JP2003330272A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2003330272A
JP2003330272A JP2002137832A JP2002137832A JP2003330272A JP 2003330272 A JP2003330272 A JP 2003330272A JP 2002137832 A JP2002137832 A JP 2002137832A JP 2002137832 A JP2002137832 A JP 2002137832A JP 2003330272 A JP2003330272 A JP 2003330272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
roller
stripping
circulation
peeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002137832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4227359B2 (ja
Inventor
Manami Sekiguchi
真奈実 関口
Kazuhisa Kenmochi
和久 剱持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002137832A priority Critical patent/JP4227359B2/ja
Priority to US10/434,057 priority patent/US6829464B2/en
Publication of JP2003330272A publication Critical patent/JP2003330272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4227359B2 publication Critical patent/JP4227359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0844Arrangements for purging used developer from the developing unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 融解温度の低い低温定着可能なトナーを用い
た場合においても、トナー劣化による融着や未帯電トナ
ーの発生を防止し、長期にわたって安定した現像を行な
うことのできる現像装置を提供する。 【解決手段】 回転可能な循環ローラ14を剥ぎ取り供
給ローラ11に当接配置させ、同速度で回転させる。こ
れにより、両者の当接入口で剥ぎ取り供給ローラ気泡内
に含まれたトナーを押し出し、当接部出口で気泡内に新
しいトナーを吸引でき、トナーが現像ローラ10と剥ぎ
取り供給ローラ11の当接部を連続的に通過することを
防止できる。その結果、トナーの摩擦熱蓄積が防止で
き、トナー軟化による各種部材への融着や、トナーの帯
電性能劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ーなどとされる電子写真方式あるいは静電記録方式の画
像形成装置、および乾式現像剤を用いる現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンターなどの画
像形成装置において、電子写真感光体や静電記録誘電体
などの像坦持体上に形成した静電潜像を、粉体である現
像剤(トナー)を用いて可視化することを行っている。
【0003】その一例として、従来の非磁性一成分トナ
ーを用いた反転現像系の画像形成装置について図7によ
り説明する。
【0004】この画像形成装置は、静電潜像を担持する
ための矢印p方向に回転する像坦持体(以下、「感光ド
ラム」という)101、帯電器102、感光ドラム10
1上に画像情報に応じた静電潜像を形成する露光器10
3、現像器(現像装置)104、転写帯電器105、定
着器106、クリーナー107などで構成されている。
【0005】現像器104は、現像剤(以下、「トナ
ー」という)を感光ドラム101との接触部に搬送する
ため矢印q方向に回転する現像剤坦持体(以下、「現像
ローラ」という)110を有する。この現像ローラ11
0は導電性芯金上に弾性体を成型したいわゆる弾性現像
ローラであり、感光ドラム101に当接配置される。ま
た、現像ローラ110の周囲には、現像ローラ110上
へ非磁性一成分トナーの供給および現像ローラ110上
からトナーを剥ぎ取る役割を担い矢印r方向に回転する
剥ぎ取り供給部材である剥ぎ取り供給ローラ111、現
像ローラ110上のトナーに所望の帯電量を与え、現像
ローラ110上のトナー量を規制する規制部材としての
規制ブレード112、剥ぎ取り供給ローラ111にトナ
ーを供給する攪拌部材である攪拌羽根113を有する。
前述の剥ぎ取り供給ローラ111は、金属の芯金支軸と
その上に設けられた連泡性発泡体とで構成されている。
【0006】図7において、感光ドラム101は矢印p
方向に回転され、不図示のバイアス電源により電圧を印
加された帯電器102によって一様にその表面が負極性
に帯電される。その後露光器103から照射されたレー
ザービームによって感光ドラム101上に静電潜像が形
成される。そしてこの静電潜像は、感光ドラム101と
当接配置された現像ローラ110により搬送された現像
器104内のトナーによってトナー像として可視化され
る。その後、転写帯電器105によって感光ドラム10
1上のトナー像を紙、OHPなどの転写材108に転写
し、定着器106によって最終的に転写材108上にト
ナー像を融解定着させる。
【0007】転写後に感光ドラム101上に残留してい
る転写残トナーは、クリーナー107によって感光ドラ
ム101から排除される。また、感光ドラム101と現
像ローラ110の当接部において可視化に用いられなか
った現像ローラ110上のトナーは、現像ローラ110
の回転によって現像器104の内部に戻される。そして
現像ローラ110と剥ぎ取り供給ローラ111の当接部
において、現像ローラ110上のトナーは現像ローラ1
10から剥ぎ取られ、それと同時に剥ぎ取りローラ11
1の回転によって、現像ローラ110上にトナーが供給
され、再び規制ブレード112と現像ローラ110の当
接部に搬送される。
【0008】上記動作を繰り返すことにより、画像形成
がおこなわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年は、画像
形成装置においても省エネルギー化や環境問題への取り
組みが盛んに行われており、その一環として、従来のト
ナーより低温で定着可能なトナーや、定着オイルの不要
を目的とした定着用ワックス内包トナーが注目されてい
る。しかしながらこのようなトナーは、低温で融解する
ように設計されているため、摺擦や熱に大変弱いという
難点がある。
【0010】このような低温で融解するトナーを従来の
現像装置を用いて画像形成動作を行ったところ、現像ロ
ーラや剥ぎ取り供給ローラ、規制ブレードにトナーが融
着固着してしまい、現像ローラ上に均一なトナーコート
を行えず、所望の画像を得ることが困難であった。
【0011】また、現像ローラや規制ブレードにトナー
が融着してしまうと、トナー同士が摩擦帯電することに
なり、トナーに適正な電荷付与を行うことができなくな
る。その結果、現像ローラ上に未帯電トナーや帯電量不
足なトナーが搬送され、感光ドラム上の非画像部に付着
し画像不良を引き起こしたり、さらには感光ドラム上や
画像形成装置内部に飛散し汚染してしまうという問題も
生じた。
【0012】本発明者らが上記問題の原因を究明したと
ころ、現像ローラから剥ぎ取り供給ローラによって剥ぎ
取られたトナーが剥ぎ取り供給ローラ表面の気泡内から
排出されることなく、すぐさま剥ぎ取り供給ローラの回
転により現像ローラとの当接部に再度搬送されることに
よって、トナーが急激に劣化していくことに主な原因が
あることを見出した。
【0013】このトナーの劣化というのは、主に、トナ
ーが変形することや、変形によってトナー内部のワック
スが染み出してしまうことをいう。その原因は、トナー
が各部材間の当接部で加圧を受けながら摺擦されること
によって発生した摩擦熱が、トナーにどんどん蓄積する
ことにあり、その結果トナー軟化が生じてしまう。つま
り、このトナー軟化は、上記のように連続的に剥ぎ取り
供給ローラと現像ローラや、現像ローラと規制ブレード
の当接部において摩擦を受け、トナーが放熱しきれない
うちに当接部での摩擦熱を立て続けに受けることによっ
て、発生する。
【0014】このような摩擦熱によるトナー軟化や変形
が繰り返し進行していくと、現像ローラや規制ブレード
にトナーが融着してしまい、上述した現像ローラ上に均
一なトナーコートを形成できなくという問題や、現像ロ
ーラや規制ブレードの帯電付与性能が低下してしまうと
いう問題が生じる。
【0015】また、トナー軟化によりトナー表面に添加
してあった帯電制御剤がトナー内部に埋め込まれたり剥
離してしまうことによって、トナー自身の帯電性能が低
下し、未帯電トナーも生じやすくなる。その結果、画像
不良やトナー飛散という問題が生じてしまう。
【0016】上記の問題は、熱に弱い溶融温度の低いト
ナーの場合には、非常に顕著になる。
【0017】従って、本発明の目的は、融解温度の低い
低温定着可能な現像剤を用いた場合においても、現像剤
の劣化による融着や未帯電現像剤の発生を防止し、長期
にわたって安定した現像を行なうことのできる現像装
置、および該現像装置を備え、長期にわたって高品質画
像を得ることのできる画像形成装置を提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置および画像形成装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、少なくとも回転可能な現像剤担持体と、
該現像剤担持体に当接配置され現像剤を搬送する回転可
能な剥ぎ取り供給部材とを有する現像装置において、前
記剥ぎ取り供給部材の硬度以上の硬度を有する回転可能
な循環部材を前記剥ぎ取り供給部材に当接配置すること
を特徴とする現像装置である。
【0019】本発明に係る他の態様によると、像が形成
される像担持体と、前記像担持体に現像剤を搬送する回
転可能な現像剤担持体、および該現像剤担持体に当接配
置され現像剤を搬送する回転可能な剥ぎ取り供給部材を
有する現像装置とを備える画像形成装置において、前記
剥ぎ取り供給部材の硬度以上の硬度を有する回転可能な
循環部材を該剥ぎ取り供給部材に当接配置することを特
徴とする画像形成装置が提供される。
【0020】上記各発明における一実施態様によると、
前記循環部材の回転方向は、前記剥ぎ取り供給部材との
当接部において前記剥ぎ取り供給部材と順方向である。
【0021】上記各発明における他の実施態様による
と、前記循環部材外周面の周速度は、前記剥ぎ取り供給
部材外周面の周速度と等速度である。
【0022】上記各発明における他の実施態様による
と、前記現像剤担持体と前記剥ぎ取り供給部材の当接部
における前記現像剤担持体の前記剥ぎ取り供給部材への
最大侵入量は、前記剥ぎ取り供給部材と前記循環部材の
当接部における前記循環部材の前記剥ぎ取り供給部材へ
の最大侵入量以下である。
【0023】上記各発明における他の実施態様による
と、前記剥ぎ取り供給部材は弾性発泡体から構成され
る。
【0024】上記各発明における他の実施態様による
と、前記循環部材の最頂上点は、前記剥ぎ取り供給部材
の回転中心よりも上方に位置する。
【0025】上記各発明における他の実施態様による
と、前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は60℃以上
であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前記循環部材
外周面の周速度差は±100mm/s以下である。
【0026】上記各発明における他の実施態様による
と、前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は55℃以上
であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前記循環部材
外周面の周速度差は±80mm/s以下である。
【0027】上記各発明における他の実施態様による
と、前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は50℃以上
であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前記循環部材
外周面の周速度差は±50mm/s以下である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置およ
び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0029】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図4を参照して説明
する。
【0030】図1に示す本実施例の画像形成装置は、像
担持体である感光ドラム1の画像部に現像剤(トナー)
を付着させて可視化する反転現像系であり、負帯電トナ
ーを担持した現像剤担持体である現像ローラ10を感光
ドラム1に当接させて現像を行う一成分画像形成装置で
ある。
【0031】画像形成装置は、図中矢印A方向に回転す
る直径40mmの感光ドラム1を具備し、その周囲に
は、回転方向に沿って順次、帯電器2、露光器3、現像
器(現像装置)4、転写帯電器5、および、クリーナー
7が配設され、さらに定着器6を備えている。
【0032】この画像形成装置における画像形成動作に
ついて概略的に説明する。
【0033】矢印A方向に周速120mm/sで回転す
る感光ドラム1を不図示のバイアス電源に接続された帯
電器1により均一に負極性に帯電する。ついで、帯電し
た感光ドラム1の表面を露光器3によってレーザー光な
どを用いて露光することにより、画像情報を感光ドラム
1に静電潜像として書き込む。
【0034】現像器4は矢印B方向に200mm/sで
回転する弾性現像ローラ10を備えており、表面にコー
トされたトナーが、現像ローラ10の回転によって感光
ドラム1と現像ローラ10の当接部に搬送され、不図示
のバイアス電源により直流電圧が印加されている現像ロ
ーラ10と感光ドラム1上の潜像電位の関係により、静
電潜像に応じたトナー像が感光ドラム1上に形成され
る。
【0035】搬送される転写材8を挟んで感光ドラム1
の反対側には転写帯電器5が配置され、かつ不図示のバ
イアス電源に接続されている。感光ドラム1上に形成さ
れたトナー像は、バイアス電源からトナーと反極性電圧
が転写帯電器5に印加されることにより、搬送されてき
た転写材8に転写される。
【0036】その後トナー像が転写された転写材8は定
着器6に搬送され、ここでトナー像が加熱されて、転写
材8に融解定着する。
【0037】また、転写後に感光ドラム1上に残留した
転写残トナーは、クリーナー7によって回収される。
