JP2003329220A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2003329220A
JP2003329220A JP2002138158A JP2002138158A JP2003329220A JP 2003329220 A JP2003329220 A JP 2003329220A JP 2002138158 A JP2002138158 A JP 2002138158A JP 2002138158 A JP2002138158 A JP 2002138158A JP 2003329220 A JP2003329220 A JP 2003329220A
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文孝 菊谷
Yoichi Kimura
洋一 木村
Hiroto Fukui
浩人 福井
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は簡素な構成にて三種類の濃度の混合
気を燃焼させて希薄火炎を安定化させ、希薄火炎への入
力比率増大を可能にして超低NOxを実現する。 【解決手段】 第一濃混合気室59および第二濃混合気
室62に連通する共通濃混合気室63と、希薄混合気室
54と第二濃混合気室62とを連通させる連通手段70
と、第二濃混合気室62に設けた混合促進手段71とを
備えている。そして、連通手段70を通じて第二濃混合
気室62に希薄混合気を流入させ、混合促進手段71に
より希薄混合気と過濃混合気を充分に混合させ、均一な
濃混合気を生成させる。よって第一濃混合気室59と第
二濃混合気室62にそれぞれ対応した燃料・空気導入口
を設ける必要がなく、簡素、小型、安価でありながら、
均一に混合させた三種類の濃度の混合気を燃焼させるこ
とができ、結果的に超低NOxを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として家庭用ま
たは業務用の燃焼装置において特に超低NOx化を図っ
た燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地球環境保全が叫ばれる中、燃焼装置の
排気ガス中に含まれるNOx(窒素酸化物)、HC(炭
化水素)等の環境負荷物質のさらなる低減が求められて
いる。
【0003】従来のこの種の燃焼装置は特開2000−
234709号公報に記載されているようなものが一般
的であった。この燃焼装置を図7に示す。希薄バ−ナ1
には希薄混合気を内包する希薄混合気室2が希薄炎口3
に連接しており、希薄バ−ナ1の両側には第一濃混合気
室4を内包し第一濃炎口5に連接した第一濃バーナ6が
密着して設けられている。第一濃バーナ6の外側には第
二濃混合気室7を内包し第二濃炎口8に連接した第二濃
バーナ9が同様に密着して設けられ、これら希薄バ−ナ
1とその両側の第一濃バーナ6と更にその両側に設けら
れた第二濃バーナ9が一体化されてバーナユニット10
を構成している。バ−ナケ−ス11内にはこのバーナユ
ニット10が複数個収納され燃焼室12と連接してい
る。またバ−ナケ−ス11の上流側には燃料を供給する
燃料管13と燃焼用空気を供給するファン14が設けら
れている。
【0004】ここで燃料管13およびファン14の下流
側には希薄混合器15、第一濃混合器16、第二濃混合
器17がそれぞれ分岐された供給系に設けられ、各混合
器には、燃料系の中に希薄燃料調節手段18、第一濃燃
料調節手段19、第二濃燃料調節手段20および空気系
の中に希薄空気調節手段21、第一濃空気調節手段2
2、第二濃空気調節手段23が介され各混合器に接続さ
れている。そして希薄混合器15と希薄混合気室2は希
薄通路24で、第一濃混合器16と第一濃混合気室4は
第一濃通路25で、第二濃混合器17と第二濃混合気室
7は第二濃通路26でそれぞれ接続されている。各通路
には他のバーナユニット10に各混合気を供給する分岐
路27a、27b、27cが設けられている。また空気
供給系は各混合器と接続する以外に空気調節手段28を
介してバ−ナケ−ス11に接続する空気路29が設けら
れている。
【0005】上記構成において、燃料管13から供給さ
れた燃料は3つに分岐され希薄燃料調節手段18、第一
濃燃料調節手段19、第二濃燃料調節手段20で所定の
分配比に調節された後希薄混合器15、第一濃混合器1
