JP5251860B2 - ラベルプリンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉可能なカセットカバーを備えたラベルプリンタ装置に関するものである。
ラベルプリンタ装置では、ラベルとなる印字テープが巻回されたテープカセットを着脱する際において、カセットカバーの開閉が行われる(例えば、下記特許文献1(第23図)参照)。
従来技術のラベルプリンタ装置の一例を図8乃至図10に示す。図8は、従来技術のラベルプリンタ装置101の斜視図であって、カセットカバー115が途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの外観を示した図である。図9は、従来技術のラベルプリンタ装置101を中心線B−B(図8参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー115が完全に閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。図10は、従来技術のラベルプリンタ装置101を中心線B−B(図8参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー115が完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。
図8乃至図10に示すように、従来技術のラベルプリンタ装置101では、筐体112に対して、カセット収納部113と天板部114とカセットカバー115等が設けられている。この点、筐体112の上面には、カセット出入口111が設けられている。カセット収納部113は、カセット出入口111に連なるようにして筐体112に内設されている。天板部114は、カセット収納部113に隣接するようにして、筐体112の上面の一部として形設されている。カセットカバー115は、天板部114との間にクリアランスC2を設けつつ(図9及び図10参照)、カセット収納部113が覆われるように筐体112の上面に配設されている(図9参照)。
そのカセットカバー115の内側には、一対のアーム部116が立設されている。各アーム部116は、カセットカバー115をカセット収納部113に対して回動自在に軸支するために、カセット収納部113の両側面にて回動自在にそれぞれ軸支されている。さらに、各アーム部116には、半円状の歯面部117がそれぞれに設けられている。一方、カセット収納部113には、一対のギヤダンパ118が配設されている。各ギヤダンパ118は、各歯面部117とそれぞれ噛み合うことで、カセットカバー115が開閉される際におけるカセットカバー115の回動速度を調整する。さらに、カセット収納部113には、一対の歯面掩蔽部119が配設されている。各歯面掩蔽部119は、カセットカバー115が開けられた際に、筐体112のカセット出入口111から各歯面部117を覆い隠す(図8及び図10参照)。
尚、ギヤダンパ118の上部左側部分等は、アーム部116で隠れて見えないが、図面の表示内容をわかりやすく示すため、そのように隠れて見えない部分でも実線で示す。
さらに、従来技術のラベルプリンタ装置101では、カセット収納機構121と複数のカセット押圧部120とが設けられている。各カセット押圧部120は、カセットカバー115の内側にある押圧面160に立設されている。尚、押圧面160は、カセットカバー115の内側から離れる方向に付勢されている。
カセット収納機構121は、カセット収納部113の底平面141に立設された複数の突起ピン122と、テープカセットTCの厚み側端面の中心線F(図9参照)上において対称的に形成された四隅の突端部131とを使用する。すなわち、カセット収納機構121は、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの各突端部131の下側受面133が、カセット収納部113の底平面141に立設された各突起ピン122にそれぞれ載上されることにより、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの厚みD(図9参照)がいずれであっても、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの各突端部131の上側受面132をカセット収納部113の底平面141から一定の高さH(図9参照)に配置する。
その配置後において、カセットカバー115が閉じた状態になると、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの各突端部131の上側受面132を、各カセット押圧部120が押圧面160の付勢力によってそれぞれ押圧する。これにより、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの厚みD(図9参照)がいずれであっても、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCを固定させることができる。
特開2001−150777号公報
しかしながら、従来技術のラベルプリンタ装置101においては、カセットカバー115が全開された際でも、筐体112のカセット出入口111から各歯面部117を各歯面掩蔽部119でそれぞれ覆い隠すために(図8及び図10参照)、各アーム部116を介してカセットカバー115を回動自在にするカセットカバー115の軸支中心P2が、筐体112のカセット出入口111から深い位置にそれぞれ設けられていた。
すなわち、各アーム部116を介してカセットカバー115を回動自在にするカセットカバー115の軸支中心P2が、筐体112の上面の一部として形設された天板部114の間近にないことから、天板部114とカセットカバー115との間に設けられたクリアランスC2がカセットカバー115の開状態によっては大きくなるので、大きくなったクリアランスC2を介して異物がカセット収納部113に侵入するおそれがあった。特に、開状態にあるカセットカバー115は斜めの状態でもあるので、カセットカバー115上に異物があれば、その異物は、斜めの状態にあるカセットカバー115上を滑降し、大きくなったクリアランスC2を介して、カセット収納部113に侵入することも考えられる。
また、従来技術のラベルプリンタ装置101において、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCをより固定させやすくするには、カセット収納部113に収納されたテープカセットTCの各突端部131の上側受面132に対して、各カセット押圧部120が押圧する方向を垂直(真上)方向により近づけることが望ましい。そのためには、カセット収納部113の底平面141からカセット収納部113に収納されたテープカセットTCの各突端部131の上側受面132までの最短距離Hと、カセット収納部113の底平面141からカセットカバー115の軸支中心P2までの最短距離Eとをより近づける必要がある(図9参照)。このように設計する場合においても、カセット収納部113に収納させるテープカセットTCの厚みDが最小から最大までの様々なケースに対応させようとすれば、各アーム部116を介してカセットカバー115を回動自在にするカセットカバー115の軸支中心P2を、筐体112のカセット出入口111から深い位置に設ける必要があるので、同様にして、大きくなったクリアランスC2を介して異物がカセット収納部113に侵入するおそれがあった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、筐体の一部として形設された天板部とカセットカバーとの間にあるクリアランスがカセットカバーの開状態に応じて大きくなるものであっても、そのクリアランスからの異物侵入を防ぐことが可能なラベルプリンタ装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、カセット出入口が設けられた筐体と、前記筐体のカセット出入口に連なるようにして前記筐体に内設されたカセット収納部と、前記カセット収納部に隣接するようにして前記筐体の一部として形設された天板部と、前記天板部との間にクリアランスを設けつつ前記カセット収納部が覆われるように前記筐体に配設されたカセットカバーと、前記カセットカバーの内側であって前記カセットカバーの前記クリアランスに近い側の端部近傍に立設され、前記カセットカバーを前記カセット収納部に対して回動自在に軸支するために前記カセット収納部にて回動自在に軸支された第1アーム部と、前記第1アーム部に設けられた歯面部と、前記歯面部と噛み合うことで前記カセットカバーの回動速度を調整するように前記カセット収納部に配設されたギヤダンパと、前記筐体のカセット出入口から前記歯面部を覆い隠すために前記カセット収納部に配設された歯面掩蔽部と、を有するラベルプリンタ装置であって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態をホームポジションとして配設された目隠しカバーと、前記目隠しカバーの内側に立設され、前記目隠しカバーを回動自在にするために前記天板部の内側にて軸支された第2アーム部と、前記目隠しカバーを前記天板部の外側に向けて回動する方向に付勢する付勢部と、を備え、前記目隠しカバーがホームポジションにある状態では、前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側に重ね合わせて配置されるとともに、前記目隠しカバーの前記第1側端部分とは反対側に位置する第2側端部分が前記カセットカバーの内側に重ね合わせて配置されることによって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態にあり、前記カセットカバーが開く方向に回動すると、前記カセットカバーが前記目隠しカバーを押し下げることにより、前記カセットカバーと前記目隠しカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の内側に向けて回動する一方、前記カセットカバーが閉じる方向に回動すると、前記目隠しカバーが前記付勢部の付勢力で前記カセットカバーに押し付けられることにより、前記目隠しカバーと前記カセットカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の外側に向けて回動し、前記カセットカバーが閉じた状態になると前記目隠しカバーがホームポジションに戻ること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するラベルプリンタ装置であって、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するカセット収納機構と、前記カセットカバーの内側に立設されたカセット押圧部と、を有し、前記カセット収納機構は、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の下側受面が、前記カセット収納部の底平面に立設された突起部材に載上されることにより、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚みがいずれであっても、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するものであり、前記カセットカバーが閉じた状態にあるときに前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット押圧部が押圧すること、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、カセット出入口が設けられた筐体と、前記筐体のカセット出入口に連なるようにして前記筐体に内設されたカセット収納部と、前記カセット収納部に隣接するようにして前記筐体の一部として形設された天板部と、前記天板部との間にクリアランスを設けつつ前記カセット収納部が覆われるように前記筐体に配設されたカセットカバーと、前記カセットカバーの内側であって前記カセットカバーの前記クリアランスに近い側の端部近傍に立設され、前記カセットカバーを前記カセット収納部に対して回動自在に軸支するために前記カセット収納部にて回動自在に軸支された第1アーム部と、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するカセット収納機構と、前記カセットカバーの内側に立設されたカセット押圧部と、を有し、前記カセット収納機構は、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の下側受面が、前記カセット収納部の底平面に立設された突起部材に載上されることにより、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚みがいずれであっても、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するものであり、前記カセットカバーが閉じた状態にあるときに前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット押圧部が押圧するラベルプリンタ装置であって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態をホームポジションとして配設された目隠しカバーと、前記目隠しカバーの内側に立設され、前記目隠しカバーを回動自在にするために前記天板部の内側にて軸支された第2アーム部と、前記目隠しカバーを前記天板部の外側に向けて回動する方向に付勢する付勢部と、を備え、前記目隠しカバーがホームポジションにある状態では、前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側に重ね合わせて配置されるとともに、前記目隠しカバーの前記第1側端部分とは反対側に位置する第2側端部分が前記カセットカバーの内側に重ね合わせて配置されることによって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態にあり、前記カセットカバーが開く方向に回動すると、前記カセットカバーが前記目隠しカバーを押し下げることにより、前記カセットカバーと前記目隠しカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の内側に向けて回動する一方、前記カセットカバーが閉じる方向に回動すると、前記目隠しカバーが前記付勢部の付勢力で前記カセットカバーに押し付けられることにより、前記目隠しカバーと前記カセットカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の外側に向けて回動し、前記カセットカバーが閉じた状態になると前記目隠しカバーがホームポジションに戻ること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載するラベルプリンタ装置であって、前記第1アーム部に設けられた歯面部と、前記歯面部と噛み合うことで前記カセットカバーの回動速度を調整するように前記カセット収納部に配設されたギヤダンパと、前記筐体のカセット出入口から前記歯面部を覆い隠すために前記カセット収納部に配設された歯面掩蔽部と、を有すること、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面が前記カセットカバーの軸支中心から最も近くに配置されること、を特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、前記カセット収納部の底平面から前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面までの最短距離が、前記カセット収納部の底平面から前記カセットカバーの軸支中心までの最短距離に等しいこと、を特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、前記カセットカバーが閉じた状態になると、前記天板部に対して前記カセットカバーが平行な状態にあること、を特徴とする。
本発明のラベルプリンタ装置では、(a)筐体のカセット出入口から歯面部を覆い隠すためにカセット収納部に配設された歯面掩蔽部を有する構成や、(b)カセット収納部に収納されたテープカセットの厚みがいずれであっても、カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の上側受面をカセット収納部の底平面から一定の高さに配置するカセット収納機構を有する構成や、(c)上述した(a)と(b)の双方を兼ねた構成のいずれかを有し、これらの(a)(b)(c)のいずれの構成であっても、各第1アーム部を介してカセットカバーを回動自在にするカセットカバーの軸支中心を、筐体のカセット出入口から深い位置に設ける必要があるので、筐体の一部として形設された天板部とカセットカバーとの間にあるクリアランスがカセットカバーの開状態に応じて大きくなる。しかしながら、本発明のラベルプリンタ装置では、(I)目隠しカバーがホームポジションにある状態では、目隠しカバーの第1側端部分が天板部の外側に重ね合わせて配置されるとともに、目隠しカバーの第2側端部分がカセットカバーの内側に重ね合わせて配置されることによって、天板部とカセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態にあり、(II)カセットカバーが開く方向に回動すると、カセットカバーが目隠しカバーを押し下げることにより、カセットカバーと目隠しカバーとが互いに接触して摺り動きつつ目隠しカバーの第1側端部分が天板部の外側を摺動しながら、目隠しカバーが天板部の内側に向けて回動する一方、(III)カセットカバーが閉じる方向に回動すると、目隠しカバーが付勢部の付勢力でカセットカバーに押し付けられることにより、目隠しカバーとカセットカバーとが互いに接触して摺り動きつつ目隠しカバーの第1側端部分が天板部の外側を摺動しながら、目隠しカバーが天板部の外側に向けて回動し、カセットカバーが閉じた状態になると目隠しカバーがホームポジションに戻る。従って、本発明のラベルプリンタ装置では、天板部とカセットカバーとの間にあるクリアランスは、上述した(I)(II)(III)のように、カセットカバーがどのような状態にあっても、目隠しカバーで塞がれることから、筐体の一部として形設された天板部とカセットカバーとの間にあるクリアランスがカセットカバーの開状態に応じて大きくなるものであっても、そのクリアランスからの異物侵入を防ぐことが可能である。
また、本発明のラベルプリンタ装置において、カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面がカセットカバーの軸支中心から最も近くに配置されるようにすれば、カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面に対してカセット押圧部が押圧する方向を垂直(真上)方向により近づけることができるので、カセット収納部に収納されたテープカセットをより固定させやすい。
また、本発明のラベルプリンタ装置において、カセット収納部の底平面からカセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面までの最短距離が、カセット収納部の底平面からカセットカバーの軸支中心までの最短距離に等しい場合には、カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面に対して、カセット押圧部を垂直(真上)方向から押圧させることができるので、カセット収納部に収納されたテープカセットをより確実に固定させることができる。
また、本発明のラベルプリンタ装置が、カセットカバーが閉じた状態になると、天板部に対してカセットカバーが平行な状態にあるものである場合には、上述した(a)(b)(c)のいずれかの構成を有すれば、筐体の一部として形設された天板部とカセットカバーとの間にクリアランスを必ず設けなければならないので、上述した効果がより重要視される。
本実施の形態のラベルプリンタ装置の斜視図であって、カセットカバーが途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの外観を示した図である。 同ラベルプリンタ装置を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが完全に閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。 同ラベルプリンタ装置を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。 同ラベルプリンタ装置を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。 同ラベルプリンタ装置の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが完全に閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。 同ラベルプリンタ装置の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。 同ラベルプリンタ装置の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。 従来技術のラベルプリンタ装置の斜視図であって、カセットカバーが完全に開けられた状態にあるときの外観を示した図である。 従来技術のラベルプリンタ装置を中心線B−B(図8参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。 従来技術のラベルプリンタ装置を中心線B−B(図8参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバーが完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。
本発明の実施形態の一例を図面を参照にして説明する。図1乃至図4は、本実施形態のラベルプリンタ装置1を示した図である。図1は、本実施形態のラベルプリンタ装置1の斜視図であって、カセットカバー15が途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの外観を示した図である。図2は、本実施形態のラベルプリンタ装置1を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が完全に閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。図3は、本実施形態のラベルプリンタ装置1を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。図4は、本実施形態のラベルプリンタ装置1を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。
図1乃至図4に示すように、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、筐体12に対して、カセット収納部13と天板部14とカセットカバー15等が設けられている。この点、筐体12の上面には、カセット出入口11が設けられている。カセット収納部13は、カセット出入口11に連なるようにして筐体12に内設されている。天板部14は、カセット収納部13に隣接するようにして、筐体12の上面の一部として形設されている。カセットカバー15は、天板部14との間にクリアランスC1を設けつつ(図2乃至図4参照)、カセット収納部13が覆われるように筐体12の上面に配設されている(図2参照)。
そのカセットカバー15の内側には、クリアランスC1に近い側の端部の近傍に一対のアーム部16が立設されている。各アーム部16は、カセットカバー15をカセット収納部13に対して回動自在に軸支するために、カセット収納部13の両側面にて回動自在にそれぞれ軸支されている。さらに、各アーム部16には、半円状の歯面部17がそれぞれに設けられている。一方、カセット収納部13には、一対のギヤダンパ18が配設されている。各ギヤダンパ18は、各歯面部17とそれぞれ噛み合うことで、カセットカバー15が開閉される際におけるカセットカバー15の回動速度を調整する。さらに、カセット収納部13には、一対の歯面掩蔽部19が配設されている。各歯面掩蔽部19は、カセットカバー15が開けられた際に、筐体12のカセット出入口11から各歯面部17を覆い隠す(図1乃至図4参照)。
尚、ギヤダンパ18の上部左側部分等は、アーム部16で隠れて見えないが、図面の表示内容をわかりやすく示すため、そのように隠れて見えない部分でも実線で示す。
さらに、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、カセット収納機構21と複数のカセット押圧部20とが設けられている。各カセット押圧部20は、カセットカバー15の内側にある押圧面60に立設されている。尚、押圧面60は、カセットカバー15の内側から離れる方向に付勢されている。
カセット収納機構21は、カセット収納部13の底平面41に立設された複数の突起ピン22と、テープカセットTCの厚み側端面の中心線F(図2参照)上において対称的に形成された四隅の突端部31とを使用する。すなわち、カセット収納機構21は、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの各突端部31の下側受面33が、カセット収納部13の底平面41に立設された各突起ピン22にそれぞれ載上されることにより、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚みD(図2参照)がいずれであっても、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの各突端部31の上側受面32をカセット収納部13の底平面41から一定の高さH(図2参照)に配置する。
その配置後において、カセットカバー15が閉じた状態になると、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの各突端部31の上側受面32を、各カセット押圧部20が押圧面60の付勢力によってそれぞれ押圧する。これにより、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚みD(図2参照)がいずれであっても、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCを固定させることができる。
さらに、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、天板部14とカセットカバー15との間に目隠しカバー51が配設されている。目隠しカバー51は、図2に示すように、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1が覆われた状態をホームポジションとする。また、目隠しカバー51の内側には、屈曲アーム部52が立設されている。屈曲アーム部52は、目隠しカバー51を回動自在にするために天板部14の内側にて軸支されている。このようして回動自在に軸支された目隠しカバー51は、その軸支箇所に設けられたねじりバネ53によって、天板部14の外側に向けて回動する方向に付勢されている。
さらに、目隠しカバー51がホームポジションにある状態では(図2参照)、目隠しカバー51の第1側端部分51Aが天板部14の外側に重ね合わせて配置されるとともに、目隠しカバー51の第1側端部分51Aとは反対側に位置する第2側端部分51Bがカセットカバー15の内側に重ね合わせて配置される。この配置によって、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1が覆われた状態にある。
尚、目隠しカバー51においては、天板部14の外側に重ね合わせて配置される第1側端部分51Aが、カセットカバー15の内側に重ね合わせて配置される第2側端部分51Bよりも厚く形成されている。従って、目隠しカバー51では、第1側端部分51Aと第2側端部分51Bとの間において段差が形成されている。
ところで、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、(a)筐体12のカセット出入口11から歯面部17を覆い隠すためにカセット収納部13に配設された歯面掩蔽部19と、(b)カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚みD(図2参照)がいずれであっても、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚み側端面の中心線F(図2参照)上において対称的に四隅に形成された突端部31の上側受面32をカセット収納部13の底平面41から一定の高さH(図2参照)に配置するカセット収納機構21とを有し、上述した(a)と(b)の双方を兼ねた構成である。このような構成では、「発明が解決しようとする課題」の欄で既に説明したように、各アーム部16を介してカセットカバー15を回動自在にするカセットカバー15の軸支中心P1を、筐体12のカセット出入口11から深い位置に設ける必要があるので、筐体12の一部として形設された天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1がカセットカバー15の開状態に応じて大きくなる。
しかしながら、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、図2に示すように、(I)目隠しカバー51がホームポジションにある状態では、目隠しカバー51の第1側端部分51Aが天板部14の外側に重ね合わせて配置されるとともに、目隠しカバー51の第2側端部分51Bがカセットカバー15の内側に重ね合わせて配置されることによって、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1が覆われた状態にある。
そして、図2、図3、図4の順に示すようにして、(II)カセットカバー15が開く方向に回動すると、カセットカバー15の一端部分が目隠しカバー51の第2側端部分51Bの外側を押し下げることにより、カセットカバー15の一端部分と目隠しカバー51の第2側端部分51Bの外側とが互いに接触して摺り動くと同時に、目隠しカバー51の第1側端部分51Aの内側が天板部14の外側を摺動しながら、目隠しカバー51が天板部14の内側に向けて回動する。
一方、図4、図3、図2の順に示すようにして、(III)カセットカバー15が閉じる方向に回動すると、目隠しカバー51の第2側端部分51Bの外側がねじりバネ53の付勢力でカセットカバー15の一端部分に押し付けられることにより、目隠しカバー51の第2側端部分51Bの外側とカセットカバー15の一端部分とが互いに接触して摺り動くと同時に、目隠しカバー51の第1側端部分51Aの内側が天板部14の外側を摺動しながら、目隠しカバー51が天板部14の外側に向けて回動する。これにより、カセットカバー15が閉じた状態になり、目隠しカバー51がホームポジションに戻る。
従って、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、上述した(I)(II)(III)のようにしてカセットカバー15の回動動作と目隠しカバー51の回動動作とが連動・追従するので、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1は、カセットカバー15がどのような状態にあっても、目隠しカバー51で塞がれることから、筐体12の一部として形設された天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1がカセットカバー15の開状態に応じて大きくなるものであっても、そのクリアランスC1からの異物侵入を防ぐことが可能である。
また、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、図2に示すように、カセット収納部13の底平面41からカセット収納部13に収納されたテープカセットTCの突端部31の上側受面32までの最短距離Hが、カセット収納部13の底平面41からカセットカバー15の軸支中心P1までの最短距離Eに等しくなく、距離Gの差が存在する。
しかしながら、ギヤダンパ18をカセット収納部13に配設しなければならない設計条件の下では、本実施形態のラベルプリンタ装置1は、図2乃至図4に示すように、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの突端部31の上側受面32が、カセットカバー15の軸支中心P1から最も近くに配置されているものである。従って、本実施形態のラベルプリンタ装置1では、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの各突端部31の上側受面32のうち、カセットカバー15の軸支中心P1から最も近くに配置されている上側受面32に対して、図3に示す円弧Q1が示すように、カセット押圧部20が押圧する方向を垂直(真上)方向により近づけることができるので、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCをより固定させやすい。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態のラベルプリンタ装置1において、図5乃至図7に示す変形例のように、カセット収納部13の底平面41からカセット収納部13に収納されたテープカセットTCの突端部31の上側受面32までの最短距離Hが、カセット収納部13の底平面41からカセットカバー15の軸支中心P1までの最短距離Eに等しくしてもよい。
図5は、本実施形態のラベルプリンタ装置1の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が完全に閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。図6は、本実施形態のラベルプリンタ装置1の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が途中まで開け又は閉じられた状態にあるときの断面を示した図である。図7は、本実施形態のラベルプリンタ装置1の変形例を中心線A−A(図1参照)に沿って切断した断面図であって、カセットカバー15が完全に開けられた状態にあるときの断面を示した図である。
但し、上記押圧面60に加えて、上記各歯面部17や上記ギヤダンパ18や上記歯面掩蔽部19は、図5乃至図7に示す変形例にはない。もっとも、図5乃至図7に示す変形例では、その他の構成は、上述した本実施形態のラベルプリンタ装置1と同じである。
従って、このような変形例では、(b)カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚みD(図5参照)がいずれであっても、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚み側端面の中心線F(図5参照)上において対称的に四隅に形成された突端部31の上側受面32をカセット収納部13の底平面41から一定の高さH(図5参照)に配置するカセット収納機構21を有した構成である。このような構成であっても、上述した本実施形態のラベルプリンタ装置1と同様であり、上述した(I)(II)(III)のようにしてカセットカバー15の回動動作と目隠しカバー51の回動動作とが連動・追従するので、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1は、カセットカバー15がどのような状態にあっても、目隠しカバー51で塞がれることから、筐体12の一部として形設された天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1がカセットカバー15の開状態に応じて大きくなるものであっても、そのクリアランスC1からの異物侵入を防ぐことが可能である。
また、このような変形例では、カセット収納部13の底平面41からカセット収納部13に収納されたテープカセットTCの突端部31の上側受面32までの最短距離Hが、カセット収納部13の底平面41からカセットカバー15の軸支中心P1までの最短距離Eに等しい。従って、カセットカバー15を閉じた状態にするときは、図7及び図6に示す円弧Q2が示すようにして、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの各突端部31の上側受面32に対して、各カセット押圧部20を垂直(真上)方向から押圧させることができるので、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCをより確実に固定させることができる。
尚、上記押圧面60(図2乃至図4参照)を設けている場合であっても、カセット収納部13の底平面41からカセット収納部13に収納されたテープカセットTCの突端部31の上側受面32までの最短距離Hが、カセット収納部13の底平面41からカセットカバー15の軸支中心P1までの最短距離Eに等しくなるようにすれば、上記の変形例と同様な効果を得ることができる。
また、図示はしていないが、別の変形例として、カセット収納機構21はないが、(a)筐体12のカセット出入口11から歯面部17を覆い隠すためにカセット収納部13に配設された歯面掩蔽部19を有した構成にしてもよい。このような構成であっても、上述した本実施形態のラベルプリンタ装置1と同様であり、上述した(I)(II)(III)のようにしてカセットカバー15の回動動作と目隠しカバー51の回動動作とが連動・追従するので、天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1は、カセットカバー15がどのような状態にあっても、目隠しカバー51で塞がれることから、筐体12の一部として形設された天板部14とカセットカバー15との間にあるクリアランスC1がカセットカバー15の開状態に応じて大きくなるものであっても、そのクリアランスC1からの異物侵入を防ぐことが可能である。
尚、本実施形態のラベルプリンタ装置1や双方の変形例では、(a)筐体12のカセット出入口11から歯面部17を覆い隠すためにカセット収納部13に配設された歯面掩蔽部19を有した構成、(b)カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚みD(図5参照)がいずれであっても、カセット収納部13に収納されたテープカセットTCの厚み側端面の中心線F(図5参照)上において対称的に四隅に形成された突端部31の上側受面32をカセット収納部13の底平面41から一定の高さH(図5参照)に配置するカセット収納機構21を有した構成、又は(c)上述した(a)と(b)の双方を兼ねた構成のいずれかを有しており、さらに、例えば、図2や図5に示すように、カセットカバー15が閉じた状態になると、天板部14に対してカセットカバー15が平行な状態にあることから、筐体12の一部として形設された天板部14とカセットカバー15との間にクリアランスC1を必ず設けなければならないので、上述した効果がより重要視される。
1 ラベルプリンタ装置
11 カセット出入口
12 筐体
13 カセット収納部
14 天板部
15 カセットカバー
16 アーム部
17 歯面部
18 ギヤダンパ
19 歯面掩蔽部
20 カセット押圧部
21 カセット収納機構
22 カセット収納部の底平面に立設された突起ピン
31 テープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部
32 突端部の上側受面
33 突端部の下側受面
41 カセット収納部の底平面
51 目隠しカバー
51A 目隠しカバーの第1側端部分
51B 目隠しカバーの第2側端部分
52 屈曲アーム部
53 ねじりバネ
C1 クリアランス
D テープカセットの厚み
E カセット収納部の底平面からカセットカバーの軸支中心までの距離
F テープカセットの厚み側端面の中心線
H カセット収納部の底平面からカセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面までの距離
P1 カセットカバーの軸支中心
TC テープカセット

Claims (7)

  1. カセット出入口が設けられた筐体と、
    前記筐体のカセット出入口に連なるようにして前記筐体に内設されたカセット収納部と、
    前記カセット収納部に隣接するようにして前記筐体の一部として形設された天板部と、
    前記天板部との間にクリアランスを設けつつ前記カセット収納部が覆われるように前記筐体に配設されたカセットカバーと、
    前記カセットカバーの内側であって前記カセットカバーの前記クリアランスに近い側の端部近傍に立設され、前記カセットカバーを前記カセット収納部に対して回動自在に軸支するために前記カセット収納部にて回動自在に軸支された第1アーム部と、
    前記第1アーム部に設けられた歯面部と、
    前記歯面部と噛み合うことで前記カセットカバーの回動速度を調整するように前記カセット収納部に配設されたギヤダンパと、
    前記筐体のカセット出入口から前記歯面部を覆い隠すために前記カセット収納部に配設された歯面掩蔽部と、を有するラベルプリンタ装置であって、
    前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態をホームポジションとして配設された目隠しカバーと、
    前記目隠しカバーの内側に立設され、前記目隠しカバーを回動自在にするために前記天板部の内側にて軸支された第2アーム部と、
    前記目隠しカバーを前記天板部の外側に向けて回動する方向に付勢する付勢部と、を備え、
    前記目隠しカバーがホームポジションにある状態では、前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側に重ね合わせて配置されるとともに、前記目隠しカバーの前記第1側端部分とは反対側に位置する第2側端部分が前記カセットカバーの内側に重ね合わせて配置されることによって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態にあり、
    前記カセットカバーが開く方向に回動すると、前記カセットカバーが前記目隠しカバーを押し下げることにより、前記カセットカバーと前記目隠しカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の内側に向けて回動する一方、
    前記カセットカバーが閉じる方向に回動すると、前記目隠しカバーが前記付勢部の付勢力で前記カセットカバーに押し付けられることにより、前記目隠しカバーと前記カセットカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の外側に向けて回動し、前記カセットカバーが閉じた状態になると前記目隠しカバーがホームポジションに戻ること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  2. 請求項1に記載するラベルプリンタ装置であって、
    前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するカセット収納機構と、
    前記カセットカバーの内側に立設されたカセット押圧部と、を有し、
    前記カセット収納機構は、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の下側受面が、前記カセット収納部の底平面に立設された突起部材に載上されることにより、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚みがいずれであっても、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するものであり、
    前記カセットカバーが閉じた状態にあるときに前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット押圧部が押圧すること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  3. カセット出入口が設けられた筐体と、
    前記筐体のカセット出入口に連なるようにして前記筐体に内設されたカセット収納部と、
    前記カセット収納部に隣接するようにして前記筐体の一部として形設された天板部と、
    前記天板部との間にクリアランスを設けつつ前記カセット収納部が覆われるように前記筐体に配設されたカセットカバーと、
    前記カセットカバーの内側であって前記カセットカバーの前記クリアランスに近い側の端部近傍に立設され、前記カセットカバーを前記カセット収納部に対して回動自在に軸支するために前記カセット収納部にて回動自在に軸支された第1アーム部と、
    前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するカセット収納機構と、
    前記カセットカバーの内側に立設されたカセット押圧部と、を有し、
    前記カセット収納機構は、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚み側端面の中心線上において対称的に形成された突端部の下側受面が、前記カセット収納部の底平面に立設された突起部材に載上されることにより、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの厚みがいずれであっても、前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット収納部の底平面から一定の高さに配置するものであり、
    前記カセットカバーが閉じた状態にあるときに前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面を前記カセット押圧部が押圧するラベルプリンタ装置であって、
    前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態をホームポジションとして配設された目隠しカバーと、
    前記目隠しカバーの内側に立設され、前記目隠しカバーを回動自在にするために前記天板部の内側にて軸支された第2アーム部と、
    前記目隠しカバーを前記天板部の外側に向けて回動する方向に付勢する付勢部と、を備え、
    前記目隠しカバーがホームポジションにある状態では、前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側に重ね合わせて配置されるとともに、前記目隠しカバーの前記第1側端部分とは反対側に位置する第2側端部分が前記カセットカバーの内側に重ね合わせて配置されることによって、前記天板部と前記カセットカバーとの間にあるクリアランスが覆われた状態にあり、
    前記カセットカバーが開く方向に回動すると、前記カセットカバーが前記目隠しカバーを押し下げることにより、前記カセットカバーと前記目隠しカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の内側に向けて回動する一方、
    前記カセットカバーが閉じる方向に回動すると、前記目隠しカバーが前記付勢部の付勢力で前記カセットカバーに押し付けられることにより、前記目隠しカバーと前記カセットカバーとが互いに接触して摺り動きつつ前記目隠しカバーの第1側端部分が前記天板部の外側を摺動しながら、前記目隠しカバーが前記天板部の外側に向けて回動し、前記カセットカバーが閉じた状態になると前記目隠しカバーがホームポジションに戻ること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  4. 請求項3に記載するラベルプリンタ装置であって、
    前記第1アーム部に設けられた歯面部と、
    前記歯面部と噛み合うことで前記カセットカバーの回動速度を調整するように前記カセット収納部に配設されたギヤダンパと、
    前記筐体のカセット出入口から前記歯面部を覆い隠すために前記カセット収納部に配設された歯面掩蔽部と、を有すること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、
    前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面が前記カセットカバーの軸支中心から最も近くに配置されること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、
    前記カセット収納部の底平面から前記カセット収納部に収納されたテープカセットの突端部の上側受面までの最短距離が、前記カセット収納部の底平面から前記カセットカバーの軸支中心までの最短距離に等しいこと、を特徴とするラベルプリンタ装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載するラベルプリンタ装置であって、
    前記カセットカバーが閉じた状態になると、前記天板部に対して前記カセットカバーが平行な状態にあること、を特徴とするラベルプリンタ装置。
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