JP2003306299A - ピッキングリフトトラック - Google Patents

ピッキングリフトトラック

Info

Publication number
JP2003306299A
JP2003306299A JP2002111636A JP2002111636A JP2003306299A JP 2003306299 A JP2003306299 A JP 2003306299A JP 2002111636 A JP2002111636 A JP 2002111636A JP 2002111636 A JP2002111636 A JP 2002111636A JP 2003306299 A JP2003306299 A JP 2003306299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting device
lift truck
picking
lifting body
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002111636A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Kumada
亙 熊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2002111636A priority Critical patent/JP2003306299A/ja
Publication of JP2003306299A publication Critical patent/JP2003306299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 昇降体の側方における照明を確保し、ピッキ
ング作業時の作業能率や安全性を高めうる、ピッキング
リフトトラックを提供すること。 【解決手段】 車両本体(31)と、車両本体に取り付
けられたマスト(32)と、マストに昇降可能に取り付
けられ、オペレータが乗り込む運転台(36)を備えた
昇降体(33)とを備えるピッキングリフトトラック
(30)において、昇降体の両側部に、昇降体の外側方
を照らす照明装置(40)を光の照射方向が昇降体の外
側方を向くようにそれぞれ取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレータが乗り
込む運転台を備えた昇降体がマストに沿って昇降するピ
ッキングリフトトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】ピッキングリフトトラック20を用いた
ピッキング作業は、斜視状態の図18に示すように、ピ
ッキングリフトトラック20をラック21などに横付け
して運転台23を備える昇降体22を所望高さまで上昇
させ、運転台23に乗ったオペレータがピッキングリフ
トトラック20で運んだパレット24上の荷物25をラ
ック21に下ろしたり、逆に、ラック21にある荷物2
5をパレット24上に積んだりして行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、倉庫内でのピ
ッキング作業の場合、倉庫に照明設備が整っていても、
ラック21やラック21に積み上げられた荷物25、ピ
ッキングリフトトラック20自体、他の車両などによっ
て昇降体22の側方における照明が遮られたり、十分な
照明が得られなかったりすることがある。
【0004】昇降体22の側方における照明が遮られた
状態、又は不十分な照明の状態でピッキング作業をする
と、間違った荷物25を積み下ろしするおそれがあり、
作業能率を低下させる結果となる。また、高所での作業
中に荷物25を誤って落としてしまったり、オペレータ
が運転台23から足を踏み外したりするおそれがあり、
安全性を低下させる結果となる。
【0005】ピッキングリフトトラック20には、主に
走行時の安全を確保する目的で、ピッキングリフトトラ
ック20の前方を照らす前照灯や後方を照らす後照灯が
設けられることがあるが、前照灯又は後照灯は、前方又
は後方を照らすためものであるため、上記のような側方
の照明の遮り、又は不十分な照明に対して有効ではな
い。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みて開発されたも
ので、その目的とするところは、昇降体の側方における
照明を確保し、ピッキング作業時の作業能率や安全性を
高めうる、ピッキングリフトトラックを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の構成とした。請求項1に係る発明の要
旨は、車両本体と、この車両本体に取り付けられたマス
トと、このマストに昇降可能に取り付けられ、オペレー
タが乗り込む運転台を備えた昇降体とを備えるピッキン
グリフトトラックであって、前記昇降体に、この昇降体
の側方を照らす照明装置が設けられていることを特徴と
する、ピッキングリフトトラックに存する。請求項2に
係る発明の要旨は、前記照明装置は、この照明装置から
照射される光の照射方向を前記昇降体の側方に向けて設
けられていることを特徴とする、請求項1に記載のピッ
キングリフトトラックに存する。請求項3に係る発明の
要旨は、前記照明装置は、最大光度が得られる前記照射
方向を前記昇降体の側方に向けて設けられていることを
特徴とする、請求項2に記載のピッキングリフトトラッ
クに存する。
【0008】請求項1ないし請求項3に係る発明によれ
ば、照明装置により昇降体の側方を照らすことができる
ので、充分な明るさの下でピッキング作業を行うことが
できる。また、昇降体に照明装置が設けられているの
で、昇降体が昇降して揚高が変わったとしても、その状
態で照明装置により昇降体の側方を照らすことができ
る。さらに、照明装置から照射される光の照射方向を昇
降体の側方に向けて照明装置を設けることで、照明装置
から照射される光で昇降体の側方を確実に照らすことが
でき、特に最大光度が得られる照射方向を昇降体の側方
に向けて照明装置を設けた場合には、最も明るく昇降体
の側方を照らすことができる。
【0009】前照灯や後照灯のように昇降体の側方を照
らすように設けられていないものであっても、光の広が
りや反射、回折などによって多少昇降体の側方が明るく
なることあるが、光の照射方向が前照灯ではピッキング
リフトトラックの前方であり、後照灯ではピッキングリ
フトトラックの後方であることから、これら光の照射方
向と比べると昇降体の側方では光度が低く、ピッキング
作業場所で充分な明るさは得られない。しかし上記の構
成によれば、照明装置により昇降体の側方を照らして充
分な明るさを得ることができる。したがって、照明が遮
られたり、照明の明るさが不十分であったりすることに
起因するピッキング作業時の作業能率や安全性の低下を
解消することが可能となる。
【0010】なお、照明装置から照射される光の光度
(強さ)はピッキング作業場所の明るさに応じて設定す
ればよく、照明装置から照射される光の光度が高くなる
ことで、その光を受けるピッキング作業場所の照度、す
なわち明るさが高くなるので、ピッキング作業場所が暗
いほど照明装置から照射される光の光度を高く設定する
のが好ましい。ただし、過剰な光度や、光の色によって
は、オペレータの目が疲れたり、反って側方を見にくく
なったりすることから、適切な光度や光の色に設定しな
ければならないことは勿論である。
【0011】請求項4に係る発明の要旨は、前記照明装
置は、前記昇降体の側部の上方部分に設けられているこ
とを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0012】請求項4に係る発明によれば、昇降体の側
部の上方部分に設けられている照明装置によって昇降体
の側方が照らされることになり、昇降体の側方を比較的
広範囲にわたって照らすことができる。また、運転台に
搭乗したオペレータの目の高さよりも上方に照明装置を
配することで、照明装置から照射される光が直接オペレ
ータの目に入り、オペレータが目を傷めることを防止で
きる。なお、照明装置を昇降体の側部の上方部分に設け
