JP2013175104A - 自動搬送車、及び自動搬送車の制御方法 - Google Patents

自動搬送車、及び自動搬送車の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個別に操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットを3基以上有する自動搬送車であって、導線に対する安定した追従走行が可能な優れた特性の自動搬送車を提供すること。
【解決手段】自動搬送車1は、ガイドラインに追従する駆動ユニット10の追従操舵角を算出する第1の操舵角算出部と、追従操舵角から周回円の中心位置を算出する中心位置算出部と、ガイドラインに追従していない駆動ユニット10が中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出部と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、工場において部品や製品を搬送する自動搬送車に関する。
従来より、工場内の予め定められた経路に沿って走行する自動搬送車が知られている。自動搬送車は、駆動用のモータやバッテリ等を備えているほか、走行床面に敷設された磁気テープ等の導線を検出するための検出センサを備えている。このような自動搬送車にワークを積載すれば、導線が敷設された所定の経路に沿って無人でワークを搬送できる(例えば、特許文献1参照。)。
自動搬送車の中には、検出センサや操舵輪等を備え、導線に追従可能なユニット式の駆動ユニットを複数備えた車両もある。このような仕様の自動搬送車であれば、駆動ユニットの数に応じて、必要とされる車両サイズや、搬送重量等に幅広く対応可能である。
しかしながら、例えば、3基以上の駆動ユニットを装備し、個別に操舵可能な操舵輪を3輪以上有する従来の自動搬送車では、次のような問題がある。2基の駆動ユニットが導線に追従している場合、導線に追従していない残りの駆動ユニットの操舵角の制御が適切に行われないと自動搬送車全体の走行が不安定に陥るおそれがある。
特開平4−177508号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、個別に操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットを3基以上有する自動搬送車であって、導線に対する安定した追従走行が可能な優れた特性の自動搬送車を提供するための発明である。
本発明の第1の態様は、走行床面に敷設された導線を検出する検出センサ、及び操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットを少なくとも3基備え、何れか2基の駆動ユニットが前記導線に追従する状態で走行する自動搬送車であって、
前記導線に追従する前記2基の駆動ユニットについて、前記検出センサによる前記導線の検出結果を利用して該導線に追従するための追従操舵角をそれぞれ算出する第1の操舵角算出部と、
該第1の操舵角算出部による追従操舵角を制御値の一つとして、前記2基の駆動ユニットをそれぞれ制御する第1の制御部と、
自動搬送車が円弧に沿って走行する旨の仮定の下、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角から円弧の中心位置を算出する中心位置算出部と、
前記2基の駆動ユニット以外の他の駆動ユニットについて、前記中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出部と、
前記周回操舵角を制御値の一つとして前記他の駆動ユニットを制御する第2の制御部と、を備え、
前記第1の操舵角算出部は、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の差分が所定角度よりも小さい場合には、当該差分が所定角度となるように当該2基の駆動ユニットの追従操舵角のうちの少なくともいずれか一方を補正するように構成されている自動搬送車にある(請求項1)。