6、第二濃混合器17にそれぞれ供給される。またファ
ン14から供給された燃焼用空気は一部が空気調節手段
28で所定の流量に調節された後空気路29を通ってバ
−ナケ−ス11に供給され、各バーナモジュール10と
の隙間を通過して燃焼室12に流出する。大部分の燃焼
用空気は3つに分岐され希薄空気調節手段21、第一濃
空気調節手段22、第二濃空気調節手段23で所定の分
配比に調節された後希薄混合器15、第一濃混合器1
6、第二濃混合器17にそれぞれ供給される。そして大
部分の燃料が希薄燃料調節手段18で、大量の燃焼用空
気が希薄空気調節手段21で希薄混合器15に供給され
均一な希薄混合気となって希薄通路24および分岐路2
7aを通って各バーナユニット10に設けられた希薄バ
−ナ1の希薄混合気室2に供給される。希薄混合気室2
に供給された希薄混合気は希薄炎口3から燃焼室12内
に噴出され火炎温度が低く極めてNOx濃度が低い希薄
火炎Aを形成する。
【0006】次に少量の燃料が第一濃燃料調節手段19
で、極めて少量の燃焼用空気が第一濃空気調節手段22
で流量調節され第一濃混合器16に供給され均一な過濃
混合気となって第一濃通路25および分岐路27bを通
って各バーナユニット10に設けられた第一濃混合気室
4に供給される。第一濃混合気室4に供給された過濃混
合気は第一濃炎口5から燃焼室12内に低速で流出し、
熱分解を受けて多量の活性な化学種を生成しこの拡散供
給によって希薄火炎Aの基部に燃焼反応が極めて活発な
「高温・高反応域」Bを形成し、大量の希薄火炎Aを両
側の基部で安定化させる過濃火炎Cを形成する。また次
に極めて少量の燃料が第二濃燃料調節手段20で、少量
の燃焼用空気が第二濃空気調節手段23で流量調節され
第二濃混合器17に供給され理論混合比に近い均一な濃
混合気となって第二濃通路26および分岐路27cを通
って各バーナユニット10に設けられた第二濃混合気室
7に供給される。第二濃混合気室7に供給された濃混合
気は第二濃炎口8から燃焼室12内に低速で流出し、安
定した濃火炎Dを形成すると共に、第一濃バーナ6の過
濃混合気を着火して過濃火炎Cを発生させ、同時にバー
ナユニット10間から供給される二次空気で完全燃焼す
る。
【0007】このように、これら三種類の混合気濃度を
有する燃焼により、安定した濃火炎Dで過濃火炎Cを着
火させ、多量の活性な反応化学種いわゆるラジカルを希
薄火炎Aの基部に拡散供給して「高温・高反応域」Bを
形成し、希薄火炎Aを強固に安定させる。これにより濃
混合気と希薄混合気の二種類の濃度の混合気を燃焼させ
る従来のいわゆる濃淡燃焼に比べ、希薄火炎Aの燃焼割
合を多くし、混合気をより希薄にすることができ、希薄
火炎から発生するHCを抑制しつつ、火炎温度の抑制に
よって超低NOxを実現できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の燃焼装置では、三種類の濃度の混合気を形成するため
三系統の燃料調節手段、空気調節手段および混合器を必
要とし、またバーナモジュール10は独立した三種類の
バーナを密着配置している。このため構成が複雑化し、
重量が重く、高コスト化する課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第一濃混合気室および第二濃混合気室に連通
する共通濃混合気室と、希薄混合気室と第二濃混合気室
とを連通させる連通手段と、第二濃混合気室に設けた混
合促進手段とを備えている。
【0010】そして、連通手段を通じて第二濃混合気室
に希薄混合気を流入させ、混合促進手段により希薄混合
気と過濃混合気を充分に混合させ、均一な濃混合気を生
成させる。よって第一濃混合気室と第二濃混合気室にそ
れぞれ対応した燃料・空気導入口を設ける必要がなく、
簡素、小型、安価でありながら、均一に混合させた三種
類の濃度の混合気を燃焼させることができ、結果的に超
低NOxを実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、希薄炎
口と希薄混合気室を形成する希薄バーナ形成板と、前記
希薄バーナ形成板に接合して第一濃炎口と第一濃混合気
室を形成する第一濃バーナ形成板と、前記第一濃バーナ
形成板に接合して第二濃炎口と第二濃混合気室を形成す
る第二濃バーナ形成板と、前記第一濃混合気室および前
記第二濃混合気室に連通する共通濃混合気室と、前記希
薄混合気室と前記第二濃混合気室とを連通させる連通手
