させると、
上記回転カムは回転して前進位置及び後退位置に交互に
移動し、それにより該回転カムの前方に設けた上記リフ
ィールは、筆記先端が軸筒の先部に設けた口金から突出
したり、口金内方に没入したりする。
されているが、外カムを軸筒内に固定的に形成する構成
として軸筒と一体的に形成せずに別体に設けたカム収納
体の内面に外カムを形成し、該カム収納体を軸筒内に挿
入して固定する構成が種々知られている。従来、そのよ
うなカム収納体を軸筒内に固定するために、軸筒内にア
ンダーカットにより凹部を設けて収納体を係合させるよ
うにしたり、ねじ着したり、圧入したり、金属パーツを
取り付けて圧入したりしている。
凹部やねじ着、圧入等では白化や割れ等の不具合が発生
しやすく、その上組み立て作業も面倒である場合が多
い。
上記のような回転カム機構を簡単かつ確実に軸筒内に設
けることができるにようにした筆記具を提供することで
ある。
と該外カム内で回転する回転カム及び該回転カムを軸方
向に移動させるノックカムを含む回転カム機構によりリ
フィールを出没させるようにした筆記具において、上記
外カム内に回転カムとノックカムを組み込んだカムセッ
トを設け、該カムセットを収納する中本体の周面に揺動
可能に爪片を形成し、該爪片の先端に外方に突出する隆
起部と内方に突出可能な掛止部を設け、該中本体の外側
に外本体を装着して上記爪片を内方に押圧し、内方に突
出した上記掛止部により上記カムセットを中本体内に固
定したことを特徴とする筆記具が提供され、上記課題が
解決される。
は、従来より種々の構造が提案されているが、上述した
ように基本的には、外カムと回転カムとノックカムで構
成され、図1にはその一例が示されている。図におい
て、外カム(1)は、外周に肩部を設けてこれを係止部
(2)としたカム収納体(3)内に形成され、深さの相
違する縦溝(4)を環状に配置し、該縦溝(4)の先部
にはカム面(5)が形成されている。また、回転カム
(6)は、上記縦溝(4)に係合する突起(7)と前進
位置に移動した際上記カム面(5)と係合するカム面
(8)を有し、上記カム収納体(3)内に回転可能に挿
入されている。ノックカム(9)は、上記縦溝(4)に
係合する突起(10)を有し、先部には上記回転カム(6)
のカム面(8)と係合するカム面(11)を有している。
ム(9)は、上記カム収納体(3)の前方から該収納体
内に組み込まれ、カムセット(12)が形成される。この
際、上記回転カム(6)等が前方に簡単に抜け出さない
よう適宜の突部(図示略)を上記収納体内に形成するこ
とができ、またカム収納体(3)から後方に突出するノ
ックカム(9)の軸部には、図3に示すようにノック(1
3)が圧入等により嵌着されている。
は、プラスチック材料若しくは金属材料で作られ、図1
等においては外本体(15)よりも少し長い筒状に形成さ
れ、周面の一部に略コ字状の切溝(16)を形成して1つ若
しくは複数の爪片(17)を弾性的に揺動可能に設けてあ
る。該爪片(17)の先端には中本体の周面より外方に少し
突出する隆起部(18)が形成され、内方には中本体内に突
出可能な掛止部(19)が設けられている。また、該中本体
(14)の内面にはリブ(20)等の内方突起が形成され、前端
及び後端にはねじ(21),(22) が設けられ、後部には径大
部(23)が設けられている。
トマー材料、金属材料、木材料等で作られ、上記中本体
(14)の外周にほぼ内接する内径を有し、後部に設けたね
じ(24)を上記ねじ(22)にねじ着することにより上記中本
体(14)に連結されているが、圧入、凹凸係合その他の適
宜の連結手段により連結することもできる。
ず外カム(1)、回転カム(6)及びノックカム(9)
を組み込んでカムセット(12)を形成し、該ノックカムの
後部にノック(13)を嵌着する。次にこのカムセット(12)
を中本体(14)の後方から該中本体内に挿入し、先端を上
記リブ(20)等の内方突起に当接させる。そして、該中本
体(14)の前方から外本体(15)をかぶせて中本体に連結す
ると、上記爪片(17)が内方に突出して上記掛止部(19)が
カム収納体(3)の係止部(2)に係合し、該カムセッ
ト(12)は中本体(14)内に固定される。その後、ばね(25)
を装着したボールペンリフィール等のリフィール(26)を
中本体(14)内に挿入し、口金(27)を中本体(14)の前端に
取り付ければよい。なお、該口金(27)と中本体(14)の連
結は、図に示す実施例ではねじ着によっているが、圧
入、凹凸係合等の連結手段によってもよい。また、該口
金を中本体に取り付けることにより上記外本体(15)を該
