JP2003308692A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003308692A JP2002344049A JP2002344049A JP2003308692A JP 2003308692 A JP2003308692 A JP 2003308692A JP 2002344049 A JP2002344049 A JP 2002344049A JP 2002344049 A JP2002344049 A JP 2002344049A JP 2003308692 A JP2003308692 A JP 2003308692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書き込み動作の自由度を高めることができ、ユ
ーザの使い勝手を向上できる半導体集積回路装置を提供
する。 【解決手段】擬似SRAMに、外部チップイネーブル信
号/CE、アドレス信号ADx,ADy及び外部ライト
イネーブル信号/WEの遷移をそれぞれ検知するATD
回路3と、このATD回路3の検知結果に基づきメモリ
セルアレイのアクセスを制御する制御回路とを設けてい
る。上記制御回路はタイムアウト回路9A,10Aを備
え、読み出し時にはこのタイムアウト回路によってメモ
リセルアレイの動作が制御される。書き込み時にタイム
アウト回路で指示された期間より前にATD3dによっ
て信号/WEの遷移が検知されると、タイムアウト回路
によってメモリセルアレイの動作が制御され、指示され
た期間の経過後に検知された時には、信号/WEの遷移
に応答して書き込み動作を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に係り、特にメモリコア部にDRAM(ダイナミック
型ランダムアクセスメモリ)あるいは強誘電体メモリを
用いる擬似SRAM(スタティック型ランダムアクセス
メモリ)等を搭載した半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既存のSRAMと使用上の互換性を保ち
つつ集積度を高めるために、メモリコア部にDRAMあ
るいは強誘電体メモリを用いた擬似SRAMが製品化さ
れている。従来の擬似SRAMは、外部入力信号、例え
ば外部チップイネーブル信号/CEから内部で時系列的
に生成されたクロック信号により、内部回路の動作を制
御する同期型が主流である。
【0003】ところで、近年、携帯電話向けに擬似SR
AMの需要が高まっており、外部入力信号に対して非同
期でも動作する非同期型擬似SRAMへの要求が強くな
っている。
【0004】非同期型の擬似SRAMを実現するために
は、図22のタイミングチャートに示すような動作が必
要になる。(a)図は読み出し(Read)動作、(b)図
は書き込み(Write)動作を示している。
【0005】図22に示すような読み出し及び書き込み
動作を実現するためには、次のような構成が考えられ
る。すなわち、アドレス(Address)の遷移を検知する
複数のATD回路(アドレス遷移検知回路)を設け、こ
れらATD回路によりアドレスの遷移を検知し、検知結
果の論理積信号ATDSUMに基づいて、内部回路を制
御する内部チップイネーブル信号INCEを生成する。
そして、この内部チップイネーブル信号INCEから時
系列的にワード線WLやプレート線PLを駆動する信号
を生成し、内部回路の動作を制御する。
【0006】この場合、外部入力信号(外部チップイネ
ーブル信号/CEとアドレス信号)で規定されるサイク
ル時間は自由であるが、内部動作の制御にはタイムアウ
ト回路(時間一定)を用いて生成した内部チップイネー
ブル信号INCEを用いるため、サイクル時間は一定と
なる。
【0007】上記のような構成では、読み出し動作には
問題はないが、書き込み動作に制限が生ずる。これにつ
いて詳しく説明する。書き込み動作は、図22(b)の
タイミングチャートに示したように、外部チップイネー
ブル信号/CEが“L”レベルで、且つ外部ライトイネ
ーブル信号/WEが“L”レベルの時に行われる。しか
し、例えばメモリコア部を強誘電体メモリで構成した擬
似SRAMの場合には、ワード線WLが選択された後で
あってプレート線PLがパルス駆動されている期間しか
セルにデータを書き込むことができない。
【0008】従って、上述した条件以外の時に書き込み
動作を行ってもセルにデータは書かれないので、この書
き込み可能な期間内に外部ライトイネーブル信号/WE
を“L”レベルに設定して書き込みを行う必要がある。
【0009】このように、タイムアウト回路を用いて内
部回路の動作を制御する信号を生成する従来の構成で
は、内部回路のサイクル時間が一定に決まってしまうた
め、書き込み動作の自由度が少なくなり、ユーザの使い
勝手が悪くなる。
【0010】また、上記書き込み動作の1つの方法とし
て、レイトライトという方式が知られている(例えば、
特許文献1参照)。レイトライト方式では、外部から書
き込み要求が与えられた動作サイクルでは、与えられた
書き込みアドレス及び書き込みデータを半導体記憶装置
の内部に取り込むだけの動作にとどめ、これら書き込み
アドレス及び書き込みデータは次に書き込み要求がある
まで内部に保持しておく。そして、メモリセルセルへの
実際の書き込み動作は当該動作サイクルでは行わずに、
次に書き込み要求が入力された動作サイクルで行うよう
にする。すなわち、メモリセルに対する書き込み動作
を、次の書き込み要求がある動作サイクルまで遅延させ
る方式である。
【0011】上記レイトライト方式は、同期あるいは非
同期方式の半導体記憶装置の高速アクセスを可能にする
ため考えられたものであり、シンクロナス仕様のような
特殊な高速仕様を持つ半導体記憶装置等で用いられてい
る。特に、SRAMのような非破壊読出しを行うメモリ
コアの場合は、セルにラッチされているデータの読み出
し及び書き換えを行うだけの動作を行えば良いので活用
し易い。
【0012】図23は、上記レイトライト方式が採用さ
れた半導体記憶装置の動作について説明するためのタイ
ミングチャートである。外部チップイネーブル信号/C
Eが“L”レベルになり、外部ライトイネーブル信号/
WEが“L”レベルになると書き込み動作となる。この
書き込み動作では、メモリセルアレイの書き込みの対象
となるアドレス“A−1”と、このアドレス“A−1”
に対応するI/O線上の書き込みデータ“D−1”がデ
ータレジスタに供給されて保持される。
【0013】次に、外部ライトイネーブル信号/WEが
“H”レベルになると、メモリセルアレイのアドレスA
0に対応するワード線WLが駆動され、ビット線上にデ
ータが読み出される。このビット線上に読み出されたデ
ータは、センスアンプで増幅された後、I/O線上に読
み出しデータQ0として出力される。
【0014】その後、外部ライトイネーブル信号/WE
が“L”レベルになると、1サイクル前の書き込み動作
でデータレジスタに保持されているアドレス“A−1”
と書き込みデータ“D−1”を用いて書き込みが行われ
る。すなわち、メモリセルアレイのアドレス“A−1”
に対応するワード線WLが駆動され、センスアンプを介
してビット線上に書き込みデータ“D−1”が出力さ
れ、メモリセルへの書き込みが行われる。
【0015】書き込み動作の終了後、当該サイクルで書
き込むべきアドレスA1と、このアドレスA1に対応す
るI/O線上の書き込みデータD1がデータレジスタに
供給されて保持される。
【0016】以降は、同様にして読み出し動作と書き込
み動作が交互に実行される。
【0017】しかし、この方式では、平均的な読み書き
のアクセス時間は高速化されるが、書き込み動作は最小
でも1サイクル遅れることになる。もし、読み出し動作
が連続する場合は、書き込み要求が来るまで書き込み動
作が行われないので、書き込みデータが書かれないこと
も起こりうる。なぜなら、n回の書き込み動作サイクル
を行うには、必ずn+1回の書き込み動作サイクルを行
う必要が生ずるためである。
【0018】従って、シンクロナス仕様の半導体記憶装
置では、読み出しサイクルと書き込みサイクルの間に、
必ず何も動作を行わない期間(デッドサイクル)を入れ
ることになっている。このため、使用法に制限が生じ、
汎用的ではない。
【0019】また、DRAMコアを用いた擬似SRAM
に、上記レイトライト方式を適用した半導体記憶装置も
知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、D
RAMや強誘電体メモリのような破壊読出しを行うメモ
リコアの場合、読み出し(書き込み)動作の後にセルデ
ータの再書き込みをする時間(一般にはプリチャージ時
間と称する)が必要であり、且つアクセスが開始されて
から実際にセルにデータが書き込める状態になるまでに
も時間が掛かる。更にDRAMは、揮発性メモリである
ためリフレッシュ動作も必要である。
【0020】従って、1サイクルの中で何も行われてい
ない空き時間は無いので、レイトライト方式は上記シン
クロナス仕様のような特殊な仕様に対応するもの以外に
は有効に効果を発揮できない。また、レイトライト方式
を用いても、上述したように内部動作の制御にタイムア
ウト回路を用いた方式で、例えばメモリコア部を強誘電
体メモリで構成した擬似SRAMの場合には、書き込み