段と、前記第二濃混合気室に設けた混合促進手段とを備
えている。
【0012】そして、連通手段を通じて第二濃混合気室
に希薄混合気を流入させるとともに共通濃混合気室から
第二濃混合気室に過濃混合気を流入させる。さらに第二
濃混合気室に設けた混合促進手段により、混合促進手段
の近傍で流れの渦を発生させ、希薄混合気と過濃混合気
を充分に混合させ、均一な濃混合気を生成させる。よっ
て第一濃混合気室と第二濃混合気室にそれぞれ対応した
燃料・空気導入口を設ける必要がなく、簡素、小型、安
価でありながら、均一に混合させた三種類の濃度の混合
気を燃焼させることができ、上述したように超低NOx
を実現できる。また希薄バーナ形成板は希薄炎口と第一
濃炎口の形成を兼ね、一方第一濃バーナ形成板は第一濃
炎口と第二濃炎口の形成を兼ねているため、バーナユニ
ットを構成する板金等の材料を最小限にすることがで
き、燃焼装置全体を軽量で安価に製作できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、混合促進手段
を、第二濃バーナ形成板を内向に突出させて第一濃バー
ナ形成板と密着させることにより形成している。
【0014】そして、別部材を設けることなく混合促進
手段を形成できるとともに、第二濃バーナ形成板の湾曲
を防止して第二濃混合気室の流路厚みを所望値に管理で
きる。
【0015】請求項3に記載の発明は、希薄炎口と希薄
混合気室を形成する希薄バーナ形成板と、前記希薄バー
ナ形成板に接合して第一濃炎口と第一濃混合気室を形成
する第一濃バーナ形成板と、前記第一濃バーナ形成板に
接合して第二濃炎口と第二濃混合気室を形成する第二濃
バーナ形成板と、前記第一濃混合気室および前記第二濃
混合気室に連通する共通濃混合気室と、前記希薄混合気
室と前記第二濃混合気室とを連通させる連通手段と、第
二濃混合気室において前記連通手段の直上流に位置する
逆流防止手段とを備えている。
【0016】そして、逆流防止手段により希薄混合気が
上流側に流れて共通濃混合気室に流入することを防ぎ、
共通濃混合気室で所望の過濃混合気を生成できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、逆流防止手段
を、第二濃バーナ形成板を内向に突出させて第一濃バー
ナ形成板と密着させることにより形成している。
【0018】そして、別部材を設けることなく逆流防止
手段を形成できるとともに、第二濃バーナ形成板の湾曲
を防止して第二濃混合気室の流路厚みを所望値に管理で
きる。
【0019】請求項5に記載の発明は、希薄炎口と希薄
混合気室を形成する希薄バーナ形成板と、前記希薄バー
ナ形成板に接合して第一濃炎口と第一濃混合気室を形成
する第一濃バーナ形成板と、前記第一濃バーナ形成板に
接合して第二濃炎口と第二濃混合気室を形成する第二濃
バーナ形成板と、前記第一濃混合気室および前記第二濃
混合気室に連通する共通濃混合気室と、前記希薄混合気
室と前記第二濃混合気室とを連通させる連通手段と、共
通濃混合気室と前記第一濃混合気室の間に設けた制限手
段とを備えている。
【0020】そして、制限手段により第一濃混合気室へ
の過濃混合気の流入量を調整して、所望値に設定でき
る。
【0021】請求項6に記載の発明は、制限手段を、第
一濃バーナ形成板を内向に突出させて希薄バーナ形成板
と密着させることにより形成している。
【0022】そして、別部材を設けることなく制限手段
を形成できるとともに、第一濃バーナ形成板の湾曲を防
止して第一濃混合気室の流路厚みを所望値に管理でき
る。
【0023】請求項7に記載の発明は、希薄炎口と希薄
混合気室を形成する希薄バーナ形成板と、前記希薄バー
ナ形成板に接合して第一濃炎口と第一濃混合気室を形成
する第一濃バーナ形成板と、前記第一濃バーナ形成板に
接合して第二濃炎口と第二濃混合気室を形成する第二濃
バーナ形成板と、前記第一濃混合気室および前記第二濃
混合気室に連通する共通濃混合気室と、前記希薄混合気
室と前記第二濃混合気室とを連通させる連通手段を備
え、前記連通手段は、希薄バーナ形成板を外向に突出さ
せた外向連通突出部と、前記外向連通突出部に設けた連
通口と、第一濃バーナ形成板を内向に突出させ希薄バー
ナ形成板と密着させた内向連通突出部と、前記内向連通
突出部に設け前記外向連通突出部が貫通する貫通口とを
備えている。
【0024】そして、連通手段を外向連通突出部と内向
