JP2003312785A - 飲料注出装置 - Google Patents

飲料注出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料の種類を自動的に識別する。 【解決手段】 ビールが2種類の場合、まず未発泡状態
のビールの温度Tと出力電圧Vの値から、ビールの種類
を識別するためのビール種類識別式を、予め制御装置に
記憶させる。樽の切り替えを行った直後に、ビールの温
度Tを液温センサを用いて測定するとともに、ビールの
インピーダンスをインピーダンス測定器を用いて測定
し、これは出力電圧Vの形で把握されて制御装置に送ら
れる。ビール種類識別式を用いてビールの温度Tから識
別基準値VSを算出する。出力電圧Vの測定値を、この
識別基準値VSと比較し、その大小関係からビールの種
類が識別される。液切れ検知に適用する場合は、V≧V
Sであれば、樽の切り替え時期を判断するための判定基
準値VLの値を、第1ビールに対応する値VL1とし、
逆にV<VSであれば、第2ビールに対応する値VL2
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビール等の飲料注
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料店において、ビールを提供する際に
ビール用のディスペンサが広く使用されている。まず、
図6を参照して、ディスペンサを用いたビールの注出シ
ステムの概略を説明する。ビールは、生産工場等から樽
30A〜30Dの中に収容された状態で飲食店等へ輸送
され、飲食店等において、各樽30A〜30Dにディス
ペンサ10及び炭酸ガスボンベ20が接続される。樽3
0A〜30Dの口部にはディスペンスヘッド31が取り
付けられ、このヘッド31には、樽30A〜30Dの中
に加圧用の炭酸ガスを導入するガス導入管32、樽30
A〜30Dの底部近傍からビールを抜き出すサイフォン
管33、及びバルブ等の付帯部品(図示せず)が組み込
まれている。
【0003】各樽30A〜30Dは、ディスペンスヘッ
ド31(具体的には、サイフォン管33)及び各ビール
注出配管11A〜11Dを介して、ディスペンサ10に
接続される。各ビール注出配管11A〜11Dの途中に
は、インピーダンス測定器12(後記するように樽内が
空になったことを検出するためのビール切れセンサ)及
びボールバルブ13が取り付けられている。また、各樽
30A〜30Dは、ディスペンスヘッド31(具体的に
は、ガス導入管32)、ガス供給配管22A〜22D及
びガス供給配管21を介して、炭酸ガスボンベ20に接
続される。ガス供給配管21の途中には、1次圧力セン
サ25、調圧バルブ23、分岐バルブ24A〜24Dが
取り付けられ、ガス供給配管21の末端には、2次圧力
センサ26が取り付けられている。さらに、配管21の
途中から枝管27が分岐し、この枝管27の先端は、ボ
ールバルブ13の駆動用のソレノイドバルブ28に接続
されている。
【0004】ディスペンサ10の内部には冷却水を収容
するタンク(図示せず)が設けられ、このタンクの中に
ビール冷却用のコイル状の配管(図示せず)が浸漬され
ている。樽30A〜30Dから送り出されたビールは、
この冷却用配管中を通過する際に冷却され、続いて注出
コック14を介して、グラスやジョッキ等に注がれる。
その他、ディスペンサ10の内部には、ディスペンサ1
0内に送り出されたビールの温度を測定するための液温
センサ15が取り付けられている。上記の冷却用配管の
先端付近には、内部で発生した余分な泡などを排出する
ための排出管16が接続され、その途中には、泡切れセ
ンサ17及び泡抜きバルブ18が設けられている。
【0005】炭酸ガスは、炭酸ガスボンベ20から、配
管21、調圧バルブ23、分岐バルブ24A〜24D、
ガス供給配管22A〜22D、及びガス導入管32を介
して、樽30A〜30Dの中に導入される。この炭酸ガ
スによって、樽30A〜30Dの中に、圧力が掛けられ
る。ビールは、炭酸ガスの圧力によって、樽30A〜3
0Dの中から、サイフォン管33、インピーダンス測定
器12(ビール切れセンサ)、ボールバルブ13、ビー
ル注出配管11A〜11Dを介して、ディスペンサ10
に導入される。ビールは上記のように、ディスペンサ1
0内で冷却されたのち、注出コック14からグラスやジ
ョッキ等に注がれる。
【0006】ところで、上記したような、1台のディス
ペンサに対して複数の樽を接続する方式を採用したビー
ル注出システムでは、各樽は1個ずつ順に使用される。
すなわち、ある樽(例えば樽30A)が空になった後
に、次の樽(例えば樽30B)の使用が開始される。こ
こで、使用される樽の切り替え(具体的には、分岐バル
ブ24A〜24D及びボールバルブ13の開閉)を自動
的に行う場合には、樽が空になったことを何らかの方法
によって検知する必要がある。従来より樽が空になった
ことの検知は、次のような方法で行っている。すなわ
ち、樽内に残っているビールの量が少なくなると、ビー
ル注出配管11A〜11D内でビールが泡立ちを生ずる
ようになる。泡立ちが生ずると、配管内を通過するビー
ル(気液混合状態)のインピーダンスが変化する。従っ
て、配管の途中にインピーダンス測定器12(ビール切
れセンサ)を配置し、配管内を通過するビールのインピ
ーダンスの変化を、このインピーダンス測定器12を用
いて測定し、その値が、予め設定されている判定基準値
を上回ったとき、樽が空になったと判断して、樽の切り
替えを自動的に行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、配管内を
通過するビールのインピーダンスの変化を測定し、それ
によってビールの泡立ちの状態を検知し、樽の交換時期
を判断する際、従来、上記の判定基準値として、ビール
の種類によらず一定の値を使用していた。しかしなが
ら、泡立ち易さがビールの種類によって異なるので(特
にビール中に溶存している炭酸ガスの量に大きく影響さ
れる)、ビールの種類によっては、樽が空になったこと
についての検知が遅れ、樽の切り替えのタイミングが遅
くなることがあった。例えば、上記の判定基準値を大き
めに設定したとき、泡立ち易いビールの場合には、短時
間で泡立ちが生じて泡が多量となるから、泡がビール切
れセンサを通過している間に使用中の樽が空になったと
の判定が行われ、適切なタイミングで樽の切り替えを行
うことができる。これに対して、泡立ち難いビールの場
合には、泡立つのに時間が掛かって泡の量が直ぐには増
えないため、泡がビール切れセンサを通過した直後に樽
内のビールが無くなってしまい、使用中の樽が空になっ
たことの判断が遅れ、その結果、余分な炭酸ガスがビー
ル注出配管11A〜11Dを通ってディスペンサ10内
に送られることになる。
【0008】さらに従来では、樽内に掛ける炭酸ガスの
圧力を、ビールの温度のみに基づいて調整していたた
め、ビールの種類に応じた適正な圧力には必ずしもなっ
ていなかった。このためビールの種類によっては、その
風味等が損なわれる場合もあった。そこで近時、上記の
対応策として、ビールの種類が変わるごとに、液切れ判
定用の判定基準値を更新したり、あるいは炭酸ガス圧に
ついては複数種設けた圧力パターンのうちから選択する
方法も提案されているが、いずれも煩雑な操作が余儀な
くされるため、さらなる改良が切望されていた。本発明
は上記のような事情に基づいて完成されたものであっ
て、その目的は、飲料容器から飲料を送出することに伴
い、飲料の種類を自動的に識別することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る飲料注出装置
は、飲料を貯留した飲料容器内に炭酸ガスを供給してそ
の圧力で飲料を注出するものにおいて、給送される飲料
の温度を検知する温度検知手段と、飲料の給送管に設け
られて飲料のインピーダンスに基づく電圧を検知する電
圧検知手段と、温度と電圧の値から飲料の種類を識別す
る条件式を記憶した記憶手段と、前記温度検知手段によ
る温度の検知値と前記電圧検知手段による電圧の検知値
とから前記条件式を用いることにより、給送された飲料
の種類を識別する種類識別手段とが具備されている構成
としたところに特徴を有する。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記条件式が、温度を関数とした電圧に係る
識別式であって、前記種類識別手段では、前記温度検知
手段による飲料温度の検知値と前記識別式とから電圧の
識別基準値を算出するとともに、前記電圧検知手段によ
る電圧の検知値と前記識別基準値とを比較してその大小
関係から飲料の種類を識別するようになっているところ
に特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1または2
に記載のものにおいて、前記電圧検知手段は、液切れの
判断用に兼用して設けられているところに特徴を有す
る。
【0011】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>飲料が給送
されると、飲料の温度と、インピーダンスに基づく電圧
とが検知され、それらの検知値が条件式に照らされるこ
とで、飲料の種類が自動的に識別される。この識別情報
に基づき、例えば液切れを検知する際の判定基準値を飲
料の種類に対応して変更することにより、液切れを正確
に検知でき、ひいては飲料容器の切り替えを迅速に行う
ことができる。また、同識別情報に基づいて、飲料容器
に掛ける炭酸ガスの圧力を適正な値に設定することによ
り、味等が最良の状態で注出することが可能となる。す
なわち、給送する飲料が変更となった場合にもその種類
を自動的に識別することができ、格別の操作を行うこと
なく、飲料の種類に対応した正確な液切れの検知や、適
正な炭酸ガス圧の付与を期することができる。
【0012】<請求項2の発明>飲料が給送されると、
飲料温度の検知値が識別式に取り込まれることで電圧に
係る識別基準値が算出され、電圧の検知値がこの識別基
準値と比較されてその大小により飲料の種類が識別され
る。 <請求項3の発明>電圧検知手段は液切れの判断に使用
されるものを兼用したから、構造をシンプルにまとめる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。本実施形態では、ビール注出
システムに適用した場合を例示しており、このシステム
の装置構成自体は、先に「従来の技術」の項において示
した図6と共通であるから、重ねての説明は省略する。
図1に、ビール注出配管(11A〜11D;図6)内を
流れるビールのインピーダンスを測定するインピーダン
ス測定器(12;図6)の回路構成の一例を示す。ビー
ル注出配管内には、互いに対向する電極41,42が配
置される。そのうちの一方の電極41は分圧抵抗43を
介して発振回路44に接続され、他方の電極42はアー
スに接続されている。2つの電極41,42間のインピ
ーダンスは、2つの電極41,42間の電圧として、電
極41と分圧抵抗43との間に接続された整流平滑回路
45によって測定される。その測定値(出力電圧)は、
整流平滑回路45からマイクロコンピュータ46へ送ら
れ、ビールの種類の識別、並びにビール注出システムの
制御において使用される。
【0014】図2には、液切れを検知して樽の切り替え
を制御する場合のフローチャートが示されている。この
制御方法では、樽(30A〜30D;図6)の中に収容
されているビールの種類を、ビールのインピーダンスの
値(具体的には、インピーダンス測定器12の出力電圧
の値;以下、単に「出力電圧」という)に基づいて識別
し、このようにして識別されたビールの種類に応じて、
樽の切り替え時期を判断する際に使用される出力電圧の
値(以下、「判定基準値」という)を、次のように設定
する。
【0015】まず、未発泡状態のビールの温度Tと出力
電圧Vの値から、ビールの種類を識別するための条件式
(以下、「ビール種類識別式」という)を、予め制御装
置に記憶させておく。なお、この例では、取り扱われる
ビールの種類を2種類(以下、「第1ビール」、「第2
ビール」という)とし、ビール種類識別式(VS=f
(T);ビールの温度Tの関数)を用いて識別基準値V
Sを算出し、出力電圧Vの測定値をこの識別基準値VS
と比較して、その大小関係からビールの種類を識別す
る。一方、樽の切り替え時期を判断するための判定基準
値VLを、ビールの種類毎に、ビールの温度Tの関数の
形(VLi =fi (T))で、予め制御装置に記憶させ
ておく。
【0016】樽の切り替えを行った直後に、ビールの温
度Tを液温センサ15を用いて測定するとともに、ビー
ルのインピーダンスをインピーダンス測定器12を用い
て測定する。上記のように、ビールのインピーダンスは
インピーダンス測定器12の出力電圧Vの形で把握さ
れ、制御装置に送られる。ビール種類識別式を用いてビ
ールの温度Tから識別基準値VSを算出する。出力電圧
Vの測定値を、この識別基準値VSと比較する。このと
き、V≧VSであれば、樽の切り替え時期を判断するた
めの判定基準値VLの値を、第1ビールに対応する値V
L1とする(具体的には、VLにVL1を代入する)。
他方、V<VSであれば、判定基準値VLの値を、第2
ビールに対応する値VL2とする(具体的には、VLに
VL2を代入する)。この状態で、ビールの注出作業を
繰り返すとともに、インピーダンス測定器12の出力電
圧Vを監視し、V>VLとなったときに、使用中の樽が
空になったと判断して樽の切り替えを行う。
【0017】以上のように、ビールの種類が自動的に識
別され、それとともにビールの種類に応じて、樽の切り
替え時期を判断するための判定基準値VLの値を設定す
ることにより、泡立ち難いビールの場合にも、樽が空に
なったことを即座に検知することが可能になり、速やか
に樽の切り替えを行うことができる。図3に、ビールの
温度とインピーダンス測定器12の出力電圧の関係を示
す。同図に示すように、ビールの種類毎に出力電圧(イ
ンピーダンス)の値が異なり、さらに出力電圧の値は、
温度に対してほぼ直線的に依存している。なお、同図中
には、ビールの種類毎の樽の切り替え時期を判断するた
めの判定基準値(VL1,VL2)も併せて示されてい
る。
【0018】図4には、ビールの種類を識別し、ビール
の種類に応じて樽の中に掛ける圧力を調整する場合のフ
ローチャートが示されている。種類識別ルーチンについ
ては、上記の図2に示したフローチャートと同様である
