JP2003330262A - 現像剤担持体 - Google Patents

現像剤担持体

Info

Publication number
JP2003330262A
JP2003330262A JP2002141802A JP2002141802A JP2003330262A JP 2003330262 A JP2003330262 A JP 2003330262A JP 2002141802 A JP2002141802 A JP 2002141802A JP 2002141802 A JP2002141802 A JP 2002141802A JP 2003330262 A JP2003330262 A JP 2003330262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
region
developing sleeve
toner
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002141802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4061966B2 (ja
Inventor
Takashi Nametake
孝 行武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2002141802A priority Critical patent/JP4061966B2/ja
Publication of JP2003330262A publication Critical patent/JP2003330262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4061966B2 publication Critical patent/JP4061966B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 その表面により均一な現像剤層を保持するこ
とができる現像剤担持体を提供する。 【解決手段】 凹凸パターンが形成される表面に現像剤
を保持して回転する現像剤担持体1において、当該現像
剤担持体表面の第一の領域1(1)には第一の凹凸パタ
ーンD(1)が形成されるとともに、当該現像剤担持体
表面の第一の領域1(1)よりも現像剤を保持しにくい
第二の領域1(2)には第一の凹凸パターンよりも現像
剤保持力の高い第二の凹凸パターンD(2)が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置の現像装置に関し、より詳しくは、
現像装置の現像剤担持体の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式(静電転写方
式)を用いた画像形成装置の現像装置においては、ロー
ル状の現像剤担持体にトナーを含む現像剤を保持させ、
対峙する感光ドラム表面の静電潜像に対して選択的にト
ナーを付与し、感光体ドラム上にトナー像を形成してい
る。ここで、現像剤担持体上に均一で薄い現像剤層を形
成するため、現像剤担持体の表面はサンドブラスト処理
により細かな凹凸が形成されている。しかし、このよう
なサンドブラスト処理により現像剤担持体の表面凹凸を
形成する場合には、その処理時において現像剤担持体に
物理的な力が加わるため、現像剤担持体の外周に触、歪
が生じるおそれがある。その結果、現像剤担持体の回転
周期に応じた画像欠陥が生じるおそれがある。
【0003】一方、特開平5−46007号公報には、
現像剤担持体の表面に現像剤担持体の回転方向に略水平
な微細な溝をフォトエッチング処理により多数形成する
技術が開示されている。このようなフォトエッチング処
理により現像剤担持体の表面凹凸を形成する場合には、
化学反応を利用したその処理特性により処理時において
現像剤担持体に物理的な力が殆ど加わらず、現像剤担持
体の外周に触、歪が生じるおそれが少ない。その結果、
現像剤担持体の回転周期に応じた画像欠陥が生じるおそ
れが少ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−4
6007号公報に記載の技術では、確かに現像剤担持体
の外周に物理的な力による触や歪は生じないものの、そ
の表面に形成される継目部分の表面形状むらに起因する
画像欠陥が生じるおそれがある。
【0005】図10は、現像ロールの継目部分(シーム
部分)とそれ以外の部分とにおける現像剤保持量を比較
するものである。図10(a)に示すように、現像ロー
ルは、一般に、平面部材をまるめその両端部を接合して
円筒状に形成するため、その接合部分が継目部分(シー
ム部分)となる。ここで、現像ロールの回転軸に垂直な
断面において回転軸を中心とし、基準角度からの中心角
がθ1からθ2に至るまでの領域が継目部分(シーム部
分)である。
【0006】図10(b)は、このような現像ロールを
用いて現像動作を行った際の、当該現像ロール表面の各
領域における現像剤層量を設飯するものである。同図に
示すように、基準角度からの中心角がθ1からθ2に至
るまでの継目部分(シーム部分)における現像剤層量
は、継目領域(シーム部分)以外の部分の現像剤層量に
比べて少なく、継目部分における現像剤保持力が他の部
分に比べて弱いことが分かる。これは、接合時に現像ロ
ール材料に不純物が混じるためであると考えられる。
【0007】またこのように現像剤担持体自体の要因
(継目部分)により現像剤担持体が保持する現像剤量に
むらが生じる場合のみならず、現像剤担持体の外部の要
因により現像剤担持体が保持する現像剤量にむらが生じ
る場合もある。例えば、現像剤担持体の内部には磁性発
生手段としての磁石を配設するのが一般的であるが、現
像剤担持体の回転軸方向両端部における磁力は、当該磁
石の端部効果により回転軸中央部における磁力よりも弱
くなりがちである。その結果、現像剤担持体の回転軸方
向両端側が保持する現像剤量はその中央部側が保持する
現像剤量に比べ少なくなる傾向にある。
【0008】本発明は、このような技術的な課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、その表面により均
一な現像剤層を保持することができる現像剤担持体を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、凹凸
パターンが形成される表面に現像剤を保持して回転する
現像剤担持体において、当該現像剤担持体表面の第一の
領域には第一の凹凸パターンが形成されるとともに、当
該現像剤担持体表面の第一の領域よりも現像剤を保持し
にくい第二の領域には第一の凹凸パターンよりも現像剤
保持力の高い第二の凹凸パターンが形成されるものであ
る。なお、前記第一の凹凸パターンから第二の凹凸パタ
ーンへは連続的に変化するものでもよいし、非連続的
(断続的)に変化するものでもよい。
【0010】ここで、現像剤担持体表面において比較的
現像剤を保持しにくい領域としては、例えば、継目部
分、(両)端部分が挙げられる。
【0011】すなわち、前記現像剤担持体が継目部分を
有し、前記第二の領域は当該継目部分を含み、前記第一
の領域は継目部分を含まないように構成することができ
る。さらに、前記現像剤担持体が継目部分を有し、前記
第二の領域は当該継目部分であり、前記第一の領域は継
目部分を含まないように構成することもできる。また、
継目部分としては、前記現像剤担持体が平面部材をまる
め、その両端部を接合して円筒状に形成した現像剤担持
ロールであり、前記継目部分は当該接合部分であるもの
や、前記現像剤担持体がフィルム部材をまるめ、その両
端部を接合して無端ベルト状に形成した現像剤担持ベル
トであり、前記継目部は当該接合部であるものが挙げら
れる。
【0012】また、前記第二の領域は前記現像剤担持体
の回転軸方向両端領域であり、前記第一の領域は当該両
端領域に囲まれた当該現像剤担持体の回転軸方向中央領
域であるように構成することができる。また、前記両端
領域には対峙する潜像担持体(感光体)上の静電潜像を
現像する現像領域を含むように構成することもできる。
【0013】また、現像剤保持力に強弱をつけるため
に、前記第一の凹凸パターンを構成する単位要素であ
る第一の単位凹部又は第一の単位凸部を、前記第二の凹
凸パターンを構成する単位要素である第二の単位凹部又
は第二の単位凸部よりも小さく構成することができ、例
えば、前記第一の凹凸パターンを構成する単位要素であ
る第一の溝形状を、前記第二の凹凸パターンを構成する
単位要素である第二の溝形状よりも、その溝幅及び/又
は溝深さにおいて小さく構成することができる。
【0014】また、前記第二の凹凸パターンを構成す
る単位要素である第二の単位凹部の底部表面を、前記第
一の凹凸パターンを構成する単位要素である第一の単位
凹部の底部表面よりも粗く構成することもできる。さら
に、前記第一の凹凸パターンを前記第二の凹凸パター
ンよりも疎に(まばらに)構成することもできる。
【0015】なお、単位凹部又は単位凸の形状として
は、上述のように溝形状のほか、例えば、楕円柱形状、
円柱形状、多角柱形状(三角柱形状、四角柱形状、5角
柱形状、6角柱形状)などを採用することができ、これ
らの凹凸パターンは、例えば、エッチング処理により形
成される。
【0016】また本発明をこれらの現像剤担持体を備え
る現像装置としてとらえることもできる。そして、現像
剤は、形状係数が140未満で、かつ体積平均粒径が2
〜8〔μm〕のトナーを含むように構成することもでき
る。また本発明をこれらの現像剤担持体を備える画像形
成装置としてとらえることもできる。そして、当該現像
剤担持体に対峙し潜像を保持して回転する潜像担持体と
を備え、当該現像剤担持体と当該潜像担持体との間隔を
0.30〜0.40〔mm〕、より好ましくは0.32
5〜0.375〔mm〕として構成することもできる。
さらに、画像形成プロセス速度が160〔mm/se
c〕以上、より好ましくは264〔mm/sec〕以上
の画像形成装置とすることもできる。
【0017】
【発明の実施による形態】実施の形態 図1は、本実施
例に係る現像剤担持体を備える画像形成装置(プリンタ
装置)を示すものである。また図2はその現像装置14
を示す拡大図である。
【0018】この画像形成装置は、画像情報に基づくイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(K)の各色成分のトナー像を4つの作像ユニット1
0Y,10M,10C,10Kにおいて個別に形成し、
中間転写体としての中間転写ベルト20に順次重ねるよ
うに一次転写した後、給紙装置30から供給される記録
媒体としての記録用紙Pに一括して二次転写し、最後に
定着装置40において記録用紙P上のトナー像の定着処
理をすることにより、記録用紙P上にフルカラー画像を
形成し得るカラープリンタである。図中における矢付き
実線は各回転部品の回転方向、一点鎖線は記録用紙Pの
搬送経路をそれぞれ示す。
【0019】上記作像ユニット10Y、10M、10
C、10Kはいずれも、外部接続機器や原稿読取装置等
から入力される画像情報を画像信号処理装置(図示せ
ず)にて画像処理して上記各色成分に色分解したトナー
像を電子写真プロセスにより個別に形成するものであ
る。そして、この各作像ユニット10はいずれも、像担
持体としての感光ドラム11と、この感光ドラム11の
表面を接触して帯電させる帯電装置12と、感光ドラム
11の帯電された表面に各色成分の画像信号に応じたビ
ーム光(点線矢印)を露光して静電潜像を形成する潜像
形成装置としての露光装置13と、感光ドラム11上の
静電潜像を現像ロール14bにより供給する所定色の現
像剤(トナー)にて現像してトナー像とする現像装置1
4と、感光ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト2
0に転写する転写ロール式の一次転写装置15と、一点
転写後の感光ドラム11の表面を除電する除電コロトロ
ン16、一次転写後に感光ドラム11上に残留するトナ
ー等の付着物をクリーニングブレード17a等で除去す
るドラム用クリーニング装置17とを同様に備えたもの
である。
【0020】感光ドラム11は、接地されたドラム状の
導電性支持体の表面に有機感光層が形成されたドラム形
態からなるものであり、矢印A方向に回転駆動するよう
になっている。帯電装置12は、コロナ放電器からなる
ものであり、感光ドラム11の表面を所定の帯電電位
(トナーの帯電極性と同極性の帯電電位)に帯電させる
ようになっている。この帯電装置12としては、感光ド
ラム11に帯電ロール等を接触させる接触式の帯電装置
を使用してもよい。露光装置13は、帯電した感光ドラ
ム11の表面に、画像信号処理装置(図示せず)から送
信される画像信号に基づいて半導体レーザ等の光源13
aから発せられるビーム光(矢付点線)を回転多面鏡
(ポリゴンミラー)13bと所定の光学系(反射ミラ
ー、レンズなど)を介して感光ドラム11の表面に走査
露光し、これにより所定の潜像電位からなる静電潜像を
形成するようになっている。
【0021】現像装置14は、図2に示すように、現像
剤が収容され感光体ドラム11に対向して開口するユニ
ットケース14aを有し、このユニットケース14aの
開口に面した箇所に現像ロール14bを配設するととも
に、ユニットケース14a内には現像剤撹拌搬送のため
の搬送オーガー14c、dを配設し、さらに搬送オーガ
ー14c、dと現像ロール14bとの間には必要に応じ
て搬送パドル14eを配設している。また、ユニットケ
ース14aの開口部分近傍には、現像ロール14bに対
向してトリミング部材14fが設けられている。ここ
で、現像ロール14bは、内部に固定的に直径30mm
の円柱状磁石(マグロール)を備えており、その周囲に
(図中矢印B方向に)回転可能にステンレスで構成され
る現像スリーブ(現像剤担持体)1を備えている。そし
て、現像スリーブ1と感光体ドラム11との間隔Gは、
0.30〜0.375mmに設定され、現像スリーブ1とトリミ
ング部材14fとの間隔gは、0.2〜1.0mmに設定され
ている。
【0022】また、この現像装置14はトナーとキャリ
アからなる二成分現像剤を使用する二成分現像装置であ
り、その現像ロール14aの現像スリーブ1に所定の現
像バイアス電圧を印加して、感光体ドラム11との間で
磁気ブラシ現像を行うようになっている。なお、現像ス
リーブの表面には所定の表面パターンがエッチング処理
により形成されているが、その詳細は実施例、変形例と
して後述する。
【0023】ここで、本実施形態で使用されるトナーは
小径の略球形トナーである。すなわち、トナーの形状係
数SFは140未満、好ましくは135以下、より好ま
しくは120以下である球形状の粒子である。この球状
係数SFが140以上になると、トナー粒子が球形状で
ない不定形になってしまい、良好な転写性等が得られに
くくなり、得られる画像の高画質化が困難となる。一
方、このトナー粒子は、高画質化を企画する観点からす
れば、その体積平均粒子径は好ましくは2〜8μmであ
る。
【0024】トナー粒子は、必須成分として結着樹脂及
び着色剤を含有し、所望により離型剤樹脂を含有したも
のである。その結着樹脂は、従来よりトナーに用いられ
る決着樹脂を用いることができ、特に制限されない。具
体的には、スチレン、パラクロロスチレン、α―メチル
スチレン等のスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ウラリ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル系単量
体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル系単量体;アク
リル酸、メタクリル酸、スチレンスルフォン酸ナトリウ
ム等のエチレン性不飽和酸単量体;アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;ビニルメチ
ルエーテル、ビニルイソプチルエーテル等のピニルエー
テル類;ピニルメチルケトン、ピニルエチルケトン、ピ
ニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;エチレ
ン、プロピレン、ブタジエン等のオレフィン類などの単
量体からなる単独重合体、それらの単量体を2種以上組
み合せた共重合体、又はそれらの混合物が挙げられる。
さらには、これら単独重合体、共重合体又は混合物に、
エボキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ボリウレタン樹脂、
ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ボリエーテル樹脂
等、非ピニル縮合系樹脂、又は、それらと前記ピニル系
樹脂との混合物、これらの共存下でピニル系単量体を重
合して得られるグラフト重合体等を挙げることができ
る。
【0025】上記着色剤は、従来より公知の着色剤を用
いることができ、特に制限されない。例えば、カーボン
プラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ペンジン
イエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、パーマ
ネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、パルカン
オレンジ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッ
ド、プリリアンカーミン3B、プリリアンカーミン6
B、デイポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソー
ルレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ロー
ズペンガル、アニリンプルー、ウルトラマリンプルー、
カルコオイルプルー、メチレンプルークロライド、フタ
ロシアニンプルー、フタロシアニングリーン、マラカイ
トグリーンオクサレレートなどの極々の顔料や、アクリ
ジン系、キサンテン系、アゾ系、ペンゾキノン系、アジ
ン系、アントラキノン系、チオインジコ系、ジオキサジ
ン系、チアジン系、アゾメチン系、インジコ系、チオイ
ンジコ系、フタロシアニン系、アニリンプラック系、ポ
リメチン系、トリフェニルメタン系、ジフエニルメタン
系、チアジン系、チアゾール系、キサンテン系などの各
種染料などを1種又は2種以上を併せて使用することが
できる。
【0026】上記トナー粒予に所望により含有させる離
型剤又は離型剤樹脂は、上記の結着樹脂成分の一部とし
て添加してもよい。ここで用いる離型剤としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ボリブテン等の低分予量ポ
リオレフイン類;シリコーン類、オレイン酸アミド、工
ルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミ
ド等のような脂肪酸アミド類;カルナウパワツクス、ラ
イスワツクス、キャンデリラワックス、木ロウ、ホホパ
油等のような植物系ワックス;ミツロウのごとき動物系
ワックス:モンタンワックス、オゾケライト、セレシ
ン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、フィツシヤートロプシユワックス等のような鉱物系
又は石油系のワックス、及びそれらの変性物などを挙げ
ることができる。これらのうちの少なくとも1種をトナ
ー粒子内に含有させるのがよい。
【0027】また、上記トナー粒子は、上記成分の他
に、さまざまな特性を制御するために、種々の成分を含
有させることができる。例えば、磁性トナーとして用い
る場合、磁性粉(例えばフェライトやマグネタイト)、
還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金
又はこれら金属を含む化合物などを含有させることもで
きる。さらに必要に応じて、4級アンモニウム塩、ニグ
ロシン系化合物やトリフェニルメタン系顔料等の通常使
用される帯電制御剤を適宜選択して含有させてもよい。
【0028】上記の条件を満たすトナー粒子を得る方法
は、特に制約されるものではないが、例えば、通常の粉
砕法で選られた不定形状のトナー粒子を機械的な衝撃カ
により上記条件を満たすように球形化して作製する乾式
の高速機械衝撃法や、分散媒中で不定形状トナーを球形
化して作成する湿式溶融球形化法や、懸濁重合、分散重
合、乳化重合凝集法等の既知の重合法により製造する球
形トナー製造法などを用いることができる。また、トナ
ーとしてより好ましい態様としては、略球状トナー粒子
に、特定の不定形微粒子、単分散球形シリカ及び小径の
有機化合物を外添したトナー、あるいは、略球形トナー
粒予に、特定の研磨剤の微粒子、単分散球形シリカ及び
小径の有機化合物を外添したトナーが挙げられる。
【0029】ここで、トナー粒子に外添される不定形微
粒予は、その形状係数が130以上、好ましくは135
〜150、より好ましくは140〜145である不定形
状のものである。この形状係数は、前記したトナー粒子
における形状係数SFと同様のものである。
【0030】また、この不定形微粒子は、トナーの帯電
極性とは逆極性の微粒子である。しかも、この不定形微
粒子は、その粒径がトナー粒子の体積平均粒予径に対し
て0.1〜1.0倍のものである。具体的には、体積平均粒予
径として0.5〜10.0μm、好ましくは0.7〜5.0μ
m、より好ましくは1〜3μmの範囲である。この微粒
子の体積平均粒子径がトナー粒子の体積平均粒子径に対
して0.1倍未満の値(0.5μm未満)になると、ク
リーニング装置におけるプレードエッジ部へのシール剤
としての不定形微粒子の供給が十分に行われないため、
良好なクリーニング特性が得られない傾向がある。反対
に、体積平均粒子径がトナー粒予の体積平均粒千径に対
してl.0倍の値(10μm)を超えると、現像装置内
等で粒子が飛散しやすく、画像形成装置内の汚染を引き
起こし易くなる傾向がある。
【0031】この不走形微粒子の材料は、特に制約され
るものではなく、例えば、前記したトナー粒子の結着樹
脂として示した種々の樹脂成分を用いることができる。
そして、この不定形微粒子を得る方法としては、その樹
脂成分を用いて機械的な既存の樹脂粉砕法、又は水、有
機溶剤等の液状媒体中における・既存の乳化法もしくは
分散法により樹脂微粒子を製造する方法を用いることが
できる。
【0032】また、トナー粒子に外添される研磨剤微粒
子は、トナーの帯電極性とは逆極性の微粒子である。し
かも、この微粒子は、その体積平均粒径が0.3〜2μ
m、好ましくは0.5〜1.5μmの範囲の粒子であ
る。この研磨剤微粒子は、その体積平均粒径が0.3μ
m未満になると、クリー二ング装置のプレードエツジ部
においてすり抜けが発生し、プレードエッジ部に研磨剤
微粒子が溜められなくなるため、良好な研磨効果が得ら
れなくなり、良好なクリーニング特性が得られない傾向
がある。反対に、その体積平均粒径が2μmを超える
と、トナー粒子との外添強度が弱くなり、現像装置内等
で粒子が飛散しやすく、画像形成装置内の汚染を引き起
こし易くなる傾向がある。
【0033】更に、トナー粒子に外添される単分散球形
シリカは、比重がl.3〜l.9、平均粒径が80〜3
00nmのものである。この比重を1.9以下に制御す
ることにより球形シリカのトナー粒子からの剥がれを抑
制することができ、反対に1.3以上に制御することによ
り凝集分散を抑制することができる。また、その平均粒
径が80nmよりも小さいときには、転写助剤としての
効果が低下し、反対に300nmよりも大きいときには
トナー粒子に外添しにくい等の不具合がある。このシリ
カは、単分散かつ球形であることからトナー粒子の表面
に均一に分散し、安定したスペーサー効果が得られる。
【0034】ここで、単分散の定義としては凝葉体を含
め平均粒径に対する標準偏差で議論することができ、標
準偏差としてD50*0.22以下であることが望まし
い。球形の定義としてはWade11の球形度で議論が
でき球形化度が0.6以上、好ましくは0.8以上であ
ることが望ましい。また、シリカに限定する理由として
は、その屈折率がl.5前後であり、粒径を大きくして
も光散乱による透明度の低下、特にOHPシートに画像
を形成してOHP(オーパーヘッドプロジエクター)上
への画像採敢時のPE値等に影響を及ぼさないことが挙
げられる。一般的な球形シリカは比重が2.2、粒径が
最大で50nmのものが製造上から限界である。この場
合にはトナー粒千に対する均一分散や安定したスペーサ
ー効果が得られない。このような単分散球形シリカは、
湿式法であるゾルゲル法により得ることができる。この
ときのシリカの比重については、湿式法且つ焼成するこ
となしに作成するため、蒸気相酸化法に比べ低く制御す
ることができる。また、疎水化処理工程での疎水化処理
剤種、あるいは処理量を制御することにより更に調整す
ることが可能である。その粒径については、ゾルゲル法
の加水分解、縮重合工程のアルコキシシラン、アンモニ
ア、アルコール、水の重量比、反応温度、撹拌速度、供
給速度により自由に制御できる。単分散、球形形状も本
手法にて作成することにより達成可能となる。
【0035】具体的には、テトラメトキシシランを水、
アルコールの存在下、アンモニア水を触媒として温度を
かけながら滴下、掩枠を行う。次に、反応により作成さ
れたシリカゾル懸濁液を遠心分離し、湿潤シリカゲルと
アルコール、アンモニア水とに分離する。次に、湿潤シ
リカゲルに溶剤を加えて再度シリカゾルの状態にした
後、疎水化処理剤を加えてシリカ表面の疎水化を行う6
疎水化剤としては一般的なシラン化合物を用いることが
できる。次に、この疎水化処理シリカゾルから溶媒を除
去、乾燥、シープすることにより狙いの単分散シリカを
得ることができる。また、このように得られたシリ力を
再度疎水化処理しても構わない。上記シラン化含物は、
水溶性であるものが使用できる。このようなシラン化合
物としては、化学構造式RaSiX4−a(式中、aは
0〜3の整数であり、Rは水素原子、アルキル基及びア
ルケニル基等の有機基を表し、Xは塩素原子、メトキシ
基及びエトキシ基等の加水分解性基を表す。)で表され
る化合物を使用することができ、クロロシラン、アルコ
キシシラン、シラザン、特殊シリル化剤のいずれのタイ
プを使用することも可能である。このシラン化合物から
なる疎水化剤のうち特に好ましいものは、ジメチルジメ
トキシシラン、へキサメチルジシラザン、メチルトリメ
トキシシラン、イソプチルトリメトキシシラン、デシル
トリメトキシシラン等である。
【0036】更に、トナー粒子に外添される小径の有機
化合物は、単分散球形シリカの粒径よりも小径のもので
あり、具体的には80nm以下、より好ましくは50n
m以下のものである。このような小径の有機化合物を使
用する理由は、トナーの流動性、及び帯電を制御するた
めにトナー粒子の表面を充分に被覆する必要があるが、
上記球形シリカだけでは充分な被覆ができないことか
ら、それを補足するためである。この小径の有機化合物
と上記単分散球形シリカは、初めに単分散球形シリカを
トナーと混合し、しかる後、小径の有機化合物を添加し
て混合するという手順によりトナー粒子に被覆される。
これは、小径の有機化合物と単分散球形シリカを同時に
トナー粒子に対して添加混合する手順であると、小径の
有機化合物がトナ一表面に選択的に付若するため有機化
合物よりも大径の単分散球形シリカがトナ一粒子から遊
離しやくなってしまうからであり、また、小径の有機化
合物を添加混合した後に単分散球形シリカを添加混合す
る手順であると、トナー流動性がきわめて高くなり、後
から添加混合する球形シリカがトナー粒子にかからず均
一に分散させることが困難となるからである。
【0037】以上の不定形又は研磨剤の微粒子、単分散
球形シリカ及び小径の有機化合物(以下、これらをまと
めて単に「凝集微粒予」とも称す)は、着色剤を含有し
ないものがよい。それらのいずれかの微粒子の一部がト
ナー粒子と共にトナー像中に含まれて転写定着された場
合に、それによって生じる画像欠陥を防止するためであ
る。そして、以上のように得られる凝集微粒子を上述の
トナー粒子に、一定の比率で外添混合することにより、
本実施の形態で使用する現像用トナーを調製することが
できる。この場合、その外添比率は、トナー粒子と凝集
微粒子との合計をl00重量部とした場合、凝集微粒子
が0.3〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部、
より好ましくはl〜3重量部である。その擬集粒子の外
添量が0.3重量部未満の場合には、球形状トナーに対
する良好なクリー二ング効果が十分に得られない傾向に
あり、反対に10重量部を超えるとトナーとしての帯電
特性や流勤特性を著しく損なう傾向にある。
【0038】一次転写装置15は、導電性のロール芯材
に、カーボンブラックを分散した発泡ウレタンゴム等の
弾性層(体積抵抗率:107〜109Ω)を形成した転写
ロール15a(外径28mm程度、アスカC硬度35°
程度)に、トナーの帯電極性とは逆極性の転写用電圧を
転写用電源15bから印加するように構成されている。
【0039】中間転写ベルト20は、駆動ロール21、
テンションロール22、二次転写装置の一部を構成する
バックアップロール23、従動ロール24a〜24b等
に張架されて各作像ユニット10における感光ドラム1
1の一次転写位置を通過するような状態で配設されてお
り、駆動ロール21によって矢印B方向に周回移動する
ようになっている。上記中間転写ベルと20としては、
ポリイミド、ポリアミド等の合成樹脂にカーボンブラッ
ク等の導電化剤を適用含有させたものを用いて、体積抵
抗率が1010〜1014Ω・cmで、厚みが0.1mm程
度の無端ベルト形状に成形したものが使用される。ま
た、バックアップロール23としては、導電性のロール
芯材に、EPDMゴム等からなる弾性層と、カーボンブ
ラック等を分散させたブレンドゴム(EPDMとNB
R)のチューブ層とを形成してなるロール(外径28m
m程度、表面抵抗率107〜1010Ω/□、アスカC硬
度70°程度)が使用される。
【0040】また、中間転写ベルト20の周囲には、中
間転写ベルト20をバックアップロール23に押し付け
ながら回転する二次転写装置の一部を構成する二次転写
ロール25が配設されている。この二次転写装置は、バ
ックアップロール23に給電ロール26を介して転写用
電源(図示省略)からトナーの帯電極性と同極性の二次
転写電圧が印加されるようになっている。二次転写ロー
ル25は、導電性のロール芯材に、カーボンブラック等
を分散させた発泡ウレタンゴム等からなる弾性層と、カ
ーボンブラック等を分散させたウレタンゴムのチューブ
層と、フッ素系樹脂をコーティングした表面層を形成し
てなるロール(外径28mm程度、体積抵抗率103
1010Ω・cm、アスカC硬度30°程度)であり、接
地されている。また、中間転写ベルト20の周囲には、
二次転写後の中間転写ベルト20上に残留付着するトナ
ー等の付着物をクリーニングブレード28a等で除去す
るベルト用クリーニング装置28や、中間転写ベルト2
0に形成される基準位置マークや制御用マークを検知す
るマーク検知センサ29が配設されている。
【0041】給紙装置30は、多数枚の記録用紙Pを積
み重ねて収容する給紙トレイ31と、この給紙トレイ3
1から記録用紙Pを1枚ずつ送り出す送出装置32と、
この送出装置32により送り出される記録用紙Pを二次
転写位置にむけて搬送する複数の用紙搬送ロール対33
と用紙搬送ガイドからなる給紙路と、記録用紙Pを一旦
止めて所定のタイミングで二次転写位置の二次転写ロー
ル25と中間転写ベルト20の間に送り込むレジストロ
ール34等にて構成されている。また、定着装置40
は、加熱源を有する加熱ロール41と、この加熱ロール
41に圧接して回転する加圧ロール42とを備えたもの
であり、この加熱ロール41及び加圧ロール43の圧接
部(ニップ部)に転写後の記録用紙Pを導入して通過さ
せることにより定着処理を行うようになっている。図1
中の符号35、36は二次転写後の記録用紙Pを定着装
置40まで搬送して導入する2連の用紙搬送ベルト装置
である。
【0042】次に、このカラープリンタの動作について
説明する。
【0043】はじめに、フルカラー画像のプリント開始
信号が発せられると、以下のようなプリント動作が実行
される。
【0044】まず、作像ユニット10Y、10M、10
C、10Kにおいて、矢印方向Aに回転する感光ドラム
11の表面が帯電装置12により所定の帯電電位(この
実施の形態では負極性の電位)に帯電された後、各露光
装置13から各色成分のビーム光が照射されて所定の潜
像電位からなる静電潜像が形成される。続いて、その各
感光ドラム11上の静電潜像が各現像装置14により所
定の色の現像剤(トナー)により現像され、これにより
各感光ドラム11上に前記4色のトナー像が個別に形成
される。
【0045】この各作像ユニット10の感光ドラム11
上に形成された4色のトナー像は、一次転写装置15と
対向する一次転写位置で矢印B方向に周回移動する中間
転写ベルト20に順次重ねられるような状態で一次転写
される。この一次転写は、転写用電源15bから一次転
写ロール15aに印加される一次転写電圧にて転写ロー
ル15aと感光ドラム11との間に形成される転写電界
により、トナー像が静電的に中間転写ベルト20側に移
行されることにより行われる。この一次転写後の感光ド
ラム11は、除電コロトロン16により除電された後、
ドラム用クリーナ17により未転写トナー等が除去され
て清掃される。
【0046】一方、このトナー像の形成動作に合わせて
記録用紙Pが給紙装置30の給紙トレイ31から給紙路
を通して送り出された後、レジストロール34により二
次転写タイミングに合わせて中間転写ベルト20と二次
転写ロール25の間となる二次転写位置に送り込まれ
る。これにより、中間転写ベルト20に一次転写された
4色の多重トナー像が記録用紙Pに一括して二次転写さ
れる。この二次転写は、給電ロール24を介してバック
アップロール23に印加される二次転写電圧にて二次転
写ロール26と間に形成される転写電界により、トナー
像が静電的に記録用紙P側に移行されることにより行わ
れる。この二次転写後の中間転写ベルト20は、ベルト
用クリーナ28により未転写トナー等が除去されて清掃
される。
【0047】次いで、二次転写後の記録用紙Pは、中間
転写ベルト20から剥離した後、用紙搬送ベルト装置3
5、36により搬送されて定着装置30に送り込まれ、
その加熱ロール41と加圧ロール43のニップ部を通過
して加熱加圧されてトナー像が記録用紙Pに定着され
る。以上のようにして、記録用紙Pの片面にフルカラー
画像が形成される。なお、この画像形成装置のプロセス
スピードは、250mm/sec以上(264〜451mm/s
ec)である。
【0048】また、このカラープリンタでは、4つの作
像ユニット10(Y,M,C,K)のいずれか1つの作
像ユニットのみで作像動作を実施することにより、イエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックの単色トナー像か
らなるプリント(画像形成)を行うことが可能である。
また、4つの作像ユニット10(Y,M,C,K)のい
ずれか2つの作像ユニットで作像動作を実施することに
より、レッド(Y+M)、グリーン(Y+C)及びブル
ー(M+C)の混合単色トナー像からなるプリントを行
うことも可能である。さらに、3つの作像ユニット10
(Y,M,C)で作像動作を実施することにより、ブラ
ック(Y+M+C)色のトナー像からなるプリントを行
うことも可能である。
【0049】ところで、本実施態様に係る画像形成装置
では、現像装置14の現像スリーブ1の表面にフォトレ
ジスト方式のエッチングにより凹凸パターンを形成して
いる。この凹凸パターンを、以下、実施例及び変形例と
して説明する。
【0050】実施例1 図3、図4は、いずれも本実施
例に係る現像スリーブ1を説明するものである。図3
は、本実施例に係る現像スリーブの斜視図である。この
現像スリーブ1は、平面状金属をまるめ、その両端部を
接合して円筒状に形成したものである。そのため、この
現像スリーブ1の表面には回転軸J方向に水平な接合部
分1Sが存在する。そして、この接合部分1Sを含む周
囲の表面領域(図中斜線で示す)、すなわち接合部分1
Sに対して現像スリーブ1の回転方向(図中矢印B)上
流側から下流側にかけて3〜10〔mm〕程度の領域を
低保持力領域(第二の領域)1(2)とした。また、そ
の現像スリーブ1の表面領域のうち、その低保持力領域
以外の領域を高保持力領域(第一の領域)1(1)とし
た。
【0051】図4は、本実施例に係る現像スリーブ1表
面の一部拡大図である。この現像スリーブ1の表面に
は、次のような溝状の表面パターン(凹凸パターン)が
フォトレジスト方式のエッチングにより現像スリーブの
回転方向(図中矢印Y方向、以下単に「Y方向」とい
う)及び回転軸方向(図中矢印X方向、以下単に「X方
向」という)に連続的に形成されている。
【0052】すなわち、この表面パターンの一部は、現
像スリーブ1の回転方向(図中矢印Yで示す)の上流側
から下流側にかけて、主搬送溝DM(u)、DM
(m)、DM(l)…が互いに隣接して形成されてい
る。各主搬送溝DM(u)〜(l)…は、いずれも現像
スリーブ1の回転軸に対し実質的に平行に形成されてい
る。
【0053】また、隣接する主搬送溝DM(u)と主搬
送溝DM(m)との間にはX方向に副搬送溝DS(u:
i)、DS(u:i+1)…が形成され、隣接する主搬
送溝DM(m)と主搬送溝DM(l)との間にはX方向
に隣接する副搬送溝DS(l:i)、DS(l:i+
1)…が形成されている。各副搬送溝DSは、主搬送溝
DMに対し約60°の角度を持ち、その両端部はいずれ
も主搬送溝DMに連結されている。そして、副搬送溝D
Sの端部とX方向に隣接する副搬送溝DSの端部との位
置は一致するが、副搬送溝DSの端部とY方向に隣接す
る副搬送溝DSの端部との位置は一致しない(副搬送溝
DSがY方向に不連続である)。また、副搬送溝DSと
主搬送溝DMとに囲まれる前記表面パターンの陸部は正
三角形である。
【0054】例えば、副搬送溝DS(u:i)の上流側
端部は副搬送溝DS(u:i−1)の上流側端部及び主
搬送溝DM(u)と一致し、副搬送溝DS(u:i)の
下流側端部は副搬送溝DS(u:i+1)の下流側端部
及び主搬送溝DM(m)と一致するが、副搬送溝DS
(u:i)の下流側端部は副搬送溝DS(l:i)や副
搬送溝DS(l:i+1)の上流側端部とは一致しな
い。そして、副搬送溝DS(u:i)、DS(u:i+
1)と主搬送溝DM(u)、DM(m)(単位凹部)に
囲まれた表面パターンの陸部L(単位凸部)は正三角柱
状である。
【0055】ところで、このような表面パターンが形成
される現像スリーブ1においては、先の低保持力領域1
(2)に形成される表面パターンは比較的高い現像剤保
持力を発現するように、高保持力領域1(1)に形成さ
れる表面パターンは比較的低い現像剤保持力を発現する
ように構成されている。
【0056】つまり現像剤保持力に強弱をつけるため
に、第一に低保持力領域1(2)における各溝(第二の
単位凹部)D(2)を、高保持力領域1(1)における
各溝(第一の単位凹部)D(1)よりも大きく、換言す
れば、低保持力領域1(2)における溝D(2)の溝幅
W(2)及び溝深さH(2)を、高保持領域1(1)に
おける溝D(1)の溝幅W(1)及び溝深さH(1)よ
りも大きく構成している(図3参照)。第二に低保持力
領域1(2)における各溝D(2)の底部B(2)の表
面粗さを、高保持力領域1(1)における各溝D(1)
の底部B(1)の表面粗さよりも粗く構成している。第
三に低保持力領域1(2)における溝D(2)の密度
を、高保持力領域1(1)における溝D(1)の密度よ
りも密に構成している。
【0057】具体的には、低保持力領域1(2)におけ
る主搬送溝DMの溝幅Wは、300μmであり、その溝
深さHは60μmである。副搬送溝DSの溝幅Wは、2
40μmであり、その溝深さHは60μmである。ま
た、平行に隣接する二つの主搬送溝の間隔は1000μ
mである。一方、高保持力領域1(1)における主搬送
溝DMの溝幅Wは、400μmであり、その溝深さHは
80μmである。副搬送溝DSの溝幅Wは、320μm
であり、その溝深さHは80μmである。また、平行に
隣接する二つの主搬送溝の間隔は1000μmよりも狭
い。
【0058】本実施例に係る現像スリーブ1の低保持力
領域1(2)における表面パターンと、高保持力領域1
(1)における表面パターンとは各領域1(1)、1
(2)の境目において非連続的に変化しているが、連続
的に変化するものであってもよい。
【0059】なお、このような表面パターンは、周知の
フォトレジスト方式のエッチングにより形成される。す
なわち、まず平面状ステンレス鋼製の基材上にフォトレ
ジストとして液体又はシート状の光硬化型のレジスト層
を設け、そのレジスト層上に前記形状の遮光マスクを施
す。そして、遮光マスクが施されたレジスト層に対して
露光し、硬化していない部分のレジスト層を除去する。
その後、塩酸などの酸により基材を一定量侵食する(こ
の酸の濃度や種類を変更することにより、溝の底部の表
面粗さを調整することができる)。この際、露光により
硬化していたレジスト層部分の基材は侵食を免れる。こ
のようにして、ステンレス鋼製の基材上に、遮光マスク
に応じた凹凸が形成される。その後、凹凸が形成された
基材を円筒形に成型し、本実施例に係る現像スリーブ1
を得る。
【0060】変形例1 図5は、変形例1に係る現像ス
リーブ1を説明するものである。この現像スリーブ1の
(少なくとも)現像領域内の表面には、次のような表面
パターンがフォトレジスト方式のエッチングにより現像
スリーブ1の回転方向(図中矢印Y方向、以下単に「Y
方向」という)及び回転軸方向(図中矢印X方向、以下
単に「X方向」という)に連続的に形成されている。
【0061】この表面パターンにおいては、副搬送溝D
Sの端部とY方向に隣接する副搬送溝DSの端部との位
置は一致する(副搬送溝DSがY方向に連続である)。
例えば、副搬送溝DS(u:i)の下流側端部は副搬送
溝DS(l:i)や副搬送溝DS(l:i+1)の上流
側端部と一致する。
【0062】このような表面パターンが形成される現像
スリーブ1においても、実施例1に係る現像スリーブと
同様に、低保持力領域1(2)に形成される表面パター
ンは比較的高い現像剤保持力を発現するように、高保持
力領域1(1)に形成される表面パターンは比較的低い
現像剤保持力を発現するように構成されている(図3参
照)。なお、他の表面パターンの構成は実施例1に係る
現像スリーブ1のものと同一であるため、その説明は省
略する。
【0063】変形例2 図6は、変形例2に係る現像ス
リーブ1を説明するものである。この現像スリーブ1の
(少なくとも)現像領域内の表面には、次のような表面
パターンがフォトレジスト方式のエッチングにより現像
スリーブ1の回転方向(図中矢印Y方向、以下単に「Y
方向」という)及び回転軸方向(図中矢印X方向、以下
単に「X方向」という)に連続的に形成されている。
【0064】この表面パターンでは、四角柱S(単位凸
部)がX方向及びY方向に水平に多数並んでいる。この
ような表面パターンが形成される現像スリーブ1におい
ても、実施例1に係る現像スリーブと同様に、低保持力
領域1(2)に形成される表面パターンは比較的高い現
像剤保持力を発現するように、高保持力領域1(1)に
形成される表面パターンは比較的低い現像剤保持力を発
現するように構成されている(図3参照)。
【0065】つまり現像剤保持力に強弱をつけるため
に、第一に低保持力領域1(2)における各四角柱(第
二の単位凸部)S(2)を、高保持力領域1(1)にお
ける各四角柱(第一の単位凸部)S(1)よりも大き
く、換言すれば、低保持力領域1(2)における四角柱
S(2)の各辺を、高保持領域1(1)における四角柱
S(1)の各辺よりも長く、また、低保持力領域1
(2)における四角柱S(2)の高さを、高保持領域1
(1)における四角柱S(1)の高さよりも高く構成し
ている(図示せず)。第二に低保持力領域1(2)にお
ける四角柱S(2)の密度を、高保持力領域1(1)に
おける四角柱S(1)の密度よりも密に構成している。
【0066】変形例3 図7は、変形例3に係る現像ス
リーブ1を説明するものである。この現像スリーブ1の
(少なくとも)現像領域内の表面には、次のような表面
パターンがフォトレジスト方式のエッチングにより現像
スリーブ1の回転方向(図中矢印Y方向、以下単に「Y
方向」という)及び回転軸方向(図中矢印X方向、以下
単に「X方向」という)に連続的に形成されている。
【0067】この表面パターンでは、円柱C(単位凸
部)がX方向及びY方向に水平に多数並んでいる。この
ような表面パターンが形成される現像スリーブ1におい
ても、実施例1に係る現像スリーブと同様に、低保持力
領域1(2)に形成される表面パターンは比較的高い現
像剤保持力を発現するように、高保持力領域1(1)に
形成される表面パターンは比較的低い現像剤保持力を発
現するように構成されている(図3参照)。
【0068】つまり現像剤保持力に強弱をつけるため
に、第一に低保持力領域1(2)における各円柱(第二
の単位凸部)C(2)を、高保持力領域1(1)におけ
る各円柱(第一の単位凸部)C(1)よりも大きく、換
言すれば、低保持力領域1(2)における円柱C(2)
の直径を、高保持領域1(1)における円柱C(2)の
直径よりも大きく、また、低保持力領域1(2)におけ
る円柱C(2)の高さを、高保持領域1(1)における
円柱C(1)の高さよりも高く構成している(図示せ
ず)。第二に低保持力領域1(2)における円柱C
(2)の密度を、高保持力領域1(1)における円柱C
(1)の密度よりも密に構成している。
【0069】実験例 次に、現像スリーブの表面パター
ン形状によるの現像剤保持力の強弱を確認するために行
った実験について説明する。まず、いずれも図4に示し
た表面パターンを全面に有する現像スリーブ1(A)、
(B)を用意した。ここで、現像スリーブ1(A)の溝
深さをAとすると、現像スリーブ1(B)はその1.5
倍の溝深さA×1.5に形成した。そして、各現像スリ
ーブ1(A)、(B)について、現像スリーブ1とトリ
ミング部材14fとの間隔gを0.2〜0.9mmの範囲で複
数設定し(図2参照)、その際の各現像スリーブ1によ
る現像剤搬送量〔g/m2〕を測定した。
【0070】図8は、この実験の結果をまとめたグラフ
であり、横軸は現像スリーブ1とトリミング部材14f
との間隔gを、縦軸は各現像スリーブ1による現像剤搬
送量をそれぞれ示している。そして、現像スリーブ1
(A)を現像装置14に適用した場合の現像剤搬送量を
●として、現像スリーブ1(B)を適用した場合の現像
剤搬送量を○としてグラフ中にプロットしている。この
グラフから明らかなように、溝の深さがより深い現像ス
リーブ1(B)の方が、現像スリーブ1(A)に比べて
より多くの現像剤を搬送することができることが確認さ
れた。
【0071】実施例2 図9は、本実施例に係る現像ス
リーブ1の斜視図である。この現像スリーブ1は、平面
状金属をまるめ、その両端部を接合して円筒状に形成し
たものである。そのため、この現像スリーブ1の表面に
は回転軸J方向に水平な接合部分1Sが存在する。そし
て、この接合部分1Sを含む周囲の表面領域(図中斜線
で示す)、すなわち接合部分1Sに対して現像スリーブ
1の回転方向(図中矢印B)上流側から下流側にかけて
3〜10〔mm〕程度の領域を低保持力領域(第二の領
域)1(2A)とした。さらに本実施例では、現像スリ
ーブ1の両端部の磁力が低減しがちであることを考慮
し、現像スリーブ1の回転軸J方向の両端部(現像領域
を含む)を低保持力領域(第二の領域)1(2B)とし
た。さらに、その現像スリーブ1の表面領域のうち、こ
れら低保持力領域以外の領域を高保持力領域(第一の領
域)1(1)とした。
【0072】本実施例に係る現像スリーブ1は、実施例
1に係る現像スリーブ1と同様に、図4に示す溝状の表
面パターン(凹凸パターン)がフォトレジスト方式のエ
ッチングにより現像スリーブの回転方向(図中矢印Y方
向、以下単に「Y方向」という)及び回転軸方向(図中
矢印X方向、以下単に「X方向」という)に連続的に形
成されている。そして、実施例1に係る現像スリーブ1
と同様に、低保持力領域1(2A)(2B)に形成され
る表面パターンは比較的高い現像剤保持力を発現するよ
うに、高保持力領域1(1)に形成される表面パターン
は比較的低い現像剤保持力を発現するように構成されて
いる。その具体的構成については実施例1と同様である
ので、その詳細は省略する。
【0073】なお、この実施例においては、いずれの低
保持領域1(2A)(2B)も同様の表面パターンを形
成しているが、各低保持領域1(2A)(2B)の現像
剤保持力に応じて、異なる表面パターンを形成すること
もできる。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、その表面により均一な現像剤層を保持することが
できる現像剤担持体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る現像剤担持体を備えた画
像形成装置を説明するものである。
【図2】図2は、図1に示した画像形成装置の現像装置
を説明するものである。
【図3】図3は、実施例1に係る現像スリーブの斜視図
である。
【図4】図4は、実施例1に係る現像スリーブの表面パ
ターンを説明するものである。
【図5】図5は、変形例1に係る現像スリーブの表面パ
ターンを説明するものである。
【図6】図6は、変形例2に係る現像スリーブの表面パ
ターンを説明するものである。
【図7】図7は、変形例3に係る現像スリーブの表面パ
ターンを説明するものである。
【図8】図8は、現像スリーブの表面パターンの構成と
現像剤搬送力との関係を説明するものである。
【図9】図9は、実施例1に係る現像スリーブの斜視図
である。
【図10】図10は、従来の現像スリーブの継目部分の
問題を説明するものである。
【符号の説明】
14…現像装置、14a…ユニットケース、14b…現
像ロール、14c、d…搬送オーガー、14e…搬送パ
ドル14e、14f…トリミング部材、1…現像スリー
ブ(現像剤担持体)、1(1)…高保持力領域(第一の
領域)、1(2)…低保持力領域(第二の領域)、D
(1)…溝(第一の単位凹部)、D(2)…溝(第二の
単位凹部)、DM…主搬送溝(単位凹部)、DS…副搬
送溝(単位凹部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸パターンが形成される表面に現像剤
    を保持して回転する現像剤担持体において、 当該現像剤担持体表面の第一の領域には第一の凹凸パタ
    ーンが形成されるとともに、 当該現像剤担持体表面の第一の領域よりも現像剤を保持
    しにくい第二の領域には第一の凹凸パターンよりも現像
    剤保持力の高い第二の凹凸パターンが形成されることを
    特徴とする現像剤担持体。
  2. 【請求項2】 前記現像剤担持体が継目部分を有し、前
    記第二の領域は当該継目部分を含み、前記第一の領域は
    継目部分を含まない請求項1に記載の現像剤担持体。
  3. 【請求項3】 前記第二の領域は前記現像剤担持体の回
    転軸方向両端領域であり、前記第一の領域は当該両端領
    域に囲まれた当該現像剤担持体の回転軸方向中央領域で
    ある請求項1又は2に記載の現像剤担持体。
  4. 【請求項4】 前記第一の凹凸パターンを構成する単位
    要素である第一の単位凹部又は第一の単位凸部は、前記
    第二の凹凸パターンを構成する単位要素である第二の単
    位凹部又は第二の単位凸部よりも小さい請求項1〜3の
    いずれかに記載の現像剤担持体。
  5. 【請求項5】 前記第一の凹凸パターンを構成する単位
    要素である第一の溝形状は、前記第二の凹凸パターンを
    構成する単位要素である第二の溝形状よりも、その溝幅
    及び/又は溝深さが小さい請求項1〜4のいずれかに記
    載の現像剤担持体。
  6. 【請求項6】 前記第二の凹凸パターンを構成する単位
    要素である第二の単位凹部の底部表面は、前記第一の凹
    凸パターンを構成する単位要素である第一の単位凹部の
    底部表面よりも粗い請求項1〜5のいずれかに記載の現
    像剤担持体。
  7. 【請求項7】 前記第一の凹凸パターンは前記第二の凹
    凸パターンよりも疎である請求項1〜6のいずれかに記
    載の現像剤担持体。
JP2002141802A 2002-05-16 2002-05-16 現像剤担持体 Expired - Fee Related JP4061966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002141802A JP4061966B2 (ja) 2002-05-16 2002-05-16 現像剤担持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002141802A JP4061966B2 (ja) 2002-05-16 2002-05-16 現像剤担持体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003330262A true JP2003330262A (ja) 2003-11-19
JP4061966B2 JP4061966B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=29702287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002141802A Expired - Fee Related JP4061966B2 (ja) 2002-05-16 2002-05-16 現像剤担持体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4061966B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025462A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Sharp Corp 現像ローラおよび現像装置
JP2008102446A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Seiko Epson Corp 現像ローラの製造方法、現像ローラ、現像装置および画像形成装置
JP2008139585A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Fuji Xerox Co Ltd 現像スリーブ及びこれを用いた現像ロール、現像装置並びに画像形成装置
JP2009175289A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Seiko Epson Corp トナー担持ローラの製造方法、現像装置および画像形成装置
US10018943B2 (en) 2016-03-02 2018-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Developing sleeve and developing device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025462A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Sharp Corp 現像ローラおよび現像装置
JP4560451B2 (ja) * 2005-07-20 2010-10-13 シャープ株式会社 現像ローラ、現像装置、および現像方法
JP2008102446A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Seiko Epson Corp 現像ローラの製造方法、現像ローラ、現像装置および画像形成装置
JP2008139585A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Fuji Xerox Co Ltd 現像スリーブ及びこれを用いた現像ロール、現像装置並びに画像形成装置
JP2009175289A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Seiko Epson Corp トナー担持ローラの製造方法、現像装置および画像形成装置
JP4618303B2 (ja) * 2008-01-23 2011-01-26 セイコーエプソン株式会社 トナー担持ローラの製造方法、現像装置および画像形成装置
US7925195B2 (en) 2008-01-23 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing toner carrier roller, developer apparatus, and image forming apparatus
US10018943B2 (en) 2016-03-02 2018-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Developing sleeve and developing device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4061966B2 (ja) 2008-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3981919B2 (ja) トナーおよびそれを用いた画像形成装置
EP1584989B1 (en) Use of a toner
JP2003316146A (ja) 現像剤担持体
US6855468B1 (en) Color image formation method
JP2005037469A (ja) 負帯電性トナー、その製造方法およびその負帯電性トナーを用いたフルカラー画像形成装置
JP2002318467A (ja) 画像形成装置
JP2942137B2 (ja) 磁性トナー及び画像形成方法
JP2003345125A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4061966B2 (ja) 現像剤担持体
JP3985126B2 (ja) 画像形成装置
JP4238912B2 (ja) 現像剤担持体
JP3636535B2 (ja) 現像方法
JP4367112B2 (ja) 現像スリーブ及び現像スリーブの製造方法
JP4315347B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法並びにプロセスカートリッジ
JP2006301008A (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法並びにそのトナーを用いた現像方法及び画像形成装置
JP3592501B2 (ja) 画像形成方法
JPH1039536A (ja) 電子写真用トナー、現像剤及び画像形成方法
JP2004053717A (ja) クリーニング装置、画像形成装置、および現像剤
JP4385906B2 (ja) 画像形成装置
JP3774956B2 (ja) 画像形成方法
JP3482552B2 (ja) 静電荷像現像用トナーと現像剤及びそれを用いた画像形成方法
JP2009198999A (ja) 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4419595B2 (ja) 画像形成装置
JPH09190007A (ja) 二成分現像剤とその製造方法、画像形成方法及び装置
JP2001075311A (ja) 画像形成方法と画像形成装置及びそれらに用いられる静電潜像現像用トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050415

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20050509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees