JP4713603B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、上下方向に揺動可能な可動体を備えたパチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、近年、大型の液晶表示手段を搭載したものが主流となっており、各社とも、その液晶表示手段に表示する演出画像等により他社製品との差別化を図ってきたが、液晶表示手段に表示するバーチャルな演出画像による差別化のみではもはや他社製品との差別化を十分に図ることが難しくなってきている。そこで、画像による演出に機械的な動作を組み合わせてより演出効果を高めようと、例えば液晶表示手段の近傍に可動体を設けたものが開発されている(特許文献1参照)。
また、この種の可動体は液晶画面と共に大型化する傾向にあるが、そのような大型の可動体を例えば上下方向に動作させる場合には、小型の駆動装置では十分な上昇力を得られない場合が多い。そこで、例えば特許文献1に記載された発明では、駆動装置による上昇力を補助するコイルバネを設けることにより、小型の駆動装置でも可動体を円滑に上昇させることができるとしている。
特開2006−223659号公報
特許文献1に記載された発明では、大型の可動体を小型の駆動装置で上昇させることはできるが、その上部位置での保持状態は不完全であり、例えば長期使用によってバネ力が低下した場合や、遊技機に何らかの振動が与えられた場合には、可動体がその自重によって降下してしまう恐れがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上下方向に揺動可能な可動体を、その上部側の定常位置で確実に保持して自重等による降下を確実に阻止ことが可能な遊技機を提供することにある。
本発明は、所定の支持軸46廻りに揺動自在に支持された可動体41と、前記支持軸46と平行な駆動軸61aを有する回転駆動手段61と、前記駆動軸61aの回転動作と前記可動体41の前記支持軸46廻りの回転動作とを連動させる連動手段62とを備え、前記回転駆動手段61の駆動により前記可動体41を所定の上部位置と下部位置との間の可動範囲内で揺動させるように構成された遊技機において、前記連動手段62は、前記駆動軸61aと回転方向に連結され且つ該駆動軸61aに略直交する駆動側レバー65と、前記支持軸46と回転方向に連結され且つ該支持軸46に略直交する被駆動側レバー66と、前記駆動側レバー65の先端側の駆動側連結軸69と前記被駆動側レバー66の先端側の被駆動側連結軸72とを夫々回転自在に連結する連結リンク67とを備え、前記可動体41が前記上部位置にきたとき、前記支持軸46に直交する平面上で、前記駆動側連結軸69と前記被駆動側連結軸72とを結ぶ直線と前記駆動側連結軸69と前記駆動軸61aとを結ぶ直線とのなす角が略180度となるように構成されているものである。
本発明によれば、可動体41が上部位置にある状態では、被駆動側レバー66の作用点である被駆動側連結軸72は駆動側レバー65の延長線上に位置することとなり、可動体41の自重による被駆動側レバー66の回転力によって駆動側レバー65を駆動軸61a廻りに回転させることはできず、被駆動側レバー66の回転は阻止される。従って、上下方向に揺動可能な可動体41を、その上部位置で確実に保持して自重等による降下を確実に阻止することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉及び着脱自在に枢着された内枠4とを備えている。
内枠4には、その上部側に図2に示す遊技盤5等が、下部側に発射手段(図示省略)等が夫々配置されており、その内枠4の前側には、遊技盤5の前側を覆うガラス扉6と、そのガラス扉6の下側で発射手段等の前側を覆う下部開閉扉7とがヒンジ3と同じ側のヒンジ8により開閉及び着脱自在に枢着されている。ガラス扉6には、遊技盤5側の遊技領域5aに対応するガラス窓9が設けられ、また下部開閉扉7には、発射手段に供給するための遊技球を貯留する貯留皿10、発射手段を作動させるための発射ハンドル11等が設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール12が略環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域5aには、その略中央にセンターケース13が配置され、更にそのセンターケース13の左側に通過ゲート14が、下側に開閉式入賞手段15及び大入賞手段16が配置される他、普通入賞手段17等の各種遊技部品が装着されている。
センターケース13は、遊技盤5に形成された装着孔に対して前側から着脱自在に装着される前構造体21と、後側に液晶表示ユニット等の画像表示手段22が装着され且つ前構造体21に対応して遊技盤5の裏側に着脱自在に装着される後構造体23と、一又は複数、例えば二つの可動演出手段24,25とを備えている。
後構造体23は、図3及び図4に示すように、前側が開放した略箱形に形成され且つその背壁26に画像表示手段22(図2)の表示画面に対応する矩形状の開口部27が形成された本体ケース28と、この本体ケース28の前縁側から遊技盤5の背面に沿う鍔状に設けられた固定壁29とを一体に備え、本体ケース28の背壁26の後側に画像表示手段22を装着した状態で、固定壁29を遊技盤5の背面側に固定することにより遊技盤5に着脱自在に装着されている。なお、可動演出手段24,25は共に本体ケース28内に収容され、例えば上部可動演出手段24は開口部27の上側に、側部可動演出手段25は開口部27の側方に夫々配置されている。
前構造体21は、図2に示すように、その略中央に後構造体23側の開口部27に対応する表示窓31を備えた枠状に形成されており、表示窓31の側方には側部可動演出手段25を前側から視認可能とするための演出窓32が、表示窓31の上側には上部可動演出手段24を前側から略覆う上装飾部33が、表示窓31の下側にはワープ入球口34に入球した遊技球を左右方向に自由に転動させた後に前側に落下させるステージ35が、夫々設けられている。
以下、図4〜図9を参照しつつ上部可動演出手段24の構成について詳述する。上部可動演出手段24は、後構造体23側に支持され且つ左右方向の軸廻りに揺動可能な可動ユニット(可動体)41と、後構造体23側に装着され且つ可動ユニット41を揺動駆動する駆動ユニット42とを備えている。
可動ユニット41は、左右方向に長い箱形に形成された可動ボックス43と、この可動ボックス43内に回転自在に装着された回転ドラム44と、可動ボックス43内に配置され且つ回転ドラム44を回転駆動するステッピングモータ等の回転駆動手段45(図8)とを備え、例えば可動ボックス43から左右両側に突設された支持軸46が、軸受部材47を介して後構造体23側の左右一対の支持部48により回転自在に支持されている。
なお、可動ユニット41は、図5(a),図8(a)等に示す上部位置と図5(b),図8(b)等に示す下部位置との間の可動範囲内で支持軸46廻りに揺動可能となっており、通常時は上部位置に保持されているが、以下の説明では、可動ユニット41の構成については下部位置にある状態を基準として前後上下等の表現を用いるものとする。
可動ボックス43は、図5,図6等に示すように、前後に嵌め合わせ可能な表ケース51と裏カバー52とで構成されている。表ケース51は、左右方向に配置された回転ドラム44の両端側を回転自在に保持する左右一対のサイドカバー部53,53と、それらサイドカバー部53,53を回転ドラム44の上側で左右に連結する連結カバー部54と、サイドカバー部53の左右の側面53aにおける前端部上部側から左右に突出する一対の支持軸46,46とを例えば一体に備えており、その後側を塞ぐように裏カバー52が着脱自在に装着されている。
この可動ユニット41は、上部位置では図2に示すようにその略全体が前構造体21側の上装飾部33の後側に隠れ、その前側の表示面41aが略下向きとなって前側からは回転ドラム44が視認できない状態となり、下部位置では表示面41aが前向きとなって上装飾部33の下側に現れ、前側から回転ドラム44が視認可能な状態となる。
回転ドラム44は、例えばその外周面に文字、図形その他の複数の演出用図柄(図示省略)がプリントされており、例えば可動ユニット41が下部位置にあるとき、可動ボックス43内に配置された回転駆動手段45の駆動により回転して、何れかの演出用図柄を前側に向けた状態で停止されるようになっている。
以上のように、可動ユニット41は、支持軸46がその前端部上部側に配置されており、重心が支持軸46よりも後側且つ下側にあるため、上部位置にある状態ではその自重によって下部位置側に降下する向きに付勢される。
駆動ユニット42は、可動ユニット41の左右方向一方側、例えば左側に配置されており、図6,図7等に示すように、ステッピングモータ等の回転駆動手段61と、この回転駆動手段61の駆動軸61aの回転動作と可動ユニット41側の支持軸46の回転動作とを連動させる連動手段62と、回転駆動手段61による回転位置を検出する位置検出手段63と、連動手段62等を収容する連動ボックス64とを備えている。
回転駆動手段61は、その駆動軸61aを可動ユニット41側の支持軸46と平行、即ち左右方向に向けた状態で配置されており、例えばその駆動軸61aの先端側を連動ボックス64内に突出させた状態で連動ボックス64の外面側に着脱自在に固定されている。なお、回転駆動手段61は、駆動軸61aが支持軸46に対して所定方向、例えば後側に所定距離離れた位置となるように配置されている。
連動手段62は、駆動軸61aに固定される駆動側レバー65と、可動ユニット41側の支持軸46に係脱自在に連結される被駆動側レバー66と、それら駆動側レバー65と被駆動側レバー66とを連結する連結リンク67とを備えている。
駆動側レバー65は、駆動軸61aに対して直交する方向に設けられており、その一端側の軸固定部68が駆動軸61aに固定され、他端側に駆動軸61a及び支持軸46と平行な駆動側連結軸69が設けられている。また、駆動側レバー65には、位置検出手段63に対応する被検出部70が駆動軸61aの半径方向に向けて突設されている。
被駆動側レバー66は、支持軸46に対して直交する方向に設けられており、その一端側から左右方向に支持軸46と同軸の連動軸71が突設され、他端側に駆動軸61a及び支持軸46と平行な被駆動側連結軸72が設けられている。この被駆動側レバー66は、連動軸71の両端側で連動ボックス64側の軸受部73,74により回転自在に支持されており、連動軸71の一端側に設けられた例えば切欠状の被係合部75が支持軸46側の係合部76に係脱自在に係合することにより、支持軸46に対して回転方向に連結されている。
そして、可動ユニット41が上部位置にあるとき、被駆動側レバー66が支持軸46に対して略上向きとなり(図9(a))、その位置から被駆動側レバー66が後ろ向きに所定角度、例えば75度程度回転したときに可動ユニット41が下部位置に到達する(図9(b))ようになっている。
また、被駆動側レバー66には、例えば連動軸71と被駆動側連結軸72との間に、支持軸46に平行な突起部77が例えば左右方向の一方側に突設されている。
連結リンク67は、駆動軸61a及び支持軸46に直交する方向に配置され、その一端側が駆動側レバー65側の駆動側連結軸69に、他端側が被駆動側レバー66側の被駆動側連結軸72に、夫々回転自在に連結されている。
そして、駆動軸61a、支持軸46、及びそれらを連結する駆動側レバー65、被駆動側レバー66、連結リンク67の関係は次のように設定されている。即ち、可動ユニット41が上部位置にあるとき、図9(a)に示すように被駆動側連結軸72、駆動側連結軸69及び駆動軸61aのなす角が180度になると共に、支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度となる。そして、その状態から駆動軸61aが駆動されて駆動側レバー65が下向きに揺動すると、これに連動して被駆動側レバー66が後ろ向きに揺動し、それによって支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度から徐々に大きくなり、図9(b)に示すようにその角度が180度に達する前に可動ユニット41が下部位置に到達するようになっている。
連動ボックス64は、例えば支持軸46の軸方向に嵌め合わせ可能な本体ケース81と蓋体82とで構成されており、例えばその後部側に設けられた突起状の固定部64aを介して後構造体23に対して着脱自在に固定されている。
本体ケース81は、図6及び図7に示すように、可動ユニット41の左側面に沿って配置される右側壁83と、この右側壁83の外周に沿って左向きに突設される上下前後の周壁84とで左側が開放した偏平な箱形に形成されており、その内部に駆動側レバー65、被駆動側レバー66、連結リンク67、位置検出手段63等が配置されている。
本体ケース81の右側壁83には、駆動側レバー65側の軸固定部68の一端側が回転自在に嵌合する例えば外向き凹入状の軸嵌合部85と、被駆動側レバー66側の連動軸71の右端側を回転自在に保持する軸受部73とが設けられている。軸受部73は連動軸71に対応する円形の貫通孔で、連動軸71はこの軸受部73を貫通して連動ボックス64の外側で支持軸46に連結されている。
位置検出手段63は、例えば透過形フォトセンサにより構成され、基板86を介して例えば駆動軸61aの上側に装着されている。この位置検出手段63は、可動ユニット41が上部位置又はその近傍にきたときに駆動側レバー65側の被検出部70を検出するように配置されており、図示しない駆動制御手段が、この位置検出手段63からの検出信号に基づいて回転駆動手段61を駆動制御するようになっている。
また、本体ケース81内には、可動ユニット41の揺動を下部位置において規制する降下側規制部87と、同じく上部位置において規制する上昇側規制部88とが設けられている。降下側規制部87は、被駆動側レバー66の揺動を規制することにより、可動ユニット41の揺動を下部位置において規制するもので、例えば本体ケース81の下周壁84aから内向き突出状に形成されており、可動ユニット41が下部位置にきたときに被駆動側レバー66を当接させることによりその揺動を規制するようになっている。
また、上昇側規制部88は、駆動側レバー65の揺動を規制することにより、可動ユニット41の揺動を上部位置において規制するもので、例えば本体ケース81の後周壁84bから内向き突出状に形成されており、可動ユニット41が上部位置にきたときに駆動側レバー65側の例えば被検出部70を当接させることによりその揺動を規制するようになっている。
蓋体82は、図6に示すように、本体ケース81側の右側壁83に対向する左側壁89と、この左側壁89の外周に沿って本体ケース81側に突設される外周枠90とを一体に備え、本体ケース81を左側から略閉鎖するように本体ケース81に着脱自在に装着されている。
蓋体82の左側壁89には、例えば切欠状の駆動軸挿通口91と、被駆動側レバー66側の連動軸71の左端側を回転自在に保持する例えば外向き凹入状の軸受部74と、この軸受部74の外周側に設けられ且つ被駆動側レバー66側の突起部77が内側から嵌合する嵌合案内部92とが設けられている。
以上のような構成の上部可動演出手段24の駆動制御について簡単に説明する。通常時には、可動ユニット41は図8(a),図9(a)に示す上部位置に保持される。このとき、図9(a)に示すように被駆動側レバー66は略上向き、駆動側レバー65は略前向きとなり、被駆動側連結軸72、駆動側連結軸69及び駆動軸61aのなす角が180度、支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度となっている。
ここで、被駆動側レバー66には、可動ユニット41の自重により後ろ向きに揺動しようとする力が作用するが、被駆動側連結軸72、駆動側連結軸69及び駆動軸61aのなす角が180度で、被駆動側レバー66の作用点である被駆動側連結軸72は駆動側レバー65の延長線上に位置しており、しかも支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度で、被駆動側レバー66側からの力は駆動側レバー65に対してその長手方向に作用するため、被駆動側レバー66の回転力によって駆動側レバー65を駆動軸61a廻りに回転させることはできず、被駆動側レバー66の回転は阻止される。従って、例えば可動ユニット41を上部位置で保持するための保持手段を別途設けることなく、可動ユニット41の自重による上部位置からの降下を確実に阻止することが可能である。
主制御手段から上部可動演出手段24の駆動制御手段に対して可動ユニット41の動作指令が出力されると、駆動制御手段は、所定の動作パターンに従って回転駆動手段61の駆動制御を開始する。これにより、回転駆動手段61はまず可動ユニット41を降下させる方向、即ち駆動側レバー65を下向きに揺動させる方向に作動するが、その駆動側レバー65の作用点である駆動側連結軸69は被駆動側レバー66の延長線上にはないため、その回転が阻止されることなくスムーズに降下方向への駆動が開始される。
そして、この降下方向への駆動により、被駆動側レバー66が後ろ向きに揺動し、それによって支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度から徐々に大きくなるが、その角度は可動ユニット41が下部位置に到達したときでも180度には達しない(図9(b))。即ち、可動ユニット41が下部位置にあるときも、駆動側レバー65の作用点である駆動側連結軸69は被駆動側レバー66の延長線上にはないため、可動ユニット41の駆動を降下方向から上昇方向に転じたときにも、駆動側レバー65の回転が阻止されることはなく、スムーズな駆動動作を維持できる。
なお、可動ユニット41が下部位置に達したとき、図9(b)に示すように被駆動側レバー66が降下側規制部87に当接してそれ以上の揺動が規制されるため、例えば可動ユニット41に過大な外力が作用したような場合でも、例えば被駆動側レバー66側の被駆動側連結軸72が支持軸46と駆動軸61aとを結ぶ直線を超えてそれよりも下側に達することは絶対になく、従って回転駆動手段61の駆動によっては可動ユニット41を上部位置まで復帰させることができなくなるような事態は確実に阻止できる。
図9(b)に矢印で示すように可動ユニット41が上昇方向に駆動され、駆動側レバー65側の被検出部70が位置検出手段63により検出されると、可動ユニット41が上部位置に達した時点で回転駆動手段61が停止し、可動ユニット41は再びその状態で保持される。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機に搭載される上部可動演出手段24は、駆動軸61aの回転動作と可動ユニット41の支持軸46廻りの回転動作とを連動させる連動手段62が、駆動軸61aと回転方向に連結され且つ駆動軸61aに略直交する駆動側レバー65と、支持軸46と回転方向に連結され且つ支持軸46に略直交する被駆動側レバー66と、駆動側レバー65の先端側の駆動側連結軸69と被駆動側レバー66の先端側の被駆動側連結軸72とを夫々回転自在に連結する連結リンク67とで構成され、可動ユニット41が上部位置にきたとき、被駆動側連結軸72、駆動側連結軸69及び駆動軸61aのなす角が略180度となるように構成されているため、可動ユニット41が上部位置にある状態では、被駆動側レバー66の作用点である被駆動側連結軸72は駆動側レバー65の延長線上に位置することとなり、可動ユニット41の自重による被駆動側レバー66の回転力によって駆動側レバー65を駆動軸61a廻りに回転させることはできず、被駆動側レバー66の回転は阻止される。従って、上下方向に揺動可能な可動ユニット41を、その上部位置で確実に保持して自重等による降下を確実に阻止することが可能である。
また、可動ユニット41が上部位置にきたとき、支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が略90度となるように構成されているため、上部位置にある可動ユニット41が自重等によって降下しようとする場合の被駆動側レバー66の回転力を、その作用点である被駆動側連結軸72から駆動側レバー65の長手方向に沿って正確に作用させることができ、可動ユニット41の自重等による降下をより確実に阻止できる利点がある。
また、可動ユニット41が上部位置から下部位置まで揺動する間に、支持軸46、被駆動側連結軸72及び駆動側連結軸69のなす角が180度に達しないように構成されているため、可動ユニット41が下部位置にあるとき、駆動側レバー65の作用点である駆動側連結軸69が被駆動側レバー66の延長線上にくることはなく、従って可動ユニット41を下部位置から上昇方向に駆動する際に駆動側レバー65の回転が阻止されることはなく、スムーズな駆動動作を維持できる。
更に、可動ユニット41の揺動を下部位置において規制する降下側規制部87を備え、この降下側規制部87は、被駆動側レバー66を当接させることによりその揺動を規制するように構成されているため、例えば可動ユニット41に対して降下方向に過大な外力が作用したような場合でも、例えば被駆動側レバー66側の被駆動側連結軸72が支持軸46と駆動軸61aとを結ぶ直線を超えることは絶対になく、従って回転駆動手段61の駆動によっては可動ユニット41を上部位置まで復帰させることができなくなるような事態を確実に阻止できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、可動体41が、自重ではなく、或いは自重に加えて何らかの付勢手段により下向きに付勢されている場合でも本発明のように構成することは有効である。
なお、実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機はもちろん、スロットマシン等の弾球遊技機以外の各種遊技機でも同様に実施可能であることはいうまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 遊技盤の正面図である。 センターケースを構成する後構造体の正面図である。 センターケースを構成する後構造体の分解斜視図である。 上部可動演出手段の斜視図である。 上部可動演出手段の分解斜視図である。 上部可動演出手段の分解斜視図である。 上部可動演出手段の上部位置及び下部位置における側面図及び正面図である。 上部可動演出手段の上部位置及び下部位置における側面断面図である。
符号の説明
46 支持軸
61 回転駆動手段
61a 駆動軸
62 連動手段
65 駆動側レバー
66 被駆動側レバー
67 連結リンク
69 駆動側連結軸
72 被駆動側連結軸
87 降下側規制部

Claims (2)

  1. 所定の支持軸(46)廻りに揺動自在に支持された可動体(41)と、前記支持軸(46)と平行な駆動軸(61a)を有する回転駆動手段(61)と、前記駆動軸(61a)の回転動作と前記可動体(41)の前記支持軸(46)廻りの回転動作とを連動させる連動手段(62)とを備え、前記回転駆動手段(61)の駆動により前記可動体(41)を所定の上部位置と下部位置との間の可動範囲内で揺動させるように構成された遊技機において、前記連動手段(62)は、前記駆動軸(61a)と回転方向に連結され且つ該駆動軸(61a)に略直交する駆動側レバー(65)と、前記支持軸(46)と回転方向に連結され且つ該支持軸(46)に略直交する被駆動側レバー(66)と、前記駆動側レバー(65)の先端側の駆動側連結軸(69)と前記被駆動側レバー(66)の先端側の被駆動側連結軸(72)とを夫々回転自在に連結する連結リンク(67)とを備え、前記可動体(41)が前記上部位置にきたとき、前記支持軸(46)に直交する平面上で、前記駆動側連結軸(69)と前記被駆動側連結軸(72)とを結ぶ直線と前記駆動側連結軸(69)と前記駆動軸(61a)とを結ぶ直線とのなす角が略180度となるように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動体(41)の揺動を前記下部位置において規制する降下側規制部(87)を備え、該降下側規制部(87)は、前記被駆動側レバー(66)を当接させることによりその揺動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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