が、改めて説明すると、以下のようである。未発泡状態
のビールの温度Tと出力電圧Vの値から、ビールの種類
を識別するための条件式(「ビール種類識別式」)を、
予め制御装置に記憶させておく。この例でも、取り扱わ
れるビールの種類を2種類(「第1ビール」と「第2ビ
ール」)とし、ビール種類識別式(VS=f(T);ビ
ールの温度Tの関数)を用いて識別基準値VSを算出
し、出力電圧Vの測定値をこの識別基準値VSと比較し
て、その大小関係からビールの種類を識別する。さらに
ここでは、樽内に掛ける炭酸ガスの圧力の適正値PG
を、ビールの種類毎に、ビールの温度Tの関数の形(P
Gi =fi (T))で、予め制御装置に記憶させてお
く。
【0019】樽の切り替えを行った直後に、ビールの温
度Tを液温センサ15を用いて測定するとともに、ビー
ルのインピーダンスをインピーダンス測定器12を用い
て測定する。同様に、ビールのインピーダンスはインピ
ーダンス測定器12の出力電圧Vの形で把握され、制御
装置に送られる。ビール種類識別式を用いてビールの温
度Tから識別基準値VSを算出する。出力電圧Vの測定
値を、この識別基準値VSと比較する。このとき、V≧
VSであれば、樽内に掛ける炭酸ガスの圧力の適正値P
Gの値を、第1ビールに対応する式PG1(T)を用い
て算出する。他方、V<VSであれば、樽内に掛ける炭
酸ガスの圧力の適正値PGの値を、第2ビールに対応す
る式PG2(T)を用いて算出する。そして、樽内の圧
力が上記のようにして算出された適正値に一致するよう
に、ボンベ20から導入される炭酸ガスの圧力を制御す
る。
【0020】以上のように、ビールの種類が自動的に識
別され、それとともに樽内に掛ける炭酸ガスの圧力がビ
ールの種類に応じた適正な値に設定されることにより、
味等が最良となる状態でビールを注出することができ
る。図5に、樽内に掛ける炭酸ガスの圧力の適正値の例
を示す。同図に示すように、炭酸ガスの圧力の適正値
は、ビールの種類毎に異なり、さらに温度にも依存して
いる。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)飲料の種類の識別情報は、上記以外にも、例えば
飲料の種類を表示器等に表示する場合等に利用すること
ができる。 (2)本発明はビールに限らず、他の発泡飲料の注出装
置にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るインピーダンス測
定器の回路構成図
【図2】 液切れ検知のフローチャート
【図3】 各種ビールについての温度と電圧の関係を示
すグラフ
【図4】 樽内に掛ける圧力を調整する場合のフローチ
ャート
【図5】 2種類のビールについての温度と適正圧力の
関係を示すグラフ
【図6】 ビール注出システムの構成図
【符号の説明】
10…ディスペンサ 11A〜11D…ビール注出配管
12…インピーダンス測定器 13…ボールバルブ
15…温度センサ 20…炭酸ガスボンベ 21…ガス
供給配管 23…調圧バルブ 24A〜24D…分岐バ
ルブ 30A〜30D…樽 41,42…電極 43…
分圧抵抗 44…発振回路 45…整流平滑回路 46
…マイクロコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料を貯留した飲料容器内に炭酸ガスを
    供給してその圧力で飲料を注出するものにおいて、 給送される飲料の温度を検知する温度検知手段と、 飲料の給送管に設けられて飲料のインピーダンスに基づ
    く電圧を検知する電圧検知手段と、 温度と電圧の値から飲料の種類を識別する条件式を記憶
    した記憶手段と、 前記温度検知手段による温度の検知値と前記電圧検知手
    段による電圧の検知値とから前記条件式を用いることに
    より、給送された飲料の種類を識別する種類識別手段と
    が具備されていることを特徴とする飲料注出装置。
  2. 【請求項2】 前記条件式が、温度を関数とした電圧に
    係る識別式であって、前記種類識別手段では、前記温度
    検知手段による飲料温度の検知値と前記識別式とから電
    圧の識別基準値を算出するとともに、前記電圧検知手段
    による電圧の検知値と前記識別基準値とを比較してその
    大小関係から飲料の種類を識別するようになっているこ
    とを特徴とする請求項1記載の飲料注出装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧検知手段は、液切れの判断用に
    兼用して設けられていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の飲料注出装置。
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