連通突出部で構成したことにより、外向連通突出部の突
出長さを最小限にして希薄混合気室と第二濃混合気室と
を連通させることができ、プレス加工時における外向連
通突出部近傍の亀裂発生を未然に防ぐことができる。ま
た内向連通突出部を希薄バーナ形成板と密着させたこと
により、貫通口を通じて圧力の高い第二濃混合気室から
圧力の低い第一濃混合気室へ混合気が流入することを防
ぎ、第一濃混合気室の過濃混合気をそのままの濃度で第
一濃炎口より噴出させることができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、希薄バーナ形成
板に内包される複数枚の炎口分割板を備え、前記炎口分
割板は長手方向の断面が波型である波型部を有するとと
もに前記波型部の頂部近傍を略円弧形状とし、複数の前
記炎口分割板の前記頂部が互いに密着するように配置し
て小分割された希薄炎口を形成している。
【0026】そして、炎口分割板の変形を未然に防止し
て小入力時の逆火を防止でき、入力可変範囲を拡大でき
る。また乱れの抑制された希薄混合気が噴出して安定し
た希薄火炎が形成され、低騒音化、未燃成分の抑制を実
現できる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれか1項記載の燃焼装置をバーナユニットとして構成
し、前記バーナユニットの外側に突起を設けて前記バー
ナユニットを複数隣接配置し、前記突起を隣に配置され
るバーナユニットと密着させている。
【0028】そして、突起が隣に位置するバーナユニッ
トと密着しているため、組立時における溶接を最小限に
しながらもバーナユニットを形成する板の外側への湾曲
を防ぎ、所望の炎口寸法を長期にわたり維持して初期の
燃焼性能を維持できる。
【0029】請求項10記載の発明は、第一濃炎口から
噴出する第一濃混合気は可燃限界外の過濃混合気として
いる。
【0030】そして、希希薄混合気と第一濃混合気の濃
度勾配が大きくなり、これにより希薄火炎の基部への第
一濃混合気の流入を促進させて「高温・高反応域」の形
成を促進させ希薄火炎を強固に安定化させ、さらなる低
騒音化を実現できる。
【0031】請求項11記載の発明は、希薄炎口への燃
料供給量を第一、第二濃炎口への燃料供給量より多く設
定している。
【0032】そして、NOxの少ない希薄火炎の割合を
増し、超低NOxを実現できる。
【0033】請求項12記載の発明は、希薄炎口からの
混合気の噴出速度を第一、第二濃炎口からの混合気の噴
出速度より速く設定している。
【0034】そして、希薄炎口からの希薄混合気の流速
を速く設定しているため希薄混合気室の内圧が混合気噴
出流速が小さな第二濃混合気室より大きくなり、連通手
段を介して希薄混合気を第二濃混合気室に流入させるこ
とができる。高速噴流に伴う巻き込み効果により第一濃
混合気が希薄混合気に巻き込まれ、「高温・高反応域」
の形成を促進できる。また希薄混合気の流速を速く設定
しても希薄火炎が安定化されるため希薄炎口の面積を小
さくすることができ、燃焼装置全体を小型で安価に製作
することができる。
【0035】請求項13記載の発明は、希薄炎口の炎口
面積を第一、第二濃炎口の炎口面積より大きく設定して
いる。
【0036】そして、希薄混合気の噴出速度が極度に速
くならず、安定した希薄火炎が形成されるとともに、燃
焼用空気を供給するファンの負荷が低減され、さらなる
低騒音化を実現できる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0038】(実施例1)図1(a)および(b)は本
発明の実施例1の燃焼装置を示す平面図および正面図、
図2は図1(b)のP−P線断面図、図3(a)および
(b)は図1(b)のQ−Q線断面図およびR−R線断
面図、図4(a)および(b)は同燃焼装置の希薄バー
ナ形成板を示す平面図および正面図、図5(a)、
(b)および(c)は同燃焼装置の第一濃バーナ形成板
を示す平面図、図5(c)のS−S線断面図および正面
図、図6(a)および(b)は同燃焼装置の第二濃バー
ナ形成板を示す平面図および正面図である。
【0039】図1〜図6において、希薄バーナ形成板5
1が炎口分割板52を内包している。炎口分割板52は
長手方向の断面が波型である波型部を有するとともに前
記波型部の頂部近傍を略円弧形状とし、前記頂部が互い
に密着するように配置して小分割された希薄炎口53を
