JP2005261696A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正防止のために制御基板等の裏面を簡易に確認できる構造を備える遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤裏面構成部材17に設けた基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31に、遊技制御基板40を収納することで遊技制御装置となる基板ボックス20の一側を回動可能に取り付け、遊技制御基板20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度だけ開放すると該状態に固定され、指標部34が案内部材35の貫通孔35a′に合致する視点位置VPから鏡面部材取付面31bに取り付けられた鏡面部材33を覗き込むと、基板ボックス40に収納された遊技制御基板40の裏面である非コネクタ実装面42の全面が、透明な基板ボックス20の取付裏面部22を透して鏡面部材33に映って見える。
【選択図】図6

Description

本発明は、配線が接続される基板を内部に保持する基板保持部材と、前記基板保持部材の裏面が取付面に取り付けられる基板保持部材取付部と、を備えた遊技機に関する。
多様な遊技性が求められる遊技機(パチンコ機やパチスロ機等)においては、複雑な遊技内容のゲームが行われ、その制御に種々の制御装置が設けられている。特に、最近の傾向としては、遊技者にインパクトを与えるために液晶表示装置が大型化しており、そのための制御装置も複雑且つ大型化しており、制御装置間の接続や、各種遊技装置およびセンサとの接続に多くのコネクタを用いる構造となっている。このように、多数のコネクタの着脱が煩雑とならないように、制御装置とコネクタとの接続を分かり易くしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−104328号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の遊技機においては、制御装置を取り外した場合でも、複数のコネクタを再接続するのに接続ミスを低減できるものの、依然として、制御装置を取り外したり取り付けたりすためには、多くのコネクタの接続・取り外しを行わなければならない。
すなわち、近年は、制御装置に対する不正ロム交換やぶら下がり取付などの不正行為が問題になっており、特に、ぶら下がりの取付は、主に制御装置の裏側などに隠されているため、制御装置が大型化している近年では、遊技機裏面側から制御装置を見ただけでは、ぶら下がりの発見をするのが困難で、制御装置を遊技機から取り外して点検を行っているのが現状である。
このように、不正防止の観点から制御装置の裏面側を簡易に確認したいという要望に対しては、上記特許文献1に記載の遊技機のような構成では不十分であり、制御基板に対するコネクタの取り外しや取り付けを行うのに手間がかかり、検査作業効率を高めるには至らなかった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、不正防止のために制御基板等の裏面を簡易に確認できる構造を備える遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、配線が接続される基板を内部に保持する基板保持部材と、前記基板保持部材の裏面が取付面に取り付けられる基板保持部材取付部と、を備えた遊技機において、前記基板保持部材は、透明な合成樹脂で形成すると共に、一側が前記基板保持部材取付部に回動可能に取り付けられ、前記基板保持部材を所定回動角度まで開放することで、開放端側の隙間から前記基板裏面が反射して見えるように、基板保持部材の取付面に設けられる鏡面部材を備えることを特徴とする。
また、請求項1に係る発明は、前記請求項1に係る遊技機において、前記基板保持部材を基板保持部材取付部に対して前記所定回動角度開放した状態に固定する固定手段と、前記基板保持部材を前記固定手段により基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した開放端側の隙間から前記基板裏面全体が見えるように鏡面部材への視線を案内する視線案内手段と、を設け、前記視線案内手段は、基板保持部材取付部の取付面適所に設けた任意形状の指標部と、前記基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した開放端側の隙間に臨む貫通孔を有する案内部材と、から構成し、前記鏡面部材に反射した基板裏面全体が見える適正な視線位置から案内部材の貫通孔を経て指標部を見た時に、指標部と貫通孔が合致するように設定することで、適正な視線位置へ案内できるようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項2に係る遊技機において、前記視線案内手段の案内部材は、基板保持部材取付部の開放端側に設け、前記基板保持部材の開放端側適所には、前記案内部材に係脱可能な係止突起を設け、前記基板保持部材取付部に設けた案内部材と、前記基板保持部材に設けた係止突起とで、基板保持部材が基板保持部材取付部に閉鎖して取り付けられた状態に係止する係止手段を構成するようにしたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、配線が接続される基板を内部に保持する基板保持部材と、前記基板保持部材の裏面が取付面に取り付けられる基板保持部材取付部と、を備えた遊技機において、前記基板保持部材は、透明な合成樹脂で形成すると共に、一側が前記基板保持部材取付部に回動可能に取り付けられ、前記基板保持部材を所定回動角度まで開放することで、開放端側の隙間から前記基板裏面が反射して見えるように、基板保持部材の取付面に回動可能に設けられる鏡面部材と、前記基板保持部材を回動することに伴って、基板保持部材の取付面に対する鏡面部材の回動角度を変化させるリンク機構と、を備え、前記リンク機構は、前記基板保持部材取付部に対する基板保持部材の回動角度が小さい場合には、鏡面部材の開放端側よりも反開放端側が突出する状態とし、前記基板保持部材が所定回動角度を超えて開放された場合には、鏡面部材の反開放端側よりも開放端側が突出する状態となるように、基板保持部材の開放動作と鏡面部材の回動角度をリンクさせるようにしたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の遊技機において、前記基板保持部材取付部には、取付面側より前記基板保持部材の裏面に光を照射する照明手段を設け、該照明手段によって、基板保持部材内部の基板裏面を照らすようにしたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記請求項5に記載の遊技機において、前記照明手段は、遊技領域を有する遊技盤に設けられ、遊技機の装飾を行うための発光源と、前記発光源の照射光を前記基板保持部材取付部の取付面側へ導く導光手段と、から構成したことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記請求項6に記載の遊技機において、前記導光手段は、前記基板保持部材取付部に形成した透光部と、前記発光源の照射光を基板保持部材取付部の透光部へ導く光通路と、前記透光部の取付面側に配した光拡散手段と、から構成したことを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した状態で、開放端側の隙間から鏡面部材を見ると、基板裏面が見えるので、コネクタの着脱のような繁雑な作業を要することなく、コネクタをつけたまま簡便に制御基板裏面を確認でき、効率的な点検作業を期せる。
また、請求項2に係る遊技機によれば、固定手段により基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した状態に固定すると、視線案内手段により案内される視線で、開放端側の隙間から鏡面部材を見ると、基板保持部材の裏面を透かして基板裏面全体が見えるので、コネクタの着脱のような繁雑な作業を要することなく、コネクタをつけたまま簡便に制御基板裏面を確認でき、効率的な点検作業を期せる。しかも、基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定開放角度開放した状態で基板裏面全体が見える視認位置を判断する上で、視線案内手段が有効な手がかりとなる。加えて、制御基板に接続される配線は、制御基板が制御基板取付部材に対して所定回動角度だけ開放できるようにしておけば良いので、配線が著しく長くなって混乱を招くようなこともない。
また、請求項3に係る遊技機によれば、基板保持部材取付部に設けた案内部材と、基板保持部材に設けた係止突起とで、基板保持部材が基板保持部材取付部に取り付けられた状態に係止する係止手段を構成するようにしたので、基板保持部材取付部に別途係止用の機能を設ける必要がない。
また、請求項4に係る遊技機によれば、基板保持部材取付部に対する基板保持部材の回動角度が浅い場合には、鏡面部材の開放端側よりも反開放端側が突出する状態とし、基板保持部材が所定回動角度を超えて開放された場合には、鏡面部材の反開放端側よりも開放端側が突出する状態となるように、基板保持部材の開放動作と鏡面部材の回動角度をリンクさせるリンク機構を備えるので、基板保持部材を開放した角度に応じて、基板裏面と鏡面部材との成す角度が調整されて行き、鏡面部材に反射された基板裏面の視認領域が見易い状態に保たれる。
また、請求項5に係る遊技機によれば、基板保持部材取付部の取付面側より前記基板保持部材の裏面に光を照射する照明手段を基板保持部材取付部に設け、該照明手段によって、基板保持部材内部の基板裏面を照らすようにしたので、基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放したときの隙間から基板裏面全体が見えるように照明が届かない環境にあっても、基板裏面の点検を行うことができる。
また、請求項6に係る遊技機によれば、遊技盤の装飾を行うために設けた発光源と、この発光源の照射光を基板保持部材取付部の取付面側へ導く導光手段と、から照明手段を構成するものとしたので、基板裏面照射用の発光源を別途に設ける必要が無く、効率的である。
また、請求項7に係る遊技機によれば、基板保持部材取付部に形成した透光部と、発光源の照射光を基板保持部材取付部の透光部へ導く光通路と、透光部の取付面側に配した光拡散手段と、から導光手段を構成するものとしたので、遊技盤の装飾を行うために設けた発光源による基板裏面の照射効率を良くできる。また、透光部の取付面側に配した光拡散手段により照射領域を広げることができるので、透光部を比較的小さな領域に抑えることができ、それだけ鏡面部材の配設領域を広くできるという利点もある。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、パチンコ遊技を行える遊技機1の正面図で、機枠2の前面側に額縁状の前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3に開設した窓部に遊技盤収納フレーム4を設け、その前面側にガラス枠(図1においては、図示を省略)を開閉可能に軸着する。また、前面枠3に開設した窓部の下部には開閉パネル5を開閉可能に軸着する。なお、前面枠3の下部前面側に球受皿6と発射操作ハンドル7などを取り付け、開閉パネル5には打球発射機構(図示省略)へ供給する遊技球を貯留する球供給皿8を設けてある。
上記遊技盤収納フレーム4は、前方が開放した遊技盤収納空部を有するもので、この遊技盤収納空部内に遊技盤9が収納される。遊技盤9は、木製の板材よりなる本体盤の前面側に化粧シートを貼付したもので、打球発射機構により弾発された遊技球をガイドするガイドレール10により概ね区画される遊技領域11内に、変動表示装置12や変動入賞装置13等の遊技装置、種々の入賞具や風車といった各種遊技具に加え、多数の障害釘が植設されている。
上述した遊技機1の裏側には、遊技機としての諸機能を実現するための機構(例えば、島設備より供給される遊技球を受けて貯留して球貸要求に応じた球排出や賞球排出を行う機構、遊技盤に設けられた各種入賞口へ入賞して回収された遊技球や何れの入賞口にも入賞せずにアウト口から回収された遊技球を機外の回収球搬送路へ導く遊技球回収機構など)のほか、遊技盤6に設けた遊技装置の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置14、球排出や打球の発射制御を行う排出・発射制御装置15、各部へ所定の電源を供給する電源装置16等を適所に設けてある。なお、本実施形態における遊技制御装置14は、遊技盤6の裏面下方部に装着される遊技盤裏面構成部材17に着脱可能に取り付けるものとしてある。また、これら各種装置には、コネクタを介して配線18…が接続される。
上記遊技制御装置14等の各種装置は、電子部品が実装された基板を基板保持部材に収納したもので、不正を目的とした改竄が基板に対して施される可能性があるため、基板が適正な状態に保たれているか否かを検査するために、基板の両面を簡易に確認できることが望ましい。基板保持部材を透明な合成樹脂等で形成することにより、内部に収納された基板を外側から視認できるようにしておけば、基板の表面(遊技機1の裏面を開いた状態で検査者等に向いた面)は、基板保持部材を透かして確認できるものの、基板の裏面を確認するためには、基板保持部材を取り外して裏返さないと確認できないため、基板に対する不正の有無を検査する作業が困難なものとなっている。
しかして、本実施形態に係る遊技機1においては、基板保持部材と基板保持部材取付部とを特殊な構造とすることで、遊技機1から制御装置を取り外すことなく、基板裏面を簡易に確認できるようにしたものである。その第1構成例として、遊技制御装置14内の遊技制御基板の裏面確認に適用したものを図3〜図7に基づいて詳細に説明する。
図3は、遊技制御装置14の基板保持部材である基板ボックス20を、遊技盤裏面構成部材17に設けた基板保持部材取付部としての基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31に取り付けた状態の斜視図であり、図4は、基板ボックス20を遊技盤裏面構成部材17から分離した状態の斜視図であり、図5は、基板ボックス20を遊技盤裏面構成部材17の基板ボックス取付面31に取り付けた状態を上から見た平面図である。
上記基板ボックス20は横長四角形状の遊技制御基板40を内部に収納するもので、その構造は特に限定されないが、例えば、遊技制御基板40のコネクタ実装面41側を収納する複雑な形状の収納部材と、遊技制御基板40の非コネクタ実装面42側を収納する平板状のベース部材とに分割構成し、遊技制御基板40を収納した後には収納部材とベース部材とを容易に分離できない固着手段(例えば、単方向ネジを用いてネジを外せなくしたり、ネジ止め部が外部に露出しないように封止したりする手段)を用いて固着し、内部に収納された遊技制御基板40が容易に取り出されることの無いように、また、取り出された場合にはその痕跡が残るように構成することが望ましい。
また、遊技制御基板40が収納された基板ボックス20からは、配線18…を接続するためのコネクタ21…が外部に露出するのみであるが、基板ボックス20を透光性の合成樹脂等で形成することにより、遊技制御基板40を外部から視認できるものとし、遊技制御基板40の非コネクタ実装面42側が面する基板ボックス20の取付裏面部22も、透明な平坦面とすることで、上記取付裏面部22を透して遊技制御基板40の非コネクタ実装面42を視認できるものとする。
上記のように構成した遊技制御装置14は、基板ボックス20の一側方(図3〜図6においては右側)を回動側部23とし、例えば、上下2箇所に軸受部材24,24を設け、他側方(図3〜図6においてはみだり側)を開放側部25とし、遊技盤裏面構成部材17に係止するための係止突起26を設けた。
一方、上記基板ボックス20の取付裏面部22が取付面に取り付けられる基板ボックス取付部30を設けた遊技盤裏面構成部材17は、遊技盤6の裏面側に固定するための左固定部17a、右固定部17bを左右両側に備え、これら左右固定部17a,17bが基板ボックス取付部30の左右両側部に接続されるような外観形状とした。なお、遊技盤裏面構成部材17は、不透明な合成樹脂や金属で構成しても良いが、本構成例では、透明な合成樹脂等により形成するものとした。
上記基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31の一側方部(図3〜図6においては右側部)には、例えば、上下2箇所の軸支部32,32を設け、各軸支部32,32に上向きに突設した回動軸32a,32aが、上記基板ボックス20の軸受部材24,24に開設した軸受孔24a,24aに嵌入されることにより、基板ボックス取付部30に対して、基板ボックス20を回動可能に支持するものとした。
上記のようにして基板ボックス20が回動可能に取り付けられる基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31には、少なくとも、基板ボックス20の取付裏面部22を介して基板ボックス40の非コネクタ実装面42が臨む領域を含む形状となる鏡面部材取付凹部31aを形成し、鏡面部材取付凹部31aの最奥部(遊技機1の前面側に向う部位)を平坦な鏡面部材取付面31bとし、ここに鏡面部材33を設ける。斯くすることにより、基板ボックス40を開いて開放端側の隙間から鏡面部材33を見ると、基板ボックス20の取付裏面部22を透かして非コネクタ実装面42(遊技制御基板40の裏面)が反射して見える(図6参照)。
なお、基板ボックス22の取付裏面22が当接する基板ボックス取付面31と面一となるように鏡面部材33を設けるようにしても良いが、本構成例のように、基板ボックス取付面31に鏡面部材取付凹部31aを設けて、奥まったところに鏡面部材33を取り付けるものとすれば、鏡面部材33に映る非コネクタ実装面42の虚像までの距離が長くなるため、少ない開放角度で非コネクタ実装面42の全面が見えるようになるし、鏡面部材33の面積を或る程度小さくできるという利点もある。また、鏡面部材33としては、板ガラスに銀面処理を施した鏡をそのまま用いても良いし、金属や合成樹脂の表面に鏡面処理を施したもの、或いはシールになった銀紙シートを貼ったものでも良い。
上述したように、基板ボックス20の取付裏面部22を透かして非コネクタ実装面42の全面が鏡面部材33に映って見えるようにするには、基板ボックス20の開放側部25を基板ボックス取付面31から離隔させた距離(基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して開放した角度)や鏡面部材33の形状に応じて適宜定まるものであるが、基板ボックス20のコネクタ21…に配線18が接続されたままで基板ボックス20を開放できる角度には、自ずと制限が生ずる。そこで、本構成例においては、遊技制御基板40の裏面を確認するのに適した開放角度を所定回動角度として定め、基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放した状態に固定する固定手段を設けると共に、該状態において、開放端側の隙間から遊技制御基板40の裏面全体(非コネクタ実装面42の全面)が見えるように鏡面部材33への視線を案内する視線案内手段を設けるものとした。
なお、図6に示すのが、基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放した状態であるが、遊技制御基板40の裏面を確認するのに適した開放角度は、特に定まった角度ではなく、設計上のノウハウに属するものである。というのは、基板ボックス20の回動角度が小さい(浅い)と、かなり斜めから鏡面部材33を覗き込むことになるため、鏡面部材33の横幅が狭く見え、当然ながら、鏡面部材33に映った遊技制御基板40の裏面も小さく見えることとなってしまい、逆に基板ボックス20の回動角度が大き過ぎると、鏡面部材33の横幅が広く見える視点が得られる反面、鏡面部材33の反射面と遊技制御基板40との成す角が大きくなって、鏡面部材33に映る虚像(遊技制御基板40の裏面像)の横幅が狭く見えることとなるし、配線18も長めに設定しておかなければならず、これら相反する二要件から妥当な開放角度を定めなければならないからである。よって、遊技制御基板40の裏面を検査するのに推奨する基板ボックス20の開放角度を固定手段により提示すると共に、この開放角度において遊技制御基板40の裏面を視認するのに適した視点位置を視線案内手段により提示することは、極めて有効なのである。
先ず、上記基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放状態に固定するための固定手段として、基板ボックス20の軸受部材24には下面に突出する位置規制段部24bを設け、基板ボックス取付部30の軸支部32には上面に突出する位置規制段部32bを設け、軸支部32の位置規制段部32bに軸受部材24の位置規制段部24bを当接させることで、基板ボックス20が基板ボックス取付部30に対して所定回動角度を超えて開き難くした(図7(a)参照)。
なお、基板ボックス20が自重で回動方向へ動くように付勢される構造とした場合は、上述したように、軸受部材24の位置規制段部24bに軸支部32の位置規制段部32bを当接させるだけで、所定角度開放状態が保持されるが、そのような付勢構造としなかった場合には、基板ボックス20が基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放した状態に固定されないので、例えば、軸受部材24の位置規制段部24bに係合凸部24b′を設け、軸支部32の位置規制段部32bに係合凹部32b′を設け、基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放した状態で、軸支部32の係合凹部32b′に軸受部材24の係合凸部24b′が係合することにより、所定角度開放状態が保持されるようにしても良い(図7(b)参照)。斯くする場合には、開放した基板ボックス20を閉める時の障害とならないように、位置規制段部32bの係合凹部32b′を比較的浅く形成しておくことが望ましい。
また、本構成例に示す視線案内手段は、基板ボックス取付部30の適所(例えば、鏡面部材取付凹部31aの鏡面部材取付面31bにおける鏡面部材33の左側方)に設けた任意形状(例えば、四角形)の指標部34と、基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31における開放端側(指標部34の近傍となる側)に設けた案内部材35とから構成する。この案内部材35は、基板ボックス20を基板ボックス取付部30に対して所定回動角度開放した開放端側の隙間に臨む四角形の貫通孔35a′を有する指標枠35を枠支持部35bによって支持したものであり、上記固定手段によって基板ボックス20を所定角度開放状態にした時に、鏡面部材33に反射した遊技制御基板40の非コネクタ実装面42(基板裏面)の全体が見える適正な視線位置VPから案内部材35の指標枠35aに設けた貫通孔35a′を通して指標部34を見ると、指標部34と貫通孔35a′が合致するように設定してある。すなわち、指標部34と貫通孔35a′が合致する視点位置VPから開放端側の隙間を覗き込めば、鏡面部材33に反射した遊技制御基板40の非コネクタ実装面42(基板裏面)の全体が見えるので、指標部34と案内部材35が視線案内手段として機能するのである。
更に、本構成例においては、基板ボックス20の開放端側に設けた係止突起26が上記案内部材35の貫通孔35a′に係脱可能なものとし、基板ボックス取付部30に設けた案内部材35と、基板ボックス20に設けた係止突起26とで、基板ボックス20を基板ボックス取付部30に取り付けられた状態に係止する係止手段を構成するようにした。すなわち、遊技盤裏面構成部材17に遊技制御装置14を取り付けた状態(基板ボックス20の取付裏面部22が基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31に当着する状態)においては、基板ボックス20の係止突起26が基板ボックス取付部30の指標枠35aに係止され、基板ボックス20が遊技盤裏面構成部材17に閉鎖して取り付けられた状態となり、爪先等で基板ボックス取付部30の指標枠35aを手前に引き起こすと、基板ボックス20の係止突起26が基板ボックス取付部30の指標枠35aから外れ、基板ボックス20を開放することが可能となる。
なお、本構成例においては、視線案内手段を構成する一要素である案内部材35に係止手段としての機能を持たせることで、基板ボックス20を基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31に取り付けられた状態に係止するものとしたが、これに限らず、別途に係止手段を設けるようにしても良い。また、基板ボックス20は横開きさせるものに限らず、下側に回動機構を設けて、上側を開放端として回動させ、上方から鏡面部材を覗き込むような構成としても良い。
上述した第1構成例においては、鏡面部材33を基板ボックス取付部30に固定し、基板ボックス20の開放角度を変えることで、遊技制御基板20の裏面(非コネクタ実装面22の全面)が鏡面部材33に反射されて視認可能となるよう調整するものとしたが、図8〜図10に示す第2構成例においては、鏡面部材30を動かすことで、遊技制御基板20の裏面が鏡面部材33に反射されて視認可能となる領域を調整できるようにした。
第2構成例における基板ボックス取付部30は、鏡面部36aと回動部36bを備える揺動鏡面部材36と、該揺動鏡面部材36の開放端側(図8〜図10においては左側)を基板ボックス20の裏面取付部22に臨む方向(図8〜図10においては下方)に付勢する付勢手段としてのバネ37と、基板ボックス20を回動することに伴って基板ボックス20の裏面取付部22に対する揺動鏡面部材36の回動角度を変化させるリンク機構として機能する揺動部材38を備える。
上記揺動鏡面部材36は、前面側(基板ボックス20の裏面に臨む側であって、遊技機1としてみれば背面側)に鏡面部36aを備え、裏面側(鏡面部材取付凹部31aの最奥部である鏡面部材取付面31bに臨む側であって、遊技機1としてみれば前面側)の略中央部に設けた回動部36bは、基板ボックス20の軸受部材24を支承する軸支部32の回動軸32aとほぼ平行な回動軸(ほぼ鉛直方向の回動軸)により軸支されるものとし、揺動鏡面部材36を揺動させることによって、基板ボックス20の開放角度を変化させた場合と同様に、遊技制御基板20の裏面における左右方向の視認可能な領域を変化させることができる。
上記揺動部材38は、上記揺動鏡面部材36の回動部36bの回動軸とほぼ平行な回動軸(ほぼ鉛直方向の回動軸)により支承される回動部38aと、該回動部38aの両側端より各々相反する方向へ延出させた第1作用部38bと第2作用部38cとを備え、例えば、上記第1作用部38bを上記揺動鏡面部材36の反開放端側(図8〜図10においては右側)の裏面に臨ませておき、第2作用部38cが鏡面部材取付凹部31aの奥側に押し込まれると、第1作用部38bがバネ37の付勢力に抗して揺動鏡面部材36の反開放端側を基板ボックス20の裏面取付部22に臨む方向(図8〜図10においては下方)に回動させる。
一方、基板ボックス20の取付裏面部22の反開放端側(回動側部23に近い側)適所に押圧部27を設け、この押圧部27が上記揺動部材38の第2作用部38cを鏡面部材取付凹部31aの奥側に押し込むようにしてある。すなわち、基板ボックス取付部30に対して基板ボックス20を閉じた場合には、押圧部27の突出量が最大となって、揺動部材38の第2作用部38cが最も奥へ押された状態となり、これに伴って、揺動部材38の第1作用片38bは揺動鏡面部材38の反開放端側を最も基板ボックス20の取付裏面部22側に近づけた状態となる。
そして、基板ボックス20を徐々に開いて行くと、押圧部27が揺動部材38の第2作用部38cを押す量が徐々に減少して行き、これに伴って、揺動部材38の第1作用片38bは揺動鏡面部材38の反開放端側が基板ボックス20の取付裏面部22側から徐々に遠ざかって行く(図8参照)。このように、基板ボックス20の回動角度が浅い場合には、揺動鏡面部材38の開放端側よりも反開放端側を基板ボックス20の取付裏面部22に近づけることで、揺動鏡面部材36の鏡面部36aと遊技制御基板40の裏面との成す角度が大きくなるようにし、遊技制御基板40の非コネクタ実装面42の全面を視認できる視点位置VPを得やすい様にした。
更に基板ボックス20を回動して、上述した所定回動角度まで開放すると、揺動鏡面部材38の鏡面部38aは鏡面部材取付凹部31aの最奥部である鏡面部材取付面31bにほぼ平行な状態となり(図9参照)、上述した第1構成例とほぼ同様の視点位置VPで、遊技制御基板40の裏面が明瞭に視認できる状態となる。
また、揺動鏡面部材36の揺動範囲は、鏡面部38aが鏡面部材取付面31bとほぼ平行になる部位で規制されるように、バネ37の長さを設定しておいても良いが、本構成例においては、所定回動角度を超えて基板ボックス20が開放された場合には、揺動鏡面部材36の反開放端側よりも開放端側が基板ボックス20の取付裏面部22に近づけるように揺動方向を反対にする(図10参照)。斯くすれば、揺動鏡面部材36の鏡面部36aと基板ボックス20の取付裏面部22との成す角度が大きくなり過ぎないように抑制しつつ(鏡面部36aと取付裏面部22との成す角度が大きくなると、鏡面部36aに映る遊技制御基板40裏面の虚像範囲が狭くなって細部が見えなくなるため)、開放角度を大きくして外光の入射範囲を広げることができるので、確認作業がし易くなる。
なお、基板ボックス20の開放動作と揺動鏡面部材36の回動角度をリンクさせるリンク機構は、上記のものに限らず、公知既存の適宜な手法を適用しても構わない。また、この第2構成例においては、基板ボックス20に設けた係止突起26を基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31に設けた係止受部31cに係止することで、係止手段を構成するものとしたが、これに限らず、上述した第1構成例と同様に、視線案内手段を兼ねる案内部材35を設けると共に、基板ボックス取付部30の適所に指標部34を設けるようにしても良い。
上述した第1構成例および第2構成例において、基板ボックス20を開いた時、遊技制御基板40の裏面を確認し易いように、基板ボックス取付部30の基板ボックス取付面31側より基板ボックス20の裏面に光を照射する照明手段を設けておき、該照明手段によって、基板ボックス20の取付裏面部22を透して遊技制御基板40の非コネクタ実装面22を照らすようにしても良い。しかしながら、遊技制御基板40の裏面側のみを照射する目的で照明手段を設けると、そのための発光源や接続線が必要となり、コスト増に繋がる。そこで、図11に示す第3構成例においては、遊技盤9が通常備える装飾用の発光源を、基板ボックス20の裏面に光を照射する照明手段に転用することとした。なお、遊技盤9が備える発光源を利用できるのは、配線18を接続したまま基板ボックス20を開いて遊技制御基板40の裏面側を確認できるようにしたからである。
遊技盤9の前面側における、例えば、遊技領域11の外側に設けた装飾レンズ部材19の内部に発光基板19bを配置し、該発光基板19bに実装された発光源19cによって、レンズ部材19a側と遊技盤裏面構成部材17の基板ボックス取付部30の非基板ボックス取付面39側へ同時に光を照射可能なようにした。そして、透明な合成樹脂より構成した遊技盤裏面構成部材17は、発光源19cからの光を透過させるので、基板ボックス20の取付裏面部22に光が照射される。
そして、基板ボックス取付部30には鏡面部材取付凹部31aを設けることで、鏡面部材取付面31bと非基板ボックス取付面39との間は薄肉となっており、特に光の透過率が高くなる。しかしながら、鏡面部材取付面32において鏡面部材33が取り付けられている部位では光が透過できないので、発光源19cに近く、尚且つ、鏡面部材33が取り付けられていない部位における鏡面部材取付面32と非基板ボックス取付面39との間が導光部50となり、発光源19cの照射光を基板ボックス取付部30の取付面31側へ導く導光手段として機能する。
上述した第3構成例における導光部50は、発光源19cからの光を透過させて基板ボックス20の裏面を照射できる照射範囲が遊技制御基板40における非コネクタ実装面22の全面を照射できるように調整しておくことが望ましいので、それだけ鏡面部材33を小さくせざるを得ない場合もある。そこで、図12に示す第4構成例においては、鏡面部材33を小さくせずに、基板ボックス20の裏面を効果的に照射できるような照明手段を構成したものである。
斯くするために、発光源19cから基板ボックス取付部30の非基板ボックス取付面39に至る間には光誘導壁51aを設け、発光源19cの照射光を基板ボックス取付部31へ導く光通路と成し、この光誘導壁51aを経た光が透過する鏡面部材取付面31bと非基板ボックス取付面39との間の薄肉部である透光部51bから基板ボックス取付面31側へ光が導かれるものとし、更に、上記透光部51bの基板ボックス取付面31側(鏡面部材取付面31b)には、透過光を拡散させて照射領域を広げる拡散レンズ部材52を設けてある。そして、本構成例よれば、発光源19cの光を効率良く基板ボックス20の裏面へ照射することができると共に、鏡面部材33の配設領域が制限されることを抑制できるという利点がある。なお、光誘導壁51aの内面をメッキ処理しておけば、光誘導壁51aを光が通過する際の減衰率を抑えることができる。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は全て例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。例えば、遊技制御装置14に適用するものに限らず、他の制御装置に適用しても良いし、或いは、各種制御装置間の信号中継に用いる中継基板に適用しても良い。
本発明に係る遊技機の正面図である。 遊技機の裏面図である。 裏面構成部材と遊技機制御装置の俯瞰斜視図である。 裏面構成部材と遊技制御装置を分離した俯瞰斜視図である。 裏面構成部材に遊技制御装置を取り付けた状態を示す平面図である。 裏面構成部材から遊技制御装置を検査角度まで開放した状態を示す平面図である。 裏面構成部材と遊技制御装置の蝶番機構が固定状態となった側面図である。 リンク機構を設けた第2構成例において、裏面構成部材から遊技制御装置を浅い角度だけ開放した状態を示す平面図である。 リンク機構を設けた第2構成例において、裏面構成部材から遊技制御装置を検査角度まで開放した状態を示す平面図である。 リンク機構を設けた第2構成例において、裏面構成部材から遊技制御装置を検査角度を超えて開放した状態を示す平面図である。 照明手段を設けた第3構成例において、裏面構成部材から遊技制御装置を検査角度まで開放した状態を示す平面図である。 他の照明手段を設けた第4構成例において、裏面構成部材から遊技制御装置を検査角度まで開放した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 遊技機
9 遊技盤
14 遊技制御装置
17 遊技盤裏面構成部材
20 基板ボックス
22 取付裏面部
24 軸受部材
26 係止突起
30 基板ボックス取付部材
31 取付面
31a 鏡面部材取付凹部
31b 鏡面部材取付面
32 軸支部
32b 位置規制段部
33 鏡面部材
34 指標部
35 案内部材
35a′貫通孔
40 遊技制御基板
42 非コネクタ実装面

Claims (7)

  1. 配線が接続される基板を内部に保持する基板保持部材と、
    前記基板保持部材の裏面が取付面に取り付けられる基板保持部材取付部と、
    を備えた遊技機において、
    前記基板保持部材は、透明な合成樹脂で形成すると共に、一側が前記基板保持部材取付部に回動可能に取り付けられ、
    前記基板保持部材を所定回動角度まで開放することで、開放端側の隙間から前記基板裏面が反射して見えるように、基板保持部材の取付面に設けられる鏡面部材を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記基板保持部材を基板保持部材取付部に対して前記所定回動角度開放した状態に固定する固定手段と、
    前記基板保持部材を前記固定手段により基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した開放端側の隙間から前記基板裏面全体が見えるように鏡面部材への視線を案内する視線案内手段と、
    を設け、
    前記視線案内手段は、
    基板保持部材取付部の取付面適所に設けた任意形状の指標部と、
    前記基板保持部材を基板保持部材取付部に対して所定回動角度開放した開放端側の隙間に臨む貫通孔を有する案内部材と、
    から構成し、
    前記鏡面部材に反射した基板裏面全体が見える適正な視線位置から案内部材の貫通孔を経て指標部を見た時に、指標部と貫通孔が合致するように設定することで、適正な視線位置へ案内できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記視線案内手段の案内部材は、基板保持部材取付部の開放端側に設け、
    前記基板保持部材の開放端側適所には、前記案内部材に係脱可能な係止突起を設け、
    前記基板保持部材取付部に設けた案内部材と、前記基板保持部材に設けた係止突起とで、基板保持部材が基板保持部材取付部に閉鎖して取り付けられた状態に係止する係止手段を構成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 配線が接続される基板を内部に保持する基板保持部材と、
    前記基板保持部材の裏面が取付面に取り付けられる基板保持部材取付部と、
    を備えた遊技機において、
    前記基板保持部材は、透明な合成樹脂で形成すると共に、一側が前記基板保持部材取付部に回動可能に取り付けられ、
    前記基板保持部材を所定回動角度まで開放することで、開放端側の隙間から前記基板裏面が反射して見えるように、基板保持部材の取付面に回動可能に設けられる鏡面部材と、
    前記基板保持部材を回動することに伴って、基板保持部材の取付面に対する鏡面部材の回動角度を変化させるリンク機構と、
    を備え、
    前記リンク機構は、
    前記基板保持部材取付部に対する基板保持部材の回動角度が小さい場合には、鏡面部材の開放端側よりも反開放端側が突出する状態とし、前記基板保持部材が所定回動角度を超えて開放された場合には、鏡面部材の反開放端側よりも開放端側が突出する状態となるように、基板保持部材の開放動作と鏡面部材の回動角度をリンクさせるようにしたことを特徴とする遊技機。
  5. 前記基板保持部材取付部には、取付面側より前記基板保持部材の裏面に光を照射する照明手段を設け、該照明手段によって、基板保持部材内部の基板裏面を照らすようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の遊技機。
  6. 前記照明手段は、
    遊技領域を有する遊技盤に設けられ、遊技機の装飾を行うための発光源と、
    前記発光源の照射光を前記基板保持部材取付部の取付面側へ導く導光手段と、
    から構成したことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記導光手段は、
    前記基板保持部材取付部に形成した透光部と、
    前記発光源の照射光を基板保持部材取付部の透光部へ導く光通路と、
    前記透光部の取付面側に配した光拡散手段と、
    から構成したことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
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