JP5008696B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
遊技機、例えばパチンコ機等の弾球遊技機では、外枠に開閉自在に枢着された前枠に、遊技盤が着脱自在に装着された遊技盤装着枠と、この遊技盤装着枠に下側に配置され且つ前面に発射手段等が配置された下セット板とを備え、遊技盤の遊技領域を視認可能に覆うガラス扉を遊技盤の前面に、発射用の遊技球を貯留する貯留皿等を有する開閉扉を下セット板の前面に夫々開閉自在に配置している。ガラス扉、開閉扉は、前枠を外枠に開閉自在に枢支するヒンジ手段と同一側に配置された左右一端側の上下一対のヒンジにより、前枠に対して開閉自在に枢支されている(特許文献1)。
このようにガラス扉、開閉扉の左右一端側を上下一対のヒンジ手段により前枠に開閉自在に枢着する場合、ガラス扉、開閉扉の自由端側に垂れ下がりが生じ、ガラス扉、開閉扉を円滑に開閉できない問題がある。
即ち、ガラス扉用、開閉扉用の各ヒンジ手段は、支持ブラケット又は回動ブラケットに設けられたヒンジ軸を、回動ブラケット又は支持ブラケットに設けられたヒンジ孔に回動自在に嵌合させる構造を採用しており、そのヒンジ軸とヒンジ孔との間に必ず所定の遊び(隙間)がある。
一方、近年の弾球遊技機では、遊技盤の遊技領域の大型化に伴ってガラス扉が大型化する上に、ガラス扉の上部両側に演出用のスピーカが装着されると共に、遊技領域の周辺に多数の演出用のランプ等が装着され、また開閉扉には前面に遊技球の貯留皿が装着される他、自由端側に発射ハンドルが設けられる等、ガラス扉及び開閉扉の自由端側に加わる垂直重量が増加する傾向にある。
従って、ガラス扉、開閉扉が開放状態のときには、ガラス扉、開閉扉を左右一端側の上下一対のヒンジ手段により片持ち状に支持することになるため、各ヒンジ手段の遊びと各扉の自重による撓みによってガラス扉、開閉扉の自由端側が垂れ下がり気味となり、ガラス扉、開閉扉の開閉、取り分けガラス扉、開閉扉の閉鎖が困難になる問題がある。
弾球遊技機においては、上下一対のヒンジ手段により開閉自在に枢支される前枠の場合に同様の問題があり、その対策として、従来、前枠の下端縁及び/又は前枠を下側から受ける外枠側の前下枠板の上端縁を傾斜状に形成して、前枠に鉛直方向の加重が加わった状態のときに両者が略平行になるようにしたものがある(特許文献2)。
特開2009−273号公報 特開平10−33783号公報
ガラス扉と開閉扉との関係においても、特許文献2に記載の場合と同様にガラス扉の下端縁及び/又は開閉扉の上端縁を傾斜状に構成することが考えられる。
しかし、ガラス扉、開閉扉は通常略矩形状であるが、ガラス扉の下端縁及び/又は開閉扉の上端縁を傾斜状に構成する場合には、ガラス扉及び/又は開閉扉を特殊な形状にする必要があり、しかも両者の自由端側が垂れ下がることを考慮してその下端縁及び/又は上端縁の角度を決定しなければならず、ガラス扉及び開閉扉の製作が困難になるという新たな問題が生じる。なお、弾球遊技機以外の遊技機においても同様の問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ヒンジ手段による枢着構造を採用しながらも、ガラス扉及び開閉扉の自由端側の垂れ下がりを防止できると共に、簡単な構造で容易に実施できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、ヒンジ孔35a,37a,39a,40aに嵌合するヒンジ軸36a,38a,41aを有する左右一端側の上下一対のヒンジ手段15〜18により上扉13と下扉14とを扉装着枠3に夫々開閉自在に枢着した遊技機において、前記上扉13用の下側のヒンジ手段16と、前記下扉14用の上側のヒンジ手段17とに共通の支持ブラケット36を前記扉装着枠3に固定し、該共通の支持ブラケット36の上下両側に設けられたヒンジ軸36aと、前記上扉13用の上側のヒンジ手段15及び前記下扉14用の下側のヒンジ手段18の前記扉装着枠3に固定された支持ブラケット35,37のヒンジ孔35a,37aとを略同一軸心上に配置し、前記上扉13用の下側のヒンジ手段16及び前記下扉14用の上側のヒンジ手段17の前記各扉13,14に固定された回動ブラケット39,40のヒンジ孔39a,40aを略同一軸心上に配置し、前記上扉13用の上側のヒンジ手段15の前記上扉13に固定された回動ブラケット38のヒンジ軸38aを、前記回動ブラケット39,40のヒンジ孔39a,40aの軸心よりも前記上扉13の自由端側に偏位して配置し、前記下扉14用の下側のヒンジ手段18の前記下扉14に固定された回動ブラケット41のヒンジ軸41aを、前記回動ブラケット39,40のヒンジ孔39a,40aの軸心よりも前記下扉14の反自由端側に偏位して配置し、前記各偏位量は各扉13,14の鉛直方向の荷重による撓み量に見合う寸法としたものである。
