JP2001273832A - 電子機器のボタン、及びボタンの照明制御方法 - Google Patents

電子機器のボタン、及びボタンの照明制御方法

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JP2001273832A
JP2001273832A JP2000089210A JP2000089210A JP2001273832A JP 2001273832 A JP2001273832 A JP 2001273832A JP 2000089210 A JP2000089210 A JP 2000089210A JP 2000089210 A JP2000089210 A JP 2000089210A JP 2001273832 A JP2001273832 A JP 2001273832A
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正男 吉田
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    • G06F3/02—Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/0202—Constructional details or processes of manufacture of the input device
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/83—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by legends, e.g. Braille, liquid crystal displays, light emitting or optical elements
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    • H01H2219/036—Light emitting elements
    • H01H2219/039—Selective or different modes of illumination

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良い電子機器のボタンを提供する。 【解決手段】 キートップ１１には複数種類のパターン
として、赤色の数字パターン２１と緑色のカナパターン
３１と黒色の英字パターン４１が印刷されている。バッ
クライトの光源としての赤色ＬＥＤ５１と緑色ＬＥＤ５
２を選択的に発光させることにより赤色と緑色と橙色の
バックライト点灯色を得る。モードにて利用されるパタ
ーンの色に応じて、バックライトの点灯色を切換制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話、リモコン、
携帯情報端末などの電子機器のボタンに関し、特にボタ
ンを照明する照明手段を備えたボタンならびに照明制御
に関する。
【０００２】
【従来技術】電子機器において、携帯電話やリモコンな
どに代表される小型の携帯情報端末では、小型化と多機
能化が進み、その結果、１つボタンに複数の役割を定義
する手法が用いられている。また、一方で、暗い場所で
もボタン操作をできるようにするため、ボタン部が照明
される構造も具備している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】１つのボタンに複数の
役割が定義されているため、その役割に応じた異なる種
類のパターンが１つのボタン内に設けられている。この
ようなボタンにおいてはボタンの操作性が低下しないに
うなことを考慮する必要がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電子機器のボタンは、１つのキートップ内
に複数のパターンが表示されるボタンと、前記ボタンを
照明する照明手段とを備えた電子機器のボタンにおい
て、前記複数のパターンは複数の異なる色で着色され、
前記照明手段は前記複数のパターンと同一の複数の異な
る発光色を備えたことを特徴としている。
【０００５】また、上記課題を解決するために、本発明
の電子機器のボタンの照明制御方法は、１つのキートッ
プ内に複数の異なる色で着色された複数のパターンが表
示されるボタンと、前記複数のパターンと同一の複数の
異なる発光色で前記ボタンを照明する照明手段とを備え
た電子機器のボタンの照明制御方法において、設定され
るモードにて利用されるパターンの色とは異なる発光色
となるように前記照明手段の照明を制御することを特徴
としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図１ないし図３を用いて本
発明の実施の形態について詳述する。図１は本実施の形
態の携帯電話機に設けられたボタンの構造を示し、図２
はボタンのパターン色とバックライト点灯色とモードと
の関係を示し、図３はボタンの照明制御方法を示したフ
ローチャトである。
【０００７】図１において、携帯電話機に設けられた複
数のボタンの各キートップ１１と１２は、透明あるいは
半透明の樹脂材料により成型し、照明手段としての赤色
ＬＥＤ５１，緑色ＬＥＤ５２から発せられた光を透過可
能とされている。そして、ボタンが配置された筐体を光
非透過性の材料で成型しておこくとにより、ボタンの照
明手段の発光に伴いボタンのみを発光させることができ
る。
【０００８】このキートップ１１と１２内には、数字パ
ターン２１，２２とカナパターン３１，３２と英字パタ