動作可能な時間は、ワード線WLが選択された後であっ
てプレート線PLがパルス駆動されている期間のみであ
るという制約は改善されない。すなわち、ワード線WL
が選択された後であってプレート線PLがパルス駆動さ
れている期間しかセルにデータを書き込むことができな
い。
【0021】上述したように、レイトライト方式は、D
RAMや強誘電体メモリを用いた擬似SRAMには書き
込み動作の自由度が少なくなり、ユーザの使い勝手が悪
くなる。
【0022】
【特許文献1】特許第3170146号
【0023】
【特許文献2】特開2001−357671
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、擬似S
RAMを搭載した従来の半導体集積回路装置は、非同期
動作を行うと書き込み動作に制約が生じ、ユーザの使い
勝手が悪くなるという問題があった。
【0025】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、書き込み動作の自
由度を高めることができ、ユーザの使い勝手を向上でき
る半導体集積回路装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
装置は、メモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの
動作開始を指示するチップイネーブル信号の遷移を検知
するチップイネーブル遷移検知回路と、前記メモリセル
アレイのロウアドレスを指示するロウアドレス信号の遷
移、及びカラムアドレスを指示するカラムアドレス信号
の遷移をそれぞれ検知するアドレス遷移検知回路と、前
記メモリセルアレイの書き込み動作を指示するライトイ
ネーブル信号の遷移を検知するライトイネーブル遷移検
知回路と、前記チップイネーブル遷移検知回路、前記ア
ドレス遷移検知回路及び前記ライトイネーブル遷移検知
回路の検知結果に基づいて、前記メモリセルアレイのア
クセスを制御する所定幅の内部回路制御信号を発生する
タイムアウト回路を備える制御回路とを具備し、前記制
御回路は、前記メモリセルアレイに対する読み出し動作
時に、前記タイムアウト回路によって前記メモリセルア
レイの動作が制御され、前記メモリセルアレイに対する
書き込み動作時に、前記タイムアウト回路で指示された
期間より前に前記ライトイネーブル遷移検知回路によっ
てライトイネーブル信号終了の遷移が検知されたとき
は、前記タイムアウト回路によって前記メモリセルアレ
イの動作が制御され、前記メモリセルアレイに対する書
き込み動作時に、前記タイムアウト回路で指示された期
間の経過後に前記ライトイネーブル遷移検知回路によっ
てライトイネーブル信号終了の遷移が検知されたとき
は、前記ライトイネーブル信号の遷移に応答して前記メ
モリセルアレイの動作が制御されることを特徴としてい
る。
【0027】上記のような構成によれば、非同期動作を
行っても書き込み動作のサイクル時間を外部からの信号
(ライトイネーブル信号)で決定できるので、書き込み
動作の自由度を高めることができ、ユーザの使い勝手を
向上できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1乃至図6はそれぞれ、本発明
の第1の実施の形態に係る半導体集積回路装置について
説明するためもので、図2は半導体集積回路装置に搭載
される擬似SRAMのアレイ全体の概要構成図、図1は
その要部の詳細な構成例を示している。また、図3は上
記図2に示したメモリセルアレイ中のメモリセルの構成
例について説明するためのもので、等価回路とその動作
波形を示している。図4は上記図3に示した強誘電体キ
ャパシタの印加電圧と残留分極との関係(ヒステリシス
特性)の一例を示している。更に、図5及び図6はそれ
ぞれ上記図1乃至図3に示した擬似SRAMの動作波形
を示すタイミングチャートである。
【0029】図2に示す如く、擬似SRAMは、入力回
路及びATD回路(入力回路/ATD)11、ロウ系制
御回路12、カラム系制御回路13、ロウデコーダ及び
プレートデコーダ(RD/PD)14、メモリセルアレ
イ15、カラムデコーダ(CD)16、入力系制御回路
17、書き込みデータラッチ18、読み出しデータラッ
チ19、DQバッファ23、内部CE制御回路(Int. C
E Clock)1及び内部WE制御回路(Int. WE Clock)6
等を含んで構成されている。
【0030】上記ロウ系制御回路12にはロウアドレス
信号ADxが入力され、カラム系制御回路13にはカラ
ムアドレス信号ADyが入力される。これらロウ系制御
回路12及びカラム系制御回路13は、内部CE制御回
路1から出力される内部チップイネーブル信号INCE
によって制御される。この内部CE制御回路1には、上
記入力回路及びATD回路11の出力信号が供給され
る。
【0031】上記ロウ系制御回路12の出力信号は、ロ
ウデコーダ及びプレートデコーダ14に供給され、この
ロウデコーダ及びプレートデコーダ14によってメモリ
セルアレイ15中のワード線WLとプレート線PLの選
択及び駆動が行われる。また、上記カラム系制御回路1
3の出力信号は、カラムデコーダ16に供給され、この
カラムデコーダ16によってメモリセルアレイ15中の
カラム選択線CSLの選択が行われる。また、上記カラ
ム系制御回路13の出力信号は、DQバッファ23に供
給されている。
【0032】上記メモリセルアレイ15中の選択された
セルへの書き込みデータDinは、書き込みデータラッ
チ18にラッチされた後、データ線DQLを介して書き
込まれる。一方、選択されたセルから読み出されたデー
タは、データ線DQLを介してDQバッファ23に供給
され、更に読み出しデータラッチ19に供給されてラッ
チされ、読み出しデータDoutとして出力される。
【0033】上記書き込みデータラッチ18及び読み出
しデータラッチ19はそれぞれ、入出力系制御回路17
によって動作が制御される。この入出力系制御回路17
は、内部WE制御回路6から出力される内部ライトイネ
ーブル信号INWEによって制御されるようになってい
る。
【0034】上記入力回路及びATD回路11は、図1
に示すように、バッファ回路2、ATD回路3及びAN
D回路4を備えている。上記バッファ回路2は、外部チ
ップイネーブル信号/CEが入力されるバッファ(Buff
er)2a、外部ロウアドレス信号ADxが入力されるバ
ッファ2b、外部カラムアドレス信号ADyが入力され
るバッファ2c、及び外部ライトイネーブル信号/WE
が入力されるバッファ2dから構成されている。
【0035】上記ATD回路3は、上記各バッファ2a
〜2dの出力信号が供給され、これらの信号の遷移を検
知するATD3a〜3dから構成されている。各ATD
3a〜3dから出力される検知結果を表す信号ATDC
E,ATDADx,ATDADy及びATDWEはそれ
ぞれ、上記AND回路4の入力端に供給されて論理積が
取られる。このAND回路4から出力される論理積信号
ATDSUMは、内部CE制御回路1に供給される。
【0036】また、上記バッファ2a,2dの出力信号
は、NOR回路5の入力端に供給される。このNOR回
路5は、外部チップイネーブル信号/CEと外部ライト
イネーブル信号/WEとが共に“L”レベルの時に書き
込み動作を開始するための信号WEEBLを内部WE制
御回路6に供給する。
【0037】上記内部CE制御回路1から出力される内
部チップイネーブル信号INCEは、プレート線制御回
路(PL Control)7とワード線制御回路(WL Control)
8に供給される。上記プレート線制御回路7の出力信号
は、読み出し/書き込み制御選択回路9に供給され、ワ
ード線制御回路8の出力信号は、読み出し/書き込み制
御選択回路10に供給される。上記読み出し/書き込み
制御選択回路9,10はそれぞれ、上記内部WE制御回
路6から出力される内部ライトイネーブル信号INWE
で制御され、内部タイムアウト回路を使うか、外部ライ
トイネーブル信号/WEで制御するかを読み出し動作と
書き込み動作とで切り換える。
【0038】上記読み出し/書き込み制御選択回路9中
には、内部タイムアウト回路として働き、所定幅のパル
ス信号を出力するパルスジェネレータ(Auto pulse)9
Aと、書き込み動作時に外部ライトイネーブル信号/W
Eの遷移に応答したパルス信号を出力するパルスジェネ
レータ(Ext. pulse)9Bが設けられている。上記プレ
ート線制御回路7から出力される読み出し用の制御信号
Readは上記パルスジェネレータ9Aに、書き込み用
の制御信号Writeは上記パルスジェネレータ9Bに
それぞれ供給される。そして、この読み出し/書き込み
制御選択回路9からプレート線PLを駆動するための駆
動信号(内部回路制御信号)が出力される。上記プレー
ト線PLの駆動は、読み出し動作時にはパルスジェネレ
ータ9Aで行われ、書き込み動作時にはパルスジェネレ
ータ9Bで行われる。
【0039】同様に、上記読み出し/書き込み制御選択
回路10中には、内部タイムアウト回路として働き、所
定幅のパルス信号を出力するパルスジェネレータ(Auto
pulse)10Aと、書き込み動作時に外部ライトイネー
ブル信号/WEの遷移に応答したパルス信号を出力する
パルスジェネレータ(Ext. pulse)10Bが設けられて