また別の本願発明は、ヒンジ孔35a,37a,39a,40aに嵌合するヒンジ軸36a,38a,41aを有する左右一端側の上下一対のヒンジ手段15〜18により、上扉13と下扉14とを扉装着枠3に夫々開閉自在に枢着した遊技機において、前記上扉13用の下側のヒンジ手段16の前記上扉13に固定された回動ブラケット39及び前記下扉14用の上側のヒンジ手段17の前記下扉14に固定された回動ブラケット40のヒンジ孔39a,40aと、前記上扉13用の上側のヒンジ手段15の前記上扉13に固定された回動ブラケット38及び前記下扉14用の下側のヒンジ手段18の前記下扉14に固定された回動ブラケット41のヒンジ軸38a,41aとを略同一軸心上に配置し、前記上扉13用の下側のヒンジ手段16と前記下扉14用の上側のヒンジ手段17とに共通の支持ブラケット36を前記扉装着枠3に固定し、該共通の支持ブラケット36の上下両側に略同一軸心上に配置されたヒンジ軸36aを設け、前記上扉13用の上側のヒンジ手段15の前記扉装着枠3に固定された支持ブラケット35のヒンジ孔35aを、前記共通の支持ブラケット36のヒンジ軸36aの軸心よりも前記上扉13の反自由端側に偏位して配置し、前記下扉14用の下側のヒンジ手段18の前記扉装着枠3に固定された支持ブラケット37のヒンジ孔37aを、前記共通の支持ブラケット36のヒンジ軸36aの軸心よりも前記下扉14の自由端側に偏位して配置し、前記各偏位量は各扉13,14の撓み量とに見合う寸法としたものである。
本発明によれば、ヒンジ手段15〜18による枢着構造を採用しながらも、上扉13及び下扉14の自由端側の垂れ下がりを防止できると共に、簡単な構造で容易に実施できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 遊技機本体の分解斜視図である。 各ヒンジ手段の正面断面図である。 各ヒンジ手段側を破断した遊技機本体の側面図である。 (a)は外枠側ヒンジ手段の説明図、(b)は前枠側のヒンジ手段の説明図である。 (a)は前枠側ヒンジ手段の説明図、(b)はガラス扉側及び開閉扉側のヒンジ手段の説明図である。 各ヒンジ手段の当接状態の説明図である。 (a)は図7のa矢視図、(b)は図7のb矢視図、(c)は図7のc矢視図、(d)は図7のd矢視図である。 本発明の第2の実施形態を例示し、(a)は前枠側ヒンジ手段の説明図、(b)はガラス扉側及び開閉扉側のヒンジ手段の説明図である。 本発明の第3の実施形態を例示し、(a)は前枠側ヒンジ手段の説明図、(b)はガラス扉側及び開閉扉側のヒンジ手段の説明図である。 本発明の第4の実施形態を例示し、(a)は前枠側ヒンジ手段の説明図、(b)はガラス扉側及び開閉扉側のヒンジ手段の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示する。パチンコ機は図1、図2に示すように遊技機本体1を有し、この遊技機本体1は矩形状の外枠2と、外枠2の前面側に着脱、開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。
外枠2はその前面側の下端部に左右方向に配置された前下枠板4を有し、この前下枠板4上に前枠3が配置されている。前枠3は合成樹脂製であって、外枠2の前面側に当接する矩形状の枠部5と、この枠部5の内側上部に配置された遊技盤装着枠6と、この遊技盤装着枠6の下側で枠部5の内側下部に配置された下セット板7とを一体に備え、枠部5の左右一端側が上下複数個、例えば上下一対のヒンジ手段8,9により外枠2に着脱、開閉自在に枢着されている。
遊技盤装着枠6には前側から遊技盤10が着脱自在に装着され、また下セット板7には左右の略中央に発射手段11が装着され、その右側に下部スピーカ12が配置されている。なお、遊技盤10は遊技盤装着枠6に裏側から着脱自在に装着してもよい。
遊技板10の前面には、発射手段11から発射された遊技球を案内する外ガイドレール29aが略円弧状に配置されると共に、そのガイドレール29aの内側の遊技領域10aに画像表示手段29b、特別図柄始動手段29c、大入賞手段29d、普通図柄始動手段29e、普通入賞手段29f等の各種の遊技部品が配置されている。
前枠3には遊技盤10の前面側に配置されたガラス扉13と、下セット板7の前面側に配置された開閉扉14とが上下に近接して装着され、前枠3用のヒンジ手段8,9と同一側に配置された上下複数、例えば上下一対のヒンジ手段15,16、17,18により着脱、開閉自在に枢支されている。なお、この実施形態では、ガラス扉13が上扉を、開閉扉14が下扉を夫々構成し、これらに対して前枠3が扉装着枠を構成している。
ガラス扉13は遊技盤10を前面側から覆う縦長矩形状であって、遊技盤10の遊技領域10aを透視可能な窓孔19を有する例えば板金製の扉枠20と、この扉枠20の前側に装着された合成樹脂製の化粧カバー21と、扉枠20の裏側に装着されたガラスユニット22とを備え、前枠3の前面側に閉じたときに、扉枠20の外縁側が枠部5の前側に略当接し、ガラスユニット22がその内側に嵌合する。
ガラス扉13の上部の左右両側には上部スピーカ23が装着され、また化粧カバー21には遊技領域10aの外周に対応して適宜発光ランプが設けられている。ガラスユニット22は前後二枚のガラス板を外周の保持枠で保持してなり、扉枠20の裏側に着脱自在に装着されている。
開閉扉14には下セット板7を前面側から覆う横長矩形状であって、板金製の支持板24と、この支持板24の前側に装着された合成樹脂製の化粧カバー25とを備え、発射手段11に供給するための遊技球を貯留する供給皿28と、発射手段11を作動させるための発射ハンドル26とが前側に設けられ、また裏側には発射手段11の発射動作に連動して、供給皿28からの遊技球を1個ずつ発射手段11に送るための球送り手段27が設けられている。
なお、閉状態では前枠3は外枠2に対して、ガラス扉13、開閉扉14は前枠3に対して夫々施錠手段(図示省略)により施錠可能である。ガラス扉13、開閉扉14は閉状態では前枠3に対して前面側から当接する。開閉扉14の上端には前向きに開放する凹溝14aが設けられ、またガラス扉13の下端には開閉扉14を閉じてから、このガラス扉13を閉じたときに、開閉扉14の凹溝14aに対して前から嵌脱自在に嵌合する屈曲縁13aが設けられている。凹溝14aは開閉扉14の左右方向の略全長に、屈曲縁13aはガラス扉13の左右方向の略全長に夫々設けられている。
前枠3用のヒンジ手段8,9は、図3、図4に示すように前枠3の前面よりも前側に回動中心を有し、その回動中心廻りに前枠3が回動するようになっている。ガラス扉13用及び開閉扉14用の上下一対のヒンジ手段15,16、17,18も、図3、図4に示すように前枠3用のヒンジ手段8,9と同様に前枠3の前面よりも前側に回動中心を有し、その回動中心廻りにガラス扉13及び開閉扉14が回動するようになっている。
各ヒンジ手段8,9、15,16、17,18の回動中心は前枠3の前側の略同一軸心上又はその近傍にあり、前枠3、ガラス扉13及び開閉扉14は鉛直方向の加重が加わらない状態のときに夫々の自由端が高くなり、鉛直方向の加重が加わったときに夫々が略水平となるように構成されている。
前枠3用の上下一対のヒンジ手段8,9は図3、図4に示すように、外枠2側に固定された支持ブラケット30,31と、前枠3側に固定された回動ブラケット32,33とを有し、その支持ブラケット30,31により回動ブラケット32,33を下側から支えるようになっている。上側のヒンジ手段8は支持ブラケット30にヒンジ孔30aが、回動ブラケット32に下向きに突出してヒンジ孔30aに回動自在に嵌合するヒンジ軸32aが夫々設けられている。また下側のヒンジ手段9は支持ブラケット31に上向きに突出するヒンジ軸31aが、回動ブラケット33にヒンジ軸31aが回動自在に嵌合するヒンジ孔33aが夫々設けられている。
そして、前枠3用の上下のヒンジ手段8,9は、図5の(a)に示すように、支持ブラケット30,31側のヒンジ中心であるヒンジ孔30a、ヒンジ軸31aが外枠2に対して上下方向の略同一軸心(略同一鉛直線)上に配置され、また図5の(b)に示すように、上側の回動ブラケット32のヒンジ中心であるヒンジ軸32aが、下側の回動ブラケット33のヒンジ中心であるヒンジ孔33aよりも前枠3の自由端側へと偏位量A1だけ偏位して配置されている。この偏位量A1は、上下のヒンジ手段8,9の遊び量と前枠3に鉛直方向の加重が加わったときの前枠3の撓み量に見合う寸法に設定されている。
なお、上下の回動ブラケット32,33のヒンジ中心であるヒンジ軸32a、ヒンジ孔33aを前枠3に対して略同一軸心上に配置し、上側の支持ブラケット30のヒンジ中心であるヒンジ孔30aを、下側の支持ブラケット31のヒンジ中心であるヒンジ軸31aよりも外枠2に対して反自由端側へと偏位量A1だけ偏位して配置してもよい。また両者を折衷して、上側の支持ブラケット30のヒンジ中心を下側の支持ブラケット31のヒンジ中心よりも反自由端側に、上側の回動ブラケット32のヒンジ中心を下側の回動ブラケット33のヒンジ中心よりも自由端側に夫々偏位させてもよい。
図3、図4に示すように、ガラス扉13用の上下一対のヒンジ手段15,16は、前枠3側に固定された支持ブラケット35,36と、各ガラス扉13側に固定された回動ブラケット38,39とを有し、また開閉扉14用の上下一対のヒンジ手段17,18は、前枠3側に固定された支持ブラケット36,37と、開閉扉14側に固定された回動ブラケット40,41とを有する。
ガラス扉13用の下側のヒンジ手段16と開閉扉14用の上側のヒンジ手段17との支持ブラケット36は共通になっており、この共通の支持ブラケット36の先端部には上下方向の略同一軸心上で上下両側に突出するヒンジ軸36aが設けられている。
なお、ガラス扉13用の上下一対のヒンジ手段15,16の回動ブラケット38,39は、扉枠20の上下両端に屈曲形成されるか、扉枠20に装着された上下方向の帯板の上下両端に屈曲形成されている。また開閉扉14用の上下一対のヒンジ手段17,18の回動ブラケット40,41は開閉扉14の裏側の板金製の支持板24の上下両端に屈曲形成されている。
ガラス扉13用の上側のヒンジ手段15は、支持ブラケット35にヒンジ孔35aが、回動ブラケット38に上向きに出退自在に配置され且つ図外のバネにより突出方向に付勢されたヒンジ軸38aが夫々設けられ、そのヒンジ軸38aがヒンジ孔35aに嵌脱、回動自在に嵌合している。ガラス扉13用の下側のヒンジ手段16は、回動ブラケット39にヒンジ孔39aが形成され、このヒンジ孔39aにヒンジ軸36aが嵌脱、回動自在に嵌合している。
開閉扉14用の上側のヒンジ手段17は、回動ブラケット40にヒンジ孔40aが形成され、このヒンジ孔40aにヒンジ軸36aが嵌脱、回動自在に嵌合している。開閉扉14用の下側のヒンジ手段18は、支持ブラケット37にヒンジ孔37aが、回動ブラケット41に下向きに出退自在に支持され且つ図外のバネにより突出方向に付勢されたヒンジ軸41aが夫々設けられ、そのヒンジ軸41aがヒンジ孔37aに嵌脱、回動自在に嵌合している。
ガラス扉13用の上下のヒンジ手段15,16のヒンジ中心である支持ブラケット35,36のヒンジ孔35a及びヒンジ軸36a、開閉扉14用の上下のヒンジ手段17,18のヒンジ中心である支持ブラケット36,37のヒンジ軸36a及びヒンジ孔37aは、図6(a)に示すように、前枠3に対して上下方向の略同一軸心上に配置されており、各支持ブラケット35,36,37のヒンジ中心から前枠3の自由端側までの左右方向の寸法が略同一となっている。
一方、ガラス扉13の上側のヒンジ手段15の回動ブラケット38のヒンジ中心であるヒンジ軸38aは、図6(b)に示すように、下側のヒンジ手段16の回動ブラケット39のヒンジ中心であるヒンジ孔39aよりも偏位量A2だけガラス扉13に対して自由端側へと左右方向に偏位している。この偏位量A2はガラス扉13用の上下の各ヒンジ手段15,16の遊び量とガラス扉13に鉛直方向の加重が加わったときのその撓み量とに見合う寸法である。
即ち、ガラス扉13の上下の回動ブラケット38,39に設けられたヒンジ軸38aとヒンジ孔39aは、ガラス扉13に対して偏位量A2だけ左右方向にずれており、上側の回動ブラケット38のヒンジ軸38aからガラス扉13の自由端までの寸法が、下側の回動ブラケット39のヒンジ孔39aからガラス扉13の自由端までの寸法よりも小さくなっている。
また同様に開閉扉14の上側のヒンジ手段17の回動ブラケット40のヒンジ中心であるヒンジ孔40aも、図6(b)に示すように、下側のヒンジ手段18の回動ブラケット41のヒンジ中心であるヒンジ軸41aよりも偏位量A3だけ自由端側へと左右方向に偏位している。その偏位量A3は開閉扉14用の上下の各ヒンジ手段17,18の遊び量と開閉扉14に鉛直方向の加重が加わったときのその撓み量とに見合う寸法である。
従って、ガラス扉13と同様に開閉扉14用の上下の回動ブラケット40,41においても、その上側の回動ブラケット40に設けられたヒンジ孔40aと下側の回動ブラケット41に設けられたヒンジ軸41aは、開閉扉14に対して偏位量A3だけ左右方向にずれており、上側の回動ブラケット40のヒンジ孔40aからガラス扉13の自由端までの寸法が、下側の回動ブラケット41のヒンジ軸41aからガラス扉13の自由端までの寸法よりも小さくなっている。
ガラス扉13用の下側のヒンジ手段16の回動ブラケット39のヒンジ中心と、開閉扉14用の上側のヒンジ手段17の回動ブラケット40のヒンジ中心は左右方向の略同一位置に設けられている。
このような構成を採用すれば、前枠3を上下一対のヒンジ手段8,9により外枠2に開閉自在に枢着し、ガラス扉13及び開閉扉14を上下一対のヒンジ手段15,16、17,18により前枠3に開閉自在に枢着しているにも拘わらず、前枠3、ガラス扉13及び開閉扉14の自由端側の垂れ下がりを防止でき、前枠3、ガラス扉13及び開閉扉14を円滑に開閉することができる。しかも構造的にも簡単であり容易かつ安価に実施することができる。
例えば、ガラス扉13用の上下一対のヒンジ手段15,16では、その各ヒンジ手段15,16の支持ブラケット35,36のヒンジ中心であるヒンジ孔35a、ヒンジ軸36aが前枠3に対して上下方向の略同一鉛直線上に配置する一方、上側のヒンジ手段15の回動ブラケット38のヒンジ中心であるヒンジ軸38aが、上下のヒンジ手段15,16の遊び量とガラス扉13側の鉛直方向の加重による撓み量とに見合う寸法A2だけ、下側のヒンジ手段16の回動ブラケット39のヒンジ中心であるヒンジ孔39aよりもガラス扉13の自由端側に偏位している。
従って、ガラス扉13を開閉する際には、上下の支持ブラケット35,36のヒンジ孔35aとヒンジ軸36aとの中心間を結ぶ軸心を回動中心として回動するが、上側のヒンジ手段15では図7及び図8(a)に示すように回動ブラケット38のヒンジ軸38aの右側が支持ブラケット35のヒンジ孔35aの内面に当接し、また下側のヒンジ手段16では図7及び図8(b)に示すようにその支持ブラケット36のヒンジ軸36aの右側が回動ブラケット39のヒンジ孔39aの内面に当接するため、上下のヒンジ手段15,16の遊びを吸収でき、それに伴うガラス扉13の垂れ下がりを防止することができる。
またガラス扉13は鉛直方向の加重が加わらない状態では自由端側が若干上側に持ち上がった状態となっている。そして、ガラス扉13にその自重による鉛直方向の加重が加われば、その鉛直方向の加重による撓みにより自由端側が下がって全体が略水平状態となる。
このように上側のヒンジ手段15の回動ブラケット38のヒンジ中心をガラス扉13の自由端側にA2だけ偏位させることにより、ガラス扉13の自由端側の垂れ下がりを防止してガラス扉13を円滑に開閉できると共に、構造的にも簡単であり容易且つ安価に実施することができる。
前枠3側の上下のヒンジ手段8,9、開閉扉14側の上下のヒンジ手段17,18においても同様であり、前枠3、開閉扉14の開閉等も円滑に行うことができる。
例えば、開閉扉14側の場合には、上側の下のヒンジ手段17では図7、図8(c)に示すように支持ブラケット36のヒンジ軸36aの左側が回動ブラケット40のヒンジ孔40aの内面に当接し、下側のヒンジ手段18では図7、図8(d)に示すように回動ブラケット41のヒンジ軸41aの左側が支持ブラケット37のヒンジ孔37aの内面に当接する。
そして、開閉扉14の開閉に際しては、支持ブラケット36のヒンジ軸36aと支持ブラケット37のヒンジ孔37aの中心間を結ぶ軸心を回動中心として回動する。従って、開閉扉14側においても、ガラス扉13と同様にその自由端側の垂れ下がり等を防止して円滑に開閉できる。
またガラス扉13用の下側のヒンジ手段16と開閉扉14用の上側のヒンジ手段17との支持ブラケット36を共通に使用し、この支持ブラケット36の上下両側に突出するヒンジ軸36aを設けているので、この支持ブラケット36のヒンジ軸36aを基準に、ガラス扉13、開閉扉14に対する上下の回動ブラケット39,40のヒンジ中心の位置を決定すればよいので、各位置の設定を容易に行うことができる。
例えばガラス扉13、開閉扉14の左右幅が略同じ場合には、共通の支持ブラケット36のヒンジ軸36aが嵌合する回動ブラケット39,40のヒンジ孔39a,40aは、ガラス扉13、開閉扉14に対して略同一位置とし、これを基準に回動ブラケット39,40のヒンジ孔39a,40aの位置を決定すればよい。
図9は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、ガラス扉13用の上下のヒンジ手段15,16の回動ブラケット38,39のヒンジ軸38a及びヒンジ孔39a、開閉扉14用の上下側のヒンジ手段17,18の回動ブラケット40,41のヒンジ孔40a及びヒンジ軸41aは、図9(b)に示すように、上下方向の略同一軸心上に配置されている。
一方、ガラス扉13用の上側のヒンジ手段15の支持ブラケット35のヒンジ孔35a(ヒンジ中心)は、図9(a)に示すように、下側のヒンジ手段16の支持ブラケット36のヒンジ軸36a(ヒンジ中心)よりも外枠2に対して反自由端側に偏位量A2だけ偏位している。また開閉扉14用の上側のヒンジ手段17の支持ブラケット36のヒンジ軸36a(ヒンジ中心)も、図9(a)に示すように、下側のヒンジ手段18の支持ブラケット37のヒンジ孔37a(ヒンジ中心)よりも外枠2に対して自由端側に偏位量A3だけ偏位している。
つまり、支持ブラケット36のヒンジ軸36aを中心に支持ブラケット35のヒンジ中心は外枠2に対して前枠3の反自由端側に、支持ブラケット37のヒンジ中心は外枠2に対して前枠3の自由端側に夫々偏位量A2,A3だけ偏位している。この場合の偏位量A2,A3は第1の実施形態と同様であり、上下のヒンジ手段15,16、17,18の遊び量と鉛直方向の加重によるガラス扉13、開閉扉14の撓み量とに見合う寸法になっている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
この場合には、ガラス扉13は上側のヒンジ手段15の支持ブラケット35のヒンジ孔35aの中心と下側のヒンジ手段16の支持ブラケット36のヒンジ軸36aとを結ぶ傾斜軸心廻りに、また開閉扉14は上側のヒンジ手段17の支持ブラケット36のヒンジ軸36aの中心と下側のヒンジ手段18の支持ブラケット37のヒンジ孔37aとを結ぶ傾斜軸心廻りに夫々開閉する。
従って、ガラス扉13、開閉扉14が閉位置の近傍にある場合には、上下のヒンジ手段15,16、17,18の遊び及びガラス扉13、開閉扉14の撓みに伴う自由端側の垂れ下がりを防止することができるので、ガラス扉13、開閉扉14を円滑に開閉することができる。またガラス扉13、開閉扉14は上側が反自由端側に傾斜する傾斜軸心廻りに回動するため、開き勝手に回動する。
図10は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、ガラス扉13用の上側のヒンジ手段15の内、その支持ブラケット35のヒンジ中心は、図10(a)に示すように、下側のヒンジ手段16の支持ブラケット36のヒンジ中心よりも前枠3の反自由端側へと寸法A21だけ偏位し、その回動ブラケット38のヒンジ中心は、図10(b)に示すように、下側のヒンジ手段16の回動ブラケット39のヒンジ中心よりもガラス扉13の自由端側へと寸法A22だけ偏位している。
また同様に開閉扉14用の下側のヒンジ手段18の内、その支持ブラケット37のヒンジ中心は、図10(a)に示すように、上側のヒンジ手段17の支持ブラケット36のヒンジ中心よりも前枠3の自由端側へと寸法A31だけ偏位し、その回動ブラケット41のヒンジ中心は、図10(b)に示すように、上側のヒンジ手段17の回動ブラケット40のヒンジ中心よりもガラス扉13の反自由端側へと寸法A32だけ偏位している。
ガラス扉13側のヒンジ中心の寸法A21+A22の偏位量は、ガラス扉13用の上下のヒンジ手段15,16の遊び量とガラス扉13の撓み量に相当するものであり、また開閉扉14側のヒンジ中心の寸法A31+A32の偏位量は、開閉扉14用の上下のヒンジ手段17,18の遊び量と開閉扉14の撓み量に相当するものである。なお、寸法A21<寸法A22、寸法A31<寸法A32であることが望ましい。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このように前枠3側の各支持ブラケット35,36、36,37のヒンジ中心と、ガラス扉13及び開閉扉14側の各回動ブラケット38,39、40,41のヒンジ中心とを互いに逆方向に偏位して配置することによっても、ガラス扉13、開閉扉14の垂れ下がり等を防止することができる。
図11は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、ガラス扉13用の上側のヒンジ手段15の内、その支持ブラケット35のヒンジ中心は、図11(a)に示すように、下側のヒンジ手段16の支持ブラケット36のヒンジ中心よりも前枠3の自由端側へと寸法X1だけ偏位し、その回動ブラケット38のヒンジ中心は、図11(b)に示すように、下側のヒンジ手段16の回動ブラケット39のヒンジ中心よりもガラス扉13の自由端側へと寸法X2だけ偏位している。
また同様に開閉扉14用の下側のヒンジ手段18の内、その支持ブラケット37のヒンジ中心は、図11(a)に示すように、上側のヒンジ手段17の支持ブラケット36のヒンジ中心よりも前枠3の反自由端側へと寸法Y1だけ偏位し、その回動ブラケット41のヒンジ中心は、図11(b)に示すように、上側のヒンジ手段17の回動ブラケット40のヒンジ中心よりもガラス扉13の反自由端側へと寸法Y2だけ偏位している。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このように前枠3側の支持ブラケット35,36,37のヒンジ中心が偏位する場合でも、ガラス扉13側、開閉扉14側の回動ブラケット38,39、40,41のヒンジ中心を寸法X2−寸法X1=偏位量A2、寸法Y2−寸法Y1=偏位量A3となるように偏位して配置することにより、ガラス扉13、開閉扉14の垂れ下がり等を防止することができる。またこの実施形態では、ガラス扉13、開閉扉14は上側が自由端側に傾斜する傾斜軸心廻りに回動するため、閉まり勝手に回動する。
従って、ガラス扉13用の上下のヒンジ手段15,16、開閉扉14用の上下のヒンジ手段17,18を設けるに当たっては、その前枠3側に設けられる支持ブラケット35,36,37のヒンジ中心は、必ずしも上下方向の略同一直線上に配置しなくてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、ガラス扉13用のヒンジ手段15,16ではその支持ブラケット35,36を前枠3に、回動ブラケット38,39をガラス扉13に夫々固定し、また開閉扉14用のヒンジ手段17,18ではその支持ブラケット36,37を前枠3に、回動ブラケット40,41を開閉扉14に夫々固定しているが、各支持ブラケット35,36,37、回動ブラケット38,39、40,41は前枠3、ガラス扉13、開閉扉14に一体に設けてもよい。
共通の支持ブラケット36にはその上下両側に突出するヒンジ軸36aを設けているが、上下方向の同一軸心上に形成されたヒンジ孔により構成することもできる。また共通の支持ブラケット36の上下方向の一方にヒンジ軸を、他方にヒンジ孔を設けてもよい。
各ヒンジ手段15,16、17,18の支持ブラケット35,36,37側のヒンジ中心、回動ブラケット38,39、40,41側のヒンジ中心は、その相対応するヒンジ中心の一方がヒンジ軸であり、他方がヒンジ孔となる組み合わせであれば十分である。
またガラス扉13、開閉扉14は上下方向に3個以上のヒンジ手段を介して枢着してもよい。更に実施形態では、上扉としてパチンコ機のガラス扉13を、下扉としてパチンコ機の開閉扉14を、扉装着枠としてパチンコ機の前枠3を夫々例示しているが、パチンコ機等の弾球遊技機に限定されるものではなく、上扉と下扉とを上下に近接して配置する形態の遊技機であれば、スロットマシン等の他の遊技機に置いても同様に実施することが可能である。
例えば筐体の前面に開閉自在に配置された前面パネルを備え、この前面パネルに、回転リール式、その他の遊技図柄表示手段の前面に配置された表示窓扉と、この表示窓扉の上側又は下側に近接して配置された別の扉とを開閉自在に枢着したスロットマシン、或いは筐体の前面に上前面パネルと下前面パネルとを開閉自在に枢着したスロットマシン等でも同様に実施可能である。
また実施形態では、上扉、下扉が鉛直方向の軸心廻りに開閉する場合を基本にして説明したが、スロットマシンの前面パネルのように、上側が後となり下側が前となる等、前後方向の何れかに傾斜する縦軸心廻りに各扉が開閉する場合でも、その各扉用の上側のヒンジ手段15,17の各扉側の回動ブラケット38,40のヒンジ中心を各扉用の下側のヒンジ手段16,18の各扉側の回動ブラケット39,41のヒンジ中心よりも、各扉用の上下のヒンジ手段15,16、17,18の遊び量と鉛直方向の加重による各扉の撓み量とに見合う寸法だけ各扉に対して自由端側に偏位して配置する等することにより同様に実施可能である。
3 前枠(扉装着枠)
7 下セット板
10 遊技盤
13 ガラス扉(上扉)
14 開閉扉(下扉)
15〜18 ヒンジ手段
35,36,37 支持ブラケット
35a ヒンジ孔
36a,38a,41a ヒンジ軸
37a ヒンジ孔
38〜41 回動ブラケット

Claims (2)

  1. ヒンジ孔(35a,37a,39a,40a)に嵌合するヒンジ軸(36a,38a,41a)を有する左右一端側の上下一対のヒンジ手段(15〜18)により上扉(13)と下扉(14)とを扉装着枠(3)に夫々開閉自在に枢着した遊技機において、前記上扉(13)用の下側のヒンジ手段(16)と、前記下扉(14)用の上側のヒンジ手段(17)とに共通の支持ブラケット(36)を前記扉装着枠(3)に固定し、該共通の支持ブラケット(36)の上下両側に設けられたヒンジ軸(36a)と、前記上扉(13)用の上側のヒンジ手段(15)及び前記下扉(14)用の下側のヒンジ手段(18)の前記扉装着枠(3)に固定された支持ブラケット(35,37)のヒンジ孔(35a,37a)とを略同一軸心上に配置し、前記上扉(13)用の下側のヒンジ手段(16)及び前記下扉(14)用の上側のヒンジ手段(17)の前記各扉(13,14)に固定された回動ブラケット(39,40)のヒンジ孔(39a,40a)を略同一軸心上に配置し、前記上扉(13)用の上側のヒンジ手段(15)の前記上扉(13)に固定された回動ブラケット(38)のヒンジ軸(38a)を、前記回動ブラケット(39,40)のヒンジ孔(39a,40a)の軸心よりも前記上扉(13)の自由端側に偏位して配置し、前記下扉(14)用の下側のヒンジ手段(18)の前記下扉(14)に固定された回動ブラケット(41)のヒンジ軸(41a)を、前記回動ブラケット(39,40)のヒンジ孔(39a,40a)の軸心よりも前記下扉(14)の反自由端側に偏位して配置し、前記各偏位量は各扉(13,14)の鉛直方向の荷重による撓み量に見合う寸法であることを特徴とする遊技機。
  2. ヒンジ孔(35a,37a,39a,40a)に嵌合するヒンジ軸(36a,38a,41a)を有する左右一端側の上下一対のヒンジ手段(15〜18)により、上扉(13)と下扉(14)とを扉装着枠(3)に夫々開閉自在に枢着した遊技機において、前記上扉(13)用の下側のヒンジ手段(16)の前記上扉(13)に固定された回動ブラケット(39)及び前記下扉(14)用の上側のヒンジ手段(17)の前記下扉(14)に固定された回動ブラケット(40)のヒンジ孔(39a,40a)と、前記上扉(13)用の上側のヒンジ手段(15)の前記上扉(13)に固定された回動ブラケット(38)及び前記下扉(14)用の下側のヒンジ手段(18)の前記下扉(14)に固定された回動ブラケット(41)のヒンジ軸(38a,41a)とを略同一軸心上に配置し、前記上扉(13)用の下側のヒンジ手段(16)と前記下扉(14)用の上側のヒンジ手段(17)とに共通の支持ブラケット(36)を前記扉装着枠(3)に固定し、該共通の支持ブラケット(36)の上下両側に略同一軸心上に配置されたヒンジ軸(36a)を設け、前記上扉(13)用の上側のヒンジ手段(15)の前記扉装着枠(3)に固定された支持ブラケット(35)のヒンジ孔(35a)を、前記共通の支持ブラケット(36)のヒンジ軸(36a)の軸心よりも前記上扉(13)の反自由端側に偏位して配置し、前記下扉(14)用の下側のヒンジ手段(18)の前記扉装着枠(3)に固定された支持ブラケット(37)のヒンジ孔(37a)を、前記共通の支持ブラケット(36)のヒンジ軸(36a)の軸心よりも前記下扉(14)の自由端側に偏位して配置し、前記各偏位量は各扉(13,14)の撓み量とに見合う寸法であることを特徴とする遊技機。
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