JP2003267677A - 荷役車輌 - Google Patents

荷役車輌

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JP2003267677A
JP2003267677A JP2002070960A JP2002070960A JP2003267677A JP 2003267677 A JP2003267677 A JP 2003267677A JP 2002070960 A JP2002070960 A JP 2002070960A JP 2002070960 A JP2002070960 A JP 2002070960A JP 2003267677 A JP2003267677 A JP 2003267677A
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JP
Japan
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mast
fork
movable
cargo handling
vehicle body
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JP2002070960A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Tsuri
滋孝 釣
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所作業においても、その作業領域を明るく
して、その作業性を高めることの可能な荷役車輌を提供
することを目的とする。 【解決手段】 車輌本体2と、この車輌本体に設けられ
たマスト装置3と、このマスト装置に昇降可能に装着さ
れたフォーク4とを備えた荷役車輌であって、前記マス
ト装置が、前記車輌本体に固定された固定マスト21
と、この固定マストに昇降可能に装着される可動マスト
22とによって構成され、前記可動マストに前記フォー
クが昇降可能に装着されるとともに、前記可動マストの
上部に前記車輌本体の前方を照射する照明灯23が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷役車輌に係わ
り、特に、荷役作業を行うフォークが、マスト装置によ
って運転席の上方へ上昇させられる形式の荷役車輌に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷役車輌の一例として、たとえ
ば、図4に示す構造のものが知られている。図4におい
て符号1で示す荷役車輌は、車輌本体2と、この車輌本
体2の前部に装着されたマスト装置3と、このマスト装
置3に昇降可能に取り付けられたフォーク4と、前記車
輌本体2の後部上方に設けられた運転席5と、この運転
席5の上方を覆って設けられたヘッドガード6と、前記
車輌本体2の下部前方に装着された左右一対の前輪7
と、前記車輌本体2の下部後方に装着された左右一対の
後輪8と、前記運転席5の前方に設けられたステアリン
グハンドル9と、このステアリングハンドル9の下方の
フロアに配設されたアクセルペダル10およびブレーキ
ペダル11とによって構成されている。
【0003】また、前記ヘッドガード6を車輌本体2に
固定するための左右のフロントピラー12には、車輌本
体2の前方を照らす前照灯13が取り付けられており、
走行時や荷役作業中において、前記前照灯13によって
車輌本体2の前方の作業領域を照らすようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の荷役車輌1にあっては、つぎのような改善すべき
課題が残されている。すなわち、前記前照灯13は、前
記フロントピラー12に前方へ向けて取り付けられてい
るが、たとえば、図5に示すように、前記フォーク4を
上昇させて、高所に位置する荷物の取り扱いを行う場
合、実際の作業領域は、運転席5よりも上方にあるにも
係わらず、前記前照灯13によって照らされる領域が、
前記運転席5の前方部分で、前記作業領域の下方とな
る。したがって、前記フォーク4と取り扱うべき荷物と
の位置関係の確認がしづらく、作業性が悪いといった不
具合が生じる。
【0005】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、高所作業においても、その作業領域を明
るくして、その作業性を高めることの可能な荷役車輌を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の荷役車輌は、前述した目的を達成するために、車輌本
体と、この車輌本体に設けられたマスト装置と、このマ
スト装置に昇降可能に装着されたフォークとを備えた荷
役車輌であって、前記マスト装置が、前記車輌本体に設
けられる固定マストと、この固定マストに昇降可能に装
着される可動マストとによって構成され、前記可動マス
トに前記フォークが昇降可能に装着されるとともに、前
記可動マストの上部に照射方向が前記フォーク側となる
よう照明灯が設けられていることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に記載の荷役車輌は、請
求項1に記載の前記照明灯が、前記フォークまたは前記
可動マストが所定高さ以上に上昇させられた際に、点灯
可能となされていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施
形態は、荷役車輌として、図4に示すカウンタバランス
型フォークリフトに適用した例を示すもので、その主要
構成部材については、図4と共通することから、この主
要構成部材については、同一符号を用いて説明する。
【0009】本実施形態に係わる荷役車輌20は、車輌
本体2と、この車輌本体2に設けられたマスト装置3
と、このマスト装置3に昇降可能に装着されたフォーク
4とを備え、前記マスト装置3が、前記車輌本体2に設
けられた固定マスト21と、この固定マスト21に昇降
可能に装着された可動マスト22とによって構成され、
前記可動マスト22には前記フォーク4が昇降可能に装
着されるとともに、前記可動マスト22の上部に、照射
方向が前記フォーク4側、すなわち前記車輌本体2の前
方となるように照明灯23が設けられた基本構成となっ
ている。
【0010】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記固定マスト21および可動マスト22は、ぞれ
ぞれ前記車輌本体2の左右に一対で設けられている。左
右の固定マスト21は、上、下端部それぞれにおいて連
結プレート24により相互に連結され、左右の可動マス
ト22は、上、下端部それぞれにおいて連結プレート2
5によって相互に連結されている。
【0011】そして、前記可動マスト22の上端部を相
互に連結する前記連結プレート25に前記照明灯23
が、その照射方向が前記フォーク4側を向けて取り付け
られている。この照明灯23は、白熱灯あるいは蛍光灯
が用いられるが、消費電力を考慮した場合、蛍光灯が好
適である。
【0012】そして、前記照明灯23は、前記フォーク
4が所定高さ以上に上昇させられた際に点灯可能なよう
になされており、フォーク4が前記所定高さよりも下方
に位置させられた状態においては、点灯が制限されてい
る。なお、照明灯23の点灯制限は、前記可動マスト2
2の前記固定マスト21に対する相対的な高さに応じて
行うようにしてもよい。なお、フォーク4または可動マ
スト22が所定高さ以上であるか否かの判断は、フォー
ク4または可動マスト22と一体的に昇降動作するドグ
と、固定マスト21に取り付けられこのドグによってオ
ン/オフされるマイクロスイッチとによって行うことが
できる。この場合、マイクロスイッチを取り付けた高さ
が、前記所定高さとなる。そして、例えばマイクロスイ
ッチがオンとなったときのみ前記照明灯23を点灯させ
ればよい。
【0013】このように構成された本実施形態に係わる
荷役車輌20にあっては、地上近傍の下方に配設された
荷物を取り扱う場合には、前記フォーク4が、図1に示
すように、車輌本体2の下部に位置させられて、この車
輌本体2の前方部分に形成される作業領域での作業がな
される。ここで、前記車輌本体2の前方の作業領域は、
前記フロントピラー12に取り付けられている前記前照
灯13によって照らされることにより、十分な明るさに
保持されていることから、円滑な荷役作業環境が確保さ
れる。
【0014】そして、図2に示すように、前記フォーク
4を上昇させて、前記車輌本体2よりも上方において作
業を行う場合には、前記前照灯13が点灯させられてい
る状態において、前記フォーク4が所定高さ以上に上昇
させられた時点で、前記照明灯23が点灯される。
【0015】ここで、前記フォーク4が上昇させられる
際に、前記可動マスト22および連結プレート25も同
様に上昇させられるから、この連結プレート25に装着
されている前記照明灯23の照射領域も、前記フォーク
4とともに上方へ移動させられる。したがって、前記フ
ォーク4の前方の作業領域が、図3に示すように、前記
照明灯23によって照らされることとなる。
【0016】この結果、前記運転席5に居るオペレータ
は、前記フォーク4の前方の作業領域の状況確認を容易
に行うことができる。
【0017】このように、本実施形態においては、高所
作業を行う際に、その作業領域を十分に明るくして、高
所における荷役作業を円滑に行うことができる。
【0018】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。たとえば、前記実施形態にお
いては、荷役車輌20として、カウンタバランス型フォ
ークリフトを示したが、リーチ型フォークリフトやスト
ラドルフォークリフト、サイドフォークリフト等の他の
形式の荷役車輌に適用することができる。また、バッテ
リ式フォークリフトに限らず、エンジンを駆動源とする
内燃機関式フォークリフトへの適用ももちろん可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の荷役車輌によれば、マスト装置を構成する可動
マストの上部に、車輌本体の前方を照射する照明灯を設
けたことにより、上昇位置にあるフォークの前方を前記
照明灯によって照らして、下方に位置する運転席に居る
オペレータによる、前記フォークの前方の作業領域の視
認性を高めることができる。これによって、高所におけ
る荷役作業の迅速化や簡便化を図ることができる。
【0020】また、請求項2に記載の荷役車輌によれ
ば、前記フォークが所定高さ以上に上昇させられた際
に、前記照明灯の点灯を許容するようにしたことによ
り、従来設置されている前照灯の照射領域と、前記照明
灯の照射領域との重畳範囲を狭めて、その消費電力を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、荷役車輌を斜め後
方上方から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、荷役車輌を斜め後
方上方から見た斜視図で、フォークを上昇位置まで移動
させた状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、フォークを上昇位
置まで移動させた状態を示す側面図である。
【図4】一従来例を示す側面図である。
【図5】一従来例を示すもので、フォークを上昇させた
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 車輌本体 3 マスト装置 4 フォーク 20 荷役車輌 21 固定マスト 22 可動マスト 23 照明灯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌本体と、この車輌本体に設けられた
    マスト装置と、このマスト装置に昇降可能に装着された
    フォークとを備えた荷役車輌であって、 前記マスト装置が、前記車輌本体に設けられる固定マス
    トと、この固定マストに昇降可能に装着される可動マス
    トとによって構成され、 前記可動マストに前記フォークが昇降可能に装着される
    とともに、前記可動マストの上部に照射方向が前記フォ
    ーク側となるよう照明灯が設けられていることを特徴と
    する荷役車輌。
  2. 【請求項2】 前記照明灯が、前記フォークまたは前記
    可動マストが所定高さ以上に上昇させられた際に、点灯
    可能となされていることを特徴とする請求項1に記載の
    荷役車輌。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US20240133201A1 (en) * 2021-10-11 2024-04-25 Pathway Automatic Parking (Beijing) Co., Ltd. Three-dimensional parking system

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