いる。上記ワード線制御回路8から出力される読み出し
用の制御信号Readは上記パルスジェネレータ10A
に、書き込み用の制御信号Writeは上記パルスジェ
ネレータ10Bにそれぞれ供給される。そして、この読
み出し/書き込み制御選択回路10からワード線WLを
駆動するための駆動信号(内部回路制御信号)が出力さ
れる。上記ワード線WLの駆動は、読み出し動作時には
パルスジェネレータ10Aで行われ、書き込み動作時に
はパルスジェネレータ10Bで行われる。
【0040】上記メモリセルアレイ15中には、図3
(a)に示すような1トランジスタ・1キャパシタ構造
を有する強誘電体セルMC1がマトリックス状に配置さ
れている。この強誘電体セルMC1のセルキャパシタC
1には、キャパシタ絶縁膜として強誘電体材料、例えば
チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrTiO:PZT)が
用いられている。
【0041】まず、図3(a),(b)及び図4を参照
して、上記強誘電体セルMC1の構成及びデータの書き
込み/読み出し/再書き込み動作について簡単に説明す
る。
【0042】強誘電体セルMC1に対するデータの書き
込み動作は、次のように行われる。すなわち、ワード線
WLを選択した状態で、プレート線PLを接地電位
(“L”レベル)からある所定電位(“H”レベル)ま
でパルス駆動した後に、“L”レベルに戻すことによ
り、ビット線BL上のデータを書き込むことができる。
【0043】一方、強誘電体セルMC1に対する記憶デ
ータの読み出し動作は、ワード線WLを選択した状態で
プレート線PLを“L”レベルから“H”レベルにパル
ス駆動することにより、電荷をビット線BLに読み出す
ことができる。
【0044】すなわち、図3(a)に示した強誘電体セ
ルMC1のセルキャパシタC1は、電極間に電圧が印加
されていない状態では図4中“0”及び“1”と示した
上向きあるいは下向きの2方向いずれかの分極状態とな
っており、不揮発性のメモリとなっている。そこに電圧
を印加すると状態が“1”である場合には分極は反転し
ないが“0”であった場合は分極が反転する。これら2
つの状態において、同じ電圧を印加するのに必要な電荷
量、言い換えると一方の電極に同じ電圧を印加したとき
に、“0”,“1”の記憶状態に応じて他方の電極に発
生する電荷量が異なる。これらの差を検知することによ
り記憶データの読み出しを行う。上記のような強誘電体
メモリのデータの読み出しは破壊読み出しであり、読み
出し動作を行った後に必ず再書き込み動作を行う必要が
ある。
【0045】図3(a)に示した強誘電体セルMC1の
データの再書き込み動作は、図3(b)に示すように、
読み出しデータが“0”の場合は、読み出し時にセンス
アンプでセンス増幅した時にデータ“0”の再書き込み
動作が行われる。これに対し、読み出しデータが“1”
の場合は、プレート線PLを“H”レベルから“L”レ
ベルに戻してからデータ“1”の再書き込み動作を開始
する。
【0046】本第1の実施の形態に係る半導体集積回路
装置では、従来はアドレスの遷移検知のみに使っていた
ATD回路を、外部チップイネーブル信号/CEや外部
ライトイネーブル信号/WE等の外部入力信号の遷移検
知にも使っている。そして、外部チップイネーブル信号
/CE、外部ライトイネーブル信号/WE及びアドレス
(ロウアドレス及びカラムアドレス)信号の遷移をAT
D回路3で検知して、メモリセルアレイ15に対するア
クセスを制御する。
【0047】次に、図5及び図6のタイミングチャート
に示すようにアドレスが遷移しない場合、すなわち図5
(a)に示す同一アドレスの読み出し−読み出し(Read
-Read)動作、図5(b)に示す書き込み−書き込み(W
rite-Write)動作、図6(a)に示す読み出し−書き込
み(Read-Write)動作、図6(a)に示す書き込み−読
み出し(Write-Read)動作について説明する。
【0048】図5(a)に示す同一アドレスの読み出し
−読み出し動作では、従来と同様にアドレスの遷移をト
リガにしてデータが読み出され、この読み出したデータ
が出力され続ける。この際、外部ライトイネーブル信号
/WEは“H”レベルに固定されており、外部チップイ
ネーブル信号/CEと出力イネーブル信号/OEは
“L”レベルである。そして、メモリセルアレイ15中
の選択されたセルMC1から読み出されたデータ(DATA
OUT)は、データ線DQLを介して読み出しデータラッ
チ19に供給され、この読み出しデータラッチ19から
読み出しデータDoutとして出力される。この読み出
しデータDoutは、次の読み出しサイクルでも出力さ
れ続ける。
【0049】また、図5(b)に示す同一アドレスの書
き込み−書き込み動作では、アドレスの遷移をトリガに
してデータが書き込まれた後、次の外部ライトイネーブ
ル信号/WEの遷移(立ち下がりエッジ)をトリガにし
て同じアドレスに再びデータが書き込まれる。この際、
外部チップイネーブル信号/CEは“L”レベルであ
り、出力イネーブル信号/OEは“H”レベルに固定さ
れている。また、外部ライトイネーブル信号/WEは、
書き込み動作のたびに“L”レベルとなる。そして、ま
ず書き込みデータラッチ18に供給された書き込みデー
タDinがデータ線DQLを介してメモリセルアレイ1
5中の選択されたセルMC1へ書き込まれる(DATA I
N)。次に、書き込みデータラッチ18に供給された書
き込みデータDinがデータ線DQLを介してメモリセ
ルアレイ15中の同じアドレスのセルMC1へ再び書き
込まれる(DATA IN)。
【0050】更に、図6(a)に示す同一アドレスの読
み出し−書き込み動作では、アドレスの遷移をトリガに
してデータが読み出された後、次の外部ライトイネーブ
ル信号/WEの遷移(立ち下がりエッジ)をトリガにし
て同じアドレスにデータが書き込まれる。この際、外部
チップイネーブル信号/CEは“L”レベルであり、外
部ライトイネーブル信号/WEは読み出し動作では
“H”レベルに、書き込み動作では“L”レベルにな
る。出力イネーブル信号/OEは、読み出し動作時に
“L”レベルとなる。そして、まずメモリセルアレイ1
5中の選択されたアドレスのセルMC1から読み出され
たデータ(DATA OUT)は、データ線DQLを介して読み
出しデータラッチ19に供給され、この読み出しデータ
ラッチ19から読み出しデータDoutとして出力され
る。次に、書き込みデータラッチ18に供給された書き
込みデータDinがデータ線DQLを介してメモリセル
アレイ15中の同じアドレスのセルMC1へ書き込まれ
る(DATA IN)。
【0051】一方、図6(b)に示すような同一アドレ
スの書き込み−読み出し動作の場合には、読み出し動作
の開始のときATD回路3にトリガが与えられないた
め、チップを起動せずに書き込みデータラッチ19に書
き込んだデータを直接的に読み出しデータDoutとし
て出力する方式をとる。よって、アドレスの遷移をトリ
ガにしてデータが書き込まれた後、トリガ無しにデータ
が読み出される。この際、外部チップイネーブル信号/
CEは“L”レベルであり、外部ライトイネーブル信号
/WEは書き込み動作では“L”レベルに、読み出し動
作では“H”レベルになる。出力イネーブル信号/OE
は、読み出し動作時に“L”レベルとなる。そして、ま
ず書き込みデータラッチ18に供給された書き込みデー
タDinがデータ線DQLを介してメモリセルアレイ1
5中の選択されたアドレスのセルMC1へ書き込まれる
(DATA IN)。次のデータ読み出し時には、上記書き込
みデータラッチ18にラッチされたデータが読み出しデ
ータDoutとして直接的に出力される。
【0052】上記のような構成によれば、読み出し動作
時には従来と同様にタイムアウト回路を用いて内部回路
の動作を制御し、書き込み動作時には外部入力信号(外
部ライトイネーブル信号/WE)を用いてサイクル時間
を外部から決定できる。よって、非同期動作を行っても
書き込み動作の自由度を高めることができ、ユーザの使
い勝手を向上できる。
【0053】[第2の実施の形態]図7乃至図10は、
本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路装置に
ついて説明するためのもので、図7は擬似SRAMの要
部の詳細な構成例を示すブロック図、図8は図7に示す
回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
り、(a)図は読み出し動作、(b)図は書き込み動
作、図9は内部CE制御回路の構成例を示す回路図、図
10は図9に示す回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートであり、(a)図は読み出し動作、(b)図
は書き込み動作を示している。
【0054】前述した第1の実施の形態に係る半導体集
積回路装置では、図1で示したように読み出しと書き込
みのパルスジェネレータ9A,9Bと10A,10Bを
選択的に変える読み出し/書き込み制御選択回路9,1
0をプレート線制御回路7とワード線制御回路8にそれ
ぞれ設けていた。これに対し、本発明の第2の実施の形
態では、図7に示すように内部CE制御回路1中に設
け、この内部CE制御回路1によってプレート線制御回
路7やワード線制御回路8を制御するようにした点が異
なる。
【0055】すなわち、内部CE制御回路(Int. CE Cl
ock)1中には、スイッチ(SW)1C、内部タイムアウ
ト回路として働き、所定幅のパルス信号を出力するパル
スジェネレータ(Auto pulse)1A、及び書き込み動作
時に外部ライトイネーブル信号/WEの遷移に応答した
パルス信号を出力するパルスジェネレータ(Ext. puls
e)1Bが設けられている。上記AND回路4から出力
される論理積信号ATDSUMと内部WE制御回路6か
ら出力される内部ライトイネーブル信号INWEは、ス
イッチ1Cに供給される。このスイッチ1Cにより選択
された信号は、パルスジェネレータ1A,1Bに供給さ
れる。そして、これらパルスジェネレータ1A,1Bか
ら出力される内部チップイネーブル信号INCEが、プ
レート線制御回路7とワード線制御回路8にそれぞれ供
給されるようになっている。
【0056】本発明の第2の実施の形態では、読み出し
動作は従来の非同期型の構成と同じく内部タイムアウト
回路で制御し、書き込み動作は外部ライトイネーブル信
号/WEの書き込み命令の長さが内部タイムアウト時間
を過ぎた場合は、内部タイムアウト回路での制御を止
め、外部ライトイネーブル信号/WEで制御を行う構成
となっている。
【0057】換言すれば、メモリセルアレイ15に対す
る書き込み動作時に、内部タイムアウト回路で指示され
た期間より前にATD3dによって外部ライトイネーブ
ル信号/WEの遷移が検知されたときは、内部タイムア
ウト回路によってメモリセルアレイ15の動作を制御
し、内部タイムアウト回路で指示された期間の経過後に
ATD3dによって外部ライトイネーブル信号/WEの
遷移が検知されたときは、外部ライトイネーブル信号/
WEの遷移に応答してメモリセルアレイ15の動作を制
御するものである。
【0058】図8(a)に示す読み出し動作は、図22
(a)に示した従来の半導体集積回路装置における読み
出し動作と同様である。
【0059】一方、図8(b)に示す書き込み動作で
は、アドレスの遷移をトリガにして書き込み動作が開始
され、外部ライトイネーブル信号/WEの書き込み命令
の長さが内部タイムアウト時間内であれば、内部タイム
アウト回路での制御が行われる。そして、外部ライトイ
ネーブル信号/WEの書き込み命令の長さが内部タイム
アウト時間を過ぎた場合は、内部タイムアウト回路での
制御を止め、外部ライトイネーブル信号/WEで制御を
行う。例えば、ワード線WLやプレート線PLのプリチ
ャージ動作は、外部ライトイネーブル信号/WEの立ち
上がりエッジをトリガにして開始する。
【0060】これにより、第1の実施の形態と同様に、
読み出し動作時にはタイムアウト回路を用いて内部回路
の動作を制御し、書き込み動作のサイクル時間は外部ラ
イトイネーブル信号/WEで決めることができるので、
書き込み動作の自由度を向上できる。
【0061】図9は、本第2の実施の形態に係る半導体
集積回路装置を実現するための内部CE制御回路1の具
体的な構成例を示している。この内部CE制御回路1
は、インバータ100,101,102、遅延回路(de
lay)103及びNAND回路104,105を含んで
構成されたパルスジェネレータである。入力回路及びA
TD回路(入力回路/ATD)11から出力される論理
積信号ATDSUMは、インバータ100の入力端に供
給される。このインバータ100の出力信号P1は、N
AND回路105の一方の入力端及び遅延回路103に
供給される。上記遅延回路103から出力される遅延信
号P2は、NAND回路104の一方の入力端に供給さ
れる。
【0062】また、内部WE制御回路6から出力される
内部ライトイネーブル信号INWEは、インバータ10
1の入力端に供給される。このインバータ101の出力
信号P3は、上記NAND回路104の他方の入力端に
供給される。上記NAND回路104の出力信号は、イ
ンバータ102の入力端に供給され、このインバータ1
02の出力信号P4は、上記NAND回路105の他方
の入力端に供給される。そして、このNAND回路10
5の出力端から内部チップイネーブル信号INCEを出
力するようになっている。
【0063】この図9に示す回路は、図10のタイミン
グチャートに示すような動作を行う。読み出し動作で
は、(a)図に示すように、アドレス信号の遷移を入力
回路及びATD回路(入力回路/ATD)11で検知
し、論理積信号ATDSUMが“L”レベルとなると、
インバータ100の出力信号P1は“H”レベルとな
り、NAND回路105から出力される内部チップイネ
ーブル信号は“H”レベルとなる。また、上記インバー
タ100の出力信号P1は、遅延回路103で遅延さ
れ、NAND回路104の一方の入力端に供給される。
この時、内部WE制御回路6から出力される内部ライト
イネーブル信号INWEは常に“L”レベルとなってい
るため、インバータ101の出力信号P3は常に“H”
レベルであり、NAND回路104の出力信号は“L”
レベル、インバータ102の出力信号P4は“H”レベ
ルとなる。よって、NAND回路105から出力される
内部チップイネーブル信号INCEは“L”レベルにな
る。すなわち、内部CE制御回路1は、論理積信号AT
DSUMが“L”レベルとなってから、遅延回路103
による遅延時間まで“H”レベルとなるパルス信号(Au
to pulse)を生成するパルスジェネレータとして働く。
【0064】一方、書き込み動作では、(b)図に示す
ように、アドレスの遷移を検知して入力回路及びATD
回路(入力回路/ATD)11から出力される論理積信
号ATDSUMが“L”レベルとなると、インバータ1
00の出力信号P1は“H”レベルとなり、NAND回
路105から出力される内部チップイネーブル信号は
“H”レベルとなる。また、上記インバータ100の出
力信号P1は、遅延回路103で遅延され、NAND回
路104の一方の入力端に供給される。この時、内部W
E制御回路6から出力される内部ライトイネーブル信号
INWEは“L”レベルとなっているため、インバータ
101の出力信号P3は“H”レベルであり、NAND
回路104の出力信号は“L”レベル、インバータ10
2の出力信号P4は“H”レベルとなる。よって、NA
ND回路105から出力される内部チップイネーブル信
号INCEは“L”レベルになる。そして、上記遅延回
路103の遅延時間内に外部ライトイネーブル信号/W
Eが“L”レベルとなり、書き込み動作に入ると、内部
ライトイネーブル信号INWEが“H”レベルとなり、
上記遅延回路103による遅延時間に拘わらず外部ライ
トイネーブル信号/WEが“H”レベルとなるまでの間
は、内部CE制御回路1の出力信号INCEは“H”レ
ベルを保ち続ける。すなわち、内部CE制御回路1は、
論理積信号ATDSUMが“L”レベルとなってから、
外部ライトイネーブル信号/WEが“H”レベルとなる
まで“H”レベルを維持するパルス信号(Ext. pulse)
を生成するパルスジェネレータとして働く。
【0065】また、サイクル動作の開始がアドレスの遷
移ではなく、外部ライトイネーブル信号/WEの遷移を
検知した場合も同様に、入力回路及びATD回路(入力
回路/ATD)11から出力される論理積信号ATDS
UMにより、同様な動作を行うことができる。すなわ
ち、書き込み動作における内部チップイネーブル信号I
NCEは、内部タイムアウト時間によらず、外部ライト
イネーブル信号/WEで制御されることになる。
【0066】従って、上記のような構成によれば、第1
の実施の形態と同様に、読み出し動作時にはタイムアウ
ト回路を用いて内部回路の動作を制御し、書き込み動作
時には外部入力信号(外部ライトイネーブル信号/W
E)を用いてサイクル時間を外部から決定できる。よっ
て、非同期動作を行っても書き込み動作の自由度を高め
ることができ、ユーザの使い勝手を向上できる。
【0067】[第3の実施の形態]図11乃至図17
は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路装
置について説明するためのもので、図11は擬似SRA
Mの要部の詳細な構成例を示すブロック図、図12及び
図13はその動作を示すタイミングチャート、図14は
書き込みモードラッチON/OFF回路の構成例を示す
回路図、図15は図14に示した回路の動作を示すタイ
ミングチャートであり、(a)図は遅い書き込み動作、
(b)図は通常の書き込み動作、図16はトリガ遅延O
N/OFF回路の構成例を示す回路図、図17は図16
に示した回路の動作を示すタイミングチャートであり、
(a)図は遅い書き込み動作、(b)図は通常の書き込
み動作である。
【0068】本第3の実施の形態に係る半導体集積回路
装置は、図11に示すように、図7に示した第2の実施
の形態の半導体集積回路装置に加えて、外部ライトイネ
ーブル信号/WEの遷移を検知するATD3dとAND
回路4との間にトリガ遅延ON/OFF回路24を設け
るとともに、第1の内部WE制御回路6の出力端に書き
込み(Write)モードラッチON/OFF回路20を設
けたものである。
【0069】上記書き込みモードラッチON/OFF回
路20は、セルへのデータの書き込みを当サイクルでは
行わず次のサイクルで行うためのものである。この書き
込みモードラッチON/OFF回路20には、第1の内
部WE制御回路(Int. WE Clock 1)6の出力信号IN
WE1とプレート線制御回路(PL Control)7の出力信
号PLCLKが供給される。この書き込みモードラッチ
ON/OFF回路20の出力信号に基づいて、第2の内
部WE制御回路25から出力信号INWE2を発生し、
それをデータラッチ22に供給するようになっている。
また、上記第1の内部ライトイネーブル信号INWE1
は、入出力系制御回路17に供給される。
【0070】図14は、上記書き込みモードラッチON
/OFF回路20の具体的な構成例を示している。この
回路は、セット信号生成回路200、リセット信号生成
回路201、フリップ・フロップ回路202及び論理回
路203等を含んで構成されている。上記セット信号生
成回路200は、NAND回路204とNOR回路20
5とを備えている。上記NAND回路204の第1の入
力端には、内部サイクル時間を制御する第1の内部チッ
プイネーブル信号INCE1が供給され、第2の入力端
には内部書き込み動作を制御する第1の内部ライトイネ
ーブル信号INWE1が供給され、第3の入力端には上
記NOR回路205の出力信号が供給される。このNO
R回路205の入力端には、内部アクティブ時間を制御
する第2の内部チップイネーブル信号INCE2とプレ
ート線制御回路7の出力信号PLCLKが供給される。
そして、上記NAND回路204からフリップ・フロッ
プ回路202のセット信号Sが出力される。
【0071】また、上記リセット信号生成回路201
は、インバータ206、NAND回路207及び縦続接
続された奇数段のインバータ(奇数INV)回路208
を含んで構成されている。上記インバータ206の入力
端には、プレート線制御回路7の出力信号PLCLKが
供給される。このインバータ206の出力信号は、NA
ND回路207の第1の入力端及びインバータ回路20
8の入力端に供給される。上記NAND回路207の第
2の入力端には上記インバータ回路208の出力信号が
供給され、第3の入力端にはフリップ・フロップ回路2
02の出力信号SWFLGが供給される。そして、上記
NAND回路207の出力端からフリップ・フロップ回
路202のリセット信号Rが出力される。
【0072】更に、フリップ・フロップ回路202は、
NAND回路209と210とで形成されている。NA
ND回路209の一方の入力端には、セット信号生成回
路200から出力されるセット信号Sが供給され、他方
の入力端にはNAND回路210の出力信号が供給され
る。上記NAND回路210の一方の入力端には、リセ
ット信号生成回路201から出力されるリセット信号R
が供給され、他方の入力端にはNAND回路209の出
力信号が供給される。そして、上記NAND回路209
の出力端から信号SWFLGが出力されるようになって
いる。
【0073】論理回路203は、NOR回路211とイ
ンバータ212とを含んで構成されている。上記NOR
回路211の一方の入力端には、上記フリップ・フロッ
プ回路202の出力信号SWFLGが供給され、他方の
入力端には上記第1の内部ライトイネーブル信号INW
E1が入力される。このNOR回路211の出力信号が
インバータ212で反転されて第2の内部ライトイネー
ブル信号INWE2が生成される。
【0074】上記書き込みモードラッチON/OFF回
路20は、図15のタイミングチャートに示すように動
作する。(a)図は遅い書き込み動作(Write)の場合
であり、(b)図は通常の書き込み動作(Write)の場
合を示している。(a)図に示すような遅い書き込み動
作の場合には、セット信号生成回路200によりプレー
ト線PLがパルス駆動を終えてからの書き込みであるこ
とを検知して、フリップ・フロップ回路202をセット
し、信号SWFLGを“H”レベルにする。この信号S
WFLGは、次のサイクルのプレート線PLがパルス駆
動を終えたことを検知してリセット信号生成回路201
で発生されるリセット信号Rでリセットされるまで
“H”レベルを保ち続ける。上記信号SWFLGの
“H”レベルにより、論理回路203の出力信号INW
E2も同様なレベルで変化する。
【0075】すなわち、書き込みモードのセットは外部
ライトイネーブル信号/WEに基づいて生成される第1
の内部ライトイネーブル信号INWE1で行われるが、
リセットは次のサイクルで実際にセルに書き込みが可能
となる期間まで延長されることになる。
【0076】これに対し、(b)図に示すように、プレ
ート線PLがパルス駆動されている最中に書き込みが始
まる通常の書き込み動作の場合には、信号SWFLGは
常に“L”レベルとなり、論理回路203の出力信号I
NWE2は、第1の内部ライトイネーブル信号INWE
1に基づいて発生される。
【0077】すなわち、第2の内部ライトイネーブル信
号INWE2は、外部ライトイネーブル信号/WEで起
動され、書き込みモードをラッチして次のサイクルでプ
レート線PLの電位が立ち下がるまで書き込みモードを
保持する。また、アドレスが遷移してサイクルが始まっ
てから、プレート線PLやワード線WLのプリチャージ
が始まる前に書き込み動作が始まる動作(通常の書き込
み動作)の場合は、上記第2の内部ライトイネーブル信
号INWE2は、第1の内部ライトイネーブル信号IN
WE1と同様に外部ライトイネーブル信号/WEに基づ
いて生成される。
【0078】上記トリガ遅延ON/OFF回路24は、
外部ライトイネーブル信号/WEの遷移トリガを当サイ
クル内で受け付けずに、サイクルの終了を待って受け付
けるようにするためのものである。
【0079】図16は、上記トリガ遅延ON/OFF回
路24の具体的な構成例を示している。このトリガ遅延
ON/OFF回路24は、パルス信号発生回路220、
信号発生回路221及び論理スイッチ回路222を含ん
で構成されている。上記パルス信号発生回路220は、
内部サイクル時間を制御する第1の内部チップイネーブ
ル信号INCE1のサイクル終了時にパルス信号ATD
WE2を発生するものである。このパルス信号発生回路
220は、インバータ223、NAND回路224及び
縦続接続された奇数段のインバータ(奇数INV)回路
225を含んで構成されている。上記インバータ223
の入力端には、内部サイクル時間を制御する第1の内部
チップイネーブル信号INCE1が供給され、このイン
バータ223の出力信号がNAND回路224の一方の
入力端及びインバータ回路225の入力端に供給され
る。上記インバータ回路225の出力信号は上記NAN
D回路224の他方の入力端に供給され、このNAND
回路224からパルス信号ATDWE2が出力される。
【0080】また、上記信号発生回路221は、図11
に示した回路における入力回路及びATD回路11の一
部を示しており、外部ライトイネーブル信号/WEが入
力されるバッファ(Buffer)2dと、この信号/WEの
遷移を検知するATD(アドレス遷移検知回路)3dを
抽出したものである。外部ライトイネーブル信号/WE
が遷移すると、上記ATD3dから信号ATDWE1が
出力される。
【0081】更に、上記論理スイッチ回路222は、上
記書き込みモードラッチON/OFF回路20の出力信
号SWFLGをスイッチ信号として用い、上記信号発生
回路221の出力信号ATDWE1と上記パルス信号発
生回路220の出力信号ATDWE2を切り換えて出力
するものである。この論理スイッチ回路222は、イン
バータ226とNAND回路227,228,229と
を含んで構成されている。上記インバータ226の入力
端には上記信号SWFLGが供給され、その反転信号が
NAND回路227の一方の入力端に供給される。上記
NAND回路227の他方の入力端には上記信号発生回
路221から出力される信号ATDWE1が供給され、
その出力信号が上記NAND回路229の一方の入力端
に供給される。また、上記NAND回路228の一方の
入力端には上記信号SWFLGが供給され、他方の入力
端には上記パルス信号発生回路220の出力信号ATD
WE2が供給される。このNAND回路228の出力信
号は、NAND回路229の他方の入力端に供給され
る。そして、このNAND回路229の出力端から信号
ATDWE3を出力するようになっている。
【0082】上記トリガ遅延ON/OFF回路24は、
図17のタイミングチャートに示すように動作する。
(a)図は遅い書き込み動作(Write)の場合であり、
(b)図は通常の書き込み動作(Write)の場合を示し
ている。(a)図に示すような遅い書き込み動作の場合
には、前述したように信号SWFLGは内部ライトイネ
ーブル信号INWE1でセット(“H”レベル)され、
リセットは次のサイクルで実際に書き込みが可能となる
期間まで延長される。信号SWFLGが“H”レベルの
期間中は、信号ATDWE2の系が論理スイッチ回路2
22により生かされ、この期間に第1の内部チップイネ
ーブル信号INCE1のサイクル終了パルス信号ATD
WE2が発生した場合、論理スイッチ回路222の出力
信号ATDWE3としてパルスが発生する。
【0083】一方、(b)図に示すような通常の書き込
み動作の場合、信号SWFLGは常に“L”レベルとな
り、信号ATDWE1の系が論理スイッチ回路222に
より生かされ、外部ライトイネーブル信号/WEの遷移
を検知するATD3dの出力信号ATDWE1に基づい
て論理スイッチ回路222の出力信号ATDWE3とし
てパルスが発生する。
【0084】このような構成により、図12で示したよ
うな遅い書き込み動作の場合、プレート線PLがパルス
駆動を終えてからの書き込みであることを検知し、外部
ライトイネーブル信号/WEの遷移検知によるトリガの
発生を当サイクルの終了時間まで遅延し、それを基に内
部CE制御信号INCE1および信号INCE2を生成
することができる。これにより、当サイクルで発生した
外部ライトイネーブル信号/WEの遷移をあたかも次の
サイクルで遷移したかのように見せ、それに応答してト
リガを発生し、次の動作サイクルを開始することができ
る。
【0085】書き込みデータは当サイクル中のデータを
取り込む必要があるため、書き込みデータラッチ18へ
の書き込みデータのラッチは、外部ライトイネーブル信
号/WEに基づいて生成される信号INWE1が入力さ
れる入出力系制御回路17で行われる。
【0086】以上の構成及び動作の概要をまとめると以
下のようになる。
【0087】アドレスが遷移してサイクルが始まってか
ら、遅く書き込み動作が始まると、最初は読み出し動作
が行われる。この際、プレート線PLやワード線WLの
プリチャージが始まる前(内部タイムアウト回路で規定
される時間内)に外部ライトイネーブル信号/WEが
“L”レベルとなった場合は、外部ライトイネーブル信
号/WEで制御可能である。しかし、プレート線PLが
パルス駆動を終えてから(“H”レベルから“L”レベ
ルになってから)書き込み動作が開始されるような極端
に遅い場合には、当サイクル中の書き込みデータはラッ
チするが、当サイクル内にセルへの書き込み動作は行わ
ず、次のサイクルを自動的に起動し、次のサイクルでセ
ルへの書き込み動作を行う。
【0088】なお、図13のタイミングチャートに示し
たように、外部ライトイネーブル信号/WEがサイクル
時間を超えてから“L”レベルとなるような、上記より
もっと遅く書き込み動作が開始された場合は、通常と同
じ動作が行われ、外部ライトイネーブル信号/WEが
“L”レベルとなったことを検知してATD回路3から
トリガを発生する。
【0089】更に、内部WE制御回路6が書き込み動作
中に外部ライトイネーブル信号/WEが“L”レベルか
ら“H”レベルにされてしまうと書き込み動作が終了し
てしまうので、内部回路が一旦書き込み動作に入った場
合は、所定幅の内部ライトイネーブル信号INWE1を
生成し、一定時間は書き込み動作を保持するように構成
する。
【0090】上述した構成を採用することにより、非同
期型であってもユーザが自由に書き込み動作を行うこと
ができる。
【0091】[第4の実施の形態]図18は、本発明の
第4の実施の形態に係る半導体集積回路装置について説
明するためのブロック図である。本実施の形態では、バ
イト制御を可能な構成としている。バイト制御とは、例
えば16ビット構成の半導体記憶装置の場合、下位8ビ
ット(LB)、上位8ビット(UB)に区分し、下位ビ
ット及び上位ビット毎にまとまった区分で読み書きする
ことができるものである。例えば、16ビット構成品を
8ビット構成品のように使う場合や、下位ビットあるい
は上位ビットを別々に読み書きする場合に使われる。
【0092】このようなバイト制御を実現するために、
本第4の実施の形態では、前述した第3の実施の形態に
おけるバイト制御に関係する一部の回路を、下位ビット
用(LB)と上位ビット(UB)用の2系統設けてい
る。
【0093】図18において、上記図11と同一構成部
には同じ符号を付し、且つ下位ビット用には図11で用
いた参照符号の後にA、上位ビット用には参照符号の後
にBを付している。
【0094】図18に示す回路の動作は図11に示した
回路と下位ビット及び上位ビット毎にまとまった区分で
読み書きする点のみが異なり、基本的には同様であるの
で、その詳細な説明は省略する。
【0095】[第5の実施の形態]図19は、本発明の
第5の実施の形態に係る半導体集積回路装置について説
明するためのタイミングチャートである。本第5の実施
の形態では、プレート線PLがパルス駆動を終えてから
書き込み動作が開始されるような極端に遅い場合に、再
度プレート線PLやワード線WLを駆動し直して当サイ
クル中にデータを書き込むように構成している。
【0096】プレート線PLやワード線WLの再駆動に
は時間が掛かるが、上記第3及び第4の実施の形態のよ
うに次のサイクルまで待ってから書き込む方式と比べる
とサイクル時間の短縮が可能である。
【0097】本第5の実施の形態により、前述した第1
乃至第4の実施の形態と同様に、非同期型であってもユ
ーザが自由に書き込み動作を行うことができる。但し、
短時間で書き込みモードに入ると、一旦書き込んだ(再
書き込みした)データを破壊したり、十分な書き込み時
間を確保できず、セルにデータが完全に書かれない可能
性がある。よって、この場合にはデータの破壊が引き起
こされる恐れがあるので、短時間で書き込みモードに入
らない装置に適用する必要がある。
【0098】[第6の実施の形態]上記第1乃至第5の
実施の形態に係る半導体集積回路装置では、メモリコア
部に1トランジスタ・1キャパシタ構造を有する強誘電
体セルMC1が単独でビット線BL及びプレート線PL
に接続されている強誘電体セルのアレイを用いた擬似S
RAMについて説明した。しかし、本発明は、メモリコ
ア部にTC並列ユニット直列接続型強誘電体セルを1ユ
ニットとしてビット線BL及びプレート線PLに接続し
たアレイを用いた擬似SRAMにも適用可能である。
【0099】図20は、TC並列ユニット直列接続型強
誘電体セルの1ユニット分の等価回路及びその動作波形
を示すタイミングチャートである。(a)図に示すTC
並列ユニット直列接続型強誘電体セルの1ユニット分
は、複数個(本例では4個)の強誘電体セルMC2−0
〜MC2−3と1個のユニット選択トランジスタSTの
電流通路が、ビット線BLとプレート線PL線間に直列
接続されたものである。各々の強誘電体セルMC2−0
〜MC2−3は、セルトランジスタT2の電流通路と強
誘電体キャパシタC2が並列接続されて構成されてい
る。そして、各強誘電体セルMC2−0〜MC2−3の
セルトランジスタT2のゲートはワード線WL0〜WL
3にそれぞれ接続され、ユニット選択トランジスタST
のゲートはユニット選択線BSに接続されている。
【0100】上記ワード線WL0〜WL3は、選択され
た強誘電体セルに対応する1本以外は“H”レベルに設
定され、これに対応するセルトランジスタがオン状態に
制御される。そして、(b)図のタイミングチャートに
示すように、選択された強誘電体セルに対応する1本
(WL)のみが“L”レベルに設定され、これに対応す
るセルトランジスタがオフ状態に制御される。この状態
でユニット選択線BSが“H”レベルになると、ユニッ
ト選択トランジスタSTがオン状態となる。これによっ
て、選択された強誘電体セルのセルキャパシタにおける
一方の電極がビット線BLに、他方の電極がプレート線
PLに接続される。そして、プレート線PLがパルス駆
動されると、上記選択された強誘電体セルのセルキャパ
シタの分極状態に応じてビット線BLの電位が変化し、
“0”または“1”が読み出される。
【0101】上記のようなセル構成であっても、基本的
には上述した1トランジスタ・1キャパシタ構造を有す
る強誘電体セルをメモリコア部に用いた擬似SRAMと
同様であり、実質的に同じ作用効果が得られる。
【0102】[第7の実施の形態]上記第1乃至第6の
実施の形態に係る半導体集積回路装置においては、図3
(a)及び図20(a)に示したような、プレート線P
Lの電位がパルス駆動される強誘電体セルMC1,MC
2をメモリコア部に用いた擬似SRAMについて説明し
た。
【0103】これに対して、本第7の実施の形態では、
1トランジスタ・1キャパシタ構造を有するDRAMセ
ルをメモリコア部に用いている。
【0104】すなわち、上記メモリセルアレイ15中に
は、図21(a)に示すような1トランジスタ・1キャ
パシタ構造を有するDRAMセルMC3がマトリックス
状に配置されている。セルトランジスタT3の電流通路
の一端はビット線BLに接続され、他端はセルキャパシ
タC3の一方の電極に接続される。上記セルキャパシタ
C3の他方の電極は、プレート線PLに接続されてい
る。
【0105】そして、図21(b)に示すように、ビッ
ト線BLのプリチャージ電圧及びプレート線PLの電位
が電源電圧VCCの1/2に設定された状態でワード線
WLが選択される。これによって、キャパシタC3に蓄
積された電荷に応じてビット線BLの電位がVCC/2
から“H”レベルまたは“L”レベルに変化し、記憶デ
ータが読み出される。
【0106】このような構成であっても、基本的には上
述した第1乃至第5の実施の形態で説明した強誘電体セ
ルMC1,MC2をメモリコア部に用いた擬似SRAM
と同様であり、実質的に同じ作用効果が得られる。
【0107】上述したように本発明の各実施の形態に係
る擬似SRAMを搭載した半導体集積回路装置によれ
ば、従来は対応できなかった非同期動作を行うことがで
きる。また、従来必要だった書き込み動作の制約をなく
すことができ、自由な書き込み動作に対応でき、ユーザ
の使い勝手を向上できる。
【0108】以上、第1乃至第7の実施の形態を用いて
本発明の説明を行ったが、本発明は上記各実施の形態に
限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱
しない範囲で種々に変形することが可能である。また、
上記各実施の形態には種々の段階の発明が含まれてお
り、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば各実施の形態に示
される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されて
も、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少
なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられて
いる効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構
成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書き込み動作の自由度を高めることができ、ユーザの使
い勝手を向上できる半導体集積回路装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回
路装置について説明するためのもので、半導体集積回路
装置に搭載される擬似SRAMの要部を抽出してその構
成例を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回
路装置について説明するためのもので、半導体集積回路
装置に搭載される擬似SRAMの概要構成を示すブロッ
ク図。
【図3】図2に示したメモリセルアレイの構成例につい
て説明するためのもので、(a)図は1トランジスタ・
1キャパシタ構造を有する強誘電体セルの等価回路図、
(b)図はその動作波形を示すタイミングチャート。
【図4】図3(a)に示した強誘電体キャパシタの印加
電圧と残留分極との関係(ヒステリシス特性)を示す特
性図。
【図5】図1乃至図3に示した半導体集積回路装置の動
作について説明するためのもので、(a)図は同一アド
レスの読み出し−読み出し動作、(b)図は書き込み−
書き込み動作。
【図6】図1乃至図3に示した半導体集積回路装置の動
作について説明するためのもので、(a)図は同一アド
レスの読み出し−書き込み動作、(b)図は書き込み−
読み出し動作。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回
路装置について説明するためのもので、半導体集積回路
装置に搭載される擬似SRAMの要部を抽出してその構
成例を示すブロック図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回
路装置の動作について説明するためのもので、(a)図
は読み出し動作のタイミングチャート、(b)図は書き
込み動作のタイミングチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回
路装置について説明するためのもので、図7に示した内
部CE制御回路の詳細な構成例を示す回路図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、図7に示した
内部CE制御回路の動作を示しており、(a)図は読み
出し動作のタイミングチャート、(b)図は書き込み動
作のタイミングチャート。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、擬似SRAM
の要部の詳細な構成例を示すブロック図。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置の動作について説明するためのもので、図8に
示した擬似SRAMの動作を示すタイミングチャート。
【図13】本発明の第3,第4,第5の実施の形態に係
る半導体集積回路装置において、最も遅い場合の書き込
み動作について説明するためのタイミングチャート。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、図11に示し
た書き込みモードラッチON/OFF回路の詳細な構成
例を示す回路図。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、図11に示し
た書き込みモードラッチON/OFF回路の動作を示し
ており、(a)図は遅い書き込み動作のタイミングチャ
ート、(b)図は通常の書き込み動作のタイミングチャ
ート。
【図16】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、図11に示し
たトリガ遅延ON/OFF回路の詳細な構成例を示す回
路図。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、図11に示し
たトリガ遅延ON/OFF回路の動作を示しており、
(a)図は遅い書き込み動作のタイミングチャート、
(b)図は通常の書き込み動作のタイミングチャート。
【図18】本発明の第4の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、擬似SRAM
の要部の詳細な構成例を示すブロック図。
【図19】本発明の第5の実施の形態に係る半導体集積
回路装置の動作について説明するためのタイミングチャ
ート。
【図20】本発明の第6の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、(a)図はT
C並列ユニット直列接続型強誘電体セルの1ユニット分
の等価回路図、(b)図はその動作波形を示すタイミン
グチャート。
【図21】本発明の第7の実施の形態に係る半導体集積
回路装置について説明するためのもので、(a)図はD
RAMセルの等価回路図、(b)図はその動作波形を示
すタイミングチャート。
【図22】従来の半導体集積回路装置について説明する
ためのもので、(a)図は非同期型擬似SRAMの読み
出し動作を示すタイミングチャート、(b)図は非同期
型擬似SRAMの書き込み動作を示すタイミングチャー
ト。
【図23】従来の半導体集積回路装置について説明する
ためのもので、レイトライト方式の動作について説明す
るためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…内部CE制御回路 2…バッファ回路 2a〜2d…バッファ 3…ATD回路 3a〜3d…ATD 4…AND回路 5…NOR回路 6…内部WE制御回路 7…プレート線制御回路 8…ワード線制御回路 9…読み出し/書き込み制御選択回路 9A,9B…パルスジェネレータ 10…読み出し/書き込み制御選択回路 10A,10B…パルスジェネレータ 11…入力回路及びATD回路 12…ロウ系制御回路 13…カラム系制御回路 14…ロウデコーダ及びプレートデコーダ 15…メモリセルアレイ 16…カラムデコーダ 17…入出力系制御回路 18…書き込みデータラッチ 19…読み出しデータラッチ 23…DQバッファ WL…ワード線 BL…ビット線 PL…プレート線 MC1…強誘電体セル MC2−0〜MC2−3…TC並列ユニット直列接続型
強誘電体セル MC3…DRAMセル /CE…外部チップイネーブル信号 ADx…ロウアドレス信号 ADy…カラムアドレス信号 /WE…外部ライトイネーブル信号 INCE…内部チップイネーブル信号 INWE…内部ライトイネーブル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白武 慎一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 及川 恒平 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5M024 AA50 AA90 BB20 BB27 BB36 CC07 CC12 CC22 DD86 DD87 GG01 GG04 GG20 KK22 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10 QQ03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイの動作開始を指示するチップイネ
    ーブル信号の遷移を検知するチップイネーブル遷移検知
    回路と、 前記メモリセルアレイのロウアドレスを指示するロウア
    ドレス信号の遷移、及びカラムアドレスを指示するカラ
    ムアドレス信号の遷移をそれぞれ検知するアドレス遷移
    検知回路と、 前記メモリセルアレイの書き込み動作を指示するライト
    イネーブル信号の遷移を検知するライトイネーブル遷移
    検知回路と、 前記チップイネーブル遷移検知回路、前記アドレス遷移
    検知回路及び前記ライトイネーブル遷移検知回路の検知
    結果に基づいて、前記メモリセルアレイのアクセスを制
    御する所定幅の内部回路制御信号を発生するタイムアウ
    ト回路を備える制御回路とを具備し、 前記制御回路は、前記メモリセルアレイに対する読み出
    し動作時に、前記タイムアウト回路によって前記メモリ
    セルアレイの動作が制御され、 前記メモリセルアレイに対する書き込み動作時に、前記
    タイムアウト回路で指示された期間より前に前記ライト
    イネーブル遷移検知回路によってライトイネーブル信号
    終了の遷移が検知されたときは、前記タイムアウト回路
    によって前記メモリセルアレイの動作が制御され、 前記メモリセルアレイに対する書き込み動作時に、前記
    タイムアウト回路で指示された期間の経過後に前記ライ
    トイネーブル遷移検知回路によってライトイネーブル信
    号終了の遷移が検知されたときは、前記ライトイネーブ
    ル信号の遷移に応答して前記メモリセルアレイの動作が
    制御されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間に外部から書き込み動作の開始が
    指示された時に、次のサイクルで前記メモリセルアレイ
    に対する書き込み動作が可能になるまで書き込み動作の
    開始を遅延するための書き込み遅延回路を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間に外部から書き込み動作の開始が
    指示された時に、当サイクルの終了を待ってから、次の
    サイクルを自動的に起動する第1の回路を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間に外部から書き込み動作の開始が
    指示された時に、前記書き込み動作が禁止された期間内
    に外部から入力された書き込みデータをラッチする第2
    の回路と、次のサイクルで書き込み動作が可能になるま
    で書き込みモードを延長するための第3の回路とを更に
    具備し、前記書き込み動作が禁止された期間内にラッチ
    されたデータを、次のサイクルで書き込み動作が可能に
    なってからメモリセルアレイへ書き込むことを特徴とす
    る請求項1乃至3いずれか1つの項に記載の半導体集積
    回路装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間に外部から書き込み動作の開始が
    指示された時に、前記書き込み動作が禁止された期間内
    に外部から入力された書き込みデータをラッチする第2
    の回路と、次のサイクルで書き込み動作が可能になるま
    で書き込みモードを延長する第3の回路とをそれぞれ下
    位ビット用と上位ビット用の2系統備え、前記下位ビッ
    トと上位ビットの単位で動作し、前記書き込み動作が禁
    止された期間内にラッチされたデータを、次のサイクル
    で書き込み動作が可能になってからメモリセルアレイへ
    書き込むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1つ
    の項に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間に外部から書き込み動作の開始が
    指示された時に、前記制御回路により、前記ライトイネ
    ーブル遷移検知回路で検知されたライトイネーブル信号
    の遷移に応答して、前記メモリセルアレイを書き込みが
    可能な状態に設定し、当サイクル中に書き込み動作を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メモリセルアレイに対する書き込み
    動作が禁止された期間は、ワード線あるいはプレート線
    のプリチャージ動作の開始以降であることを特徴とする
    請求項2乃至6いずれか1つの項に記載の半導体集積回
    路装置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路は、前記チップイネーブル
    遷移検知回路、前記アドレス遷移検知回路及び前記ライ
    トイネーブル遷移検知回路による検知結果の論理積を取
    る第1の論理回路と、 前記チップイネーブル遷移検知回路の検知結果と前記ラ
    イトイネーブル遷移検知回路の検知結果とに基づいて、
    書き込み動作を開始するための信号を出力する第2の論
    理回路と、 前記第1の論理回路の出力信号で制御され、内部チップ
    イネーブル信号を生成する第1の内部制御回路と、 前記第1の論理回路の出力信号で制御され、内部ライト
    イネーブル信号を生成する第2の内部制御回路とを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1つの項に
    記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記内部チップイネーブル信号を生成す
    る第1の内部制御回路は、前記制御回路により読み出し
    動作時と書き込み動作時で切り換え制御される第1の読
    み出し/書き込み制御選択回路を更に具備し、読み出し
    動作時には所定幅の第1のパルス信号を出力し、書き込
    み動作時には前記ライトイネーブル信号の遷移に応答し
    た第2のパルス信号を出力し、前記第1,第2のパルス
    信号によりワード線及びプレート線を駆動することを特
    徴とする請求項1乃至8いずれか1つの項に記載の半導
    体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記制御回路により読み出し動作時と
    書き込み動作時で切り換え制御され、ワード線を駆動す
    る第2の読み出し/書き込み制御選択回路を更に具備
    し、 前記第2の読み出し/書き込み制御選択回路は、読み出
    し動作時には所定幅の第3のパルス信号を出力し、書き
    込み動作時には前記ライトイネーブル信号の遷移に応答
    した第4のパルス信号を出力することを特徴とする請求
    項1乃至9いずれか1つの項に記載の半導体集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御回路により読み出し動作時と
    書き込み動作時で切り換え制御され、プレート線を駆動
    する第3の読み出し/書き込み制御選択回路を更に具備
    し、 前記第3の読み出し/書き込み制御選択回路は、読み出
    し動作時には所定幅の第5のパルス信号を出力し、書き
    込み動作時には前記ライトイネーブル信号の遷移に応答
    した第6のパルス信号を出力することを特徴とする請求
    項10に記載の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記第1乃至第3の読み出し/書き込
    み制御選択回路はそれぞれ、予め定められた期間のパル
    ス信号を生成し、前記メモリセルアレイの読み出し動作
    を制御する第1のパルスジェネレータと、 前記ライトイネーブル遷移検知回路によるライトイネー
    ブル信号の遷移に応答して、前記メモリセルアレイの書
    き込み動作を制御する第2のパルスジェネレータとを備
    えることを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回
    路装置。
  13. 【請求項13】 前記第1乃至第3の読み出し/書き込
    み制御選択回路はそれぞれ、予め定められた期間のパル
    ス信号を生成する第3のパルスジェネレータと、予め定
    められた期間のパルス信号幅を延長する手段を具備し、 前記メモリセルアレイの読み出し動作のときは予め定め
    られた期間のパルス信号を生成して前記メモリセルアレ
    イの読み出し動作を制御し、 前記メモリセルアレイの書き込み動作のときは、前記ラ
    イトイネーブル遷移検知回路によるライトイネーブル信
    号遷移に応答して、前記第3のパルスジェネレータのパ
    ルス信号幅を書き込み動作終了まで延長して前記メモリ
    セルアレイの書き込み動作を制御することを特徴とする
    請求項11に記載の半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 前記メモリセルアレイは、強誘電体セ
    ルがマトリックス状に配置されて構成されることを特徴
    とする請求項1及至13いずれか1つの項に記載の半導
    体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリセルアレイは、TC並列ユ
    ニット直列接続型強誘電体セルがマトリックス状に配置
    されて構成されることを特徴とする請求項1及至13い
    ずれか1つの項に記載の半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 前記メモリセルアレイは、ダイナミッ
    ク型セルがマトリックス状に配置されて構成されること
    を特徴とする請求項1及至13いずれか1つの項に記載
    の半導体集積回路装置。
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