JP2003328102A - 連続溶融亜鉛めっき方法 - Google Patents

連続溶融亜鉛めっき方法

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JP2003328102A
JP2003328102A JP2002139428A JP2002139428A JP2003328102A JP 2003328102 A JP2003328102 A JP 2003328102A JP 2002139428 A JP2002139428 A JP 2002139428A JP 2002139428 A JP2002139428 A JP 2002139428A JP 2003328102 A JP2003328102 A JP 2003328102A
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Masaru Fukushima
賢 福島
Hideyuki Takahashi
秀行 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スナウト内におけるアッシュに起因する品質
欠陥の発生を防止できる連続溶融亜鉛めっき方法を提供
する。 【解決手段】 スナウトを備えた連続溶融亜鉛めっき設
備において、焼鈍処理後の鋼帯を溶融亜鉛浴に連続して
浸漬通板させて溶融亜鉛めっきするに際して、スナウト
内部の少なくとも鋼帯上面側のスナウト壁に対向させて
可動壁を設置し、前記可動壁を移動させて、前記スナウ
ト壁の内面へのアッシュの堆積を防止することを特徴と
する連続溶融亜鉛めっき方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融亜鉛めっき浴
に鋼帯を連続的に浸漬通板させて溶融亜鉛めっきする際
に、スナウト内で生成するアッシュに起因する品質欠陥
を防止する連続溶融亜鉛めっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に鋼帯の連続溶融亜鉛めっき設備に
おいては、表面を洗浄した鋼帯を連続的に焼鈍、所定温
度に冷却後、溶融亜鉛めっき浴(以下、めっき浴ともい
う)に浸漬させて亜鉛めっきを施す。通常、この焼鈍冷
却工程は還元雰囲気になっており、鋼帯がめっき浴に浸
漬されるまでの間、還元雰囲気を常時確保できるよう
に、焼鈍冷却を行なう炉設備とめっき槽の間にスナウト
と呼ばれる矩形断面の装置があり、大気を遮断する役目
を果している。
【0003】また、めっき槽内にはシンクロールが設置
されており、鋼帯はシンクロールで走行方向を転換し
て、鉛直方向に上昇する。めっき浴から引き出された鋼
帯はガスワイピングノズルで所定のめっき厚みに調整さ
れた後に、冷却されて後工程に通板される。
【0004】上記設備におけるスナウト内は還元雰囲気
であるために、スナウト内のめっき浴面には酸化膜が形
成されにくく、薄い酸化膜が形成されているだけであ
る。スナウト内のめっき浴面では酸化膜が強固でないた
め、鋼帯がめっき浴に進入する際、振動等の理由によ
り、溶融亜鉛が浴面に露出する場合がある。この場合、
液相である溶融亜鉛は、加熱されている溶融亜鉛の飽和
蒸気圧まで、還元雰囲気ガス中に蒸発する。
【0005】蒸発した溶融亜鉛の蒸気は、還元雰囲気ガ
ス中に微少量存在する酸素と反応して酸化物を形成し、
炉内の冷却炉部分やスナウト内壁に付着する。また、酸
化物にならなくても、蒸発した溶融亜鉛の蒸気圧がその
場所の飽和蒸気圧以上になった場合、蒸発した溶融亜鉛
は、蒸気の状態で存在できないために、液相あるいは固
相の亜鉛に相変化する。炉内の冷却炉部分やスナウト内
では、蒸発した溶融亜鉛の蒸気圧における飽和温度以下
の温度である場合、その温度以下になった部位で、亜鉛
蒸気が粉末状の亜鉛になって付着しやすい。
【0006】前記酸化物と粉末状の亜鉛等の混合物はア
ッシュと呼ばれ、アッシュは炉内やスナウト内壁に付着
