JP2003313363A - 防振ゴム組成物 - Google Patents

防振ゴム組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然ゴムとブタジエンゴムとのブレンドか
らなる防振ゴム組成物において、充分に高い耐疲労性
(機械的耐久性)及び強度と、充分に低い動倍率とを同
時に達成することができるものを提供する。 【解決手段】防振ゴム組成物が下記(1)〜(3)の特
徴を備える。 (1)ゴム成分の55重量%以上が天然ゴムであって、
ゴム成分の5重量%以上がブタジエンゴムであり、
(2)ブタジエンゴムは、シス−1,4結合の含量が9
5%以上であって、重量平均分子量が20万以上であ
り、(3)カーボンブラックは、窒素吸着比表面積(N
SA)が20〜35m/gであって、フタル酸ジブ
チル吸油量(DBP吸油量ml/g)の数値を該窒素吸
着比表面積(NSA)の数値で割った値(DBP吸油
量/NSA)が5以上であり、(4)加硫硬化後のゴ
ムの硬さ(Hs)が40〜60である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、防振ゴム組成物に
関する。特には、自動車用エンジンマウント等の自動車
用防振部材に用いられるゴム組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車や車両の振動を吸収し騒音を防止
するため、エンジンマウント等のマウント材、ブッシュ
材、ダンパー材などには防振ゴムが用いられる。 【0003】自動車用防振ゴムを組成する高分子材料と
しては、天然ゴム(NR)、または天然ゴムとブタジエンゴ
ム(BR)等の他のジエン系ゴムとのブレンドが広く用いら
れている。天然ゴムとブレンドするゴムとして、スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、及
びブチルゴム(IIR)も用いられている。 【0004】このような天然ゴム系の防振ゴムは、天然
ゴムの有する高分子性及び可撓性等により、良好な防振
性能と、繰り返し変形に対する抵抗性とを実現するのに
適している。すなわち、天然ゴムやそのブレンドは、周
波数の比較的高い領域において撓み易く、振動減衰及び
騒音の吸収に適しており、疲労に対して抵抗する靱性を
備えている。 【0005】しかしながら、自動車用防振ゴムには、自
動車の操縦安定性を確保するために充分な支持剛性を備
えることが要求される。そのため、防振ゴム組成物に
は、カーボンブラックその他の補強用充填剤が添加され
て、ゴム硬さ及び支持剛性が付与される。 【0006】防振ゴム組成物は、このように、動的変形
時における撓み易さと、支持剛性との相矛盾する性能が
要求される。この両者の要求に対する性能のバランスに
ついて最も簡便な表現するものとして、静的バネ定数に
対する動的バネ定数の比率、すなわち動倍率が用いられ
る。動倍率は、1に近い値であることが望ましく、近年
の性能要求からは1.4以下、好ましくは1.3以下に
することが求められる。 【0007】動倍率を低くするためには、カーボンブラ
ックの粒径を大きくするのが好ましいことが知られてお
り、防振ゴムには、例えば、ASTMコードN500
(FEF級;粒子径40〜48nm)またはASTMコ
ードN600(GPF級;粒子径49〜60nm)のゴ
ム用ファーネスタイプが一般に用いられている。 【0008】しかし、比較的粒径の大きいカーボンブラ
ックを用いた場合、補強性が低下するために機械的特性
が低下し、特には機械的疲労に対する耐久性が低下する
という問題があった。 【0009】そのため、動倍率を低く保ちつつ補強性の
低下を抑える目的で、ストラクチャーの発達したカーボ
ンブラックを用いることが提案されている(特開平11
−302557,特開2001−49143)。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえハイス
トラクチャータイプを選択したとしても大粒径のカーボ
ンブラックを用いることによる耐久性の低下を充分に抑
えることができなかった。すなわち、大粒径かつハイス
トラクチャーのカーボンブラックを用いた場合も、機械
的疲労に対する耐久性は、粒径の小さいカーボンブラッ
クを用いた場合に比べて、かなり小さくなっていた。 【0011】本件発明者らは、上記問題点に鑑み鋭意検
討した結果、カーボンブラックについて特定の条件を満
たすものを用いるとともに、特定のブタジエンを天然ゴ
ムに配合した場合に、低動倍率、補強性、及び機械的耐
久性の要求を同時に満たすことができることを見出し
た。 【0012】すなわち、本発明は、天然ゴムを主体とす
る防振ゴム組成物において、低動倍率と、充分な補強性
及び機械的耐久性とを同時に実現することのできるゴム
組成物を提供するものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の防振ゴム組成物
は、天然ゴムとブタジエンゴムとのブレンドからなるゴ
ム成分100重量部に対してカーボンブラックを20重
量部以上配合してなり、下記(1)〜(3)の特徴を備
える。 【0014】(1)ゴム成分の55重量%以上が天然ゴ
ムであって、ゴム成分の5重量%以上がブタジエンゴム
であり、(2)ブタジエンゴムは、シス−1,4結合の
含量が95%以上であって、重量平均分子量が20万以
上であり、(3)カーボンブラックは、窒素吸着比表面
積(NSA)が25〜40m/gであって、該窒素
吸着比表面積(NSA)の数値をフタル酸ジブチル吸
油量(DBP吸油量ml/g)の数値で割った値(N
SA/DBP吸油量)が5以上であり、(4)加硫硬化
後のゴムの硬さ(Hs)が40〜60である。 【0015】上記構成により、自動車用防振ゴムとして
の充分な耐熱老化性と、充分な耐疲労性とを同時に達成
することのできる組成物を提供するものである。 【0016】 【発明の実施の形態】本発明の防振ゴム組成物に用いる
ゴム成分(ゴム弾性を示すポリマー成分)は、天然ゴム
とブタジエンゴムとのブレンドであって、天然ゴムが5
5重量%以上、好ましくは60重量%以上含まれるもの
である。また、ブタジエンゴムを5重量%以上含むもの
である。 【0017】すなわち、天然ゴムが連続相のマトリクス
をなすとともに、ブタジエンゴム相の物性への寄与が明
瞭に現れるゴムブレンドである。 【0018】本発明に用いるブタジエンゴムは、シス−
1,4結合の含量が95%以上、好ましくは97%以上
であり、特には、ネオジム(Nd)系触媒等の希土類元
素触媒を用いて合成される。 【0019】本発明に用いるブタジエンゴムは、また、
重量平均分子量が20万以上、好ましくは25万以上、
より好ましくは30万以上である。ここで、重量平均分
子量は、テトラヒドロフラン(THF)を溶媒として用
いてGPC測定を行った場合のポリスチレン換算分子量
である。 【0020】ブタジエンゴムとして、シス−1,4結合
含量が95%以上であって、かつ重量平均分子量が20
万以上のものを用いる場合にのみ、低い動倍率と、繰り
返し変形に対する充分な耐久性と、充分な機械的強度と
を得ることができる。 【0021】重量平均分子量が20万未満のものを用い
る場合、特には動倍率が上昇してしまう。自動車用防振
ゴムに必要な支持剛性及び防振性を備えるためには、JI
S K6385に規定する動倍率(Kd100/Ks)を測定
した場合に1.4未満とする必要があるが、重量平均分
子量が20万未満であると、動倍率が約1.4またはそ
れ以上となってしまう。ここで、Kd100は、100
Hzにおける圧縮時の動的バネ定数である。 【0022】ブタジエンゴムとして、シス−1,4結合
含量が97%以上であって、特にネオジム系触媒を用い
る場合に、繰り返し変形に対する優れた耐久性を得るこ
とができる。この場合に、ゴム高分子の分岐度、分子量
分布、及び、トランス結合の分子内分布等の組み合わせ
が、防振ゴムの動バネ定数の低減、及び、減衰性能の増
大に適したものとなるのである。なお、ネオジム(N
d)系触媒とは、ネオジム単独、またはネオジムと他の
金属等からなる複合触媒である。 【0023】本発明に用いるゴム成分には、天然ゴム及
びブタジエンゴム以外の他のジエン系ゴムその他のゴム
を少量、例えば10重量%以下の比率で含むことができ
る。 【0024】本発明の防振ゴム組成物には、補強用充填
剤としてカーボンブラックが添加され、防振ゴムに必要
な支持剛性が添加される。このためのカーボンブラック
の添加量は、ゴム成分100重量部に対して少なくとも
20重量部であり、通常は30重量部以上である。カー
ボンブラックの添加量は、ゴムのJIS A硬さ(H
s)が40〜60となるよう適宜に調整される。 【0025】本発明の防振ゴム組成物に用いるカーボン
ブラックは、窒素吸着比表面積(N SA)が20〜3
5m/g好ましくは25〜30m/gであって、フ
タル酸ジブチル吸油量(DBP吸油量ml/g)の数値
を該窒素吸着比表面積(NSA)の数値で割った値
(DBP吸油量/NSA)が5以上のものである。 【0026】すなわち、粒径(1次粒子径)が適度に大
きく、かつ、ストラクチャーが高度に発達したカーボン
ブラックが用いられる。 【0027】窒素吸着比表面積(NSA)が35m
/gまたは30m/gを超えると動倍率が大きくなっ
てしまう。窒素吸着比表面積(NSA)がこれらの値
を超えると、動倍率が約1.4またはそれ以上となって
しまう。 【0028】一方、窒素吸着比表面積(NSA)が2
0m/g未満であると、ゴム製品の強度低下を招いて
しまう。また、DBP吸油量/NSAが5未満である
と、補強効果に比べて動倍率の上昇が大きく、防振ゴム
の全体性能を低下させてしまう。 【0029】本発明の防振ゴム組成物には、各種の老化
防止剤、加硫促進剤、可塑剤、軟化剤などを、要求性能
により適量混合する。 【0030】上記防振ゴム組成物は、常法にしたがい成
形・加硫されてエンジンマウント、トーショナルダンパ
ー、ストラットマウントなどの各種自動車用、及びその
他の車両用防振ゴム製品が製造される。場合によって
は、船舶用、または橋梁用その他の建築物用防振ゴム、
免震ゴムなどにも用いることができる。 【0031】以下に、本発明の実施例及び比較例につい
て説明する。 【0032】(試験方法) <ブタジエンゴム試料>オクタン酸ネオジム触媒、及び
シクロヘキサン溶媒を用い、常法にて3種のブタジエン
ゴム試料を合成した。そして、FT−IRによるシス1,
4結合含量の測定、及び、GPCによる分子量測定を行
った。 【0033】 【表1】ブタジエンゴム試料のシス含量及び分子量 <混練>バンバリミキサーを用いて一般的方法にしたが
って混練を行った。天然ゴム(RSS#3)と各種ブタ
ジエンゴム(上記表1に記載)とのブレンドからなるゴ
ム成分100重量部に対して、下記の配合剤をこの順で
逐次添加した。 【0034】・所定のカーボンブラック(CB-1〜CB-
6;表2に記載のもの):表3〜4中に記載の添加量、
すなわち、加硫ゴムのJIS A硬さ(Hs)が50と
なるように実験的に決定した添加量 ・ワックス(ミクロクリスタリンワックス):1.0重
量部 ・酸化亜鉛(ZnO):5重量部 ・ステアリン酸:1重量部、 老化防止剤6C(大内新興化学(株)6C; N-フェニル-
N'-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン):2.0重
量部、 ・老化防止剤RD(住友化学 アンチゲンRD; ポリ(2,
2,4-トリメチル-1,2-ジ-ヒドロキノリン)):2.0重量
部 ・イオウ:1.5重量部 ・加硫促進剤CZ(三新化学(株)サンセラーCZ; N
-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミ
ド):2.0重量部 ここで用いたカーボンブラック(CB)の分析値は表2
のとおりである。 【0035】 【表2】カーボンブラック(CB)の分析値 表2において、CB-1,CB-2及びCB-5は、従来から一
般的なゴム用ファーネスタイプのものである。CB-3及
びCB-4は本発明に用いた特殊品であり、CB-6は、超大
粒径タイプのものである。 【0036】<動倍率の測定>160℃20分の加硫成
形により、直径8mmX高さ4mmの円柱形試験片を作
成し、粘弾性測定装置((株)東洋精機製作所製レオログ
ラフソリッド)を用いて100Hzにおける圧縮時の動
的バネ定数(Kd100)を測定した。また、(株)東洋
精機製作所製ストログラフRを用いて静的バネ定数(K
s)を測定し、動倍率(Kd100/Ks)を算出し
た。これらの測定は、JIS K 6385に準拠して行った。 【0037】<耐久性(耐疲労性)の測定>160℃2
0分の加硫成形により、典型的な形状のストラットマウ
ント(特開2001−240702に示すもの)を常法
により作成した。そして、市販の振動試験機を用い、常
温にて、+8500〜−6900Nの荷重を2Hzで印
加し、ストラットマウントに破断が発生するまでの振動
回数を測定した。 【0038】<引っ張り強度の測定>上記配合物から1
60℃×20分間の加硫により厚さ2mmのシートを得
て引っ張り物性用試験片(3号ダンベル)を打ち抜き、
JIS K 6301に準拠して引っ張り試験を行った。 【0039】<評価結果>実施例及び比較例についての
上記測定により得られた結果について表3〜5にまとめ
て示す。なお、これらの表において、耐久性について
は、213万回以上を◎、203万回〜211万回を
○、200万回以下を×とした。また、動倍率について
は、1.35未満を◎、1.35以上1.40未満を○、
1.40以上を×とした。引っ張り強度については、2
2MPa以上を◎、20MPaを○、20MPa未満を×とし
た。これらの×は要求性能未達を意味する。 【0040】 【表3】実施例及び比較例(1)−NR/BR比及びBR種の
影響実施例1〜4から知られるように、重量平均分子量30
万の高分子量タイプのブタジエンゴムを用いた場合、NR
/BR比(天然ゴム/ブタジエンゴム重量比)が90/10〜60
/40の範囲で、良好な結果が得られた。これらを比較す
ると、ブタジエンゴム含量が高い場合に耐久性が、より
高く、ブタジエンゴム含量が低い場合に動倍率が、より
低かった。引っ張り強度についても、ブタジエンゴム含
量が低い場合に、より良好な結果となった。これらのバ
ランスから、NR/BR比が80/20〜70/30のものが最も好ま
しいと考えられた。 【0041】一方、比較例1から知られるように、天然
ゴム100%の場合、低動倍率及び引っ張り強度の点で
優れていたものの、耐久性が充分でない。また、比較例
2から知られるように、NR/BR比が40/60のもの、すなわ
ちブタジエンゴムが連続相のマトリクスをなすと考えら
れるブレンドゴムでは、耐久性及び引っ張り強度が要求
値よりも劣る。 【0042】 【表4】実施例及び比較例(2)−BR種の影響 表4における実施例3、実施例5及び比較例3の比較か
ら知られるように、同一NR/BR比であっても、ブタジエ
ンゴムの分子量が性能に大きく影響することが知られ
た。分子量が25万のブタジエンゴムを用いる実施例5
では、分子量33万のブタジエンゴムを用いる実施例3
の場合に比べて、耐久性及び動倍率において劣る結果と
なった。さらには、分子量が18万のブタジエンゴムを
用いる比較例3では、耐久性、動倍率及び引っ張り強度
のいずれも要求値を満たさなかった。 【0043】 【表5】実施例及び比較例(3)−CB種の影響表5の結果から知られるように、用いた5種のカーボン
ブラックのうち、CB-1及びCB-2を用いた実施例2及び実
施例6でのみ、全ての要求値を満足させる良好な結果が
得られた。これに対して、粒径が比較的小さくDBP吸
油量/NSAの値が低いカーボンブラック(CB-3〜CB
-4)を用いた比較例4〜5では、耐久性及び引っ張り強
度は良好であったものの動倍率が高くなってしまった。
また、粒径が大きく、やはりDBP吸油量/NSAの
値が低いカーボンブラック(CB-5〜CB-6)を用いた比較
例6〜7では、逆に、動倍率は良好であるものの、耐久
性及び引っ張り強度が要求値に満たなかった。 【0044】 【発明の効果】天然ゴムとブタジエンゴムとのブレンド
からなる防振ゴム組成物において、充分に高い耐疲労性
及び強度と、充分に低い動倍率とを同時に達成すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 9:00) Fターム(参考) 3J048 AA01 AD05 BA01 BD04 DA01 EA01 3J059 AB11 BA41 GA09 4J002 AC011 AC052 DA036 GN00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】天然ゴムとブタジエンゴムとのブレンドか
    らなるゴム成分100重量部に対してカーボンブラック
    を20重量部以上配合してなり、下記(1)〜(3)の
    特徴を備えた防振ゴム組成物。 (1)ゴム成分の55重量%以上が天然ゴムであって、
    ゴム成分の5重量%以上がブタジエンゴムであり、 (2)ブタジエンゴムは、シス−1,4結合の含量が9
    5%以上であって、重量平均分子量が20万以上であ
    り、 (3)カーボンブラックは、窒素吸着比表面積(N
    A)が20〜35m/gであって、フタル酸ジブチル
    吸油量(DBP吸油量ml/g)の数値を該窒素吸着比
    表面積(NSA)の数値で割った値(DBP吸油量/
    SA)が5以上であり、 (4)加硫硬化後のゴムの硬さ(Hs)が40〜60で
    ある。
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