ーン４１，４２とが表示されるようになされている。こ
のように、１つのキートップ内に複数のパターンが表示
されるようにするための構造としては、キートップの内
側表面にパターンを印刷することで達成できる。このよ
うな技術については、例えば特開平９−８２１７４号公
報に掲載されている。
【０００９】また、このパターンの印刷の際、数字パタ
ーン２１，２２は黒色の塗料で印刷され、カナパターン
３１，３２は緑色の塗料で印刷され、英字パターン４
１，４２は赤色の塗料で印刷されている。
【００１０】これら複数のボタンを背面（筐体内部）か
ら照明する照明手段の光源として、赤色ＬＥＤ５１と緑
色ＬＥＤ５２が設けられている。この２色のＬＥＤを選
択的及び同時に発光させることにより、赤色と緑色と橙
色の３色の点灯色のバックライトを得ることができる。
【００１１】次に、図２を用いてボタンのパターン色と
バックライト点灯色とモードとの関係について説明す
る。携帯電話機ではメール文章などで文字を入力する際
に、その入力文字や、文字変換方法に応じて、カナ入
力、英字入力、数字入力を選択することができる。モー
ドの設定とは、カナ入力、英字入力、数字入力のそれぞ
れの設定を意味する。
【００１２】本実施の形態の携帯電話機においては、カ
ナ入力、英字入力、数字入力が選択された際に、その各
入力モードに応じて、バックライト点灯色を切換てい
る。具体的には、カナ入力が選択された際には赤色ＬＥ
Ｄ５１を発光させバックライトの点灯色を赤色とし、英
字入力が選択された際には緑色ＬＥＤ５２を発光させバ
ックライトの点灯色を緑色とし、数字入力が選択された
際には赤色ＬＥＤ５１と緑色ＬＥＤ５２を共に発光させ
バックライトの点灯色を橙色とする。
【００１３】また、ボタンの印刷色は、前述したとお
り、数字パターン２１，２２は黒色で、カナパターン３
１，３２は緑色で、英字パターン４１，４２は赤色で印
刷されている。したがって、バックライトの点灯色との
関係により、以下のような作用を得ることができる。
【００１４】カナ入力が選択された際にはバックライト
の点灯色は赤色であるため、赤色で印刷された英字パタ
ーン４１，４２は見辛くなり、逆に、緑色で印刷された
カナパターン３１，３２は補色されて際立って見えるこ
ととなる。これと同様に、英字入力が選択された際には
バックライトの点灯色は緑色であるため、緑色で印刷さ
れたカナパターン３１，３２は見辛くなり、逆に、赤色
で印刷された英字パターン４１，４２は補色されて際立
って見えることとなる。
【００１５】さらに、数字入力が選択された際にはバッ
クライトの点灯色は橙色であるため、緑色で印刷された
カナパターン３１，３２と、赤色で印刷された英字パタ
ーン４１，４２は共に見辛くなり、逆に、黒色で印刷さ
れた数字パターン２１，２２は補色されて際立って見え
ることとなる。
【００１６】次に、図３に示したフローチャトを参照し
て、このボタンの照明制御方法について説明する。ま
ず、メールを作成するモードに移行するためのメールボ
タンが、使用者に押されたか否かを判断（ステップＳ
１）する。ここで、メールボタンが押されていないと判
断した場合（ｎｏ）には、再びステップＳ１に戻りメー
ルボタンが押されるまでこのステップで待機状態とな
る。
【００１７】メールボタンが押されたと判断した場合
（ｙｅｓ）には、メール作成モードになり、初期入力状
態としてカナ入力が設定される（ステップＳ２）。次い
で、バックライトの点灯色が赤色となるように、赤色Ｌ
ＥＤ５１を発光させる。
【００１８】この状態では、赤色に点灯するキートップ
１１，１２中に緑色のカナパターン３１，３２が表示さ
れ使用者は補色されたカナパターン３１，３２を見易い
状態で、メール文章の作成作業を実施することができ
る。次いで、入力方法を変更するための入力切換ボタン
が使用者により押されたか否かを判断（ステップＳ４）
する。使用者が継続してカナ入力を使用している場合
（ｎｏ）には、ステップＳ９に移行し、メール入力終了
の操作がなされたか否かを判断する。なお、メール入力
の終了は、メール文章作成完了時に操作されメールメモ
リボタンや、メール作成を作成するモードを解除するた
めの解除ボタン（例えば、電源ボタンなど）が操作され
たか否かを判断することによりなされる。
【００１９】このステップＳ９で、メール入力の終了と
判断した場合（ｙｅｓ）には、この制御を終了する。一
方、メール入力の終了していないと判断した場合（ｎ
ｏ）には、ステップＳ４に移行しメール文章の作成作業
が継続される。このメール文章作成作業中に、使用者が
入力切換ボタンを押したと判断した場合（ステップＳ
４：ｙｅｓ）には、その入力切換ボタンの操作により設
定された入力モードが、カナ入力であるかを判断（ステ
ップＳ５）する。使用者が入力切換ボタンを操作して、
結果としてカナ入力のままととした場合（ｙｅｓ）に
は、バックライトの点灯色は赤色のままで変更せず、ス
テップＳ９に移行する。
【００２０】使用者が入力切換ボタンを操作して、結果
としてカナ入力以外を設定した場合（ｎｏ）には、英字
入力が設定されたか否かを判断（ステップＳ６）する。
ここで、英字入力が設定されたと判断した場合（ｙｅ
ｓ）には、バックライトの点灯色が緑色となるように、
緑色ＬＥＤ５２を発光させる（ステップＳ７）。この状
態では、緑色に点灯するキートップ１１，１２中に赤色
の英字パターン４１，４２が表示され使用者は補色され
た英字パターン４１，４２を見易い状態で、メール文章
の作成作業を実施することができる。
【００２１】英字入力が設定されていないと判断した場
合（ｙｅｓ）、すなわち設定がカナ入力でも、英字入力
でもなく、数字入力であると判断された場合には、バッ
クライトの点灯色が橙色となるように、赤色ＬＥＤ５１
と緑色ＬＥＤ５２を共に発光させる（ステップＳ８）。
この状態では、橙色に点灯するキートップ１１，１２中
に黒色の数字パターン２１，２２が表示され使用者は補
色された数字パターン２１，２２を見易い状態で、メー
ル文章の作成作業を実施することができる。そして、ス
テップＳ７またはステップＳ８において、バックライト
の点灯色を変更した後に、ステップＳ９に移行する。
【００２２】このようにして、メール文章の作成作業中
に、使用者が入力切換ボタンを操作して入力方法を設定
するごとに、バックライトの点灯色を変更し、その設定
された入力方法にて使用されるパターンが補色されてキ
ートップ１１，１２中に際立ってみることができ、使用
者によるボタン操作性が極めて向上する。
【００２３】以上の実施の形態では、メール文章の作成
作業を１つの実施の形態とし、使用者が設定したモード
（カナ入力、英字入力、数字入力のいずれかの設定）に
応じて、その設定されたモードに利用されるパターンの
印刷色に対応して、バックライトの点灯色の切換制御し
ているため、設定されたモードに利用されるパターンが
ボタンのキートップ１１，１２内にて際立って見えると
いう効果を奏する。
【００２４】以上の実施の形態では、メール文章作成作
業におけるモード設定に対応したバックライトの点灯色
の切換制御を説明したが、これに限らず、使用者が通話
ボタンを押して通話モードが設定された場合は、バック
ライトの点灯色を橙色となるように、赤色ＬＥＤ５１と
緑色ＬＥＤ５２を共に発光させ、橙色に点灯するキート
ップ１１，１２中に黒色の数字パターン２１，２２が表
示さる。
【００２５】また、他の実施の形態としては、相手先名
称（氏名）と電話番号が対になって登録されるアドレス
登録機能において、相手先名称（氏名）の入力モードで
はバックライトの点灯色が赤色となるように赤色ＬＥＤ
５１を発光させ、赤色に点灯するキートップ１１，１２
中に緑色のカナパターン３１，３２が表示し、電話番号
入力モードではバックライトの点灯色が橙色となるよう
に、赤色ＬＥＤ５１と緑色ＬＥＤ５２を共に発光させ、
橙色に点灯するキートップ１１，１２中に黒色の数字パ
ターン２１，２２が表示されるようにする。
【００２６】以上の説明したとおり、本発明の実施の形
態では、使用者が設定したモードに応じて、その設定さ
れたモードに利用されるパターンの印刷色に対応して、
バックライトの点灯色の切換制御している。この実施の
形態では、携帯電話機について説明しているが、これに
限らず、リモコンなどにも代表される携帯情報端末など
の電子機器全てに本発明は適用できる。
【００２７】以上の実施の形態では、キートップ１１，
１２内に表示されるパターンの色とバックライトの点灯
色との関係を、キートップ１１，１２内に表示されるパ
ターンの色が補色されて際立って見えるように、緑色の
カナパターン３１，３２に対して赤色のバックライト点
灯色とし、赤色の英字パターン４１，４２に対して緑色
のバックライト点灯色とし、黒色の数字パターン２１，
２２に対して橙色のバックライト点灯色となるように制
御しているが、これらの配色には限らず、キートップ１
１，１２内に表示されるパターンの色が補色されて際立
って見えるように、キートップ１１，１２内に表示され
るパターンの色とバックライトの点灯色との関係を定め
ればよい。
【００２８】
【発明の効果】以上のとおり本発明では、使用者が設定
したモードに応じて、その設定されたモードに利用され
るパターンの印刷色に対応して、バックライトの点灯色
の切換制御しているため、設定されたモードに利用され
るパターンがボタンのキートップ内にて際立って見える
という効果を奏する。
【００２９】これにより、１つのキートップ中に複数の
異なる種類のパターンが表示されるようなボタンにおい
ても、その時々で入力に必要とするパターンがに際立っ
て見ることができるため、使用者のボタン操作性が極め
て向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の携帯電話機に設けられた
ボタンの構造を示した図。
【図２】本発明の実施形態の携帯電話機のボタンのパタ
ーン色とバックライト点灯色とモードとの関係を示した
図。
【図３】本発明の実施形態の携帯電話機の照明制御方法
を示したフローチャト。
【符号の説明】
１１，１２ キートップ ２１，２２ 数字パターン ３１，３２ カナパターン ４１，４２ 英字パターン ５１ 赤色ＬＥＤ ５２ 緑色ＬＥＤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】１つのキートップ内に複数のパターンが表
    示されるボタンと、 前記ボタンを照明する照明手段とを備えた電子機器のボ
    タンにおいて、 前記複数のパターンは複数の異なる色で着色され、 前記照明手段は前記複数のパターンと同一の複数の異な
    る点灯色を備えた、 ことを特徴とする電子機器のボタン。
  2. 【請求項２】１つのキートップ内に複数の異なる色で着
    色された複数のパターンが表示されるボタンと、前記複
    数のパターンと同一の複数の異なる点灯色で前記ボタン
    を照明する照明手段とを備えた電子機器のボタンの照明
    制御方法において、 設定されるモードにて利用されるパターンの色とは異な
    る点灯色となるように前記照明手段を制御する、 ことを特徴とする電子機器のボタンの照明制御方法。
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