JP2003309639A - 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents

携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003309639A
JP2003309639A JP2002114064A JP2002114064A JP2003309639A JP 2003309639 A JP2003309639 A JP 2003309639A JP 2002114064 A JP2002114064 A JP 2002114064A JP 2002114064 A JP2002114064 A JP 2002114064A JP 2003309639 A JP2003309639 A JP 2003309639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
input mode
character input
mobile phone
key backlight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002114064A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Suzuki
宏明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2002114064A priority Critical patent/JP2003309639A/ja
Publication of JP2003309639A publication Critical patent/JP2003309639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在設定されている文字入力モードを容易に
認識することができる携帯電話機を得る。 【解決手段】 図3に示した発光色テーブルに基づい
て、現在設定されている文字入力モード(ひらがな、全
角カタカナ、全角英文字、全角数字、半角カタカナ、半
角英文字、半角数字等)に応じて操作キーを照明するた
めのキーバックライトの発光色を自動的に変化させるよ
うにしている。したがって、現在設定されている文字入
力モードを表示部で確認することなくキーバックライト
の発光色によって確認することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機及びその
制御方法並びにプログラムに関し、特に操作キーを照明
するためのキーバックライトを備える携帯電話機及びそ
の制御方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機において、操作キー部の操作
時にユーザが操作キー部を見ないで表示部のみを見て所
望のキーを押下すること(いわゆるブラインドタッチ)
は稀であり、基本的にはユーザは操作キー部を見ながら
所望のキーを択一的に押下するものである。したがっ
て、ユーザが現在設定されている文字入力モード(入力
可能な文字種別)を変更したいとき、ユーザは、まず操
作キー部を見て文字入力モード切替え用のキーの位置を
確認し、これを押下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文字入力モー
ド切替え用キーの押下後、希望する文字入力モードに切
替わったか否かを判断するため、操作キー部から現在設
定されている文字入力モードが表示されている表示部へ
の視点移動が必要である。
【0004】また、一般的に、現在設定されている文字
入力モードは「ひら」や「半カナ」、さらに分かりにく
いものだと「あ」(全角ひらがなを指す)や「カ」(半
角カタカナを指す)というように表示部に表示されるた
め、ユーザにとって、現在設定されている文字入力モー
ドが何であるかを直感的に判断することが困難である。
【0005】さらに、希望の文字入力モードに切替えた
つもりで表示部に視点を移して確認すると、異なる文字
入力モードに設定されているということも間々見受けら
れる。
【0006】なお、本体の表面に少なくともキーが設け
られ、キーの押下に応じてキーを照明するためのキーバ
ックライトが点灯する移動電話装置において、着信が検
出されたときキーバックライトを点滅させるようにした
技術がある。この技術により、キーバックライトによっ
て着信をユーザに報知することが可能となるので、着信
報知用の着信LED(Light Emitting Diode)を装置に設
けることが不要となる。
【0007】しかし、上記移動電話装置が折畳み式の携
帯電話機である場合、携帯電話機が折畳まれた状態にあ
るとキー部が外部から見えなくなるので、この状態で着
信が検出されてキーバックライトが点滅されたとして
も、ユーザはこれを認識することができず、着信をユー
ザに報知することができないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、現在設定されている文字
入力モードを容易に認識することができる携帯電話機及
びその制御方法並びにプログラムを提供することであ
る。
【0009】本発明の他の目的は、携帯電話機を折畳ん
だ状態でキーバックライトを着信報知に用いる場合で
も、着信をユーザに報知することができる携帯電話機を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話機
は、操作キー及びこれを照明するためのキーバックライ
トが設けられた携帯電話機であって、複数の文字入力モ
ードの中から選択設定される文字入力モードに応じて前
記キーバックライトの発光色を可変制御する制御手段を
含むことを特徴とする。
【0011】本発明による制御方法は、操作キー及びこ
れを照明するためのキーバックライトが設けられた携帯
電話機の制御方法であって、複数の文字入力モードの中
から選択設定される文字入力モードに応じて前記キーバ
ックライトの発光色を可変制御する制御ステップを含む
ことを特徴とする。
【0012】本発明によるプログラムは、操作キー及び
これを照明するためのキーバックライトが設けられた携
帯電話機の制御方法をコンピュータに実行させるための
プログラムであって、複数の文字入力モードの中から選
択設定される文字入力モードに応じて前記キーバックラ
イトの発光色を可変制御する制御ステップを含むことを
特徴とする。
【0013】本発明の作用は次の通りである。現在設定
されている文字入力モードに応じて、操作キーを照明す
るためのキーバックライトの発光色を自動的に変化させ
るようにしている。したがって、現在設定されている文
字入力モードを表示部で確認することなくキーバックラ
イトの発光色によって確認することが可能である。
【0014】本発明による他の携帯電話機は、操作キー
及びこれを照明するためのキーバックライトが設けられ
た携帯電話機であって、本電話機に対する着信に応答し
て前記キーバックライトを点滅せしめるよう制御をなす
制御手段を含み、筐体下端部の少なくとも一部が光が透
過可能な部材により形成されており、前記キーバックラ
イトからの光が前記部材を介して外部に導出されるよう
構成されていることを特徴とする。
【0015】本発明の作用は次の通りである。操作キー
を照明するためのキーバックライトを着信に応答して点
滅させるようにして、キーバックライトに着信報知の役
割を受け持たせる。これにより、従来必要であった着信
LEDが不要となる。さらに、携帯電話機の筐体下端部
の少なくとも一部が光が透過可能な部材により形成され
ているので、この部材を介して着信報知の際のキーバッ
クライトの点滅をユーザが認識することができるので、
携帯電話機が折畳まれている場合であってもユーザは着
信を認識することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を用いて説明する。
【0017】図1は本発明の実施例による携帯電話機の
構成を示す図である。図1において、本発明の実施例に
よる携帯電話機は、無線通信を実現するアンテナ100
及び無線部101と、キーバックライト106の点灯制
御、表示制御やメモリアクセス等の各種制御を行う制御
部102と、電子メールデータ、電池レベルや現在設定
されている文字入力モード(入力可能な文字種別)等を
表示する表示部103と、キーバックライト106発光
色テーブル、電子メールデータやユーザ設定値等を格納
するメモリ部104と、相手先電話番号の入力、電子メ
ールデータの作成や文字入力モードの切替え(設定変
更)等の各種入力操作をするための操作キー部105
と、操作キー部105の操作時には操作キー部105を
照らすキーバックライト106とを有する。
【0018】キーバックライト106は、赤色LED(L
ight Emitting Diode)1と、緑色LED2と、青色LE
D3とから構成されるキーバックライトLEDであり、
多色発光可能なものである。また、キーバックライトL
ED106は、電話や電子メール等の着信があれば発光
してユーザにその旨を報知するものでもある。なお、抵
抗R1の一端は赤色LED1に接続され、その他端は図
示せぬスイッチング素子(例えばトランジスタ)を介し
て接地されているものとする。同様に、抵抗R2及びR
3もそれぞれスイッチング素子を介して接地されてい
る。したがって、制御部102がこれ等スイッチング素
子をオンオフ制御することにより、所望のLEDを発光
させることができる。
【0019】図2は図1の携帯電話機(図2では折畳み
式携帯電話機として示している)におけるキーバックラ
イトLED106等の配置を示す図であり、(a)は折
畳み構造が開かれた状態の携帯電話機を示す図であり、
(b)は折畳まれた状態の携帯電話機をその下端から見
た図である。
【0020】図1及び図2(a),(b)において、キ
ーバックライトLED106は、ユーザの音声を電気信
号に変換するためのマイクロフォン203(図1には図
示せず)近傍に設けられおり、キーバックライトLED
106上部に配置された導光板201(図1には図示せ
ず)を用いて操作キー部105全体を照らすようにして
いる。また、筐体下端にはレンズ202(図1には図示
せず)が設けられており、キーバックライトLED10
6からの光はレンズ202を介して外部に導出されるよ
うにしている。
【0021】このように、筐体下端の少なくとも一部を
光が透過可能な部材(レンズ202)により形成し、こ
の部材を介してキーバックライトLED106からの光
が外部に導出されるよう携帯電話機を構成することによ
り、図2(b)に示したように携帯電話機が折畳まれて
いる状態であっても、着信を報知するためのキーバック
ライトLED106の発光を上記部材を介してユーザが
認識することが可能となる。
【0022】図3は図1のメモリ部104に格納されて
いる発光色テーブルの一例を示す図である。図3を参照
すると、文字入力モードとして、ひらがな(漢字)入力
モード、全角カタカナ入力モード、全角英文字入力モー
ド、全角数字入力モード、半角カタカナ入力モード、半
角英文字入力モード、半角数字入力モードが用意されて
いる。ユーザが操作キー部105を操作することによ
り、これ等複数の文字入力モードの中から一の文字入力
モードを選択設定することが可能である。
【0023】例えば、現在設定されている文字入力モー
ドがひらがな(漢字)入力モードである場合にキーバッ
クライトLED106を発光させる際には、制御部10
2は、操作キー部105のキーの押下に応答して、メモ
リ部104の発光色テーブルを読出して赤色LED1の
みを発光させることになる。したがって、この場合、操
作キー部105は赤色の光で照らされることになる。ま
た、例えば、現在設定されている文字入力モードが全角
英文字入力モードである場合にキーバックライトLED
106を発光させる際には、制御部102は、操作キー
部105のキーの押下に応答して、発光色テーブルを読
出して緑色LED2及び青色LED3を発光させること
になる。したがって、この場合、操作キー部105は水
色の光で照らされることになる。
【0024】また、図3を参照すると、着信の種類とし
て音声着信、電子メール着信が用意されており、これ等
の着信があった場合のキーバックライトLED106の
発光色はいずれも赤色に規定されている。したがって、
携帯電話機に着信があったとき、制御部102は、赤色
LED1のみを発光させることになる。着信報知の場合
は、ユーザが着信であることを認識しやすいよう、キー
バックライトLED106を点滅させるようにする。
【0025】なお、着信の種類に応じて発光色を変える
ようにしてもよい。この場合は、携帯電話機に着信があ
ったとき、制御部102は、この着信の種類を識別し
て、この着信の種類に応じた発光色にてキーバックライ
トLED106を点滅させるようにする。
【0026】次に、本発明の実施例による携帯電話機の
動作について図面を用いて説明する。図4は図1の携帯
電話機の動作を示すフローチャートである。
【0027】図4及び1において、まず、携帯電話機の
電源がオフの状態からユーザが操作キー部105を操作
することにより携帯電話機の電源をオンすると(ステッ
プS300)、電源キー割り込み信号が制御部102に
通知され、制御部102は、メモリ部104に格納され
ている発光色テーブル(図3参照)を読出す(ステップ
S301)。このとき設定されている文字入力モードは
半角数字入力モードであるため、制御部102は、図3
に示した発光色テーブルに規定されているように緑色に
て発光するようキーバックライトLED106を制御
し、これにより、キーバックライトLED106が緑色
の発光色にて点灯する(ステップS302)。
【0028】その後、一定時間(T[ s] )の間に、キ
ー割り込み信号や着信割り込み信号等の割り込み信号が
制御部102に通知されなければ(ステップS303,
Yes)、制御部102はキーバックライトLED10
6を消灯させる(ステップS304)。
【0029】一方、一定時間内に割り込み信号が制御部
102に通知された場合であって(ステップS303,
No)、あるいは、ステップS304にてキーバックラ
イトLED106消灯後に割り込み信号が制御部102
に通知された場合であって(ステップS305,Ye
s)、この割り込み信号がキー割り込み信号であるなら
ば(ステップS306,Yes)、制御部102は、発
光色テーブル(図3参照)を読出し(ステップS30
7)、現在設定されている文字入力モードに対して発光
色テーブルに規定されている発光色にてキーバックライ
トLED106を発光させる(ステップS308)。
【0030】また、制御部102に通知された割り込み
信号がキー割り込み信号でなく(ステップS306,N
o)、着信割り込み信号であるならば(ステップS30
9,Yes)、制御部102は、発光色テーブル(図3
参照)を読出し(ステップS310)、その着信の種類
に対して発光色テーブルに規定されている発光色にてキ
ーバックライトLED106を点滅させる(ステップS
311)。
【0031】一方、制御部102に通知された割り込み
信号がキー割り込み信号でも着信割り込み信号でもない
場合(ステップS309,No)、制御部102はキー
バックライトLED106を消灯させる(ステップS3
04)。なお、このとき、キーバックライトLED10
6が既に消灯状態にある場合があるが、この場合は消灯
状態が維持されることになる。
【0032】ステップS308、ステップS311にお
いて、キーバックライトLED106が点灯、あるいは
点滅されると、ステップS303に戻り、割り込み発生
しなければ一定時間経過後に消灯されることになる(ス
テップS303、S304)。なお、ステップS311
にてキーバックライトLED106が点滅された場合に
は、上記のように一定時間経過後に消灯するのではな
く、着信報知のための点滅に応答してユーザが操作キー
部105を操作したとき等に消灯するようにしてもよ
い。
【0033】このように、本発明の実施例では、操作キ
ー部105のキーの押下に応答して制御部102がキー
バックライトLED106を点灯させる際に、制御部1
02は現在設定されている文字入力モードに応じてキー
バックライトLED106の発光色を制御することによ
り、操作キーの押下に応答して現在設定されている文字
入力モードに応じた発光色にてキーバックライトLED
106が点灯されるようにしている。
【0034】また、キーバックライトLED106を着
信報知用にも用いるようにし、着信に応答して制御部1
02がキーバックライトLED106を点滅させる際
に、制御部102はその着信の種類に応じてキーバック
ライトLED106の発光色を制御することにより、着
信に応答してその着信の種類に応じた発光色にてキーバ
ックライトLED106が点滅されるようにしている。
この着信報知の際、図2に示したように筐体下端に設け
られたレンズ202を介してキーバックライトLED1
06の点滅を認識することができるので、携帯電話機が
折畳まれている場合であってもユーザは着信を認識する
ことができる。
【0035】次に、本発明の実施例による携帯電話機に
おいて、現在設定されている文字入力モードに応じてキ
ーバックライトLED106の発光色が変化する点につ
いて図面を用いて説明する。図5及び6は図1の携帯電
話機における電源オンから電子メール本文作成までのキ
ーバックライトLEDの動作イメージ図である。
【0036】図5(a)に電源オフ状態の本発明の実施
例による携帯電話機が示されている。この状態から図1
の操作キー部105の電源キーが押下されて、電源がオ
ンされた本発明の実施例による携帯電話機が図5(b)
に示されている。このとき、初期設定として現在設定さ
れている文字入力モードが半角数字入力モードであるた
め、図3に示した発光色テーブルに基づいて、図5
(b)に示されているように図1の操作キー部105は
図1のキーバックライトLED106からの緑色の光に
照らされることになる。
【0037】そして、図1の操作キー部105のメール
アプリケーション起動キーが押下されて、表示画面がM
ail Menu(メールメニュー)画面に移行された
本発明の実施例による携帯電話機が図5(c)に示され
ている。このとき、現在設定されている文字入力モード
は図5(b)から設定変更されておらず半角数字入力モ
ードであるため、図3に示した発光色テーブルに基づい
て、図5(c)に示されているように図1の操作キー部
105は図1のキーバックライトLED106からの緑
色の光に照らされることになる。
【0038】次に、電子メールを新規作成するために図
5(c)の表示画面中の「1:新規作成」項目を選択す
べく、図1の操作キー部105の所定のキーが押下され
て、表示画面が入力項目選択画面に移行された本発明の
実施例による携帯電話機が図6(a)に示されている。
このとき、現在設定されている文字入力モードは図5
(c)から設定変更されておらず半角数字入力モードで
あるため、図3に示した発光色テーブルに基づいて、図
6(a)に示されているように図1の操作キー部105
は図1のキーバックライトLED106からの緑色の光
に照らされることになる。
【0039】そして、電子メール本文を作成するために
図6(a)の表示画面中の「3:メール本文」項目を選
択すべく、図1の操作キー部105の所定のキーが押下
されて、表示画面がメール本文作成画面に移行された本
発明の実施例による携帯電話機が図6(b)に示されて
いる。ここでは、メール本文作成画面に移行されたとき
自動的に文字入力モードがひらがな(漢字)入力モード
に設定変更されるものとしているため、図3に示した発
光色テーブルに基づいて、図6(b)に示されているよ
うに図1の操作キー部105は図1のキーバックライト
LED106からの赤色の光に照らされることになる。
【0040】このようにメール本文作成画面が表示され
ている状態において、ひらがな(漢字)入力モードから
文字入力モードを切替えるために、図1の操作キー部1
05の文字入力モード切替えキーが押下されて、現在設
定されている文字入力モードがひらがな(漢字)入力モ
ードから全角カタカナ入力モードに切替えられた本発明
の実施例による携帯電話機が図6(c)に示されてい
る。このとき、現在設定されている文字入力モードは全
角カタカナ入力モードであるため、図3に示した発光色
テーブルに基づいて、図6(c)に示されているように
図1の操作キー部105は図1のキーバックライトLE
D106からの青色の光に照らされることになる。
【0041】ここからさらに文字入力モード切替えキー
が押下され現在設定されている文字入力モードが変更さ
れると、図3に示した発光色テーブルに基づいて、全角
英文字入力モードのときに水色(青+緑)、全角数字入
力モードのときに白色(赤+緑+青)、半角カタカナ入
力モードのときに黄色(赤+緑)、半角英文字入力モー
ドのときに紫色(赤+青)、半角数字入力モードのとき
に緑色、ひらがな(漢字)入力モードのときに赤色、全
角カタカナ入力モードのときに青色というように、図1
のキーバックライトLED106の点灯色が順次切替え
られることになる。
【0042】以上説明したように、本発明の実施例によ
る携帯電話機では、現在入力可能である文字種別を示す
文字入力モード(現在設定されている文字入力モード)
に応じて、操作キー部を照明するためのキーバックライ
トの発光色を自動的に変化させるようにしているので、
現在設定されている文字入力モードを表示部で確認する
ことなくキーバックライトの発光色によって確認するこ
とが可能である。したがって、文字入力モード切替操作
の後に操作キー部から表示部への視点移動が不要とな
り、また、キーバックライトの発光色が変化するので、
文字入力モードが切替わったこと及び現在設定されてい
る文字入力モードが何であるかを直感的に判断すること
が可能である。
【0043】また、キーバックライトに着信報知の役割
を受け持たせることにより、従来必要であった着信LE
Dが不要となり、部品コストの削減を図ることが可能で
ある。さらに、携帯電話機の筐体下端の少なくとも一部