する。操業中、付着・堆積したアッシュが清浄化された
鋼帯上に落下して付着すると、めっきが不均一になった
り、めっきされない状態になったりすることで品質欠陥
が発生する。アッシュはめっき浴に再溶解しないので、
浴面上に落下したアッシュは浴面を浮遊する。このアッ
シュが通板される鋼帯に巻き込まれて付着すると前記の
ような品質欠陥が発生する。
【0007】溶融亜鉛めっきする際に、アッシュに起因
する品質欠陥の発生を防止する方法が従来から多数提案
されている。たとえば、特開平7−62512号公報で
は、スナウト浴面にセラミックボールを浮遊させて亜鉛
蒸気を低減させる方法が開示されている。また、特開平
8−302453号公報では亜鉛蒸気を含むスナウト内
のガスをブロアで吸引して系外に排出する方法が開示さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−6
2512号公報で提案される方法は、セラミックボール
を浴内に混入することによる欠陥発生等種々の問題が懸
念される。また、特開平8−302453号公報で提案
される方法は、亜鉛蒸気を含むガスを系外に排出するこ
とで、スナウト内の亜鉛蒸気圧が小さくなり、浴面から
の亜鉛の蒸発量が増加する。そのため、スナウト内の亜
鉛蒸気を完全に排除するのは困難で、結果的にスナウト
内壁へのアッシュ生成は避けがたい。
【0009】本発明はかかる事情を鑑みてなされたもの
であり、スナウト内におけるアッシュに起因する品質欠
陥の発生を防止できる連続溶融亜鉛めっき方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の手段は以下のとおりである。 (1)スナウトを備えた連続溶融亜鉛めっき設備におい
て、焼鈍処理後の鋼帯を溶融亜鉛浴に連続して浸漬通板
させて溶融亜鉛めっきするに際して、スナウト内部の少
なくとも鋼帯上面側のスナウト壁に対向させて可動壁を
設置し、前記可動壁を移動させて、前記スナウト壁の内
面へのアッシュの堆積を防止することを特徴とする連続
溶融亜鉛めっき方法(第1発明)。
【0011】(2)前記(1)において、前記可動壁を
鋼帯通板方向へ移動させ、前記可動壁移動による随伴流
によって前記可動壁と前記スナウト壁の間の雰囲気ガス
を強制流動させることを特徴とする連続溶融亜鉛めっき
方法(第2発明)。
【0012】(3)前記(1)において、前記可動壁を
鋼帯通板方向とは逆方向へ移動させ、前記可動壁移動に
よる随伴流によって前記可動壁と前記スナウト壁の間の
雰囲気ガスを強制流動させることを特徴とする連続溶融
亜鉛めっき方法(第3発明)。
【0013】(4)前記可動壁の上端又はその近傍のス
ナウト部分に開口部を設けて、前記開口部からスナウト
内のガスをスナウト外に排出することを特徴とする請求
項2に記載の連続溶融亜鉛めっき方法(第4発明)。
【0014】(5)前記可動壁の下端又はその近傍のス
ナウト側壁部分に開口部を設けて、前記開口部からスナ
ウト内のガスをスナウト外に排出することを特徴とする
請求項3に記載の連続溶融亜鉛めっき方法(第5発
明)。
【0015】(6)スナウト外に排出されたガスからア
ッシュを除去して清浄化し、清浄化されたガスを、前記
可動壁下端又はその近傍のスナウト部分に設けた導入口
からスナウト内に導入することを特徴とする前記(4)
に記載の連続溶融亜鉛めっき方法(第6発明)。
【0016】(7)スナウト外に排出されたガスからア
ッシュを除去して清浄化し、清浄化されたガスを、前記
可動壁上端又はその近傍のスナウト部分に設けた導入口
からスナウト内に導入することを特徴とする前記(5)
に記載の連続溶融亜鉛めっき方法(第7発明)。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明者等は、スナウト内に生成
するアッシュに起因する品質欠陥を防止すべく、種々の
調査、検討を行った。その結果、アッシュは、スナウト
下部の内壁部分、特に浴面近傍のスナウト内壁部分に局
部的に偏在して付着・堆積しており、この部分から大き
なアッシュが剥離し、これが鋼帯表面に直接落下するこ
とで、アッシュに起因する品質欠陥が特に顕著に発生す
ることが明らかになった。また、鋼帯表面に直接落下し
なくても、前記で落下したアッシュが浴面を浮遊し、こ
れが通板される鋼帯に付着して巻き込まれることでアッ
シュに起因する品質欠陥が発生することも明らかになっ
た。
【0018】そして、アッシュが、スナウト内壁部分、
特に浴面近傍のスナウト内壁部分に局部的に付着・堆積
することを防止することで、アッシュに起因する品質欠
陥の発生を効果的に防止できること、そのためには、ス
ナウト内の鋼帯面側のスナウト壁に対向して可動壁を設
置し、この可動壁を移動させることが有効であり、また
前記可動壁移動の随伴流で前記可動壁と前記スナウト壁
の間の雰囲気ガスを強制流動させることがさらに有効で
あることを見出した。本発明はこの知見に基づくもので
ある。
【0019】第1発明では、スナウトを備えた連続溶融
亜鉛めっき設備において、焼鈍処理後の鋼帯を溶融亜鉛
浴に連続して浸漬通板させて溶融亜鉛めっきするに際し
て、スナウト内部の鋼帯面に対向する側のスナウト壁に
対向して可動壁を設置し、前記可動壁を移動させる。可
動壁の下端部は、浴面上の浴面近傍に位置するように設
置される。
【0020】可動壁は、所定方向に所定距離往復動させ
るようにしてもよいが、アッシュがスナウト下部の内壁
部分で局部的に付着・堆積するのを防止する観点から、
可動壁をエンドレスベルトで構成し、該エンドレスベル
トを鋼帯通板方向又は鋼帯通板方向と逆方向に走行させ
ることが好ましい。稼動壁移動の随伴流によって、エン
ドレスベルトとスナウト壁の間の雰囲気ガスが強制流動
されることで、めっき浴面近傍のスナウト内壁部分にお
ける局所的なアッシュの付着・堆積が抑制されるように
なる。
【0021】アッシュが鋼帯表面に直接落下すると特に
品質影響が大きいので、鋼帯表面にアッシュが直接落下
するのを防止することが重要である。可動壁は鋼帯の上
下両面に対向する側のスナウト壁に対向して設置しても
よいが、前記観点から、可動壁は少なくとも鋼帯上面側
のスナウト壁に対向させて設置することが必要である。
【0022】第2発明では、可動壁とスナウト壁の間の
領域では、可動壁の随伴流は下降流である。この領域で
は、めっき浴面から蒸発した亜鉛蒸気は浴面に封じ込め
られるため、ここへ亜鉛蒸気が直接流入することが防止
され、また可動壁とスナウト壁の間の領域の雰囲気ガス
は、可動壁の随伴流で強制流動させられる。その結果、
前記スナウト壁部分では、浴面近傍部分も含めてアッシ
ュが局部的に付着することが抑制される。
【0023】第3発明では、スナウト壁と可動壁の間の
領域では、雰囲気ガスの流れは上昇流になり、鋼帯と可
動壁の間の領域では、雰囲気ガスの流れは下降流とな
る。この流れによってスナウト壁の浴面近傍部分は攪拌
され、めっき浴面から蒸発した亜鉛蒸気は、この流れに
よって可動壁とスナウト壁の間の領域を上方に流れる。
該領域は可動壁の随伴流で強制流動させられているの
で、アッシュがスナウト壁に局部的に付着することが抑
制される。
【0024】第1〜第3発明では、スナウト下部のスナ
ウト内壁部分にアッシュが局部的に付着・堆積すること
が抑制され、従って該部分から大きなアッシュが剥離す
ることがなくなるので、アッシュに起因する品質欠陥の
発生が防止される。
【0025】本発明者らは、可動壁をエンドレスベルト
で構成し、その回転方向、回転速度を種々変えて、スナ
ウト壁へのアッシュ付着の発生状況を調査した。その結
果、通常の連続溶融亜鉛めっき設備においては、エンド
レスベルトの回転方向がいずれの方向であっても、可動
壁の移動速度(エンドレスベルトの回転速度)が0m/
s超0.5m/s未満の範囲内では、鋼帯と可動壁の間
の雰囲気ガスの強制流動が不充分のためアッシュが生成
されたが、めっき浴付近のスナウト部分には局所的なア
ッシュの付着がないことが確認された。また速度が0.
5m/s以上では強制流動が生じ、速度を増すにつれス
ナウト壁面へのアッシュ付着が平均化されることが確認
された。また、可動壁の移動速度は鋼帯通板速度以上と
することが望ましいことがわかった。従って、可動壁の
移動速度は0.5m/s以上とすることが好ましく、鋼
帯通板速度以上とすることがさらに好ましい。
【0026】アッシュに起因する品質欠陥の発生を防止
する観点からは、スナウト内で生成されるアッシュ量が
少ないことがより好ましい。第4発明及び第5発明で
は、スナウト内のガスをスナウト外に排出することで、
該ガス中に含まれる亜鉛蒸気や酸化亜鉛や亜鉛粉などが
一緒に排出される。アッシュ生成をもたらす亜鉛蒸気、
酸化物、亜鉛粉などが系外に排出されることで、スナウ
ト内で生成されるアッシュ量が低減される。その結果、
スナウト内が清浄化され、アッシュに起因する品質欠陥
の発生を防止する効果がより優れる。
【0027】第6発明及び第7発明では、スナウト外に
排出されたガスからアッシュを除去して清浄化し、清浄
化されたガスがスナウト内に導入される。このようにす
ることで、スナウト内で生成されるアッシュ量が低減さ
れ、スナウト内が清浄化されることで、アッシュに起因
する品質欠陥の発生を防止する効果がより優れる。また
アッシュが大気中に放散されることもなくなる。
【0028】本発明者等の実験によれば、通常の連続溶
融亜鉛めっき設備においては、第4発明〜第7発明にお
いて、スナウト外に排出されるガス量は、スナウト部分
における流速換算(流量/スナウト断面積)で0.4m
/s以上となる流量にすることが好ましい。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳しく説明する。図1は、可動壁を備える連
続溶融亜鉛めっき設備の要部構成を示す概略図である。
図1において、Sは鋼帯、1は焼鈍炉、2はスナウト、
3はめっき槽、3aはめっき浴(溶融亜鉛浴)、4はシ
ンクロール、5はコレクティングロール、6はスタビラ
イジングロール、7はガスワイピングノズル、8はタッ
チロールである。
【0030】図1の設備には、さらにスナウト2内部の
鋼帯S上面側及び鋼帯S下面側の各々に、エンドレスベ
ルト9と該エンドレスベルト9を回転駆動する上ロール
10と下ロール11が設置されている。エンドレスベル
ト9は可動壁を構成し、スナウト内壁及び鋼帯面に略平
行に配置されている。鋼帯S上面側に設置されたエンド
レスベルト9の鋼帯S上面側のスナウト壁2tに対向す
る側の部分は、該スナウト壁2tに近接して配置され、
鋼帯S下面側に設置されたエンドレスベルト9のスナウ
ト壁2bに対向する側の部分は、該スナウト壁2bに近
接して配置されている。エンドレスベルト9の下端部
は、めっき浴面近傍のめっき浴に接しない位置に設置さ
れ、その回転方向は正逆回転自在に構成されている。エ
ンドレスベルト9とスナウト壁2a、2bの間隔は、両
者が接触することを防止する観点から50mm程度又はそれ
以上とすることが好ましい。
【0031】図1の設備を用いて常法により焼鈍炉1で
焼鈍処理した鋼帯Sをスナウト2を経てめっき浴3aに
連続的に浸漬通板し、めっき浴3aから引き上げ、ガス
ワイピングノズル7でめっき付着量の調整を行う。
【0032】その際、エンドレスベルト9を駆動装置
(図示なし)で回転駆動する(すなわち、可動壁を移動す
る)ことで、エンドレスベルト9自体にアッシュが付着
・堆積することはない。該ベルト9がスナウト2のスナ
ウト壁2a又は2b部分の近接位置を移動するので、ス
ナウト2のスナウト壁2a又は2b部分の浴面近傍部分
で局所的にアッシュが・堆積することが機械的に抑制さ
れる。その結果、浴面近傍のスナウト内壁に局部的に付
着したアッシュに起因して発生する品質欠陥は防止され
る。
【0033】図2は、図1に示した設備で、エンドレス
ベルト9のスナウト壁2t、2b側の部分の移動方向が
鋼帯Sの通板方向と同じ方向になるように(すなわち、
エンドレスベルト9の鋼帯S側の部分の移動方向が鋼帯
通板方向と逆方向になるように)エンドレスベルト9を
回転駆動した場合のスナウト2内のガス流れを説明する
図である。図中、点線矢印はベルトの回転方向、実線矢
印は、鋼帯Sの走行方向、及び鋼帯Sとエンドレスベル
ト9間の領域における炉内ガス(雰囲気ガス)の流れ方
向を示す。なお、本明細書では、図2に示されるよう
に、エンドレスベルト9の鋼帯S側の部分が鋼帯通板方
向と逆方向に移動する場合、外回りという。
【0034】鋼帯Sがスナウト8内を通板されると、鋼
帯Sとエンドレスベルト9間の領域では、雰囲気ガスは
鋼帯Sに付随して浴面方向に移動する下降流となり、浴
面に衝突したら反転し、外回りに回転しているエンドレ
スベルト9に付随して上方へ移動する上昇流となる。エ
ンドレスベルト9とスナウト壁の間の領域では、めっき
浴面から蒸発した亜鉛蒸気は浴面に封じ込められるた
め、前記領域に亜鉛蒸気が直接流入することがない。
【0035】めっき浴3aから蒸発した亜鉛蒸気は、前
記上昇流によってエンドレスベルト9の上方に移動す
る。前記でエンドレスベルト9の上方に移動した亜鉛蒸
気は、移動の過程で、または移動後に、酸化亜鉛あるい
は固相亜鉛(亜鉛粉)となり、または亜鉛蒸気のままで
存在する。これらは、前記の雰囲気ガスの流れによって
鋼帯Sとエンドレスベルト9の間の領域から下方に流れ
る(一部はさらにスナウトの上流側(鋼帯通板方向と逆
方向)に流れる。)。エンドレスベルト9とスナウト壁
の間の領域では、移動するエンドレスベルト9によって
雰囲気ガスが強制流動されることで、酸化亜鉛や固相亜
鉛などからなるアッシュはスナウト壁面に平均的に付着
し、アッシュが浴面近傍のスナウト内壁面に局部的に付
着・堆積することが防止される。
【0036】雰囲気ガスを強制流動させてスナウト壁面
へのアッシュ付着を防止する効果を高める観点から、エ
ンドレスベルトの回転速度は0.5m/s以上とするこ
とが好ましく、鋼帯通板速度以上とすることがさらに好
ましい。
【0037】上記では、スナウト内におけるアッシュの
生成量自体は低減されない。アッシュに起因する品質欠
陥の発生を防止する観点からは、スナウト内のアッシュ
の生成量自体が低減されることが望ましい。スナウト部
分に開口部を設けて、該開口部から、亜鉛蒸気や酸化亜
鉛及び亜鉛粉などのアッシュを含む炉内ガスをスナウト
外に排出することで、スナウト内のアッシュの生成量を
低減できる。
【0038】図3は、スナウト部分にスナウト内のガス
をスナウト外に排出する開口部21を設けた装置の例で
ある。開口部21はエンドレスベルト9の上端近傍の鋼
帯端部方向のスナウトの両側壁に設けられ、さらに該開
口部21には、略鉛直に立設された配管部分22aを有
する配管22が接続されている。24は弁である。開口
部21を前記の位置に設けらることで、亜鉛蒸気、酸化
亜鉛、亜鉛粉等を含むスナウト内のガスは効果的に系外
(スナウト外)に排出される。
【0039】図1の設備では、焼鈍炉1〜スナウト2間
の内圧はプラス圧に保持されている。従って、図3に示
す装置において、炉内圧と大気圧の差及び配管22のド
ラフト作用(所謂煙突効果)によって、開口部21から
排出された亜鉛蒸気、酸化亜鉛及び亜鉛粉を含む炉内ガ
スが大気中に放散され、また大気(酸素)がスナウト2
内に流入することが防止される。図3の装置によれば、
簡易な装置でありながら、効果的にスナウト2内の亜鉛
蒸気や酸化亜鉛及び亜鉛粉などのアッシュがスナウト2
外に排出されるので、スナウト2内におけるアッシュの
生成量自体が低減されてスナウト内が清浄化される。
【0040】開口部21は図3に示される位置が好適で
あるが、この位置に限定されない。開口部は、例えば、
スナウト2の鋼帯面に対向する側の部分に設けてもよ
い。この場合、開口部21はエンドレスベルト9の上端
より上のスナウト部分に設けることが好ましい。開口部
形状は円形や矩形であってもよいし、スリット状であっ
てもよい。
【0041】図3の装置では、開口部21から排出され
たガスを大気中に放散したが、図4に示すような装置を
用いて、スナウト外に排出されたガスから、亜鉛蒸気、
酸化物、亜鉛粉などを除去してガスを清浄化し、清浄化
されたガスをスナウト内に導入することで、アッシュが
大気中に放散されることを防止してもよい。
【0042】図4において、31はガス排出口、32は
フィルターを備えたクリーナー(清浄機)、33はファ
ン、34はガス導入口、35は配管である。ガス排出口
31は、エンドレスベルト9上端近傍(上ロール10近
傍)のスナウト2の鋼帯幅方向の両側壁部分に設けられ
ている。ガス導入口34は、エンドレスベルト9下端近
傍(下ロール11近傍)のスナウト2の鋼帯幅方向の両
側壁部分に設けられている。
【0043】ファン33で、亜鉛蒸気、酸化物、固相亜
鉛などを含む炉内ガスをガス排出口31から吸引し、ク
リーナー32を通過させてガス中に含まれる亜鉛蒸気、
固相亜鉛、酸化物などがアッシュとして取り除かれて清
浄化される。清浄化されたガスは、ガス導入口34から
スナウト2内に導入される。これによってスナウト2内
におけるアッシュの生成量が低減されてスナウト内が清
浄化される。またアッシュは大気中に放散されない。
【0044】ガス排出口31やガス導入口34の設置場
所が図4に示される位置に限定されない。ガス排出口3
1の設置場所や形状については、図3で説明した開口部
21と同様にすることができる。ガス導入口34は、ス
ナウト2の鋼帯面に対向する側の部分に設けてもよい。
形状は円形や矩形であってもよいし、スリット状であっ
てもよい。
【0045】以上、エンドレスベルト9を外回りに回転
した場合について、図2〜図4を参照して説明した。次
にエンドレスベルト9を前記とは逆方向に回転した場合
について説明する。
【0046】図5は、図1に示した設備において、エン
ドレスベルト9のスナウト壁2t、2b側の部分が鋼帯
Sの通板方向と逆方向に移動(すなわち、すなわち、エ
ンドレスベルト9の鋼帯S側の部分が鋼帯通板方向と同
じ方向に移動)するようにエンドレスベルト9を回転駆
動した場合のスナウト2内のガス流れを説明する図であ
る。図5中、点線矢印はエンドレスベルト9の回転方
向、実線矢印は、鋼帯Sの走行方向、及び鋼帯Sとエン
ドレスベルト9間の領域における炉内ガス(雰囲気ガ
ス)の流れ方向を示す。なお、本明細書では、図5に示
されるように、エンドレスベルト9の鋼帯S側の部分が
鋼帯通板方向と同一方向に移動する場合、内回りとい
う。
【0047】鋼帯Sがスナウト8内を通板されると、鋼
帯Sとエンドレスベルト9間の領域では、雰囲気ガスは
鋼帯S及び内回りに回転しているエンドレスベルト9に
付随して浴面方向に移動する。
【0048】スナウト壁面2t、2bとエンドレスベル
ト9間の領域では、亜鉛蒸気を含むガスがエンドレスベ
ルト9に付随して上昇する。エンドレスベルト9が回転
していることで、スナウト壁面2t、2bとエンドレス
ベルト9間の領域では、雰囲気ガスが強制流動されるた
め、酸化亜鉛や亜鉛粉はスナウト壁面に平均的に付着
し、スナウト内壁面に局部的に付着・堆積することが防
止される。
【0049】アッシュに起因する品質欠陥の発生を防止
する観点から、スナウト内でのアッシュの生成量自体を
低減できることが望ましいが、この場合は、エンドレス
ベルト9の下端またはその近傍(下ロール11近傍)の
スナウト部分に開口部を設けて、該開口部から亜鉛蒸
気、酸化亜鉛、亜鉛粉を含む炉内ガスをスナウト外に排
出することで、スナウト内のアッシュの生成量が低減さ
れてスナウト内が清浄化される。
【0050】図6は、エンドレスベルト9の下端近傍の
スナウト部分に開口部21aを設けた装置の例である。
図6の装置では、開口部21aはスナウト2の鋼帯端部
側の両側壁部分に設けられ、さらに該開口部21aに
は、図3の装置の場合と同様に、鉛直方向に立設された
配管部分23aを有する配管23が接続されている。2
4は弁である。
【0051】図6に示す装置においても、図3の装置の
場合と同様、炉内圧と大気圧の差及び配管23のドラフ
ト作用(煙突効果)によって、開口部21aから亜鉛蒸
気、酸化亜鉛及び固相亜鉛を含むスナウト内のガスが大
気中に放散され、また大気がスナウト内に流入すること
が防止される。これによって、スナウト2内におけるア
ッシュの生成量自体が低減されてスナウト内が清浄化さ
れる。
【0052】開口部21aの位置は図6の装置に示され
