JP2003005891A - 電子機器の入力表示装置及び方法 - Google Patents
電子機器の入力表示装置及び方法Info
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- JP2003005891A JP2003005891A JP2001192949A JP2001192949A JP2003005891A JP 2003005891 A JP2003005891 A JP 2003005891A JP 2001192949 A JP2001192949 A JP 2001192949A JP 2001192949 A JP2001192949 A JP 2001192949A JP 2003005891 A JP2003005891 A JP 2003005891A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 文字や数字の切り替え設定状態を画面表示部
などで確認しなくても、キー操作を容易に行うことがで
きる。 【解決手段】 投光性の本体部60を有し、各種情報を
入力するキー6と、このキーの本体部60に複数並設
し、それぞれ、情報を入力しようとする入力記号の種類
に応じて異なる色に着色された表示部61と、キー6の
本体部60を、表示部61の色と同一の色を含む複数の
色に発光させる光源3と、この光源3の発光色の切替動
作及びこれと連動したキー6の入力切替動作を制御する
制御手段とを備え、表示部61に着色された各色の入力
記号のうち、発光中の光源3からの光の色とは異色の入
力記号がキー入力可能状態となるように構成した。
などで確認しなくても、キー操作を容易に行うことがで
きる。 【解決手段】 投光性の本体部60を有し、各種情報を
入力するキー6と、このキーの本体部60に複数並設
し、それぞれ、情報を入力しようとする入力記号の種類
に応じて異なる色に着色された表示部61と、キー6の
本体部60を、表示部61の色と同一の色を含む複数の
色に発光させる光源3と、この光源3の発光色の切替動
作及びこれと連動したキー6の入力切替動作を制御する
制御手段とを備え、表示部61に着色された各色の入力
記号のうち、発光中の光源3からの光の色とは異色の入
力記号がキー入力可能状態となるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上面に文字や数
字などを表示したキーを複数個備えた携帯端末機器など
の電子機器に係り、特に各キーの入力記号の中から特定
の種類の入力記号だけを使用可能な状態に切替る電子機
器の入力表示装置及び方法に関するものである。
字などを表示したキーを複数個備えた携帯端末機器など
の電子機器に係り、特に各キーの入力記号の中から特定
の種類の入力記号だけを使用可能な状態に切替る電子機
器の入力表示装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末機器は、小型化、軽量化
が進み、キーの使用操作性をある程度確保する一方、携
帯端末機器全体のサイズが徐々に小さくなる傾向にあ
る。このような状況から、キーの設置できるスペースも
制限を受け、キーの数も次第に少なくなってきている。
その反面、携帯端末機器の高機能化が進んでおり、キー
の数を逆に増やしたいという要求も強まっている。
が進み、キーの使用操作性をある程度確保する一方、携
帯端末機器全体のサイズが徐々に小さくなる傾向にあ
る。このような状況から、キーの設置できるスペースも
制限を受け、キーの数も次第に少なくなってきている。
その反面、携帯端末機器の高機能化が進んでおり、キー
の数を逆に増やしたいという要求も強まっている。
【0003】また、この携帯端末機器にあっては、最近
では、音声の送信だけではなく、文字や数字を相手側に
送信する場合が多くなっている。このような事情から、
キー1個につき1つの文字や数字だけでは対応しきれな
い状況となっており、1個のキーに多数の機能を持たせ
る構成のものが多くなっている。
では、音声の送信だけではなく、文字や数字を相手側に
送信する場合が多くなっている。このような事情から、
キー1個につき1つの文字や数字だけでは対応しきれな
い状況となっており、1個のキーに多数の機能を持たせ
る構成のものが多くなっている。
【0004】例えば、1個のキーごとに、入力できる文
字や数字等の種類が複数表示されているものが開発され
ており、この携帯端末機器では、文字や数字を入力する
際に、現在どの種類のものが入力できる状態にあるのか
を、携帯端末機器に備えた表示画面などに表示するよう
に構成している。
字や数字等の種類が複数表示されているものが開発され
ており、この携帯端末機器では、文字や数字を入力する
際に、現在どの種類のものが入力できる状態にあるのか
を、携帯端末機器に備えた表示画面などに表示するよう
に構成している。
【0005】一方、この携帯端末機器にあっては、周囲
が暗い室内環境などでも、操作できるようにするため、
基板上にLEDなどの光源を搭載し、この光源を発光さ
せることでキー(キートップ)に設けた表示部の文字ま
たは数字を照光させ、キー操作の向上を図るものも知ら
れている。
が暗い室内環境などでも、操作できるようにするため、
基板上にLEDなどの光源を搭載し、この光源を発光さ
せることでキー(キートップ)に設けた表示部の文字ま
たは数字を照光させ、キー操作の向上を図るものも知ら
れている。
【0006】以下に、従来の携帯端末機器でのキー操作
について説明する。図7に示す携帯端末機では、上ケー
ス101A及び下ケ−ス(図略)からなるケーシング1
01内に収められた基板102上に光源103を搭載す
るとともに、その基板102上にキー搭載部材104を
介してキー105が取り付けられており、光源103か
らの光が各キー105に入射してそのキー105が照光
されるようになっている。
について説明する。図7に示す携帯端末機では、上ケー
ス101A及び下ケ−ス(図略)からなるケーシング1
01内に収められた基板102上に光源103を搭載す
るとともに、その基板102上にキー搭載部材104を
介してキー105が取り付けられており、光源103か
らの光が各キー105に入射してそのキー105が照光
されるようになっている。
【0007】即ち、このキー105は、例えば、外皮部
分がシリコーン系などのゴムで形成されているととも
に、中芯部分が透明な樹脂で形成されて光源103から
の光が透過できるようになっており、このキー105上
部(キートップ)の表面には、図8に示すように、文字
や数字など106が印刷或いは刻印などで表示されてい
る。このよう構成されたキー105の操作について、次
に説明する。
分がシリコーン系などのゴムで形成されているととも
に、中芯部分が透明な樹脂で形成されて光源103から
の光が透過できるようになっており、このキー105上
部(キートップ)の表面には、図8に示すように、文字
や数字など106が印刷或いは刻印などで表示されてい
る。このよう構成されたキー105の操作について、次
に説明する。
【0008】(1)このキーを使用して文字や数字を入
力する場合には、まず電源キーをオンにする。すると、
各光源が発光して全てのキーが入力可能な状態であるこ
とが表示される。 (2)そこで、専用のキーを操作して、表示画面にキー
入力した場合に、キー(キートップ)表面に印字などで
表示された複数種類の標記号、例えばひらがな、カタナ
カ、漢字などの文字群や数字群或いは記号群など(以
下、これを入力記号とよぶ)のうち、どの種類の入力記
号を入力するのかを選択する。 (3)ここで、例えば、「数字入力」を設定・選択する
と、キーの上面にひらがなやカタカナなどの文字が表示
されていても、この設定状態では、そのキーに表示され
ている数字のみが入力され、ひらがななどは入力不可能
な状態になる。また、文字、例えばひらがなを入力させ
る場合にも、同様に専用のキーにより切替操作して、
「ひらがな入力」状態を設定することができる。
力する場合には、まず電源キーをオンにする。すると、
各光源が発光して全てのキーが入力可能な状態であるこ
とが表示される。 (2)そこで、専用のキーを操作して、表示画面にキー
入力した場合に、キー(キートップ)表面に印字などで
表示された複数種類の標記号、例えばひらがな、カタナ
カ、漢字などの文字群や数字群或いは記号群など(以
下、これを入力記号とよぶ)のうち、どの種類の入力記
号を入力するのかを選択する。 (3)ここで、例えば、「数字入力」を設定・選択する
と、キーの上面にひらがなやカタカナなどの文字が表示
されていても、この設定状態では、そのキーに表示され
ている数字のみが入力され、ひらがななどは入力不可能
な状態になる。また、文字、例えばひらがなを入力させ
る場合にも、同様に専用のキーにより切替操作して、
「ひらがな入力」状態を設定することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
このキーは、現在どの種類の入力記号を選択・設定して
あるのかの確認がキーを見ただけではできないので、例
えば、前述したように、表示画面上にこれを表示するな
ど、これを確認するための手段を別に必要としている。
また、このような表示画面での確認を行う構成では、毎
回文字と数字などの異なる種類のものを続けて入力する
ときには、その入力する文字や数字などの種類が変わる
たびに、現在、どの種類のものが選択・設定状態にある
のかを画面などで確認することが必要となり、キー操作
を行う上で非常に面倒なため、操作性の低下をもたらし
ている。
このキーは、現在どの種類の入力記号を選択・設定して
あるのかの確認がキーを見ただけではできないので、例
えば、前述したように、表示画面上にこれを表示するな
ど、これを確認するための手段を別に必要としている。
また、このような表示画面での確認を行う構成では、毎
回文字と数字などの異なる種類のものを続けて入力する
ときには、その入力する文字や数字などの種類が変わる
たびに、現在、どの種類のものが選択・設定状態にある
のかを画面などで確認することが必要となり、キー操作
を行う上で非常に面倒なため、操作性の低下をもたらし
ている。
【0010】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、文字や数字の切り替え設定状態を表示画面などで確
認しなくても、キー操作を容易に行うことができる電子
機器の入力表示装置及び方法を提供することを目的とす
るものである。
み、文字や数字の切り替え設定状態を表示画面などで確
認しなくても、キー操作を容易に行うことができる電子
機器の入力表示装置及び方法を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、透
光性の本体部を有し、各種情報を入力するキーと、この
キーの前記本体部に複数並設し、それぞれ、情報を入力
しようとする入力記号の種類に応じて異なる色に着色さ
れた表示部と、前記キーの本体部を、前記表示部の色と
同一の色を含む複数の色に発光させる光源と、この光源
の発光色の切替動作及びこれと連動した前記キーの入力
切替動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記光源が発光中に、前記表示部のうちこの発光中
の光源の色と異色の表示部の入力記号のみキー入力可能
状態となるように、光源の各色の発光切替動作と各キー
の入力記号の切替動作とを連動するように構成したこと
を特徴としている。
光性の本体部を有し、各種情報を入力するキーと、この
キーの前記本体部に複数並設し、それぞれ、情報を入力
しようとする入力記号の種類に応じて異なる色に着色さ
れた表示部と、前記キーの本体部を、前記表示部の色と
同一の色を含む複数の色に発光させる光源と、この光源
の発光色の切替動作及びこれと連動した前記キーの入力
切替動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記光源が発光中に、前記表示部のうちこの発光中
の光源の色と異色の表示部の入力記号のみキー入力可能
状態となるように、光源の各色の発光切替動作と各キー
の入力記号の切替動作とを連動するように構成したこと
を特徴としている。
【0012】発光中の光源の色と同一色に着色された入
力記号は、保護色のような関係にあり、発光しているこ
とが確認し難いが、光源の発光中の色と異なる色の入力