が光が透過可能な部材により形成されているので、この
部材を介して着信報知の際のキーバックライトの点滅を
ユーザが認識することができるので、携帯電話機が折畳
まれている場合であってもユーザは着信を認識すること
ができる。
【0044】なお、本発明の実施例による携帯電話機で
は、図3に示した発光色テーブルの各設定値が予め定め
られており、したがって、文字入力モードに応じたキー
バックライトの発光色及び着信の種類に応じたキーバッ
クライトの発光色が予め定められていたが、これ等をユ
ーザが任意に決定するようにしてもよいことは勿論であ
る。この場合、ユーザは、操作キー部を用いて、図3に
示した発光色テーブルの各設定値を規定することにな
り、ユーザにより規定された各設定値が発光色テーブル
としてメモリ部に格納されることになる。
【0045】また、上記図4に示したフローチャートに
従った処理動作は、予めROM等の記憶媒体に格納され
たプログラムを、CPU(制御部)となるコンピュータ
に読み取らせて実行せしめることにより、実現できるこ
とは勿論である。
【0046】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して説明する。図7は本発明の他の実施例による携
帯電話機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一
符号にて示している。図7に示した携帯電話機は、図1
の構成に加えて、各部に電源電圧(電池電圧)を供給す
るためのバッテリ608と、バッテリ608の電池電圧
をA/D(アナログ/デジタル)変換するためのA/D
変換部607と、A/D変換部607が電池電圧をA/
D変換するタイミングを生成するためのタイマ部609
とを有している。
【0047】なお、メモリ部104には、電池電圧に応
じてキーバックライトLED106の発光色を変化させ
るための発光色テーブルが格納されている。この発光色
テーブルの一例が図8に示されている。また、キーバッ
クライトLED106において、各発光ダイオード1,
2,3に直列接続されている抵抗の定数R1,R2,R
3の関係はR1>R2>R3とする(一般的に赤色LE
Dは効率がいいので緑色LED、青色LEDと比べてよ
り少ない電流で同輝度を得ることができるため)。
【0048】以下に、図7に示した携帯電話機の動作に
ついて図面を用いて説明する。図9は図7の携帯電話機
の動作を示すフローチャートである。図9及び7におい
て、まず、ユーザが携帯電話機の電源をオンすると(ス
テップS700)、制御部102は、キーバックライト
LED106の発光色を白(図8より)とする初期設定
をする(ステップS701)。
【0049】次に、A/D変換部607によるA/D変
換タイミングを生成するため、タイマ部609により所
定時間のカウントが開始され(ステップS702)、カ
ウントアップしたならば(ステップS703,Ye
s)、A/D変換部607がモニタしている電池電圧を
A/D変換する(ステップS704)。
【0050】そして、制御部102は、メモリ部104
に格納されている発光色テーブル(図8参照)を読出
し、A/D変換部607によるA/D変換値と現在設定
されている発光色に対応するA/D変換値範囲(電池電
圧範囲)とを比較する(ステップS705)。
【0051】ここで、A/D変換部607によるA/D
変換値が現在設定されている発光色に対応する電池電圧
範囲外であれば(ステップS706,Yes)、制御部
102は、A/D変換部607によるA/D変換値が含
まれる電池電圧範囲に対応するテーブルで規定されてい
る発光色を再設定する(ステップS707)。
【0052】このように、ステップS701、ステップ
S707において発光色を設定することにより、操作キ
ー部105の任意のキーが押下されたときに、制御部1
02がこの設定されている発光色でキーバックライトL
ED106が点灯するよう制御をなす。
【0053】以上説明したように、図7に示した携帯電
話機では、表示部を見ることなくキーバックライトの発
光色により電池電圧を確認することが可能となる。ま
た、図8に示したように、最も電池レベルが低いとき
に、危機的状況を連想させると共に消費電流が少ない赤
色でキーバックライトが発光するようにしている。
【0054】なお、上記図9に示したフローチャートに
従った処理動作は、予めROM等の記憶媒体に格納され
たプログラムを、CPU(制御部)となるコンピュータ
に読み取らせて実行せしめることにより、実現できるこ
とは勿論である。
【0055】
【発明の効果】本発明による効果は、現在設定されてい
る文字入力モードを容易に認識することができることで
ある。その理由は、現在設定されている文字入力モード
に応じて、操作キーを照明するためのキーバックライト
の発光色を自動的に変化させるようにしているためであ
り、これにより、現在設定されている文字入力モードを
表示部で確認せずともキーバックライトの発光色によっ
て確認することが可能なためである。
【0056】本発明による他の効果は、携帯電話機を折
畳んだ状態でキーバックライトを着信報知に用いる場合
でも、着信をユーザに報知することができることであ
る。その理由は、操作キーを照明するためのキーバック
ライトを着信に応答して点滅させるようにすると共に、
携帯電話機の筐体下端部の少なくとも一部を光が透過可
能な部材により形成し、キーバックライトからの光が上
記部材を介して外部に導出されるよう構成されているた
めである。これにより、上記部材を介して着信報知の際