【0038】上記のような動作を繰り返すことにより、
画像形成がおこなわれる。
【0039】つぎに現像器内の詳細な構成・動作につい
て説明する。
【0040】現像器4は、その長手方向に延在する開口
部を有し、その開口部には感光ドラム1に当接するよう
に配置された矢印B方向に200mm/sで回転する直
径20mmの弾性現像ローラ10が取り付けられてい
る。また現像ローラ10に当接するように配置されてい
る直径20mmの剥ぎ取り供給部材である剥ぎ取り供給
ローラ11(矢印C方向に周速120mm/sで回転)
と、現像ローラ10に圧接するように配置された規制部
材としての規制ブレード12と、剥ぎ取り供給ローラ1
1に当接するように配置された直径6mmの循環部材す
なわち循環ローラ14と、トナーを攪拌・搬送する攪拌
羽根である攪拌部材13(矢印E方向に回転)を有して
おり、さらに現像器4内には非磁性1成分トナーが収容
されている。この循環ローラ14は、剥ぎ取り供給ロー
ラ11との当接部において同方向(矢印D方向)に12
0mm/sで回転している。本実施例における循環ロー
ラ14の駆動方法は、剥ぎ取り供給ローラ11と等速に
なるようなギアを用いた駆動方法である。
【0041】剥ぎ取り供給ローラ11は直径8mmの金
属支軸上にウレタンゴムからなる連泡性発泡体が形成さ
れた直径20mmの弾性体であり、循環ローラ14はス
テンレスなどの金属からなる直径6mmの剛体である。
また現像ローラ10の剥ぎ取り供給ローラ11への侵入
量は1.5mmであり、循環ローラ14の剥ぎ取り供給
ローラ11への侵入量は1.6mmである。
【0042】現像器4内では、攪拌部材13が剥ぎ取り
供給ローラ11近傍にトナーを搬送する。剥ぎ取り供給
ローラ11の近傍に搬送されたトナーは、剥ぎ取り供給
ローラ11の回転により現像ローラ10と剥ぎ取り供給
ローラ11との当接部に搬送され、現像ローラ10の表
面に担持される。そして、現像ローラ10の回転によ
り、現像ローラ10上のトナーは規制ブレード12との
当接部に搬送される。この当接部を通過する際、トナー
は規制ブレード12や現像ローラ10との摩擦により負
極性に帯電されると同時に、トナーの層厚が均一に規制
される。
【0043】このようにして均一にコートされたトナー
は、感光ドラム1と現像ローラ10の当接部に搬送さ
れ、感光ドラム1上に潜像がある場合には感光ドラム1
上で現像され、感光ドラム1上に潜像がない場合には現
像ローラ10上に残留したまま、現像器4内に戻され
る。
【0044】現像器4内に戻された現像ローラ10上の
トナーは、剥ぎ取り供給ローラ11によって現像ローラ
10から剥ぎ取られる。現像ローラ10から剥ぎ取られ
たトナーの大部分は、剥ぎ取り供給ローラ11の気泡内
に保持され、循環ローラ14と剥ぎ取り供給ローラ11
の当接部まで搬送される。
【0045】剥ぎ取り供給ローラ11が循環ローラ14
との当接部に侵入する際、発泡弾性体で構成されている
剥ぎ取り供給ローラ11は変形し、気泡内に保持してい
たトナーは押し出され、重力により現像器4内に落下す
る。剥ぎ取り供給ローラ11から落下したトナーは攪拌
部材13によって現像器4内のトナーと混合・攪拌され
る。
【0046】また、剥ぎ取り供給ローラ11が循環ロー
ラ14との当接部から脱出する際、変形された剥ぎ取り
供給ローラ11が弾性復元力により元の形状に戻ると同
時に、攪拌部材13によって新たに供給されたトナーた
まりTにあるトナーを気泡内に吸引し、再び現像ローラ
10に搬送する。
【0047】この現像器4内のトナーの流れを図示した
ものが図2である。
【0048】図2に示したようなトナーの循環経路を現
像器内で形成することにより、図3に点線で示した従来
例のようにトナーが現像ローラ110と剥ぎ取り供給ロ
ーラ111の当接部を連続的に通過することを防止でき
る。
【0049】その結果、トナーの摩擦熱蓄積が防止で
き、トナー軟化による各種部材への融着や、トナーの帯
電性能劣化を防止することができる。また、剥ぎ取り供
給ローラ11と循環ローラ14の当接部を通過するたび
に、剥ぎ取り供給ローラ11内のトナーが入れ替わるた
め、前周の画像履歴発生を防止することができる。
【0050】特に循環ローラ14と剥ぎ取り供給ローラ
11の周速が等速の場合は、当接部侵入口において摺擦
を与えずにトナーを剥ぎ取り供給ローラ11の気泡内か
ら押し出すことができる。当接途中においても、摺擦を
生じないため、摩擦熱の発生もなく、トナーは全く摩擦
熱を受けることなく、当接部を通過することができる。
【0051】さらに、剥ぎ取り供給ローラ11と循環ロ
ーラ14の当接によって形成されるトナーたまりTに存
在するトナーを循環ローラ14の回転により攪拌するこ
とで、トナーたまりTにあるトナーを流動性の高い状態
に維持することができ、パッキングを防止し剥ぎ取り供
給ローラ11に吸引されやすいトナーの状態を維持する
ことができる。加えてトナーたまりTにトナーをためる
ことができるので、現像器4内のトナー量が少なくなっ
た場合でも従来構成に比べて画像濃度不足が発生するこ
となく、画像印字を行うことができる。
【0052】本発明では剥ぎ取り供給ローラ11と循環
ローラ14が重要な構成要素であるため、剥ぎ取り供給
ローラ11と循環ローラ14の詳細条件について図4を
参照してさらに説明する。
【0053】[剥ぎ取り供給ローラと循環ローラの位置
関係]循環ローラ14の設置位置は、循環ローラ14の
最頂上位置xが剥ぎ取り供給ローラ11の軸中心zより
水平方向に対して上方に位置することが好ましく、より
好ましくは循環ローラ14の最頂上位置xが剥ぎ取り供
給ローラ11の最頂上位置yより上方に位置することが
好ましい。
【0054】このような配置にすることにより、剥ぎ取
り供給ローラ11と循環ローラ14の当接部出口に攪拌
部材13によって搬送されたトナーがトナーたまりTと
してたまりやすくなり、剥ぎ取り供給ローラ11の変形
復元の際に気泡内に十分量のトナー量を吸引することが
できる。特に現像器4内のトナー量が少なくなってきた
時でも、トナーたまりTに一定量のトナーを確保できる
ため安定した供給量を維持することができる。
【0055】また、現像ローラ10の剥ぎ取り供給ロー
ラ11への侵入量γと、循環ローラ14の剥ぎ取り供給
ローラ11への最大侵入量δとの関係は、以下の不等式
を満たすことが望ましい。
【0056】現像ローラの剥ぎ取り供給ローラへの侵入
量γ≦循環ローラの剥ぎ取り供給ローラへの最大侵入量
δ (1)
【0057】上記関係式(1)を満たすことにより、現
像ローラ10上から剥ぎ取った剥ぎ取り供給ローラ11
内の未現像トナーを、循環ローラ14と剥ぎ取り供給ロ
ーラ11の当接部において確実に押し出すことができ、
未現像トナーがすぐさま次周の現像工程に使用されるこ
とを確実に防止できる。
【0058】[硬度]剥ぎ取り供給ローラ11と循環ロ
ーラ14との当接部入り口において、剥ぎ取り供給ロー
ラ気泡内のトナーを押し出すためには、少なくとも剥ぎ
取り供給ローラ11は変形可能な材質構成であって、よ
り確実にトナーを押し出すには循環ローラ14の硬度
が、剥ぎ取り供給ローラ11の硬度以上であることが望
ましい。
【0059】本実施例では、循環ローラ14はステンレ
スからなる剛体であり、剥ぎ取り供給ローラ11の硬度
はJIS K 6402に基づいた測定法で20kg/
314cm2(=63.7gf/cm2≒6.37×10
3Pa)であり、循環ローラの硬度の方が大きい構成で
ある。
【0060】また、現像ローラ10と剥ぎ取り供給ロー
ラ11との当接部において、現像ローラ10表面のトナ
ーを剥ぎ取るためには、少なくとも剥ぎ取り供給ローラ
11は変形可能な構成であって、好ましくは現像ローラ