記号については、光源からの光の色とは異なることか
ら、浮き上がって見える。この原理により、各キーにつ
いて、例えば現在の入力可能な入力記号が何かを、キー
の表示部の着色の違いから、容易に確認することが可能
になり、表示画面などでの入力記号の確認作業が不要と
なる。
力記号は、保護色のような関係にあり、発光しているこ
とが確認し難いが、光源の発光中の色と異なる色の入力
記号については、光源からの光の色とは異なることか
ら、浮き上がって見える。この原理により、各キーにつ
いて、例えば現在の入力可能な入力記号が何かを、キー
の表示部の着色の違いから、容易に確認することが可能
になり、表示画面などでの入力記号の確認作業が不要と
なる。
【0013】また、この発明は、第2に、前記表示部
は、前記キーの上面と下面の少なくとも一方に形成して
もよい。
は、前記キーの上面と下面の少なくとも一方に形成して
もよい。
【0014】また、この発明は、第3に、前記キーによ
る入力情報を表示する表示画面と、この表示画面を複数
の異なる色に切り替えて照明するためのバックライト光
源とをさらに有し、前記制御手段が、前記光源により発
光させる前記キーの本体部の発光色の切替動作に連動し
て前記バックライト光源の照明色も切り替え、表示画面
の照明色をキーの表示部の入力可能な方の着色と同一色
にするように構成するのが好ましい。
る入力情報を表示する表示画面と、この表示画面を複数
の異なる色に切り替えて照明するためのバックライト光
源とをさらに有し、前記制御手段が、前記光源により発
光させる前記キーの本体部の発光色の切替動作に連動し
て前記バックライト光源の照明色も切り替え、表示画面
の照明色をキーの表示部の入力可能な方の着色と同一色
にするように構成するのが好ましい。
【0015】これにより、入力可能状態にあるのがどの
入力記号であるかを、表示画面のバックライトである照
明色から確認することもできる。即ち、キーの方に視線
の先を合わせていても、視覚内に表示画面が入っていれ
ば、その色も察知して確認できるようになり、わざわ
ざ、視線を移動することなく、表示画面などでの確認作
業が不要となる。
入力記号であるかを、表示画面のバックライトである照
明色から確認することもできる。即ち、キーの方に視線
の先を合わせていても、視覚内に表示画面が入っていれ
ば、その色も察知して確認できるようになり、わざわ
ざ、視線を移動することなく、表示画面などでの確認作
業が不要となる。
【0016】また、この発明は、第4に、前記電子機器
が携帯端末機でもよい。
が携帯端末機でもよい。
【0017】これにより、例えば携帯端末機をあちこち
持ち運んで、好きな場所で、スピーディに情報入力を行
うことができる。
持ち運んで、好きな場所で、スピーディに情報入力を行
うことができる。
【0018】また、この発明は、第5に、光源で複数色
のいずれかの色を選択的に発光動作させるとともに、前
記光源の発光動作に連動させて各キーの本体部を発光さ
せ、各キーに複数設けた互いに色の異なる表示部のいず
れかを、前記光源からの色の光により選択的に浮き上が
らせ、この浮き上がった前記表示部が表示する入力記号
のみが入力可能な状態に設定・切替動作を行うことを特
徴としている。
のいずれかの色を選択的に発光動作させるとともに、前
記光源の発光動作に連動させて各キーの本体部を発光さ
せ、各キーに複数設けた互いに色の異なる表示部のいず
れかを、前記光源からの色の光により選択的に浮き上が
らせ、この浮き上がった前記表示部が表示する入力記号
のみが入力可能な状態に設定・切替動作を行うことを特
徴としている。
【0019】これにより、例えば現在の入力可能な入力
記号が何かをキーの表示部の着色の違いから、容易に確
認することが可能になり、表示画面などでの確認作業が
不要となる。
記号が何かをキーの表示部の着色の違いから、容易に確
認することが可能になり、表示画面などでの確認作業が
不要となる。
【0020】また、この発明は、第6に、前記表示部
は、前記キーの本体部の上面と下面の少なくとも一方に
形成してもよい。
は、前記キーの本体部の上面と下面の少なくとも一方に
形成してもよい。
【0021】また、この発明は、第7に、前記光源によ
り発光させる前記本体部の発光色の切替動作に連動し
て、前記キーによる入力情報を表示する表示画面を照明
するためのバックライト光源の照明色も切替え、前記表
示画面の照明色を前記入力可能状態にある表示部の着色
と同一色にするのが好ましい。
り発光させる前記本体部の発光色の切替動作に連動し
て、前記キーによる入力情報を表示する表示画面を照明
するためのバックライト光源の照明色も切替え、前記表
示画面の照明色を前記入力可能状態にある表示部の着色
と同一色にするのが好ましい。
【0022】これにより、入力可能状態にあるのがどの
入力記号であるかを、表示画面のバックライトである照
明色から確認することもできる。即ち、キーの方に視線
の先を合わせていても、視覚内に表示画面が入っていれ
ば、その色も察知して確認できるようになり、わざわ
ざ、視線を移動することなく、表示画面などでの確認作
業が不要となる。
入力記号であるかを、表示画面のバックライトである照
明色から確認することもできる。即ち、キーの方に視線
の先を合わせていても、視覚内に表示画面が入っていれ
ば、その色も察知して確認できるようになり、わざわ
ざ、視線を移動することなく、表示画面などでの確認作
業が不要となる。
【0023】また、この発明は、第8に、前記電子機器
が携帯端末機でもよい。
が携帯端末機でもよい。
【0024】これにより、例えば携帯端末機をあちこち
持ち運んで、好きな場所で、スピーディに情報入力を行
うことができる。
持ち運んで、好きな場所で、スピーディに情報入力を行
うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明における実施の形
態について、添付図面を参照しながら説明する。 [第1の実施形態]図1及び図2は、この発明の電子機
器の入力表示装置が適用された第1の実施形態に係る携
帯端末機を示すものであり、この携帯端末機は、ケーシ
ング1と、このケーシング1内部に収められた基板2
と、2色以上を発光する光源3と、画面表示部4と、キ
