JP2003330541A - 無人搬送車の換向制御方法 - Google Patents

無人搬送車の換向制御方法

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JP2003330541A
JP2003330541A JP2002136363A JP2002136363A JP2003330541A JP 2003330541 A JP2003330541 A JP 2003330541A JP 2002136363 A JP2002136363 A JP 2002136363A JP 2002136363 A JP2002136363 A JP 2002136363A JP 2003330541 A JP2003330541 A JP 2003330541A
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JP2002136363A
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Shuji Kawakami
修司 河上
Kazuhiro Fujita
一洋 藤田
Atsushi Miyagawa
淳 宮川
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Original Assignee
TCM Corp
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高速走行時に脱線しないで安定し
た誘導帯に沿った誘導走行を実現できる無人搬送車の換
向制御方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 走行方向の後方側の両側部の各走行車輪
の軸が中立位置に固定され、走行方向の前方側の両側部
の各走行車輪の軸がそれぞれ換向される高速走行誘導モ
ード(前側誘導モードまたは後側誘導モード)と、各走
行車輪の全軸(第1軸〜第4軸)がそれぞれ換向される
低速走行誘導モード(前後誘導モード)とに切り替え
て、台車本体1の各走行車輪の換向制御を実行する。こ
の方法によれば、高速走行誘導モードでは、直線走行性
が向上し、高速走行時でも脱線しないで安定した走行誘
導帯Cに沿った誘導走行を実現でき、また低速走行誘導
モードでは、走行誘導帯に沿う走行精度が向上し、走行
経路がカーブしている個所でも脱線しないで安定した走
行誘導帯に沿った誘導走行を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行経路に敷設さ
れた誘導帯を検出しながら前記走行経路に沿って自動走
行する全軸独立換向方式の無人搬送車の換向制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全軸独立換向方式の無人搬送車で
は、走行経路に沿って床面に敷設された走行用誘導帯
(たとえば光学誘導用の反射テープや磁気誘導用の磁気
テープ、電磁誘導用導線など)からのずれ量(誘導偏
差)に応じて全ての走行車輪(車輪装置)の軸(舵軸)
の回転角度(舵角)を協調制御し、誘導帯に沿って走行
するようにしている。
【0003】たとえば四輪独立換向の無人搬送車は、図
7〜図9に示すように、台車本体1の底面四隅位置に、
各舵軸(Mf,Mr,Sf,Sr)を介して支持される
走行車輪2(2Rf,2Rr,2Lf,2Lr)を備
え、各走行車輪2をそれぞれ回転駆動する走行駆動部、
および各走行車輪2の舵軸(Mf,Mr,Sf,Sr)
を介して換向駆動する換向駆動部5(5Rf,5Rr,
5Lf,5Lr)を有する走行装置3(3Rf,3R
r,3Lf,3Lr)を備えている。またこれら走行装
置3にはそれぞれ、各走行車輪2の舵軸(Mf,Mr,
Sf,Sr)の舵角を検出する舵角検出器6(6Rf,
6Rr,6Lf,6Lr)が備えられている。
【0004】また、台車本体1の走行方向の一方の側部
で前後に配置された走行装置3Rf,3Rrには、それ
ぞれの前後位置に、舵軸(Mf,Mr)とともに回転し
て走行経路Uに沿って床面Qに敷設された走行誘導帯C
を検出して誘導偏差を出力する誘導センサ4(4Ff,
4Fr,4Rf,4Rr)(誘導検出手段の一例)が設
けられている。これら誘導センサ4のうち、車両の走行
方向の「前方」に位置する誘導センサ(図7において車
両が矢印α方向へ走行しているときは、誘導センサ4F
f,4Rf)により検出される直進位置からの誘導偏差
εf,εr(図10)に基づいて各走行車輪2Rf,2