形成している。また希薄バーナ形成体51は希薄混合気
室54、希薄燃料・空気導入口55、希薄混合管56を
形成している。希薄バーナ形成板51の両外側に第一濃
バーナ形成板57を接合し、第一濃炎口58とその上流
の第一濃混合気室59を形成している。さらに第一濃バ
ーナ形成板57の両外側には第二濃バーナ形成板60を
接合し、第二濃炎口61とその上流の第二濃混合気室6
2を形成している。さらに第二濃バーナ形成板60は希
薄バーナ形成板51とも接合することによって、第一濃
混合気室59と第二濃混合気室62に連通する共通濃混
合気室63と、希薄燃料・空気導入口55の上部に位置
する共通燃料・空気導入口64と共通濃混合管65を形
成している。
【0040】66は希薄バーナ形成板51を外向に突出
させて形成した外向連通突出部であり、先端に連通口6
7を設けている。外向連通突出部66が第一濃混合気室
59を貫通するよう、第一濃バーナ形成板57を内向に
突出させて内向連通突出部68を形成し、内向連通突出
部68の先端に外向連通突出部66が貫通する貫通口6
9を設けている。内向連通突出部68の先端は希薄バー
ナ形成板51と密着している。外向連通突出部66、連
通口67、内向連通突出部68および貫通口69が希薄
混合気室54と第二濃混合気室62を連通させる連通手
段70を構成している。
【0041】71は第二濃混合気室62に設けた混合促
進手段であり、第二濃バーナ形成板60を内向に突出さ
せて第一濃バーナ形成板57と密着させることにより形
成している。72は第二濃混合気室62において連通手
段70の直上流に位置する逆流防止手段であり、第二濃
バーナ形成板60を内向に突出させて第一濃バーナ形成
板57と密着させることにより形成している。73は第
一濃混合気室59と共通濃混合気室63の間に設けた制
限手段であり、第一濃バーナ形成板57を内向に突出さ
せて希薄バーナ形成板51と密着させることにより形成
している。内向連通突出部68と制限手段73は一体の
突出となっている。
【0042】希薄バーナ形成板51とその両外側の第一
濃バーナ形成板57とその両外側に設けられた第二濃バ
ーナ形成板60とが一体化されてバーナユニット74が
構成されている。バーナケース75内にはこのバーナユ
ニット74が複数個収納される。76はバーナユニット
74の外側となる第二濃バーナ形成板60に設けた外向
きの突起であり、突起76は隣に位置するバーナユニッ
ト74と密着している。
【0043】次に動作、作用について説明すると、希薄
燃料・空気導入55より多量の燃料と空気が流入し、希
薄混合管56で燃料と空気が混合して希薄混合気が生成
され、希薄混合気が希薄混合気室54に供給される。希
薄混合気の大部分は希薄炎口53より噴出し、残りの希
薄混合気は、図1(b)中のXに示すように、連通口6
7を通じて第二濃混合気室62に流入する。一方共通燃
料・空気導入口64より少量の燃料と空気が流入し、共
通濃混合管65で可燃限界外の過濃混合気が生成されて
共通濃混合気室63に供給され、第一濃混合気室59と
第二濃混合気室62に分岐される。第一濃混合気室に供
給された過濃混合気は、図1(b)中のYに示すよう
に、そのままの濃度で第一濃炎口58より噴出する。ま
た第二濃混合気室59に供給された過濃混合気は、図1
(b)中のZに示すように、連通口67から流入した少
量の希薄混合気で希釈されて理論混合比に近い濃度の濃
混合気となり、第二濃炎口61より噴出する。
【0044】第二濃炎口61より噴出する理論混合比に
近い濃混合気は、図7と同様に、火炎温度が高く自身が
非常に安定な濃火炎Dを形成する。また希薄炎口53よ
り噴出する希薄混合気は、図7と同様に、火炎温度が低
くNOx濃度が低い希薄火炎Aを形成する。さらに第一
濃炎口58より噴出する過濃混合気は、図7と同様に、
高温の濃火炎Dの影響を受け熱分解して中間生成物を多
量に発生しつつ過濃火炎Cを形成する。そして前述中間
生成物が希薄炎口53上に形成される希薄火炎Aの基部
に拡散供給されて希薄火炎Aの基部に反応化学種が豊富
で燃焼反応が極めて活発な「高温・高反応域」Bが形成
され、希薄火炎Aを強固に安定化させる。
【0045】このように、これら三種類の混合気濃度を
有する本発明の燃焼は、従来のいわゆる濃淡燃焼に比べ
大幅に希薄火炎の安定化が図れるものである。従って火
炎温度が低くNOx発生の少ない希薄火炎Aへの燃料入
力比率を増すことができ、超低NOx化を実現できる。
