JP2003313038A - 浮遊させられたガラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリーニングするための装置 - Google Patents

浮遊させられたガラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリーニングするための装置

Info

Publication number
JP2003313038A
JP2003313038A JP2003060277A JP2003060277A JP2003313038A JP 2003313038 A JP2003313038 A JP 2003313038A JP 2003060277 A JP2003060277 A JP 2003060277A JP 2003060277 A JP2003060277 A JP 2003060277A JP 2003313038 A JP2003313038 A JP 2003313038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift
roll
cleaning block
cleaning
out roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003060277A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerhard Lautenschlaeger
ラウテンシュレーガー ゲアハルト
Klaus Schneider
シュナイダー クラウス
Helmut Apel
アペル ヘルムート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE10307588A external-priority patent/DE10307588B4/de
Application filed by Carl Zeiss SMT GmbH, Carl Zeiss AG filed Critical Carl Zeiss SMT GmbH
Publication of JP2003313038A publication Critical patent/JP2003313038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/26Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
    • C03B5/265Overflows; Lips; Tweels
    • C03B5/267Overflows; Lips; Tweels specially adapted for supplying the float tank
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/42Details of construction of furnace walls, e.g. to prevent corrosion; Use of materials for furnace walls
    • C03B5/43Use of materials for furnace walls, e.g. fire-bricks

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフトアウトロールの表面の連続的なクリー
ニングが可能となるものの、この場合、ロール表面が機
械的に損傷しないようにする。 【解決手段】 リフトアウトロール10の下側にクリー
ニングブロック20が支持されており、該クリーニング
ブロック20が、六方晶BNと、微粉砕された硬質材
料、たとえばSiC、ZrOおよび/またはAl
とから成る混合物から成っているようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮遊させられたガ
ラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウト
ロール(Lift−out−Rollen)の表面をク
リーニングするための装置であって、リフトアウトロー
ルが、フロート浴の端部でガラス帯材をスズ浴の上面か
ら引き出すようになっていて、リフトアウトロールの上
側で引き続き搬送するようになっている形式のものに関
する。この場合、リフトオフボックス(Abhebeb
ox)内では、ガラス帯材が2つまたは3つのリフトア
ウトロールによってフロート浴のスズ面から引き出され
る。したがって、ガラス帯材は下面にスズおよびスズの
酸化物(SnO、SnO)を担持している。ガラス帯