ー搭載部材5と、キー6と、入力切替えキー7などとを
備えている。
態について、添付図面を参照しながら説明する。 [第1の実施形態]図1及び図2は、この発明の電子機
器の入力表示装置が適用された第1の実施形態に係る携
帯端末機を示すものであり、この携帯端末機は、ケーシ
ング1と、このケーシング1内部に収められた基板2
と、2色以上を発光する光源3と、画面表示部4と、キ
ー搭載部材5と、キー6と、入力切替えキー7などとを
備えている。
【0026】ケーシング1は、大略、上ケース1A及び
下ケース1Bからなるものであって、上ケース1Aに
は、各キー6を挿入するキー孔11をキー6と同数だけ
穿設している。また、この上ケース1Aには、前述のキ
ー6以外に、入力切替えキー7と、この入力切替えキー
7が入り込むための孔12が穿設されているとともに、
画面表示部4をカバーする表示窓13が形成されてい
る。
下ケース1Bからなるものであって、上ケース1Aに
は、各キー6を挿入するキー孔11をキー6と同数だけ
穿設している。また、この上ケース1Aには、前述のキ
ー6以外に、入力切替えキー7と、この入力切替えキー
7が入り込むための孔12が穿設されているとともに、
画面表示部4をカバーする表示窓13が形成されてい
る。
【0027】基板2には、光源3および画面表示部4が
実装されているほか、この光源3および画面表示部4を
駆動するする図示外の各種の回路が実装されている。
実装されているほか、この光源3および画面表示部4を
駆動するする図示外の各種の回路が実装されている。
【0028】光源3は、後述するキー6の上面に設けた
文字や数字などの入力記号を選択して照光させ、使用可
能な文字や数字を確認するためのものである。そして、
この光源3では、入力切替えキー7で切替操作して、複
数色、例えば赤色に相当する波長及び青色に相当する波
長の光のいずれかを選択的に切替えて発光させるように
構成されている。
文字や数字などの入力記号を選択して照光させ、使用可
能な文字や数字を確認するためのものである。そして、
この光源3では、入力切替えキー7で切替操作して、複
数色、例えば赤色に相当する波長及び青色に相当する波
長の光のいずれかを選択的に切替えて発光させるように
構成されている。
【0029】画面表示部4は、キー6などよる入力情報
を画面に表示するようになっており、液晶表示画面(L
CD)で構成されている。
を画面に表示するようになっており、液晶表示画面(L
CD)で構成されている。
【0030】キー搭載部材5は、基板2上に配置されて
おり、この下に位置する光源3からの光が透過してキー
6に入射・発光することができるようにするため、透明
又は半透明材料で形成されている。さらに、このキー搭
載部材5には、図2に示すように、キー6の押圧動作に
より、各キー6の後述する本体部60の中央底部が押下
され、基板2に設けた導体からなる接点21と電気的に
接触・導通して情報入力を行うことができるようにする
ため、その基板2上の接点21の直上に対応する裏面部
分に導通板51が設けてある。
おり、この下に位置する光源3からの光が透過してキー
6に入射・発光することができるようにするため、透明
又は半透明材料で形成されている。さらに、このキー搭
載部材5には、図2に示すように、キー6の押圧動作に
より、各キー6の後述する本体部60の中央底部が押下
され、基板2に設けた導体からなる接点21と電気的に
接触・導通して情報入力を行うことができるようにする
ため、その基板2上の接点21の直上に対応する裏面部
分に導通板51が設けてある。
【0031】しかも、このキー搭載部材5は、操作者の
指等によるキー6の押圧操作を行い易くするために、換
言すれば、操作者の比較的軽い操作力でキー6が押下さ
れて接点21と導通板51とが接触・導通できるように
するため、可撓性を有する樹脂材料を用いて形成されて
いる。このキー搭載部材5には、キー6が配置される搭
載部53の周辺部に脚部52が形成されて基板2の上面
に支持されているが、特に、ばね性も付与するため、こ
の脚部52と搭載部53との間に薄肉部54(図2参
照)を設けてある。
指等によるキー6の押圧操作を行い易くするために、換
言すれば、操作者の比較的軽い操作力でキー6が押下さ
れて接点21と導通板51とが接触・導通できるように
するため、可撓性を有する樹脂材料を用いて形成されて
いる。このキー搭載部材5には、キー6が配置される搭
載部53の周辺部に脚部52が形成されて基板2の上面
に支持されているが、特に、ばね性も付与するため、こ
の脚部52と搭載部53との間に薄肉部54(図2参
照)を設けてある。
【0032】このキー6は、図2に示すように、本体部
60と表示部61などとを備えており、このうち本体部
60は、光源からの光を透過させる透光性の樹脂材料で
形成されている。そして、この本体部60は、キー搭載
部材5に搭載・固定されているとともに、上面部分に文
字(これを文字部61Aとよぶ)や数字(これを数字部
61Bとよぶ)などの入力記号が各色に、例えば、図3
に示すように、文字部61Aが赤色に、数字部61Bが
青色に着色・印字されて形成された表示部61を重なら
ないように、並列状態で取り付けている(図3(A)参
照)。この表示部61の文字部61Aや数字部61B
は、自身の印字された色と異なる色に光源3が発光する
場合にのみ、外部からその文字部61Aや数字部61B
が浮き上がってこれを視認できるようになっている(図
3(B)、(C)参照)。
60と表示部61などとを備えており、このうち本体部
60は、光源からの光を透過させる透光性の樹脂材料で
形成されている。そして、この本体部60は、キー搭載
部材5に搭載・固定されているとともに、上面部分に文
字(これを文字部61Aとよぶ)や数字(これを数字部
61Bとよぶ)などの入力記号が各色に、例えば、図3
に示すように、文字部61Aが赤色に、数字部61Bが
青色に着色・印字されて形成された表示部61を重なら
ないように、並列状態で取り付けている(図3(A)参
照)。この表示部61の文字部61Aや数字部61B
は、自身の印字された色と異なる色に光源3が発光する
場合にのみ、外部からその文字部61Aや数字部61B
が浮き上がってこれを視認できるようになっている(図
