JP2001048498A - フォークリフト - Google Patents
フォークリフトInfo
- Publication number
- JP2001048498A JP2001048498A JP11231251A JP23125199A JP2001048498A JP 2001048498 A JP2001048498 A JP 2001048498A JP 11231251 A JP11231251 A JP 11231251A JP 23125199 A JP23125199 A JP 23125199A JP 2001048498 A JP2001048498 A JP 2001048498A
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- JP
- Japan
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- laser beam
- fork
- forklift
- irradiation
- laser
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】不必要なレーザ光線の照射をなくして、作業者
への悪影響を防止するとともに電力を節減できるフォー
クリフトを提供すること。 【解決手段】車体100の前方にレーザ光線19を照射
するレーザポインタ18を備え、レーザ光線19でパレ
ット20を照射してフォーク1の差込位置を表示するよ
うにしたフォークリフトにおいて、車体100の走行速
度が一定値を超える場合に、レーザポインタ18からの
レーザ光線19の照射を停止するようにした。
への悪影響を防止するとともに電力を節減できるフォー
クリフトを提供すること。 【解決手段】車体100の前方にレーザ光線19を照射
するレーザポインタ18を備え、レーザ光線19でパレ
ット20を照射してフォーク1の差込位置を表示するよ
うにしたフォークリフトにおいて、車体100の走行速
度が一定値を超える場合に、レーザポインタ18からの
レーザ光線19の照射を停止するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークの差込位
置を表示するためのレーザポインタを備えたフォークリ
フトに関する。
置を表示するためのレーザポインタを備えたフォークリ
フトに関する。
【0002】
【従来の技術】車体の前方にレーザ光線を照射するレー
ザポインタを備え、レーザ光線でパレットを照射してフ
ォークの差込位置を表示するようにしたフォークリフト
がすでに実用化されている。このようなフォークリフト
によると、荷物を載置したパレットにフォークを差し込
む際、レーザ光線の照射点によってフォーク差込位置が
容易に視認できるので、荷物の破損を防止できるととも
に、特に高揚高での荷取り作業において作業者の疲労が
軽減される。
ザポインタを備え、レーザ光線でパレットを照射してフ
ォークの差込位置を表示するようにしたフォークリフト
がすでに実用化されている。このようなフォークリフト
によると、荷物を載置したパレットにフォークを差し込
む際、レーザ光線の照射点によってフォーク差込位置が
容易に視認できるので、荷物の破損を防止できるととも
に、特に高揚高での荷取り作業において作業者の疲労が
軽減される。
【0003】本出願人の出願に係る特開平11−569
8号公報、特開平11−5699号公報、特開平11−
5700号公報には、上記のようなレーザポインタを備
えたフォークリフトが開示されている。
8号公報、特開平11−5699号公報、特開平11−
5700号公報には、上記のようなレーザポインタを備
えたフォークリフトが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
フォークリフトは倉庫のような構内を縦横無尽に走行す
るため、レーザ光線が常時照射されていると、他の作業
者に悪影響を与えるおそれがあり、特に目に対して有害
となる。一方、レーザ光線は荷役作業をする場合に照射
すれば足りるから、常時照射していることは電力の無駄
にもなる。
フォークリフトは倉庫のような構内を縦横無尽に走行す
るため、レーザ光線が常時照射されていると、他の作業
者に悪影響を与えるおそれがあり、特に目に対して有害
となる。一方、レーザ光線は荷役作業をする場合に照射
すれば足りるから、常時照射していることは電力の無駄
にもなる。
【0005】本発明は上記のような問題点を解決するも
のであって、不必要なレーザ光線の照射をなくして、作
業者への悪影響を防止するとともに電力を節減できるフ
ォークリフトを提供することを課題としている。
のであって、不必要なレーザ光線の照射をなくして、作
業者への悪影響を防止するとともに電力を節減できるフ
ォークリフトを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車体の走行速度が一定値を超える場合
に、レーザポインタからのレーザ光線の照射を停止する
ようにしたものである。
に、本発明は、車体の走行速度が一定値を超える場合
に、レーザポインタからのレーザ光線の照射を停止する
ようにしたものである。
【0007】このようにすることで、フォークリフトが