材の下面とリフトアウトロールの表面との接触時には、
リフトアウトロールがスズおよびスズ酸化物(垢)によ
って汚染される。
【0002】
【従来の技術】通常、リフトアウトロールのロールボデ
ィは耐熱性の鋼から成っている。スズおよび/またはス
ズ酸化物(垢)から成る粒子は付着力に基づきロールボ
ディの表面に付着し続ける。ロールボディの成分(鉄、
クロム、ニッケル)と、付着するスズおよび/またはス
ズ酸化物とから成る合金が形成される。この合金形成が
速く発生すればするほど、リフトオフボックス内の温度
がますます高くなる。
【0003】スズ付着と、合金形成と、酸化とによっ
て、堆積物と、ロールボディの表面の局所的な腐食とが
生ぜしめられる。リフトアウトロールのロールボディの
表面におけるこの欠陥によって、ガラス欠陥、たとえば
掻き傷、ロール圧痕、微小亀裂等が生ぜしめられる。
【0004】通常、ロールボディにおける堆積物をワイ
ヤブラシによってリフトアウトロールの表面から除去す
ることが試行される。しかし、このことは、たいてい極
めて有効ではない。スズおよびスズ酸化物の汚染に基づ
きガラス帯材の下面でガラス欠陥が増加すると、リフト
アウトロールが交換されなければならない。
【0005】浮遊させられたガラス帯材の品質に関する
改善は、セラミックスから成るロールボディを備えたリ
フトアウトロールの使用によって達成することができ
る。この場合、特に泥漿鋳込みされて焼結されたシリカ
ガラスセラミックス(溶融シリカ)が使用される。この
シリカガラスセラミックスはスズおよびスズ酸化物に対
して不活性であるので、合金形成は生ぜしめられない。
さらに、シリカガラスセラミックスは硫黄および硫化物
に反応しない。シリカガラスセラミックスから成るロー
ルボディと、耐熱性の鋼から成る一貫して延びるロール
軸とを備えたこのような形式のリフトアウトロールは、
特開平7−69657号公報および特開平7−6965
8号公報に基づき公知である。
【0006】特開2000−154028号公報に示さ
れているように、シリカガラスセラミックスから成るロ
ールボディが、非金属の無機物質から成る被覆層を担持
しているリフトアウトロールも公知である。
【0007】セラミックス製のロールボディから成るリ
フトアウトロールの欠点は、クリーニング装置(機械的
なブラシ、スクレーパ、掻き板等)に対する僅かな機械
的な耐性である。したがって、通常、このような形式の
リフトアウトロールの表面に付着した異物は、グラファ
イトから成る圧着されたブロックによって連続的にクリ
ーニングされる。このグラファイトブロックは下方から
ばね力によってリフトアウトロールに向かって押圧され
る。グラファイトの欠点は、酸化される雰囲気内での不
十分な耐熱性にある。600℃以降、炭素の酸化が開始
される。グラファイトが「燃焼する」。特に高い歪み点
を備えた特殊ガラスの浮遊時には、700℃よりも高い
温度がリフトアウトロールに必要となる。グラファイト
クリーニングブロックの耐用年数は極めて短い。グラフ
ァイトの僅かな耐酸化性によって、特開平11−302
029号公報に提案されたように、ロールボディに対し
て「カーボン」を使用することも不可能となる。
【0008】
【特許文献1】特開平7−69657号公報
【特許文献2】特開平7−69658号公報
【特許文献3】特開2000−154028号公報
【特許文献4】特開平11−302029号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、リフトアウトロールの
表面の連続的なクリーニングが可能となるものの、この
場合、ロール表面が機械的に損傷しないようにすること
である。さらに、ロール表面とガラス帯材の下面とに有
害な残滓が残されず、600〜800℃よりも高い温度
に対する耐性が付与されていることが確保されているこ
とが望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、リフトアウトロールの下側にクリ
ーニングブロックが支持されており、該クリーニングブ
ロックが、六方晶BNと、微粉砕された硬質材料、たと
えばSiC、ZrOおよび/またはAl とから
成る混合物から成っているようにした。
【0011】
【発明の効果】六方晶BN(六方晶窒化ホウ素)はグラ
ファイト構造を有していて、その機械的なかつ熱的な特
性に関してグラファイトに類似している。空気中での六
方晶BNの最高の使用温度は1000℃である。BN
は、比較的僅かな硬さ(ヌープ硬さ2300、ビッカー
ス硬さ約20)のため、硬質材料には所属していない。
したがって、窒化ホウ素(BN)が、特殊鋼またはシリ
カガラスセラミックスから成るリフトアウトロールの表
面に損傷を与えることはあり得ない。しかし、BNの僅
かな硬さのため、クリーニング作用はグラファイトの場
合よりも小さくなってしまう。したがって、六方晶BN
の熱的な特性とグラファイトの機械的な特性とを有する
材料が必要となる。クリーニングブロックに対して最適
なこのような材料は、六方晶BNと、微粉砕された硬質
材料、たとえばSiC、ZrOおよび/またはAl
との混合物によって見い出されている。
【0012】微粉砕された硬質材料の種類および割合に
応じて、リフトアウトロールの耐摩耗性を規定された形
式で調整することができる。この場合、クリーニングブ
ロックの耐摩耗性はロールボディの耐摩耗性よりも小さ
くなければならないが、しかし、ロールボディの表面の
十分なクリーニングを達成するためにはかなり十分であ
る。
【0013】クリーニングを均一に維持するためには、
本発明の改良形によれば、クリーニングブロックが、圧
縮ばねの応力下でリフトアウトロールの下側に接触して
いる。この場合、十分に大きなクリーニング面を達成す
るためには、クリーニングブロックの当付け面が、リフ
トアウトロールの、湾曲させられた周面に適合されてい
ることが付加的に提案されていてよい。
【0014】クリーニングブロックの構造は、クリーニ
ングブロックが、グラファイト基体と、硬質材料を備え
た六方晶BNから成る挿入体とから成っており、該挿入
体が、リフトアウトロールに向けられるようにグラファ
イト基体に挿入されていると有利である。
【0015】挿入体と基体とは、挿入体が、溝・キー結
合部、特に鳩尾状結合部によってグラファイト基体に結
合されており、結合部が、リフトアウトロールの軸方向
に方向付けられていることによって、1つのクリーニン
グブロックにまとめられている。
【0016】しかし、ガラス帯材の幅はかなり大きく寸
法設定されていてよいので、製作理由に基づき、リフト
アウトロールの軸方向で複数のクリーニングブロックが
相並んで配置されていることが提案される。
【0017】クリーニングブロックの挿入体に対して特
に適した混合物は、50質量%の六方晶BNと、10質
量%のSiCと、40質量%のZrOとから成ってい
て、ホットプレスまたは熱間静水圧プレス(HIP)に
よって1つの成形体を形成している。
【0018】本発明の改良形によれば、クリーニングブ
ロックが、保持手段に圧縮ばねによって支持されてお
り、保持手段が、クリーニングブロックと共に調整装置
によってリフトアウトロールの下側の方向で鉛直方向に
調節可能であると共にロック可能である。この場合、ク
リーニングブロックは使用後に適宜に後調整することが
できる。リフトアウトロールは相変わらず、耐熱性の鋼
またはセラミックス、たとえば泥漿鋳込みされて焼結さ
れたシリカガラスセラミックス(溶融シリカ)から成
る、鋼製ロール軸に装着されたロールボディを有してい
る。
【0019】六方晶BNと、微粉砕された硬質材料、た
とえばSiC、ZrOおよび/またはAlとの
混合物から成る複数のクリーニングブロックを備えた本
発明による装置は、グラファイトから成る1つのクリー
ニングブロックに比べて顕著な利点を有している。第1
には、1000℃までの耐酸化性と、より高い耐摩耗性
とが達成される。リフトアウトロールの表面におけるク
リーニング作用が改善されるものの、ロールボディの表
面の損傷を恐れる必要はないので、ロールボディの表面
の欠陥によるガラス欠陥は回避されている。
【0020】さらに、リフトアウトロールの表面には、
クリーニングブロック、すなわち、新規の材料混合物を
備えた挿入体の材料から成る薄い膜が形成される。この
膜はガラス溶融物によって湿潤されず、したがって、リ
フトアウトロール、すなわち、リフトアウトロールのロ
ールボディのための保護層として作用する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0022】フロートガラスをフロート法により製作す
る場合には、通常、ガラスがガラス溶解槽内で溶融さ
れ、清澄され、調整可能な調整スライダ(ツイール)を
備えた供給通路内で流過通路用煉瓦(Ueberlau
fstein)を介してフロート浴に供給される。この
場合、ガラス溶融物がスズ浴の上面に到達する。
【0023】フロート浴にはリフトアウト装置が続いて
いる。このリフトアウト装置はリフトアウトロール1
0,10.1,10.2,10.3(図1および図2参
照)を備えている。これらのリフトアウトロール10,
10.1,10.2,10.3は、ガラスリボンとも呼
ばれる浮遊させられたガラス帯材をスズ浴の上面31か
ら引き出し、リフトアウトロール10,10.1,1
0.2,10.3の上側を介して引き続き搬送する。こ
の場合、リフトアウトロール10,10.1,10.
2,10.3は、鋼から成るロール軸11を有していて
よい。このロール軸11はその両端部12を介して回転
運動させられる。ロール軸11はロールボディを支持し
ている。このロールボディは、耐熱性の鋼、たとえば特
殊鋼から成っていてもよいし、セラミックス、たとえば
泥漿鋳込み(スリップキャスティング)されて焼結され
たシリカガラスセラミックスから成っていてもよい。
【0024】リフトアウト装置は、図2に示したよう
に、3つのリフトアウトロール10.1,10.2,1
0.3を有している。これらのリフトアウトロール1
0.1,10.2,10.3の上側はスズ浴の上面31
を越えて調整されている。この場合、各リフトアウトロ
ール10.1,10.2,10.3の下方にはクリーニ
ング装置が配置されている。このクリーニング装置はリ
フトアウトロール10.1,10.2,10.3の軸方
向で見て、並列させられた複数のクリーニングブロック
20から成っている。これらのクリーニングブロック2
0は、十分なクリーニング作用を得るために、応力下の
圧縮ばね25によってリフトアウトロール10.1,1
0.2,10.3の下側に保持される。この場合、クリ
ーニングブロック20は保持手段13に位置固定されて
いる。この保持手段13には圧縮ばね25が支持されて
いる。クリーニングブロック20を備えた保持手段13
は調整装置14,15を介して鉛直方向に調節すること
ができ、引き続き位置決めすることができる。この場
合、クリーニング除去された物体は捕集して導出するこ
とができる。
【0025】図1および図2では、本発明による装置を
詳しく説明するために重要となる部材にしか符号を付し
ていない。フロート設備のその他の部材の設計および配
置は公知の形式で行われている。
【0026】クリーニングブロック20は、図3に示し
たように、グラファイト(黒鉛)から成る基体22と、
新規の材料混合物から製作された挿入体21とから形成
することができる。この場合、この挿入体21と基体2
2との結合は溝・キー結合部23によって行うことがで
きる。この溝・キー結合部23の結合方向(押込み)は
リフトアウトロール10.1;10.2;10.3のロ
ール軸11に対して平行に向けられている。
【0027】図4および図5による両図に示したよう
に、挿入体21は鳩尾状結合部24を介して基体22に
結合されていてもよい。いずれにせよ、結合方向の選択
によって、リフトアウトロール10,10.1,10.
2,10.3が引張り力を、運動させられるガラス帯材
の方向とは逆方向で挿入体21に加えた場合にこの挿入
体21が基体22から解離されることはあり得ない。
【0028】したがって、クリーニングブロック全体を
完全に新規の材料混合物から製作する必要はない。リフ
トアウトロール10.1,10.2,10.3のロール
ボディの下側に面した挿入体21が示しているように、
全体積の数分の一で十分である。
【0029】新規の装置では、クリーニングブロック2
0の挿入体21に対する材料選択が重要となる。この場
合、さらに、クリーニングブロック20さえも、新規の
材料混合物から製作された挿入体21の大きさおよび形
状で使用されてよいことを言及しなければならない。5
0質量%の六方晶窒化ホウ素(HBN)と、微粉砕され
た硬質材料、たとえばSiC、ZrOおよび/または
Al、特に10質量%のSiCおよび40質量%
のZrOとから成る材料混合物が特に良好に適してい
ると分かった。この材料混合物はホットプレスされて成
形体を形成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロート浴の幅にわたって延びる1つのリフト
アウトロールの部分図である。
【図2】フロート浴からリフトアウト装置への移行領域
の部分縦断面図である。
【図3】グラファイトから成る基体に結合された、本発
明による材料混合物から成る挿入体を備えたクリーニン
グブロックを示す図である。
【図4】挿入体が鳩尾状結合部を介して、グラファイト
から成る基体に結合された、組み合わされたクリーニン
グブロックを示す図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10,10.1,10.2,10.3 リフトアウトロ
ール、 11 ロール軸、 12 端部、 13 保持
手段、 14 調整装置、 15 調整装置、20 ク
リーニングブロック、 21 挿入体、 22 基体、
23 溝・キー結合部、 24 鳩尾状結合部、 2
5 圧縮ばね、 31 上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス シュナイダー ドイツ連邦共和国 アポルダ ローベルト −ビルクナー−ヴェーク 16 (72)発明者 ヘルムート アペル ドイツ連邦共和国 イルメナウ アム ビ ルケングルント 5 Fターム(参考) 4G015 GB00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊させられたガラス帯材を製作するた
    めのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリー
    ニングブロックによってクリーニングするための装置で
    あって、リフトアウトロールが、浮遊させられたガラス
    帯材をフロート浴の端部でスズ浴の上面から引き出すよ
    うになっていて、リフトアウトロールの上側で引き続き
    搬送するようになっている形式のものにおいて、 リフトアウトロール(10,10.1,10.2,1
    0.3)の下側にクリーニングブロック(20)が支持
    されており、該クリーニングブロック(20)が、六方
    晶BNと、微粉砕された硬質材料、たとえばSiC、Z
    rOおよび/またはAlとから成る混合物から
    成っていることを特徴とする、浮遊させられたガラス帯
    材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロール
    の表面をクリーニングブロックによってクリーニングす
    るための装置。
  2. 【請求項2】 クリーニングブロック(20)が、圧縮
    ばね(25)の応力下でリフトアウトロール(10,1
    0.1,10.2,10.3)の下側に接触している、
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 クリーニングブロック(20)の当付け
    面が、リフトアウトロール(10,10.1,10.
    2,10.3)の、湾曲させられた周面に適合されてい
    る、請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 クリーニングブロック(20)が、グラ
    ファイト基体(22)と、硬質材料を備えた六方晶BN
    から成る挿入体(21)とから成っており、該挿入体
    (21)が、リフトアウトロール(10,10.1,1
    0.2,10.3)に向けられるようにグラファイト基
    体(2)に挿入されている、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 挿入体(21)が、溝・キー結合部(2
    3)、特に鳩尾状結合部(24)によってグラファイト
    基体(22)に結合されており、結合部が、リフトアウ
    トロール(10,10.1,10.2,10.3)の軸
    方向に方向付けられている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 リフトアウトロール(10,10.1,
    10.2,10.3)の軸方向で複数のクリーニングブ
    ロック(20)が相並んで配置されている、請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 クリーニングブロック(20)の挿入体
    (21)が、50質量%の六方晶BNと、10質量%の
    SiCと、40質量%のZrOとから成る混合物から
    ホットプレスまたは熱間静水圧プレスによって製作され
    ている、請求項1から6までのいずれか1項記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 クリーニングブロック(20)が、保持
    手段(13)に圧縮ばねによって支持されており、保持
    手段(13)が、クリーニングブロック(20)と共に
    調整装置(14,15)によってリフトアウトロール
    (10,10.1,10.2,10.3)の下側の方向
    で鉛直方向に調節可能であると共にロック可能である、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 リフトアウトロール(10,10.1,
    10.2,10.3)が、耐熱性の鋼またはセラミック
    ス、たとえば泥漿鋳込みされて焼結されたシリカガラス
    セラミックスから成る、鋼製ロール軸(11)に装着さ
    れたロールボディを有している、請求項1から8までの
    いずれか1項記載の装置。
JP2003060277A 2002-03-06 2003-03-06 浮遊させられたガラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリーニングするための装置 Pending JP2003313038A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10209739 2002-03-06
DE10209739.9 2002-03-06
DE10307588A DE10307588B4 (de) 2002-03-06 2003-02-22 Vorrichtung zum Reinigen der Oberfläche von Ausheberollen (Lift-out-Rollen) einer Floatanlage zum Herstellen eines gefloateten Glasbandes
DE10307588.7 2003-02-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003313038A true JP2003313038A (ja) 2003-11-06

Family

ID=28455517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003060277A Pending JP2003313038A (ja) 2002-03-06 2003-03-06 浮遊させられたガラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリーニングするための装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2003313038A (ja)
CN (1) CN1446765A (ja)
SG (1) SG136796A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046366A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Asahi Glass Co Ltd ガラス板製造装置、及びガラス板製造方法
WO2013061793A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 旭硝子株式会社 レアーロールのクリーニング方法及びガラス板製造装置
JP2015113273A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 日本電気硝子株式会社 ロールクリーニング装置
JP2015174785A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 日本電気硝子株式会社 異物除去部材、異物除去装置、およびガラスの製造方法
CN109422444A (zh) * 2017-09-01 2019-03-05 Agc株式会社 浮法玻璃制造装置及浮法玻璃制造方法
CN111807698A (zh) * 2020-08-14 2020-10-23 中建材(蚌埠)光电材料有限公司 一种过渡辊的辊面清洁装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008068965A1 (ja) * 2006-12-08 2008-06-12 Asahi Glass Company, Limited ガラスシートの製造方法
CN101935154B (zh) * 2010-07-27 2012-07-11 东旭集团有限公司 免拆卸打磨浮法玻璃退火辊的打磨小车及实现方法
CN105776824A (zh) * 2011-11-17 2016-07-20 旭硝子株式会社 板玻璃的成形方法
CN104016578B (zh) * 2014-06-30 2017-01-11 成都光明光电股份有限公司 用于浮法玻璃制造的擦辊装置
CN106242252B (zh) * 2016-09-09 2018-09-04 蚌埠中建材信息显示材料有限公司 一种辊道下部的密封装置
CN115893825A (zh) * 2022-12-30 2023-04-04 蚌埠中光电科技有限公司 一种高端电子浮法玻璃的辊台过渡装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL297694A (ja) * 1962-09-29
GB2085028B (en) * 1980-01-25 1984-11-21 Johnson Matthey Co Ltd Platinum-based alloys
JP3385539B2 (ja) * 1993-06-02 2003-03-10 旭硝子株式会社 フロート板ガラスの製造装置及び製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046366A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Asahi Glass Co Ltd ガラス板製造装置、及びガラス板製造方法
WO2013061793A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 旭硝子株式会社 レアーロールのクリーニング方法及びガラス板製造装置
KR101512607B1 (ko) 2011-10-28 2015-04-15 아사히 가라스 가부시키가이샤 리어 롤의 클리닝 방법 및 유리판 제조 장치
JP2015113273A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 日本電気硝子株式会社 ロールクリーニング装置
JP2015174785A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 日本電気硝子株式会社 異物除去部材、異物除去装置、およびガラスの製造方法
CN109422444A (zh) * 2017-09-01 2019-03-05 Agc株式会社 浮法玻璃制造装置及浮法玻璃制造方法
CN109422444B (zh) * 2017-09-01 2022-05-27 Agc株式会社 浮法玻璃制造装置及浮法玻璃制造方法
CN111807698A (zh) * 2020-08-14 2020-10-23 中建材(蚌埠)光电材料有限公司 一种过渡辊的辊面清洁装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1446765A (zh) 2003-10-08
SG136796A1 (en) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003313038A (ja) 浮遊させられたガラス帯材を製作するためのフロート設備のリフトアウトロールの表面をクリーニングするための装置
KR20030074259A (ko) 플로트 유리 리본을 제조하기 위한 플로트 플랜트의리프트 아웃 롤러의 표면을 세정하기 위한 장치
CN101553439B (zh) 玻璃片材的制造方法
CN105143124B (zh) 玻璃板制造装置及玻璃板制造方法
KR20170028935A (ko) 마모성 코팅을 포함하는 롤
JP2003502158A (ja) 薄い平坦製品の連続鋳造機用耐火板
US20070238602A1 (en) Refractory Article for Guiding or Conveying a Solidified Material and Process for the Manufacture Thereof
KR101824585B1 (ko) 플로트 유리 제조 장치 및 방법
JPS6215612B2 (ja)
JP2002180222A (ja) 溶融金属めっき浴用浸漬部材
TW201632298A (zh) 用以倒角玻璃的加熱設備
JPH07133126A (ja) ガラス加熱炉の搬送ロール
JP6917520B2 (ja) アニール処理用板材、アニール処理用板材の製造方法、及び基板の製造方法
KR100318497B1 (ko) 용융금속 흐름제어용 슬라이딩 플레이트 내화재
JPH0538920Y2 (ja)
JP2002146437A (ja) 熱間加工用支持体
CN203159679U (zh) 一种退火炉
CN117144265A (zh) 一种具有纳米片层状结构的铁基复合材料重熔层及其制备方法
JP6256860B2 (ja) 異物除去部材、異物除去装置、およびガラスの製造方法
KR20230118754A (ko) 수소브레이징용 로심관
KR100853373B1 (ko) 용융 금속 처리제 공급관
JPS5813443A (ja) 連続鋳造設備のモ−ルド銅板
JP3978692B2 (ja) 連続鋳造用ノズル
US1435211A (en) Best available cop
JP2006037168A (ja) ガラス製造設備用被覆部品およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091002