る場合には、光の照射方向を昇降体の側方やや斜め下向
きとすることで、昇降体の側方におるピッキング作業場
所を適切に照らすことができる。
【0013】請求項5に係る発明の要旨は、前記照明装
置は、前記昇降体の側部の中間部分に設けられているこ
とを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0014】請求項5に係る発明によれば、昇降体の側
部の中間部分に設けられている照明装置によって昇降体
の側方が照らされることになり、オペレータの手元を明
るく照らすことができる。したがって、オペレータは手
に取った荷物を確認しながらピッキング作業を行うこと
ができ、特にピッキング作業時の作業能率を高めること
が可能となる。なお、照明装置を昇降体の側部の中間部
分に設ける場合には、運転台へのオペレータの乗り降り
やピッキング作業の妨げとならないように配することが
好ましい。
【0015】請求項6に係る発明の要旨は、前記照明装
置は、前記昇降体の側部の下方部分に設けられているこ
とを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0016】請求項6に係る発明によれば、昇降体の側
部の下方部分に設けられている照明装置によって昇降体
の側方が照らされることになり、オペレータの足元を明
るく照らすことができる。したがって、オペレータは自
身の足元を確認しながらピッキング作業を行うことがで
き、特にピッキング作業時の安全性を高めることが可能
となる。なお、照明装置を昇降体の側部の下方部分に設
ける場合には、運転台へのオペレータの乗り降りの妨げ
とならないように配することが好ましい。
【0017】請求項7に係る発明の要旨は、前記照明装
置が前記昇降体の両側部に設けられていることを特徴と
する、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のピッ
キングリフトトラックに存する。
【0018】請求項7に係る発明によれば、照明装置に
よって昇降体の両側方を照らすことができるので、オペ
レータが昇降体の左右いずれの方向を向いてピッキング
作業を行う際でも十分な明るさが得られ、作業能率や安
全性を高めることが可能となる。なお、昇降体の左側部
の照明装置は昇降体の左側方を照らすように設け、昇降
体の右側部の照明装置は昇降体の右側方を照らすように
設けることが好ましい。
【0019】請求項8に係る発明の要旨は、前記照明装
置は、前記昇降体に設けられたスイッチによって個々に
点灯及び消灯されることを特徴とする、請求項7に記載
のピッキングリフトトラックに存する。
【0020】請求項8に係る発明によれば、、例えば、
オペレータが昇降体の左方向を向いてピッキング作業を
行う際には昇降体の左側部に設けられた照明装置のみを
点灯させてピッキング作業場所を照らし、オペレータが
昇降体の右方向を向いてピッキング作業を行う際には昇
降体の右側部に設けられた照明装置のみを点灯させてピ
ッキング作業場所を照らすことが可能となる。したがっ
て、必要も無く両照明装置を同時に点灯することによる
電力の無駄を省くことができる。なお、オペレータが操
作するスイッチを設ける場合は、運転台に搭乗したオペ
レータが操作しやすい位置にスイッチを配すればよく、
スイッチの形態としては、必ずしも手動式のものに限ら
れず、足踏式のものなどでも構わない。また、運転台上
のオペレータの位置を検出して自動的に照明装置を点灯
及び消灯させるスイッチを設けてもよく、この場合はオ
ペレータの位置が運転台の左端寄りであるときには昇降
体の左側部に設けられた照明装置のみを点灯させ、オペ
レータの位置が運転台の右端寄りであるときには昇降体
の右側部に設けられた照明装置のみを点灯させ、オペレ
ータの位置が運転台の中央付近であるとき、及びオペレ
ータの位置が検出されないときには両照明装置とも消灯
させるようにすればよい。
【0021】請求項9に係る発明の要旨は、前記照明装
置が、前記昇降体の両側部に設けられた接続具と、これ
らの接続具に選択的に接続されることにより、前記昇降
体の左側方又は右側方を照らす照明具とを備えているこ
とを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに
記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0022】請求項9に係る発明によれば、オペレータ
が昇降体の左方向を向いてピッキング作業を行う際には
昇降体の左側部に設けられた接続具に照明具を接続し点
灯させてピッキング作業場所を照らし、オペレータが昇
降体の右方向を向いてピッキング作業を行う際には昇降
体の右側部に設けられた接続具に照明具を接続し点灯さ
せてピッキング作業場所を照らすことが可能となる。し
たがって、1つの照明具を左右両側方を照らすために使
用でき、経済的である。なお、接続具は運転台に搭乗し
たオペレータが照明具を接続しやすい位置に設け、また
照明具は極力軽量化を図ることが好ましい。
【0023】請求項10に係る発明の要旨は、前記昇降
体の高さを検出し、この昇降体が所定以下の揚高となっ
たとき、前記照明装置を消灯させる手段が設けられてい
ることを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれ
かに記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0024】請求項10に係る発明によれば、昇降体が
所定以下の揚高となったときに照明装置を消灯されるの
で、例えばオペレータが運転台に搭乗しておらず昇降体
が低い位置にある状態で、照明装置が点灯し続けるとい
ったことがなくなり、節電を図ることができる。ここ
で、所定以下の揚高とは、オペレータが運転台に搭乗し
ていないと判断できる程度に低い揚高とする他にも、例
えば、オペレータがピッキング作業をしていないと判断
できる程度に低い揚高、またはオペレータが運転台から
転落する恐れがない程度に低い揚高とすればよい。すな
わち、オペレータがピッキング作業をしていなければ昇
降体の側方が暗い状態であっても作業効率の低下を招く
ことはないから、ピッキング作業をしていないと判断で
きる場合には照明装置を消灯させて節電することがで
き、またオペレータが運転台から転落する恐れがなけれ
ば昇降体の側方が暗い状態であっても安全性の向上を図
るために照明装置を点灯させる必要はないことから、転
落の恐れがないと判断できる場合には照明装置を消灯さ
せて節電することができる。なお、昇降体の揚高は、車
両本体に対する昇降体の相対的な高さとして検出して
も、倉庫などの床面に対する昇降体の相対的な高さとし
て検出してもよい。
【0025】請求項11に係る発明の要旨は、前記ピッ
キングリフトトラックが走行状態であるか否かを判断
し、走行状態にあるときには前記照明装置を消灯させる
手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
請求項10のいずれかに記載のピッキングリフトトラッ
クに存する。
【0026】請求項11に係る発明によれば、走行状態
にあるときには照明装置が消灯されるので、節電を図る
ことができる。すなわち、ピッキングリフトトラックの
走行中にオペレータがピッキング作業を行うことはな
く、照明装置により昇降体の側方を照らす必要もないこ
とから照明装置を消灯させておくことが好ましく、請求
項11に記載の発明によれば、ピッキングリフトトラッ
クが走行状態にあるときには照明装置を消灯させること
ができる。また、ピッキングリフトトラックが走行状態
にあるか否かは、例えば、走行速度を検出し走行速度が
ゼロでないときに走行状態にあると判断したり、ピッキ
ングリフトトラックを走行させる操作が行われているか
どうかを検出し、走行させる操作が行われているときに
走行状態にあると判断したりするようにすればよい。走
行速度を検出して走行状態であるか否かを判断する場合
には、例えばピッキングリフトトラックが完全に停止し
て走行速度がゼロとなったときにのみ照明装置を点灯さ
せるようにすることができ、このようにすることで電力
の面で全く無駄のない照明装置の点灯・消灯を確実に実
施することができる。また、走行操作の有無を検出して
走行状態であるか否かを判断する場合には、走行操作を
行ってピッキングリフトトラックが走行し始めたときに
照明装置を消灯させ、走行操作を止めることでピッキン
グリフトトラックが停止し始めたときに照明装置を点灯
させることができる。すなわち、走行操作を止めてから
ピッキングリフトトラックが完全に停止するまでの間は
照明装置を点灯させたまま走行することができ、ピッキ
ング作業のために停止すべき位置を確認することが可能
となる。なお、ピッキングリフトトラックの走行速度が
比較的低速の所定値以上であるときには、照明装置を消
灯させるようにしても構わないが、この場合は照明装置
を消灯し忘れて所定値未満の走行速度で走行する場合に
は常に照明装置が点灯し続けることになるため、例えば
上記の走行操作の有無を検出して走行状態であるときに
照明装置を消灯させるのと同時に実施することが望まし
い。
【0027】請求項12に係る発明の要旨は、前記昇降
体が昇降状態であるか否かを判断し、昇降状態にあると
きには前記照明装置を消灯させる手段が設けられている
ことを特徴とする、請求項1ないし請求項11のいずれ
かに記載のピッキングリフトトラックに存する。
【0028】請求項12に係る発明によれば、昇降状態
にあるときには照明装置が消灯されるので、節電を図る
ことができる。すなわち、昇降体の昇降中にピッキング
作業を行うことはなく、照明装置により昇降体の側方を
照らす必要もないことから照明装置を消灯させることが
好ましく、請求項12に記載の発明によれば、昇降体が
昇降状態にあるときには照明装置を消灯させることがで
きる。また、昇降体が昇降状態にあるか否かは、例え
ば、昇降速度を検出し昇降速度がゼロでないときに昇降
状態にあると判断したり、昇降体を昇降させる操作が行
われているかどうかを検出し、昇降させる操作が行われ
ているときに昇降状態にあると判断したりするようにす
ればよい。昇降速度を検出して昇降状態であるか否かを
判断する場合には、例えば昇降体が完全に停止して揚高
の変化、すなわち昇降速度がゼロとなったときにのみ照
明装置を点灯させるようにすることができ、このように
することで電力の面で全く無駄のない照明装置の点灯・
消灯を確実に実施することができる。また、昇降操作の
有無を検出して昇降状態であるか否かを判断する場合に
は、昇降操作を行って昇降体が昇降し始めたときに照明
装置を消灯させ、昇降操作を止めることで昇降体が停止
し始めたときに照明装置を点灯させることができる。す
なわち、昇降操作を止めてから昇降体が完全に停止する
までの間は照明装置を点灯させながら昇降することがで
き、ピッキング作業のために停止すべき位置を確認する
ことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。斜視状態の図1に示す実施形態
において、ピッキングリフトトラック30は、車両本体
31と、車両本体31に取り付けられたマスト32と、
マスト32に昇降可能に取り付けられる昇降体33と、
を備えるものであり、さらに昇降体33の側方を照明す
る照明装置40を備える。
【0030】車両本体31は、その下部から前後方向に
延びている左右一対のストラドルレッグ34を有し、各
ストラドルレッグ34にはそれぞれ車輪35が回転自在
に設けられている。また、車両本体31には、電源用の
バッテリー、昇降体33の昇降用油圧装置、駆動輪を備
えた走行装置、及びこれらを統括的に制御する制御装置
など(いずれも図示せず)が収納されている。
【0031】図1に示すように、昇降体33は、主に、
オペレータが乗り込む運転台36と、運転台36の下部
に取り付けられた前後方向に延びている左右一対のフォ
ーク37と、運転台36の左右両側部分から直立してい
る一対の支柱38と、両支柱37間に設けられた操作部
39と、運転台36の上方を覆うように両支柱38に連
結して設けられたヘッドガード41とを備えている。支
柱38は、フォーク37の突端側とは反対側の運転台3
6端部に設けられており、またフォーク37の突端側と
は反対側のヘッドガード41端部に連結されている。
【0032】操作部39には操舵用ハンドル42や前後
進用アクセルレバー43、昇降操作スイッチ44、及び
キースイッチ(図示せず)が設けられており、アクセル
レバー43を操作することで上記走行装置が作動してピ
ッキングリフトトラック30は走行し、昇降操作スイッ
チ44を操作することで上記昇降用油圧装置が作動して
昇降体33は昇降する。また、昇降体33は、運転台3
6上のオペレータを囲むように配置されるボデーガード
45と、オペレータの側方に配置される一対のサイドガ
ード46とを有している。なお、ボデーガード45及び
サイドガード46は回動可能に設けられており、ボデー
ガード45及びサイドガード46を回動させて閉じた状
態(図1の状態)でオペレータを保護するようになって
いる。
【0033】図1に示す実施形態では、照明装置40は
各支柱38の外側部の上方部分に、それぞれ側方に突出
した状態で取り付けられ、左側の支柱38の外側部の上
方部分に取り付けられた照明装置40により昇降体33
の左側方が照らされ、右側の支柱37の外側部の上方部
分に取り付けられた照明装置40により昇降体33の右
側方が照らされるようになっている。また、各照明装置
40は図示しない電線により車両本体31に収納されて
いるバッテリーと接続されており、この電線を介してバ
ッテリーから電力が供給されるようになっている。
【0034】そして、例えば操作部39に設けられたピ
ッキングリフトトラック30を起動させるキースイッチ
(図示せず)がONとなったときに、照明装置40を点
灯させ、キースイッチがOFFとなったときに、照明装
置40を消灯させるように構成する。ここで、照明装置
40は、この照明装置40から照射される光の照射方向
が昇降体33の側方へ向くように調整してある。この場
合、昇降体33の側方(できれば、ピッキング作業を行
う作業範囲内)において最大光度が得られるように、照
明装置40からの光の照射方向を定めることが好まし
い。なお、照明装置40として、白熱灯、蛍光灯などの
公知のもの、又は白熱灯、蛍光灯などの全体を透光性を
有するカバーで被ったもので、周囲の明るさに応じた光
度のものを使用することができる。すなわち、周囲が暗
い状態であればあるほど、照射される光の光度がより高
い照明装置40を使用するようにすればよい。
【0035】このように、昇降体33の側方を照らす照
明装置40を設けることで充分な明るさの下でピッキン
グ作業を行うことができ、照明が遮られたり、照明の明
るさが不十分であったりすることに起因するピッキング
作業時の作業能率や安全性の低下を解消することが可能
となる。また、照明装置40は各支柱38の外側部の上
方部分に取り付けられているので、オペレータが運転台
36へ乗り降りする際やハンドル42などを操作する際
に支障を来たすことがなく、またピッキング作業時に誤
って荷物を照明装置40にぶつけてしまう恐れもない。
さらに、ピッキング作業時のオペレータから見て上方か
ら照明装置40により昇降体33の側方が照らされるた
め、比較的広範囲に照明装置40から照射される光が届
き、ピッキング作業場所を全体的に照らすことができ
る。
【0036】また、照明装置40を支柱38の外側部か
ら側方に突出した状態で設けることにより、照明装置4
0の故障時のメンテナンス作業や老朽化に伴なう交換作
業を容易に行うことができる。
【0037】なお、上記のように照明装置40を側方に
突出した状態で設けるのではなく、例えば照明装置40
の外側面と支柱38の外側面とが同一平面上に配される
ように、照明装置40を支柱38に埋設するようにして
も、照明装置40により昇降体33の側方を照らすこと
ができ、ピッキング作業時の作業能率や安全性の低下を
解消することが可能となる。特に、照明装置40を支柱
38に埋設する場合には、支柱38により照明装置40
を保護することができ、例えば運転操作を誤ってラック
などに照明装置40をぶつけて破損させるといったこと
を防止できるという優れた効果がある。また、照明装置
40の形状は図1に示すものに限定されず、本発明の主
旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
【0038】図2及び図3に示す実施形態では、照明装
置50は、2つの接続具51と、1つの照明具52とを
備える。なお、この実施形態における照明装置50に係
る構成以外の部分については図1に示す実施形態と同様
であるので、同一符号を用いることで詳細な説明を省
く。
【0039】接続具51は、昇降体33の側部の中間部
分に回動自在に設けられた左右一対のサイドガード46
にそれぞれ固定されており、照明具52は、2つの接続
具51に選択的に接続されることにより、昇降体33の
左側方又は右側方を照らす。すなわち、1つの照明具5
2を作業状況に応じて左側方又は右側方にある接続具5
1に接続して使用することができる。なお、サイドガー
ド46は円筒状に形成されており、サイドガード46を
閉じた状態で、サイドガード46の軸線方向がピッキン
グリフトトラック30の前後方向を向くようになってい
る。
【0040】斜視状態の図3に示すように、接続具51
は、ケース53と、ケース53内に配置された突起状の
電極54とを有する。ケース53は断面が頂部及び底部
を湾曲した長方形状であり、頂部は円筒状のサイドガー
ド46に嵌まる半円形状を呈している。これに対して、
ケース53の底部は、4分の1円形部分とこれに連なる
直線部分とで形成されている。このような形状の2つの
ケース53を、昇降体33の前後方向へ延びる中心軸線
を含む鉛直仮想面に対して対称となるように、それぞれ
サイドガード46に固定してある。また、電極54は車
両本体31に収納されているバッテリーと図示しない電
線により接続されており、この電線を介してバッテリー
から電力が供給されるようになっている。
【0041】一方、照明具52は、サイドガード46に
軸線方向へ滑動可能に取り付けられるケース55と、ケ
ース55内に配置した白熱灯(図示せず)と、白熱灯を
ケース55の一方側で被う透明なカバー56と、接続具
51の電極54が嵌入する穴を有する、白熱灯に接続さ
れたプラグ57とを有し、カバー56を透して白熱灯の
光が照射されるよう構成されている。ケース55は、接
続具51のケース53の開口部53aに嵌まるように形
成されたエッジ55aを各端部に有する。プラグ57
は、ケース53の開口部53aとケース55のエッジ5
5aとを嵌め合わせた状態において、接続具51の電極
54に接続されるように配置されており、ケース55の
両端部にそれぞれ設けられている。したがって、ケース
55の一端側のエッジ55aを開口部53aと嵌め合わ
せると、このエッジ55aと同端側に設けられたプラグ
57が電極54と接続される。そして、例えば図3に示
すように、左側方の接続具51に照明具52が接続され
ると、バッテリーから電線、電極54及びプラグ57を
介して白熱灯に電力が供給されて白熱灯が点灯し、昇降
体33の左側方が照らされる。なお、この状態において
は照明具52を成す白熱灯はサイドガード46よりも下
方に位置させられている。
【0042】次に右側方を照らそうとするとき、照明具
52を成すケース55を引き抜くと、開口部53aとエ
ッジ55aとの嵌め合い、及び電極54とプラグ57と
の接続が解かれ、ケース55はサイドガード46の軸線
方向へ滑動して左側のサイドガード46から外れる。ケ
ース55を左側のサイドガード46から外した後、左側
方にある接続具51と接続されていた側とは異なるケー
ス55の端部に設けられたプラグ57が右側方にある接
続具51と接続されるように、ケース55を反転して右
側のサイドガード46に嵌めて押し込むと、照明具52
は右側方の接続具51と接続される。これによって、照
明具52は昇降体33の右側方を照らすことができる。
照明具52のケース55を反転することなく右側のサイ
ドガード46に嵌めようとしても、ケース55のエッジ
55aがケース53の開口部53aに嵌らない。これに
よって、カバー56が常に照明具52により照らすべき
向き、すなわち昇降体33の外側方を向くように位置す
るのを保障できる。
【0043】このような照明装置50を設けることで
も、図1に示す実施形態と同様に、充分な明るさの下で
ピッキング作業を行うことができるようになり、特に照
明装置50が昇降体33の側部の中間部分に位置するた
め、照明具52から照射される光によってオペレータの
手元を明るく照らすことができる。したがって、オペレ
ータは手に持った荷物が間違っていないかどうかを容易
に確認することができ、また荷物を落とさないよう手元
に注意を払い易くなるので、ピッキング作業の作業能率
の向上を図ることができる。
【0044】さらに、昇降体33の側部の中間部分に位
置しているサイドガード46に照明装置50を備えるた
め、オペレータが運転台36へ乗り降りする際には照明
装置50をサイドガード46と共に回動させて、乗降に
支障を来たさないようにすることができる。さらに、接
続具51が照明具52と接続しやすい高さにあるため、
照明具52を一方の接続具51から他方の接続具51へ
容易に接続し直すことができる。なお、接続具51及び
照明具52の形状は図2及び図3に示すものに限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更
が可能である。例えば、照明具52を接続具51に接続
し易くするために、照明具52のケース55に取っ手や
掴み部などを形成してもよい。
【0045】本発明は前述の2つの実施形態に限られ
ず、以下で述べる種々の形態で実施できる。なお、以下
には2つの照明装置40を昇降体33の左側部及び右側
部にそれぞれ1つずつ取り付ける場合の実施形態につい
て述べるが、これら実施形態は、照明装置50を2つの
接続具51と1つの照明具52とから構成する場合にも
応用することができる。また、図1ないし図3に示した
実施形態と実質的に同じ機能、又は同じ構造の部品には
同じ符号を付け、詳細な説明は省略する。
【0046】2つの照明装置40は、昇降体33の側部
の上方部分に位置するように取り付けることができる。
斜視状態の図4に示す実施形態では、運転台36の上方
を覆うように設けられたヘッドガード41は、主にヘッ
ドガード41の両側部を成す側部フレーム41aとヘッ
ドガード41のフォーク37側端部を成す端部フレーム
41bと、両側部フレーム41a間に設けられた補強フ
レーム41cとで構成されており、各側部フレーム41
aが支柱38にそれぞれ連結されている。そして、照明
装置40が、側部フレーム41aと支柱38との連結部
分に近接して側部フレーム41aの下面に取り付けられ
ており、昇降体33の側部の上方部分に位置している。
また、斜視状態の図5に示す実施形態では、照明装置4
0が側部フレーム41aと端部フレーム41bとにわた
って取り付けられており、この場合も照明装置40は昇
降体33の側部の上方部分に位置している。
【0047】照明装置40を昇降体33の側部の上方部
分に位置するように取り付けることにより、ピッキング
作業時のオペレータから見て上方から照明装置40によ
り昇降体33の側方が照らされるため、比較的広範囲に
照明装置40から照射される光が届き、ピッキング作業
場所を全体的に照らすことができる。また、図4または
図5に示す実施形態のように、照明装置40をヘッドガ
ード41の下面に取り付けることでヘッドガード41に
より照明装置40を保護することができる。特に、照明
装置40の外側面が側部フレーム41aの外側面よりも
内側に配されるように照明装置40取り付けることによ
って、より確実に保護することができる。照明装置40
を側部フレーム41aの外側面や上面に突出した状態で
取り付けることもでき、このときにはヘッドガード41
による保護効果は期待できないが、昇降体33の側方を
照らすことは可能である。また、例えば照明装置40の
外側面と側部フレーム41aの外側面とが同一平面上に
配されるように、照明装置40を側部フレーム41aに
埋設することもでき、このときにはヘッドガード41に
より照明装置40を保護しつつ昇降体33の側方を照ら
すことができる。
【0048】なお、ピッキング作業は運転台36の高さ
とラックなどの高さとを合せた状態で行われるため、照
明装置40を昇降体33の側部の上方部分に位置するよ
うに取り付けるた場合、実際にオペレータが作業を行う
場所は、照明装置40から見て下方位置となる。したが
って、このような場合には、照明装置40の光の照射方
向が側方やや斜め下向きとなるようにすることで、作業
場所をより的確に照らすことができる。
【0049】2つの照明装置40は、昇降体33の側部
の中間部分に位置するように取り付けることができる。
斜視状態の図6に示す実施形態では、2つの照明装置4
0は昇降体33の各支柱38の外側部の中間部分にそれ
ぞれ突出した状態で取り付けられており、昇降体33の
側部の中間部分に位置している。また、斜視状態の図7
に示す実施形態では、2つの照明装置40は各サイドガ
ード46にそれぞれ取り付けられ、昇降体33の側部の
中間部分に位置している。
【0050】斜視状態の図8に示す実施形態では、昇降
体33は一対の支柱38に沿って上下方向へ移動可能に
設けられたボデーガード58を備える。ボデーガード5
8は左右一対の側部フレーム58aと両側部フレーム5
8aの一端部に連結された端部フレーム58bとからな
り、平面視コ字状に形成されている。そして、各側部フ
レーム58aの他端部が支柱38に上下方向へ移動可能
に設けられ、端部フレーム58bがフォーク37側に配
されている。2つの照明装置40はボデーガード58の
側部フレーム58aにそれぞれ取り付けられ、昇降体3
3の側部の中間部分に位置する。つまり、ボデーガード
58は図8に仮想線で示すように上方へ移動可能である
が、ボデーガード58の使用時には実線で示す位置とな
り、昇降体33の中間部分に位置することとなる。
【0051】照明装置40を昇降体33の側部の中間部
分に位置するように取り付けることにより、特にオペレ
ータの手元を照明装置40によって明るく照らすことが
できる。なお、照明装置40を昇降体33の側部の中間
部分に位置するように取り付ける場合であっても、照明
装置40を支柱38やサイドガード46、ボデーガード
58に埋設しても構わず、これにより照明装置40を保
護することができる。
【0052】2つの照明装置40は、昇降体33の側部
の下方部分に位置するように取り付けることができる。
斜視状態の図9に示す実施形態では、2つの照明装置4
0は昇降体33にある各支柱38の外側部の下方部分に
それぞれ突出した状態で取り付けられ、昇降体33の側
部の下方部分に位置する。また、斜視状態の図10に示
した実施形態では、2つの照明装置40は、昇降体33
の運転台36の両側部にそれぞれ取り付けられ、昇降体
3の側部の下方部分に位置する。
【0053】照明装置40を昇降体33の側部の下方部
分に位置するように取り付けることにより、特にオペレ
ータの足元を照明装置40によって明るく照らすことが
できる。したがって、オペレータは運転台36の端部を
容易に確認することができるので、足を踏み外すことな
く安全にピッキング作業を行うことが可能となる。ま
た、荷物を一旦運転台36の上に置く場合にも、荷物を
運転台36から落とさないよう適切に置くことができ
る。
【0054】ところで、照明装置40や照明装置50の
照明具52は、ピッキングリフトトラック30のキース
イッチがON、OFFされたときやピッキングリフトト
ラック30に設けられている前照灯、又は後照灯が点
灯、消灯されたときに、これらに連動して点灯、消灯さ
せることができ、また独自の照明操作スイッチによって
点灯、消灯させることができる。必要とされる際のみ点
灯するというような照明装置40や照明具52の有効活
用を図るためには、独自の照明操作スイッチによる方が
好ましい。
【0055】斜視状態の図11に示す実施形態では、2
つの操作スイッチ60が操作部39の両側方にそれぞれ
配置され、左の操作スイッチ60によって左側方の照明
装置40を、また右の操作スイッチ60によって右側方
の照明装置40を点灯、消灯するようになっている。こ
のように左右で別の操作スイッチ70をそれぞれ異なる
位置に設けることよれば、ハンドル42やアクセルレバ
ー43の位置のような操作部39のレイアウト上の制約
をほとんど受けることなく、操作スイッチ60を配置で
きる。なお、操作スイッチ60を照明装置40に近い位
置に配すると、その操作スイッチ60が左右どちらの照
明装置40を点灯、消灯させるためのものであるかをオ
ペレータに分かり易くすることができ、操作性が向上す
る。
【0056】斜視状態の図12に示す実施形態では、切
替スイッチ61がハンドル42とアクセルレバー43の
中間上方部分に配置されている。切替スイッチ61を左
側に押し込むと、左側方の照明装置40が点灯し、右側
方の照明装置40が消灯する。切替スイッチ61を右側
に押し込むと、右側方の照明装置40が点灯し、左側方
の照明装置40が消灯する。そして、切替スイッチ61
を中立にすると、両側方の照明装置40が消灯する。こ
のような実施形態によれば、切替スイッチ61のための
設置スペースを少なくすることができ、また切替スイッ
チ61への配線を容易に行うことができる。
【0057】斜視状態の図13に示す実施形態では、昇
降体33の運転台36に3つの、ON−OFFタイプの
足踏みスイッチ62,63,64が埋め込まれている。
足踏みスイッチ62は運転台36の左側部に、足踏みス
イッチ63は運転台36の右側部に、そして足踏みスイ
ッチ64は運転台36のフォーク37側端部の左右中央
部分にそれぞれ埋め込まれており、足踏みスイッチ62
は左側方の照明装置40を、足踏みスイッチ73は右側
方の照明装置60を、そして足踏みスイッチ64は両側
方の照明装置40を点灯、消灯するためのものである。
このような実施形態によれば、操作することを意識する
ことなく、スイッチ62,63,64のON−OFFが
可能である。すなわち、例えばオペレータが昇降体33
の左側方を向いてピッキング作業を行う場合には、必然
的にオペレータは運転台36の左側部に立つことにな
り、足踏みスイッチ62がONとなって左側方の照明装
置40が点灯される。作業が終わればオペレータは運転
台36の左側部から移動するため、足踏みスイッチ62
はOFFとなって左側方の照明装置40が消灯される。
このようにピッキング作業に伴なってオペレータが運転
台36上を移動することを利用して照明装置40を点
灯、消灯するため、オペレータは操作することを意識す
ることがなく、また操作をし忘れたり操作を間違えると
いうこともない。
【0058】以上、種々の実施形態を説明したが、以下
では上記各実施形態をさらに有効に活用するための技術
について説明する。なお、以下で述べる技術が照明装置
40を設ける場合にも照明装置50を設ける場合にも適
用可能であることを示すために、説明の中では照明装置
40,50と称している。
【0059】昇降体33側方の照明が特に必要とされる
のは、例えば転落による危険性が増す高所でのピッキン
グ作業時である。したがって、少なくとも昇降体33が
所定より高い揚高になったときに照明装置を点灯すれば
よい。換言すると、昇降体33が所定以下の揚高となっ
たときには、照明装置40,50を強制的に消灯するこ
とが消灯し忘れ防止し節電を図る上で好ましい。
【0060】この目的で設けられる照明装置40,50
を消灯する手段は、例えば上記実施形態で示したON−
OFFタイプの照明操作スイッチと、昇降体の揚高が所
定高さ以下であるか否かを検出する位置センサと、照明
操作スイッチ及びマイクロスイッチからの入力に基づい
て照明装置の点灯、消灯を制御する制御装置とで構成す
ることができる。
【0061】ここで、位置センサは、斜視状態の図14
に示すように、マスト32に取り付けたドグ70と、支
柱38に設けられ昇降体33と一緒に昇降するマイクロ
スイッチ71とからなり、昇降体33の揚高が所定高さ
(例えば、床面から100mm)を越える状態では、マ
イクロスイッチ71がドグ70に押圧されて常にONの
状態となるように設けられている。したがって、昇降体
33が下降してマイクロスイッチ71がドグ70に押圧
されなくなりONからOFFに切り替わることで、昇降
体33の揚高が所定高さ(例えば、床面から100m
m)以下であると判断できる。なお、ここで、昇降体3
3の揚高とは、例えば床面から運転台36の上面までの
高さとすればよい。
【0062】そして、制御装置は図15のフローチャー
トに示すように処理を行う。すなわち、ステップS1で
プログラムを始動し、ステップS2で照明操作スイッチ
がONであるか否かを判断する。照明操作スイッチがO
Nであるときには、次にステップS3で昇降体33の揚
高が100mm以下であるか否かを判断する。位置セン
サを成すマイクロスイッチ71がOFFであるときには
昇降体33の揚高が100mm以下であると判断でき、
昇降体33の揚高が100mm以下であるということは
オペレータが運転台36から降りている、あるいは運転
台36上に搭乗しているとしてもオペレータはピッキン
グ作業を行おうとはしていないと判断できる。したがっ
て、照明装置40,50を消灯させても何ら支障がない
ため、制御装置はステップS4で照明装置40,50を
消灯させる制御を行う。一方、マイクロスイッチ71が
ONであるときには昇降体33の揚高が100mmを越
えていると判断でき、昇降体33の揚高が100mmを
越えているということは、オペレータが高所でピッキン
グ作業を行っているか、あるいはまだピッキング作業を
行っていなくても運転台36からの転落による危険性が
高いと判断できるため、制御装置はステップS5で照明
装置40,50を点灯させる制御を行う。また、ステッ
プS2で照明操作スイッチがOFFであるときには、制
御装置は照明装置40,50を点灯させない。そして、
再びステップS2へと戻る。
【0063】なお、位置センサは、上記の構成に限ら
ず、昇降体33の揚高が所定高さ以下であるか否かを検
出することができるものであればよい。
【0064】また、ピッキング作業はピッキングリフト
トラック30が停止しているとき行われる。そこで、ピ
ッキングリフトトラック30が走行状態であるか否かを
判断し、走行状態にあるときには、照明装置40,50
を強制的に消灯する手段を備えるようにすれば、消灯し
忘れ防止し節電を図る上で好ましい。
【0065】この目的で設けられる照明装置40,50
を消灯する手段は、例えば上記実施形態で示したON−
OFFタイプの照明操作スイッチと、走行モータの回転
速度を検出するエンコーダと、照明操作スイッチ及びエ
ンコーダからの入力に基づいて照明装置を制御する制御
装置とで構成することができる。
【0066】エンコーダは前記走行装置を成す走行モー
タの回転軸に取り付けられており、この走行モータの回
転速度を検出するようになっている。ピッキングリフト
トラック30の停止状態ではエンコーダにより検出され
る走行モータの回転速度はゼロであり、ピッキングリフ
トトラック30の走行状態ではエンコーダにより走行速
度に対応する走行モータの回転速度が検出される。した
がって、エンコーダにより検出される走行モータの回転
速度がゼロであるか否かによって、ピッキングリフトト
ラック30が走行状態であるか否かを判断することがで
きる。
【0067】そして、制御装置は図16のフローチャー
トに示すように処理を行う。すなわち、ステップS11
でプログラムを始動し、ステップS12で照明操作スイ
ッチがONであるか否かを判断する。照明操作スイッチ
がONであるときには、次にステップS13で走行モー
タの回転速度がゼロであるか否かを判断する。エンコー
ダにより検出される走行モータの回転速度がゼロでなけ
れば、ピッキングリフトトラック30は走行状態にある
と判断でき、ピッキングリフトトラック30が走行状態
にあるということはピッキング作業を行える状態ではな
いから、オペレータはピッキング作業を行っていないと
判断できる。したがって、照明装置40,50を消灯さ
せても何ら支障がないため、制御装置はステップS14
で照明装置40,50を消灯させる制御を行う。一方、
エンコーダにより検出される走行モータの回転速度がゼ
ロであれば、ピッキングリフトトラック30は停止状態
にあると判断でき、この状態ではオペレータがピッキン
グ作業を行っている可能性があるため、制御装置はステ
ップS15で照明装置40,50を点灯させる制御を行
う。また、ステップS12で照明操作スイッチがOFF
であるときには、制御装置は照明装置40,50を点灯
させない。そして、再びステップS12へと戻る。
【0068】このようにピッキングリフトトラック30
が走行状態にあるときには、照明装置40,50を強制
的に消灯する手段を備えるようにすれば、消灯し忘れを
防止し節電を図ることができるが、その他にも煩雑な照
明操作スイッチのON−OFF操作をなくして作業効率
を向上させる効果も奏する。すなわち、ピッキング作業
では、ある場所で荷物の積み下ろしを行った後、僅かな
距離だけピッキングリフトトラック30を移動させて次
の荷物の積み下ろしをするということが少なくないた
め、節電を図るためには移動させる度に照明操作スイッ
チのON−OFF操作をしなければならない。しかし、
上記のように走行状態にあるときには照明装置36,4
0を強制的に消灯する手段を備えていれば、頻繁に照明
操作スイッチのON−OFF操作をすることなく節電を
図ることができ、その結果作業効率を向上させることが
できる。
【0069】なお、ピッキングリフトトラック30が走
行状態であるか否かを判断は、上記の構成に限られるも
のではない。例えば、車輪35のうちの少なくとも一つ
の回転速度をエンコーダなどで検出し、この回転速度が
ゼロでないときに走行状態にあると判断するようにして
もよい。また、ピッキングリフトトラック30を走行操
作するアクセルレバー43の操作の有無を検出し、操作
されているときに走行状態にあると判断するようにして
もよい。
【0070】また、ピッキング作業は昇降体33が停止
しているときに行われる。そこで、昇降体33が昇降状
態であるか否かを判断し、昇降体33が昇降していると
きには、照明装置40,50を強制的に消灯する手段を
備えるようにすれば、消灯し忘れ防止し節電を図る上で
好ましい。
【0071】この目的で設けられる照明装置40,50
を消灯する手段は、例えば上記実施形態で示したON−
OFFタイプの照明操作スイッチと、昇降体の昇降の変
化を検出するエンコーダと、照明操作スイッチ及びエン
コーダからの入力に基づいて照明装置を制御する制御装
置とで構成することができる。
【0072】ここで、昇降体33の揚高の変化は、リー
ル式エンコーダによって検出することができる。リール
式エンコーダは、リールに巻かれたワイヤがリールから
引き出され、またワイヤがリールに巻き取られる際のリ
ールの回転をエンコーダによって検出するものである。
そこで、ワイヤの一端を昇降体33に固定し、エンコー
ダ内蔵のリールをマスト32に固定すると、昇降体33
の昇降に伴ってワイヤがリールから引き出され、またリ
ールに巻き取られることとなるため、エンコーダにより
リールの回転が検出されれば、昇降体33の揚高が変化
している、つまり昇降体33が昇降していると判断でき
る。
【0073】そして、制御装置は図17のフローチャー
トに示すように処理を行う。すなわち、ステップS21
でプログラムを始動し、ステップS22で照明操作スイ
ッチがONであるか否かを判断する。照明操作スイッチ
がONであるときには、次にステップS23で昇降体3
3の揚高の変化量がゼロであるか否かを判断する。リー
ル式エンコーダによって検出されるリールの回転量、つ
まり昇降体35の揚高の変化量がゼロでなければ、昇降
体35が昇降していると判断でき、昇降体33が昇降し
ているということはピッキング作業を行える状態ではな
いから、オペレータはピッキング作業を行っていないと
判断できる。したがって、照明装置40,50を消灯さ
せても何ら支障がないため、制御装置はステップS24
で照明装置40,50を消灯させる制御を行う。一方、
リール式エンコーダによって検出される昇降体33の揚
高の変化量がゼロであれば、昇降体33は停止している
と判断でき、この状態ではオペレータがピッキング作業
を行っている可能性があるため、制御装置はステップS
25で照明装置40,50を点灯させる制御を行う。ま
た、ステップS22で照明操作スイッチがOFFである
ときには、制御装置は照明装置40,50を点灯させな
い。そして、再びステップS22へと戻る。
【0074】このように昇降体33が昇降状態にあると
きには、照明装置40,50を強制的に消灯する手段を
備えるようにすれば、消灯し忘れを防止し節電を図るこ
とができるが、その他にも煩雑な照明操作スイッチのO
N−OFF操作をなくして作業効率を向上させる効果も
奏する。すなわち、ピッキング作業では、ある場所で荷
物の積み下ろしを行った後、昇降体33を異なる高さに
昇降させて次の荷物の積み下ろしをするということが少
なくないため、節電を図るためには昇降させる度に照明
操作スイッチのON−OFF操作をしなければならな
い。しかし、上記のように昇降状態にあるときには照明
装置40,50を強制的に消灯する手段を備えていれ
ば、頻繁に照明操作スイッチのON−OFF操作をする
ことなく節電を図ることができ、その結果作業効率を向
上させることができる。
【0075】なお、昇降体33が昇降状態であるか否か
を判断は、上記の構成に限られるものではない。例え
ば、昇降操作の有無をマイクロスイッチによって検出
し、昇降操作ボタン44が操作されてマイクロスイッチ
がONになったとき、昇降状態であると判断するように
してもよい。また、前記昇降用油圧装置の作動の有無を
検出し、昇降用油圧装置の作動中は昇降体33が昇降状
態であると判断するようにしてもよい。
【0076】以上、有効活用のための技術を説明した
が、これらは組み合わせて実施することが可能であり、
組み合わせて実施することで、単独で実施する場合より
も大きな効果を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、充分な明
るさの下でピッキング作業を行うことができるので、間
違った荷物を積み下ろしすることによる作業能率の低下
は生じず、また、荷物を誤って落としてしまったり、オ
ペレータが足を踏み外したりするおそれが少なくなり、
安全性を高めうる。さらに、倉庫全体を照らすような大
規模な照明設備がなくとも昇降体の側方における充分な
明るさを確保でき、経済的である。
【0078】請求項2に係る発明によれば、光の照射方
向が昇降体の側方に向けられているため、照明装置から
の直接光によって高い光度(光の強さ)で照らすことが
でき、昇降体の側方を明るく照らすことができる。
【0079】請求項3に係る発明によれば、最大光度が
得られる照射方向を昇降体の側方に向けているため、昇
降体の側方で最大照度が得られることとなり、昇降体の
側方を明るく照らすことができる。
【0080】請求項4に係る発明によれば、ピッキング
リフトトラックの側方を比較的広範囲にわたって照らす
ことができる。請求項5に係る発明によれば、特に手元
を明るく照らすことができる。そして、請求項6に係る
発明によれば、特に足元を明るく照らすことができる。
【0081】請求項7に係る発明によれば、昇降体のい
ずれかの側部にある照明装置を使用することにより、側
方でのピッキング作業を能率的に処理できる。
【0082】請求項8に係る発明によれば、必要に応じ
て照明装置を使用することができる。
【0083】請求項9に係る発明によれば、1つの照明
具を左右の側方を照らすのに使用でき、経済的である。
【0084】請求項10、請求項11及び請求項12に
係る発明によれば、消灯し忘れを防止して節電を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るピッキングリフトトラックの実
施形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係るピッキングリフトトラックの別
の実施形態を示す斜視図である。
【図3】 図2に示した照明装置を示す拡大斜視図であ
る。
【図4】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図6】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図7】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図8】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図9】 本発明に係るピッキングリフトトラックのさ
らに別の実施形態を示す斜視図である。
【図10】 本発明に係るピッキングリフトトラックの
さらに別の実施形態を示す斜視図である。
【図11】 本発明に係るピッキングリフトトラックの
照明装置とスイッチの実施形態を示す斜視図である。
【図12】 スイッチの別の実施形態を示す要部の斜視
図である。
【図13】 スイッチのさらに別の実施形態を示す要部
の斜視図である。
【図14】 揚高を検出する装置の実施形態を示す要部
の斜視図である。
【図15】 揚高によって照明装置を消灯するフローチ
ャートである。
【図16】 ピッキングリフトトラックの走行状態によ
って照明装置を消灯するフローチャートである。
【図17】 昇降体の昇降状態によって照明装置を消灯
するフローチャートである。
【図18】 ピッキング作業を示す斜視図である。
【符号の説明】
30 ピッキングリフトトラック 31 車両本体 32 マスト 33 昇降体 36 運転台 40 照明装置 50 照明装置 51 接続具 52 照明具 60 操作スイッチ 61 切替スイッチ 62,63,64 足踏みスイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体と、この車両本体に取り付けら
    れたマストと、このマストに昇降可能に取り付けられ、
    オペレータが乗り込む運転台を備えた昇降体とを備える
    ピッキングリフトトラックであって、 前記昇降体に、この昇降体の側方を照らす照明装置が設
    けられていることを特徴とする、ピッキングリフトトラ
    ック。
  2. 【請求項2】 前記照明装置は、この照明装置から照射
    される光の照射方向を前記昇降体の側方に向けて設けら
    れていることを特徴とする、請求項1に記載のピッキン
    グリフトトラック。
  3. 【請求項3】 前記照明装置は、最大光度が得られる前
    記照明方向を前記昇降体の側方に向けて設けられている
    ことを特徴とする、請求項2に記載のピッキングリフト
    トラック。
  4. 【請求項4】 前記照明装置は、前記昇降体の側部の上
    方部分に設けられていることを特徴とする、請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載のピッキングリフトトラ
    ック。
  5. 【請求項5】 前記照明装置は、前記昇降体の側部の中
    間部分に設けられていることを特徴とする、請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載のピッキングリフトトラ
    ック。
  6. 【請求項6】 前記照明装置は、前記昇降体の側部の下
    方部分に設けられていることを特徴とする、請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載のピッキングリフトトラ
    ック。
  7. 【請求項7】 前記照明装置が前記昇降体の両側部に設
    けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載のピッキングリフトトラック。
  8. 【請求項8】 前記照明装置は、前記昇降体に設けられ
    たスイッチによって個々に点灯及び消灯されることを特
    徴とする、請求項7に記載のピッキングリフトトラッ
    ク。
  9. 【請求項9】 前記照明装置が、前記昇降体の両側部に
    設けられた接続具と、これらの接続具に選択的に接続さ
    れることにより、前記昇降体の左側方又は右側方を照ら
    す照明具とを備えていることを特徴とする、請求項1な
    いし請求項6のいずれかに記載のピッキングリフトトラ
    ック。
  10. 【請求項10】 前記昇降体の高さを検出し、この昇降
    体が所定以下の揚高となったとき、前記照明装置を消灯
    させる手段が設けられていることを特徴とする、請求項
    1ないし請求項9のいずれかに記載のピッキングリフト
    トラック。
  11. 【請求項11】 前記ピッキングリフトトラックが走行
    状態であるか否かを判断し、走行状態にあるときには前
    記照明装置を消灯させる手段が設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の
    ピッキングリフトトラック。
  12. 【請求項12】 前記昇降体が昇降状態であるか否かを
    判断し、昇降状態にあるときには前記照明装置を消灯さ
    せる手段が設けられていることを特徴とする、請求項1
    ないし請求項11のいずれかに記載のピッキングリフト
    トラック。
JP2002111636A 2002-04-15 2002-04-15 ピッキングリフトトラック Pending JP2003306299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111636A JP2003306299A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ピッキングリフトトラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111636A JP2003306299A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ピッキングリフトトラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003306299A true JP2003306299A (ja) 2003-10-28

Family

ID=29394374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111636A Pending JP2003306299A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ピッキングリフトトラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003306299A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350198A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Nippon Yusoki Co Ltd ロック装置付きオーダピッキングトラック
EP2511225A1 (de) * 2011-04-12 2012-10-17 KION Warehouse Systems GmbH Flurförderzeug, insbesondere Kommissionierflurförderzeug
WO2018124780A1 (ko) * 2016-12-28 2018-07-05 주식회사 두산 지게차의 조사광 제어장치
US11813979B1 (en) 2022-11-04 2023-11-14 Mitsubishi Logisnext Co., LTD. Vehicle approach notification device and picking truck equipped with the device
EP4365025A1 (en) * 2022-11-04 2024-05-08 Mitsubishi Logisnext Co., Ltd. Vehicle approach notification device and picking truck equipped with the device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350198A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Nippon Yusoki Co Ltd ロック装置付きオーダピッキングトラック
EP2511225A1 (de) * 2011-04-12 2012-10-17 KION Warehouse Systems GmbH Flurförderzeug, insbesondere Kommissionierflurförderzeug
WO2018124780A1 (ko) * 2016-12-28 2018-07-05 주식회사 두산 지게차의 조사광 제어장치
KR20180076683A (ko) * 2016-12-28 2018-07-06 주식회사 두산 지게차의 조사광 제어장치
KR102053490B1 (ko) 2016-12-28 2019-12-06 주식회사 두산 지게차의 조사광 제어장치
US10757786B2 (en) 2016-12-28 2020-08-25 Doosan Corporation Apparatus for controlling irradiated light on forklift
US11813979B1 (en) 2022-11-04 2023-11-14 Mitsubishi Logisnext Co., LTD. Vehicle approach notification device and picking truck equipped with the device
EP4365028A1 (en) * 2022-11-04 2024-05-08 Mitsubishi Logisnext Co., Ltd. Vehicle approach notification device and picking truck equipped with the device
EP4365025A1 (en) * 2022-11-04 2024-05-08 Mitsubishi Logisnext Co., Ltd. Vehicle approach notification device and picking truck equipped with the device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022041526A (ja) 車両接近報知装置および該装置を備えたピッキングトラック
JP2011111022A (ja) 作業車両
JP2003306299A (ja) ピッキングリフトトラック
JP3928780B2 (ja) ピッキングリフト
JP5260929B2 (ja) 作業車両
JP2005008367A (ja) フォークリフトトラックのフォーク姿勢制御装置及びフォークリフトトラック
JP5545649B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP2001206684A (ja) 荷役車両の照明装置
JP2003040596A (ja) オーダーピッキング車
JP4053843B2 (ja) エラー履歴表示装置
JP3865228B2 (ja) 運転台昇降式荷役車両
JP2004075337A (ja) リフトリモコン付きフォークリフト
KR101982793B1 (ko) 지게차의 캐리지 램프 작동 조절장치
JP2003267677A (ja) 荷役車輌
JP2023173924A (ja) 荷役車両
CN117984885A (zh) 车辆接近通知装置及包括所述装置的拣料车
JP2004075280A (ja) フォークリフト
JPH0615973Y2 (ja) 親子フォークリフト
CN114364629A (zh) 高空作业车的操作盘
JP2001048498A (ja) フォークリフト
JP2002179395A (ja) 作業用車両のジャッキ操作案内制御装置
JP2004091117A (ja) フォークリフト
JP2003206096A (ja) パレットロック装置
JP3631386B2 (ja) 作業車の作業台格納装置
JP2003104696A (ja) フォークリフト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070416