Rr,2Lf,2Lrの向き(換向)が制御される。
【0005】また台車本体1の底面位置に、走行経路U
に沿って床面Qに配置された各アドレス(減速位置アド
レス、加速位置アドレスおよび荷を移載するステーショ
ン位置)を示す反射体などからなる被検出体8をそれぞ
れ検出する3個のアドレス検出センサ9が取り付けられ
ている。これらアドレス検出センサ9の検出情報および
走行指令情報に基づいて無人搬送車の走行制御部により
無人搬送車は走行制御される。すなわち走行指令情報に
基づいて無人搬送車は発進され、ステーション位置アド
レスを検出することにより車両の走行位置が確認され、
目的のステーションの位置アドレスが検出されると停止
される。また減速位置アドレスの被検出体8が検出され
ると走行速度が予め設定された低速の走行速度まで減速
され、また加速位置アドレスが検出されると走行速度が
予め設定された高速の走行速度まで加速される。
【0006】また走行誘導帯Cを検出する誘導センサ4
Ff,4Fr,4Rf,4Rrをそれぞれ備えた前後の
走行装置3Rf,3Rrの舵軸(第1走行車輪2Rfと
第2走行車輪2Rrの舵軸)が、誘導偏差εf,εrに
基づいて舵角が最初に決定されるマスタ軸Mf,Mrに
構成され、誘導センサを備えていない前後の走行装置3
Lf,3Lrの舵軸(第3走行車輪2Lfと第4走行車
輪2Lrの舵軸)が、マスタ軸Mf,Mrの舵角に基づ
いて舵角が決定されるスレーブ軸Sf,Srに構成され
ている。
【0007】上記構成における操向制御手順を、図9
(a)(b)および図10に基づいて説明する。 (1)矢印α方向への走行中に誘導センサ4Ff,4R
fにより検出された誘導偏差εf,εrがマスタ軸舵角
演算部11F,11Rに入力されると、各誘導偏差ε
f,εrがゼロとなるようにマスタ軸舵角指令値が演算
され、このマスタ軸舵角指令値が換向駆動部5Rf,5
Rrに出力され、走行車輪2Rf,2Rrが換向され
る。[図9(a)] (2)走行装置3Rf,3Rrのマスタ軸舵角検出器6
Rf,6Rrからマスタ軸実舵角θjmf,θjmrが
入力されると、スレーブ軸目標舵角演算部12F,12
Rでは、前記マスタ軸実舵角θjmf,θjmrに基づ
いて台車本体1の旋回中心座標(Xo,Yo)が演算さ
れ、この旋回中心座標(Xo,Yo)からスレーブ軸S
f,Srの目標舵角θsf,θsrが演算される。そし
てこのスレーブ軸目標舵角θsf,θsrがスレーブ軸
舵角制御部13F,13Rへ出力される。 (3)スレーブ軸舵角検出器6Lf,6Lrからスレー
ブ軸Sf,Srの軸実舵角が入力されると、スレーブ軸
舵角制御部13F,13Rでは、目標舵角θsf,θs
rとスレーブ軸実舵角θjsf,θjsrが一致するよ
うに、スレーブ軸舵角指令値を演算し、スレーブ軸舵角
指令値を換向駆動部5Lf,5Lrに出力して走行車輪
2Lf,2Lrが換向制御される。[図9(b)]
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無人搬
送車の換向制御方法においては、すべての走行車輪2の
軸を換向するために、高速走行時(たとえば、10km
/h以上の高速走行時)に車両にふらつきが発生し、脱
線する恐れがあった。
【0009】そこで、本発明は、これまでの同じ構成で
あっても、高速走行時に脱線しないで安定した誘導帯に
沿った誘導走行を実現できる無人搬送車の換向制御方法
を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、台車本体
の走行方向の一方の側部に前後に配置され、舵軸を介し
て支持された第1走行車輪および第2走行車輪と、前記
台車本体の走行方向の他方の側部に前後に配置され、舵
軸を介して支持された第3走行車輪および第4走行車輪
と、前記第1走行車輪に配置され、この第1走行車輪の
舵軸とともに回転して、車両の走行経路に沿って敷設さ
れた誘導帯を検出する第1誘導検出手段と、前記第2走
行車輪に配置され、この第2走行車輪の舵軸とともに回
転して、前記誘導帯を検出する第2誘導検出手段とを備
えた無人搬送車の換向制御方法であって、前記第1誘導
検出手段により検出された前記誘導帯の第1検出情報と
前記第2誘導検出手段により検出された前記誘導帯の第
2検出情報に基づいて、前記各走行車輪の舵軸をそれぞ
れ換向制御する低速走行誘導モードと、前記走行方向と
は後方側の両側部の各走行車輪の舵軸を中立位置に固定
し、走行方向の前方側の一方の誘導検出手段の検出情報
に基づいて、走行方向の前方側の両側部の各走行車輪の
舵軸をそれぞれ換向制御する高速走行誘導モードとを有
し、これら誘導モードを切り替え可能としたことを特徴
とするものである。
【0011】上記方法によれば、低速走行誘導モードと
高速走行誘導モードに切り替えられて換向制御が実行さ
れる。高速走行誘導モードでは、走行方向の後方側の両
側部の各走行車輪が中立位置に固定され、走行方向の前
方側の両側部の各走行車輪がそれぞれ換向されることに
より、直線走行性が向上し、高速走行時でも脱線しない
で安定した誘導帯に沿った誘導走行が実現される。また
低速走行誘導モードでは、4つの各走行車輪がそれぞれ
換向されることにより、誘導帯に沿う走行精度が向上
し、走行経路がカーブしている個所でも脱線しないで安
定した誘導帯に沿った誘導走行が実現される。
【0012】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、前記走行経路が直線路である
とき、前記高速走行誘導モードにより各走行車輪の舵軸
をそれぞれ換向することを特徴とするものである。
【0013】上記方法によれば、走行経路が直線路であ
るとき、高速走行誘導モードにより各走行車輪の舵角が
それぞれ換向され、よって直線路において、高速で走行
するとき脱線しないで安定した誘導帯に沿った誘導走行
が実現される。
【0014】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、前記高速走行
誘導モードより前記低速走行誘導モードに切り替える際
に、走行方向の後方に位置する前記第2誘導検出手段ま
たは第1誘導検出手段により前記誘導帯を検出できない
とき、走行を停止し、走行方向の後方に位置する第1走
行車輪の舵軸または第2走行車輪の舵軸を前記走行方向
とは直角な左右方向に旋回して前記誘導帯を捜索し、前
記誘導帯を見出すと再発進することを特徴とするもので
ある。
【0015】高速走行誘導モードより前記低速走行誘導
モードに切り替える際に、走行方向の後方に位置する、
中立位置に固定された走行車輪の第2誘導検出手段また
は第1誘導検出手段は、誘導帯を検出できないときがあ
る。
【0016】そこで、上記方法によれば、第2誘導検出
手段または第1誘導検出手段が誘導帯を検出できないと
き、走行が停止され、走行方向の後方に位置する走行車
輪の舵軸が走行方向とは直角な左右方向に旋回されて誘
導帯が捜索され、誘導帯が見出されると、すなわち第1
誘導検出手段および第2誘導検出手段がともに誘導帯を
検出すると、再発進される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、無人搬送車の構成は図7お
よび図8に示す構成と同一な構成とし、説明を省略す
る。また図7における、マスタ軸Mfを第1軸、マスタ
軸Mrを第2軸、スレーブ軸Sfを第3軸、スレーブ軸
Srを第4軸と称し、また第1軸と第3軸側を前側、第
2軸と第4軸側を後側と称す。
【0018】図1および図2は本発明の実施の形態にお
ける無人搬送車の換向制御部のブロック図である。な
お、無人搬送車の走行制御部より、アドレス検出センサ
9の検出情報および走行指令情報に基づいて、無人搬送
車の走行方向、走行速度(低速、または高速)の情報が
換向制御部へ入力されるものとする。
【0019】まず、この換向制御部で実行される3つの
換向モードを図3および図4について説明する。 (a)前後誘導モード(全軸換向モード;旋回中心は任
意) 前後誘導モードは、低速で前側または後側へ移動すると
きの誘導モードであり、図3(a)および図4に示すよ
うに、前側に移動するときは、マスタ軸の第1軸と第2
軸の前側の誘導センサ4Ff,4Rfにより誘導帯Cを
検出し、後側に移動するときは、第1軸と第2軸の後側
の誘導センサ4Fr,4Rrにより誘導帯Cを検出し、
その誘導偏差がゼロとなるように第1軸と第2軸の換向
角度θmf,θmrを求め、マスタ軸の第1軸および第
2軸の換向制御を実行する。またスレーブ軸の第3軸と
第4軸は、第1軸と第2軸の換向角度θmf,θmrで
求まる旋回中心(Xo,Yo)に軸が一致するように換
向角度θsf,θsrを求めて換向制御を実行する。
【0020】(b)前側誘導モード(後側軸固定モー
ド;旋回中心は後側軸左右中心線上) 前側誘導モードは、高速で前側に移動するときの誘導モ
ードであり、図3(b)に示すように、後側の第2軸と
第4軸を中立に固定し(換向角度をゼロに設定する)、
第1軸(マスタ軸)の前側の誘導センサ4Ffにより誘
導帯Cを検出し、その誘導偏差がゼロとなるように第1
軸の換向角度θmfを求め、第1軸の換向制御を実行す
