JP2001130885A - フォークリフトの機器配置構造 - Google Patents

フォークリフトの機器配置構造

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功彦 正田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホイールベース及び車体長さを短縮して旋
回性を高めて作業性を向上するとともに、車体の長さ及
び高さ、並びに重量を低減して低コスト化し、バッテリ
ー7の重心を低くしてその安定性を高め、車両の走行安
定性を向上し、また、電気部品の加熱を防止し、油圧装
置及び電気機器の配管、配線をシンプルにして整備性を
向上する。 【解決手段】 運転席の下方に配設した、バッテリーの
電力により駆動される電動モータの動力を、前輪に設け
たフロントアクスルを介して該前輪に伝達してこれを駆
動し、ポンプ駆動用電動モータにより作業部を駆動する
ようにしたフォークリフトにおいて、電動モータをフロ
ントアクスル及び前輪と同軸に配置し、ポンプ駆動用電
動モータ及び油圧機器をバッテリー前方の床面の下方に
配置し、また、 フォークリフトの走行及び作業運転制
御用のコントローラを含む電気機器を、バッテリーの後
方部位に油圧機器と離隔して配置したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席の下方に配
設されたバッテリーの電力により駆動される電動モータ
の動力を、前輪に設けたフロントアクスルを介して該前
輪に伝達してこれを駆動し、ポンプ駆動用電動モータに
より駆動される油圧ポンプが発生する圧油により作業部
を駆動するようにしたフォークリフトに関し、特にバッ
テリー、油圧機器、電気機器を含む機器の配置構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、フォークリフトは、電動モータに
より駆動されるバッテリー式フォークリフトの比率が多
くなってきており、前記電動モータ及びバッテリーを含
む搭載機器の配置構造として種々の技術が提供されてい
る。
【0003】かかるバッテリー式フォークリフトにおけ
る、搭載機器の配置構造として、図7〜8、図9〜1
0、図11〜12等に示す技術が従来より提供されてい
る。
【0004】図7及び図8は、その第1例を示すフォー
クリフトの側面図及び平面図であり、同図において、1
はフォークリフトの車体、2は該車体1の前部に立設さ
れたマスト、3は荷物を積載して該マスト上を上下移動
するフォーク、4はルーフ、5は運転席、6は該運転席
前方の床面、8は前輪、9は後輪である。
【0005】12は前輪8の駆動機構が設けられたフロ
ントアクスル、15は電動モータ、17は該電動モータ
15とフロントアクスル17とを連結する歯車等の伝動
装置、7は前記電動モータ15に駆動電力を供給するバ
ッテリー、13は前記フォーク3の上下動等、作業部を
駆動する圧油を発生する油圧ポンプ、10は該油圧ポン
プ13を駆動するポンプ駆動用電動モータ、14は作動
用オイルを収容するオイルタンク、11は走行、作業制
御用のコントローラである。
【0006】かかる従来技術においては、運転席5の下
方部位にバッテリー7を配置し、該バッテリー7の前方
には、床面6の下方部位に電動モータ15を配置してい
る。そして、該電動モータ15の前方に伝動装置17を
配し、これをフロントアクスル12に連結している。ま
た、前記バッテリー7の後方には、ポンプ駆動用電動モ
ータ10、ポンプ13、オイルタンク14等の油圧機
器、及びコントローラ11を含む電気機器が配置されて
いる。
【0007】図9〜図10に示す従来技術においては、
電動モータ15を車体の長手方向に配置して伝動装置1
7を介してフロントアクスル12に連結するとともに、
バッテリー7を横置きにして前記電動モータ15とラッ
プさせ、該バッテリー7の上部の両側にポンプ駆動用電
動モータ10、ポンプ13、オイルタンク14等の油圧
機器を配している。また、該バッテリー7上部の後側に
整流充電器を配し、該バッテリー7の後部にコントロー
ラ11を配している。
【0008】図11〜図12に示す従来技術において
は、バッテリー7を前輪8と後輪9との間即ちホイール
ベースS間に配置し、該バッテリー7の前側に図7〜図
8と同様に電動モータ15及び伝動装置17を配置し、
該バッテリー7の直後にポンプ駆動用電動モータ10、
ポンプ13等の油圧機器を配し、その後側にコントロー
