JP2003325934A - 幕板の支持装置 - Google Patents
幕板の支持装置Info
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- JP2003325934A JP2003325934A JP2002136812A JP2002136812A JP2003325934A JP 2003325934 A JP2003325934 A JP 2003325934A JP 2002136812 A JP2002136812 A JP 2002136812A JP 2002136812 A JP2002136812 A JP 2002136812A JP 2003325934 A JP2003325934 A JP 2003325934A
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Abstract
く、且つ簡単に開閉操作を行うことができる幕板の支持
装置を提供する。 【解決手段】 スイングアーム7の後端部にスイングア
ーム7の上下方向の回動と水平方向のスライド移動とを
可能とする長孔71を設けてスイングアーム7を支持枠
側軸部材8に軸着し、幕板1を持ち上げてスイングアー
ム7が下向きから水平状に回動された時に付勢部材10
がスイングアーム7を遊技機設置島4後方にスライド移
動させることにより、一方のスイングアーム7の上側面
76の後端部が支持枠6の下面に当接してスイングアー
ム7先端部の下方への回動が制止され、スイングアーム
7が幕板1を垂直状の開放状態に保持するようにした幕
板1の支持装置。
Description
設された遊技機設置島の上部を垂直状に覆うように配設
された幕板を開放状態に保持するための幕板の支持装置
に関するものである。
れた遊技機設置島の上部には、この上部を垂直状に覆う
ように幕板が配設されているが、幕板は保守点検作業時
に開放できるように開閉自在に取り付けられている。該
幕板を開放状態に保持する幕板の支持装置として、例え
ば図8、9に示すような構造のものがある。図におい
て、幕板1は遊技機設置島の上部に横設された支持枠6
にヒンジで取り付けられているが、下方に垂れて閉鎖さ
れている幕板1を開放するに際して先ずこの幕板1の下
端を上方に回動して持ち上げたうえ、ヒンジ2を支点と
して内側に折り曲げられたアーム部材3を回動させて伸
ばすことによって、このアーム部材3によって幕板1を
水平状の開放状態に支承することができる。しかしなが
ら、このような構造の支持装置においては、幕板1の持
ち上げ、アーム部材3の引き伸ばし、幕板1のアーム部
材3上への載置という一連の作業を行う必要があるが、
幕板1は遊技機設置島4の上部という高い位置に設けら
れているために、また、特に営業中においては遊技者が
遊技を行っているために幕板1の開放或いは閉鎖が大変
困難であるという問題があった。また、遊技機設置島4
の上方に照明灯5が設置されている場合には、幕板1を
水平状に開放した時に幕板1が照明灯5の光を遮ってし
まうので手元が暗くなり作業がしづらいという問題があ
った。
の問題点を解決し、開放時においても照明灯の光を遮る
ことがなく、且つ簡単に幕板を開閉することができる幕
板の支持装置を提供するためになされたものである。
めになされた本発明の幕板の支持装置は、遊技機設置島
の上部に横設された支持枠に垂直状に配設された幕板を
開放状態に保持する幕板の支持装置であって、前記支持
枠の下面に取付けられた支持枠側軸部材と、幕板に取付
けられた幕板側軸部材と、平行クランク列を形成して後
端部が支持枠側軸部材に軸着され先端部が幕板側軸部材
に軸着されて上下方向に回動する一対のスイングアーム
と、スイングアームの後端部に係着された付勢部材とか
らなり、各々のスイングアームの後端部にスイングアー
ムの上下方向の回動と水平方向のスライド移動とを可能
とする長孔を設けて、この長孔によりスイングアームを
支持枠側軸部材に軸着し、幕板を持ち上げてスイングア
ームが下向きから水平状に回動された時に付勢部材がス
イングアームを遊技機設置島後方にスライド移動させる
ことにより、一方のスイングアームの後端部の上側が支
持枠の下面に当接してスイングアーム先端部の下方への
回動が制止され、スイングアームが幕板を垂直状の開放
状態に保持するようにしたことを特徴とするものであ
る。なお、支持枠側軸部材に平坦面を有する支軸を設け
たうえ、長孔を、前記支軸が挿入されてスイングアーム
の回動を可能とする円形状の孔主部と、前記支軸が嵌め
込まれて支軸の平坦面によりスイングアームの回動を制
止する支軸嵌入部とが連設されたものとして、この長孔
に前記支軸を挿入してスイングアームを軸着するのが望
ましい。
の上部に横設された支持枠に垂直状に配設された幕板を
開放状態に保持する幕板の支持装置であって、前記支持
枠の下面に取付けられた支持枠側軸部材と、幕板に取付
けられた幕板側軸部材と、平行クランク列を形成して後
端部が支持枠側軸部材に軸着され先端部が幕板側軸部材
に軸着されて上下方向に回動する一対のスイングアーム
と、スイングアームの後端部に係着された付勢部材とか
らなり、各々のスイングアームの後端部にスイングアー
ムの上下方向の回動と水平方向のスライド移動とを可能
とする長孔を設けて、この長孔によりスイングアームを
支持枠側軸部材に軸着し、幕板を持ち上げてスイングア
ームが下向きから水平状に回動された時に付勢部材がス
イングアームを遊技機設置島後方にスライド移動させる
ことにより、一方のスイングアームの後端部の上側が支
持枠の下面に当接してスイングアーム先端部の下方への
回動が制止されるので、スイングアームが幕板を垂直状
の開放状態に保持することができる。
好ましい実施形態を示す。図1、2は幕板が閉鎖状態に
ある時の本発明の支持装置を示す図であって、幕板1は
遊技機設置島4の上部に横設した支持枠6に支持装置を
介して垂直状に取り付けられている。前記支持装置は2
本のL字型のスイングアーム7と、支持枠側軸部材8
と、幕板側軸部材9と、スイングアーム7の後端部に取
付けられた付勢部材10とからなる。幕板側軸部材9
は、木ねじなどにより幕板1に固定される垂直状の取付
片91と、その両側に所要間隔をおいて設けられた2枚
の立設片92とからなり、2枚の立設片92には上下方
向に所定の間隔に位置をずらして軸着孔93が設けられ
ている。また、支持枠側軸部材8は、木ねじなどにより
支持枠6下面に固定される水平状の取付片81と、この
取付片81に前記所要間隔と同一の間隔をおいて設けら
れた2枚の垂設片82とからなり、2枚の垂設片82の
内側には平坦面を有する略半円柱状乃至は蒲鉾形の支軸
83が水平状に、且つ上下方向に前記と同じ所定の間隔
に位置をずらして突設されている。なお、前記した平坦
面は支軸83の下側及び上側の何れか、又は双方に設け
てもよいものである。
に示す形状の長孔71が設けられているが、この長孔7
1は、幕板1の回動時に前記支軸83が嵌め込まれてス
イングアーム7を回動させることのできる円形状の孔主
部72と、幅が支軸83の高さと同じであってスイング
アーム7が水平状にある時に支軸83が嵌め込まれて支
軸83の平坦面でもってスイングアーム7の回動を制止
してスイングアーム7を水平状に保持することのできる
支軸嵌入部73とが連設されたものである。そして、図
2に示すように、スイングアーム7が下方に回動されて
いる時は、長孔71の孔主部72に支軸83が挿入され
てスイングアーム7は上方に回動可能に支軸83に挿着
されている。また、スイングアーム7の先端部には支軸
74が突設されて、支軸74が前記軸着孔93に回動自
在に嵌合されているが、この支軸74は幕板側軸部材9
に設けてもよいものであって、この場合にはスイングア
ーム7に軸着孔93が設けられる。
3にスイングアーム7の長孔71の孔主部72を嵌め込
み、幕板側軸部剤9の軸着孔93にスイングアーム7に
設けた支軸74を嵌め込むことによって、一対のスイン
グアーム7が上下及び左右に所要間隔をおいて支持枠6
と幕板1との間に軸着されて平行リンク列が構成されて
いる。
の後端部にはコイルばねである付勢部材10が係着され
ているが、この付勢部材10は、幕板1が閉鎖されてス
イングアーム7が下方に回動されている時には伸長され
ていて、スイングアーム7の後端部を引き付けてスイン
グアーム7の先端部を上方に回動する方向に付勢してい
る。そして、幕板1が上方に持ち上げられてスイングア
ーム7が下向きから水平状の横向きに回動された時に、
付勢部材10がスイングアーム7を遊技機設置島後方に
スライド移動させて支軸83を長孔71の支軸嵌入部7
3に嵌め込むことができる。
は、下方から上方に回動させることによって、図4に示
すように垂直状に維持したまま照明灯5の横付近に回動
させることができる。この時伸長している付勢部材10
がスイングアーム7の先端を上方に回動する方向に付勢
するので幕板1の回動を楽に行うことができる。そし
て、L字側に折り曲がったスイングアーム7の支持枠側
のアーム75が下向きから水平状の横向きになった時に
は、付勢部材10がスイングアーム7を引き付けて遊技
機設置島4の後方にスライド移動させるので、図5、6
に示すように、長孔71の孔主部72に挿入されていた
支軸83は支軸嵌入部73に嵌め込まれることとなっ
て、支軸83の平坦面がスイングアーム7の回動を制止
する。付勢部材10がスイングアーム7を引き付けるの
で作業者がスイングアーム7を押し込む必要がない。ま
た、支軸嵌入部73に支軸83が嵌入された時には、一
対のスイングアーム7のうち上側のスイングアーム7の
上側面76の後端部が支持枠6の下面に当接することと
なって、支持枠6がスイングアーム7後端部の上方への
回動を制止する。即ち、支持枠6と、長孔71の支軸嵌
入部73に嵌め込まれた支軸83とが、スイングアーム
7先端部の下方への回動を制止するので、スイングアー
ム7の先端部に軸着された幕板1を垂直状の開放姿勢に
安定保持させることができる。
るだけで幕板1を垂直状の開放姿勢に保持することがで
き、幕板1の開放状態においては、支持枠6と幕板1と
の間にスイングアーム7分の隙間を確保することができ
るので、照明灯5の光が幕板1によって遮られることが
ない。
0の引き付け力に抗して幕板1を手前側に一旦引き出し
て支軸嵌入部73に嵌め込まれていた支軸83を孔主部
72に嵌め込むことにより、支持枠6が上側のスイング
アーム7の後端部の回動範囲外に存在することとなっ
て、支持枠6による上側のスイングアーム7の回動の制
止が解除され、また、支軸83の平坦面による回動の制
止も解除されることとなって、スイングアーム7は回動
可能となる。従って、幕板1を下方に回動させれば、幕
板1の自重を利用して幕板1を簡単に閉鎖することがで
きる。上記したような幕板の支持装置を、図7に示すよ
うに、幕板1の両端など適宜の位置に配設することによ
って、遊技機設置島4の上部に幕板1を開閉自在に取付
けることができる。
支持装置は、遊技機設置島の上部に横設された支持枠に
垂直状に配設された幕板を開放状態に保持する幕板の支
持装置であって、前記支持枠の下面に取付けられた支持
枠側軸部材と、幕板に取付けられた幕板側軸部材と、平
行クランク列を形成して後端部が支持枠側軸部材に軸着
され先端部が幕板側軸部材に軸着されて上下方向に回動
する一対のスイングアームと、スイングアームの後端部
に係着された付勢部材とからなり、各々のスイングアー
ムの後端部にスイングアームの上下方向の回動と水平方
向のスライド移動とを可能とする長孔を設けて、この長
孔によりスイングアームを支持枠側軸部材に軸着し、幕
板を持ち上げてスイングアームが下向きから水平状に回
動された時に付勢部材がスイングアームを遊技機設置島
後方にスライド移動させることにより、一方のスイング
アームの後端部の上側が支持枠の下面に当接してスイン
グアーム先端部の下方への回動が制止されるので、スイ
ングアームが幕板を垂直状の開放状態に保持することが
できる。従って、幕板の開放時には支持枠と幕板との間
にスイングアーム分の隙間を確保することができるの
で、照明灯の光が幕板によって遮られることがない。ま
た、支軸を平坦面を有するのものとし、長孔を、前記支
軸が挿入されてスイングアームの回動を可能とする円形
状の孔主部と、前記支軸が嵌め込まれて平坦面によりス
イングアームの回動を制止する支軸嵌入部とが連設され
たものとしたので、支軸が孔主部にある時にはスイング
アームは回動することができ、支軸が支軸嵌入部にある
時は支軸によりスイングアームの回動が制止されてスイ
ングアームを水平状に保持することができる。従って、
本発明の幕板の支持装置は、開放時においても照明灯の
光を遮ることがなく、且つ簡単に幕板を開閉することが
できる大きな利点を有するものである。
の正面図である。
の斜視図である。
正面図である。
持装置の正面図である。
ングアームの部分拡大図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 遊技機設置島の上部に横設された支持枠
に垂直状に配設された幕板を開放状態に保持する幕板の
支持装置であって、前記支持枠の下面に取付けられた支
持枠側軸部材と、幕板に取付けられた幕板側軸部材と、
平行クランク列を形成して後端部が支持枠側軸部材に軸
着され先端部が幕板側軸部材に軸着されて上下方向に回
動する一対のスイングアームと、スイングアームの後端
部に係着された付勢部材とからなり、各々のスイングア
ームの後端部にスイングアームの上下方向の回動と水平
方向のスライド移動とを可能とする長孔を設けて、この
長孔によりスイングアームを支持枠側軸部材に軸着し、
幕板を持ち上げてスイングアームが下向きから水平状に
回動された時に付勢部材がスイングアームを遊技機設置
島後方にスライド移動させることにより、一方のスイン
グアームの後端部の上側が支持枠の下面に当接してスイ
ングアーム先端部の下方への回動が制止され、スイング
アームが幕板を垂直状の開放状態に保持するようにした
ことを特徴とする幕板の支持装置。 - 【請求項2】 支持枠側軸部材に平坦面を有する支軸を
設けたうえ、長孔を、前記支軸が挿入されてスイングア
ームの回動を可能とする円形状の孔主部と、前記支軸が
嵌め込まれて支軸の平坦面によりスイングアームの回動
を制止する支軸嵌入部とが連設されたものとして、この
長孔に前記支軸を挿入してスイングアームを軸着した請
求項1に記載の幕板の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136812A JP3835750B2 (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 幕板の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136812A JP3835750B2 (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 幕板の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325934A true JP2003325934A (ja) | 2003-11-18 |
JP3835750B2 JP3835750B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=29698743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002136812A Expired - Fee Related JP3835750B2 (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 幕板の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3835750B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013017765A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
CN116224634A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-06 | 江西华尔升科技有限公司 | 一种便于贴合的amoled液晶模组加工机器 |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002136812A patent/JP3835750B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN116224634A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-06 | 江西华尔升科技有限公司 | 一种便于贴合的amoled液晶模组加工机器 |
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---|---|
JP3835750B2 (ja) | 2006-10-18 |
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