JP2003327746A - リムクッション用ゴム組成物 - Google Patents

リムクッション用ゴム組成物

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JP2003327746A
JP2003327746A JP2002140471A JP2002140471A JP2003327746A JP 2003327746 A JP2003327746 A JP 2003327746A JP 2002140471 A JP2002140471 A JP 2002140471A JP 2002140471 A JP2002140471 A JP 2002140471A JP 2003327746 A JP2003327746 A JP 2003327746A
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rim cushion
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Naoki Takahashi
直樹 高橋
Sadafumi Aibe
貞文 相部
Riyuujiro Kutsuzawa
龍次郎 沓澤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐熱老化性及び耐セット性と優れた耐
疲労破壊性とを兼備するゴム組成物を提供する。 【解決手段】 10〜90重量部の天然ゴム及び/又は
ポリイソプレンゴム並びに90〜10重量部のポリブタ
ジエンゴムからなるゴム成分100重量部に対して、カ
ーボンブラックを50〜90重量部、及び式:R2y
1(Sx1ny2 (式中、R1 、R2 、x、
y、及びnは本明細書中に規定されている通りである)
によって表され、200〜15000の数平均分子量を
有するポリサルファイド重合体を0.5〜5.0重量部
配合してなるリムクッション用ゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物に関す
る。より詳細には、本発明は、優れた耐熱老化性及び耐
セット性と優れた耐疲労破壊性とを兼備するゴム組成物
に関する。本発明に係るゴム組成物は、例えば、トラッ
ク、バス、建設車輌等に使用される重荷重用タイヤのリ
ム接触部に使用するのに好適である。
【0002】
【従来の技術】タイヤ、特にトラック、バス、建設車輌
等に使用される重荷重用タイヤのリム接触部に使用され
るゴム組成物は、リム接触部にかかる荷重、高速走行に
よる発熱等による変形や熱老化を受けやすく、その故
に、ビードトウ部やリム接触部においてクラック、ヘタ
リ等が発生し、タイヤの耐久性や更生性の低下につなが
ることが多い。
【0003】そこで、従来は、走行後のクラックの発生
を抑制すべく、走行に伴う老化(ゴムの硬化)を考慮し
て、リム接触部の初期硬度を低めに設定することが行わ
れているが、このように初期硬度を低めに設定すると、
耐セット性が低下し、リム接触部の変形が大きくなりが
ちである。また、タイヤの使用条件によっては、極端な
老化(ゴムの硬化)が起こり、クラック、ゴム欠け等が
発生して、タイヤの更生性が低下してしまう。
【0004】上記の如く、耐熱老化性及び耐セット性と
耐疲労破壊性とは二律背反の関係にあり、優れた耐熱老
化性及び耐セット性と優れた耐疲労破壊性とを兼備する
ゴム組成物に対する継続的な要求が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、優れた耐熱老化性及び耐セット性と優れた耐疲労破
壊性とを兼備するリムクッション用ゴム組成物を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、10〜90
重量部の天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴム並びに
90〜10重量部のポリブタジエンゴムからなるゴム成
分100重量部に対して、カーボンブラックを50〜9
0重量部、及び下式(I): R2y1(Sx1ny2 (I) (上式中、R1 は2〜10個の炭素原子を有するオキシ
アルキレン基及び/又はポリオキシアルキレン基であ
り、R2 は1〜30個の炭素原子を有する炭化水素基で
あり、xは1.0〜6.0の数であって、その平均は3
〜5であり、yは1.0〜6.0の数であって、その平
均は3〜5であり、そしてnは1〜50の整数である)
によって表され、200〜15000の数平均分子量を
有するポリサルファイド重合体を0.5〜5.0重量部
配合してなるリムクッション用ゴム組成物によって達成
される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、特定のゴム成分に対し
て、カーボンブラック及び特定のポリサルファイド重合
体を特定の配合量で配合することにより、優れた耐熱老
化性及び耐セット性と優れた耐疲労破壊性とを兼備する
ゴム組成物を提供することが可能であることを見出した
ことに基づくものである。
【0008】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
において使用されるゴム成分としては、天然ゴム(N
R)及び/又はポリイソプレンゴム(IR)並びにポリ
ブタジエンゴム(BR)からなるゴム成分が挙げられ
る。より具体的には、本発明に係るリムクッション用ゴ
ム組成物において使用されるゴム成分は、10〜90重
量部の天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴム並びに9
0〜10重量部のポリブタジエンゴムからなるゴム成分
である。
【0009】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
において使用されるカーボンブラックとしては、従来か
ら空気入りタイヤにおいて使用されているいずれのカー
ボンブラックを使用することもできる。
【0010】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
において使用されるポリサルファイド重合体は、下式
(I): R2y1(Sx1ny2 (I) によって表されるポリサルファイド重合体である。
【0011】上記式(I)において、R1 は2〜10個
の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び/又は2〜
10個の炭素原子を有するポリオキシアルキレン基(好
ましくは2〜10個の炭素原子及び2〜10個の酸素原
子を有するポリオキシアルキレン基)であり、R2 は1
〜30個、好ましくは3〜20個の炭素原子を有する炭
化水素基である。また、xは1.0〜6.0の数であっ
て、その平均は3〜5、好ましくは2〜3であり、yは
1.0〜6.0の数であって、その平均は3〜5、好ま
しくは2〜3である。更に、nは1〜50、好ましくは
5〜40の整数である。より好ましくは、R1 は、式:
−C24 OCm2mOC24 −(式中、mは1又は
2の整数である)で表される基である。
【0012】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
において、上記ポリサルファイド重合体は、単独又は硫
黄と組み合せて、加硫剤として使用される。このポリサ
ルファイド重合体は、200〜15000、好ましくは
1000〜12000の数平均分子量を有する。当該数
平均分子量が200未満では、ゴム補強性、特に破壊物
性が低下するので好ましくない。逆に、当該数平均分子
量が15000を超えると、ポリサルファイド重合体の
粘度が上昇し、混練時のポリサルファイド重合体の分散
性が悪化するので好ましくない。
【0013】本発明の好ましい態様において、上記ポリ
サルファイド重合体のムーニー粘度は100M以下であ
る。当該ムーニー粘度が100Mを超えると、上記の如
く、混練時のポリサルファイド重合体の分散性が悪化す
るので好ましくない。
【0014】また、本発明に係るリムクッション用ゴム
組成物において、上記ポリサルファイド重合体は、上記
ゴム成分100重量部に対して、0.5〜5.0重量
部、好ましくは1.0〜4.0重量部の配合量で使用さ
れる。当該配合量が0.5重量部未満では、所望の効果
が得られないので好ましくなく、逆に5.0重量部を超
えると、ゴム補強性の低下や加工性の悪化を引き起こす
ので好ましくない。
【0015】また、本発明の好ましい態様において、チ
アゾール系加硫促進剤及びスルフェンアミド系加硫促進
剤から選ばれる少なくとも1種の加硫促進剤を、本発明
に係るリムクッション用ゴム組成物に更に配合してもよ
い。この場合、上記ゴム成分100重量部に対する、硫
黄の配合量をa重量部、上記ポリサルファイド重合体の
配合量をb重量部、並びに上記加硫促進剤の合計配合量
をc重量部とすると、これらのa、b、及びcが、下式 0.5≦(a+b/2)/c≦1.5 の関係を満足するのが望ましい。
【0016】上記(a+b/2)/cの値が0.5未満
では、耐疲労破壊性が低下するので好ましくなく、逆に
1.5を超えると、耐熱老化性が低下するので好ましく
ない。
【0017】本発明のもう1つの好ましい態様におい
て、上記リムクッション用ゴム組成物は、上記ゴム成分
100重量部に対して1.0〜5.0重量部のカシュー
オイル変性フェノールホルムアルデヒド樹脂又はm−ク
レゾールホルムアルデヒド樹脂を更に含有することがで
きる。これらの樹脂を更に配合することにより、加硫後
の上記リムクッション用ゴム組成物の耐セット性を更に
改良することができる。
【0018】尚、上記樹脂の配合量が1.0重量部未満
では、耐セット性の改良において十分な効果が得られな
いので好ましくなく、逆に5.0重量部を超えると、耐
疲労破壊性が低下するので好ましくない。
【0019】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
においては、前記加硫促進剤に加えて、当該技術分野に
おいて既知の任意の加硫促進剤を併用することができ
る。このような加硫促進剤としては、例えば、2−メル
カプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジサルファ
イド、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスル
フェンアミド、N−N′−ジシクロヘキシル−2−ベン
ゾチアゾリルスルフェンアミド、ジフェニルグアニジン
チアゾール等を挙げることができる。
【0020】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
には、更に、充填材(例えば、シリカ)、各種オイル、
可塑剤、軟化剤、可塑剤、加硫活性化剤、老化防止剤等
及び/又はゴム配合技術分野において一般的に使用され
る他の各種添加剤を配合することができる。これらの添
加剤の配合量も、本発明の目的に反しない限り、従来の
一般的な配合量とすることができる。
【0021】また、本発明に係るリムクッション用ゴム
組成物は、公知のゴム用混練機械(例えば、ロール、バ
ンバリーミキサー、ニーダー等)を使用して、上記各成
分を混合することによって製造することができる。
【0022】本発明に係るリムクッション用ゴム組成物
は、タイヤ、特にトラック、バス、建設車輌等に使用さ
れる重荷重用タイヤのリム接触部に使用して、優れた耐
熱老化性及び耐セット性と優れた耐疲労破壊性とを両立
させるのに好適である。
【0023】以下に記載する標準例、実施例、及び比較
例によって本発明を更に詳しく説明するけれども、本発
明の技術的範囲は、これらの例に限定されるものではな
い。
【0024】
【実施例】比較例1〜5及び実施例1〜5 配合成分 天然ゴム:RSS 3号 ポリブタジエンゴム:日本ゼオン株式会社製「Nipo
l BR1220」 カーボンブラック:昭和キャボット株式会社製「ショウ
ブラックN330」(HAF) 亜鉛華:正同化学工業株式会社製「酸化亜鉛 3種」 ステアリン酸:千葉脂肪酸株式会社製「ビーズステアリ
ン酸 桐」 老化防止剤:住友化学工業株式会社製「アンチゲン 6
C」(N−フェニル−N’−1,3−ジメチルブチル−
p−フェニレンジアミン、6PPD) オイル:共同石油株式会社製「プロセスオイル X−1
40」 樹脂A:下式(A)によって表されるカシューオイル変
性フェノールホルムアルデヒド樹脂
【0025】
【化1】
【0026】樹脂B:下式(B)によって表されるm−
クレゾールホルムアルデヒド樹脂
【0027】
【化2】
【0028】硫黄(a):5%油処理の粉末硫黄 ポリサルファイド重合体(b):東レ・ファインケミカ
ル株式会社製「LP−31」に当量のトリエチルアミン
の存在下で、過剰のベンジルクロライドを添加し、反応
させ、アミン塩酸塩を濾過後、過剰のベンジルクロライ
ドを留去した。このポリマー100gに粉末硫黄36.
9gとトリエチルアミン0.5gを添加し、90℃で1
時間反応させることにより得られた有機硫黄化合物。平
均分子量は約11200、硫黄数4、ベンジル末端。 加硫促進剤(c):大内新興化学工業株式会社製「ノク
セラーNS−F」(N−tert−ブチル−2−ベンゾ
チアゾリル−スルフェンアミド、TBBS)
【0029】サンプルの調製 (1)ゴム組成物の調製 ポリサルファイド重合体、硫黄、及び加硫促進剤を除く
すべての上記成分を、以下の表Iに示す配合量で、1.
8リットルの密閉型ミキサーに入れて、3〜5分間混練
し、165±5℃に達したときにマスターバッチを放出
した。このマスターバッチに、以下の表Iに示す配合量
のポリサルファイド重合体、硫黄、及び加硫促進剤を添
加し、8インチのオープンロールで混練して、比較例1
〜5及び実施例1〜5のためのゴム組成物を得た。
【0030】
【表1】
【0031】(2)試験片の調製 上記ゴム組成物を、15×15×0.2cmの金型中で1
50℃において40分間プレス加硫して、各ゴム組成物
についての加硫物性評価用試験片を調製した。
【0032】サンプルの評価 (1)試験片の加硫物性の測定 比較例1〜5及び実施例1〜5において得られた各種ゴ
ム組成物からなる上記試験片の各種加硫物性を、以下の
試験方法に従って測定した。
【0033】1)耐熱老化性:未老化及び老化(空気中
で100℃において96時間保持)後の上記試験片(ダ
ンベル状3号型とした)について、室温において、JI
S K6251(旧K6301)に準拠して、それぞれ
の破断伸び(%)を測定し、老化後の破断伸びの未老化
の破断伸びに対する保持率を、比較例1を100とする
指数で表した。この値が大きいほど、破断伸び保持率が
高く、加硫後のゴム組成物の耐熱老化性が高いことを意
味する。
【0034】2)耐セット性:上記試験片について、定
荷重フレクソ試験を行い、セット量(永久歪)を比較例
1を100とする指数で表した。この値が大きいほど、
セット量が小さく、加硫後のゴム組成物の耐セット性が
高いことを意味する。
【0035】3)耐疲労破壊性:JIS K6251
(旧K6301)に準拠して上記試験片に70%の歪み
を繰り返し与え、破断に至るまでに歪みを付与した回数
を6回測定し、平均値を求めた結果を、比較例1を10
0とする指数で表した。この値が大きいほど、耐疲労破
壊性が高いことを意味する。
【0036】(2)試験片の加硫物性の評価 すべての例についての上記1)〜3)の加硫物性測定の
結果は、上記表Iに示されている。上記表Iに示されて
いるように、すべての例において、ゴム組成物における
ゴム成分、カーボンブラック、亜鉛華、ステアリン酸、
老化防止剤、及びオイルの配合量は同一である。
【0037】比較例1〜4の試験片は、硫黄及び加硫促
進剤の合計配合量を、ゴム成分100重量部に対して
3.00重量部に維持しながら、硫黄の配合量を2.0
0、1.75、1.50、及び1.25重量部に変化さ
せた比較用のゴム組成物から調製された試験片である。
硫黄の配合量の減少に伴って、耐熱老化性及び耐セット
性が向上したものの、耐疲労破壊性が大幅に低下した。
【0038】比較例5の試験片は、ゴム成分100重量
部に対して2.00重量部の樹脂Aを配合したことを除
き、比較例3と同じ組成を有する、比較用のゴム組成物
から調製された試験片である。樹脂Aを配合したことに
より、耐セット性及び耐疲労破壊性が共に向上したもの
の、耐疲労破壊性は未だ不十分なレベルである。
【0039】一方、実施例1〜3の試験片は、それぞ
れ、比較例1、3、及び5の試験片に対応するものであ
り、硫黄の配合量を半分に減らす代わりに硫黄の減少分
の2倍の配合量のポリサルファイド重合体を配合した本
発明に係るゴム組成物から調製された試験片である。ポ
リサルファイド重合体を配合したことにより、耐熱老化
性、耐セット性、及び耐疲労破壊性がいずれも大幅に向
上した。
【0040】また、実施例4は、実施例3のゴム組成物
における樹脂Aを樹脂Bに置き換えた本発明に係るゴム
組成物から調製された試験片である。樹脂Aを樹脂Bに
置き換えても、実施例3の試験片において達成された優
れた耐熱老化性、耐セット性、及び耐疲労破壊性が維持
された。
【0041】更に、実施例5は、実施例3のゴム組成物
における樹脂Aの配合量を2倍に増やした本発明に係る
ゴム組成物から調製された試験片である。樹脂Aの配合
量を2倍に増やしたことにより、実施例3の試験片と比
較して、耐セット性及び耐疲労破壊性が両方とも更に向
上した。
【0042】
【発明の効果】本発明において規定されている特定のゴ
ム成分に対して、カーボンブラック及び特定のポリサル
ファイド重合体を特定の配合量で配合することにより、
優れた耐熱老化性及び耐セット性と優れた耐疲労破壊性
とを兼備するゴム組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 9/00 C08L 9/00 //(C08L 7/00 81:04 81:04) C08L 61:06 (C08L 7/00 61:06) (72)発明者 沓澤 龍次郎 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 Fターム(参考) 4J002 AC01W AC03Y AC06X CC055 CC075 CN024 DA036 DA047 EV278 EV328 FD016 FD147 FD158 GN00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10〜90重量部の天然ゴム及び/又は
    ポリイソプレンゴム並びに90〜10重量部のポリブタ
    ジエンゴムからなるゴム成分100重量部に対して、カ
    ーボンブラックを50〜90重量部、及び下式(I): R2y1(Sx1ny2 (I) (上式中、 R1 は2〜10個の炭素原子を有するオキシアルキレン
    基及び/又はポリオキシアルキレン基であり、 R2 は1〜30個の炭素原子を有する炭化水素基であ
    り、 xは1.0〜6.0の数であって、その平均は3〜5で
    あり、 yは1.0〜6.0の数であって、その平均は3〜5で
    あり、そしてnは1〜50の整数である)によって表さ
    れ、200〜15000の数平均分子量を有するポリサ
    ルファイド重合体を0.5〜5.0重量部配合してなる
    リムクッション用ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 前記ポリサルファイド重合体のムーニー
    粘度が100M以下であることを特徴とする、請求項1
    に記載のリムクッション用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記ゴム成分100重量部に対する、硫
    黄の配合量をa重量部、前記ポリサルファイド重合体の
    配合量をb重量部、並びにチアゾール系加硫促進剤及び
    スルフェンアミド系加硫促進剤から選ばれる少なくとも
    1種の加硫促進剤の合計配合量をc重量部とする場合
    に、これらのa、b、及びcが、下式 0.5≦(a+b/2)/c≦1.5 の関係を満足することを特徴とする、請求項1又は2に
    記載のリムクッション用ゴム組成物。
  4. 【請求項4】 前記ゴム成分100重量部に対して、カ
    シューオイル変性フェノールホルムアルデヒド樹脂又は
    m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂を更に1.0〜
    5.0重量部配合してなる、請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のリムクッション用ゴム組成物。
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