た位置に限定されない。開口部21aは、例えば、スナ
ウト2の鋼帯面に対向する側に設けてもよい。開口部2
1aの形状は円形や矩形であってもよいし、スリット状
であってもよい。
【0053】また、図7に示すような装置を用いて、ス
ナウト2外に排出されたガスから亜鉛蒸気、酸化亜鉛及
び亜鉛粉などのアッシュを除去して清浄化し、清浄化さ
れたガスをスナウト2内に戻してもよい。
【0054】図7において、31aはガス排出口、32
はクリーナー、33はファン、34aはガス導入口、3
6は配管である。ガス排出口31は、エンドレスベルト
9下端近傍(下ロール11近傍)のスナウト2の鋼帯幅
方向の両側壁部分に設けられている。これによって、亜
鉛蒸気。酸化亜鉛、亜鉛粉などを含むガスが効果的に系
外に排出される。ガス導入口34は、エンドレスベルト
9上端近傍(上ロール10近傍)のスナウト2の鋼帯幅
方向の両側壁部分に設けられている。
【0055】ファン33で、亜鉛蒸気、酸化亜鉛及び固
相亜鉛を含む炉内ガスは、ガス排出口31から吸引さ
れ、クリーナー32を通過させてガス中に含まれる亜鉛
蒸気、亜鉛粉、酸化物などがアッシュとして取り除かれ
て清浄化される。清浄化されたガスは、ガス導入口34
からスナウト2内に導入される。これによってスナウト
2内におけるアッシュの生成量が低減されてスナウト内
が清浄化される。またアッシュは大気中に放散されな
い。
【0056】ガス排出口31a、ガス導入口34aの設
置場所は図7に示される位置に限定されない。ガス排出
口31aの設置場所や形状については、図6で説明した
開口部21aと同様にすることができる。ガス導入口3
4aの設置場所は、スナウト2の鋼帯面に対向する側の
部分に設けてもよい。また、その形状は円形や矩形であ
ってもよいし、スリット状であってもよい。
【0057】なお、図3、図6の装置において、スナウ
ト外に排出するガス流量は、開口部や配管寸法、弁開度
等により調整可能である。また、図4、図7の装置にお
いて、スナウトとクリーナー間を循環する雰囲気ガスの
流量、流速は、ファンの回転数やガス排出口およびガス
導入口の寸法により調整可能である。
【0058】また、前記で説明した装置では、可動壁は
鋼帯の両面に対向するスナウト壁の各々に対向して設置
されていたが、必要に応じて可動壁面は鋼帯上面に対向
する側にだけ設けてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スナウ
ト内に可動式壁面を設置して移動させることで、アッシ
ュがスナウト内壁面に局所的に付着することが防止され
るので、アッシュに起因する品質欠陥を防止できる。
【0060】また、第4発明〜第7発明では、スナウト
内で生成されるアッシュが低減されてスナウト内が清浄
化されることで、前記効果がより優れる。
【0061】第5発明及び第7発明では、さらにアッシ
ュが大気中に放散されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に参照した可動壁を
備える連続溶融亜鉛めっき設備の要部構成を示す概略図
である。
【図2】図1の設備で、エンドレスベルトのスナウト壁
側の部分が鋼帯の通板方向と同じ方向(外回り)になる
ようにエンドレスベルトを回転駆動した場合のスナウト
内のガス流れを説明する図である。
【図3】エンドレスベルトが図2に示されるように回転
するときに、スナウト部分にスナウト内のガスを排出す
る開口部を設けた装置の構成例を示す概略図である。
【図4】可動式壁面を外回りに作動させた際のナウトか
ら排出されたガスを清浄化し、清浄化したガスをスナウ
ト内に導入する装置の要部構成を示す概略図である。
【図5】図1の設備で、エンドレスベルトのスナウト壁
側の部分が鋼帯の通板方向と逆方向(内回り)になるよ
うにエンドレスベルトを回転駆動した場合のスナウト内
のガス流れを説明する図である。
【図6】エンドレスベルトが図5に示されるように回転
するときに、エンドレスベルトの上端近傍のスナウト部
分に開口部を設けた装置の構成例を示す概略図である。
【図7】可動式壁面を内回りに作動させた際のスナウト
から排出されたガスを清浄化し、清浄化したガスをスナ
ウト内に導入する装置の要部構成を示す概略図である。
【符号の説明】 S 鋼帯 1 焼鈍炉 2 スナウト 3 めっき槽 3a めっき浴(溶融亜鉛浴) 4 シンクロール 5 コレクティングロール 6 スタビライジングロール 7 ガスワイピングノズル 8 タッチロール 9 エンドレスベルト(可動壁) 10 上ロール 11 下ロール 21、21a 開口部 22、22a、23、23a 配管 24 弁 31、31a 排出口(ガス排出口) 32 クリーナー(清浄機) 33 ファン 34、34a 導入口(ガス導入口) 35、36 配管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スナウトを備えた連続溶融亜鉛めっき設
    備において、焼鈍処理後の鋼帯を溶融亜鉛浴に連続して
    浸漬通板させて溶融亜鉛めっきするに際して、スナウト
    内部の少なくとも鋼帯上面側のスナウト壁に対向させて
    可動壁を設置し、前記可動壁を移動させて、前記スナウ
    ト壁の内面へのアッシュの堆積を防止することを特徴と
    する連続溶融亜鉛めっき方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記可動壁を鋼帯通
    板方向へ移動させ、前記可動壁移動による随伴流によっ
    て前記可動壁と前記スナウト壁の間の雰囲気ガスを強制
    流動させることを特徴とする連続溶融亜鉛めっき方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記可動壁を鋼帯通
    板方向とは逆方向へ移動させ、前記可動壁移動による随
    伴流によって前記可動壁と前記スナウト壁の間の雰囲気
    ガスを強制流動させることを特徴とする連続溶融亜鉛め
    っき方法。
  4. 【請求項4】 前記可動壁の上端又はその近傍のスナウ
    ト部分に開口部を設けて、前記開口部からスナウト内の
    ガスをスナウト外に排出することを特徴とする請求項2
    に記載の連続溶融亜鉛めっき方法。
  5. 【請求項5】 前記可動壁の下端又はその近傍のスナウ
    ト側壁部分に開口部を設けて、前記開口部からスナウト
    内のガスをスナウト外に排出することを特徴とする請求
    項3に記載の連続溶融亜鉛めっき方法。
  6. 【請求項6】 スナウト外に排出されたガスからアッシ
    ュを除去して清浄化し、清浄化されたガスを、前記可動
    壁下端又はその近傍のスナウト部分に設けた導入口から
    スナウト内に導入することを特徴とする請求項4に記載
    の連続溶融亜鉛めっき方法。
  7. 【請求項7】 スナウト外に排出されたガスからアッシ
    ュを除去して清浄化し、清浄化されたガスを、前記可動
    壁上端又はその近傍のスナウト部分に設けた導入口から
    スナウト内に導入することを特徴とする請求項5に記載
    の連続溶融亜鉛めっき方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191745A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Nippon Steel Corp 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造装置ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
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WO2023073858A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 Primetals Technologies Japan株式会社 スナウト用の金属ヒューム低減装置、スナウト装置及びめっき設備

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