【0046】ここで、連通手段70を通じて第二濃混合
気室62に希薄混合気を流入させるとともに共通濃混合
気室63から第二濃混合気室62に過濃混合気を流入さ
せる。さらに第二濃混合気室62に設けた混合促進手段
71により、混合促進手段71の近傍で流れの渦を発生
させ、希薄混合気と過濃混合気を充分に混合させ、均一
な濃混合気を生成させる。よって第一濃混合気室59と
第二濃混合気室62にそれぞれ対応した燃料・空気導入
口を設ける必要がなく、簡素、小型、安価でありなが
ら、均一に混合させた三種類の濃度の混合気を燃焼させ
ることができ、上述したように超低NOxを実現でき
る。また希薄バーナ形成板51は希薄炎口53と第一濃
炎口58の形成を兼ね、一方第一濃バーナ形成板57は
第一濃炎口58と第二濃炎口61の形成を兼ねているた
め、バーナユニット74を構成する板金等の材料を最小
限にすることができ、燃焼装置全体を軽量で安価に製作
できる。
【0047】また、混合促進手段71は、第二濃バーナ
形成板60を内向に突出させて第一濃バーナ形成板57
と密着させることにより形成したため、別部材を設ける
ことなく混合促進手段71を形成できるとともに、第二
濃バーナ形成板60の湾曲を防止して第二濃混合気室6
2の流路厚みを所望値に管理できる。
【0048】また、第二濃混合気室62に流入した希薄
混合気は比較的速い流速を持ち、第二濃混合気室62か
ら共通濃混合気室63に逆流する恐れがあるが、第二濃
混合気室62において連通手段70の直上流に位置する
逆流防止手段72を設けたことにより、第二濃混合気室
62に流入した希薄混合気が共通濃混合気室63に流入
することを防ぎ、共通濃混合気室63で所望濃度の過濃
混合気を生成できる。
【0049】また、逆流防止手段72は、第二濃バーナ
形成板60を内向に突出させて第一濃バーナ形成板57
と密着させることにより形成したため、別部材を設ける
ことなく逆流防止手段72を形成できるとともに、第二
濃バーナ形成板60の湾曲を防止して第二濃混合気室6
2の流路厚みを所望値に管理できる。
【0050】また、希薄混合気が第二濃混合気室62に
比較的速い流速で流入するため、第二濃混合気室62は
第一濃混合気室59よりも圧力が高く、共通濃混合気室
63の過濃混合気の大部分が圧力の低い第一濃混合気室
59に流入する恐れがある。ここで、共通濃混合気室6
3と第一濃混合気室59の間に制限手段73を設けたこ
とにより、第一濃混合気室59への過濃混合気の流入量
を調整して、所望値に設定できる。
【0051】また、制限手段73は、第一濃バーナ形成
板57を内向に突出させて希薄バーナ形成板51と密着
させることにより形成したため、別部材を設けることな
く制限手段73を形成できるとともに、第一濃バーナ形
成板57の湾曲を防止して第一濃混合気室59の流路厚
みを所望値に管理できる。
【0052】また、連通手段70は、外向連通突出部6
6と内向連通突出部68で構成したことにより、外向連
通突出部66の突出長さを最小限にして希薄混合気室5
4と第二濃混合気室62とを連通させることができ、プ
レス加工時における外向連通突出部66近傍の亀裂発生
を未然に防ぐことができる。また内向連通突出部68を
希薄バーナ形成板51と密着させたことにより、貫通口
69を通じて圧力の高い第二濃混合気室62から圧力の
低い第一濃混合気室59へ混合気が流入することを防
ぎ、第一濃混合気室59の過濃混合気をそのままの濃度
で第一濃炎口58より噴出させることができる。
【0053】また、炎口分割板52は波型部を有し、小
分割された希薄炎口53を形成しているので、炎口分割
板52の変形を未然に防止して小入力時の逆火を防止で
き、入力可変範囲を拡大できる。また乱れの抑制された
希薄混合気が噴出して安定した希薄火炎Aが形成され、
低騒音化、未燃成分の抑制を実現できる。
【0054】また、突起76が隣に位置するバーナユニ
ット74と密着しているため、組立時における溶接を最
小限にしながらもバーナユニットを形成する各板の外側
への湾曲を防ぎ、所望の炎口寸法を長期にわたり維持し
て初期の燃焼性能を維持できる。
【0055】また本実施例では第一濃炎口58から噴出
する第一濃混合気の濃度を可燃限界外の過濃混合気とし
ているため、希薄混合気と第一濃混合気の濃度勾配が大
きくなり、これにより希薄火炎Aの基部への第一濃混合
気の流入を促進させて「高温・高反応域」Bの形成を促
進させ希薄火炎Aを強固に安定化させ、さらなる低騒音
化を実現できる。
【0056】また本実施例では希薄炎口53への燃料供
給量を、例えば総供給量の80%程度と、第一濃炎口5
8、第二濃炎口61への燃料供給量より多く設定してい
る。これによりNOxの少ない希薄火炎Aの割合を増
し、燃焼装置全体として超低NOxを実現できる。
【0057】また本実施例では希薄炎口53からの希薄
混合気の流速を速く設定しているため希薄混合気室54
の内圧は、混合気噴出流速が小さな第二濃混合気室62
より大きくなっている。従って希薄混合気室54と第二
濃混合気室62を連通させる連通手段70を介して希薄
混合気を第二濃混合気室62に流入させることができ
る。さらに希薄混合気の高速噴流に伴う巻き込み効果に
より第一濃混合気が希薄混合気に巻き込まれ、「高温・
高反応域」Bの形成を促進できる。また希薄混合気の流
速を速く設定しても希薄火炎Aが安定化されるため希薄
炎口53の面積を小さくすることができ、燃焼装置全体
を小型で安価に製作することができる。
【0058】また本実施例では希薄炎口53の炎口面積
を第一濃炎口58および第二濃炎口61の炎口面積より
も大きく設定している。このため希薄混合気の噴出速度
が極度に速くならず、安定した希薄火炎Aが形成される
とともに、ファン負荷が低減され、さらなる低騒音化を
実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃焼装置
は、連通手段を通じて第二濃混合気室に希薄混合気を流
入させ、混合促進手段により希薄混合気と過濃混合気を
充分に混合させ、均一な濃混合気を生成させる。よって
第一濃混合気室と第二濃混合気室にそれぞれ対応した燃
料・空気導入口を設ける必要がなく、簡素、小型、安価
でありながら、均一に混合させた三種類の濃度の混合気
を燃焼させることができ、結果的に超低NOxを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1の燃焼装置を示す平面
図 (b)同燃焼装置を示す正面図
【図2】図1(b)のP−P線断面図
【図3】(a)図1(b)のQ−Q線断面図 (b)図1(b)のR−R線断面図
【図4】(a)同燃焼装置の希薄バーナ形成板を示す平
面図 (b)同燃焼装置の希薄バーナ形成板を示す正面図
【図5】(a)同燃焼装置の第一濃バーナ形成板を示す
平面図 (b)図5(c)のS−S線断面図 (c)同燃焼装置の第一濃バーナ形成板を示す正面図
【図6】(a)同燃焼装置の第二濃バーナ形成板を示す
平面図 (b)同燃焼装置の第二濃バーナ形成板を示す正面図
【図7】従来の燃焼装置を示す要部断面図
【符号の説明】
51 希薄バーナ形成板 52 炎口分割板 53 希薄炎口 54 希薄混合気室 57 第一濃バーナ形成板 58 第一濃炎口 59 第一濃混合気室 60 第二濃バーナ形成板 61 第二濃炎口 62 第二濃混合気室 63 共通濃混合気室 66 外向連通突出部 67 連通口 68 内向連通突出部 69 貫通口 70 連通手段 71 混合促進手段 72 逆流防止手段 73 制限手段 74 バーナユニット 76 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 洋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福井 浩人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K017 AA06 AA07 AB02 AB10 AC02 AD01 AD03 AD08 DD01 DD08 3K065 TA01 TD05 TG02 TH04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希薄炎口と希薄混合気室を形成する希薄
    バーナ形成板と、前記希薄バーナ形成板に接合して第一
    濃炎口と第一濃混合気室を形成する第一濃バーナ形成板
    と、前記第一濃バーナ形成板に接合して第二濃炎口と第
    二濃混合気室を形成する第二濃バーナ形成板と、前記第
    一濃混合気室および前記第二濃混合気室に連通する共通
    濃混合気室と、前記希薄混合気室と前記第二濃混合気室
    とを連通させる連通手段と、前記第二濃混合気室に設け
    た混合促進手段とを備えた燃焼装置。
  2. 【請求項2】 混合促進手段は、第二濃バーナ形成板を
    内向に突出させて第一濃バーナ形成板と密着させること
    により形成した請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 希薄炎口と希薄混合気室を形成する希薄
    バーナ形成板と、前記希薄バーナ形成板に接合して第一
    濃炎口と第一濃混合気室を形成する第一濃バーナ形成板
    と、前記第一濃バーナ形成板に接合して第二濃炎口と第
    二濃混合気室を形成する第二濃バーナ形成板と、前記第
    一濃混合気室および前記第二濃混合気室に連通する共通
    濃混合気室と、前記希薄混合気室と前記第二濃混合気室
    とを連通させる連通手段と、第二濃混合気室において前
    記連通手段の直上流に位置する逆流防止手段とを備えた
    燃焼装置。
  4. 【請求項4】 逆流防止手段は、第二濃バーナ形成板を
    内向に突出させて第一濃バーナ形成板と密着させること
    により形成した請求項3記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】 希薄炎口と希薄混合気室を形成する希薄
    バーナ形成板と、前記希薄バーナ形成板に接合して第一
    濃炎口と第一濃混合気室を形成する第一濃バーナ形成板
    と、前記第一濃バーナ形成板に接合して第二濃炎口と第
    二濃混合気室を形成する第二濃バーナ形成板と、前記第
    一濃混合気室および前記第二濃混合気室に連通する共通
    濃混合気室と、前記希薄混合気室と前記第二濃混合気室
    とを連通させる連通手段と、共通濃混合気室と前記第一
    濃混合気室の間に設けた制限手段とを備えた燃焼装置。
  6. 【請求項6】 制限手段は、第一濃バーナ形成板を内向
    に突出させて希薄バーナ形成板と密着させることにより
    形成した請求項5記載の燃焼装置。
  7. 【請求項7】 希薄炎口と希薄混合気室を形成する希薄
    バーナ形成板と、前記希薄バーナ形成板に接合して第一
    濃炎口と第一濃混合気室を形成する第一濃バーナ形成板
    と、前記第一濃バーナ形成板に接合して第二濃炎口と第
    二濃混合気室を形成する第二濃バーナ形成板と、前記第
    一濃混合気室および前記第二濃混合気室に連通する共通
    濃混合気室と、前記希薄混合気室と前記第二濃混合気室
    とを連通させる連通手段を備え、前記連通手段は、希薄
    バーナ形成板を外向に突出させた外向連通突出部と、前
    記外向連通突出部に設けた連通口と、第一濃バーナ形成
    板を内向に突出させ希薄バーナ形成板と密着させた内向
    連通突出部と、前記内向連通突出部に設け前記外向連通
    突出部が貫通する貫通口とを備えた燃焼装置。
  8. 【請求項8】 希薄バーナ形成板に内包される複数枚の
    炎口分割板を備え、前記炎口分割板は長手方向の断面が
    波型である波型部を有するとともに前記波型部の頂部近
    傍を略円弧形状とし、複数の前記炎口分割板の前記頂部
    が互いに密着するように配置して小分割された希薄炎口
    を形成した請求項1〜8記載の燃焼装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項記載の燃焼
    装置をバーナユニットとして構成し、前記バーナユニッ
    トの外側に突起を設けて前記バーナユニットを複数隣接
    配置し、前記突起を隣に配置されるバーナユニットと密
    着させた燃焼装置。
  10. 【請求項10】 第一濃炎口から噴出する第一濃混合気
    は可燃限界外の過濃混合気とした請求項1〜9のいずれ
    か1項記載の燃焼装置。
  11. 【請求項11】 希薄炎口への燃料供給量を第一、第二
    濃炎口への燃料供給量より多く設定した請求項1〜10
    のいずれか1項記載の燃焼装置。
  12. 【請求項12】 希薄炎口からの混合気の噴出速度を第
    一、第二濃炎口からの混合気の噴出速度より速く設定し
    た請求項1〜11のいずれか1項記載の燃焼装置。
  13. 【請求項13】 希薄炎口の炎口面積を第一、第二濃炎
    口の炎口面積より大きく設定した請求項1〜12のいず
    れか1項記載の燃焼装置。
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