荷役作業をしない走行速度(たとえば2Km/hを超え
る速度)で走行している場合には、レーザ光線は照射さ
れず、荷役作業をする走行速度(たとえば2Km/h以
下)で走行している場合にのみレーザ光線が照射される
ので、不必要な照射がなくなり、他の作業者の安全が確
保されるとともに電力の節減も可能となる。
荷役作業をしない走行速度(たとえば2Km/hを超え
る速度)で走行している場合には、レーザ光線は照射さ
れず、荷役作業をする走行速度(たとえば2Km/h以
下)で走行している場合にのみレーザ光線が照射される
ので、不必要な照射がなくなり、他の作業者の安全が確
保されるとともに電力の節減も可能となる。
【0008】なお、走行速度に加えて、フォークの水平
状態や揚高値も考慮してレーザ光線の照射を制限するこ
とにより、さらなる安全性の向上と省電力化とを達成す
ることができる。また、レーザ光線の照射を停止する代
わりに、光線の強度を一定値以下に落として減光して
も、一定の効果を期待することができる。
状態や揚高値も考慮してレーザ光線の照射を制限するこ
とにより、さらなる安全性の向上と省電力化とを達成す
ることができる。また、レーザ光線の照射を停止する代
わりに、光線の強度を一定値以下に落として減光して
も、一定の効果を期待することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図を参照しながら説明する。図1は本発明に係るフォー
クリフトの概略構成を示す側面図である。ここに示した
のは、カウンタバランス型のフォークリフトである。図
において、車体100の前部にはフォーク1が設けられ
ており、このフォーク1は、マスト2に昇降可能に支持
されたリフトブラケット14に取り付けられている。3
は車体100の進行方向を操作するステアリングハンド
ル、4はフォーク1を上昇・下降させたり前傾・後傾さ
せたりする操作レバーで、操作レバー4は昇降用と傾動
用の2つが設けられている。5は内部に油圧ポンプ15
などが収納されている機台であり、この機台5の前後に
前輪6および後輪7が設けられている。8は運転者が着
座するシート、9はシート8の上方に設けられて落下物
から運転者を保護するためのヘッドガード、10はヘッ
ドガード9を支持するピラーである。
図を参照しながら説明する。図1は本発明に係るフォー
クリフトの概略構成を示す側面図である。ここに示した
のは、カウンタバランス型のフォークリフトである。図
において、車体100の前部にはフォーク1が設けられ
ており、このフォーク1は、マスト2に昇降可能に支持
されたリフトブラケット14に取り付けられている。3
は車体100の進行方向を操作するステアリングハンド
ル、4はフォーク1を上昇・下降させたり前傾・後傾さ
せたりする操作レバーで、操作レバー4は昇降用と傾動
用の2つが設けられている。5は内部に油圧ポンプ15
などが収納されている機台であり、この機台5の前後に
前輪6および後輪7が設けられている。8は運転者が着
座するシート、9はシート8の上方に設けられて落下物
から運転者を保護するためのヘッドガード、10はヘッ
ドガード9を支持するピラーである。
【0010】11は車体100の前後の重量バランスを
とるためのウエイト、12はフォークリフトを駆動する
ためのバッテリーが内蔵されたバッテリー収納部、13
はバッテリー収納部12を覆う開閉自在なバッテリーカ
バーである。16はフォーク1を昇降させるためのリフ
トシリンダ、17はフォーク1を前傾・後傾させるため
のティルトシリンダである。これらのリフトシリンダ1
6およびティルトシリンダ17は、ともに油圧シリンダ
から構成されており、レバー4の操作により油圧ポンプ
15を介して駆動され、フォーク1を昇降させたり前後
傾させたりするようになっている。
とるためのウエイト、12はフォークリフトを駆動する
ためのバッテリーが内蔵されたバッテリー収納部、13
はバッテリー収納部12を覆う開閉自在なバッテリーカ
バーである。16はフォーク1を昇降させるためのリフ
トシリンダ、17はフォーク1を前傾・後傾させるため
のティルトシリンダである。これらのリフトシリンダ1
6およびティルトシリンダ17は、ともに油圧シリンダ
から構成されており、レバー4の操作により油圧ポンプ
15を介して駆動され、フォーク1を昇降させたり前後
傾させたりするようになっている。
【0011】18はレーザポインタであって、両側のフ
ォークの中間位置においてリフトブラケット14に設け
られており、発光素子であるレーザから車体100の前
方にレーザ光線19を照射する。このレーザ光線19
は、フォーク1とほぼ平行に投射される。20は荷物
(図示省略)が載置されるパレットであり、このパレッ
ト20の差込口20aにフォーク1を差し込んだ状態で
フォーク1を昇降させることによって、荷物の積み下ろ
しが行なわれる。
ォークの中間位置においてリフトブラケット14に設け
られており、発光素子であるレーザから車体100の前
方にレーザ光線19を照射する。このレーザ光線19
は、フォーク1とほぼ平行に投射される。20は荷物
(図示省略)が載置されるパレットであり、このパレッ
ト20の差込口20aにフォーク1を差し込んだ状態で
フォーク1を昇降させることによって、荷物の積み下ろ
しが行なわれる。
【0012】この場合、レーザ光線19によってパレッ
ト20の差込口20aが設けられている面が照射され、
照射面に形成されるビームにより、フォーク1の差込位
置が表示される。たとえば、レーザ光線19がパレット
20の中央のケタに照射されている場合は、フォーク1
が差込口20aと対応する位置にあることを示してい
る。したがって、最初にこの状態に設定してからフォー
クリフトをスタートさせ、レーザ光線19の照射点がず
れないように確認しながら前進させると、フォーク1が
差込口20aに自動的に差し込まれることになる。
ト20の差込口20aが設けられている面が照射され、
照射面に形成されるビームにより、フォーク1の差込位
置が表示される。たとえば、レーザ光線19がパレット
20の中央のケタに照射されている場合は、フォーク1
が差込口20aと対応する位置にあることを示してい
る。したがって、最初にこの状態に設定してからフォー
クリフトをスタートさせ、レーザ光線19の照射点がず
れないように確認しながら前進させると、フォーク1が
差込口20aに自動的に差し込まれることになる。
【0013】図2は、本発明の実施形態の電気的構成を
示すブロック図である。図2において、図1と同一部分
には同一符号を付してある。21はCPUやメモリを含
むマイクロコンピュータから構成される制御部であっ
て、その入力側には操作レバー4、ティルト水平検出セ
ンサ22、揚高検出センサ23、車速検出センサ25が
接続されている。また、出力側には、走行モータ24、
油圧ポンプ駆動モータ26、レーザポインタ18が接続
されている。
示すブロック図である。図2において、図1と同一部分
には同一符号を付してある。21はCPUやメモリを含
むマイクロコンピュータから構成される制御部であっ
て、その入力側には操作レバー4、ティルト水平検出セ
ンサ22、揚高検出センサ23、車速検出センサ25が
接続されている。また、出力側には、走行モータ24、
油圧ポンプ駆動モータ26、レーザポインタ18が接続
されている。
【0014】ティルト水平検出センサ22は、フォーク
1が水平状態にあるか否かを検出するセンサであって、
たとえばリードスイッチとマグネットとを用いた磁気セ
ンサから構成される。揚高検出センサ23は、フォーク
1があらかじめ設定された揚高まで上昇したか否かを検
出するセンサであって、たとえばマスト2に設けられた
ドグを検出するリミットスイッチから構成される。車速
検出センサ25は、走行モータ24の回転数を検出する
センサであって、たとえばモータ軸に取り付けられたギ
ヤの歯部を検出する近接スイッチから構成される。油圧
ポンプ駆動モータ26は、油圧ポンプ15を駆動してポ
ンプからリフトシリンダ16やティルトシリンダ17へ
油を供給するためのモータである。なお、操作レバー4
およびレーザポインタ18については、すでに説明した
とおりである。
1が水平状態にあるか否かを検出するセンサであって、
たとえばリードスイッチとマグネットとを用いた磁気セ
ンサから構成される。揚高検出センサ23は、フォーク
1があらかじめ設定された揚高まで上昇したか否かを検
出するセンサであって、たとえばマスト2に設けられた
ドグを検出するリミットスイッチから構成される。車速
検出センサ25は、走行モータ24の回転数を検出する
センサであって、たとえばモータ軸に取り付けられたギ
ヤの歯部を検出する近接スイッチから構成される。油圧
ポンプ駆動モータ26は、油圧ポンプ15を駆動してポ
ンプからリフトシリンダ16やティルトシリンダ17へ
油を供給するためのモータである。なお、操作レバー4
およびレーザポインタ18については、すでに説明した
とおりである。
【0015】図3は、上記構成からなるフォークリフト
において、レーザ光線19の照射を制御する動作を示し
たフローチャートであって、制御部21によって実行さ
れる手順を示している。以下、図3を参照して照射制御
につき説明する。フォークリフトが走行を開始した後、
車速検出センサ25の検出値を読み取って、走行速度が
一定値以下であるか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、一定値としては、たとえば2Km/hの値が採
用される。フォークリフトが荷役操作をする場合の走行
速度は大体2Km/h以下であり、荷役操作をしない移
動時の走行速度は2Km/hを超えるのが普通であるこ
とから、このような値に設定している。勿論これは一例
であって、他の値を採用することも可能である。
において、レーザ光線19の照射を制御する動作を示し
たフローチャートであって、制御部21によって実行さ
れる手順を示している。以下、図3を参照して照射制御
につき説明する。フォークリフトが走行を開始した後、
車速検出センサ25の検出値を読み取って、走行速度が
一定値以下であるか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、一定値としては、たとえば2Km/hの値が採
用される。フォークリフトが荷役操作をする場合の走行
速度は大体2Km/h以下であり、荷役操作をしない移
動時の走行速度は2Km/hを超えるのが普通であるこ
とから、このような値に設定している。勿論これは一例
であって、他の値を採用することも可能である。
【0016】フォークリフトの走行速度が上記一定値を
超える場合は(ステップS1NO)、レーザ光線19が
照射されないようにレーザポインタ18を制御し、照射
用スイッチがオンになっていてもレーザの照射は停止さ
れる(ステップS5)。この場合、フォークリフトは荷
役作業を行っていないので、レーザ光線19が照射され
なくても何ら支障はない。また、構内の作業者がレーザ
光線19を浴びることがないので、目に対する悪影響を
回避して安全を確保できるとともに、無駄な照射がなく
なる分だけ電気エネルギーを節減することができる。
超える場合は(ステップS1NO)、レーザ光線19が
照射されないようにレーザポインタ18を制御し、照射
用スイッチがオンになっていてもレーザの照射は停止さ
れる(ステップS5)。この場合、フォークリフトは荷
役作業を行っていないので、レーザ光線19が照射され
なくても何ら支障はない。また、構内の作業者がレーザ
光線19を浴びることがないので、目に対する悪影響を
回避して安全を確保できるとともに、無駄な照射がなく
なる分だけ電気エネルギーを節減することができる。
【0017】一方、走行速度が一定値以下の場合は(ス
テップS1YES)、フォークリフトが荷役作業を行う
場合なので、直ちにステップS4へ移行してレーザ光線
19を照射してもよいが、本実施形態では、より安全性
を考慮して、フォーク1の水平状態をチェックし(ステ
ップS2)、かつフォーク1の揚高をチェックしたうえ
で(ステップS3)、レーザ光線19を照射するように
している。
テップS1YES)、フォークリフトが荷役作業を行う
場合なので、直ちにステップS4へ移行してレーザ光線
19を照射してもよいが、本実施形態では、より安全性
を考慮して、フォーク1の水平状態をチェックし(ステ
ップS2)、かつフォーク1の揚高をチェックしたうえ
で(ステップS3)、レーザ光線19を照射するように
している。
【0018】すなわち、ステップS2において、ティル
ト水平検出センサ22の検出出力を読み取って、フォー
ク1が水平状態にあるか否かを判定する。フォーク1が
水平状態になければ(ステップS2NO)、レーザ光線
19も水平には投射されず、斜めに投射されて構内にい
る作業者を照射するおそれがあるため、レーザ光線19
の照射を停止する(ステップS5)。
ト水平検出センサ22の検出出力を読み取って、フォー
ク1が水平状態にあるか否かを判定する。フォーク1が
水平状態になければ(ステップS2NO)、レーザ光線
19も水平には投射されず、斜めに投射されて構内にい
る作業者を照射するおそれがあるため、レーザ光線19
の照射を停止する(ステップS5)。
【0019】フォーク1が水平状態にあれば(ステップ
S2YES)、ステップS4へ移行してレーザ光線19
を照射してもよいが、ここでは更なる安全を考慮して、
次に揚高検出センサ23の検出出力を読み取り、フォー
ク1があらかじめ設定された揚高値まで上昇したか否か
を判定する(ステップS3)。この場合の揚高値は、作
業者の背丈よりも高い位置に設定される。フォーク1の
揚高が設定値に達していなければ(ステップS3N
O)、依然として構内の作業者を照射するおそれが残る
ため、レーザ光線19の照射を停止する(ステップS
5)。一方、フォーク1の揚高が設定値に達しておれば
(ステップS3YES)、もはや構内作業者に対する危
険はないので、レーザポインタ18を駆動してレーザ光
線19を照射する(ステップS4)。
S2YES)、ステップS4へ移行してレーザ光線19
を照射してもよいが、ここでは更なる安全を考慮して、
次に揚高検出センサ23の検出出力を読み取り、フォー
ク1があらかじめ設定された揚高値まで上昇したか否か
を判定する(ステップS3)。この場合の揚高値は、作
業者の背丈よりも高い位置に設定される。フォーク1の
揚高が設定値に達していなければ(ステップS3N
O)、依然として構内の作業者を照射するおそれが残る
ため、レーザ光線19の照射を停止する(ステップS
5)。一方、フォーク1の揚高が設定値に達しておれば
(ステップS3YES)、もはや構内作業者に対する危
険はないので、レーザポインタ18を駆動してレーザ光
線19を照射する(ステップS4)。
【0020】このように、上記実施形態では、車体10
0の走行速度が一定値以下であって、フォーク1が水平
状態にあり、かつフォーク1が設定値以上の揚高まで上
昇した場合に、レーザ光線19を照射するようにしてい
るので、作業者に対する安全性をより一層向上させるこ
とができるとともに、電力消費を最小限に抑えることが
できる。
0の走行速度が一定値以下であって、フォーク1が水平
状態にあり、かつフォーク1が設定値以上の揚高まで上
昇した場合に、レーザ光線19を照射するようにしてい
るので、作業者に対する安全性をより一層向上させるこ
とができるとともに、電力消費を最小限に抑えることが
できる。
【0021】なお、上記実施形態では、ステップS5に
おいてレーザ光線19の照射を停止するようにしたが、
これに代えて、レーザ光線19の強度を一定値以下に落
として減光するようにしても、作業者への悪影響を軽減
することができる。
おいてレーザ光線19の照射を停止するようにしたが、
これに代えて、レーザ光線19の強度を一定値以下に落
として減光するようにしても、作業者への悪影響を軽減
することができる。
【0022】また、図1ではカウンタバランス型のフォ
ークリフトを例に挙げたが、本発明はこれ以外のリーチ
型のフォークリフトなどにも適用することができる。
ークリフトを例に挙げたが、本発明はこれ以外のリーチ
型のフォークリフトなどにも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、フォークリフトが荷役
作業を行う場合にのみレーザ光線を照射することができ
るので、不必要な照射がなくなって作業者の安全が確保
されるとともに、無駄な電力消費もなくなる。また、フ
ォークの水平状態や揚高値によってレーザ光線の照射を
制限することで、安全性と節電効果とをより一層向上さ
せることができる。
作業を行う場合にのみレーザ光線を照射することができ
るので、不必要な照射がなくなって作業者の安全が確保
されるとともに、無駄な電力消費もなくなる。また、フ
ォークの水平状態や揚高値によってレーザ光線の照射を
制限することで、安全性と節電効果とをより一層向上さ
せることができる。
【図1】本発明に係るフォークリフトの概略構成を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】本発明の実施形態の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】レーザ光線の照射を制御する動作を示したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 フォーク 18 レーザポインタ 19 レーザ光線 20 パレット 20a 差込口 21 制御部 22 ティルト水平検出センサ 23 揚高検出センサ 25 車速検出センサ 100 車体
Claims (4)
- 【請求項1】車体の前方にレーザ光線を照射するレーザ
ポインタを備え、前記レーザ光線でパレットを照射して
フォークの差込位置を表示するようにしたフォークリフ
トにおいて、 車体の走行速度が一定値を超える場合に、前記レーザポ
インタからのレーザ光線の照射を停止することを特徴と
するフォークリフト。 - 【請求項2】車体の走行速度が一定値以下であって、フ
ォークが水平状態にある場合にレーザ光線を照射する請
求項1に記載のフォークリフト。 - 【請求項3】車体の走行速度が一定値以下であって、フ
ォークが水平状態にあり、かつフォークが設定値以上の
揚高まで上昇した場合にレーザ光線を照射する請求項1
に記載のフォークリフト。 - 【請求項4】レーザ光線の照射を停止することに代え
て、レーザ光線を減光するようにした請求項1、2また
は3に記載のフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231251A JP2001048498A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231251A JP2001048498A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | フォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048498A true JP2001048498A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16920699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11231251A Pending JP2001048498A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001048498A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010163240A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Tcm Corp | フォークリフト |
KR101937583B1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-01-10 | 홍정표 | 레이저를 이용한 중장비 차량의 작업 반경 표시 장치 |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP11231251A patent/JP2001048498A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010163240A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Tcm Corp | フォークリフト |
KR101937583B1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-01-10 | 홍정표 | 레이저를 이용한 중장비 차량의 작업 반경 표시 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030620 |