JP2003325648A - 新規な消臭材 - Google Patents

新規な消臭材

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JP2003325648A
JP2003325648A JP2002135627A JP2002135627A JP2003325648A JP 2003325648 A JP2003325648 A JP 2003325648A JP 2002135627 A JP2002135627 A JP 2002135627A JP 2002135627 A JP2002135627 A JP 2002135627A JP 2003325648 A JP2003325648 A JP 2003325648A
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JUKANKYO KOJO JUMOKU SEIBUN RI
JUKANKYO KOJO JUMOKU SEIBUN RIYO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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JUKANKYO KOJO JUMOKU SEIBUN RI
JUKANKYO KOJO JUMOKU SEIBUN RIYO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 悪臭物質(特にアルデヒド類)の除去能に優
れた新規な消臭材を提供すること。 【解決手段】 テルペン骨格を持つ化合物と、分子中に
−N−結合もしくはN−N結合のうち少なくとも一つを
有する化合物、例えば、1級・2級アミン、尿素結合を
有する化合物、アミド結合を有する化合物、イミド結合
を有する化合物、アゾール化合物およびアジン化合物等
との反応物である新規な消臭材の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な消臭材に関
する。より詳しくは、長期間にわたって悪臭成分の除去
に優れた効果を発揮する新規な消臭材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホルムアルデヒドやアセトアルデ
ヒドなどのアルデヒド類などが人体に悪影響を与える点
が問題となっている。特に、ホルムアルデヒドは、シッ
クハウス・シンドロームやアレルギー症状を引き起こす
物質として大きな社会問題となっており、その放散量を
減らしたり素材中のホルムアルデヒド含有量の低減を図
ることが要求されている。
【0003】ところで、アルデヒド類の除去方法として
は、アルデヒド類と反応してこれを吸着除去する性質を
有する化合物、例えば尿素化合物、アミド化合物、ピラ
ゾール化合物、イミダゾール化合物、ヒドラジド化合物
などを用いる方法が知られている(特開平4−2934
74号公報、特開平9−322929号公報、特開平1
0−36681号公報、特開平10−204211号公
報など参照)。
【0004】しかしながら、これらの方法にあっては、
耐熱性が低く熱分解を生じたり、加水分解を生じ易いな
どの問題があり、長期にわたってその効果を維持するこ
とはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各種の悪臭
成分の除去効果を長期間持続する新規な消臭材を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、構造中にテル
ペン骨格と−N−結合もしくはN−N結合のうち少なく
とも一つを有することを特徴とし、経時の安定性、効果
持続性を改良した新規な消臭材に係わる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の消臭材の一方の原料とな
るテルペンは、一般に植物の葉、樹、根などから得られ
る植物精油に含まれる化合物である。ここで、テルペン
とは、一般的に、イソプレン(C58)の重合体で、モ
ノテルペン(C1018)、セスキテルペン(C
1524)、ジテルペン(C2032)などに分類される。
本発明におけるテルペンとは、これらを基本骨格とする
化合物である。この中で、モノテルペンが、本発明では
好ましく用いられる。また、テルペンとしては、鎖状の
テルペン化合物でも良い。テルペンの具体的な例として
は、例えば次のようなものが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。
【0008】すなわち、α−ピネン、β−ピネン、ジペ
ンテン、d−リモネン、ミルセン、アロオシメン、オシ
メン、α−フェランドレン、α−テルピネン、γ−テル
ピネン、テルピノーレン、1,8−シネオール、1,4
−シネオール、α−テルピネオール、β−テルピネオー
ル、γ−テルピネオール、サビネン、パラメンタジエン
類、カレン類などが挙げられる。これらの化合物の中
で、α−ピネン、β−ピネン、α−テルピネン、ジペン
テン、d−リモネンが特に好ましく用いられる。
【0009】本発明の消臭材に用いられるもう一方の原
料としては、分子中に−N−結合として、アミノ結合、
尿素結合、アミド結合またはイミド結合を有する化合物
や、分子中にN−N結合を有するアゾール化合物、アジ
ン化合物、1−アミノピロリジン化合物またはヒドラジ
ド化合物などが挙げられる。
【0010】分子中に−N−結合を有する化合物のう
ち、アミノ結合を有する化合物としては、ヒドロキシル
アミン、クロルアミン、アンモニア、メタノールアミ
ン、エタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、プロリン、ヒ
ドロキシプロリン、ジシアノジアミド、エチレンイミ
ン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジ
メチルアミノエタノール、1,2−ジアミノプロパン、
1,3−ジアミノプロパン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、イミノビスプロピルアミ
ン、テトラメチレンジアミン、炭酸グアニジン、グリシ
ン、アラニン、ザルコシン、グルタミン酸、ヘキサメチ
レンジアミン、メラミン、モルホリン、2−アミノ−
4,5−ジシアノイミダゾール、3−アザヘキサン−
1,6−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、α−アミ
ノ−ε−カプロラクタム、アセトグアナミン、グアニ
ン、アセトアルデヒドアンモニア、4,7−ジアザデカ
ン- 1,10−ジアミン、ピロリジン、ピペリジン、ピ
ペラジン、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、ポ
リビニルアミン、アミノ安息香酸塩などがある。
【0011】また、分子中に−N−結合を有する化合物
のうち、尿素結合を有する化合物としては、尿素、チオ
尿素、メチル尿素、エチル尿素、ジメチル尿素、ジエチ
ル尿素、エチレン尿素、アセチル尿素、グアニル尿素、
グアニルチオ尿素、アゾジカルボンアミド、グリコリル
ウレア、アセチルウレアなどがある。
【0012】さらに、分子中に−N−結合を有する化合
物のうち、アミド結合を有する化合物としては、ホルム
アミド、アセトアミド、ベンズアミド、オキサミド、ピ
ロリドン、ピロリドンカルボン酸、オキサミン酸、コハ
ク酸アミド、ジシアンジアミド、オキサゾリドン、マロ
ンアミドなどがある。
【0013】さらに、分子中に−N−結合を有する化合
物のうち、イミド結合を有する化合物としては、スクシ
ンイミド、フタルイミド、マレイミド、コハク酸イミ
ド、ヒダントイン、バルビツール酸、1−メチロール−
5,5−ジメチルヒダントイン、イソシアヌル酸などが
ある。これらの分子中に−N−結合を有する化合物は、
1種単独で使用することも、また2種以上を併用するこ
ともできる。
【0014】一方、分子中にN−N結合を有する化合物
のうち、アゾール化合物およびアジン化合物としては、
異項原子として2個またはは3個の窒素原子を有する、
公知の5員ないし6員の複素環化合物を広く使用するこ
とができる。これらの複素環化合物には、炭素数1〜4
程度の直鎖または分岐鎖状のアルキル基、1または2個
以上の置換基を有してもよいアリール基、水酸基、アミ
ノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリー
ルアミノ基、ジアリールアミノ基、メルカプト基、エス
テル基、カルボキシル基、ベンゾトリアゾリル基、1−
ヒドロキシベンゾトリアゾリル基などの置換基が1個ま
たは2個以上置換していてもよい。ここで、炭素数1〜
4程度の直鎖または分岐鎖状のアルキル基としては、例
えば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピ
ル、n−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチルな
どが挙げられる。また、アリール基としては、例えば、
フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基が挙げられ、こ
れらの基には水酸基、ハロゲン原子、スルホン酸基、炭
素数1〜4の直鎖または分岐鎖状のアルキル基などの置
換基が1または2個以上置換していてもよい。なお、置
換基としてカルボキシル基を有する場合には、そのエス
テルも本発明に用いられる。
【0015】分子中にN−N結合を有するアゾール化合
物としては、例えばジアゾール化合物、トリアゾール化
合物、チアジアゾール化合物などを挙げることができ、
ジアゾール化合物およびトリアゾール化合物を好ましく
使用できる。ジアゾール化合物の具体例としては、例え
ば3−メチル−5−ピラゾロン、1,3−ジメチル−5
−ピラゾロン、3−メチル−1−フェニル−5−ピラゾ
ロン、3−フェニル−6−ピラゾロン、3−メチル−1
−(3−スルホフェニル)−5−ピラゾロンなどのピラ
ゾロン化合物、ピラゾール、3−メチルピラゾール、
1,4−ジメチルピラゾール、3,5−ジメチルピラゾ
ール、3,5−ジメチル−1−フェニルピラゾール、3
−アミノピラゾール、5−アミノ−3−メチルピラゾー
ル、3−メチルピラゾール−5−カルボン酸、3−メチ
ルピラゾール−5−カルボン酸メチルエステル、3−メ
チルピラゾール−5−カルボン酸エチルエステル、3,
5−メチルピラゾールジカルボン酸などのピラゾール化
合物などが挙げられる。
【0016】トリアゾール化合物の具体例としては、例
えば1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾ
ール、3−n−ブチル−1,2,4−トリアゾール、
3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾール、3,5
−ジ−n−ブチル−1,2,4−トリアゾール、3−メ
ルカプト−1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−
1,2,4−トリアゾール、4−アミノ−1,2,4−
トリアゾール、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリア
ゾール、5−アミノ−3−メルカプト−1,2,4−ト
リアゾール、3−アミノ−5−フェニル−1,2,4−
トリアゾール、3,5−ジフェニル−1,2,4−トリ
アゾール、1,2,4−トリアゾール−3−オン、ウラ
ゾール(3,5−ジオキシ−1,2,4−トリアゾー
ル)、1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール、5−ヒドロキシ−7
−メチル−1,3,8−トリアザインドリジン、1H−
ベンゾトリアゾール、4−メチル−1H−ベンゾトリア
ゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾールなどが
挙げられる。
【0017】分子中にN−N結合を有するアジン化合物
としては、例えばジアジン化合物、トリアジン化合物、
ピリダジン化合物などを挙げることができ、これらの中
でもピリダジン化合物が好ましく使用できる。ピリダジ
ン化合物の具体例としては、例えば、6−メチル−8−
ヒドロキシトリアゾロピリダジン、4,5−ジクロロ−
3−ピリダジン、マレイン酸ヒドラジド、6−メチル−
3−ピリダゾンなどが挙げられる。
【0018】これらの中でも、分子中にN−N結合を有
するアゾール化合物が好ましく、1,2,4−トリアゾ
ール、1,2,3−トリアゾールなどのトリアゾール化
合物、3,5−ジメチルピラゾールなどのピラゾール化
合物および3−メチル−5−ピラゾロンなどのピラゾロ
ン化合物が特に好ましい。
【0019】また、上記1−アミノピロリジン化合物と
しては、1−アミノピロリジン、3,5−ジメチル−1
−アミノピロリジン、1−アミノピロールなどが挙げら
れる。
【0020】さらに、上記ヒドラジド化合物としては、
分子中に1個のヒドラジド基を有するモノヒドラジド化
合物、分子中に2個のヒドラジド基を有するジヒドラジ
ド化合物、分子中に3個以上のヒドラジド基を有するポ
リヒドラジド化合物などが挙げられる。モノヒドラジド
化合物の具体例としては、例えば、一般式 R−CO−NHNH2 …(1) 〔式中、Rは水素原子、アルキル基または置換基を有す
ることのあるアリール基を示す。〕で表されるモノヒド
ラジド化合物が挙げられる。
【0021】上記一般式(1)において、Rで示される
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニ
ル基、n−デシル基、n−ウンデシル基などの炭素数1
〜12の直鎖状アルキル基が挙げられる。アリール基と
しては、例えば、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル
基などを挙げることができ、これらの中でもフェニル基
が好ましい。また、アリール基の置換基としては、例え
ば、水酸基、フッ素、塩素、臭素などのハロゲン原子、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピ
ル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、iso−ブ
チル基などの炭素数1〜4の直鎖または分岐鎖状のアル
キル基などが挙げられる。上記一般式(1)のヒドラジ
ド化合物としては、より具体的には、ラウリル酸ヒドラ
ジド、サリチル酸ヒドラジド、ホルムヒドラジド、アセ
トヒドラジド、プロピオン酸ヒドラジド、p−ヒドロキ
シ安息香酸ヒドラジド、ナフトエ酸ヒドラジド、3−ヒ
ドロキシ−2−ナフトエ酸ヒドラジドなどが例示でき
る。
【0022】ジヒドラジド化合物の具体例としては、例
えば、一般式 H2NHN−X−NHNH2 …(2) 〔式中、Xは−CO−基、−CO−A−CO基を示す。
ここで、Aはアルキレン基またはアリーレン基を示
す。〕で表されるジヒドラジド化合物が挙げられる。上
記一般式(2)において、Aで示されるアルキレン基と
しては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テ
トラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン
基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレ
ン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基などの炭素
数1〜12の直鎖状アルキレン基が挙げられる。アルキ
レン基の置換基としては、例えば水酸基などが挙げられ
る。
【0023】アリーレン基としては、例えばフェニレン
基、ビフェニレン基、ナフチレン基、アントリレン基、
フェナントリレン基などを挙げることができ、これらの
なかでも、フェニレン基、ナフチレン基が好ましい。ア
リーレン基の置換基としては、上記アリール基の置換基
と同様のものが挙げられる。上記一般式(2)のジヒド
ラジド化合物は、具体的には、シュウ酸ジヒドラジド、
マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、アジピ
ン酸ジヒドラジド、アゼライン酸ジヒドラジド、セバシ
ン酸ジヒドラジド、ドデカン−二酸ジヒドラジド、マレ
イン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラジド、セバシン
酸ジヒドラジド、ドデカン−二酸ジヒドラジド、マレイ
ン酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、ジグリ
コール酸ジヒドラジド、酒石酸ジヒドラジド、リンゴ酸
ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル
酸ジヒドラジド、ダイマー酸ジヒドラジド、2,6−ナ
フトエ酸ジヒドラジドなどの2塩基酸ジヒドラジドなど
が挙げられる。さらに、特公平2−4607号公報に記
載の各種2塩基酸ジヒドラジド化合物、2,4−ジヒド
ラジノ−6−メチルアミノ−sym−トリアジンなど
も、本発明のジヒドラジドとして用いることができる。
ポリヒドラジド化合物は、具体的には、ポリアクリル酸
ヒドラジドなどが挙げられる。
【0024】これらのなかでも、ジヒドラジド化合物が
好ましく、二塩基酸ジヒドラジドがさらに好ましく、ア
ジピン酸ジヒドラジドが特に好ましい。以上のN−N結
合を有する化合物は、1種単独で使用することも、また
2種以上を併用することもできる。
【0025】テルペンに−N−結合を導入する方法とし
ては、例えば、アルコールやアルデヒドを含むテルペン
にアミンを還元的縮合させ、イミンを得る方法や、オレ
フィン部位にシアン化物やヒドロキシルアミンを付加さ
せる方法などが挙げられる。この場合の反応条件として
は、0〜150℃で、水酸基を有するテルペン類に脱水
縮合用触媒の存在下、アミン類を縮合させる方法が用い
ることが可能で、触媒の種類や形状、アミンの種類は特
に限定されるものではない。0℃未満では反応の進行が
遅く、一方、150℃を超えると副反応が多くなり、目
的物の回収率が低下する。
【0026】また、テルペンにN−N結合を導入する方
法としては、例えば、テルペンと酸無水物の付加生成物
を水加ヒドラジンと反応させる方法などが挙げられる。
この場合の反応条件としては、通常、0〜150℃に加
熱したテルペンと酸無水物の付加生成物に水加ヒドラジ
ンを滴下撹拌することが望ましい。0℃未満では反応の
進行が遅く、一方、150℃を超えると副反応が多くな
り、目的物の回収率が低下する。
【0027】テルペンと酸無水物の反応生成物に−N−
結合を導入し、テルペン誘導体を得る方法としては、例
えば、アミンとの縮合反応によるイミド化などが挙げら
れる。この場合の反応条件としては、0〜200℃に加
熱したテルペン誘導体にアミンを滴下することが好まし
い。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、200℃を
超えると目的物の熱分解などにより収率が低下する。ま
た、テルペンと酸無水物の反応生成物にN−N結合を導
入し、テルペン誘導体を得る方法としては、テルペンと
酸無水物の反応生成物に水加ヒドラジンを脱水縮合させ
る方法が挙げられる。この場合の反応条件としては、0
〜200℃で反応溶媒中に溶解もしくは分散させたテル
ペンと酸無水物の反応生成物に、水加ヒドラジンを滴下
し反応させる。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、
200℃を超えると目的物の熱分解などにより収率が低
下する。
【0028】ここで、本発明に用いられるテルペンと酸
無水物の反応生成物を得る方法としては、例えば、テル
ペン類と無水マレイン酸などとのディールス・アルダー
反応生成物などが挙げられる。なお、テルペン化合物と
無水マレイン酸との付加反応生成物は、通常、無触媒ま
たは触媒存在下で反応させることにより得られる。テル
ペン化合物が、共役二重結合を有する化合物の場合は、
ディールス・アルダー型の反応となるために、無触媒下
で加熱するだけで反応は進行し、付加物が得られる。し
かし、テルペン化合物が、非共役系の場合、通常、酸触
媒存在下で行う。その際、酸触媒としては、硫酸、塩
酸、リン酸、ポリリン酸、シュウ酸、酢酸、ヘテロポリ
酸、酸性白土、活性白土、酸性陽イオン交換樹脂などが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。反応
温度は、通常0〜250℃、好ましくは50〜200℃
である。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、250
℃を超えると、重合などの副反応が顕著になるために好
ましくない。
【0029】テルペン重合物に−N−結合またはN−N
結合を有する化合物を導入するには、例えば、アルコー
ルやアルデヒドを含むテルペンにアミンを還元的縮合さ
せ、イミンを得る方法や、オレフィン部位にシアン化物
やヒドロキシルアミンを付加させる方法などが挙げられ
る。この場合の反応条件としては、0〜200℃で、水
酸基を有するテルペン類に脱水縮合用触媒の存在下、ア
ミン類を縮合させる方法が用いることが可能で、触媒の
種類や形状、アミンの種類は特に限定されるものではな
い。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、200℃を
超えると副反応や分解反応が多くなり、目的物の回収率
が低下する。
【0030】ここで、テルペン重合物は、例えば、リモ
ネンやピネンなどの反応性テルペンモノマーをルイス
酸、活性白土などの酸触媒存在下に加熱撹拌することに
より得ることができる。
【0031】テルペン重合物誘導体に−N−結合または
N−N結合を有する化合物を導入するには、例えば、ア
ルコールやアルデヒドを含むテルペンにアミンを還元的
縮合させ、イミンを得る方法や、オレフィン部位にシア
ン化物やヒドロキシルアミンを付加させる方法などが挙
げられる。この場合の反応条件としては、0〜200℃
で、水酸基を有するテルペン類に脱水縮合用触媒の存在
下、アミン類を縮合させる方法が用いることが可能で、
触媒の種類や形状、アミンの種類は特に限定されるもの
ではない。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、20
0℃を超えると副反応や分解反応が多くなり、目的物の
回収率が低下する。
【0032】ここで、テルペン重合物誘導体は、テルペ
ン重合物の二重結合部分を酸化剤により酸化する方法
や、酸無水物をグラフト重合することにより得ることが
できる。
【0033】テルペンと酸無水物の共重合物に−N−結
合またはN−N結合を有する化合物を導入するには例え
ば、アミンとの縮合反応によるイミド化などが挙げられ
る。この場合の反応条件としては、0〜200℃に加熱
したテルペン誘導体にアミンを滴下することが好まし
い。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、200℃を
超えると目的物の熱分解などにより収率が低下する。ま
た、テルペンと酸無水物の反応生成物にN−N結合を導
入し、テルペン誘導体を得る方法としては、テルペンと
酸無水物の反応生成物に水加ヒドラジンを脱水縮合させ
る方法が挙げられる。この場合の反応条件としては、0
〜200℃で反応溶媒中に溶解もしくは分散させたテル
ペンと酸無水物の反応生成物に、水加ヒドラジンを滴下
し反応させる。0℃未満では反応の進行が遅く、一方、
200℃を超えると目的物の熱分解などにより収率が低
下する。
【0034】ここで、本発明に用いられるテルペンと酸
無水物の共重合物としては、テルペン類と無水マレイン
酸の共重合物が挙げられる。
【0035】上記共重合物は、テルペン化合物と無水マ
レイン酸とのラジカル重合により製造される。テルペン
と無水マレイン酸のラジカル重合については、Eur.
Polym.J.,17,961〜968,1981や
Eur.Polym.J.,24(5),453〜45
6,1988、Macromol.Chem.Phy
s.,195,1848〜1850,1994に製造方
法などが記載されている。また、特表平9−51101
2には無溶剤系での製造方法が開示されている。つま
り、以下のような方法で製造される。
【0036】例えば、原料モノマーとしてテルペンと無
水マレイン酸をフラスコに仕込み、ベンゾイルパーオキ
サイド(BPO)などの有機過酸化物を反応開始剤とし
て滴下し、数時間反応させて合成される。得られる共重
合体は収率95%以上、物性は反応条件により分子量
(Mw)=2,000〜50,000である。
【0037】本発明に用いられるテルペン−無水マレイ
ン酸共重合物のテルペン化合物と無水マレイン酸の共重
合割合は特に限定されるものではないが、新規な消臭性
物質の使用量の観点より、テルペン化合物/無水マレイ
ン酸=1/0.25〜1/2.5モルが好適に用いられ
る。
【0038】なお、本発明で得られる消臭材は、テルペ
ン樹脂、ポリエチレン、ポリカーボネートなどの樹脂に
配合しても、何ら効果が変わらず、また、ベースとなる
樹脂の熱的、機械的特性も低下させない。
【0039】消臭材の配合量としては、ベースとなる樹
脂100重量部に対して1〜40重量部であり、好まし
くは5〜20重量部である。1重量部未満では、消臭効
果に乏しく、一方、40重量部を超えると、熱的、機械
的特性の低下が著しい。
【0040】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0041】実施例1 攪拌機、コンデンサー、温度計を備えたフラスコにα−
テルピネン136g(1.0mol)と無水マレイン酸
98g(1.0mol)を仕込み、窒素気流下で100
℃まで昇温させた。内部温度が安定した後、8時間の後
反応を行い反応を完結させた。反応液を真空蒸留し、未
反応物および重合物を除き、目的物を回収することによ
り、α−テルピネンと無水マレイン酸のディールスアル
ダー反応生成物(マレイン化テルピネン、MW=23
4)を200g(収率85%)得た。
【0042】得られたマレイン化テルピネン117g
(0.5mol)とオクチルアミン65g(0.5mo
l)を70℃で溶融撹拌することにより、マレイン化テ
ルピネンのオクチルイミドを180g(収率99%)得
た。
【0043】実施例2 実施例1と同様の方法で得られたマレイン化テルピネン
に、オクチルアミンの代わりにヒドラジン水和物を用
い、実施例1と同様にして反応させ、マレイン化テルピ
ネンのヒドラジド340g(収率95%)を得た。
【0044】実施例3 α−テルペンピネンの代わりにリモネンを用い、実施例
2と同様に反応させ、リモネンヒドラジドを得た。
【0045】実施例4 攪拌機、コンデンサー、温度計を備えたフラスコにα−
ピネン136g(1.0mol)と無水マレイン酸19
6g(2.0mol)を仕込み、窒素気流下で70℃ま
で昇温させた。内部温度が安定した後、ターシャリーブ
チルパーオキシ2−エチルヘキサノエート6.8g(対
テルペン 5重量%,日本油脂(株)製)を1時間かけ
て滴下した。滴下終了後、8時間の後反応を行い、ヘキ
サンを加えて重合物をろ過、洗浄し乾燥させて樹脂を得
た(MN=5,000)。得られた共重合樹脂に、オク
チルアミン258g(2.0mol)を脱水縮合させ、
α−ピネンと無水マレイン酸の共重合物のオクチルイミ
ドである、消臭材(MN=7,500)を526g(収
率95%)得た。
【0046】実施例5 実施例4と同様の方法で得られた、MN=5,000の
共重合物に、ヒドラジン水和物を脱水縮合させ、α−ピ
ネンと無水マレイン酸の共重合物のヒドラジド(MN=
6,000)である、消臭材を340g(収率95%)
を得た。
【0047】実施例6(テルペン樹脂のヒドラジド) テルペン樹脂(YSレジンPx1150N ヤスハラケ
ミカル(株)製、MW=1,600)272gに、ヒド
ラジン水和物100gを80℃から100℃の条件で脱
水縮合させ、α−ピネンと無水マレイン酸の共重合物の
ヒドラジドである、消臭材(MN=2,000)を32
0g(収率95%)を得た。
【0048】応用例1 ポリプロピレン[(株)グランドポリマー製”グランド
ポリプロF122V”]95重量部、実施例5で得られ
たN−N結合含有樹脂 5重量部をドライブレンドし、
2軸押出機を用いて溶融混合してペレットとした。 溶融混合条件; 使用機器:ラボプラストミル((株)東洋精機製作所
製)2軸押出機、D=20mm、L/D=25 混合条件:180〜230℃×100rpm 配合条件:ドライブレンド
【0049】応用例2(実施例6を用いた、消臭用樹脂
ペレットの成形) 実施例6で得られたN−N結合含有テルペン樹脂を、応
用例1と同様の方法でペレットとした。
【0050】以下に本発明の新規消臭材および比較例を
挙げ、本発明をさらに詳細に説明する。アルデヒドに対
する消臭性能の評価は、デシケーター法を改良した試験
方法により実施した。すなわち、内容積約30Lのデシ
ケータに、エアーポンプ、ホルムアルデヒド濃度測定器
(理研計器製:FP−250FLS)を接続し、消臭組
成物の添加ラインを接続した測定計を作成した。デシケ
ーター内に、試験開始時のホルムアルデヒド濃度が、所
定濃度となるようにホルマリン水溶液を添加し、2時間
ホルマリンを揮発させた後に、被検体を添加し、5時間
エアーポンプによる系内の空気循環を行い、ホルムアル
デヒド濃度の測定を行った。
【0051】また、新規な消臭材の長期の保留性を確認
するために、実施例1〜6の新規な消臭材および比較例
1〜3を所定量、オープン容器に入れ、室温で1週間放
置した後に、同様の試験を実施した。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】比較例1:トリエタノールアミン 比較例2:アラントイン[川研ファインケミカル(株)
製] 比較例3:実施例1で得られたマレイン化テルピネン
【0055】
【表3】(一週間放置後の測定)
【0056】上記の結果のように、実施例1〜6の消臭
組成物(消臭材)は、何れも優れたアルデヒド消臭効果
を有する。また、長期の放置でも消臭性能が損なわれな
い。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る新規な消臭
材によれば、通常のアルデヒド消臭材に比較し、長期保
存や長期の環境暴露後でも、充分な消臭性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA06 BB02 CC02 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM16 MM18 NN27 4G066 AB09B AB10B AC12B AD06B AD07B AD10B CA02 CA52 DA03 4J100 AB01P AK32Q AR09P AR16P AU21P BA28H BA29H BA37H CA01 CA04 CA31 HB43 HC43 HC47 HC50 HC57 HC63 HC72 JA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中にテルペン骨格と−N−結合もし
    くはN−N結合のうち少なくとも一つを有する新規な消
    臭材。
  2. 【請求項2】 テルペンと、分子中に−NH−結合もし
    くはN−N結合のうち少なくとも一つを有する化合物が
    結合した請求項1記載の新規な消臭材。
  3. 【請求項3】 テルペンと酸無水物の反応生成物に−N
    −結合もしくはN−N結合のうち少なくとも一つを導入
    したテルペン誘導体である請求項1記載の新規な消臭
    材。
  4. 【請求項4】 テルペン重合物に−N−結合もしくはN
    −N結合のうち少なくとも一つを有する化合物が結合し
    た請求項1記載の新規な消臭材。
  5. 【請求項5】 テルペン重合物誘導体に−N−結合もし
    くはN−N結合のうち少なくとも一つを有する化合物が
    結合した請求項1記載の新規な消臭材。
  6. 【請求項6】 テルペンと酸無水物の共重合物に−N−
    結合もしくはN−N結合のうち少なくとも一つを有する
    化合物が結合した請求項1記載の新規な消臭材。
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