本発明の第2の態様は、走行床面に敷設される導線を検出する検出センサ、及び操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットが少なくとも3基設けられ、何れか2基の駆動ユニットが前記導線に追従する状態で走行する自動搬送車の制御方法であって、
前記導線に追従する前記2基の駆動ユニットについて、前記検出センサによる前記導線の検出結果を利用して該導線に追従するための追従操舵角をそれぞれ算出する第1の操舵角算出ステップと、
前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の差分が所定角度よりも小さい場合に、当該差分が所定角度となるように当該2基の駆動ユニットの追従操舵角のうちの少なくともいずれか一方を補正する操舵角補正ステップと、
自動搬送車が円弧に沿って走行する旨の仮定の下、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角から円弧の中心位置を算出する中心位置算出ステップと、
前記2基の駆動ユニット以外の他の駆動ユニットについて、前記中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出ステップと、
前記追従操舵角を制御値の一つとして前記2基の駆動ユニットを制御すると共に、前記周回操舵角を制御値の一つとして前記他の駆動ユニットを制御する制御ステップと、を含む自動搬送車の制御方法にある(請求項3)。
本発明に係る自動搬送車は、何れか2基の駆動ユニットが前記導線を検出した状態で追従して走行する。このとき、自動搬送車が円弧に沿って走行しているという仮定の下、前記導線に追従する前記2基の駆動ユニットの追従操舵角に基づいてその円弧の中心位置が算出される。前記他の駆動ユニットについては、上記のように算出された中心位置の回りを周回するための前記周回操舵角が算出されて制御される。
本発明に係る自動搬送車は、前記導線に追従しているか否かによらず全ての駆動ユニットの操舵角が適切に制御される。したがって、この自動搬送車は、前記導線に対する安定した追従走行が可能となっている。
さらに、本発明に係る自動搬送車では、前記導線が直線であるか曲線であるかによらず、上記のような仮定に基づく制御を実現するために、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の補正が行われる。具体的には、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の差分が所定角度よりも小さい場合に、当該差分が所定角度となるような補正を行うことで上記の仮定の妥当性を確保し、前記中心位置の算出を可能としている。このように前記追従操舵角の補正を行えば、前記導線が直線であるか曲線であるかによらず同様の制御によって前記自動搬送車を走行させることが可能になる。
本発明に係る自動搬送車では、追従する導線が直線であるか曲線であるかによらず全く同じ制御方法を適用可能である。前記導線が直線から曲線に切り換わる箇所でも制御方法の切換が一切不要である。そのため、このような切り換わりの箇所で不安定な制御に陥るおそれがない。また、制御方法の切換が不要であれば、制御仕様を簡略化できる。制御仕様を簡略化できれば、開発コストを抑制できるほか、制御プログラムを処理するハードウェアコストを抑制して低コストの自動搬送車を実現できる。
本発明に係る自動搬送車は、複数の駆動ユニットがそれぞれ駆動力を生じるので、重量級の搬送物の運搬に適している。駆動ユニットの設置数を増やせば、より大きなサイズ、より大きな重量の搬送物に対応できる。このとき、同じ仕様の駆動ユニットを採用すると共に、各駆動ユニットを統轄するコントローラユニットを設ければ、駆動ユニットの設置数の増減が一層容易となる。各駆動ユニットについては制御ソフトウェアを共通化できるので、搬送サイズや搬送重量等の仕様が異なっても制御ソフトウェアの変更を少なくでき開発コスト等を劇的に抑制できる。このとき、例えば、CAN(Controller Area Network)等のネットワークに各駆動ユニットやコントローラユニット等を接続すれば、駆動ユニットの追加や取り外し等が一層簡単になり、駆動ユニットの増減等が一層容易になる。