る。またスレーブ軸の第3軸は、第1軸の換向角度θm
fと後側軸左右中心線で求まる旋回中心(Xo,Yo)
に軸が一致するように換向角度θsfを求めて換向制御
を実行する。
【0021】(c)後側誘導モード(前側軸固定モー
ド;旋回中心は前側軸左右中心線上) 後側誘導モードは、高速で後側に移動するときの誘導モ
ードであり、図3(c)に示すように、前側の第1軸と
第3軸を中立に固定し(換向角度をゼロに設定する)、
第2軸(マスタ軸)の後側の誘導センサ4Rrにより誘
導帯Cを検出し、その誘導偏差がゼロとなるように第2
軸の換向角度θmrを求め、第2軸の換向制御を実行す
る。またスレーブ軸の第4軸は、第2軸の換向角度θm
rと前側軸左右中心線で求まる旋回中心(Xo,Yo)
に軸が一致するように換向角度θsrを求めて換向制御
を実行する。
【0022】図2において、リレイRY0〜RY3は、
走行制御部より入力した無人搬送車の走行方向、低速、
高速の走行情報により励磁されるリレイであり、リレイ
RY0は前側へ走行中(α方向へ走行中)のときに励磁
され、リレイRY1は低速走行中に励磁され、リレイR
Y2は前側走行中(α方向)で、かつ高速走行中に励磁
され、リレイRY3は前側走行中(α方向)ではなく、
すなわち後側走行中でかつ高速走行中に励磁される。よ
って、リレイRY1は前後誘導モードのときに動作し、
リレイRY2は前側誘導モードのときに動作し、リレイ
RY3は後側誘導モードのときに動作する。
【0023】また図1において、21Fは第1軸の目標
舵角演算部であり、この第1軸目標舵角演算部21Fに
は、リレイRY0で切り替えられて前側走行中には前側
誘導センサ4Ff、後側走行中には後誘導センサ4Ff
の誘導偏差が入力され、この誘導偏差εfがゼロとなる
ようにマスタ軸目標舵角θmfが演算される。また21
Rは第2軸の目標舵角演算部であり、この第2軸目標舵
角演算部21Rには、リレイRY0で切り替えられて前
側走行中には前側誘導センサ4Rf、後側走行中には後
誘導センサ4Rrの誘導偏差が入力され、この誘導偏差
εrがゼロとなるようにマスタ軸目標舵角θmrが演算
される。
【0024】これら目標舵角演算部21Fにおける演算
処理を図5に基づいて説明する。目標舵角演算部21R
も同様である。図5(a)に示すように、誘導センサ4
Fの有効検出長をL1、旋回軸心Mから誘導センサ4F
までの距離をL2とすると、舵角の最大舵角(回転角)
θmaxは、 θmax=atan[(L1/2)/L2] と表すことができる。ここで、誘導偏差εを、舵角θに
変換する変換係数をkとすると、 k=θmax/(εmax/2) で表わすことができる。
【0025】さらに図5(b)に示すように、舵角偏差
Δθは、誘導偏差εを回転角に変換したものであり、基
準誘導偏差をgとすると、 Δθ=(g−ε)×k で表され、いま基準誘導偏差g=0とすると、 Δθ=−ε×k で表わされる。したがって、図5(b)に示すように、
目標舵角演算部における目標舵角θmは、実舵角をθj
とすると、 θm=θj+Δθ により算出される。
【0026】また図2において22Fはスレーブ軸の第
3軸目標舵角演算部であり、前後誘導モードのとき(リ
レイRY1が動作しているとき)、マスタ軸の第1軸、
第2軸の目標舵角演算部21F,21Rで演算されたマ
スタ軸目標舵角θmf,θmrに基づいて、旋回座標中
心(Xo,Yo)を演算し、旋回座標中心(Xo,Y
o)に基づいて第3軸のスレーブ軸目標舵角θsfを演
算し、また前側モードのとき(リレイRY2が動作して
いるとき)に前側第1軸の目標舵角演算部21Fで演算
されたマスタ軸目標舵角θmfおよび後側軸左右中心線
に基づいて{図3(b)参照}、旋回座標中心(Xo,
Yo)を演算し、旋回座標中心(Xo,Yo)に基づい
てスレーブ軸目標舵角θsfを演算する。
【0027】また図2において22Rはスレーブ軸の第
4軸目標舵角演算部であり、前後誘導モードのとき(リ
レイRY1が動作しているとき)、マスタ軸の第1軸、
第2軸の目標舵角演算部21F,21Rで演算されたマ
スタ軸目標舵角θmf,θmrに基づいて、旋回座標中
心(Xo,Yo)を演算し、旋回座標中心(Xo,Y
o)に基づいて第4軸のスレーブ軸目標舵角θsrを演
算し、また後側モードのとき(リレイRY3が動作して
いるとき)に後側第2軸の目標舵角演算部21Rで演算
されたマスタ軸目標舵角θmrおよび前側軸左右中心線
に基づいて{図3(c)参照}、旋回座標中心(Xo,
Yo)を演算し、旋回座標中心(Xo,Yo)に基づい
てスレーブ軸目標舵角θsrを演算する。
【0028】また図1において、24は後側走行中(リ
レイRY0が動作していないとき)で、かつ前後誘導モ
ード(リレイRY1が動作しているとき)のとき、第1
軸(マスタ軸)の後側誘導センサ4Frにより走行誘導
帯Cを検出しているかどうかを判断する第1軸判断部で
あり、検出していないとき、すなわち後側誘導センサ4
Frが走行誘導帯Cより外れているとき、走行停止用リ
レイRY4を動作させ、第1軸回転舵角発生部25を駆
動する。この第1軸回転舵角発生部25は、第1軸(マ
スタ軸)を走行方向とは直角な左右方向に連続回転させ
る舵角指令値を発生する。また第1軸判断部24におい
て、走行誘導帯Cの検出を確認すると、リレイRY4は
不動作となり(オフとなり)、第1軸回転舵角発生部2
5からの舵角指令値の発生は停止される。
【0029】また図1において、26は前側走行中(リ
レイRY0が動作しているとき)で、かつ前後誘導モー
ド(リレイRY1が動作しているとき)のとき、第2軸
(マスタ軸)の前側誘導センサ4Rfにより走行誘導帯
Cを検出しているかどうかを判断する第2軸判断部であ
り、検出していないとき、すなわち前側誘導センサ4R
fが走行誘導帯Cより外れているとき、走行停止用リレ
イRY5を動作させ、第2軸回転舵角発生部27を駆動
する。この第2軸回転舵角発生部27は、第2軸(マス
タ軸)を走行方向とは直角な左右方向に連続回転させる
舵角指令値を発生する。また第2軸判断部26におい
て、走行誘導帯Cの検出を確認すると、リレイRY5は
不動作となり(オフとなり)、第2軸回転舵角発生部2
7からの舵角指令値の発生は停止される。
【0030】また走行停止用リレイRY4が動作、また
は走行停止用リレイRY5が動作すると、図2に示すよ
うに、走行制御部へ走行停止指令が出力され、走行が停
止される。またリレイRY4とリレイRY5がともにオ
フとなると、走行制御部への走行停止指令は解除され、
走行が再開される。
【0031】また図1において、23Rfは前側第1軸
(マスタ軸)換向駆動部5Rfにマスタ舵角指令値を出
力する第1軸舵角制御部であり、後側誘導モードではな
いとき(リレイRY3が動作していないとき)、すなわ
ち前後誘導モードまたは前側誘導モードのとき第1軸
(マスタ軸)目標舵角演算部21Fにより演算されたマ
スタ軸目標舵角θmfを目標値、後側誘導モードのとき
(リレイRY3が動作しているとき)、設定値ゼロ(中
立位置)を目標値とし、また走行停止用リレイRY4が
動作しているとき、第1軸回転舵角発生部25より発生
される第1軸(マスタ軸)を左右方向に連続回転させる
舵角指令値を目標値として、第1軸の舵角検出器6Rf
のマスタ軸実舵角θjmfをフィードバックしながら第
1軸舵角指令値を出力する。
【0032】また図1において、23Rrは後側第2軸
(マスタ軸)換向駆動部5Rrにマスタ舵角指令値を出
力する第2軸舵角制御部であり、前側誘導モードではな
いとき(リレイRY2が動作していないとき)、すなわ
ち前後誘導モードまたは後側誘導モードのとき第2軸
(マスタ軸)目標舵角演算部21Rにより演算されたマ
スタ軸目標舵角θmrを目標値、前側誘導モードのとき
(リレイRY2が動作しているとき)、設定値ゼロ(中
立位置)を目標値とし、また走行停止用リレイRY5が
動作しているとき、第2軸回転舵角発生部27より発生
される第2軸(マスタ軸)を左右方向に連続回転させる
舵角指令値を目標値として、第2軸の舵角検出器6Rr
のマスタ軸実舵角θjmrをフィードバックしながら第
2軸舵角指令値を出力する。
【0033】また図2において、23Lfは前側第3軸
(スレーブ軸)換向駆動部5Lfにスレーブ舵角指令値
を出力する第3軸舵角制御部であり、後側誘導モードで
はないとき(リレイRY3が動作していないとき)、す
なわち前後誘導モードまたは前側誘導モードのとき第3
軸(スレーブ軸)目標舵角演算部22Fにより演算され
たスレーブ軸目標舵角θsfを目標値、後側誘導モード
のとき(リレイRY3が動作しているとき)、設定値ゼ
ロ(中立位置)を目標値として、第3軸の舵角検出器6
Lfのマスタ軸実舵角θjsfをフィードバックしなが
ら第3軸舵角指令値を出力する。
【0034】また図2において、23Lrは後側第4軸
(スレーブ軸)換向駆動部5Lrにスレーブ舵角指令値
を出力する第4軸舵角制御部であり、前側誘導モードで
はないとき(リレイRY2が動作していないとき)、す
なわち前後誘導モードまたは後側誘導モードのとき第4
軸(スレーブ軸)目標舵角演算部22Rにより演算され
たスレーブ軸目標舵角θsrを目標値、前側誘導モード
のとき(リレイRY2が動作しているとき)、設定値ゼ
ロ(中立位置)を目標値として、第4軸の舵角検出器6
Lrのマスタ軸実舵角θjsrをフィードバックしなが
ら第4軸舵角指令値を出力する。
【0035】次に上記換向制御部の構成における動作を
説明する。 (1)前側走行中は走行方向前側の誘導センサ4Ff,
4Rfにより、後側走行中は走行方向前側の誘導センサ
4Fr,4Rrにより走行誘導体Cがそれぞれ検出さ
れ、直進方向位置(基準誘導偏差g=0)からずれる
と、誘導偏差εf,εrが第1軸,第2軸(ともにマス
タ軸)目標舵角演算部21F,21Rへ入力される。
【0036】(2)マスタ軸目標舵角演算部21F,2
1Rでは、誘導偏差εf,εrと、マスタ軸舵角検出器
6Rf,6Rrから出力されるスレーブ軸実舵角θjm
f,θjmrとに基づいて、第1軸(マスタ軸)Mf,
第2軸(マスタ軸)Mrの誘導偏差がゼロ(εf=0,
εr=0)となるようにマスタ軸目標舵角θmf,θm
rが演算される。
【0037】(3)マスタ軸目標舵角θmf,θmrが
前後の第3軸,第4軸(ともにスレーブ軸)目標舵角演
算部22F,22Rに入力されると、このマスタ軸目標
舵角θmf,θmrと、各誘導モードに基づいて、台車
本体1の旋回中心座標(Xo,Yo)が求められ、この
旋回中心座標(Xo,Yo)からスレーブ軸目標舵角θ
sf,θsrが演算される。
【0038】(4)前後誘導モードのとき(リレイRY
1が動作しているとき)、マスタ軸目標舵角θmf,θ
mrに戻づいて第1軸,第2軸(マスタ軸)舵角制御部
23Rf,23Rrから第1軸,第2軸換向駆動部5R
f,5Rrにマスタ軸舵角指令値が出力されると同時
に、第3軸,第4軸(スレーブ軸)目標舵角θsf,θ
srに基づいて第3軸,第4軸舵角制御部23Lf,2
3Lrからスレーブ軸換向駆動部5Lf,5Lrにスレ
ーブ軸舵角指令値が出力される。
【0039】(5)前側誘導モードのとき(リレイRY
2が動作しているとき)、マスタ軸目標舵角θmfに戻
づいて第1軸(マスタ軸)舵角制御部23Rfから第1
軸換向駆動部5Rfにマスタ軸舵角指令値が出力される
と同時に、第3軸(スレーブ軸)目標舵角θsfに基づ
いて第3軸舵角制御部23Lfからスレーブ軸換向駆動
部5Lfにスレーブ軸舵角指令値が出力される。第2軸
換向駆動部5Rrと第4軸換向駆動部5Lrには中立に
固定する角度ゼロが出力される。
【0040】(6)後側誘導モードのとき(リレイRY
3が動作しているとき)、マスタ軸目標舵角θmrに戻
づいて第2軸(マスタ軸)舵角制御部23Rrから第2
軸換向駆動部5Rrにマスタ軸舵角指令値が出力される
と同時に、第4軸(スレーブ軸)目標舵角θsrに基づ
いて第4軸舵角制御部23Lrからスレーブ軸換向駆動
部5Lrにスレーブ軸舵角指令値が出力される。第1軸
換向駆動部5Rfと第3軸換向駆動部5Lfには中立に
固定する角度ゼロが出力される。
【0041】(7)高速走行誘導モードである前側誘導
モードまたは後側誘導モードから低速走行誘導モードで
ある前後誘導モードに切り替える際に、走行方向の後側
に位置する、中立位置に固定された走行車輪2の誘導セ
ンサ4は、走行誘導帯Cを検出できないときがある。前
側走行中に上記切り替えが実行され、第2軸(後側の走
行車輪2)の前側誘導センサ4Rfが走行誘導帯Cを検
出できないとき(リレイRY5が動作すると)、または
後側走行中に上記切り替えが実行され、第1軸(前側の
走行車輪2)の後側誘導センサ4Frが走行誘導帯Cを
検出できないとき(リレイRY4が動作すると)、走行
制御部へ走行停止指令が出力されて走行が停止され、走
行方向の後側に位置する走行車輪2の第2軸または第1
軸(マスタ軸)が回転舵角発生発生部27または25か
ら発生される舵角指令値に基づいて左右方向に旋回され
て走行誘導帯Cが捜索され、走行誘導帯Cが見出される
と、すなわち第1軸と第2軸の誘導センサ4がともに走
行誘導帯Cを検出すると、走行制御部への走行停止指令
が解除されて再発進され、低速走行誘導モードである前
後誘導モードが正確に実行される。
【0042】このように、上記換向制御部の構成によ
り、無人搬送車の走行方向、低速、高速の走行情報によ
り設定される前後誘導モード、前側誘導モード、後側誘
導モードの1つの誘導モードに切り替えられて、換向制
御が実行される。その一例を図7に示す。無人搬送車
は、前側に走行されているものとする。
【0043】走行経路Uが直線路のとき、走行制御部に
より高速走行が実行され、それに伴い、換向制御部では
前側誘導モードが実行され、第1軸(マスタ軸)の前側
の誘導センサ4Ffにより検出される誘導偏差に基づい
て、上記のように前側の第1軸と第3軸が換向制御され
る。
【0044】そしてアドレス検出センサ9により、カー
ブ部の入口に設置される減速アドレスの被検出体8が検
出されると、走行制御部により低速の走行速度まで減速
されてカーブ部での低速走行に移行し、それに伴い換向
制御部では前後誘導モードが実行される。すなわち走行
方向前側の誘導センサ4Ff,4Rfにより検出される
誘導偏差に基づいて、上記のように全軸が換向制御され
る。なお、前後誘導モードに移行するとき、第2軸の前
側誘導センサ4Rfが走行誘導帯Cを検出できないと
き、走行が停止され、第2軸が旋回されて前側誘導セン
サ4Rfにより走行誘導帯Cが捜索され、見出されると
走行が再開され、前後誘導モードが実行される。
【0045】続いてアドレス検出センサ9によりカーブ
部の出口に設置される加速アドレスの被検出体8が検出
されると、走行制御部により高速の走行速度まで加速さ
れて直線部での高速走行に移行し、それに伴い換向制御
部では前側誘導モードが実行される。すなわち走行方向
前側の誘導センサ4Ffにより検出される誘導偏差に基
づいて、上記のように前側の第1軸と第3軸が換向制御
される。
【0046】以上のように、低速走行誘導モードである
前後誘導モードと、高速走行誘導モードである前側誘導
モードまたは後側誘導モードに切り替えられて換向制御
が実行されることにより、高速走行誘導モードでは、走
行方向の後方側の両側部の各走行車輪2が中立位置に固
定され、走行方向の前方側の両側部の各走行車輪2がそ
れぞれ換向されることによって直線走行性が向上し、高
速走行時でも脱線しないで安定した走行誘導帯Cに沿っ
た誘導走行を実現でき、また低速走行誘導モードでは、
4つの各走行車輪2がそれぞれ換向されることにより、
走行誘導帯Cに沿う走行精度が向上し、走行経路Uがカ
ーブしている個所でも脱線しないで安定した走行誘導帯
Cに沿った誘導走行を実現でき、また各走行車輪2の滑
りをなくすことができる。
【0047】また走行経路Uが直線路であるとき、高速
走行誘導モードにより前側各走行車輪2の舵角がそれぞ
れ換向されることによって、直線路において高速で走行
するとき脱線しないで安定した走行誘導帯Cに沿った誘
導走行を実現できる。
【0048】また前記高速走行誘導モードより前記低速
走行誘導モードに切り替える際に、走行方向の後側に位
置する、中立位置に固定された走行車輪2の誘導センサ
4により走行誘導帯Cを検出できないとき、走行が停止
され、走行方向の後側に位置する走行車輪2のマスタ軸
が左右方向に旋回されて走行誘導帯Cが捜索され、走行
誘導帯Cが見出されると、すなわち前側と後側の走行車
輪2の誘導センサ4がともに走行誘導帯Cを検出する
と、再発進されることにより、低速走行誘導モード(前
後誘導モード)を実行することができる。
【0049】なお、上記実施の形態では、アドレス検出
センサ9により減速アドレス、加速アドレスを検出して
減速または加速をしているが、外部からの指令(たとえ
ば無線による指令)により減速または加速を行ってもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、低速
走行誘導モードと高速走行誘導モードに切り替えられて
換向制御が実行されることにより、高速走行誘導モード
では、走行方向の後方側の両側部の各走行車輪が中立位
置に固定され、走行方向の前方側の両側部の各走行車輪
がそれぞれ換向されることによって直線走行性が向上
し、高速走行時でも脱線しないで安定した誘導帯に沿っ
た誘導走行を実現でき、また低速走行誘導モードでは、
4つの各走行車輪がそれぞれ換向されることにより、誘
導帯に沿う走行精度が向上し、走行経路がカーブしてい
る個所でも脱線しないで安定した誘導帯に沿った誘導走
行を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における無人搬送車の換向
制御部の制御構成図である。
【図2】同無人搬送車の換向制御部の制御構成図であ
る。
【図3】同無人搬送車の換向誘導モードの説明図であ
る。
【図4】同無人搬送車の舵角制御の説明図である。
【図5】同無人搬送車の舵角制御の説明図である。
【図6】同無人搬送車の走行経路における誘導モードの
説明図である。
【図7】従来の無人搬送車の換向装置を示す底面図であ
る。
【図8】従来の無人搬送車の換向装置を示す側面図であ
る。
【図9】(a)(b)はそれぞれ従来の無人搬送車の換
向装置を示す構成図である。
【図10】従来の無人搬送車の換向制御部の制御構成図
である。
【符号の説明】
Mf,Mr マスタ軸(舵角) Sf,Sr スレーブ軸(舵角) C 走行誘導帯 (Xo,Yo) 旋回中心座標 θmf,θmr マスタ軸目標舵角 θsf,θsr スレーブ軸目標舵角 θjmf,θjmr マスタ軸実舵角 θjsf,θjsr スレーブ軸実舵角 1 台車本体 2Rf,2Rr,2Lf,2Lr 走行車輪 3Rf,3Rr,3Lf,3Lr 走行装置 4Ff,4Fr,4Rf,4Rr 誘導センサ 5Rf,5Rr,5Lf,5Lr 換向駆動部 6Rf,6Rr,6Lf,6Lr 舵角検出器 21F,21R 第1軸,第2軸目標舵角演算部 22F,22R 第3軸,第4軸目標舵角演算部 23Rf,23Rr 第1軸,第2軸舵角制御部 23Lf,23Lr 第3軸,第4軸舵角制御部 24,26 第1軸,第2軸判断部 25,27 第1軸,第2軸回転舵角発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B62D 113:00 B62D 113:00 (72)発明者 宮川 淳 大阪府大阪市西区京町堀1丁目15番10号 ティー・シー・エム株式会社内 Fターム(参考) 3D030 EA22 EA24 EA33 EA44 3D032 CC20 DA04 DA86 EA05 EA06 EC34 GG07 3D034 CA02 CB03 CC04 CC09 CC17 CD12 CE02 CE03 5H301 AA01 AA09 BB05 CC03 CC06 EE05 EE06 EE08 EE12 GG08 HH01 HH18 JJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体の走行方向の一方の側部に前後
    に配置され、舵軸を介して支持された第1走行車輪およ
    び第2走行車輪と、前記台車本体の走行方向の他方の側
    部に前後に配置され、舵軸を介して支持された第3走行
    車輪および第4走行車輪と、前記第1走行車輪に配置さ
    れ、この第1走行車輪の舵軸とともに回転して、車両の
    走行経路に沿って敷設された誘導帯を検出する第1誘導
    検出手段と、前記第2走行車輪に配置され、この第2走
    行車輪の舵軸とともに回転して、前記誘導帯を検出する
    第2誘導検出手段とを備えた無人搬送車の換向制御方法
    であって、 前記第1誘導検出手段により検出された前記誘導帯の第
    1検出情報と前記第2誘導検出手段により検出された前
    記誘導帯の第2検出情報に基づいて、前記各走行車輪の
    舵軸をそれぞれ換向制御する低速走行誘導モードと、 前記走行方向とは後方側の両側部の各走行車輪の舵軸を
    中立位置に固定し、走行方向の前方側の一方の誘導検出
    手段の検出情報に基づいて、走行方向の前方側の両側部
    の各走行車輪の舵軸をそれぞれ換向制御する高速走行誘
    導モードとを有し、 これら誘導モードを切り替え可能としたことを特徴とす
    る無人搬送車の換向制御方法。
  2. 【請求項2】 前記走行経路が直線路であるとき、前記
    高速走行誘導モードにより各走行車輪の舵軸をそれぞれ
    換向することを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車
    の換向制御方法。
  3. 【請求項3】 前記高速走行誘導モードより前記低速走
    行誘導モードに切り替える際に、走行方向の後方に位置
    する前記第2誘導検出手段または第1誘導検出手段によ
    り前記誘導帯を検出できないとき、走行を停止し、走行
    方向の後方に位置する第1走行車輪の舵軸または第2走
    行車輪の舵軸を前記走行方向とは直角な左右方向に旋回
    して前記誘導帯を捜索し、前記誘導帯を見出すと再発進
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    無人搬送車の換向制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021070542A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 搬送装置、搬送方法及び部品実装システム

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