JP2004008265A - 遊技機における前面枠のヒンジ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】機枠に対する前面枠の取付けが容易にでき、しかも構造が簡単で製作コストを安くできるような遊技機における前面枠のヒンジ構造を提供する。
【解決手段】機枠1の一側に前面枠2の一側を支軸23と軸孔26との係合によりヒンジすることで該前面枠2を開閉可能に支持した遊技機における前面枠2のヒンジ構造であって、前記前面枠2または機枠1のいずれか一方に支軸23または軸孔26を設け、他方には前記支軸23または軸孔26が係合し得る軸孔26または支軸23を形成した軸受片25を上下方向に変位自在に設け、前記軸受片25が下方変位した状態で前記支軸23と軸孔26とが係合するようにした。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装着本体に対して開閉体を容易に軸支し得るようにしたヒンジ構造であり、特に遊技機における前面枠のヒンジ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機として例えばパチンコ遊技機においては、各種遊技機器の点検や修理のため機枠に対して前面枠がヒンジ部により開閉可能に軸支されている。また必要に応じて機枠から前面枠を取り外せるように係脱自在に軸支されている。
【0003】
ところで、従来の前面枠のヒンジ構造は、例えば機枠の下部固定金具に下ヒンジ軸を上向きに突設すると共に、上部固定金具に軸孔を設け、一方、前面枠の下部可動金具に軸孔を設けると共に、上部可動金具に上ヒンジ軸を下向きに突設し、前面枠を上方へ持ち上げながら上下のヒンジ軸をそれぞれの軸孔に同時的に嵌め合わせることにより、前面枠を開閉可能に軸支するように構成されていた。
【0004】
しかし、このようなヒンジ構造では、前面枠の重量を支えながら上下のヒンジ軸と軸孔とをほぼ同時に一致させなければならず、その作業を一人で行うには非常に困難であるばかりか危険を伴うものであった。
【0005】
このため、最近では機枠に対して前面枠を容易に組付けることができるようにこれまで種々のヒンジ構造が提案されている。その一例として例えば特開平9−47555号公報に開示されるように前枠の上部蝶着部の上面に上支軸を上向きに突設し、外枠の上部蝶着部の下面に左右方向に軸係入口を有する軸受部材を固定的に設け、前枠の上支軸を軸係入口から軸受部材の軸承部に嵌入させるようにすると共に、ばね付勢されたロック部材で軸係入口を閉ざすことにより、前枠を開閉可能に軸支するように構成されたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した前面枠のヒンジ構造は、前面枠の重量を支えた状態で上下のヒンジ軸を軸孔に同時的に嵌め合わせる必要のある一般的なヒンジ構造と比較した場合、前面枠の重量を支えた状態での組付け作業が回避できて体力面或いは安全面で有利性があるものの、ロック部材やばね等の細かな部品を必要としているため構成部品が多くなり構造が複雑となって製作コストが高くつくという問題点があった。
【0007】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、一般的な前面枠のヒンジ構造の有する問題点を解決すると共に、機枠に対する前面枠の取付け取外しが容易かつ安全にでき、しかも構造が簡単で製作コストの安い遊技機のヒンジ構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、機枠の一側に前面枠の一側を支軸と軸孔との係合によりヒンジすることで該前面枠を開閉可能に支持した遊技機における前面枠のヒンジ構造であって、前記前面枠または機枠のいずれか一方に支軸または軸孔を設け、他方には前記支軸または軸孔が係合し得る軸孔または支軸を形成した軸受片を上下方向に変位自在に設け、前記軸受片が下方変位した状態で前記支軸と軸孔とが係合するようにしたことを特徴とする。前記軸受片は前面枠または機枠のどちらか一方に設けられ、前記前面枠を開放した状態で水平移動して軸受片を上動させることにより前記支軸と前記軸孔とを係合することができる。好ましくは、軸受片が自重で下方変位しやすいように重錘等を設けるようにしてもよい。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支軸と軸孔とを係合する際に前記軸受片を上方に変位させるガイド手段を設けたことを特徴とし、前面枠の軸支作業をより一層容易にすることが可能となる。前記ガイド手段は、前記軸受片または支軸に設けるのが好ましい。
【0010】
前記ガイド手段は、例えば前記軸受片の先端を僅かに上方に屈曲して形成した屈曲片状の誘導部であり、支軸との接触により軸受片を上方に変位するようにした。また、前記ガイド手段は、支軸の先端部にテーパー状のガイド面を形成し、前記軸受片が該テーパー状のガイド面に接触することにより該軸受片を上方に変位するようにしてもよい。なお、別途ガイド手段となる突起または窪部等を設けるようにしてもよく、軸受片と接触することにより該軸受片を上方に変位させるようにすればよい。また、機枠または前面枠の一部が軸受片と接触することにより該軸受片を上方に変位させるようにしてもよい。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前面枠を閉鎖した状態で前記軸受片の上方への変位を阻止する阻止手段を設けたことを特徴とし、軸受片の下方変位状態を維持することから悪戯および不正目的でヒンジの係合を解除されることがない。しかも、阻止手段により強制的に支軸と軸孔とを係合させることができるので係合の不具合もなくなる。
【0012】
前記阻止手段は、例えば前面枠を閉鎖したときに前記軸受片の上方に臨むように設けた上動阻止片である。なお、前記軸受片に前記上動阻止片の下方に臨む押え片を別途設けるようにしてもよい。また、阻止手段として軸受片に垂下した押え片を直接前面枠または機枠で押圧するようにしてもよい。
【0013】
なお、本発明でいう「支軸」とは、開閉体である前面枠を装着本体である機枠に対して回動自在に軸支する回動軸である。したがって、形状および長さに限定されるものではなく、多角形であっても片状であってもよい。なお、このとき当然支軸と係合する軸孔は円孔であるのが好ましい。また、ここでいう「上下方向に変位自在」とは上下方向に可動し得ることを意味し、ガイド枠またはガイド溝により上動自在としてもよく、当然上動軸を中心に上動自在としてもよい。このとき前記上動軸の設置方向は限定されるものではなく垂直方向であっても水平方向であってもよい。
【0014】
前記軸受片の上動範囲(変位差)を他方のヒンジ部のヒンジ軸の長さより小さく設定するのが好ましく、前面枠を誤って上動しても軸受片の上動範囲よりヒンジ軸の長さが長いためヒンジ部の連繋が解除されることがなく、前面枠が外れて怪我をしたり前面枠を傷をつけたりすることがない。
【0015】
また、前記支軸を軸孔へ導く誘導手段を設けるのが好ましい。前記誘導手段は、前記軸受片の装着側に設けられ該軸受片と重合すると共に、前記軸受片に設けられた軸孔と合致し縁部に向って開口する切込孔を形成したガイド片であり、前記支軸を開口から切込孔に沿って押し込むことで支軸を軸孔に係合することができる。また、前記誘導手段は軸受片の下面に形成され、軸孔に連通する凹溝である。
【0016】
上記発明によれば、支軸または軸孔を形成した軸受片を上下方向に変位自在に設けているので、前面枠を開放した状態で水平移動して、軸受片のみを上動させ支軸を軸孔に挿入するだけの簡単な作業で、前面枠を機枠に開閉自在に軸支することが可能となる。
【0017】
なお、本発明のヒンジ構造は少なくとも上下ヒンジ部のいずれか一方に設けるようにすればよく、上下両方に設けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係わる遊技機のヒンジ構造を、パチンコ遊技機における前面枠を実施の形態として図面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2は前面枠を開放して示すパチンコ遊技機の斜視図、図3は機枠と前面枠の上部の軸支状態を示す斜視図である。図において1は装着本体としてのパチンコ遊技機の機枠、2は機枠1の前面に上下ヒンジ部3a,3bを介して開閉自在に設けられる開閉体としての前面枠である。前記前面枠2の裏面には遊技盤取付枠4を介して遊技盤5が着脱自在に取付けられ、前面枠2の前面には前記遊技盤5を視認可能とするガラス扉枠6およびその下方に前面板7が開閉自在に装着されており、該前面板7の前面に打球供給皿8が取付けられている。また、前面枠2の下部には前記打球供給皿8から溢出するパチンコ球を貯留する余剰球受皿9およびパチンコ球の弾発力を調節する操作ハンドル10が設けられている。なお、本実施の形態では機枠1および前面枠2は合成樹脂により形成されており、前面枠2には遊技盤取付枠4が一体に形成されている。
【0019】