口金(27)と中本体(14)の径大部(23)間で挟着固定し、上
記ねじ(22),(24) を省略するようにしてもよい。
止部(19)をカム収納体(3)の係止部(2)に係合させ
ているが、該係止部は種々の形状、構造等にすることが
でき、該収納体(3)の周面に凹凸溝を設けて掛止部を
係合させるようにしたり、掛止部が入り込むような縦溝
を設けてカムセットの固定と回り止めをするようにして
もよい(図示略)。
ほぼ全長にかぶせるようにしたが、上記爪片を設けた中
本体の外周に対応する部位から後方の部分だけに外本体
をかぶせるようにしてもよい。この場合は、例えば、図
5に示すように中本体(14)に段部(28)を形成し、該段部
(28)に当るまで外本体(15)を中本体(14)の後方から挿入
して凹凸係合(29)やねじ係合等により中本体に連結すれ
ばよい。
ム、回転カム及びノックカムを組み込んでカムセットを
形成し、該カムセットを中本体内に挿入し、該中本体に
外本体をかぶせることにより上記中本体に設けた爪片を
内方に移動させ上記カムセットを中本体内に固定するよ
うにしたので、従来の回転カム機構の固定方法のように
アンダーカットや圧入方法によらずに外本体を内本体に
かぶせるだけで簡単かつ確実にカムセットを固定でき、
白化や割れ等の不都合を生じるおそれもなく、組み立て
も容易であり、経済的に得ることができる。
正面図、(B)は該中本体に軸筒をかぶせた状態の半断
面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 外カムと該外カム内で回転する回転カム
及び該回転カムを軸方向に移動させるノックカムを含む
回転カム機構によりリフィールを出没させるようにした
筆記具において、上記外カム内に回転カムとノックカム
を組み込んだカムセットを設け、該カムセットを収納す
る中本体の周面に揺動可能に爪片を形成し、該爪片の先
端に外方に突出する隆起部と内方に突出可能な掛止部を
設け、該中本体の外側に外本体を装着して上記爪片を内
方に押圧し、内方に突出した上記掛止部により上記カム
セットを中本体内に固定したことを特徴とする筆記具。 - 【請求項2】 上記カムセットは外カムを内面に形成し
たカム収納体を有し、上記中本体に該カム収納体の前端
に当接するよう内方突起を形成し、上記爪片の掛止部を
該カム収納体の係止部に係合させた請求項1に記載の筆
記具。 - 【請求項3】 上記外本体は、上記中本体の後端に形成
した径大部と該中本体の先端に取り付けた口金により挟
着されている請求項1または2に記載の筆記具。 - 【請求項4】 上記外本体は上記中本体の爪片の外周に
対応する部位から後方に装着されている請求項1に記載
の筆記具。
Priority Applications (1)
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JP2002143332A JP3757395B2 (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003335092A true JP2003335092A (ja) | 2003-11-25 |
JP3757395B2 JP3757395B2 (ja) | 2006-03-22 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021030669A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
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2002
- 2002-05-17 JP JP2002143332A patent/JP3757395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2021030669A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
JP7479802B2 (ja) | 2019-08-29 | 2024-05-09 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
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---|---|
JP3757395B2 (ja) | 2006-03-22 |
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