のキーバックライトの点滅をユーザが認識することが可
能となるので、携帯電話機が折畳まれている場合であっ
てもユーザは着信を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による携帯電話機の構成を示す
図である。
【図2】図1の携帯電話機におけるキーバックライトL
ED106等の配置を示す図であり、(a)は折畳み構
造が開かれた状態の携帯電話機を示す図であり、(b)
は折畳まれた状態の携帯電話機をその下端から見た図で
ある。
【図3】図1のメモリ部104に格納されている発光色
テーブルの一例を示す図である。
【図4】図1の携帯電話機の動作を示すフローチャート
である。
【図5】図1の携帯電話機における電源オンから電子メ
ール本文作成までのキーバックライトLEDの動作イメ
ージ図である。
【図6】図1の携帯電話機における電源オンから電子メ
ール本文作成までのキーバックライトLEDの動作イメ
ージ図である。
【図7】本発明の他の実施例による携帯電話機の構成を
示す図である。
【図8】図7のメモリ部104に格納されている発光色
テーブルの一例を示す図である。
【図9】図7の携帯電話機の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】 100 アンテナ 101 無線部 102 制御部 103 表示部 104 メモリ部 105 操作キー部 106 キーバックライトLED 201 導光板 202 レンズ 203 マイクロフォン 607 A/D変換部 608 バッテリ 609 タイマ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作キー及びこれを照明するためのキー
    バックライトが設けられた携帯電話機であって、 複数の文字入力モードの中から選択設定される文字入力
    モードに応じて前記キーバックライトの発光色を可変制
    御する制御手段を含むことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記複数の文字入力モードの各々毎に前
    記キーバックライトの発光色がユーザにより規定される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記文字入力モードは、前記操作キーを
    操作することにより設定されることを特徴とする請求項
    1又は2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記操作キーの押下に
    応答して前記キーバックライトを発光せしめるよう制御
    をなすことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の携
    帯電話機。
  5. 【請求項5】 筐体下端部の少なくとも一部が光が透過
    可能な部材により形成されており、前記キーバックライ
    トからの光が前記部材を介して外部に導出されるよう構
    成されており、 前記制御手段は、本電話機に対する着信に応答して前記
    キーバックライトを点滅せしめるよう制御をなすことを
    特徴とする請求項1〜4いずれか記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 操作キー及びこれを照明するためのキー
    バックライトが設けられた携帯電話機の制御方法であっ
    て、 複数の文字入力モードの中から選択設定される文字入力
    モードに応じて前記キーバックライトの発光色を可変制
    御する制御ステップを含むことを特徴とする制御方法。
  7. 【請求項7】 操作キー及びこれを照明するためのキー
    バックライトが設けられた携帯電話機の制御方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムであって、 複数の文字入力モードの中から選択設定される文字入力
    モードに応じて前記キーバックライトの発光色を可変制
    御する制御ステップを含むことを特徴とするプログラ
    ム。
JP2002114064A 2002-04-17 2002-04-17 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム Pending JP2003309639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002114064A JP2003309639A (ja) 2002-04-17 2002-04-17 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002114064A JP2003309639A (ja) 2002-04-17 2002-04-17 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003309639A true JP2003309639A (ja) 2003-10-31

Family

ID=29396017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002114064A Pending JP2003309639A (ja) 2002-04-17 2002-04-17 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003309639A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270313A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nakayo Telecommun Inc 複数通信網に対応する移動通信端末
JP2008167472A (ja) * 2008-01-28 2008-07-17 Kyocera Corp ディジタル放送受信装置
WO2010016385A1 (ja) * 2008-08-06 2010-02-11 日本電気株式会社 携帯型電子機器及びその状態報知方法
JP2011010096A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Nec Corp 携帯電話、電力消費量通知方法およびプログラム
US8281342B2 (en) 2004-05-31 2012-10-02 Kyocera Corporation Digital broadcast receiving apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8281342B2 (en) 2004-05-31 2012-10-02 Kyocera Corporation Digital broadcast receiving apparatus
JP2006270313A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nakayo Telecommun Inc 複数通信網に対応する移動通信端末
JP2008167472A (ja) * 2008-01-28 2008-07-17 Kyocera Corp ディジタル放送受信装置
WO2010016385A1 (ja) * 2008-08-06 2010-02-11 日本電気株式会社 携帯型電子機器及びその状態報知方法
US8907819B2 (en) 2008-08-06 2014-12-09 Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) Portable electronic device and state notification method thereof
JP2011010096A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Nec Corp 携帯電話、電力消費量通知方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3438693B2 (ja) 表示部付き電子機器
JP4673637B2 (ja) コンピューティング装置のハードウェアとソフトウェアの統合性に関する情報を通知するのに配色(colorscheme)を使用する方法およびシステム
US6219021B1 (en) Display control device and storage medium therefor
JP2001273832A (ja) 電子機器のボタン、及びボタンの照明制御方法
EP1809076A2 (en) Display with an illuminating light
JP2003316496A (ja) キーバックライト制御方法及び制御回路
EP1182901A2 (en) Mobile telephone and associated method for non-RF mode operation
KR100713451B1 (ko) 이동 통신 단말기의 상태에 종속적인 컬러를 발광하는 방법및 이를 위한 단말기
JP2013218691A (ja) 多色調led照明付きキーボード
JP2003309639A (ja) 携帯電話機及びその制御方法並びにプログラム
US20060205431A1 (en) Electronic device having multiple modes of operation
JP2001217904A (ja) 点灯機能付き携帯電話機
JP2972710B2 (ja) バックライトon/off機能付き携帯電話機
JP2008501270A (ja) 携帯用電子装置の外観の制御
JP2002094656A (ja) 無線通信端末
TWI254237B (en) Telephone and method of controlling a light source of a telephone keypad
JP5321476B2 (ja) 携帯端末
JP2010028474A (ja) 携帯端末装置
JP2008054137A (ja) 通信装置及び電子機器
JP2001202184A (ja) キーボード装置及びその電源制御方法
FI114950B (fi) Menetelmä päätelaitteen syöttö- ja näyttöosan visualisoimiseksi ja vastaava päätelaite
JP2002300233A (ja) 携帯電話機
JP2006295613A (ja) 携帯端末、キーバックライト制御方法、及びキーバックライト制御プログラム
JP5513280B2 (ja) 携帯端末、輝度制御プログラムおよび輝度制御方法
KR20020078295A (ko) 이동통신 단말기의 키패드 백라이트 제어장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815