前記前面枠2の裏面には前記遊技盤5の後面に位置し、前記前面枠2を装着本体として合成樹脂により方形状に形成された開閉体としての機構板11が上下ヒンジ具12,12により着脱開閉可能に装着されている。前記機構板11のほぼ中央には窓孔18が形成され、該窓孔18の上部には球タンク13が固着されており、該球タンク13の下方にはタンクレール14が設けられている。また、タンクレール14の下流端は屈曲レール15を介して球払出装置16に接続されており、該球払出装置16の下方には払出されたパチンコ球を前記打球供給皿8に導く排出樋17が設けられている。
【0020】
また、前記機枠1は方形枠状に形成され、外側の上部隅角部に補強金具として上部固定金具19が固着されている。前記上部固定金具19は金属板をL字形に屈曲させて形成し、その水平板部20を機枠1の上面に沿わせ、他方の垂直板部21を機枠1の外側面に沿わせてそれぞれビス22により固定している。
【0021】
そして、上ヒンジ部3aは、図3および図4に示すように前面枠2の上部前面に形成された突出部に上向きに一体に突設されヒンジ軸となる支軸23と、該支軸23が係合し得る角状の軸孔26が形成される軸受片25とで構成される。なお、軸孔26は当然のことながら前記支軸23に合致する円孔であってもよい。前記軸受片25は、前記機枠1の前方に突出するように前記水平板部20の上方に突出して設けられる上動軸24に鉛直面内で上下方向に変位自在に軸支されている。前記上動軸24は、図4に示すように中心にビス孔29を穿設しかつ前記軸受片25が上動し得る軸部30を有し、上端に前記軸受片25の抜け止めおよび上動を規制する鍔部31を形成している。
【0022】
また、ヒンジ部3aの連繋をしやすくする誘導手段として前記水平板部20に前記軸受片25と重合するガイド片27を突設し、該ガイド片27に前記軸孔26と合致し前方に拡開開口した切込孔28を形成している。また、前記軸受片25には、前記上動軸24の挿通孔32が形成されており、該挿通孔32は前記上動軸24の軸部30より僅かに大径としている。また、前記軸受片25の前端を僅かに上方に屈曲してガイド手段としての誘導部39を形成しており、さらに両側に前記ガイド片27を挟み込むように規制片34,34を垂設して、軸受片25の水平面内の回動を防止するようにしている。33は前面枠2に設けられた阻止手段としての上動阻止片であり、前面枠2を閉鎖した時に前記軸受片25の上方に位置して前記軸受片25の上動を阻止し、軸受片25の下動状態を維持して軸孔26と支軸23の係合が外れないようにするためのものである。なお、前記ガイド手段は軸受片25の前端を僅かに上方に屈曲して誘導部39としたが、軸受片25の前端下面を傾斜面として形成してもよい。
【0023】
前記軸受片25は、前記上動軸24の軸部30を挿通孔32に挿通し前記ガイド片27と重合するように上動軸24を機枠1にビスS着することで、鍔部31で抜け止めされると共に規制片34,34により水平面内の回動を阻止され、常には自重により下方に位置して軸部30に上動自在に装着される。このときガイド片27の切込孔28の奥端は前記軸孔26と合致している。なお、前記軸孔26は当然のことながら支軸23に合致する円孔であってもよい。また、前記軸受片25は、合成樹脂により成形しても金属により形成してもよく、常には自重により下方に位置するようにすればよい。
【0024】
なお、前記上動軸24の取着手段はビスS着に限定されることなく、軸部30の先端部から中央部にかけてスリットを設けて弾性付与した1または2以上の脚片を形成し、該脚片の先端に係止爪を設けるようにしてもよい。そして、前記弾性付与した脚片を前記軸受片25の挿通孔32に挿通し、機枠1の上板を貫通して前記係止爪を上板裏面に係止させることにより、前記軸受片25を鉛直面内で上動自在にワンタッチで取着することができる。なお、軸受片25を上動軸24により上動自在としたが、ガイド枠またはガイド溝により上動自在としてもよい。
【0025】
一方、下ヒンジ部3bは、図5に示すように機枠1の下部に固着された下部固定金具35の上面に突設されたヒンジ軸36と、前面枠2の下部に固着された下部可動金具37に穿設された軸孔38とで構成されている。前記ヒンジ軸36の先端は前記軸孔38に挿通し易いように先細状となっており、該ヒンジ軸36の長さは前記支軸23よりも長く設定されている。なお、下ヒンジ部3bは組合せを逆にしてもよく、前記下部固定金具35に軸孔38を穿設して、前記下部可動金具37下面にヒンジ軸36に垂設するようにして、該ヒンジ軸36を軸孔38に係合させるようにすればよい。また、前記前面枠2の側端後面は、前面枠2が前記支軸23およびヒンジ軸36を回転軸として回動し得るようにテーパー状に切り欠いている。
【0026】
本発明に係るヒンジ構造は上記のように構成されるもので、機枠1に前面枠2を軸支するには、先ず図5に示すように下部可動金具37の軸孔38を下部固定金具35のヒンジ軸36の上方から嵌合させて下ヒンジ部3bを連係し前面枠2の下部を機枠1に支持させる。この状態で、図8(a)実線および図9(a)実線のように前面枠2を機枠1に対し任意の角度に開放した状態で、同図鎖線に示すように前面枠2を水平移動して前記支軸23をガイド片27の切込孔28の開口に位置させると共に軸受片25の誘導部39に当接させて上動軸24方向に押圧移動する。すると、図9(a)鎖線に示すように前記支軸23が軸受片25の誘導部39を押すことにより、規制片34,34により水平方向の回動を阻止された状態で上動し、支軸23が切込孔28に沿って移動して軸孔26に導かれる。そして、図8(b)および図9(b)に示すように軸受片25は支軸23との接触を解かれると自重で下動し、軸孔26が支軸23に嵌挿して上ヒンジ部3aが連繋し、支軸23およびヒンジ軸36を支点として前面枠2が機枠1に開閉自在に軸支される。このときガイド手段(誘導部39)により軸受片25を上動させるようにしているために前面枠2を両手で支えて水平移動させることができ、安全で確実な操作で機枠1にワンタッチで装着できる。
【0027】
また、前面枠2を図8(b)矢印方向(閉鎖方向)に回動すると、図6および7に示すように前記上動阻止片33が前記軸受片25の一部上方に臨むように位置して重合し、該軸受片25の抜脱方向である上動を阻止し軸受片25が下方変位した状態を維持する。このため、係合した軸受片25の軸孔26が支軸23から無用に外れることはない。なお、前記軸受片25が自重でうまく下方変位しなかった場合でも、前記上動阻止片33により軸受片25を強制的に下動させて軸孔26と支軸23とを係合させることができ不具合を解消することができる。このとき上動阻止片33下面をテーパー状に形成し、軸受片25を押さえ込みやすくするのが好ましい。
【0028】
また、前面枠2を開放した際に、誤って前面枠2を上動するようなことがあっても前面枠2がガイド片27の下面に衝止するのみでヒンジ部3aの支軸23と軸孔26との連繋が無用に外れることはなく、確実に前面枠2を開閉動作することができる。
【0029】
また、前面枠2を機枠1から取外すには、前面枠2を機枠1に対して任意の角度(図8(b)に示す前記上動阻止片33が前記軸受片25に重合しない角度)に開放し、その開放状態を維持しながら指で軸受片25を上動させて支軸23と軸孔26との係合を解除する。そして、支軸23を切込孔28に沿って水平移動させることによってヒンジ部3aの連繋を解除して前面枠2を簡単に取外すことができる。
【0030】
このように、軸孔26を備えた軸受片25を上動自在に設けるようにしたので、前面枠2を機枠1に装着する際に支軸23を軸受片25めがけて水平移動させるだけの簡単な操作で軸孔26に係合して軸支することができ、前面枠2の機枠1への組付け作業の効率が大幅にアップする。また、前面枠2を閉鎖した状態で上ヒンジ部3aの軸受片25が露出していても前記上動阻止片33が前記軸受片25の一部に重合位置して該軸受片25の上動を阻止しており、遊技者は軸受片25を上動させることができないため、悪戯または不正目的で前面枠2を外されるようなことはない。
【0031】
なお、前記誘導部39を軸受片25の前方先端に設けるようにしたが、機枠1の前方に突出する軸受片25の側方に設けるようにしてもよく、これに伴い前記ガイド片27の切込孔28も同じ側方に開口するように開設すればよい。また、前記ガイド片27を前記軸受片25と一体的に形成し、上下方向に変位自在に設けるようにしてもよく、前面枠2を開放した際に誤って前面枠2を上動するようなことがあっても、支軸23と共に軸受片25が上動するのみでヒンジ部3aの連繋が外れることはなく、確実に前面枠2を開閉動作することができる。さらに、ガイド手段として前記支軸23の上部をテーパ−状のガイド面として形成して前記軸受片25と接触することにより該軸受片25を上動させるようにしてもよい。このとき軸受片25に前記誘導部39は設けなくてもよい。なお、ガイド手段は必ずしも設けなければならないものではなく、支軸23と軸孔26の係合時に手で軸受片25を操作して持ち上げ係合させるようにしてもよい。
【0032】
上記実施の形態において前記軸受片25の上動軸24を垂直方向に突設したものとしたが、上動軸24を水平軸として軸受片25を上動自在に軸支するようにしてもよいのはいうまでもない。図10乃至図15に軸受片25を水平軸により上動自在に軸支した実施の形態を示す。なお、前記実施の形態と同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態において軸受片25は機枠1の角部に沿ったL字状に形成され、L字状の一片25aに上動軸である筒状軸42を挿通する挿通孔32が形成され、他側片25bには機枠1の前方に突出する突片43が形成されると共に機枠1の前面に沿うように垂下した押え片40が形成されている。前記突片43には機枠1を拡大した仮想平面に対して直交方向(前後方向)に延びる長孔状の軸孔26が穿設され、前記支軸23を軸孔26に誘導する誘導手段として前記突片25bの下面に前端から前記軸孔26に連通する凹溝41を形成している。また、前記押え片40は前記実施の形態における阻止手段としての上動阻止片33の役割をなし、前面枠2を閉鎖した時に前記押え片40が前面枠2により押圧されて軸受片25の上動が阻止され該軸受片25の下方変位した状態を維持する。
【0033】
前記軸受片25は前記挿通孔32に筒状軸42を挿通し、前記溝部1aの下方に位置して機枠1の側板を貫通してEリングにより抜け止めして、該筒状軸42を支点として上下方向に回動自在に取着される。このとき、軸受片25の上動範囲は機枠1に段状に彫設された溝部1aによって規制される。一方、前面枠2側に設けられる支軸23は、上部にテーパー状のガイド面23aが形成され前記軸受片25を上動しやすくするガイド手段としている。なお、前記支軸23はヒンジ軸36より短く設定されると共に、軸受片25の上動範囲もヒンジ軸36の長さより小さく設定される。また、機枠1に溝部1aを形成することなく、図16に示すように上部固定金具19の水平板部20に切り溝19aを設けて該切り溝19aの下方に位置して軸受片25を軸着し上動自在とするようにしてもよい。
【0034】
上記構成の上ヒンジ部3aにより前面枠2を機枠1に軸支するには、前記実施の形態と同様に先ず下ヒンジ部3bのヒンジ軸36と軸孔38とを連繋する。次に図14(a)および図15(b)に示すように前面枠2を機枠1に対し任意の角度に開放した状態で、前記支軸23を前記突片25bの下面に形成された凹溝41に臨ませて、支軸23のテーパー状のガイド面23aが突片25bに接触することにより図15(b)に示すように軸受片25が前記筒状軸42を支点として上動する。そして、図14(b)に示すように支軸23が凹溝41により長孔状の軸孔26に誘導されて支軸23と軸孔26とが係合すると同時に軸受片25が自重により下方変位して、前面枠2が機枠1に対して回動自在に軸支される。このとき軸孔26が長孔状に形成されていることから、支軸23が長孔の奥方に入り込んだ状態で確実に軸受片25が下方変位する。
【0035】
この状態で前面枠2を図14(b)矢印に示す閉鎖方向に回動すると、図12および図13に示すように前面枠2の後面により前記押え片40が押圧されることになるため、軸受片25は上動を阻止されて下方変位した状態を維持し軸孔26が支軸23から外れることがなく、悪戯で軸受片25を上動して支軸23との係合を外されるような事態を完全に阻止することができる。しかも、万一軸受片25が完全に下動していなくても前記押え片40を押圧することにより該軸受片25を強制的に下動させて確実に支軸23と軸孔26とを係合させ軸支することができる。このとき支軸23は長孔状の軸孔26の最も手前側で抱持されており、前後左右方向にもがたつくことはない。
【0036】
また、前面枠2を開放した際に、誤って前面枠2を上動するようなことがあって軸受片25を上動させても、上ヒンジ部3aの支軸23は軸孔26に係合する方向に移動するため支軸23と軸孔26との連繋が外れることはなく、しかも軸受片25の上動範囲が下ヒンジ部3bのヒンジ軸36より小さいために下ヒンジ部3bの係合も外れることがなく、確実に前面枠2を開閉動作することができる。
【0037】
また、前面枠2を機枠1から取外すには、前面枠2を機枠1に対して任意の角度に開放し、その開放状態を維持しながら軸受片25を指で上動して支軸23から軸孔26を外すことによってヒンジ部3aの連繋を解除して前面枠2を簡単に取外すことができる。
【0038】
なお、上記した実施の形態において前面枠2側に支軸23を設けて、他方の機枠1側に軸孔26を形成した軸受片25に設けるようにしたが、支軸23および軸孔26の関係を反対にしてもよく、図17乃至図23にその実施の形態を示す。前記実施の形態と大きく異なる点は支軸および軸孔の関係を反対にした点と前記軸受片を着脱自在とした点であるため、同じ構成要素には同一符号を付して説明する。機枠1に取付ける上部固定金具19は、図18に示すようにほぼ中央に開口44が開設されると共にその前方にスリットにより複数の帯片45が形成され、一部の帯片45を除いて該帯片45を湾曲して後方が開放する軸筒部46を形成している。また、前記軸受片25には前端に支軸としての軸片部47を屈曲垂下し、その側方に位置して上動阻止手段である押え片40を屈曲して水平状に設け、後端に前記軸筒部46に噛み合う回動軸部48が前方を開放して形成されている。前記軸片部47は後述する軸孔としての軸筒孔49のほぼ径に等しい幅員を有し、幅方向の側面先端がガイド手段として先細テーパー状のガイド面47aに形成されている。なお、前記軸受片25の軸片部47は厚さ方向に屈曲させてガイド手段としてもよい。また、当然のことながら前記軸片部47を軸ピン状の支軸としてもよいのはいうまでもない。
【0039】
そして、前記軸受片25を上動自在に軸支させるには、先ず図21(a)および(b)に示すように軸受片25の回動軸部48を前記開口44に臨ませる。そして、先ず図21(c)に示すように前記回動軸部48をスライドさせて軸筒部46と噛み合せることで同図鎖線の示すように該軸筒部46および回動軸部48を上動軸として軸受片25を上動自在に軸支することができる。この際前記軸筒部46を形成しない帯片45により軸受片25の下動が規制されてほぼ水平状態に支持される。なお、前記軸受片25の上動軸支構造は上記実施の形態に限定されるものではなく、軸受片25が上動自在に軸支されるものであればよく、軸棒を介挿して回動自在に装着する蝶番状としてもよい。
【0040】
一方、前面枠2には図18に示すように前記軸片部47が嵌挿される軸孔としての筒状の軸筒孔49が形成されると共に、前記押え片40の上方に臨み軸受片25の上動を阻止する阻止手段としての上動阻止片33が形成される。該上動阻止片33の下面はテーパー状に形成されている。
【0041】
上記構成のヒンジ構造を連係するには、下部固定金具35のヒンジ軸36に下部可動金具37の軸孔38を上方から嵌合させて前面枠2の下部を機枠1に支持させる。そして、この状態で前面枠2の上部を水平移動して、図22(a)および図23(a)に示すように前記軸片部47を軸筒孔49の軸筒側面に当接させて図23(a)鎖線および図23(a)鎖線に示すように機枠1方向に押圧移動すると、軸片部47のテーパー状のガイド面47aが接触することにより図23(a)鎖線に示すように軸受片25が上動する。そして、軸片部47が上動しきって軸筒孔49に導かれて図22(b)および図23(b)に示すように軸受片25が自重により下動して軸片部47が軸筒孔49に嵌挿して前面枠2が機枠1に回動自在に装着される。このとき軸受片25が自重により下動して軸片部47が軸筒孔49に嵌挿するため、軸受片25を任意で外す操作をしない限り軸片部47が軸筒孔49から外れることがない。したがって、前面枠2が誤って外れて作業者が怪我をしたり前面枠2を破損したりすることがないため前面枠2を安心して開閉動作することができる。
【0042】
そして、図22(b)鎖線に示すように前面枠2を閉じる方向に回動すると前記上動阻止片33が押え片40の上方に重合するように臨み、該軸受片25の上方への変位を阻止し下方変位した状態を維持する。このため、軸片部47が軸筒孔49から外れる抜脱方向への移動が確実に規制され、前面枠2を閉鎖した状態においては図20に示すように軸受片25が上動することがないのでヒンジ部3aの連係が外れることがなく、遊技者に悪戯または不正目的でヒンジ部3aの連係を外されることはない。
【0043】
また、装着した前面枠2を機枠1から取外すには、前面枠2を前記上動阻止片33が押え片40の重合状態から外れた状態で機枠1に対して任意の角度に開放し、手で軸受片25を操作して図23(b)鎖線に示すように軸筒部46を回動軸として軸受片25を上動させ、軸片部47を軸筒孔49から外すことで上ヒンジ部3aの連繋を解除して前面枠2を簡単に取外すことができる。
【0044】
以上本発明を図面を参照して実施の形態を説明したが、本発明は例示した形態に限定されるものではなく、その趣旨内において他の形態も可能であり以下に列挙する。まず、上記した実施の形態では軸受片25を機枠1側に設けるヒンジ構造として説明したが、前面枠2側に軸受片25を上下方向に変位自在に設けるようにしてもよい。なお、このとき前記実施の形態に示したように軸受片25に支軸23を設けるようにしても軸孔26を設けるようにしてもよいのはいうまでもない。
【0045】
また、前記軸受片25の自重での下動を確実とするために、軸受片25に重錘等を設けるようにして下動しやすくするのが好ましい。
【0046】
また、上記した実施の形態において上ヒンジ部3aのヒンジ構造として説明したが、本発明は上ヒンジ部3aに限定されることなく、上下ヒンジ部3a,3bの少なくとも一方のヒンジ構造を上記実施の形態で示したヒンジ構造とすればよく、上下ヒンジ部3a,3bの両方を実施の形態で示したヒンジ構造としてもよい。つまり、前面枠2を水平移動することにより本発明の構造である上ヒンジ部3a(下ヒンジ3b)を連繋するようにすればよい。例えば図24に示すように前記最初に示した実施の形態の上下ヒンジ部3a,3bを上下入れ替えた構成として示す。なお、異なる点は軸受片25を前面枠2側に設けた点と該軸受片25の誘導部39を側方に設けると共に下部下動金具37をガイド片として切込孔28を側方に向けて開口した点である。50は下部固定金具35に設けられた阻止手段としての上動阻止片である。まず、上ヒンジ部3aのヒンジ軸36と軸孔38を連繋し、次に前面枠2の下方を水平移動して下ヒンジ部3bの支軸23に切込孔28の開口を位置させると共に軸受片25の誘導部39に当接させて押圧移動する。すると、前記支軸23が軸受片25の誘導部39を押すことにより該軸受片25が上動し、支軸23が切込孔28に沿って移動して軸孔26に導かれる。そして、軸受片25は支軸23との接触を解かれると自重で下動し、軸孔26が支軸23に嵌挿して下ヒンジ部3bが連繋し、支軸23およびヒンジ軸36を支点として前面枠2が機枠1に開閉自在に軸支される。このとき、前面枠2には軸受片25が上動可能な範囲の切り込みKまたは空洞部が設けられる。そして、前面枠2を閉鎖方向に回動すると、前記軸受片25の一部が前記上動阻止片50の下方に臨むように位置して重合し、該軸受片25の抜脱方向である上動を阻止し下方変位した状態を維持する。このため、係合した軸受片25の軸孔26が支軸23から無用に外れることはない。なお、上下ヒンジ部3a,3bを前面枠2の上下端に設けるようにしたがこの位置に限定されるものではなく、前面枠2の中間位置に設けるようにしてもよい。
【0047】
さらに、前記支軸23は上記実施の形態に示した形状および長さに限定されるものではなく、例えば多角形であっても中空状であってもよい。
【0048】
また、前記支軸と軸孔とを係合する際に前記軸受片を上方に変位させるガイド手段を軸受片25または支軸23(軸片部47)に設けるようにしたが、必ずしもそれらに設ける必要はなく、軸受片25と接触することにより該軸受片25を上方に変位させる突起または窪部等を別途設けるようにしてもよい。
【0049】
また、上記した機枠1および前面枠2は、合成樹脂製に限らず木製又は金属板を抜き型や曲げ型当により形成したり、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の軽合金により、ダイカスト鋳造又は射出成形(チクソーモールディング法)により形成して軽量で寸法精度の高いものとしてもよい。この場合、機枠1と前記上部固定金具19を一体に形成するようにしてもよい。
【0050】
また、上記した実施の形態では、前面枠2を合成樹脂製として支軸23を前面枠2と一体に形成したものとして説明したが、支軸23を突設した可動金具を別体に形成して該可動金具を前面枠2に取着するようにしてもよい。
【0051】
なお、前記実施の形態において、機枠1を装着本体とし前面枠2を開閉体として装着するヒンジ構造として説明したが、例えば装着本体を前面枠2として開閉体を該前面枠2の裏面に装着される機構板11として、機構板11を前面枠2に着脱回動自在に装着するヒンジ部12,12を前述したヒンジ構造として機構板11を水平移動することによりヒンジ部12,12が連繋するようにしてもよい。
【0052】
また、実施の形態において遊技機の一例としてパチンコ遊技機について説明したが、本発明は、雀球遊技機,アレンジボール式遊技機,回胴式遊技機(スロット)等,他の遊技機に装着される前面枠等の開閉体のヒンジ部にも適用できることは言うまでもない。
【0053】
さらに、本発明のヒンジ構造は遊技機に限られることなく、扉等の開閉体を装着本体に着脱回動自在に装着するものにも広く適用することができ、装着本体の一側に開閉体の一側を支軸と軸孔との係合によりヒンジすることで該開閉体を開閉可能に支持するヒンジ構造であって、前記開閉体または装着本体のいずれか一方に支軸または軸孔を設け、他方には前記支軸または軸孔が係合し得る軸孔または支軸を設けた軸受片を上下方向に変位自在に設け、前記軸受片が下方変位した状態で前記支軸と軸孔とが係合するようにすればよい。好ましくは開閉体の閉鎖時に軸受片の上動を阻止する阻止手段を設けるのがよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るヒンジ構造は、支軸または軸孔を形成した軸受片を上下方向に変位自在に設けるようにしたので、前面枠を開放した状態で該前面枠を水平移動するだけの簡単な作業で前面枠を持ち上げることなく支軸と軸孔とを係合して前面枠を機枠に開閉自在に簡単に軸支することができ、前面枠の装着時に前面枠が誤って外れて作業者が怪我をしたり前面枠を破損したりすることがない。
【0055】
また、前面枠を閉鎖したときに軸受片の上動を阻止する規制手段を設けるようにしたので、悪戯に軸受片を上動して支軸と軸孔との係合を解除されることはない。さらに、構造が極めて簡単で製作コストを格段に安くすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】
前面枠を開放して示すパチンコ遊技機の斜視図である。
【図3】
機枠と前面枠の上ヒンジ部の軸支状態を示す斜視図である。
【図4】
上ヒンジ部の分解斜視図である。
【図5】
機枠と前面枠の下ヒンジ部の軸支状態を示す斜視図である。
【図6】
機枠に前面枠を軸支した状態の平面図である。
【図7】
上ヒンジ部の要部断面図である。
【図8】
(a),(b)は機枠に前面枠を軸支する作用説明図である。
【図9】(a),(b)は機枠に前面枠を軸支する作用説明図である。
【図10】他の実施の形態の軸受片の軸支状態を示す斜視図である。
【図11】図10の分解斜視図である。
【図12】図10の平面図である。
【図13】図10の要部断面図である。
【図14】(a),(b)は作用説明図である。
【図15】(a),(b)は作用説明図である。
【図16】他の実施の形態の軸支状態を示す斜視図である。
【図17】他の実施の形態の軸受片の軸支状態を示す斜視図である。
【図18】図17の分解斜視図である。
【図19】図17の平面図である。
【図20】図17の要部断面図である。
【図21】(a)〜(c)は軸受片の連係を示す説明図である。
【図22】(a),(b)は作用説明図である。
【図23】(a),(b)は作用説明図である。
【図24】他の実施の形態の機枠と前面枠の軸支状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1       機枠(装着本体)
2       前面枠(開閉体,装着本体)
3a      上ヒンジ部
3b      下ヒンジ部
11      機構板(開閉体)
12      ヒンジ具
23      支軸
23a     ガイド面(ガイド手段)
24      上動軸
25      軸受片
26      軸孔
27      ガイド片(誘導手段)
33      上動阻止片(阻止手段)
36      ヒンジ軸
38      軸孔
39      誘導部(ガイド手段)
40      押え片(阻止手段)
41      凹溝(誘導手段)
42      筒状軸
46      軸筒部
47      軸片部(支軸)
47a     ガイド面(ガイド手段)
48      回動軸部
49      軸筒孔(軸孔)

Claims (3)

  1. 機枠の一側に前面枠の一側を支軸と軸孔との係合によりヒンジすることで該前面枠を開閉可能に支持した遊技機における前面枠のヒンジ構造であって、
    前記前面枠または機枠のいずれか一方に支軸または軸孔を設け、他方には前記支軸または軸孔が係合し得る軸孔または支軸を形成した軸受片を上下方向に変位自在に設け、前記軸受片が下方変位した状態で前記支軸と軸孔とが係合するようにしたことを特徴とする遊技機における前面枠のヒンジ構造。
  2. 前記支軸と軸孔とを係合する際に前記軸受片を上方に変位させるガイド手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機における前面枠のヒンジ構造。
  3. 前面枠を閉鎖した状態で前記軸受片の上方への変位を阻止する阻止手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機における前面枠のヒンジ構造。
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