10の硬度は剥ぎ取り供給ローラの硬度以上であること
が好ましい。
【0061】弾性現像ローラ10の硬度はJIS K
6253 JIS−E硬度に基づいた測定法で40度で
あり、この測定方法で剥ぎ取り供給ローラ11の硬度を
測定してみるとやわらかすぎて測定不能(測定値ほぼ0
度)であった。つまり弾性現像ローラ10硬度の方が大
きい構成となっている。
【0062】なお、連泡性発泡体の硬度は、剥ぎ取り供
給ローラと同材料で成型した300mm×300mm×
50mmのブロック形状のものを用いて測定した値であ
る。
【0063】[循環ローラ]現像ローラ10と剥ぎ取り
供給ローラ11の当接部でのトナー剥ぎ取りにおいてト
ナーに生じた摩擦熱を、剥ぎ取り供給ローラ11と循環
ローラ14当接部近傍で速やかに放熱できるように、循
環ローラ14は熱伝導率が高く熱容量の小さい材質―た
とえば金属(ステンレス、アルミ、真鍮など)―で構成
することが望ましい。また、当接部入り口で押し出した
剥ぎ取り供給ローラ11内のトナーを、剥ぎ取り供給ロ
ーラ11や循環ローラ14の回転によって当接部に引き
込まず、効率よく現像器4内へ落下させるためには、循
環ローラ14の表面は平滑な方が良い。
【0064】本実施例では上記条件を満たすため、鏡面
加工を施したステンレスから構成された循環ローラを用
いた。
【0065】[剥ぎ取り供給ローラ]現像ローラ10と
剥ぎ取り供給ローラ11の当接部でのトナー剥ぎ取りに
おいて、トナーに生じた摩擦熱をできるだけ低減するた
めには、剥ぎ取り供給ローラ11の硬度は、JIS K
6402に基づいた測定法で300gf/cm2(≒
3×104Pa)以下であることが好ましい。また、こ
の当接部において現像ローラ上の未現像トナーを確実に
剥ぎ取り搬送するためには表面に凹凸のある構成が非常
に好ましく、本実施例のような発泡スポンジは低硬度と
剥ぎ取り性を容易に満たすことができる。剥ぎ取り供給
ローラ11が発泡体で構成されている場合、剥ぎ取り性
とトナー供給性を両立させるためには、剥ぎ取り供給ロ
ーラ表面の平均セル径は粉体平均粒径の10倍以上が好
ましい。本実施例で用いたトナーの平均粒径は7μmで
あり、剥ぎ取り供給ローラの平均セル径は400μmで
ある。
【0066】本実施例では変形可能な剥ぎ取り供給ロー
ラとして、連泡性発泡体から構成されるローラを用いた
が、その製造方法の一例を以下に示す。
【0067】発泡剤やカーボンブラックなどの導電材の
配合剤を一様に分散させた未加硫・未発泡のウレタンゴ
ム層を金属芯金上に形成する。これらを円筒型金型の成
型キャビネット内にセットし加熱することにより、未加
硫・未発泡のゴム層を加硫・発泡させると共に、成型キ
ャビネット内で金型どおりの導電性スポンジとして成型
する。発泡によって発生した気体は、発泡によって形成
された連通した気泡を通って金型の側面から排出され
る。この段階では芯金周面の貫通穴上に形成された連泡
スポンジの気泡にはスキン層があり、気泡は閉じた状態
である。最後に連泡スポンジの表面を研磨し、スキン層
を破ることによって、所望する外径のスポンジローラを
製造することが出来る。
【0068】上記の製造方法以外にも成型キャビネット
内に入れずに自由状態で、未加硫・未発泡のウレタンゴ
ム層を加熱処理した後、連泡スポンジの表面を研磨する
方法もある。
【0069】また、複数層から構成されるスポンジロー
ラの場合は、上記工程を繰り返すことで製造できる。
【0070】本発明における連泡体スポンジ層を形成す
る材料は、弾性(スポンジ)層として一般的にウレタン
ゴム、シリコンゴム、EPDMゴム、アクリルゴム、ニ
トリルゴム、ヒドリンゴム、フッ素ゴムなどが挙げられ
るが、特に指定はしない。発泡剤としては一般的に炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムな
どの無機発泡剤や、ニトロソ化合物、アゾ化合物、スル
ホニルヒドラジド化合物などの有機発泡剤があげられる
が、特に指定はしない。また、導電剤は電子導電剤とイ
オン導電剤に大別でき、電子導電剤としてカーボンブラ
ック、金属酸化物などが挙げられ、イオン導電剤として
第4級アンモニウム塩、脂肪族アルコールサルフェート
塩などが挙げられるが、特に指定はしない。
【0071】本実施例では、懸濁重合製法で作られた平
均粒径7μmの球形状のワックス内包トナーを使用し
た。トナー表面の帯電性と、低温定着性の両立を容易に
満たすためには、このようなバインダー樹脂内部にワッ
クスを内包・分散したトナーが好適である。バインダー
としてポリエステル樹脂やスチレン/アクリル共重合体
など、ワックスとしてパラフィンワックスや、リオレフ
ィンワックス、エステルワックスや高級脂肪酸などが代
表的に用いられる。上記以外の材料でも、トナー製作に
使われる一般的な材質であれば特に問題はない。必要で
あれば、帯電性を制御するために、シリカなどの外添剤
をトナー表面に添加してもよい。本実施例で用いたトナ
ーでは、バインダー樹脂:ポリエステル樹脂、内包ワッ
クス:エステルワックス、添加剤:オイル処理シリカで
構成した。
【0072】つぎに、本実施例と従来例の構成による各
現像装置を用いてそれぞれ1万枚の印字動作を行った実
験結果について説明する。その結果を下記の表1に示
す。表中の記号は、 ○:特に問題なく、所望する画質が得られる、 △:現像ローラや剥ぎ取り供給ローラの一部にトナー融
着が発生し、現像ローラ上に均一なトナーコートが行え
ない、 ×:感光ドラム上カブリやトナー飛散が発生し、転写材
が汚染される、 ということを意味している。△、×については、カッコ
内に問題発生時の印字枚数を記してある。検討条件とし
て、トナーの融解温度条件を変化させるために、トナー
のガラス転移温度(Tg)の条件を6通りに変えた。
【0073】
【表1】
【0074】従来例の構成では、トナーのガラス転移温
度(Tg)が高い(66度以上)場合には問題ないが、
Tgが低くなるに連れて、摩擦熱によるトナー劣化や各
部材へのトナー融着や画像不良の発生が、少ない印字枚
数で起こるようになっていった。それに対して循環ロー
ラを有する本実施例の構成では、トナーのガラス転移温
度(Tg)が49度というきわめて低温条件において
も、問題なく所望する画像を1万枚得ることができた。
【0075】なお、上記のガラス転移温度(Tg)は以
下の方法で、DSC測定装置、DSC−7(パーキンエ
ルマー社製)を用いて測定した。測定方法は、ASTM
D3418−82に準じて行った。
【0076】まず、6mg精秤したトナーをアルミパン
に入れ、またリファレンスとして空のアルミパンを用
い、常温常湿条件下において測定温度0〜200度の間
で、4℃/分で一度昇温・降温させ前履歴をとる。その
後、昇温速度4℃/分で昇温させ、吸熱ピークを得る。
そしてこの吸熱ピークが現れる前後のベースラインの中
間点線と、吸熱による曲線の交点をガラス転移温度(T
g)とした。
【0077】表1中のガラス転移温度(Tg)の条件
は、トナー内部に含有するワックス部数の条件を変化さ
せることで行った。
【0078】上記のように、本実施例の現像装置では、
循環ローラを剥ぎ取り供給ローラに当接配置し、剥ぎ取
り供給ローラと同方向で等速に回転させることにより、
両ローラの当接部におけるトナーへの摩擦熱発生を防止
し、かつ、剥ぎ取り供給ローラ気泡内のトナーを入れ替
えることができ、融解温度の低い低温定着可能なトナー
を用いる場合でも、トナー劣化による融着や未帯電トナ
ー発生を防止し、長期にわたって安定した現像を行うこ
とができる。従って、本実施例の画像形成装置によれ
ば、長期にわたって高品質の画像を得ることができる。
【0079】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図5を参照して説
明する。なお、前出の部材と同一機能を有する部材につ
いては同一符号を付す。
【0080】図5に示すように、本実施例の画像形成装
置は、弾性現像ローラの代わりに、剛体金属現像ローラ
を用いた非接触現像方式の現像装置を備えている。画像
形成動作・構成部材は第1実施例とほぼ同様であるた
め、詳細な説明は省略する。
【0081】さらに本実施例で特徴的な点は、循環ロー
ラ14と剥ぎ取り供給ローラ11に周速差がある点であ
る。
【0082】第1実施例と同様、剥ぎ取り供給ローラ気
泡内のトナーは、剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ
14の当接部で押し出されトナーの入れ替えが確実に行
われる。循環ローラ14を回転させることにより剥ぎ取
り供給ローラ11に当接する循環ローラ14の当接面が
常時変わるため、本実施例のように剥ぎ取り供給ローラ
11と循環ローラ14に周速差がある場合においても、
当接部入り口に発生する摩擦熱は循環ローラ14を介し
て放熱することができ、トナーへの摩擦熱蓄積やトナー
劣化を防止することができる。また当接部入り口で剥ぎ
取り供給ローラ11から押し出されたトナーは、現像器
4内に戻され攪拌されているうちにトナー自体の放熱も
おこなわれる。
【0083】上記のような理由から、剥ぎ取り供給ロー
ラ11と循環ローラ14間の周速差による摩擦熱が生じ
ても、従来の構成より摩擦熱がトナーに蓄積されにく
く、融解温度の低い低温定着トナーを用いる場合でも、
トナー劣化による融着や未帯電トナー発生を防止するこ
とができる。
【0084】なお、循環ローラ14と剥ぎ取り供給ロー
ラ11の当接部での摩擦熱を速やかに放熱するために、
循環ローラ14は熱伝導率が高く、熱容量の小さい材
質、例えば金属(ステンレス、アルミ、真鍮など)で構
成することが望ましい。また循環ローラ14と剥ぎ取り
供給ローラ11の当接部での摩擦熱を極力低減するため
に、循環ローラ14の表面の摩擦係数はできるだけ小さ
いことが望ましい。本実施例では上記条件を満たすた
め、鏡面加工をしたステンレスから構成された循環ロー
ラ14を用いた。
【0085】さらに循環ローラ14と剥ぎ取り供給ロー
ラ11の当接部での摩擦熱を極力低減するためには、当
接圧は低い方が良く、剥ぎ取り供給ローラ11として低
硬度の連泡性発泡体を用いることは最適である。
【0086】なお本実施例では、現像ローラ14と感光
ドラム1との距離SDを約300μmとした。
【0087】第1実施例と同様に本実施例と従来例にお
ける構成の各現像装置を用いてそれぞれ1万枚の印字動
作を行なった。現像ローラ10以外の主要な構成部材
は、第1実施例と同様である。剥ぎ取り供給ローラ11
の周速は第1実施例と同様に120mm/sとし、循環
ローラ14の周速は剥ぎ取り供給ローラ11に対して所
定の周速差がつくようなギアを介して調整した。
【0088】下記の表2にその結果を示す。表中の周速
差の符号は剥ぎ取り供給ローラ11に対しての循環ロー
ラ14の周速差を意味し、たとえば、+30mm/sと
いう場合は循環ローラ14が150mm/sで回転して
いることであり、−30mm/sと場合は循環ローラ1
4が90mm/sで回転していることである。トナーは
第1実施例と同様、ワックス内包トナーを用い、ワック
ス含有部数の条件を変化させることで、トナーのガラス
転移温度(Tg)を調整した。
【0089】表中の記号は第1実施例と同様、○:特に
問題なく、所望する画質が得られる、△:現像ローラや
剥ぎ取り供給ローラの一部にトナー融着が発生し、現像
ローラ上に均一なトナーコートが行えない、×:感光ド
ラム上カブリやトナー飛散が発生し、転写材が汚染され
る、という意味を示している。検討は、循環ローラの周
速、及びトナーのガラス転移温度(Tg)を変化させて
行った。
【0090】
【表2】
【0091】従来例の構成では、トナーのガラス転移温
度(Tg)が高い場合(66℃以上)には問題ないが、
Tgが低くなるに連れて、摩擦熱によるトナー劣化や各
部材へのトナー融着や画像不良が、少ない印字枚数で起
こるようになっていった。
【0092】それに対して循環ローラ14を有する本実
施例の構成では、トナーのガラス転移温度(Tg)が5
0℃というきわめて低温溶解温度条件においても、剥ぎ
取り供給ローラ11と循環ローラ14の周速差が±50
mm/sの範囲内であれば、急激なトナー劣化を防止で
き問題なく所望する画像を1万枚得ることができた。
【0093】また、トナーのガラス転移温度(Tg)が
50℃以上では剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ1
4の周速差が±50mm/sの範囲内に、トナーのガラ
ス転移温度(Tg)が55℃以上では剥ぎ取り供給ロー
ラ11と循環ローラ14の周速差が±80mm/sの範
囲内に、さらにトナーのガラス転移温度(Tg)が60
℃以上では剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ14の
周速差が±100mm/sの範囲内にあれば、問題なく
所望する画像を1万枚得ることができた。
【0094】以上のように、本実施例の現像装置によれ
ば、融解温度の低い低温定着可能なトナーを用いた場合
でも、循環ローラと剥ぎ取り供給ローラの周速差が所定
の条件範囲内に設定することにより、当接部におけるト
ナー摩擦熱蓄積を防止しつつ、剥ぎ取り供給ローラ気泡
内のトナーを入れ替えることができ、長期にわたって安
定した現像を行うことができる。従って、この現像装置
を備えた画像形成装置によれば、長期にわたって高品質
の画像を得ることができる。
【0095】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図6を参照して説
明する。なお、前出の部材と同一機能を有する部材につ
いては同一符号を付す。
【0096】本実施例の画像形成装置における画像形成
動作は第1、第2実施例とほぼ同様なので説明は省略す
る。
【0097】本実施例の特徴的な点は、上記実施例にお
ける剥ぎ取り供給ローラの代わりにブラシ状の剥ぎ取り
供給ローラを用いた点である。ブラシ状剥ぎ取り供給ロ
ーラ以外は、第1実施例とほぼ同様である。
【0098】本実施例で用いたブラシ状剥ぎ取り供給ロ
ーラ11は、直径8mmの金属支軸上に、ナイロン繊維
と導電性繊維を織り込んだ混合繊維を張り付けた直径2
0mmのローラである。回転方向は第1、第2実施例と
同様、現像ローラ10との当接部において現像ローラ1
0と逆方向であり、ブラシ状剥ぎ取り供給ローラ11の
外周面は周速120mm/sで回転している。現像ロー
ラ10への侵入量は1.5mmであり、循環ローラ14
への侵入量は1.6mmである。なお、ブラシ繊維の材
質はナイロン以外でも可能であり、たとえばアクリル、
レーヨンなど一般的に使用される材質などが可能であ
る。
【0099】また循環ローラ外周面は、ブラシ状剥ぎ取
り供給ローラ外周面と等速の周速度120mm/sで回
転している。
【0100】剥ぎ取り供給ローラをブラシ状にした場合
でも、連泡性発泡体と同様、循環ローラ14との当接部
侵入口においてブラシ繊維間に包含されたトナーを繊維
間から押し出すことができる。また、両者当接部出口で
ブラシが弾性復元する際に、攪拌部材13で供給された
トナーを押し出された繊維間にトナーを引き込むことが
できる。その結果、トナーが現像ローラ10と剥ぎ取り
供給ローラ11の当接部を連続的に通過することを防止
し、トナーの摩擦熱蓄積が防止でき、トナー軟化による
各種部材への融着や、トナーの帯電性能劣化を防止する
ことができる。
【0101】また第1、第2実施例と同様に、循環ロー
ラ14を回転させることにより、剥ぎ取り供給ローラ1
1に当接する循環ローラ当接面が常時変わるため、現像
ローラ10と剥ぎ取り供給ローラ11の当接部でのトナ
ー剥ぎ取りの際にトナーに蓄積された摩擦熱を放熱する
ことができる。また、当接部出口において、攪拌部材1
3によってトナーたまりTに搬送されたトナーを循環ロ
ーラ14の回転により攪拌することができ、また剥ぎ取
り供給ローラ11によって常時トナーたまりTに存在す
るトナーを入れ替えることができる。
【0102】第1、第2実施例と同様に、実際に上記現
像装置を用いて1万枚の印字動作を行った。剥ぎ取り供
給ローラ以外は第一実施例と同様の構成部材およびトナ
ーを用いている。
【0103】その結果は、第1実施例とほぼ同様であ
り、トナーのガラス転移温度(Tg)が50度という低
温条件においても、問題なく所望する画像を1万枚得る
ことができた。それに対して循環ローラのない構成(従
来例の剥ぎ取り供給ローラをブラシ状剥ぎ取り供給ロー
ラとした構成)では、トナーのガラス転移温度(Tg)
が60℃以下の条件下において、摩擦熱によるトナー劣
化や各部材へのトナー融着や画像不良が発生した。
【0104】また、剥ぎ取り供給ローラ11と循環ロー
ラ14間に周速差がある場合でも、トナーのガラス転移
温度(Tg)が50℃というきわめて低温の融解温度条
件においても、剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ1
4の周速差が±50mm/sの範囲内であれば、急激な
トナー劣化を防止でき問題なく所望する画像を1万枚得
ることができた。
【0105】また、トナーのガラス転移温度(Tg)が
50℃以上では剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ1
4の周速差が±50mm/sの範囲内に、トナーのガラ
ス転移温度(Tg)が55℃以上では剥ぎ取り供給ロー
ラ11と循環ローラ14の周速差が±80mm/sの範
囲内に、さらにトナーのガラス転移温度(Tg)が60
℃以上では剥ぎ取り供給ローラ11と循環ローラ14の
周速差が±100mm/sの範囲内にあれば、問題なく
所望する画像を1万枚得ることができた。
【0106】以上のように、剥ぎ取り供給ローラがブラ
シ状の場合でも、循環ローラを剥ぎ取り供給ローラに当
接配置し回転させることで、トナーが現像ローラと剥ぎ
取り供給ローラの当接部を連続的に通過することを防止
し、融解温度の低いトナーを用いた場合でもトナー劣化
の生じない長期にわたって安定した現像を行うことがで
きる現像装置を提供することができる。従って、この現
像装置を備えた画像形成装置によれば、長期にわたって
高品質の画像を得ることができる。
【0107】なお、上記各実施例では、循環ローラの周
速度にかかわらずギア駆動により循環ローラを駆動した
が、剥ぎ取り供給ローラと等速回転の場合は剥ぎ取り供
給ローラに従動駆動させてもよい。
【0108】また、上記各実施例では、弾性発泡体の剥
ぎ取り供給ローラに連泡性発泡体を用いた場合について
説明したが、単泡性連泡体の場合でも、トナーに無用な
圧力・摺擦力が加えずに表面気泡内のトナーを入れ替え
ることができる。
【0109】さらに、上記各実施例では、非磁性1成分
負帯電トナーを用いる場合について説明したが、特にこ
れに限定するものではなく、たとえば磁性トナーでも正
帯電トナーでも同様の効果が得られる。
【0110】また、上記各実施例では負極性の反転現像
系を例示して説明をしてきたが、反転/正規現像および
接触/非接触現像によらず、同様の効果が得ることがで
きる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
および画像形成装置は、剥ぎ取り供給部材の硬度以上の
硬度を有する回転可能な循環部材を該剥ぎ取り供給部材
に当接配置することにより、融解温度の低い低温定着可
能な現像剤を用いた場合においても現像剤の劣化による
融着固着や未帯電現像剤の発生を防止し、長期にわたっ
て安定した現像を行なうことができ、従って、長期にわ
たって高品質の画像を得ることができる。
【0112】特に循環部材を同方向等速に回転させるこ
とで、現像剤に無用な圧力・摺擦力が加えずに、つまり
当接部における摩擦熱を現像剤に与えることなく、剥ぎ
取り供給部材の気泡内の現像剤を入れ替えることがで
き、融解温度の低い低温定着可能な現像剤を用いる場合
でも現像剤の劣化をより確実に防止することができる。
【0113】また、循環部材と剥ぎ取り供給部材の周速
差がある場合でも、所定の条件範囲内に設定することに
より、融解温度の低い低温定着可能な現像剤を用いる場
合でも、当接部における現像剤の摩擦熱蓄積を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置の
一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1の現像装置におけるトナーの循環経路を示
す説明図である。
【図3】従来例の現像装置におけるトナーの循環経路を
示す説明図である。
【図4】図2の現像装置における循環ローラの配置説明
図である。
【図5】本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置の
他の実施例を示す概略構成図である。
【図6】本発明に係る現像装置の他の実施例を示す概略
構成図である。
【図7】従来の現像装置を備えた画像形成装置の一例を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4 現像装置 10 現像ローラ(現像剤担持体) 11 剥ぎ取り供給ローラ(剥ぎ取り供給部
材) 14 循環ローラ(循環部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AB04 AC04 AD06 AD13 AD17 AD35 AE03 BA01 BA03 BA08 EA14 FA00 FA13 FA14 FA22 GA17 3J103 AA02 AA21 BA16 BA41 BA43 FA07 FA18 GA02 GA57 GA58 HA03 HA12 HA18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも回転可能な現像剤担持体と、
    該現像剤担持体に当接配置され現像剤を搬送する回転可
    能な剥ぎ取り供給部材とを有する現像装置において、 前記剥ぎ取り供給部材の硬度以上の硬度を有する回転可
    能な循環部材を前記剥ぎ取り供給部材に当接配置するこ
    とを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記循環部材の回転方向は、前記剥ぎ取
    り供給部材との当接部において前記剥ぎ取り供給部材と
    順方向であることを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記循環部材外周面の周速度は、前記剥
    ぎ取り供給部材外周面の周速度と等速度であることを特
    徴とする請求項2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤担持体と前記剥ぎ取り供給部
    材の当接部における前記現像剤担持体の前記剥ぎ取り供
    給部材への最大侵入量は、前記剥ぎ取り供給部材と前記
    循環部材の当接部における前記循環部材の前記剥ぎ取り
    供給部材への最大侵入量以下であることを特徴とする請
    求項1、2、または3の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記剥ぎ取り供給部材は弾性発泡体から
    構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    の項に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記循環部材の最頂上点は、前記剥ぎ取
    り供給部材の回転中心よりも上方に位置することを特徴
    とする請求項1から5のいずれかの項に記載の現像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は
    60℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前
    記循環部材外周面の周速度差は±100mm/s以下で
    あることを特徴とする請求項1、2、4、5、または6
    の項に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は
    55℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前
    記循環部材外周面の周速度差は±80mm/s以下であ
    ることを特徴とする請求項1、2、4、5、または6の
    項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)は
    50℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と前
    記循環部材外周面の周速度差は±50mm/s以下であ
    ることを特徴とする請求項1、2、4、5、または6に
    記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 像が形成される像担持体と、前記像担
    持体に現像剤を搬送する回転可能な現像剤担持体、およ
    び該現像剤担持体に当接配置され現像剤を搬送する回転
    可能な剥ぎ取り供給部材を有する現像装置と、を備える
    画像形成装置において、 前記剥ぎ取り供給部材の硬度以上の高い硬度を有する回
    転可能な循環部材を該剥ぎ取り供給部材に当接配置する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記循環部材の回転方向は、前記剥ぎ
    取り供給部材との当接部において前記剥ぎ取り供給部材
    と順方向であることを特徴とする請求項10の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記循環部材外周面の周速度は、前記
    剥ぎ取り供給部材外周面の周速度と等速であることを特
    徴とする請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤担持体と前記剥ぎ取り供給
    部材の当接部における前記現像剤担持体の前記剥ぎ取り
    供給部材への最大侵入量は、前記剥ぎ取り供給部材と前
    記循環部材の当接部における前記循環部材の前記剥ぎ取
    り供給部材への最大侵入量以下とすることを特徴とする
    請求項10、11、または12の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記剥ぎ取り供給部材は弾性発泡体か
    ら構成されることを特徴とする請求項10から13のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記循環部材の最頂上点は、前記剥ぎ
    取り供給部材の回転中心よりも上方に位置することを特
    徴とする請求項10から14のいずれかの項に記載の画
    像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)
    は60℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と
    前記循環部材外周面の周速度差が±100mm/s以下
    であることを特徴とする請求項10、11、13、1
    4、または15の項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)
    は55℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と
    前記循環部材外周面の周速度差は±80mm/s以下で
    あることを特徴とする請求項10、11、13、14、
    または15の項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記現像剤のガラス転移温度(Tg)
    は50℃以上であり、前記剥ぎ取り供給ローラ外周面と
    前記循環部材外周面の周速度差は±50mm/s以下で
    あることを特徴とする請求項10、11、13、14、
    または15の項に記載の画像形成装置。
JP2002137832A 2002-05-13 2002-05-13 現像装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP4227359B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137832A JP4227359B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 現像装置および画像形成装置
US10/434,057 US6829464B2 (en) 2002-05-13 2003-05-09 Developing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137832A JP4227359B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 現像装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003330272A true JP2003330272A (ja) 2003-11-19
JP4227359B2 JP4227359B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=29397579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002137832A Expired - Fee Related JP4227359B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 現像装置および画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6829464B2 (ja)
JP (1) JP4227359B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264539A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Kyocera Mita Corp 現像装置
JP2007279293A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
JP2007286399A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2010091981A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2012128028A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Inc 画像形成装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4109976B2 (ja) * 2002-12-13 2008-07-02 キヤノン株式会社 現像装置及びそれを備える画像形成装置
JP3986476B2 (ja) * 2003-07-09 2007-10-03 株式会社沖データ 現像装置
JP4041456B2 (ja) * 2003-12-05 2008-01-30 株式会社沖データ 現像装置及び画像形成装置
JP2007333830A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー供給ローラ、現像装置および画像形成装置
US7702267B2 (en) * 2006-07-07 2010-04-20 Lexmark International, Inc. Apparatus and method for transfer of image forming substances
US7720426B2 (en) * 2007-01-29 2010-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Cleaning device and image forming apparatus using the same
US7877046B2 (en) * 2007-12-07 2011-01-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Hard imaging devices and hard imaging methods
KR20100053342A (ko) * 2008-11-12 2010-05-20 삼성전자주식회사 나일론12 식모가 식재된 도전성 롤러, 그를 구비한 현상유닛 및 화상형성장치
JP6233698B2 (ja) * 2013-11-18 2017-11-22 株式会社リコー ベルト装置、定着装置及び画像形成装置
US10107268B1 (en) * 2014-09-05 2018-10-23 National Technology & Engineering Solutions Of Sandia, Llc Thermal energy storage and power generation systems and methods
JP2018136530A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3103704B2 (ja) * 1992-06-02 2000-10-30 セイコーエプソン株式会社 現像装置
JP3423348B2 (ja) 1993-03-19 2003-07-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JPH08146747A (ja) * 1994-11-23 1996-06-07 Ricoh Co Ltd 現像装置
JP3079038B2 (ja) 1996-06-10 2000-08-21 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH10153910A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 現像装置および現像装置を用いた回転式の現像ユニット
JP2983008B2 (ja) 1997-05-06 1999-11-29 株式会社東芝 現像装置
JPH1115246A (ja) 1997-06-19 1999-01-22 Oki Data:Kk 現像装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264539A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Kyocera Mita Corp 現像装置
JP2007279293A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
JP2007286399A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2010091981A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2012128028A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6829464B2 (en) 2004-12-07
US20030210931A1 (en) 2003-11-13
JP4227359B2 (ja) 2009-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391481B2 (ja) 画像形成装置
JP4227359B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP4467944B2 (ja) 現像剤担持体及び現像装置
JP3389472B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2001066896A (ja) 現像剤剥取り部材および現像装置
JPH0611958A (ja) 現像装置
JP5960516B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2001013776A (ja) トナー担持体及びそれを有する画像形成装置
JP3515030B2 (ja) 現像装置
JP2004163789A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3436698B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JPH0651618A (ja) 現像装置
JP3426989B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2004133267A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3527150B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2006349760A (ja) 現像装置およびそれを備える画像形成装置
JP2015028517A (ja) 現像器、画像形成ユニット及び画像形成装置
JPH07181786A (ja) 現像装置
JP2001051492A (ja) 現像装置
JP3495653B2 (ja) 一成分トナーの現像装置
JP3817384B2 (ja) 画像形成装置
JPH06102748A (ja) 現像装置
JP2002049238A (ja) 現像装置
JPH08190275A (ja) 現像装置
JP2003107857A (ja) 画像形成装置及びこの装置における現像剤分別方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees