JP7314531B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7314531B2
JP7314531B2 JP2019038285A JP2019038285A JP7314531B2 JP 7314531 B2 JP7314531 B2 JP 7314531B2 JP 2019038285 A JP2019038285 A JP 2019038285A JP 2019038285 A JP2019038285 A JP 2019038285A JP 7314531 B2 JP7314531 B2 JP 7314531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing member
feeding device
hinge
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019038285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020142866A (ja
Inventor
美咲 駿河
辰夫 宮治
祥伍 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2019038285A priority Critical patent/JP7314531B2/ja
Publication of JP2020142866A publication Critical patent/JP2020142866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7314531B2 publication Critical patent/JP7314531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、給紙装置及び画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、スキャナ部は装置奥側の第1ヒンジ部により装置手前側を開ける構成とされ、給紙口を覆うカバーは給紙口よりも装置手前側の第2ヒンジ部により開ける構成とされた画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、装置奥行方向において、第1ヒンジ部の回転軸は第2ヒンジ部の回転軸よりも装置奥側に位置している。スキャナ部を開ける動作に伴って、カバーの一部が給紙トレイ又はシートの表面に擦れながら移動してカバーが開く構成とされている。
特開2018-016050号公報
本発明は、第1ヒンジが第2ヒンジと同じ位置又は第1ヒンジが第2ヒンジよりも装置一端側にある構成と比較して、開閉部材による積載空間の開放状態で、開閉部材及び回転部材を含んだ装置全体の高さが高くなることが抑制される給紙装置を得ることが目的である。
第1の態様に係る給紙装置は、記録媒体が積載される積載部と、前記記録媒体の搬送方向の一端側に設けられ該搬送方向との交差方向に延びる第1ヒンジ周りに回転して前記積載部上の積載空間を開閉する開閉部材と、前記第1ヒンジよりも前記搬送方向の一端側に設けられ該搬送方向との交差方向に延びる第2ヒンジ周りに回転する回転部材であって、前記開閉部材による前記積載空間を開放する動作により該開閉部材上に重なる姿勢から起立する姿勢に移行する前記回転部材と、を有する。
第2の態様に係る給紙装置は、第1の態様に記載の給紙装置において、前記開閉部材の最大開放時に、前記開閉部材の重心が前記第1ヒンジに対して前記第2ヒンジの側にある。
第3の態様に係る給紙装置は、第1の態様又は第2の態様に記載の給紙装置において、前記開閉部材による前記積載空間を開放する動作により、前記回転部材が前記開閉部材の上部と摺動しながら起立する方向に回転する。
第4の態様に係る給紙装置は、第3の態様に記載の給紙装置において、前記回転部材には、前記開閉部材の上部と摺動する摺動部が取り付けられている。
第5の態様に係る給紙装置は、第4の態様に記載の給紙装置において、前記摺動部は、前記開閉部材の上部を構成する樹脂部材よりも柔らかい樹脂部材で構成されている。
第6の態様に係る給紙装置は、第1の態様から第5の態様までのいずれか1つの態様に記載の給紙装置において、前記記録媒体の搬送方向との交差方向の両側から前記積載部上の前記積載空間を挟む一対の壁を備え、前記第1ヒンジと前記第2ヒンジは、前記一対の壁に支持されており、前記開閉部材による前記積載空間の開放状態で、前記一対の壁のうちの一方の壁の側から前記記録媒体を前記積載部に配置する構成とされている。
第7の態様に係る給紙装置は、第6の態様に記載の給紙装置において、前記開閉部材における前記搬送方向の他端側には、前記開閉部材による前記積載空間の閉止状態で前記一対の壁を備えた装置本体への前記開閉部材のロックを解除するハンドルが設けられている。
第8の態様に係る給紙装置は、第7の態様に記載の給紙装置において、前記ハンドルは、前記開閉部材における前記一方の壁の側に設けられている。
第9の態様に係る給紙装置は、第6の態様から第8の態様までのいずれか1つの態様に記載の給紙装置において、前記一対の壁のうちの他方の壁と前記開閉部材との間に、前記開閉部材による前記積載空間の開放動作を補助するダンパが設けられている。
第10の態様に係る給紙装置は、第9の態様に記載の給紙装置において、前記ダンパは1つである。
第11の態様に係る画像形成装置は、第1の態様から第10の態様までのいずれか1つの態様に記載の給紙装置を備え、前記給紙装置から画像形成部に前記記録媒体が搬送される構成とされている。
第1の態様に係る給紙装置によれば、第1ヒンジが第2ヒンジと同じ位置又は第1ヒンジが第2ヒンジよりも装置一端側にある構成と比較して、開閉部材による積載空間の開放状態で、開閉部材及び回転部材を含んだ装置全体の高さが高くなることが抑制される。
第2の態様に係る給紙装置によれば、開閉部材の最大開放時に開閉部材の重心が第2ヒンジに対して第1ヒンジの側にある構成と比較して、回転部材の倒れる方向への回転が抑制される。
第3の態様に係る給紙装置によれば、開閉部材と回転部材がリンク機構により連動するものと比較して、簡単な構成で開閉部材の動作に連動して回転部材が回転しやすくなる。
第4の態様に係る給紙装置によれば、回転部材が開閉部材に直接接触する構成と比較して、回転部材の摺動部が開閉部材の上部を摺動しやすくなる。
第5の態様に係る給紙装置によれば、摺動部と開閉部材の上部が同じ材質により構成されている場合と比較して、開閉部材の上部に傷が付くことが抑制される。
第6の態様に係る給紙装置によれば、記録媒体を一対の壁の側方から積載部に配置する場合と比べて、一方の壁の側から記録媒体を積載部に配置するときの作業性が向上する。
第7の態様に係る給紙装置によれば、開閉部材における搬送方向の一端側でロックを解除する構成と比較して、構造が簡単になる。
第8の態様に係る給紙装置によれば、開閉部材における他方の壁の側にハンドルが設けられている構成と比較して、開閉部材による積載空間を開放する際の操作性が向上する。
第9の態様に係る給紙装置によれば、他方の壁と開閉部材との間にダンパが設けられていない場合に比較して、開閉部材による積載空間を開放する際の操作性が向上する。
第10の態様に係る給紙装置によれば、一方の壁と開閉部材との間にダンパが設けられている構成と比較して、一方の壁の側から記録媒体を積載部に配置するときの作業性が向上する。
第11の態様に係る画像形成装置によれば、第1ヒンジと第2ヒンジが同じ位置又は第1ヒンジが第2ヒンジよりも装置一端側にある構成と比較して、開閉部材による積載空間の開放状態で、開閉部材及び回転部材を含んだ装置全体の高さが高くなることが抑制される。
一実施形態に係る給紙装置を備えた画像形成装置を示す正面図である。 一実施形態に係る給紙装置を示す斜視図である。 一実施形態に係る給紙装置に用いられる開閉部材と回転部材を回転させて積載部上の積載空間を開放した状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る給紙装置の上部側であって、開閉部材及び回転部材の閉止状態を示す縦断面図である。 一実施形態に係る給紙装置の上部側であって、開閉部材及び回転部材の開放状態を示す縦断面図である。 一実施形態に係る給紙装置の上部側の一部を切断した図であって、開閉部材と回転部材により積載部上の積載空間を閉止した状態で示す正面図である。 一実施形態に係る給紙装置の上部側であって、開閉部材と回転部材により積載部上の積載空間を閉止した状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る給紙装置の上部側であって、開閉部材及びダンパを示す正面図である。 比較例に係る給紙装置の上部側を示す図であって、開閉部材と回転部材を回転させて積載部上の積載空間を開放した状態を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という。)について説明する。以下の説明では、図面に矢印Xで示す方向を装置幅方向、矢印Yで示す方向を装置高さ方向とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する方向(矢印Z方向)を装置奥行き方向とする。
<画像形成装置の構成>
図1には、一実施形態に係る給紙装置10を備えた画像形成装置200の一例が正面図にて示されている。
図1に示されるように、画像形成装置200は、記録媒体に画像を形成する画像形成部の一例としての画像形成装置本体202と、画像形成装置本体202に記録媒体を給紙する給紙装置10と、を備えている。給紙装置10は、画像形成装置本体202の側部に隣接するように配置されている。図示を省略するが、画像形成装置本体202の内部には、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段に記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えている。画像形成手段と搬送手段の構成及び配置は特に限定されない。給紙装置10は、オプションで画像形成装置本体202に取り付けられるものであり、単独で取引きされる。
<給紙装置の構成>
(全体構成)
図2には、一実施形態に係る給紙装置10が斜視図にて示されている。図2に示されるように、給紙装置10は、装置本体の一例としての本体部12と、本体部12の側部から本体部12の外側に向かって張り出した収容装置14と、を備えている。収容装置14の内部には、複数の記録媒体Pが積載される積載部16が設けられている(図3参照)。収容装置14は、オプションにより給紙装置10に後付けされる構成とされている。
図2及び図3に示されるように、給紙装置10は、本体部12の上部に設けられると共に積載部16上の積載空間Sを開閉する開閉部材20と、開閉部材20による積載空間Sの開放動作を補助するダンパ36と、を備えている(図3参照)。また、給紙装置10は、開閉部材20の上に重なるように配置されると共に回転可能とされた回転部材22を備えている。収容装置14における本体部12の側部から張り出した部分には、積載部16上の積載空間Sを開閉する後述の開閉カバー30が設けられている。
さらに、給紙装置10は、本体部12の奥行き方向(すなわち、Z方向)の前側の下部に、記録媒体Pとは別種の記録媒体(図示省略)が格納される引き出しトレイ26を備えている。引き出しトレイ26は、本体部12から引き出されることで、記録媒体Pとは別種の記録媒体(図示省略)が格納されるようになっている。
(本体部12の構成)
図2及び図3に示されるように、本体部12は、給紙装置10の外側の筐体としての機能を有する。本体部12は、装置奥行き方向(すなわち、Z方向)の手前側に配置された前壁12Aと、装置奥行き方向の奥側に配置された後壁12Bと、を備えている。また、本体部12は、装置幅方向(すなわち、X方向)の一方側に配置された側壁12Cと、装置幅方向の他方側に配置された側壁(図2中に図示されていない)と、を備えている。前壁12Aは、複数のパネルにより構成されている。ここで、前壁12Aと後壁12Bは、一対の壁の一例である。また、前壁12Aは、一方の壁の一例である。引き出しトレイ26は、前壁12Aの上部側及び前壁12Aの装置幅方向の他方側を除いた範囲に設けられている。
また、本体部12は、前壁12Aと後壁12Bと側壁12Cと他の側壁(図2中に図示されていない)の上部に配置された上壁12Dを備えている。上壁12Dは、装置幅方向の他方側にのみ配置されている。前壁12Aと後壁12Bの上端は上壁12Dに繋がっており、積載空間Sの一部が上壁12Dで覆われている。
前壁12Aと後壁12Bは、記録媒体Pの搬送方向との交差方向、すなわち矢印Zに示す装置奥行き方向の両側から積載部16上の積載空間Sを挟む構成とされている。前壁12Aには、上壁12Dと反対側の部分の高さを、上壁12Dと連結される側の部分の高さよりも低くした切欠き部32が設けられている。言い換えると、切欠き部32は、積載部16に積載された記録媒体Pの後述する搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の上流側の部分の高さを、記録媒体Pの搬送方向の下流側の部分の高さよりも低くしている。
(収容装置14の構成)
収容装置14は、複数の記録媒体Pを収容する機能を有する。図2及び図3に示されるように、収容装置14は、本体部12の側壁12Cの上方から本体部12の外側に向かって張り出している。収容装置14は、前壁12Aと後壁12Bとの間の位置と、側壁12Cの外側とに跨って配置されている。収容装置14は、本体部14Aと、本体部14Aの上側に設けられた開閉カバー30と、を備えている。
収容装置14の内部には、複数の記録媒体Pが積載される積載部16が設けられている(図3参照)。本実施形態では、積載部16に積載される記録媒体Pは、A3サイズの記録媒体の長手方向の長さよりも長尺の記録媒体とされている。例えば、記録媒体Pの長手方向の長さは、900mm又は1200mmとされている。
給紙装置10では、本体部12の内部の上壁12D側に配置された給紙手段(図示省略)により、積載部16に積載された記録媒体Pが1枚ずつ矢印A方向に搬送されるようになっている。積載部16は、前壁12Aと後壁12Bとの間から記録媒体Pの搬送方向(すなわち、矢印A方向)の上流側に張り出している。すなわち、給紙装置10では、前壁12Aと後壁12Bとの間における側壁12Cの上方は、記録媒体Pの搬送方向の上流側に向けて開放されており、この開放された部分に跨って積載部16が配置されている。
開閉カバー30は、本体部14Aの装置奥行き方向(すなわち、Z方向)の奥側に設けられたヒンジ(図示省略)により、装置奥行き方向に沿って回転する構成とされている(図3参照)。開閉カバー30を装置奥行き方向(Z方向)の手前側から奥側に向かって上方に回転することにより、積載部16上の積載空間Sの一部が開放されるようになっている。
(開閉部材20の構成)
開閉部材20は、積載部16に複数の記録媒体Pを配置するために、開閉カバー30と分担して積載部16上の積載空間Sを開放する機能を有する。図2及び図3に示されるように、開閉部材20は、前壁12Aと後壁12Bの上部間に設けられている。本実施形態では、開閉部材20は、本体部12の上壁12Dと隣接する位置に設けられている。
図4及び図5に示されるように、開閉部材20は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の一端側に設けられる第1ヒンジ40周りに回転して積載部16上の積載空間S(図3参照)を開閉する構成とされている。第1ヒンジ40は、記録媒体Pの搬送方向との交差方向(すなわち、矢印Zに示す装置奥行き方向)に延びている。本実施形態では、第1ヒンジ40は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の下流側に設けられている。第1ヒンジ40の長手方向の両端部は、一例として、前壁12Aと後壁12Bに支持されている。言い換えると、第1ヒンジ40は、前壁12Aと後壁12Bの装置幅方向の一端側である上壁12D(図2参照)の端縁側に設けられている。
開閉部材20は、積載空間Sを閉止した状態で、上壁12Dより記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の上流側における前壁12Aと後壁12Bの端部までを覆っている。また、開閉カバー30は、前壁12Aと後壁12Bから張り出した部分を覆っている。開閉部材20には、積載空間Sの閉止状態で開閉部材20の縁部から張り出し、切欠き部32と開閉部材20の縁部との隙間を埋める張出部34が設けられている(図2参照)。
開閉部材20により積載空間Sを開放すると、給紙装置10の開放に連動して、開閉部材20上に重なる回転部材22が起立する方向へ回転する。給紙装置10では、開閉部材20による積載空間Sの開放状態で、前壁12Aの側から記録媒体Pを積載部16に配置する構成とされている(図3参照)。本実施形態では、前壁12Aに切欠き部32が設けられていることで、前壁12Aの側から記録媒体Pを積載部16に配置しやすい構成とされている。
図4~図7に示されるように、開閉部材20の上部側には、装置奥行き方向(すなわち、Z方向)の中央部に上下方向下側に窪んだ凹部46が設けられている(図7参照)。回転部材22の上部側には、凹部46の第1ヒンジ40側及び凹部46の両側の一部を囲むように接触部48が設けられている(図7参照)。接触部48には、回転部材22の先端部22Aが接触する。接触部48は、第1ヒンジ40から離れる方向に向かって段階的な上り勾配となるように構成されている。接触部48は、第1ヒンジ40側に配置された第1接触部48Aと、第1接触部48Aよりも第1ヒンジ40から遠い側に配置された第2接触部48Bと、を備えている。第2接触部48Bの水平方向に対する角度は、第1接触部48Aの水平方向に対する角度よりも大きい。ここで、接触部48は、開閉部材20の上部の一例である。
開閉部材20の第1ヒンジ40と反対側の先端部20Aには、開閉部材20による積載空間Sの閉止状態で、開閉部材20の本体部12へのロックを解除するハンドル60が設けられている。本実施形態では、ハンドル60は、開閉部材20の奥行き方向(すなわち、Z方向)における前壁12Aの側に設けられている。ハンドル60は、例えば、上下方向に回転する構成とされており、ハンドル60を上側に持ち上げることで、開閉部材20の本体部12へのロックが解除されるようになっている。図示を省略するが、ハンドル60は、開閉部材20の内部に配置されたフック部に連結されており、フック部が本体部12の内部に設けられたロッドに係止されることで開閉部材20がロックされる。ハンドル60を上側に持ち上げることで、フック部のロッドへの係止が解除され、開閉部材20が回転可能となる。
(回転部材22の構成)
回転部材22は、記録媒体Pとは異なる手差し用の記録媒体(図示省略)が配置される機能を有する。図4及び図5に示されるように、回転部材22は、第1ヒンジ40よりも記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の一端側に設けられた第2ヒンジ42周りに回転する構成とされている。第2ヒンジ42は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)との交差方向に延びている。本実施形態では、第2ヒンジ42は、第1ヒンジ40よりも記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の下流側に設けられている。第2ヒンジ42の長手方向の両端部は、一例として、前壁12Aと後壁12Bに支持されている。言い換えると、第2ヒンジ42は、前壁12Aと後壁12Bの第1ヒンジ40よりも装置幅方向の一端側である上壁12D(図2参照)側に設けられている。
さらに、第2ヒンジ42は、第1ヒンジ40よりも給紙装置10の上下方向の高さが高い位置(すなわち、上下方向上側)に配置されている。回転部材22の閉止状態で、回転部材22は、積載空間Sを閉止した開閉部材20の上に重なっている。この状態で回転部材22の接触部48に回転部材22の先端部22A側が接触している。
回転部材22は、開閉部材20による積載空間Sを開放する動作により、開閉部材20上に重なる姿勢から起立する姿勢に移行する構成とされている。すなわち、回転部材22は、開閉部材20による積載空間Sを開放する動作により、回転部材22が開閉部材20の接触部48と摺動しながら起立する方向に回転するようになっている。給紙装置10では、開閉部材20が閉止位置にあるときに、回転部材22のみを起立する方向に回転させることができるが、回転部材22のみを起立した状態で使用する実用上の意味はない。このため、通常では、開閉部材20及び回転部材22を一緒に開放位置とするか、開閉部材20及び回転部材22を一緒に閉止位置とするかのどちらかである。
また、給紙装置10では、図5に示されるように、開閉部材20の最大開放時に、開閉部材20の重心G1は、第1ヒンジ40に対して第2ヒンジ42の側にある。言い換えると、開閉部材20の最大開放時に、開閉部材20の重心G1が第1ヒンジ40と第2ヒンジ42との間にある。また、回転部材22の開放位置(すなわち、起立状態)で回転部材22の重心G2は、第1ヒンジ40と第2ヒンジ42との間にあり、回転部材22は矢印Cに示す閉止方向しやすい。給紙装置10では、回転部材22が開放位置から矢印Cに示す閉止方向に回転しようとしても、開閉部材20の重心Gの位置により、開閉部材20が閉止方向に回転しにくい構成とされている。
図4~図7に示されるように、回転部材22の先端部22Aの装置奥行き方向(すなわち、Z方向)の両側のフレーム部50には、開閉部材20の開放時に開閉部材20の接触部48と摺動する摺動部52が取り付けられている(図7参照)。摺動部52は、回転部材22のフレーム部50の内面側の角部に取り付けられている。摺動部52は、正面視にてL字状とされており、第1取付片52Aと、第1取付片52Aと交差する第2取付片52Bと、を備えている。第1取付片52Aは、回転部材22のフレーム部50の内側面に取り付けられており、第2取付片52Bは、回転部材22のフレーム部50の先端面に取り付けられている。摺動部52は、回転部材22の上面に取り付けると目立つので、回転部材22の先端面及び内側面に取り付けられている。
摺動部52は、例えば、開閉部材20の接触部48を構成する樹脂部材よりも柔らかい樹脂部材で構成されている。摺動部52を構成する樹脂部材としては、例えば、ナイロンなどのポリアミド樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリルとブタジエンとスチレンの共重合合成樹脂)などが用いられる。また、回転部材22の本体部分には、例えば、PC-ABS樹脂(ポリカーボネートと、アクリロニトリルとブタジエンとスチレンの共重合合成樹脂とを混合したもの)などが用いられる。また、開閉部材20の接触部48を構成する樹脂部材としては、例えば、PC-ABS樹脂などが用いられる。なお、摺動部52は、上記柔らかい性質に代えて、又は柔らかい性質と共に、回転部材22の他の部分を構成する樹脂部材よりも滑りやすい材料で構成してもよい。
回転部材22の上部側には、装置奥行き方向(すなわち、Z方向)の中央部にフレーム部50よりも上下方向下側に窪んだ凹部54が設けられている(図4参照)。凹部54には、給紙装置10の上壁12D側から開閉部材20の凹部46側(すなわち、上壁12Dと反対側)に向かって上り勾配となるように傾斜面が形成されている。回転部材22の凹部54には、手差し用の記録媒体(図示省略)が配置される構成とされている。給紙装置10の上壁12Dの内部には、回転部材22の凹部54に配置された手差し用の記録媒体を一枚ずつ給紙するための給紙手段(図示省略)が設けられている。
図5に示されるように、給紙装置10では、開閉部材20の最大開放位置及び回転部材22の起立位置で、本体部12の後壁12Bの上面から開閉部材20の先端部20Aの先端面までの高さH1は、例えば、358mm程度となる。また、給紙装置10では、第1ヒンジ40と第2ヒンジ42との装置幅方向(すなわち、矢印X方向)に沿った水平方向の距離Dは、例えば、170mm程度となる。
(ダンパ36の構成)
ダンパ36は、前述のように、開閉部材20による積載空間Sの開放動作を補助する機能を有する。図3~図6に示されるように、ダンパ36は、本体部12の後壁12Bと開閉部材20との間に設けられており、ダンパ36の一端側は開閉部材20に支持され、ダンパ36の他端側は後壁12Bに支持されている。より詳細には、ダンパ36は、筒状のダンパ本体36Aと、ダンパ本体36Aから進退可能に設けられたロッド36Bと、を備えている。ダンパ本体36Aにおけるロッド36Bと反対側の端部は、取付部70により開閉部材20に支持されている。ロッド36Bの先端部(すなわち、ダンパ本体36Aと反対側の端部)は、取付部72により後壁12Bに支持されている。取付部70は、ダンパ本体36Aと開閉部材20とを相対的に回転可能に支持している。取付部72は、ロッド36Bと後壁12Bとを相対的に回転可能に支持している。
本実施形態では、ダンパ36は、1つである。すなわち、ダンパ36は、給紙装置10の奥行き方向(すなわち、Z方向)の奥側に設けられている。給紙装置10の奥行き方向(すなわち、Z方向)の手前側である前壁12A側には、ダンパは設けられていない。
ダンパ36は、ロッド36Bがダンパ本体36Aに対して進出する方向に押される構成とされている。すなわち、ダンパ36は、長手方向の長さが最も短いときに反力が最大となる。本実施形態では、積載空間Sを開放する方向に開閉部材20を途中まで持ち上げると、ダンパ36の作用により開閉部材20が持ち上げられる構成とされている。
図8に示されるように、ダンパ36の軸方向に沿った線L1と、第1ヒンジ40とダンパ36の開閉部材20への取付部70の回転中心とを結ぶ線L2との角度θは、例えば、3°に設定されている。上記角度θは、0°以上10°以下が好ましく、1°以上7°以下がより好ましく、2°以上4°以下がさらに好ましい。
本実施形態では、開閉部材20の閉止時には取付部70に重力G3が作用する。また、本実施形態では、上記角度θが3°に設定されており、開閉部材20の閉止時のダンパ36による持ち上げ方向の反力(図8中のF1の上方向の成分)が0に近い値となる。すなわち、給紙装置10では、開閉部材20の閉止時にダンパ36による持ち上げ方向の力がほとんどかからない構成とされている。これにより、開閉部材20により積載空間Sを閉止する際の開閉部材20のねじれ(すなわち、奥行き方向のねじれ)が発生しにくくなる。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
給紙装置10は、通常の状態で開閉部材20が閉止位置にあり、開閉部材20により積載部16上の積載空間Sが閉止されている(図2参照)。この状態で、回転部材22は、開閉部材20上に重なる位置に配置されている。
給紙装置10では、積載部16に記録媒体Pを配置する際には、開閉部材20を第1ヒンジ40周りに回転して積載部16上の積載空間Sを開放する(図3参照)。開閉部材20による積載空間Sを開放する動作により、回転部材22が第2ヒンジ42周りに回転し、開閉部材20上に重なる姿勢から起立する姿勢に移行する。
さらに、収容装置14の開閉カバー30を装置奥行き方向の手前側から奥側に向かって回転し、積載部16上の積載空間Sを開放する(図3参照)。この状態で、本体部12の前壁12Aの側から、積載部16に複数の記録媒体Pを配置する。
その後、開閉部材20を回転させて積載部16上の積載空間Sを閉止すると共に、回転部材22を開閉部材20上に重なる位置に回転させる。また、収容装置14の開閉カバー30を回転させて積載部16上の積載空間Sを閉止する。この状態で、給紙装置10を動作させ、記録媒体Pを画像形成装置本体202に搬送する。画像形成装置本体202では、搬送された記録媒体Pに画像が形成される。
上記の給紙装置10では、開閉部材20は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の下流側に設けられる第1ヒンジ40周りに回転する。第1ヒンジ40は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)との交差方向に延びている。また、回転部材22は、第1ヒンジ40よりも記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の下流側に設けられた第2ヒンジ42周りに回転する。第2ヒンジ42は、記録媒体Pの搬送方向との交差方向に延びている。
ここで、図9を用いて、比較例の給紙装置100について説明する。図9に示されるように、給紙装置100は、本体部102の上部に配置される開閉部材104と、開閉部材104上の重なる位置に配置される回転部材106と、を備えている。開閉部材104は、ヒンジ108周りに回転して積載部上の積載空間Sを開閉する構成とされている。また、回転部材106は、開閉部材104と同じ位置に配置されたヒンジ108周りに回転して開閉部材20上に重なる姿勢から起立する姿勢に移行する構成とされている。
給紙装置100では、図示を省略するが、積載部の装置幅方向(すなわち、矢印X方向)の長さは、本実施形態の給紙装置10(図5参照)における積載部16の装置幅方向(すなわち、矢印X方向)の長さと等しい。このため、給紙装置100では、開閉部材104の装置幅方向(すなわち、矢印X方向)の長さは、本実施形態の給紙装置10(図5参照)における開閉部材20の装置幅方向(すなわち、矢印X方向)の長さよりも長くなる。給紙装置100では、開閉部材104の最大開放位置及び回転部材106の起立位置で、本体部102の上面から開閉部材104の先端部104Aの先端面までの高さH2は、例えば、580mm程度となる。
これに対して、本実施形態の給紙装置10では、回転部材22を回転させる第2ヒンジ42は、開閉部材20を回転させる第1ヒンジ40よりも記録媒体Pの搬送方向(すなわち、図3に示す矢印A方向)の下流側に配置されている。給紙装置10では、開閉部材20の最大開放位置及び回転部材22の起立位置で、本体部12の後壁12Bの上面からの開閉部材20の先端部20Aの先端面までの高さH1は、例えば、358mm程度である。このため、給紙装置10における上記高さH1は、給紙装置100における上記高さH2に比較して、222mm程度低くなる。
したがって、上記の給紙装置10では、第1ヒンジが第2ヒンジと同じ位置又は第1ヒンジが第2ヒンジよりも装置一端側にある構成と比較して、開閉部材20による積載空間Sの開放状態で、開閉部材20及び回転部材22を含んだ装置全体の高さが高くなることが抑制される。
また、給紙装置10では、開閉部材20の最大開放時に、開閉部材20の重心Gが第1ヒンジ40に対して第2ヒンジ42の側にある。これにより、回転部材22が開放位置から矢印Cに示す閉止方向に回転しようとしても、開閉部材20の重心Gによる開閉部材20の第1ヒンジ40の回転中心のモーメントにより、開閉部材20が閉止方向に回転しにくい。すなわち、回転部材22より開閉部材20が押されても、開閉部材20が重心Gによる回転とは反対の閉止方向に回転しにくい。このため、給紙装置10では、開閉部材の最大開放時に開閉部材の重心が第2ヒンジに対して第1ヒンジの側にある構成と比較して、開閉部材20によって回転部材22の倒れる方向への回転が抑制される。
また、給紙装置10では、開閉部材20による積載空間Sを開放する動作により、回転部材22が開閉部材20の上部の接触部48と摺動しながら起立する方向に回転する。このため、給紙装置10では、開閉部材と回転部材がリンク機構により連動するものと比較して、簡単な構成で開閉部材20の動作に連動して回転部材22が回転しやすくなる。
また、給紙装置10では、回転部材22には、開閉部材20の上部の接触部48と摺動する摺動部52が取り付けられている。このため、給紙装置10では、回転部材が開閉部材に直接接触する構成と比較して、回転部材22の摺動部52が開閉部材20の上部の接触部48を摺動しやすくなる。
また、給紙装置10では、摺動部52は、開閉部材20の上部の接触部48を構成する樹脂部材よりも柔らかい樹脂部材で構成されている。このため、給紙装置10では、摺動部と開閉部材の上部が同じ材質により構成されている場合と比較して、開閉部材20の上部の接触部48に傷が付くことが抑制される。
また、給紙装置10では、記録媒体Pの搬送方向との交差方向の両側から積載部16上の積載空間Sを挟む前壁12Aと後壁12Bを備え、第1ヒンジ40と第2ヒンジ42は、前壁12A及び後壁12Bに支持されている。さらに、給紙装置10は、前壁12Aの側から記録媒体Pを積載部16に配置する構成とされている。このため、給紙装置10では、記録媒体を一対の壁の側方から積載部に配置する場合と比べて、前壁12Aの側から記録媒体Pを積載部16に配置するときの作業性が向上する。
また、給紙装置10では、開閉部材20における記録媒体Pの搬送方向の他端側である先端部20Aに、開閉部材20による積載空間Sの閉止状態で本体部12への開閉部材20のロックを解除するハンドル60が設けられている。このため、給紙装置10では、開閉部材における記録媒体の搬送方向の一端側でロックを解除する構成と比較して、構造が簡単になる。
また、給紙装置10では、ハンドル60は、開閉部材20における前壁12Aの側に設けられている。このため、給紙装置10では、開閉部材における後壁の側にハンドルが設けられている構成と比較して、開閉部材20による積載空間Sを開放する際の操作性が向上する。
また、給紙装置10では、後壁12Bと開閉部材20との間に、開閉部材20による積載空間Sの開放動作を補助するダンパ36が設けられている。このため、給紙装置10では、他方の壁と開閉部材との間にダンパが設けられていない場合に比較して、開閉部材20による積載空間Sを開放する際の操作性が向上する。
また、給紙装置10では、ダンパ36は1つである。すなわち、前壁12Aと開閉部材20との間にダンパは設けられていない。このため、給紙装置10では、後壁と開閉部材との間にダンパが設けられている構成と比較して、前壁12Aの側から記録媒体Pを積載部16に配置するときにダンパ36が邪魔にならず、作業性が向上する。
さらに、画像形成装置200では、給紙装置10を備え、給紙装置10から画像形成装置本体202に記録媒体Pが搬送される構成とされている。このため、画像形成装置200では、第1ヒンジが第2ヒンジと同じ位置又は第1ヒンジが第2ヒンジよりも装置一端側にある構成と比較して、開閉部材20による積載空間Sの開放状態で、開閉部材20及び回転部材22を含んだ装置全体の高さが高くなることが抑制される。
〔補足説明〕
上記実施形態では、第2ヒンジ42が第1ヒンジ40の高さよりも給紙装置10の上下方向の高い位置に配置されているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、第2ヒンジ42の高さと第1ヒンジ40の高さとを等しくしてもよいし、第2ヒンジ42の高さをも第1ヒンジ40の高さよりも低くしてもよい。
また、上記実施形態において、開閉部材20の接触部48の形状は変更可能であり、また、回転部材22に取り付けられる摺動部52の形状及び位置も変更可能である。
また、回転部材22は、手差しトレイとして使用されているが、本発明はこれに限定されず、他の機能を有する部材でもよい。
また、ハンドル60は、開閉部材20の装置奥行き方向における前壁12A側に設けられているが、本発明はこれに限定されず、ハンドルは、開閉部材の奥行き方向における中央部付近に設けてもよい。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10 給紙装置
12 本体部(装置本体の一例)
12A 前壁(一対の壁の一例、一方の壁の一例)
12B 後壁(一対の壁の一例、他方の壁の一例
16 積載部
20 開閉部材
22 回転部材
36 ダンパ
40 第1ヒンジ
42 第2ヒンジ
48 接触部(上部の一例)
52 摺動部
60 ハンドル
200 画像形成装置
202 画像形成装置本体(画像形成部の一例)
P 記録媒体
S 積載空間

Claims (11)

  1. 記録媒体が積載される積載部と、
    前記記録媒体の搬送方向との交差方向の両側から前記積載部上の積載空間を挟むと共に、筐体の外側の外壁を構成する一対の壁と、
    前記一対の壁の上端に繋がると共に前記筐体の上部の外側の外壁を構成する上壁と、
    前記記録媒体の搬送方向の一端側に設けられ該搬送方向との交差方向に延びる第1ヒンジ周りに回転して前記積載部上の積載空間を開閉する開閉部材であって、前記筐体の外壁を構成すると共に前記上壁と隣接する位置に配置された前記開閉部材と、
    前記第1ヒンジよりも前記搬送方向の一端側に設けられ該搬送方向との交差方向に延びる第2ヒンジ周りに回転する回転部材であって、前記開閉部材による前記積載空間を開放する動作により該開閉部材上に重なる姿勢から起立する姿勢に移行する前記回転部材と、
    を有する給紙装置。
  2. 前記開閉部材の最大開放時に、前記開閉部材の重心が前記第1ヒンジに対して前記第2ヒンジの側にある請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記開閉部材による前記積載空間を開放する動作により、前記回転部材が前記開閉部材の上部と摺動しながら起立する方向に回転する請求項1又は請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記回転部材には、前記開閉部材の上部と摺動する摺動部が取り付けられている請求項3に記載の給紙装置。
  5. 前記摺動部は、前記開閉部材の上部を構成する樹脂部材よりも柔らかい樹脂部材で構成されている請求項4に記載の給紙装置。
  6. 前記第1ヒンジと前記第2ヒンジは、前記一対の壁に支持されており、
    前記開閉部材による前記積載空間の開放状態で、前記一対の壁のうちの一方の壁の側から前記記録媒体を前記積載部に配置する構成とされている請求項1から請求項5に記載のいずれか1項に記載の給紙装置。
  7. 前記開閉部材における前記搬送方向の他端側には、前記開閉部材による前記積載空間の閉止状態で前記一対の壁を備えた装置本体への前記開閉部材のロックを解除するハンドルが設けられている請求項6に記載の給紙装置。
  8. 前記一方の壁は、前記開閉部材の奥行き方向の前側に配置された前壁であり、前記ハンドルは、前記開閉部材の奥行き方向における前記前壁の側に設けられている請求項7に記載の給紙装置。
  9. 前記一対の壁のうちの他方の壁と前記開閉部材との間に、前記開閉部材による前記積載空間の開放動作を補助するダンパが設けられている請求項6から請求項8に記載の給紙装置。
  10. 前記ダンパは1つである請求項9に記載の給紙装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の給紙装置を備え、
    前記給紙装置から画像形成部に前記記録媒体が搬送される構成とされている画像形成装置。
JP2019038285A 2019-03-04 2019-03-04 給紙装置及び画像形成装置 Active JP7314531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038285A JP7314531B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 給紙装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038285A JP7314531B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 給紙装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020142866A JP2020142866A (ja) 2020-09-10
JP7314531B2 true JP7314531B2 (ja) 2023-07-26

Family

ID=72353399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019038285A Active JP7314531B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 給紙装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7314531B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037095A (ja) 2008-08-08 2010-02-18 Brother Ind Ltd 画像記録装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57111526A (en) * 1980-12-27 1982-07-12 Canon Inc Photographing device and magazine
JPS5842836U (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 京セラミタ株式会社 複写紙カセツト
JPS6036939U (ja) * 1983-08-16 1985-03-14 コニカ株式会社 記録紙収納装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037095A (ja) 2008-08-08 2010-02-18 Brother Ind Ltd 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020142866A (ja) 2020-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020036263A (ja) 媒体搬送装置および画像読取装置
JP6142759B2 (ja) 画像処理装置
JP6119399B2 (ja) 記録装置
JP7314531B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6489957B2 (ja) プリント装置およびシートカセット
US9014613B2 (en) Easily accessible ejection tray for image forming apparatus
JP7268403B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2022039809A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6649598B2 (ja) 記録装置
JP5251860B2 (ja) ラベルプリンタ装置
JP5812748B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP4992410B2 (ja) 鍵盤蓋の開閉装置
JP5459502B2 (ja) 上部ユニットケースの開閉装置
JP4403761B2 (ja) 画像形成装置
JP6756222B2 (ja) 用紙ストッパーを備えた給紙装置
JP5599152B2 (ja) 収納キャビネット
KR102450227B1 (ko) 피자 고정기 및 그를 구비하는 피자 박스
JP4957197B2 (ja) 鍵盤装置
JP4774266B2 (ja) 画像形成装置の排紙部構造及び画像形成装置
WO2016194418A1 (ja) ドロワ装置
JP3783772B2 (ja) 紙搬送ガイド
JP6453270B2 (ja) 収納ケース
JP2006124133A (ja) 手差し給紙装置、これを備えた画像形成装置及びカバー
JP2022047275A (ja) 供給装置及び画像形成装置
JP2024007705A (ja) 容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7314531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150