本発明において前記追従操舵角を補正するか否かの閾値である前記所定角度としては、0.1度〜3度等の小さな角度を設定できる。補正対象の駆動ユニットは、前記2基の駆動ユニットの両方であっても良く、進行方向における前側あるいは後ろ側のいずれか一方であっても良い。
本発明の好適な一態様の自動搬送車は、前記中心位置の回りの自動搬送車の周回角速度を算出する角速度算出部と、
前記他の駆動ユニットについて、前記周回角速度で前記中心位置の回りを周回するための周回速度を算出する周回速度算出部と、を備え、
前記第2の制御部は、前記周回速度を制御値の一つとして、対応する駆動ユニットを制御する(請求項2)。
本発明の好適な一態様の自動搬送車の制御方法は、前記中心位置の回りの自動搬送車の周回角速度を算出する角速度算出ステップと、
前記他の駆動ユニットについて、前記周回角速度で前記中心位置の回りを周回するための周回速度を算出する周回速度算出ステップと、を備え、
前記制御ステップでは、前記周回速度を制御値の一つとして、対応する駆動ユニットを制御する(請求項4)。
これらの場合であれば、前記自動搬送車が前記中心位置の回りを周回する際の前記周回角速度に基づいて、前記他の駆動ユニットの周回速度を精度良く算出できる。このような高精度な周回速度で前記他の駆動ユニットを制御すれば、前記中心位置回りの前記自動搬送車の周回走行を一層安定させることが可能である。
本発明の好適な一態様においては、前記所定角度は、0.1度以上1.0度未満である(請求項5)。
前記所定角度が0.1度未満であると、前記自動搬送車が周回する円弧の半径が過大となり、計算処理上、その半径に対応するデータビット長を大きく確保したり、大きいビット長のデータを高速に取り扱うために処理能力を向上する必要等が生じる。計算処理ハードウェア側では、データ格納領域を拡大したり、処理能力の高いCPUの採用等が必要となり、ハードウェアコストの上昇が招来されるおそれがある。一方、1度以上であると、前記自動搬送車の蛇行が大きくなり走行安定性が損なわれるおそれがある。
実施例における、自動搬送車の構成を示す構成図。 実施例における、自動搬送車の電気的な構成を示すシステム図。 実施例における、ガイドラインに追従する自動搬送車を例示する説明図。 実施例における、自動搬送車の機能的な構成を示す説明図。 実施例における、ガイドラインを追従する駆動ユニットで実行される処理の流れを示すフロー図。 実施例における、ガイドラインに対する追従操舵角の補正方法を示す説明図。 実施例における、マスターユニット基板で実行される処理の流れを示すフロー図。 実施例における、中心位置の算出方法を説明する説明図。 実施例における、ガイドラインに追従していない駆動ユニットで実行される処理の流れを示すフロー図。 実施例における、ガイドラインに追従していない駆動ユニットの周回操舵角の算出方法を説明する説明図。 実施例における、自動搬送車の他の機能的な構成を示す説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例)
本例は、走行床面に敷設されたガイドライン(導線)19に沿って自動走行する自動搬送車1に関する例である。本例の内容について、図1〜図11を用いて説明する。
本例の自動搬送車1は、図1及び図2に示すごとく、個別に駆動される2本1組の駆動輪331が同軸に配置された駆動ユニット10を有し、この駆動ユニット10が前後左右に4基設けられた搬送車両である。各駆動ユニット10は、ガイドライン19を検出するラインセンサ(検出センサ)351を備えている。自動搬送車1は、例えば、図3のごとく、2基の駆動ユニット10がガイドライン19に追従する状態で走行する。
自動搬送車1は、図1〜図4のごとく、ガイドライン19に追従する2基の駆動ユニット10について、ガイドライン19に追従するための追従操舵角をそれぞれ算出する第1の操舵角算出部101Aと、その追従操舵角を制御値の一つとして対応する駆動ユニット10を制御する第1の制御部104Aと、第1の操舵角算出部101Aによる追従操舵角から周回円の中心位置を算出する中心位置算出部106と、他の駆動ユニット10について、中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出部101Bと、この周回操舵角を制御値の一つとして対応する駆動ユニット10を制御する第2の制御部104Bと、を備えている。
以下、この内容について詳しく説明する。
本例の自動搬送車1は、例えば、自動車等の組立て工場等に導入される無人の自動搬送システムを構成する搬送車両である。自動車部品等のワークの積み込み、あるいは積み下ろしの拠点となるワークステーション間で自動搬送車1を自動走行させる自動搬送システムを導入すれば、高効率の搬送システムを実現できる。
本例の自動搬送車1は、図1及び図2のごとく、自動車部品等のワークを積載する荷台(図示略)を含む車体20を備えている。車体20の大きさは、前後方向に約3.0mで、幅約2.0mである。車体20には、前後左右の4箇所に同じ仕様の駆動ユニット10が配置されているほか、コントロールユニット11及び図示しないバッテリ等が搭載されている。コントロールユニット11と、4基の駆動ユニット10A〜Dとは、CAN(Controller Area Network)により通信可能な状態で相互に接続されている。
自動搬送車1の内部システムは、コントロールユニット11を中心として構成されている。コントロールユニット11に対しては、4基の駆動ユニット10A〜Dのほか、バンパースイッチ21、障害物センサ22、非常停止スイッチ23、通信ユニット24、操作盤25等が電気的に接続されている。操作盤25には、スピーカ、モニタパネル、操作ボックス等が組み込まれている。
コントロールユニット11は、自動搬送車1の走行を統轄し、予定された走行経路を実現するための各種の指令をマスターの駆動ユニット10Aに入力する制御ユニットである。コントロールユニット11は、各種スイッチとの間のスイッチ信号のやり取りや、各駆動ユニット10との間の各種情報のやり取り等のためのインターフェースであるI/F部を含む主制御回路を有している。
コントロールユニット11には、自動搬送車1の走行経路が規定された走行プログラムが予め読み込まれている。コントロールユニット11は、走行経路上の番地情報を駆動ユニット10側から取り込むことで自車の位置を把握すると共に、予定された走行経路に沿って走行できるように適切なタイミングでマスターの駆動ユニット10Aに各種の指令を入力する。マスターの駆動ユニット10Aに入力される指令としては、走行速度指令や、分岐指令等がある。
4基の駆動ユニット10A〜Dは、図1及び図2のごとく、同軸上に並列配置された2本1組の駆動輪331を有している。駆動ユニット10は、2本1組の駆動輪331の回転差に応じて回動し、これにより所定の操舵角に制御可能である。駆動ユニット10の前面部分では、ラインセンサ351が中央に配設されていると共に、ラインセンサ351からオフセットする位置にマーカセンサ352が取り付けられている。これらのセンサは、常時、駆動ユニット10の前進側の正面に位置するよう、駆動ユニット10の操舵と共に回動するように取り付けられている。さらに、各駆動ユニット10は、駆動輪331の操舵方向である操舵角を検知する操舵角検知部353を備えている。
駆動ユニット10は、駆動輪331及び駆動モータ330を含む車輪ユニット33を2基ずつ備えていると共に、駆動モータ330の回転を制御するモータドライバ335を車輪ユニット33毎に有している。
モータドライバ335は、駆動モータ330の制御ドライバである。このモータドライバ335は、駆動モータ330の制御値に基づいて、対応する駆動輪331の走行速度を把握可能である。
各駆動ユニット10は、駆動ユニット基板100を中心として電気的に構成されている。駆動ユニット基板100には、モータドライバ335のほか、ラインセンサ351、マーカセンサ352、操舵角検知部353等の検出センサ等が接続されている。なお、本例の自動搬送車1では、4基の駆動ユニット10A〜Dのうち左前の駆動ユニット10Aがマスターの駆動ユニットに指定されている。以下の説明では、マスターの駆動ユニット10Aの駆動ユニット基板100Aを適宜マスターユニット基板といい、それ以外の駆動ユニット基板100B〜Dを適宜スレーブユニット基板という。
ラインセンサ351は、磁気テープであるガイドライン19が発生する磁気を検出する検出センサである。本例のラインセンサ351は、小さな磁気検出素子(図示略)を横方向に複数配列したセンサであり、駆動ユニット10の進行方向に直交する方向に幅広の検出エリアを備えている。本例では、約25mm幅のガイドライン19に対して検出エリアの横幅が約150mmに設定されている。ラインセンサ351は、ガイドライン19の磁気を検出中であるか否か、磁気検出素子毎に個別に検知可能である。
例えば、ラインセンサ351の中心とガイドライン19の中心とが略一致していればラインセンサ351の両端に未検出素子が現れる一方、両者がオフセットしていれば検出素子と未検出素子との配置が左右非対称になる。このような左右非対象の検出素子及び非検出素子の配置状況に基づけば、ガイドライン19に対して駆動ユニット10が右に寄っている等の追従ズレの状況やその度合い等を把握可能である。
マーカセンサ352は、走行経路の各所に配置されたガイドマーカを読み取るセンサである。マーカセンサ352は、ガイドマーカに磁気的に記録された番地情報等を読み取る。マーカセンサ352によって取得された番地情報等は、随時、コントロールユニット11に向けて出力される。
操舵角検知部353は、駆動輪331の操舵方向である操舵角の検知部である。
各駆動ユニット基板100は、図1、図2及び図4のごとく、CPU、ROM、RAMが実装された電子基板であり、各種の演算機能を備えている。さらに、操舵角検知部353やラインセンサ351等のセンサ及びモータドライバ335のほか、コントロールユニット11や他の駆動ユニット10との間で各種の信号やデータ等をやり取りするためのI/F回路を有している。
マスターユニット基板100Aは、(1)制御目標の操舵角を算出する操舵角算出部101、(2)自動搬送車1の周回移動の中心位置を算出する中心位置算出部106、(3)中心位置回りの自動搬送車1の周回角速度を算出する角速度算出部107、(4)ガイドライン19に追従していない駆動ユニット10について、制御目標の周回速度を算出する周回速度算出部103、(5)車輪ユニット33を制御する制御部104、の各部の機能を実現可能である。
一方、スレーブユニット基板100B〜Dは、上記の機能のうち(2)中心位置算出部106、及び(3)角速度算出部107を除く各部の機能を実現可能である。
(1)操舵角算出部101
本例の操舵角算出部101は、2つの機能を備えている。一つは、駆動ユニット10がガイドライン19を追従する際の第1の操舵角算出部101Aとしての機能である。もう一つは、他の駆動ユニット10がガイドライン19を追従している際の第2の操舵角算出部101Bとしての機能である。
(1−1)第1の操舵角算出部101A
第1の操舵角算出部101Aは、ガイドライン19に追従するための追従操舵角を算出する。第1の操舵角算出部101Aは、ラインセンサ351によるガイドライン19の検出結果等を利用して追従操舵角を算出する。この第1の操舵角算出部101Aの機能は、ガイドライン19に追従している駆動ユニット10(適宜、サーチユニットという。図3の例では駆動ユニット10A・B。)の駆動ユニット基板100によって実現される。
(1−2)第2の操舵角算出部101B
第2の操舵角算出部101Bは、自動搬送車1が円弧に沿って走行するという仮定の下、ガイドライン19に追従していない駆動ユニット10の周回操舵角を算出する。この第2の操舵角算出部101Bの機能は、ガイドライン19に追従していない駆動ユニット10(適宜、従動ユニットという。図3の例では駆動ユニット10C・D。)の駆動ユニット基板100によって実現される。
(2)中心位置算出部106
ガイドライン19に追従する2基のサーチユニット10の追従操舵角からその周回中心をなす中心位置を算出する。なお、本例では、マスターの駆動ユニット10Aの操舵中心を原点とし、自動搬送車1の車体方向F(図3参照)に沿うY軸、車体方向Fに直交し車体の幅方向に沿うX軸により規定される座標上において中心位置を算出している。
(3)角速度算出部107
自動搬送車1の中心位置回りの周回角速度を算出する。
(4)周回速度算出部103
ガイドライン19に追従していない2基の従動ユニット10について、中心位置の回りを前記周回角速度で周回するための目標速度を算出する。周回速度算出部103の機能は、ガイドライン19に追従していない従動ユニット10の駆動ユニット基板100によって実現される。
(5)制御部104
本例の制御部104は、2つの機能を備えている。一つは、ガイドライン19に追従している状態下の制御を実行する第1の制御部104Aとしての機能である。もう一つは、ガイドライン19に追従していない状態下の制御を実行する第2の制御部104Bとしての機能である。
(5−1)第1の制御部104A
第1の制御部104Aは、コントロールユニット11による走行速度指令に基づく設定走行速度、及び第1の操舵角算出部101Aによる追従操舵角を制御値として車輪ユニット33を制御する。なお、走行速度指令については、マスターユニット基板100Aを経由して各駆動ユニット10に取り込まれる。
(5−2)第2の制御部104B
第2の制御部104Bは、周回速度算出部103が算出した目標速度、及び第2の操舵角算出部101Bが算出した周回操舵角を制御値として車輪ユニット33を制御する。
以上のように構成された本例の自動搬送車1がガイドライン19に沿って走行するための制御内容について具体的に説明する。図3のごとく左側の駆動ユニット10A・Bがガイドライン19に追従するサーチユニットとなって走行する制御状態を例にして説明する。
この制御状態の下では、図4のごとく、サーチユニット10A・Bの駆動ユニット基板100A・Bは、第1の操舵角算出部101A及び第1の制御部104Aとしての機能を実現する。一方、従動ユニット10C・Dの駆動ユニット基板100C・Dは、第2の操舵角算出部101B、周回速度算出部103、第2の制御部104Bとしての機能を実現する。なお、駆動ユニット基板100Aは、マスターユニット基板100Aでもあるので、上記のごとく、中心位置算出部106、角速度算出部107としての機能を実現している。
コントロールユニット11は、マスターユニット基板100Aに対して、走行速度指令や、分岐指令等の各種の指令を入力する。コントロールユニット11からマスターユニット基板100Aに入力される指令としては、サーチユニット10A・Bの走行速度に関する設定走行速度(AimSpeed)の指令等がある。マスターユニット基板100Aは、入力された指令をガイドライン19に追従するサーチユニット10A・Bの駆動ユニット基板100A・Bに向けて送信する。
サーチユニット10A・Bの駆動ユニット基板100A・Bは、それぞれ、図5の処理を実行する。駆動ユニット基板100A・Bは、まず、設定走行速度(AimSpeed)を取り込む(S101)。マスターユニット基板でもある駆動ユニット基板100Aは、上記のごとくコントロールユニット11から直接、設定走行速度(AimSpeed)を取り込む。スレーブユニット基板である駆動ユニット基板100Bは、マスターユニット基板100Aを経由して設定走行速度(AimSpeed)を取り込む。
駆動ユニット基板100A・Bは、ラインセンサ351のセンサ値、及び操舵角検知部353のセンサ値である実操舵角を取得し(S102)、サーチユニット10A・Bの操舵角の制御値である追従操舵角(θf、θr)を算出する(S103)。
ここで、進行方向前側に当たるサーチユニット10Aの駆動ユニット基板100Aは、後ろ側のサーチユニット10Bの追従操舵角を取り込み、2基のサーチユニット10A・Bの追従操舵角の差分が0.1度(所定角度)以上であるか否かを判断する(S104)。この差分が0.1度未満であれば(S104:NO)、0.1度の差分が確保されるように追従操舵角の補正が行われる(S115)。具体的には、図6のごとく、サーチユニット10Aの追従操舵角θfに0.05度を加算する一方、サーチユニット10Bの追従操舵角θrから0.05度を減算する補正が行われる。
このように0.1度以上の差分が必ず確保されるようにサーチユニット10A・Bの追従操舵角(θf、θr)が確定する。その後、駆動ユニット基板100A・Bは、実操舵角、追従操舵角(θf又はθr)、設定走行速度(AimSpeed)に基づいて左右輪の目標速度(制御値)を算出し(S105)、車輪ユニット33を制御する(S106)。このような制御によれば、直線のガイドライン19に代わる円弧状の経路190(図6参照)に沿う走行が実現される。
なお、図6では、経路190の曲率半径(中心位置までの距離)を実際よりも小さくデフォルメして図示してあるが、経路190の曲率半径が十分に大きくなるように補正を実施すればガイドライン19に対する追従ズレを抑制できる。仮に、直線部分が非常に長く追従ズレが大きくなった場合、そのズレを抑えるために逆方向に操舵されることになるため、上記のような補正を施してもガイドライン19から逸脱するようなおそれはない。
次に、図7を参照してマスターユニット基板100A特有の処理について説明する。マスターユニット基板100Aは、サーチユニット10A・Bの追従操舵角θf、θrを取り込む(S201)。図8のごとく追従操舵角θf、θrに基づいて想定可能される円弧の中心位置である回転中心(CenterX,CenterY)は、駆動ユニット10Aの操舵中心を座標原点として次式の通り算出される(S202)。なお、UnitSpanは、駆動ユニット10Aと駆動ユニット10Bとの間の距離である。
Figure 2013175104
マスターユニット基板100Aは、さらに、この回転中心の回りを周回する自動搬送車1の周回角速度(ω)を次式の通り算出する(S203)。
Figure 2013175104
また、ガイドライン19を追従していない2基の従動ユニット10C・Dの駆動ユニット基板100C・Dは、マスターユニット基板100Aから回転中心(CenterX,CenterY)及び周回角速度ωを取り込み、図9の処理を実行する。
駆動ユニット基板100C・Dは、図10のごとく回転中心(CenterX,CenterY)の回りの周回経路191に沿って走行するための周回操舵角(θangle)及び周回速度(Speed)を算出する。従動ユニット10C・Dの周回操舵角(θangle)及び周回速度(Speed)は、それぞれ、回転中心(CenterX,CenterY)と、自車の座標位置と、の座標的な位置偏差(DistanceX,DistanceY)を利用して次式の通り算出される(S301、S302)。
Figure 2013175104

Figure 2013175104
従動ユニット10C・Dの駆動ユニット基板100C・Dは、このように算出された周回操舵角(θangle)及び周回速度(Speed)と、操舵角検知部353のセンサ値である実操舵角(S303)と、に基づいて、左右輪の目標速度を算出し(S304)、車輪ユニット33を制御する(S305)。
なお、図3とは異なり、自動搬送車1の右側の駆動ユニット10C・Dがガイドライン19に追従する場合は、各駆動ユニット基板100A〜Dが実現する機能が図11のようになる。このように本例の自動搬送車1では、ガイドライン19に追従する駆動ユニットであるか否かに応じて駆動ユニット基板100の役割が変更される。
以上のように構成された本例の自動搬送車1は、ガイドライン19に追従しているか否かによらず全ての駆動ユニット10が適切に制御されている。したがって、この自動搬送車1は、ガイドライン19に対する安定した追従走行が可能である。
さらに、本例の自動搬送車1は、ガイドライン19に追従して走行するに当たって、そのガイドライン19が直線であるか曲線であるかに関わらず、全く同様の制御を適用可能である。それ故、制御プログラムがシンプルになっていると共に、その制御プログラムを実行するためのハードウェアが小規模になっている。
本例の自動搬送車1は、個別に操舵可能な駆動輪331を備えた駆動ユニット10を4基有する自動搬送車であって、ガイドライン19に対する安定した追従走行を比較的シンプルな制御により実現した優れた搬送車両である。
なお、本例では、サーチユニットの追従操舵角を補正するに当たって、θf、θrの両方を補正して差分を確保している。これに代えて、前側のθf、後ろ側のθrのいずれか一方を補正することで差分を確保することもできる。
本例では、2基のサーチユニットの追従操舵角の差分が所定角度(本例では0.1度)よりも小さいとき、追従操舵角を補正することでその差分を確保している。これに代えて、追従操舵角の差分が所定角度よりも小さいときには、2基のサーチユニットから等距離であって、かつ、十分に離れた座標位置を中心位置に設定し、この中心位置を実現するための追従操舵角を計算することもできる。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1 自動搬送車
10 駆動ユニット
100 駆動ユニット基板
101 操舵角算出部
103 周回速度算出部
104 制御部
106 中心位置算出部
107 角速度算出部
11 コントロールユニット
19 ガイドライン(導線)
20 車体
33 車輪ユニット
330 駆動モータ
331 駆動輪
351 ラインセンサ(検出センサ)
352 マーカセンサ
353 操舵角検知部

Claims (5)

  1. 走行床面に敷設された導線を検出する検出センサ、及び操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットを少なくとも3基備え、何れか2基の駆動ユニットが前記導線に追従する状態で走行する自動搬送車であって、
    前記導線に追従する前記2基の駆動ユニットについて、前記検出センサによる前記導線の検出結果を利用して該導線に追従するための追従操舵角をそれぞれ算出する第1の操舵角算出部と、
    該第1の操舵角算出部による追従操舵角を制御値の一つとして、前記2基の駆動ユニットをそれぞれ制御する第1の制御部と、
    自動搬送車が円弧に沿って走行する旨の仮定の下、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角から円弧の中心位置を算出する中心位置算出部と、
    前記2基の駆動ユニット以外の他の駆動ユニットについて、前記中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出部と、
    前記周回操舵角を制御値の一つとして前記他の駆動ユニットを制御する第2の制御部と、を備え、
    前記第1の操舵角算出部は、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の差分が所定角度よりも小さい場合には、当該差分が所定角度となるように当該2基の駆動ユニットの追従操舵角のうちの少なくともいずれか一方を補正するように構成されている自動搬送車。
  2. 請求項1において、前記中心位置の回りの自動搬送車の周回角速度を算出する角速度算出部と、
    前記他の駆動ユニットについて、前記周回角速度で前記中心位置の回りを周回するための周回速度を算出する周回速度算出部と、を備え、
    前記第2の制御部は、前記周回速度を制御値の一つとして、対応する駆動ユニットを制御するように構成されている自動搬送車。
  3. 走行床面に敷設される導線を検出する検出センサ、及び操舵可能な駆動輪を備えた駆動ユニットが少なくとも3基設けられ、何れか2基の駆動ユニットが前記導線に追従する状態で走行する自動搬送車の制御方法であって、
    前記導線に追従する前記2基の駆動ユニットについて、前記検出センサによる前記導線の検出結果を利用して該導線に追従するための追従操舵角をそれぞれ算出する第1の操舵角算出ステップと、
    前記2基の駆動ユニットの追従操舵角の差分が所定角度よりも小さい場合に、当該差分が所定角度となるように当該2基の駆動ユニットの追従操舵角のうちの少なくともいずれか一方を補正する操舵角補正ステップと、
    自動搬送車が円弧に沿って走行する旨の仮定の下、前記2基の駆動ユニットの追従操舵角から円弧の中心位置を算出する中心位置算出ステップと、
    前記2基の駆動ユニット以外の他の駆動ユニットについて、前記中心位置の回りを周回するための周回操舵角を算出する第2の操舵角算出ステップと、
    前記追従操舵角を制御値の一つとして前記2基の駆動ユニットを制御すると共に、前記周回操舵角を制御値の一つとして前記他の駆動ユニットを制御する制御ステップと、を含む自動搬送車の制御方法。
  4. 請求項3において、前記中心位置の回りの自動搬送車の周回角速度を算出する角速度算出ステップと、
    前記他の駆動ユニットについて、前記周回角速度で前記中心位置の回りを周回するための周回速度を算出する周回速度算出ステップと、を備え、
    前記制御ステップでは、前記周回速度を制御値の一つとして、対応する駆動ユニットを制御する自動搬送車の制御方法。
  5. 請求項3又は4において、前記所定角度は、0.1度以上1.0度未満である自動搬送車の制御方法。
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