ラ11を配している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術においては、次のような問題点を有している。
即ち、図7〜図8に示す従来技術においては、バッテリ
ー7の前方に配した電動モータ15の前方に伝動装置1
7を配して、前記電動モータ15を前記伝動装置17を
介してフロントアクスル12に連結し、また、バッテリ
ー7の後方に、ポンプ駆動用電動モータ10、ポンプ1
3、オイルタンク14等の油圧機器とコントローラ11
を含む電気機器とを車体長手方向に配置しているため、
フロントアクスル12、伝動装置17、電動モータ1
5、バッテリー7、ポンプ駆動用電動モータ10、ポン
プ13、オイルタンク14等の油圧機器、及びコントロ
ーラ11を含む電気機器 が 車体長手方向に羅列して配
置されることとなり、車体長さが長くなるとともに、ホ
イールベースSも大きくなる。このため、車両の旋回半
径が大きくなって作業性が低下するとともに、車体が大
型化して、重量も増大し、高コストとなる。
【0010】また、作動中に熱を帯びる ポンプ駆動用
電動モータ10やポンプ13と、耐熱性が小さい コン
トローラ11等の電気機器とが隣り合って配置されてい
るため、これら電気機器がポンプ駆動用電動モータ10
等の油圧機器により加熱されて、耐久性が低下する。
【0011】図9〜図10に示す従来技術においては、
バッテリー7を横置きにして、該バッテリー7と前記電
動モータ15とをラップさせるとともに、該バッテリー
7の後部を後輪9の上部に位置せしめるようにして、ホ
イールベースS及び車体長さを縮小しているが、該バッ
テリー7が後輪9の上部に配置されているため、該バッ
テリー7の安定性が良好でなく、スムーズな走行ができ
なくなることがある。また、該バッテリー7を横置きに
したにも拘らず、車体高さは、あまり減少しない。
【0012】図11〜図12に示す従来技術において
は、バッテリー7の直後にポンプ駆動用電動モータ1
0、ポンプ13等の油圧機器を配し、その後側にコント
ローラ11を配しているため、図9〜図10の場合と同
様に、コントローラ11が、ポンプ駆動用電動モータ1
0、ポンプ13等の油圧機器により加熱されるという不
具合があり、また、バッテリー7の後側にポンプ駆動用
電動モータ10、ポンプ13等の油圧機器及びコントロ
ーラ11を配し、電動モータ15をバッテリー7の前側
に配しているため、油圧機器への配管及び電気機器への
配線が前後に分散され、整備性が良くない。
【0013】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、ホ
イールベース及び車体長さを短縮して旋回性を高めて作
業性を向上するとともに、車体の長さ及び高さ、並びに
重量を低減して低コスト化することを第1の目的とす
る。
【0014】第2の目的は、バッテリー7の重心を低く
してその安定性を高め、車両の走行安定性を向上するこ
とにある。
【0015】第3の目的は、電気部品の加熱を防止する
とともに、油圧装置及び電気機器の配管、配線をシンプ
ルにして整備性を向上することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、運転席の下方
にバッテリーを配設し、該バッテリーの電力により駆動
される電動モータの動力を、前輪に設けたフロントアク
スルを介して該前輪に伝達してこれを駆動し、ポンプ駆
動用電動モータによりマスト等の作業部を駆動するよう
にしたフォークリフトにおいて、前記電動モータを前記
フロントアクスル及び前輪と同軸に配置し、前記ポンプ
駆動用電動モータ及び油圧機器を前記バッテリー前方の
床面の下方に配置したことを特徴とするフォークリフト
の機器配置構造を提案する。
【0017】かかる発明によれば、電動モータをフロン
トアクスル及び前輪と同軸に配置することにより、従来
のものにおける伝動装置がフロントアクスルの長さ内に
収まることとなって、この分が短縮され、また、ポンプ
駆動用電動モータ及び油圧機器を床面の下方スペース内
に収納したので、前記短縮分と合わせ、ホイールベース
が短縮される。従って、運転席前方の床面積を十分に保
持しつつ、ホイールベースを短縮する事ができ、これに
より、車両の最小旋回半径が小さくなり、機動性が増し
て作業能率が向上する。
【0018】また、前記電動モータをフロントアクスル
及び前輪と同軸に配置し、前記ポンプ駆動用電動モータ
及び油圧機器をバッテリー前方の床面の下方スペースに
配置することにより、コントローラを含む電気機器を車
体の内側つまり前方側に配置することができ、車体の長
さが短縮されて、車体が小型化され、車体重量も軽減さ
れる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、 前記フォークリフトの走行及び作業運転制御用の
コントローラを含む電気機器を、前記バッテリーの後方
部位に前記油圧機器と離隔して配置したことを特徴とす
る。
【0020】かかる発明によれば、作動中に発熱し、あ
るいは熱を帯びるポンプ駆動用電動モータ、ポンプ等の
油圧機器と、耐熱性が小さい コントローラ等の電気機
器とが、バッテリーを挿んで離隔して配置されているた
め、これら電気機器が前記油圧機器により加熱されるの
が回避される。これにより、該電気機器の冷却効果が高
まり、耐久性が向上する。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記バッテリーを運転席下方のホイールベース間に
横置きに配置したことを特徴とする。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、前記バッテリー充電用の整流充電機器及び前記コン
トローラを、前記バッテリー後方空間に配置したことを
特徴とする。
【0023】請求項3、4記載の発明によれば、バッテ
リーを運転席下方のホイールベース間に横置きに配置し
た上で、ポンプ駆動用電動モータ及び油圧機器を床面の
下方スペース内に収納するとともに、請求項3のよう
に、整流充電機器及び前記コントローラを含む電気機器
をバッテリー後方空間に配置したことにより、バッテリ
ーの重心が低くなって、走行安定性が向上するととも
に、運転席周りのスペースを所要の大きさに確保しつ
つ、車体高さを従来のものよりも低減することができ
る。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項1におい
て、前記フォークリフトの走行及び作業運転制御用のコ
ントローラを含む電気機器を、前記油圧機器とともに前
記バッテリー前方の床面の下方に集中配置したことを特
徴とする。
【0025】かかる発明によれば、油圧機器を車体の前
側にあるフォーク等の荷役作業部に近接して配置したこ
とにより、配管系が短くなって簡単化される。また、コ
ントローラを含む電気機器についても、電動モータに近
接して配置したので、電気配線も短くなる。従って、電
気機器を、前記油圧機器とともに前記バッテリー前方の
床面の下方に集中配置したことにより、油圧系の配管及
び電気系の配線が短くなるとともに、簡単化される。こ
れにより、整備性が向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0027】図1は本発明の実施形態における、第1実
施例に係るバッテリー式フォークリフトの機器の配置構
造を示す側面図、図2はその平面図、図3は第2実施例
を示す側面図、図4はその平面図、図5は第3実施例を
示す側面図、図6はその平面図である。
【0028】第1実施例を示す図1〜図2において、1
はフォークリフトの車体、2は該車体1の前部に立設さ
れたマスト、3は荷物を積載して該マスト2上を上下移
動するフォーク、4はルーフ、5は運転席、6は該運転
席前方の床面、8は前輪、9は後輪である。
【0029】12は前輪8の駆動機構が設けられたフロ
ントアクスル、15は電動モータ、7は前記電動モータ
15に駆動電力を供給するバッテリー、13は前記フォ
ーク3の上下動等、作業部を駆動する圧油を発生する油
圧ポンプ、10は該油圧ポンプ13を駆動するポンプ駆
動用電動モータ、14は作動用オイルを収容するオイル
タンク、11は走行、作業制御用のコントローラであ
る。
【0030】前記バッテリー7は、前記運転席5の下方
の、前輪8と後輪9との間、即ちホイールベースSに設
置されている。また、前記ポンプ駆動用電動モータ1
0、ポンプ13、オイルタンク14を含む油圧機器は、
前記運転席5前方にある床面6の下方の空間に前記電動
モータ15隣り合せて、且つほぼ平行に配置されてい
る。
【0031】また、 フォークリフトの走行及び作業運
転制御用のコントローラ11及びこれの付属部材は、前
記バッテリー7の後方の、前記後側車輪9の上部に前記
バッテリー7の高さ以内に収まるように配置されてい
る。
【0032】かかる第1実施例によれば、電動モータ1
5をフロントアクスル12及び前輪8と同軸に配置する
ことにより、図7〜8に示す従来のものにおける伝動装
置17がフロントアクスル12の長さ内に収まることと
なる。従ってホイールベースSは前記伝動装置17の長
さ分が短縮される。また、ポンプ駆動用電動モータ1
0、ポンプ13、オイルタンク14等の油圧機器を床面
6の下方スペース内に収納したことによっても、ホイー
ルベースSが短縮される。
【0033】従って、運転席5前方の床面6の面積を十
分に保持しつつ、ホイールベースSを短縮することがで
き、これにより、車両の最小旋回半径が小さくなり、機
動性が増す。
【0034】また、前記のように、電動モータ15をフ
ロントアクスル12及び前輪8と同軸に配置するととも
に、前記ポンプ駆動用電動モータ10等の油圧機器をバ
ッテリー7前方の床面6の下方スペースに配置すること
により、コントローラ11を含む電気機器をバッテリー
7後方の車体1の内側つまり後輪9の上部に配置するこ
とができる。これにより、車体1の長さが短縮されて、
該車体が小型化され、これに伴い車体重量も軽減され
る。
【0035】また、かかる実施例によれば、作動中に発
熱し、あるいは熱を帯びるポンプ駆動用電動モータ1
0、ポンプ13等の油圧機器と、耐熱性が小さい コン
トローラ11等の電気機器とが、バッテリー7を挿んで
前後に離隔して配置されているため、これら電気機器が
前記油圧機器により加熱されるのが回避され、該電気機
器の冷却効果が高まる。
【0036】図3〜図4に示す第2実施例においては、
前記バッテリー7を運転席5下方のホイールベースS間
に横置きに配置している。16は商用の交流電源を整流
して前記バッテリー7を充電する整流充電器であり、該
整流充電器16は前記バッテリー7のすぐ後部の、運転
席5の下部空間に収納され、該整流充電器16の直後に
前記コントローラ11が配置されている。その他は、前
記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の
符号で示す。
【0037】かかる実施例によれば、バッテリー7を運
転席5下方のホイールベースS間に横置きに配置した上
で、前記6の下方スペース内に収納するとともに、前記
整流充電器16及びコントローラ11等の電気機器をバ
ッテリー7後方空間に配置したことにより、運転席5周
りのスペースを所要の大きさに確保した上で、車体高さ
を従来のものよりも低減できる。
【0038】図5〜図6に示す第3実施例においては、
前記第1〜2実施例と同様に、ポンプ駆動用電動モータ
10、ポンプ13、オイルタンク14を含む油圧機器
を、運転席5前方にある床面6の下方の空間に前記電動
モータ15隣り合せて配置するとともに、該油圧機器に
近接させてコントローラ11を含む電気機器を前記バッ
テリー前方の床面の下方に集中配置している。
【0039】かかる実施例によれば、前記油圧機器を車
体1の前側にあるフォーク3等の荷役作業部に近接して
配置したことにより、該油圧機器用の配管系が短くなっ
て簡単化される。また、コントローラ11を含む電気機
器についても、電動モータ15に近接して配置したこと
により、電気配線も短くなる。従って、前記電気機器
を、前記油圧機器とともにバッテリー7前方の床面6の
下方に集中配置したことにより、油圧系の配管及び電気
系の配線が短くなるとともに、簡単化される。
【0040】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1記載の発明によ
れば、電動モータをフロントアクスル及び前輪と同軸に
配置することにより、従来のものにおける伝動装置がフ
ロントアクスルの長さ内に収まることとなるとともに、
ポンプ駆動用電動モータ及び油圧機器を床面の下方スペ
ース内に収納したことにより、ホイールベースが短縮さ
れる。従って、運転席前方の床面積を十分に保持しつ
つ、ホイールベースを短縮する事ができ、これにより、
車両の最小旋回半径が小さくなり、機動性が増して作業
能率が向上する。
【0041】また、前記電動モータをフロントアクスル
及び前輪と同軸に配置し、前記ポンプ駆動用電動モータ
及び油圧機器をバッテリー前方の床面の下方スペースに
配置することにより、コントローラを含む電気機器を車
体の内側つまり前輪上部に配置することができ、車体の
長さが短縮されて、車体が小型化され、車体重量も軽減
される。
【0042】また、 請求項2記載の発明によれば、作
動中に発熱し、あるいは熱を帯びるポンプ駆動用電動モ
ータ、ポンプ等の油圧機器と、耐熱性が小さい コント
ローラ等の電気機器とが、バッテリーを挿んで離隔して
配置されているため、これら電気機器が前記油圧機器に
より加熱されるのが回避される。これにより、該電気機
器の冷却効果が高まり、耐久性が向上する。
【0043】請求項3〜4記載の発明によれば、バッテ
リーを運転席下方のホイールベース間に横置きに配置し
た上で、ポンプ駆動用電動モータ及び油圧機器を床面の
下方スペース内に収納するとともに、請求項3のよう
に、整流充電機器及び前記コントローラを含む電気機器
をバッテリー後方空間に配置したことにより、バッテリ
ーの重心が低くなって、走行安定性が向上するととも
に、運転席周りのスペースを所要の大きさに確保しつ
つ、車体高さを従来のものよりも低減することができ
る。
【0044】さらに請求項5記載の発明によれば、電気
機器を、前記油圧機器とともに前記バッテリー前方の床
面の下方に集中配置したことにより、油圧系の配管及び
電気系の配線が短くなるとともに、簡単化される。これ
により、整備性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における、第1実施例に係
るバッテリー式フォークリフトの機器の配置構造を示す
側面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 第2実施例を示す側面図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 第3実施例を示す側面図である。
【図6】 図5の平面図である
【図7】 従来技術の第1例を示す側面図である。
【図8】 図7の平面図である。
【図9】 従来技術の第2例を示す側面図である。
【図10】 図9の平面図である。
【図11】 従来技術の第3例を示す側面図である。
【図12】 図11の平面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 マスト 3 フォーク 5 運転席 6 床面 7 バッテリー 8 前輪 9 後輪 10 ポンプ駆動用電動モータ 11 コントローラ 12 フロントアクスル 13 ポンプ 14 オイルタンク 15 電動モータ 16 整流充電器
フロントページの続き (72)発明者 正田 功彦 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 森本 雅之 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋機器製作所内 Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 CA06 CA09 CA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の下方にバッテリーを配設し、該
    バッテリーの電力により駆動される電動モータの動力
    を、前輪に設けたフロントアクスルを介して該前輪に伝
    達してこれを駆動し、また別の電動モータにより駆動さ
    れる油圧ポンプが発生する圧油によりマスト等の作業部
    を駆動するようにしたフォークリフトにおいて、前記電
    動モータを前記フロントアクスル及び前輪と同軸に配置
    し、前記ポンプ駆動用電動モータ及びこ油圧機器を前記
    バッテリー前方の床面の下方に配置したことを特徴とす
    るフォークリフトの機器配置構造。
  2. 【請求項2】 前記フォークリフトの走行及び作業運転
    制御用のコントローラを含む電気機器を、前記バッテリ
    ーの後方部位に前記油圧機器と離隔して配置したことを
    特徴とする請求項1記載のフォークリフトの機器配置構
    造。
  3. 【請求項3】 前記バッテリーを運転席下方のホイール
    ベース間に横置きに配置したことを特徴とする請求項1
    記載のフォークリフトの機器配置構造。
  4. 【請求項4】 前記バッテリー充電用の整流充電機器及
    び前記コントローラを、前記バッテリー後方空間に配置
    したことを特徴とする請求項3記載のフォークリフトの
    機器配置構造。
  5. 【請求項5】 前記フォークリフトの走行及び作業運転
    制御用のコントローラを含む電気機器を、前記油圧機器
    とともに前記バッテリー前方の床面の下方に集中配置し
    たことを特徴とする請求項1記載のフォークリフトの機
    器配置構造。
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