3(B)、(C)参照)。
【0033】なお、このキー6には、入力記号として文
字および数字を設けてあるが、この文字や数字の他に、
例えば記号等を並設してもよい。また、この入力記号と
して文字および数字を標記する表示部61をキー6の上
面ではなく下面に分離・並設したり、上下両面にともに
並設してもよい。
字および数字を設けてあるが、この文字や数字の他に、
例えば記号等を並設してもよい。また、この入力記号と
して文字および数字を標記する表示部61をキー6の上
面ではなく下面に分離・並設したり、上下両面にともに
並設してもよい。
【0034】入力切替えキー7は、文字部61Aの群や
数字部61Bの群或いは記号グループなど、種類の異な
る各群の入力記号のうち、現在、使用しようとしている
入力記号について、使用可能な状態に切替え操作するた
めのものである。このため、図4に示すように、この入
力切替えキー7は制御部8の入力に接続されている。
数字部61Bの群或いは記号グループなど、種類の異な
る各群の入力記号のうち、現在、使用しようとしている
入力記号について、使用可能な状態に切替え操作するた
めのものである。このため、図4に示すように、この入
力切替えキー7は制御部8の入力に接続されている。
【0035】また、制御部8は、出力が、文字/数字等
の入力を司る文字/数字等の入力切替部9の入力に接続
されているとともに、光源3にも接続されており、入力
切替えキー7の操作で制御部8を介して光源3の発光動
作を制御し、光源3の発光色を適宜選択して発光させる
ことができるように構成されている。
の入力を司る文字/数字等の入力切替部9の入力に接続
されているとともに、光源3にも接続されており、入力
切替えキー7の操作で制御部8を介して光源3の発光動
作を制御し、光源3の発光色を適宜選択して発光させる
ことができるように構成されている。
【0036】即ち、この入力切替えキー7によれば、キ
ー6の押圧操作で入力することができる入力記号の入力
切替操作のほかに、光源3の発光色の発光切替動作もそ
の入力切替動作に連動して行うようになっている。これ
により、そのキー6による入力可能な入力記号が現在ど
れであるのかを、キー6上面の表示部61のそのときの
発光色で、確認することができる。
ー6の押圧操作で入力することができる入力記号の入力
切替操作のほかに、光源3の発光色の発光切替動作もそ
の入力切替動作に連動して行うようになっている。これ
により、そのキー6による入力可能な入力記号が現在ど
れであるのかを、キー6上面の表示部61のそのときの
発光色で、確認することができる。
【0037】次に、この実施形態の動作について説明す
る。操作者は、情報入力のために、例えば、いま文字と
数字の中から、数字の方を入力用に使用する場合には、
入力切替えキー7を操作し、制御部8を介して光源3の
発光動作を行い、その数字部61Bの青と異なる方の色
の光、つまり赤色の光を光源3から出射させる。これに
より、その赤色の光がキー6の本体部60に入射する。
その結果、本体部60が光源3の光で赤色に発光するの
で、この直上に設けた表示部61のうち、光源3と同じ
赤色の文字部61Aは、本体部60と目立たない色彩関
係になる。
る。操作者は、情報入力のために、例えば、いま文字と
数字の中から、数字の方を入力用に使用する場合には、
入力切替えキー7を操作し、制御部8を介して光源3の
発光動作を行い、その数字部61Bの青と異なる方の色
の光、つまり赤色の光を光源3から出射させる。これに
より、その赤色の光がキー6の本体部60に入射する。
その結果、本体部60が光源3の光で赤色に発光するの
で、この直上に設けた表示部61のうち、光源3と同じ
赤色の文字部61Aは、本体部60と目立たない色彩関
係になる。
【0038】一方、この場合に光源からの赤色とは異な
る、例えば青色の数字部61Bは、光源と同じ赤色に発
光する本体部60とは異なる色彩関係にあるので、この
青色の数字部61Bは、本体部60から浮き上がり、色
彩的に明確に区別できるようになる。このように、入力
切替えキー7により、光源3の発光動作と連動してキー
6の表示部61の数字部61Bの方を青色に浮き上がら
せて発光させることができる。また、これと連動して、
同時に、文字/数字等の入力切替部9が動作し、青色に
浮き上がっている入力記号の種類、つまり数字群のみが
キー入力可能な状態になるように、制御部8によりキー
入力状態が切替えて設定される。
る、例えば青色の数字部61Bは、光源と同じ赤色に発
光する本体部60とは異なる色彩関係にあるので、この
青色の数字部61Bは、本体部60から浮き上がり、色
彩的に明確に区別できるようになる。このように、入力
切替えキー7により、光源3の発光動作と連動してキー
6の表示部61の数字部61Bの方を青色に浮き上がら
せて発光させることができる。また、これと連動して、
同時に、文字/数字等の入力切替部9が動作し、青色に
浮き上がっている入力記号の種類、つまり数字群のみが
キー入力可能な状態になるように、制御部8によりキー
入力状態が切替えて設定される。
【0039】このように、各キー6に設けた表示部61
の数字部61Bの数字の方が浮き上がって発光すること
で、操作者はこれを視覚的に容易に確認することができ
る。なお、各キー6について、数字部61Bを設けた表
示部61を有する全てのものを対象に、同じように、数
字部61Bの方を青色に浮き上がって発光させる。その
結果、これらのキー6全体を眺めると、各キー6には数
字のみが青色に発光しているように見え、反対に文字部
61Aはそこに記載の各文字を確認することが難しい状
態に設定される。
の数字部61Bの数字の方が浮き上がって発光すること
で、操作者はこれを視覚的に容易に確認することができ
る。なお、各キー6について、数字部61Bを設けた表
示部61を有する全てのものを対象に、同じように、数
字部61Bの方を青色に浮き上がって発光させる。その
結果、これらのキー6全体を眺めると、各キー6には数
字のみが青色に発光しているように見え、反対に文字部
61Aはそこに記載の各文字を確認することが難しい状
態に設定される。
【0040】従って、これらのキー6による入力操作
は、現在の入力可能な入力記号が数字群であることを浮
き上がって見える色から確認でき、文字の表示に煩わさ
れることがなく、数字の入力に専念できるので、入力操
作性が向上する。なお、ここでは数字入力の場合につい
て説明したが、文字入力の場合にも全く同様であり、そ
の文字を表示している各キー6の文字部61Aの赤色と
異なる青色で光源3を発光動作させるように、入力切替
えキー7を操作して、光源3の発光色を調整すればよ
い。
は、現在の入力可能な入力記号が数字群であることを浮
き上がって見える色から確認でき、文字の表示に煩わさ
れることがなく、数字の入力に専念できるので、入力操
作性が向上する。なお、ここでは数字入力の場合につい
て説明したが、文字入力の場合にも全く同様であり、そ
の文字を表示している各キー6の文字部61Aの赤色と
異なる青色で光源3を発光動作させるように、入力切替
えキー7を操作して、光源3の発光色を調整すればよ
い。
【0041】このように、現在入力可能な入力記号がど
れであるのかを、キー6の上部に設けた表示部61の発
光色の違いから、いずれかひとつの種類だけ表示でき、
これにより、現在入力可能な入力記号のグループがどれ
かを容易に確認できる。従って、毎回入力記号を変換す
るたびに、現在どのグループが入力可能であるかを、画
面表示部4に表示される表示情報から確認するといった
煩わしさから解放される。換言すれば、現在の入力可能
な入力記号がどれであるかを確認するために、視線の先
をキー6からたびたび画面表示部4に移動させることが
必要なくなるので、操作性および操作速度が向上する。
れであるのかを、キー6の上部に設けた表示部61の発
光色の違いから、いずれかひとつの種類だけ表示でき、
これにより、現在入力可能な入力記号のグループがどれ
かを容易に確認できる。従って、毎回入力記号を変換す
るたびに、現在どのグループが入力可能であるかを、画
面表示部4に表示される表示情報から確認するといった
煩わしさから解放される。換言すれば、現在の入力可能
な入力記号がどれであるかを確認するために、視線の先
をキー6からたびたび画面表示部4に移動させることが
必要なくなるので、操作性および操作速度が向上する。
【0042】[第2の実施形態]次に、この発明に係る
第2の実施形態について説明する。なお、この実施形態
では、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して
重複説明を避ける。この実施形態では、図5及び図6に
示すように、第1の実施形態のような入力切替えキー7
を設けておらず、これを入力切替えキー7の替わりに、
通常のキー6による押圧動作で兼用させている。
第2の実施形態について説明する。なお、この実施形態
では、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して
重複説明を避ける。この実施形態では、図5及び図6に
示すように、第1の実施形態のような入力切替えキー7
を設けておらず、これを入力切替えキー7の替わりに、
通常のキー6による押圧動作で兼用させている。
【0043】即ち、この実施形態では、各種の情報の入
力操作の際に、入力記号の種類の切替動作を、キー6の
押圧操作の順位により、制御部8を介してサイクリック
に変更・切替えし、例えば、ひらがな→カタカナ→漢字
→数字、といった順で切替えるように構成されている。
力操作の際に、入力記号の種類の切替動作を、キー6の
押圧操作の順位により、制御部8を介してサイクリック
に変更・切替えし、例えば、ひらがな→カタカナ→漢字
→数字、といった順で切替えるように構成されている。
【0044】このように、この実施形態では、入力切替
えキーを使用せずキー6により、入力可能状態の切替動
作を行うように構成されている。また、キー6の押圧操
作と連動させて、光源3の発光色もサイクリックに順次
切替えて発光動作させるように構成させてある。その結
果、第1の実施形態と同様、各表示部61ではいま入力
(使用)可能な表示部61の入力記号の種類がどれであ
るかを、表示部61の文字部又は数字部のいずれかを浮
き上がらせて表示させるように構成されている。
えキーを使用せずキー6により、入力可能状態の切替動
作を行うように構成されている。また、キー6の押圧操
作と連動させて、光源3の発光色もサイクリックに順次
切替えて発光動作させるように構成させてある。その結
果、第1の実施形態と同様、各表示部61ではいま入力
(使用)可能な表示部61の入力記号の種類がどれであ
るかを、表示部61の文字部又は数字部のいずれかを浮
き上がらせて表示させるように構成されている。
【0045】なお、キー6による入力情報を表示する画
面表示部4上には、キー6の押圧操作順位動作に連動し
て、いま入力可能な文字或いは数字等の入力記号の種類
を、文字で逐次表示させてある。即ち、例えば図6
(B)に示すように、現在、文字入力可能状態の場合、
画面表示部4上には「文字」と表示され、「文字入力可能
状態」であることが画面から確認できる。
面表示部4上には、キー6の押圧操作順位動作に連動し
て、いま入力可能な文字或いは数字等の入力記号の種類
を、文字で逐次表示させてある。即ち、例えば図6
(B)に示すように、現在、文字入力可能状態の場合、
画面表示部4上には「文字」と表示され、「文字入力可能
状態」であることが画面から確認できる。
【0046】さらに、この実施形態では、このキー6に
より入力される入力記号の種類は、後述するように、こ
のキー6の押圧操作によって表示画面上の照明光(バッ
クライト光)でも確認することができる。このため、図
5に示すように、このキー6の表示部61である文字部
61A及び数字部61Bは、制御部8の入力に接続され
ているとともに、制御部8の出力が文字/数字等の入力
を司る文字/数字等の入力切替部9の入力にも接続され
ている。
より入力される入力記号の種類は、後述するように、こ
のキー6の押圧操作によって表示画面上の照明光(バッ
クライト光)でも確認することができる。このため、図
5に示すように、このキー6の表示部61である文字部
61A及び数字部61Bは、制御部8の入力に接続され
ているとともに、制御部8の出力が文字/数字等の入力
を司る文字/数字等の入力切替部9の入力にも接続され
ている。
【0047】さらに、このキー6によれば、キー6の押
圧操作で入力することができる入力記号の入力切替動
作、画面表示部への入力記号の表示切替動作及び照明部
(光源)の発光切替動作のほかに、画面表示部4の照明
光(バックライト)の色切替動作もこれらの切替動作に
連動して行うようになっている。従って、そのキー6に
よる入力可能な入力記号が現在どれであるのかを、キー
6の上面の表示部61の浮き上がった色の入力記号の発
光状態で確認できるだけでなく、画面表示部4の照明光
の色状態でも確認できる。
圧操作で入力することができる入力記号の入力切替動
作、画面表示部への入力記号の表示切替動作及び照明部
(光源)の発光切替動作のほかに、画面表示部4の照明
光(バックライト)の色切替動作もこれらの切替動作に
連動して行うようになっている。従って、そのキー6に
よる入力可能な入力記号が現在どれであるのかを、キー
6の上面の表示部61の浮き上がった色の入力記号の発
光状態で確認できるだけでなく、画面表示部4の照明光
の色状態でも確認できる。
【0048】例えば、現在の入力可能な入力記号が数字
であって、この数字を記載した数字部61Bが赤色に印
刷されているとすれば、キー6に設けた表示部61の数
字部61Bが赤く浮き上がるばかりでなく、図6(C)
に示すように、現在の入力可能な入力記号が数字である
ことが、その画面表示部4の左上隅に表示されている
「数字」という標記から、これを容易確認することもで
きる。また、さらに、たとえ画面表示部4上に多数の情
報が入力されていて表示された「数字」が確認し難くて
も、画面表示部4も赤く浮き上がるので、その画面表示
部4の照明光の色からも確認することができるようにな
る。
であって、この数字を記載した数字部61Bが赤色に印
刷されているとすれば、キー6に設けた表示部61の数
字部61Bが赤く浮き上がるばかりでなく、図6(C)
に示すように、現在の入力可能な入力記号が数字である
ことが、その画面表示部4の左上隅に表示されている
「数字」という標記から、これを容易確認することもで
きる。また、さらに、たとえ画面表示部4上に多数の情
報が入力されていて表示された「数字」が確認し難くて
も、画面表示部4も赤く浮き上がるので、その画面表示
部4の照明光の色からも確認することができるようにな
る。
【0049】従って、この実施形態によれば、第1の実
施形態とは異なり、入力切替えキーを設置する必要がな
いので、その分設置スペースが削減でき、小型化及び製
造コストの削減を図ることができる。
施形態とは異なり、入力切替えキーを設置する必要がな
いので、その分設置スペースが削減でき、小型化及び製
造コストの削減を図ることができる。
【0050】なお、これらの実施形態では、電子機器と
して携帯端末機を用いたが、これに限定されるものでは
なく、勿論各種の電子機器に適用可能である。
して携帯端末機を用いたが、これに限定されるものでは
なく、勿論各種の電子機器に適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明で
は、使用者の操作に応じ、制御手段が、光源を固有の色
に発光させるとともに、この発光中の光源と同一色に発
光する本体部とは異色のために浮き上がって目立つ色に
着色された方の表示部の入力記号のみをキー入力可能状
態に設定するように構成している。
は、使用者の操作に応じ、制御手段が、光源を固有の色
に発光させるとともに、この発光中の光源と同一色に発
光する本体部とは異色のために浮き上がって目立つ色に
着色された方の表示部の入力記号のみをキー入力可能状
態に設定するように構成している。
【0052】従って、文字や数字など入力記号の入力可
能状態を設定したり切替えた場合に、その設定状態を画
面表示部などでわざわざ確認しなくても、キーの浮き上
がって目立つ色に着色されている方の入力記号を確認す
るだけで、入力記号の入力操作を行えるようになるか
ら、入力操作性及び入力操作速度が大幅に向上する。
能状態を設定したり切替えた場合に、その設定状態を画
面表示部などでわざわざ確認しなくても、キーの浮き上
がって目立つ色に着色されている方の入力記号を確認す
るだけで、入力記号の入力操作を行えるようになるか
ら、入力操作性及び入力操作速度が大幅に向上する。
【図1】この発明の第1の実施形態に係る携帯端末機を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】図1の携帯端末機の要部を示す半断面図であ
る。
る。
【図3】この発明のキーの照明部を示す説明図であり、
(A)は入力可能状態を設定していない場合,(B)は
数字部を入力可能状態を設定した場合、(C)は文字部
を入力可能状態を設定した場合を示す。
(A)は入力可能状態を設定していない場合,(B)は
数字部を入力可能状態を設定した場合、(C)は文字部
を入力可能状態を設定した場合を示す。
【図4】第1の実施形態の電気的構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】第2の実施形態の電気的構成を示すブロック図
である。
である。
【図6】(A)は第2の実施形態の携帯端末機を示す平
面図、(B)は文字部を入力可能状態に設定した場合の
表示画面を示す説明図、(B)は数字部を入力可能状態
に設定した場合の表示画面を示す説明図である。
面図、(B)は文字部を入力可能状態に設定した場合の
表示画面を示す説明図、(B)は数字部を入力可能状態
に設定した場合の表示画面を示す説明図である。
【図7】従来の携帯端末機の内部構造を示す半断面図で
ある。
ある。
【図8】従来のキーにおける文字及び数字などの入力記
号を示す説明図である。
号を示す説明図である。
1 携帯端末機(電子機器)のケーシング
1A 上ケース(ケーシング)
1B 下ケース(ケーシング)
2 基板
3 光源
4 画面表示部
5 キー搭載部材
6 キー
60 本体部
61 表示部
61A 数字部
61B 文字部
7 入力切替えキー
8 制御部
9 入力切替部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B020 DD02 DD27 FF36
5E501 AA04 AB03 BA03 BA05 CA05
CB02 CB03 FB28
5G006 AA01 AB02 AC01 BA01 BC03
CB01 CB03 FB06 JA01 JB03
JC02 JD03 JF02 LA09
Claims (8)
- 【請求項1】 透光性の本体部を有し、各種情報を入力
するキーと、 このキーの前記本体部に複数並設し、それぞれ、情報を
入力しようとする入力記号の種類に応じて異なる色に着
色された表示部と、 前記キーの本体部を、前記表示部の色と同一の色を含む
複数の色に発光させる光源と、 この光源の発光色の切替動作及びこれと連動した前記キ
ーの入力切替動作を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記光源が発光中に、前記表示部のう
ちこの発光中の光源の色と異色の表示部の入力記号のみ
キー入力可能状態となるように、光源の各色の発光切替
動作と各キーの入力記号の切替動作とを連動するように
構成したことを特徴とする電子機器の入力表示装置。 - 【請求項2】 前記表示部は、前記キーの上面と下面の
少なくとも一方に形成されたことを特徴とする請求項1
に記載の電子機器の入力表示装置。 - 【請求項3】 前記キーによる入力情報を表示する表示
画面と、この表示画面を複数の異なる色に切り替えて照
明するためのバックライト光源とをさらに有し、 前記制御手段が、前記光源により発光させる前記キーの
本体部の発光色の切替動作に連動して前記バックライト
光源の照明色も切り替え、表示画面の照明色をキーの表
示部の入力可能な方の着色と同一色にするように構成し
たことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の入
力表示装置。 - 【請求項4】 前記電子機器が携帯端末機であることを
特徴とする請求項1〜3にいずれか1項に記載の電子機
器の入力表示装置。 - 【請求項5】 光源で複数色のいずれかの色を選択的に
発光動作させるとともに、前記光源の発光動作に連動さ
せて各キーの本体部を発光させ、 各キーに複数設けた互いに色の異なる表示部のいずれか
を、前記光源からの色の光により選択的に浮き上がら
せ、 この浮き上がった前記表示部が表示する入力記号のみが
入力可能な状態に設定・切替動作を行うことを特徴とす
る電子機器の入力表示方法。 - 【請求項6】 前記表示部は、前記キーの本体部の上面
と下面の少なくとも一方に形成されていることを特徴と
する請求項5に記載の電子機器の入力表示方法。 - 【請求項7】 前記光源により発光させる前記本体部の
発光色の切替動作に連動して、前記キーによる入力情報
を表示する表示画面を照明するためのバックライト光源
の照明色も切替え、 前記表示画面の照明色を前記入力可能状態にある表示部
の着色と同一色にすることを特徴とする請求項5に記載
の電子機器の入力表示方法。 - 【請求項8】 前記電子機器が携帯端末機であることを
特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の電子機
器の入力表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192949A JP2003005891A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 電子機器の入力表示装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192949A JP2003005891A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 電子機器の入力表示装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003005891A true JP2003005891A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19031325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192949A Pending JP2003005891A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 電子機器の入力表示装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003005891A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008135244A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Nec Corp | 電子機器 |
JP2011171952A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
CN102262448A (zh) * | 2010-05-31 | 2011-11-30 | Lg电子株式会社 | 移动终端的输入设备 |
JP2015057141A (ja) * | 2014-12-19 | 2015-03-26 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192949A patent/JP2003005891A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008135244A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Nec Corp | 電子機器 |
JP2011171952A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
CN102262448A (zh) * | 2010-05-31 | 2011-11-30 | Lg电子株式会社 | 移动终端的输入设备 |
JP2015057141A (ja) * | 2014-12-19 | 2015-03-26 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |