JP2003327631A - 感光性ポリマーおよびこれを含むレジスト組成物 - Google Patents

感光性ポリマーおよびこれを含むレジスト組成物

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賢 友 金
Sang-Gyun Woo
相 均 禹
Myoung-Ho Jung
明 浩 鄭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親水性ユニット及び疎水性ユニットが均一に
分布している感光性ポリマー及びこれを含むレジスト組
成物を提供する。 【解決手段】 下記式: 【化1】 式中、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子また
はメチル基であり、R3は酸により分解できるC4〜C20
の炭化水素基であり、R4は親水性基であり、a、b、
c、d及びeは各繰り返し単位の重合度を表わしa/
(a+b+c+d+e)=0.01〜0.6,b/(a
+b+c+d+e)=0.05〜0.7,c/(a+b
+c+d+e)=0.01〜0.6,d/(a+b+c
+d+e)=0.1〜0.5、e/(a+b+c+d+
e)=0.01〜0.5である、で表わされる構造を含
む感光性ポリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性ポリマー及
び化学増幅型レジスト組成物に係り、特に親水性ユニッ
ト及び疎水性ユニットが均一に分布している感光性ポリ
マー及びこれを含むレジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程が複雑になり、半導体素
子の集積度が増加するにつれて微細なパターン形成が要
求される。さらに、半導体素子の記憶容量が1ギガビッ
ト級以上の素子においては、デザインルール0.2μm
以下のパターンサイズが要求されるが、既存のKrFエ
キシマレーザー(248nm)を利用したレジスト材料
を使用するのに限界がある。したがって、新しいエネル
ギー露光源であるArFエキシマレーザー(193n
m)を利用したリソグラフィー技術が登場した。
【0003】しかしながら、このようなArFエキシマ
レーザーを利用したリソグラフィーに使われるレジスト
材料は、既存のレジスト材料に比べて、商用化するには
多くの問題点がある。最も代表的な問題点としては、ポ
リマーの透過度及び乾式エッチングに対する耐性をあげ
ることができる。
【0004】アクリル系またはメタクリル系ポリマー
が、現在、ArFエキシマレーザーを利用したリソグラ
フィー技術にレジスト材料として一般的に使われてい
る。その中で、IBM社のターポリマーシステムである
ポリ(メチルメタクリレート−tert−ブチルメタク
リレート−メタクリル酸)が代表的である。しかしなが
ら、このようなポリマーは、幾つかの深刻な問題があ
り、特に乾式エッチングに対する耐性が非常に悪いとい
う問題がある。
【0005】したがって、乾式エッチングに対する耐性
を高めるために、乾式エッチングに強い耐性を有する脂
環式化合物、例えばイソボルニル基、アダマンチル基、
トリシクロデカニル基を有する脂環式化合物などを、ポ
リマーのバックボーンに導入する方法を使用している。
しかしながら、ポリマー内で脂環式化合物が占める割当
量が小さいために依然として乾式エッチングに対する耐
性が弱い。また、脂環式化合物は疎水性が強くて現像液
との親和力が落ちるという短所がある。このため、前記
のようなターポリマー構造に脂環式化合物を含ませる
と、これより得られるレジスト膜の下部膜質に対する接
着特性が悪くなる場合がある。
【0006】前記問題点を改善するために、ポリマーの
バックボーンにカルボン酸基を導入した次のような構造
のテトラポリマーが提案された(例えば、非特許文献1
参照)。
【0007】
【化5】
【0008】しかしながら、前記構造のポリマーから得
られたレジスト膜は依然として下部膜質に対する接着特
性が悪く、かつ乾式エッチングに対する耐性が弱くて、
現像液を希釈して現像に使用しなければならないという
短所がある。
【0009】一方、他の従来技術によるポリマーとして
は、下記式のような構造の脂環式保護基を有するメタク
リレートコポリマーが提案された(例えば、非特許文献
2参照)。
【0010】
【化6】
【0011】前記構造のコポリマーは、メタクリレート
バックボーンに、乾式エッチングに対する耐性を高める
ためのアダマンチル基と、接着特性を改善するためのラ
クトン基とが導入されている。その結果、レジストの解
像度及び焦点深度の側面では優秀な結果を示したが、依
然として乾式エッチングに対する耐性が弱くて、前記レ
ジスト膜からラインパターンを形成した時にラインエッ
ジラフネスがひどく観察される。また、前記構造のよう
なポリマーを得るために使われる原料の製造コストが非
常に高いという問題点がある。特に、接着特性改善のた
めに導入されるラクトン基を有するポリマーーの製造コ
ストが高すぎてレジスト用として商用化し難い。このた
め、コストの高いポリマーの代わりになりうる新規なポ
リマーに対する要求がある。
【0012】さらに他の従来技術によるポリマーとして
は、下記式を有するCOMA(cycloolefin-maleic anhy
dride)交互重合体が提案された(例えば、非特許文献3
および特許文献1参照)。
【0013】
【化7】
【0014】前記構造のCOMAシステムのような共重
合体の製造においては、原料の製造コストは低いもの
の、ポリマー製造時の合成収率が顕著に落ちるという問
題がある。また、短波長領域、例えば193nmでのポ
リマーの透過度が非常に低いという短所がある。また、
前記構造で合成されたポリマーは非常に疎水性が強い脂
環式基をバックボーンに有しているので、隣接する材料
膜に対する接着特性が悪い。
【0015】また、これらのポリマーは、バックボーン
の構造的特性のために約200℃以上の高いガラス転移
温度を有する。その結果、ベーキング中に前記構造のポ
リマーから形成されるレジスト膜内に存在する自由体積
を除去するためのアニーリング工程を適用し難く、した
がって周囲環境による影響を多く受けて、例えばレジス
トパターンでT−トッププロファイルが引き起こされる
ことがあり、PED(post-exposure delay)時にもレジ
スト膜の周囲雰囲気に対する安定性が低下して、前記構
造のポリマーよりなるレジスト膜を利用する工程で多く
の問題点が誘発される。
【0016】前記問題を解決するために、本発明者ら
は、アルキルビニールエーテルと無水マレイン酸との共
重合体をレジスト材料として使用することを提案したこ
とがある。アルキルビニールエーテルと無水マレイン酸
との共重合体は製造コストが低廉であり、乾式エッチン
グに対する耐性を十分に確保すると同時に親水性を有し
ているため、下部膜質に対する優秀な接着特性を有する
感光性ポリマーとして作用できることを確認した。
【0017】実際に、100nm以下の線幅が要求され
る微細パターン形成工程では、乾式エッチングに対する
耐性を付与するために導入されるアダマンチル、トリシ
クロデシル、ノルボルニルなどの多重環構造の炭化水素
基を有する疎水性モノマーと、下地膜に対する優秀な接
着特性を付与するために導入される無水マレイン酸、ビ
ニールエーテル基などのように極性基を有する親水性モ
ノマーとを含有する共重合体を含むレジスト組成物を使
用する。しかしながら、このように乾式エッチングに対
する耐性を付与するために導入された疎水性基と、接着
特性を向上させるために導入された親水性基とが混合さ
れたシステムでは、疎水性部分または親水性部分同士で
相分離が起きて均一な重合反応がなされ難く、重合生成
物内でホモポリマー及び不要なブロック共重合体が形成
されやすい。このような重合生成物がレジスト組成物の
原料として使われると、レジスト膜内で現像液に対する
溶解度が不均一になって、結局パターンの架橋欠陥を引
き起こすことがある。また、レジスト材料の疎水性が強
い部分ではレジスト膜が剥離してパターンが崩れる現象
が発生する場合がある。さらに、レジスト膜の親水性が
強い部分では現像液の過剰浸透によって膨潤現象が発生
する場合がある。
【0018】
【特許文献1】米国特許第5,843,624号明細書
【非特許文献1】J. Photopolym. Sci. Technol., 7
(3), 507 (1994)
【非特許文献2】J. Photopolym. Sci. Technol., 9
(3), p509 (1996)
【非特許文献3】J. Photopolym. Sci. Technol., 12
(4), p553 (1999)
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術での問題点を解決するために、微細パターン形
成のためのフォトリソグラフィー工程でレジスト膜の原
料として使われた時、架橋欠陥、剥離現象、膨潤現象な
どの発生を最小化しつつ向上した解像力を提供できるよ
うにポリマー内に疎水性部分及び親水性部分が均一に分
布している構造を有する感光性ポリマーを提供すること
である。
【0020】本発明の他の目的は、短波長領域、例え
ば、193nm、さらにはDUV(deep UV)領域、例え
ば、約248nmの光源を利用するフォトリソグラフィ
ー工程でも優秀なリソグラフィー性能を提供でき、狭い
線幅、例えば、100nm以下での架橋欠陥などの欠陥
の発生を防止できるレジスト組成物を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による感光性ポリマーは、下記式(1)を有
する。
【0022】
【化8】
【0023】式中、R1及びR2は、それぞれ独立して、
水素原子またはメチル基であり、R 3は酸により分解で
きるC4〜C20の炭化水素基であり、R4は親水性基であ
り、a、b、c、d及びeは各繰り返し単位の重合度を
表わし、a/(a+b+c+d+e)=0.01〜0.
6、b/(a+b+c+d+e)=0.05〜0.7、
c/(a+b+c+d+e)=0.01〜0.6、d/
(a+b+c+d+e)=0.1〜0.5、e/(a+
b+c+d+e)=0.01〜0.5である。
【0024】本発明による感光性ポリマーは、3,00
0〜100,000の重量平均分子量を有することが好
ましい。
【0025】望ましくは、R4は、ヒドロキシル基、カ
ルボキシル基、エーテル基、ラクトン基及びハイパーラ
クトン基よりなる群から選択される少なくとも一つの構
造を含む基である。特に望ましくは、R4は、次の構造
式よりなる群から選択される少なくとも一つの構造を有
する。
【0026】
【化9】
【0027】式中、アスタリスク(*)は、ポリマーバ
ックボーンに連結される位置を表す。
【0028】本発明の一実施態様による感光性ポリマー
において、R3は、t−ブチル基またはテトラヒドロピ
ラニル基である。また、R3は、酸により分解できる脂
環式炭化水素基、例えば、2−メチル−2−ノルボルニ
ル基、2−エチル−2−ノルボルニル基、2−メチル−
2−イソボルニル基、2−エチル−2−イソボルニル
基、8−メチル−8−トリシクロ[5.2.1.
2,6]デカニル基、8−エチル−8−トリシクロ
[5.2.1.02,6]デカニル基、2−メチル−2−
アダマンチル基、2−エチル−2−アダマンチル基、2
−メチル−2−フェンキル基または2−エチル−2−フ
ェンキル基であってもよい。
【0029】前記他の目的を達成するために、本発明に
よるレジスト組成物は、上記式(1)の構造を含む感光
性ポリマーと、PAGとを含む。
【0030】前記PAGは、前記感光性ポリマーの全質
量を基準に0.5〜20質量%の量で含まれることが好
ましい。好ましくは、前記PAGは、例えば、トリアリ
ールスルホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、スル
ホン酸塩またはその混合物を含む。
【0031】本発明によるレジスト組成物は、有機塩基
をさらに含んでもよい。この際、前記有機塩基は、前記
PAGの量を基準に、0.5〜50モル%の量で含まれ
ていることが好ましい。
【0032】好ましくは、前記有機塩基としては、第3
級アミン化合物がある。例えば、前記有機塩基として
は、トリエチルアミン、トリイソブチルアミン、トリイ
ソオクチルアミン、トリイソデシルアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−アルキル置換ピ
ロリジノン、N−アルキル置換カプロラクタム、N−ア
リルカプロラクタム、及びN−アルキル置換バレロラク
タム、ならびにそれらの混合物が挙げられる。
【0033】本発明による感光性ポリマーは、親水性ユ
ニットと疎水性ユニットとが交互に連結されるように共
重合されて疎水性部分及び親水性部分が均一に分布して
いる構造を有していてもよい。このような構造を有する
本発明による感光性ポリマーを原料として調製されたレ
ジスト組成物は、共重合体の均一性のために、約100
nm以下の線幅を有する微細パターン形成のためのフォ
トリソグラフィー工程で架橋欠陥、剥離現象、膨潤現象
などが発生する可能性を顕著に減らすことができて、ゆ
えに、このようにして得られたレジスト組成物は、優秀
なリソグラフィーパフォーマンスを示し、今後次世代半
導体素子の製造に非常に有用である。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明による感光性ポリマーは上
記式(1)のような構造を含む。すなわち、上記式
(1)を有する本発明に係る感光性高分子は、好ましく
は、下記式(2)〜(6)のユニットを含む。
【0035】
【化10】
【0036】上記式(2)〜(6)のユニットにおい
て、上記式(2)のユニット及び上記式(5)のユニッ
トは疎水性を表し、上記式(3)のユニット、上記式
(4)のユニット及び上記式(6)のユニットは親水性
を表す。このように、本発明による感光性ポリマーは、
重合時に親水性ユニットと疎水性ユニットとが交互に連
結されるように共重合されて疎水性部分及び親水性部分
が均一に分布している構造である。このような構造を有
する本発明による感光性ポリマーを原料として調製され
たレジスト組成物は、共重合体の均一性のために、微細
パターン形成のためのフォトリソグラフィー工程で、従
来技術によるレジスト組成物を使用した場合に比べて、
架橋欠陥、剥離現象、膨潤現象などが発生する可能性を
顕著に抑制できる。
【0037】本発明によるレジスト組成物に含まれてい
る感光性ポリマーは、上記式(1)に示したように、疎
水性のノルボルネンモノマーユニットと親水性の無水マ
レイン酸モノマーユニットとの交互重合性質を利用し、
また反応性比が互いに類似した親水性の(メタ)アクリ
レートモノマーユニット及び疎水性の(メタ)アクリレ
ートモノマーユニットを同時に使用して製造される共重
合体よりなる。
【0038】上記式(1)において、R1及びR2は、水
素原子またはメチル基を表わす。また、R3は、酸によ
り分解できる炭素原子数4〜20の炭化水素基を表わ
す。このような炭化水素基としては、酸により分解でき
かつ炭素原子数が4〜20のものであれば特に制限され
ないが、例えば、t−ブチル基、テトラヒドロピラニル
基、酸により分解できる炭素原子数4〜20の脂環式炭
化水素基、例えば、2−メチル−2−ノルボルニル基、
2−エチル−2−ノルボルニル基、2−メチル−2−イ
ソボルニル基、2−エチル−2−イソボルニル基、8−
メチル−8−トリシクロ[5.2.1.02,6]デカニ
ル基、8−エチル−8−トリシクロ[5.2.1.0
2,6]デカニル基、2−メチル−2−アダマンチル基、
2−エチル−2−アダマンチル基、2−メチル−2−フ
ェンキル基及び2−エチル−2−フェンキル基がある。
さらに、R4は、親水性基を表わす。このような親水性
基としては、特に制限されないが、例えば、ヒドロキシ
ル基、カルボキシル基、エーテル基、ラクトン基及びハ
イパーラクトン基、ならびにこれらの少なくとも一の基
を有する基などが挙げられる。より具体的には、下記式
で表わされる基が挙げられる。なお、本明細書におい
て、「ラクトン基」とは、ラクトン環の一価の残基を意
味し、具体例としては、下記式のうちの2行目の2及び
3番目の基がある。また、本明細書において、「ハイパ
ーラクトン基」とは、2以上の環を有しかついずれかの
環内にエステルを含む脂環式の基(alicyclic group)を
意味する。具体例としては、下記式のうちの1行目の3
番目及び2行目の1番目の基がある。
【0039】
【化11】
【0040】式中、*は、ポリマーバックボーンに連結
される位置を表す。
【0041】さらに、上記式(1)において、a、b、
c、d及びeは、上記式(2)〜(6)のそれぞれの繰
り返し単位の重合度を表わし、それぞれ、a/(a+b
+c+d+e)=0.01〜0.6、好ましくは0.1
〜0.4、b/(a+b+c+d+e)=0.05〜
0.7、好ましくは0.4〜0.6、c/(a+b+c
+d+e)=0.01〜0.6、好ましくは0.1〜
0.4、d/(a+b+c+d+e)=0.1〜0.
5、好ましくは0.3〜0.5、e/(a+b+c+d
+e)=0.01〜0.5、好ましくは0.3〜0.
5、の関係を満たす。
【0042】本発明の感光性ポリマーの重量平均分子量
は、所望の用途によって変化し、特に制限されないが、
好ましくは3,000〜100,000であり、これ
は、特にレジスト組成物に適用される際に好適である。
【0043】本発明の感光性ポリマーの製造方法は、特
に制限されず、公知の方法を単独であるいは組合わせて
適用でき、特に好ましいポリマーの製造例については、
下記実施例において詳述する。一般的には、本発明によ
る感光性ポリマーを製造するためには、通常のラジカル
重合方法を利用でき、その他の正イオン重合方法または
負イオン重合方法によっても本発明による感光性ポリマ
ーの合成が可能である。
【0044】本発明の他の態様によると、本発明の上記
式(1)の感光性ポリマー及びPAG(photoacid gener
ator)を含むレジスト組成物が提供される。
【0045】本発明のレジスト組成物において、前記感
光性ポリマーの重量平均分子量は、所望の用途によって
変化し、特に制限されないが、好ましくは3,000〜
100,000である。
【0046】本発明において、PAGの配合量は、所望
の用途によって変化し、特に制限されないが、好ましく
は前記感光性ポリマーの質量を基準に0.5〜20質量
%含まれる。望ましくは、前記PAGは、トリアリール
スルホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、スルホン
酸塩またはその混合物よりなる。特に望ましくは、前記
PAGは、トリフェニルスルホニウムトリフレート等の
トリアリールスルホニウムトリフレート、トリフェニル
スルホニウムアンチモネート、ジフェニルヨードニウム
トリフレート等のジアリールヨードニウムトリフレー
ト、ジフェニルヨードニウムアンチモネート、メトキシ
ジフェニルヨードニウムトリフレート、ジ−t−ブチル
ジフェニルヨードニウムトリフレート、2,6−ジニト
ロベンジルスルホン酸塩、ピロガロールトリス(アルキ
ルスルホン酸塩)、N−ヒドロキシスクシンイミドトリ
フレート、スクシンイミジルトリフレート、ノルボルネ
ン−ジカルボキシミド−トリフレート、トリフェニルス
ルホニウムノナフレート等のトリアリールスルホニウム
ノナフレート、ジフェニルヨードニウムノナフレート等
のジアリールヨードニウムノナフレート、メトキシジフ
ェニルヨードニウムノナフレート、ジ−t−ブチルジフ
ェニルヨードニウムノナフレート、N−ヒドロキシスク
シンイミドノナフレート、ノルボルネン−ジカルボキシ
ミド−ノナフレート、トリフェニルスルホニウムパーフ
ルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)、ジフェニル
ヨードニウムPFOS、メトキシジフェニルヨードニウ
ムPFOS、ジ−t−ブチルジフェニルヨードニウムト
リフレート、N−ヒドロキシスクシンイミドPFOS、
ノルボルネン−ジカルボキシミドPFOS、またはこれ
らの混合物よりなる。
【0047】本発明のレジスト組成物は、有機塩基をさ
らに含みうる。前記有機塩基の配合量は、所望の用途に
よって変化し、特に制限されないが、好ましくは前記P
AGの量を基準に0.5〜50モル%含まれる。望まし
くは、前記有機塩基は第3級アミン化合物を含むが、こ
の際、有機塩基は、第3級アミン化合物を一種を単独で
含んでもあるいは2種以上の混合物の形態で含んでもよ
い。さらに望ましくは、前記有機塩基は、トリエチルア
ミン、トリイソブチルアミン、トリイソオクチルアミ
ン、トリイソデシルアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、N−アルキル置換されたピロリジノ
ン、N−アルキル置換されたカプロラクタム、N−アリ
ルカプロラクタム、N−アルキル置換されたバレロラク
タムまたはこれらの混合物である。
【0048】本発明によるレジスト組成物を製造する方
法は、特に制限されず、公知の方法を単独であるいは組
合わせて適用でき、特に好ましい調製例については、下
記実施例において詳述する。本発明のレジスト組成物の
調製方法の一実施態様を以下に説明する。まず上記式
(2)〜(6)で表わされるようなユニットを有する共
重合体及びPAG、及び必要であれば有機塩基を溶剤に
溶解して、レジスト溶液を作る。この際、溶剤として
は、使用される共重合体、PAG及び添加される場合に
は有機塩基を溶解できるようであれば特に制限されず、
使用される共重合体、PAG及び添加される場合には有
機塩基の種類によって適宜選択される。例えば、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGM
EA)、乳酸エチル、シクロヘキサノンなどが挙げられ
る。この時、前記レジスト溶液内の固形分含有量は、特
に制限されないが、好ましくは、溶剤の質量を基準に約
10〜20質量%である。なお、本発明では、必要に応
じて有機塩基が添加されるが、この際の有機塩基の添加
量は、特に制限されないが、PAGの量を基準に約0.
5〜50モル%の量で添加することが好ましい。また、
レジストの全体的な溶解速度を調節するために、本発明
のレジスト組成物は、溶解抑制剤をさらに含んでもよ
く、この際、溶解抑制剤の添加量は、特に制限されず公
知の量が使用できるが、好ましくは、溶解抑制剤は、前
記感光性ポリマーの質量を基準に約5〜25質量%の量
で添加される。
【0049】本発明において、レジスト組成物における
前記PAGの添加量は、特に制限されず、得られるレジ
スト組成物の所望の特性の考慮して適宜選択される。好
ましくは、PAGは、感光性ポリマーの質量を基準に約
0.5〜20質量%の量で添加される。ここで使用可能
なPAGには、上記したように、例えば無機オニウム塩
または有機スルホン酸塩が単独にまたは2種以上が混合
されたものを使用できる。例えば、トリアリールスルホ
ニウムトリフレート、ジアリールヨードニウムトリフレ
ート、トリアリールスルホニウムノナフレート、ジアリ
ールヨードニウムノナフレート、スクシンイミジルトリ
フレート、2,6−ジニトロベンジルスルホン酸塩など
を使用できる。
【0050】フォトリソグラフィー工程を行うために、
まず前記レジスト溶液を、0.2μmメンブレンフィル
ターを利用して、適宜、例えば、約2回ろ過してレジス
ト組成物を得る。
【0051】前記のような方法によって得られたレジス
ト組成物は、従来の公知の方法によりシリコンウェハを
パターニングするのに使用されるが、例えば、パターン
を形成するためには次のような工程が利用できる。
【0052】ベアシリコンウェハまたは上面にシリコン
酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸化窒化膜のよ
うな下部膜質が形成されているシリコンウェーハを準備
し、前記シリコンウェーハをヘキサメチルジシラザン
(HMDS)で処理する。その後、前記下部膜質上に前
記レジスト組成物を約0.2〜0.7μmの厚さにコー
ティングしてレジスト膜を形成する。
【0053】前記レジスト膜が形成された前記シリコン
ウェーハを約90〜150℃の温度範囲で約60〜12
0秒間プリベーキングして溶剤を除去した後、いろいろ
な露光源、例えばKrFまたはArFのようなDUV、
EUV(extreme UV)、Eビーム、またはX線を利用して
露光した後、前記レジスト膜の露光領域で化学反応を起
こすために、約90〜150℃の温度範囲で約60〜1
20秒間PEB(post-exposure baking)を実施する。
【0054】この時、前記レジスト膜の露光部は、2.
38質量%水酸化テトラメチルアンモニウム(TMA
H)溶液を含む現像液に対して非常に大きい溶解度特性
を示す。このため、現像時に、露光部分は溶ける。使わ
れた露光源がArFエキシマレーザーである場合には、
約5〜30mJ/cm2のドーズで普通0.3〜0.1
5μmのラインアンドスペースパターンを形成できる。
【0055】前記の過程で得られたレジストパターンを
マスクとして使用し、特定のエッチングガス、例えばハ
ロゲンガスまたはCxyガスなどのプラズマを使用して
シリコン酸化膜のような前記下部膜質をエッチングす
る。次いで、ウェーハ上に残っているレジストパターン
を、洗浄及びストリッパを使用した湿式工程によって除
去して所望のシリコン酸化膜パターンを形成する。
【0056】本発明に関するより詳細な内容は次の具体
的な合成例及び実施例を通じて説明し、ここに記載され
ていない内容は当業者であれば十分に技術的に類推でき
るものなので説明を省略する。参考に、本発明を説明す
るにおいて使われた試薬は特定試薬を除いてはいずれも
アルドリッチ化学(Aldrich Chemical Co.)から購入した
ものである。市販されていない特定試薬は文献(Proc.S
PIE Vol.4345,p87(2001)またはProc.SPIE Vol.3999,p.1
147(2000))に提示された公知技術を利用して容易に合
成できる。
【0057】
【実施例】以下、本発明の実施例により具体的に説明す
る。
【0058】実施例1:ポリマーの合成 本実施例では、下記ユニットを有するポリマーを合成し
た。
【0059】
【化12】
【0060】
【化13】
【0061】3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.1
g,25mmol)、精製された無水マレイン酸(7.
35g,75mmol)、ノルボルネン(4.7g,5
0mmol)、2−メチル−2−アダマンチルアクリレ
ート(11g,50mmol)、ハイパーラクトン基を
有する上記式(7)のモノマー(11.8g,50mm
ol)、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)(0.33g)を、丸底フラスコに入れて
無水テトラヒドロフラン(THF)約50gに溶かした
後、液体窒素バスでフリーズポンプソウ(freeze-pump t
haw)サイクルを3回行なってガス抜きを実施し、フリー
ズポンプソウサイクルを3回行なった後フラスコを密封
した。その後、得られた生成物を約65℃に維持される
オイルバスで約24時間重合させた。
【0062】重合反応が終わった後、反応産物に適当量
(例えば、約50mL)のテトラヒドロフラン(TH
F)を添加して溶かし、過量のn−ヘキサン(10倍)
に徐々に滴下しながら沈殿させた。沈殿物を再びTHF
(約50mL)に溶かした後、過量のn−ヘキサン:イ
ソプロピルアルコール(混合比 約8:2)の混合溶液
中で2回再沈殿させた。沈殿したポリマーを約50℃に
維持される真空オーブン内で約24時間乾燥させて前記
構造式のようなコポリマーを回収した(収率80%)。
【0063】この時、得られた生成物の重量平均分子量
(Mw)は約7,800であり、多分散度(Mw/M
n)は約1.8であった。
【0064】実施例2:ポリマーの合成 本実施例では、下記ユニットを有するポリマーを合成し
た。
【0065】
【化14】
【0066】
【化15】
【0067】3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.1
g,25mmol)、精製された無水マレイン酸(7.
35g,75mmol)、ノルボルネン(4.7g,5
0mmol)及び2−メチル−2−アダマンチルメタク
リレート(11.7g,50mmol)、ハイパーラク
トン基を有する上記式(8)のモノマー(12.5g,
50mmol)、及びAIBN(0.33g)を、丸底
フラスコに入れて無水THF(約50g)に溶かした
後、液体窒素バスでフリーズポンプソウサイクルを3回
行なってガス抜きを実施し、フリーズポンプソウサイク
ルを3回行なった後フラスコを密封した。その後、得ら
れた生成物を約65℃に維持されるオイルバスで約24
時間重合させた。
【0068】重合反応が終わった後、反応産物に適当量
(例えば、約50mL)のTHFを添加して溶かし、過
量のn−ヘキサン(10倍)に徐々に滴下しながら沈殿
させた。沈殿物を再びTHF(約50mL)に溶かした
後、過量のn−ヘキサン:イソプロピルアルコール(混
合比 約8:2)の混合溶液中で2回再沈殿させた。沈
殿したポリマーを約50℃に維持される真空オーブン内
で約24時間乾燥させて前記構造式のようなコポリマー
を回収した(収率82%)。
【0069】この時、得られた生成物の重量平均分子量
(Mw)は約8,800であり、多分散度(Mw/M
n)は約1.8であった。
【0070】実施例3:ポリマーの合成 本実施例では、下記ユニットを有するポリマーを合成し
た。
【0071】
【化16】
【0072】
【化17】
【0073】3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.1
g,25mmol)、精製された無水マレイン酸(7.
35g,75mmol)、ノルボルネン(4.7g,5
0mmol)、2−メチル−2−アダマンチルメタクリ
レート(11.7g,50mmol)、ハイパーラクト
ン基を有する上記式(9)のモノマー(11.8g,5
0mmol)、及びAIBN(0.33g)を、丸底フ
ラスコに入れて無水THF(約50g)に溶かした後、
液体窒素バスでフリーズポンプソウサイクルを3回行な
ってガス抜きを実施し、フリーズポンプソウサイクルを
3回行なった後フラスコを密封した。その後、得られた
生成物を約65℃に維持されるオイルバスで約24時間
重合させた。
【0074】重合反応が終わった後、反応産物に適当量
(例えば、約50mL)のTHFを添加して溶かし、過
量のn−ヘキサン(10倍)に徐々に滴下しながら沈殿
させた。沈殿物を再びTHF(約50mL)に溶かした
後、過量のn−ヘキサン:イソプロピルアルコール(混
合比 約8:2)の混合溶液中で2回再沈殿させた。沈
殿したポリマーを約50℃に維持される真空オーブン内
で約24時間乾燥させて前記構造式のようなコポリマー
を回収した(収率81%)。
【0075】この時、得られた生成物の重量平均分子量
(Mw)は約9,700であり、多分散度(Mw/M
n)は約1.8であった。
【0076】実施例4:ポリマーの合成 本実施例では、下記ユニットを有するポリマーを合成し
た。
【0077】
【化18】
【0078】
【化19】
【0079】3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.1
g,25mmol)、精製された無水マレイン酸(7.
35g,75mmol)、ノルボルネン(4.7g,5
0mmol)、2−メチル−2−アダマンチルメタクリ
レート(11.7g,50mmol)、上記式(10)
のモノマー(13.3g,50mmol)、及びAIB
N(0.33g)を、丸底フラスコに入れて無水THF
(約60g)に溶かした後、液体窒素バスでフリーズポ
ンプソウサイクルを3回行なってガス抜きを実施し、フ
リーズポンプソウサイクルを3回行なった後フラスコを
密封した。その後、得られた生成物を約70℃に維持さ
れるオイルバスで約24時間重合させた。
【0080】重合反応が終わった後、反応産物に適当量
(例えば、約50mL)のTHFを添加して溶かし、過
量のn−ヘキサン(10倍)に徐々に滴下しながら沈殿
させた。沈殿物を再びTHF(約50mL)に溶かした
後、過量のイソプロピルアルコール(混合比 約8:
2)の混合溶液中で2回再沈殿させた。沈殿したポリマ
ーを約50℃に維持される真空オーブン内で約24時間
乾燥させて前記構造式のようなコポリマーを回収した
(収率85%)。
【0081】この時、得られた生成物の重量平均分子量
(Mw)は約12,000であり、多分散度(Mw/M
n)は約1.7であった。
【0082】実施例5:ポリマーの合成 本実施例では、下記ユニットを有するポリマーを合成し
た。
【0083】
【化20】
【0084】
【化21】
【0085】3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.1
g,25mmol)、精製された無水マレイン酸(7.
35g,75mmol)、ノルボルネン(4.7g,5
0mmol)、2−メチル−2−アダマンチルメタクリ
レート(11.7g,50mmol)、上記式(11)
のモノマー(11.2g,50mmol)、及びAIB
N(0.33g)を、丸底フラスコに入れて無水THF
(約60g)に溶かした後、液体窒素バスでフリーズポ
ンプソウサイクルを3回行なってガス抜きを実施し、フ
リーズポンプソウサイクルを3回行なった後フラスコを
密封した。その後、得られた生成物を約70℃に維持さ
れるオイルバスで約24時間重合させた。
【0086】重合反応が終わった後、反応産物に適当量
(例えば、約50mL)のTHFを添加して溶かし、過
量のn−ヘキサン(10倍)に徐々に滴下しながら沈殿
させた。沈殿物を再びTHF(約50mL)に溶かした
後、過量のイソプロピルアルコール(混合比 約8:
2)の混合溶液中で2回再沈殿させた。沈殿したポリマ
ーを約50℃に維持される真空オーブン内で約24時間
乾燥させて前記構造式のようなコポリマーを回収した
(収率83%)。
【0087】この時、得られた生成物の重量平均分子量
(Mw)は約8,000であり、多分散度(Mw/M
n)は約1.7であった。
【0088】実施例6:レジスト組成物の調製及びリソ
グラフィー性能 実施例1で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスル
ホン酸塩(トリフレート)(10mg)と、有機塩基で
あるトリイソブチルアミン(PAGの量を基準に約20
モル%)とをシクロヘキサノン(約8.0g)溶剤に入
れて完全に溶かした後、0.2μmメンブレンフィルタ
ーを利用してろ過してレジスト組成物を得た。約300
0rpmでヘキサメチルジシラザン(HMDS)で処理
されたベアのシリコンウェハ上に、前記で得られたレジ
スト組成物を約0.3μmの厚さでコーティングした。
【0089】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約90秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザーステッパー(ISI社
製、NA=0.6、σ=0.7)を利用して露光した
後、約120℃で約60秒間PEB(post-exposure bak
e)を実施した。
【0090】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%水酸化テトラメチルアンモニウム
(TMAH)溶液を使用して約60秒間現像してレジス
トパターンを形成した。その結果、露光ドーズ量を約1
5mJ/cm2とした時に0.18μmラインアンドス
ペースパターンが得られることを確認した。
【0091】実施例7:レジスト組成物の調製及びリソ
グラフィー性能 実施例1で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムトリフレート(5mg)
およびトリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンス
ルホン酸塩(ノナフレート)(10mg)と、有機塩基
であるN−アリルカプロラクタム(PAGの量を基準に
約30モル%)とをシクロヘキサノン(約8.0g)溶
剤に入れて完全に溶かした後、0.2μmメンブレンフ
ィルターを利用してろ過してレジスト組成物を得た。約
3000rpmでHMDS処理したベアのSiウェハ上
に、前記で得られたレジスト組成物を約0.3μmの厚
さでコーティングした。
【0092】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約90秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザーステッパー(ISI社
製、NA=0.6、σ=0.7)を利用して露光した
後、約120℃で約60秒間PEBを実施した。
【0093】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%TMAH溶液を使用して約60秒間
現像してレジストパターンを形成した。その結果、露光
ドーズ量を約17mJ/cm2とした時に0.13μm
ラインアンドスペースパターンが得られることを確認し
た。
【0094】実施例8:レジスト組成物の調製及びリソ
グラフィー性能 実施例2で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムトリフレート(10m
g)と、有機塩基であるトリイソデシルアミン(PAG
の量を基準に約15モル%)とをシクロヘキサノン(約
8.0g)溶剤に入れて完全に溶かした後、0.2μm
メンブレンフィルターを利用してろ過してレジスト組成
物を得た。約3000rpmでHMDS処理したベアの
Siウェーハ上に、前記で得られたレジスト組成物を約
0.3μmの厚さでコーティングした。
【0095】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約90秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザーステッパー(ISI社
製、NA=0.6、σ=0.7)を利用して露光した
後、約120℃で約60秒間PEBを実施した。
【0096】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%TMAH溶液を使用して約60秒間
現像してレジストパターンを形成した。その結果、露光
ドーズ量を約18mJ/cm2とした時に0.14μm
ラインアンドスペースパターンが得られることを確認し
た。
【0097】実施例9:レジスト組成物の調製及びリソ
グラフィー性能 実施例3で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムノナフレート(5mg)
と、有機塩基であるトリイソブチルアミン(PAGの量
を基準に約20モル%)とをシクロヘキサノン(約8.
0g)溶剤に入れて完全に溶かした後、0.2μmメン
ブレンフィルターを利用してろ過してレジスト組成物を
得た。約3000rpmでHMDS処理したベアのSi
ウェーハ上に、前記で得られたレジスト組成物を約0.
3μmの厚さでコーティングした。
【0098】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約90秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザーステッパー(ISI社
製、NA=0.6、σ=0.7)を利用して露光した
後、約120℃で約90秒間PEBを実施した。
【0099】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%TMAH溶液を使用して約60秒間
現像してレジストパターンを形成した。その結果、露光
ドーズ量を約26mJ/cm2とした時に0.18μm
ラインアンドスペースパターンが得られることを確認し
た。
【0100】実施例10:レジスト組成物の調製及びリ
ソグラフィー性能 実施例4で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムトリフレート(5mg)
およびトリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンス
ルホン酸塩(ノナフレート)(10mg)と、有機塩基
であるN−アリルカプロラクタム(PAGの量を基準に
約30モル%)とをシクロヘキサノン(約8.0g)溶
剤に入れて完全に溶かした後、0.2μmメンブレンフ
ィルターを利用してろ過してレジスト組成物を得た。約
3000rpmでHMDS処理したベアのSiウェーハ
上に、前記で得られたレジスト組成物を約0.27μm
の厚さでコーティングした。
【0101】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約60秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザースキャナー(ASML
/1100,NA=0.75,σ=0.55/0.8
5)を利用して露光した後、約120℃で約60秒間P
EBを実施した。
【0102】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%TMAH溶液を使用して約60秒間
現像してレジストパターンを形成した。その結果、露光
ドーズ量を約26mJ/cm2とした時に0.1μmラ
インアンドスペースパターンが得られることを確認し
た。
【0103】実施例11:レジスト組成物の調製及びリ
ソグラフィー性能 実施例5で合成したポリマー(1.0g)と、PAGで
あるトリフェニルスルホニウムトリフレート(5mg)
およびトリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンス
ルホン酸塩(ノナフレート)(10mg)と、有機塩基
であるN−アリルカプロラクタム(PAGの量を基準に
約30モル%)とをシクロヘキサノン(約8.0g)溶
剤に入れて完全に溶かした後、0.2μmメンブレンフ
ィルターを利用してろ過してレジスト組成物を得た。約
3000rpmでHMDS処理したベアのSiウェーハ
上に、前記で得られたレジスト組成物を約0.27μm
の厚さでコーティングした。
【0104】その後、前記レジスト組成物がコーティン
グされたウェハを、約120℃で約60秒間プレベーキ
ングし、ArFエキシマレーザースキャナー(ASML
/1100,NA=0.75,σ=0.55/0.8
5)を利用して露光した後、約120℃で約60秒間P
EBを実施した。
【0105】その後、このようにして得られたウェハ
を、2.38質量%TMAH溶液を使用して約60秒間
現像してレジストパターンを形成した。その結果、露光
ドーズ量を約25mJ/cm2とした時に96nmライ
ンアンドスペースパターンが得られることを確認した。
【0106】
【発明の効果】本発明による感光性ポリマーは、疎水性
のノルボルネンモノマーユニットと親水性の無水マレイ
ン酸モノマーユニットとの交互重合性質を利用し、かつ
反応性比が互いに類似した親水性の(メタ)アクリレー
トモノマーユニット及び疎水性の(メタ)アクリレート
モノマーユニットを同時に使用して製造された共重合体
構造を有するものである。したがって、本発明による感
光性ポリマーは、重合時に親水性ユニットと疎水性ユニ
ットとが交互に連結されるように共重合されて疎水性部
分及び親水性部分が均一に分布している構造を有してい
る。このような構造を有する本発明による感光性ポリマ
ーを原料として調製されたレジスト組成物は、共重合体
の均一性のために現像液に対し均一な溶解度を表し、下
部膜に対する接着特性および解像度が優秀である。した
がって、100nm以下の線幅を有する微細パターン形
成のためのフォトリソグラフィー工程で、架橋欠陥、剥
離現象、膨脹現象などが発生する可能性を顕著に減らす
ことができる。
【0107】本発明によるレジスト組成物は、短波長領
域、例えば、193nm、さらにはDUV(deep UV)領
域、例えば、約248nmの光源を利用するフォトリソ
グラフィー工程に適用する時に非常に優秀なリソグラフ
ィー性能を発揮するため、今後次世代の半導体素子の製
造に非常に有用である。
【0108】以上、本発明を望ましい実施例をあげて詳
細に説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、本
発明の技術的思想範囲内で当業者により色々な変形が可
能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R (72)発明者 鄭 明 浩 大韓民国京畿道龍仁市器興邑農書里山7− 1番地 月桂樹棟310号 Fターム(参考) 2H025 AA02 AA04 AB16 AC04 AD03 BE00 BG00 CC20 FA03 FA12 FA17 4J100 AK32Q AL03S AL08S AL08T AR11P AR32R BA03T BA11T BA16T BC08S BC09S BC09T BC12S BC53S BC53T CA03 JA38

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式: 【化1】 式中、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子また
    はメチル基であり、R3は酸により分解できるC4〜C20
    の炭化水素基であり、R4は親水性基であり、a、b、
    c、d及びeは各繰り返し単位の重合度を表わし、a/
    (a+b+c+d+e)=0.01〜0.6、b/(a
    +b+c+d+e)=0.05〜0.7、c/(a+b
    +c+d+e)=0.01〜0.6、d/(a+b+c
    +d+e)=0.1〜0.5、e/(a+b+c+d+
    e)=0.01〜0.5である、で表わされる構造を含
    むことを特徴とする感光性ポリマー。
  2. 【請求項2】 3,000〜100,000の重量平均
    分子量を有することを特徴とする請求項1に記載の感光
    性ポリマー。
  3. 【請求項3】 R4はヒドロキシル基、カルボキシル
    基、エーテル基、ラクトン基及びハイパーラクトン基よ
    りなる群から選択される少なくとも一つの構造を含む基
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の感光
    性ポリマー。
  4. 【請求項4】 R4は下記式: 【化2】 式中、*はポリマーバックボーンに連結される位置を表
    す、よりなる群から選択される少なくとも一つの構造を
    有することを特徴とする請求項3に記載の感光性ポリマ
    ー。
  5. 【請求項5】 R3はt−ブチル基であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載の感光性ポリマ
    ー。
  6. 【請求項6】 R3はテトラヒドロピラニル基であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の感光性ポリマー。
  7. 【請求項7】 R3は酸により分解できる脂環式炭化水
    素基であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の感光性ポリマー。
  8. 【請求項8】 R3は、2−メチル−2−ノルボルニル
    基、2−エチル−2−ノルボルニル基、2−メチル−2
    −イソボルニル基、2−エチル−2−イソボルニル基、
    8−メチル−8−トリシクロ[5.2.1.02,6]デ
    カニル基、8−エチル−8−トリシクロ[5.2.1.
    2,6]デカニル基、2−メチル−2−アダマンチル
    基、2−エチル−2−アダマンチル基、2−メチル−2
    −フェンキル基または2−エチル−2−フェンキル基で
    あることを特徴とする請求項7に記載の感光性ポリマ
    ー。
  9. 【請求項9】 (a)下記式: 【化3】 式中、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子また
    はメチル基であり、R3は酸により分解できるC4〜C20
    の炭化水素基であり、R4は親水性基であり、a、b、
    c、d及びeは各繰り返し単位の重合度を表わし、a/
    (a+b+c+d+e)=0.01〜0.6,b/(a
    +b+c+d+e)=0.05〜0.7,c/(a+b
    +c+d+e)=0.01〜0.6,d/(a+b+c
    +d+e)=0.1〜0.5,e/(a+b+c+d+
    e)=0.01〜0.5である、で表わされる構造を含
    む感光性ポリマーと、(b)PAG(photoacid generat
    or)とを含むことを特徴とするレジスト組成物。
  10. 【請求項10】 前記感光性ポリマーは3,000〜1
    00,000の重量平均分子量を有することを特徴とす
    る請求項9に記載のレジスト組成物。
  11. 【請求項11】 R4はヒドロキシル基、カルボキシル
    基、エーテル基、ラクトン基及びハイパーラクトン基よ
    りなる群から選択される少なくとも一つの構造を含む基
    であることを特徴とする請求項9または10に記載のレ
    ジスト組成物。
  12. 【請求項12】 R4は下記式: 【化4】 式中、*はポリマーバックボーンに連結される位置を表
    す、よりなる群から選択される少なくとも一つの構造を
    有することを特徴とする請求項11に記載のレジスト組
    成物。
  13. 【請求項13】 R3はt−ブチル基であることを特徴
    とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のレジスト
    組成物。
  14. 【請求項14】 R3はテトラヒドロピラニル基である
    ことを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載
    のレジスト組成物。
  15. 【請求項15】 R3は酸により分解できる脂環式炭化
    水素基であることを特徴とする請求項9〜12のいずれ
    か1項に記載のレジスト組成物。
  16. 【請求項16】 R3は、2−メチル−2−ノルボルニ
    ル基、2−エチル−2−ノルボルニル基、2−メチル−
    2−イソボルニル基、2−エチル−2−イソボルニル
    基、8−メチル−8−トリシクロ[5.2.1.
    2,6]デカニル基、8−エチル−8−トリシクロ
    [5.2.1.02,6]デカニル基、2−メチル−2−
    アダマンチル基、2−エチル−2−アダマンチル基、2
    −メチル−2−フェンキル基または2−エチル−2−フ
    ェンキル基であることを特徴とする請求項15に記載の
    レジスト組成物。
  17. 【請求項17】 前記PAGは前記感光性ポリマーの質
    量を基準に0.5〜20質量%の量で含まれていること
    を特徴とする請求項9〜16のいずれか1項に記載のレ
    ジスト組成物。
  18. 【請求項18】 前記PAGはトリアリールスルホニウ
    ム塩、ジアリールヨードニウム塩、スルホン酸塩または
    その混合物よりなることを特徴とする請求項9〜17の
    いずれか1項に記載のレジスト組成物。
  19. 【請求項19】 有機塩基をさらに含むことを特徴とす
    る請求項9〜18のいずれか1項に記載のレジスト組成
    物。
  20. 【請求項20】 前記有機塩基は前記PAGの量を基準
    に0.5〜50モル%の量で含まれていることを特徴と
    する請求項19に記載のレジスト組成物。
  21. 【請求項21】 前記有機塩基は第3級アミン化合物を
    含むことを特徴とする請求項19または20に記載のレ
    ジスト組成物。
  22. 【請求項22】 前記有機塩基はトリエチルアミン、ト
    リイソブチルアミン、トリイソオクチルアミン、トリイ
    ソデシルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
    アミン、N−アルキル置換ピロリジノン、N−アルキル
    置換カプロラクタム、N−アリルカプロラクタム、N−
    アルキル置換バレロラクタムまたはそれらの混合物であ
    ることを特徴とする請求項19〜21のいずれか1項に
    記載のレジスト組成物。
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