JP2023160073A - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】荷受台を有する車両の運用時の安全性を向上させることが可能な荷受台昇降装置を提供する。【解決手段】車両3に架装される荷受台昇降装置において、荷受台22と光照射装置26を有し、荷受台22は、上方位置と下方位置の間で昇降可能に設けられ、地面上又は床面上の領域であって、下方位置に配された荷受台22の下側に重なる領域である重畳領域60の少なくとも一部の位置を示す領域明示動作をするものであり、領域明示動作では、光照射装置26が下方に光を照射する構成とする。【選択図】図6
Description
本発明は、車両の荷受台を昇降させる荷受台昇降装置に関する。
従来、荷台を有する車両に荷物等の積み卸しを行う際、車体(車両のベース部分)に取り付けられた荷受台昇降装置で荷受台を昇降させている。例えば、特許文献1には、このような荷受台昇降装置として、格納式荷受台昇降装置が開示されている。
ここで、石等の異物が荷受台の移動範囲に存在した状態で、それに気付かずに荷受台を昇降させてしまうと、荷受台が異物と接触して損傷してしまうおそれがある。
すなわち、従来の荷受台を有する車両には、荷受台を昇降させる際の安全性をより高くするという観点において改良の余地があった。
そこで本発明は、荷受台を有する車両の運用時の安全性を向上させることが可能な荷受台昇降装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、車両に架装される荷受台昇降装置であって、荷受台と光照射装置を有し、前記荷受台は、上方位置と下方位置の間で昇降可能に設けられ、地面上又は床面上の領域であって、前記下方位置に配された前記荷受台の下側に重なる領域である重畳領域の少なくとも一部の位置を示す領域明示動作をするものであり、前記領域明示動作では、前記光照射装置が下方に光を照射することを特徴とする荷受台昇降装置である。
本様相の荷受台昇降装置は、重畳領域の少なくとも一部の位置を示す領域明示動作を実行するので、荷受台の周囲にいる人は、荷受台が上方位置から下方位置に移動する際に荷受台がどの位置に移動してくるのかを把握することができる。
すなわち、荷受台を下降させる際、荷受台の周囲にいる人が荷受台の移動先となる位置を把握することができるので、荷受台が移動してくる位置に人が近づかないようにしたり、異物が存在する場合に予め他の場所に移したりすることができる。したがって、荷受台を有する車両の運用時の安全性を向上させることができる。
すなわち、荷受台を下降させる際、荷受台の周囲にいる人が荷受台の移動先となる位置を把握することができるので、荷受台が移動してくる位置に人が近づかないようにしたり、異物が存在する場合に予め他の場所に移したりすることができる。したがって、荷受台を有する車両の運用時の安全性を向上させることができる。
好ましい様相は、前記光照射装置は、前記上方位置に配された前記荷受台よりも下方であり、且つ、前記下方位置に配された前記荷受台よりも上方となる位置に配されることである。
係る様相によると、荷受台が上方位置に配された状態で上記した領域明示動作が可能であり、荷受台が下方位置に配された状態で荷受台の上面を照らす動作が可能となる。
すなわち、荷受台の上面を照らす動作が実行可能であるため、夜間等の周囲が暗い状況においても、下方位置に配された荷受台に荷を載置する作業が容易となる。
加えて、同じ位置に配した同じ光照射装置によって上記した領域明示動作と、荷受台の上面を照らす動作とが可能となるため、多くの光照射装置を必要とせず、光照射装置の位置を移動させる移動機構等を必要としない。このことから、部品点数の削減を図ることが可能となり、荷受台昇降装置を安価に提供可能となる。
すなわち、荷受台の上面を照らす動作が実行可能であるため、夜間等の周囲が暗い状況においても、下方位置に配された荷受台に荷を載置する作業が容易となる。
加えて、同じ位置に配した同じ光照射装置によって上記した領域明示動作と、荷受台の上面を照らす動作とが可能となるため、多くの光照射装置を必要とせず、光照射装置の位置を移動させる移動機構等を必要としない。このことから、部品点数の削減を図ることが可能となり、荷受台昇降装置を安価に提供可能となる。
好ましい様相は、前記下方位置に配された状態で、前記光照射装置が前記荷受台の先端に向かって延びる光軸を形成するように光を照射することが可能であることである。
係る様相によると、荷受台の上面を照らす動作において、荷受台の上面の先端部とその基端側に位置する部分とを同じ光照射装置で照らすことが可能となる。したがって、部品点数の削減を図りつつ、荷受台の荷受台上の広い範囲を明るく照らすことが可能となる。
好ましい様相は、レール部と、前記レール部に沿ってスライド移動するスライド部を有し、前記スライド部は、前記荷受台及び前記光照射装置を含んで構成され、前記スライド部がスライド移動することで、前記荷受台及び前記光照射装置が共にスライド移動することである。
係る様相によると、荷受台昇降装置を車両に架装するとき、レール部と、ユニット化されたスライド部を車両に取り付ければよく、荷受台昇降装置の取り付け作業を容易化できる。
具体的に説明すると、荷受台と光照射装置を別々に車両に対して取り付ける場合、荷受台を含む荷受台側の部材を車両に取り付け、荷受台が格納姿勢から使用姿勢にスライド移動した状態で適切な位置に光が照射されるように取り付け位置を調整しつつ光照射装置を車両に取り付ける必要がある。
したがって、様々な種類の車両に対して荷受台昇降装置を取り付ける場合、車両の種類毎に光照射装置の取り付け位置を調整する必要があり、取り付け作業が煩雑である。これに対して上記した様相では、予め荷受台と光照射装置を含んでユニット化されたスライド部を車両に取り付ければよく、取り付け作業を容易化できる。また、荷受台と光照射装置が共にスライド移動することで、荷受台に対する光照射装置の相対位置が変わらないままスライド移動させることが可能となる。このため、荷受台をスライド移動させる構造としても、荷受台昇降装置の取り付け作業を容易化しつつ適切な位置に光を照射させることが可能となる。
具体的に説明すると、荷受台と光照射装置を別々に車両に対して取り付ける場合、荷受台を含む荷受台側の部材を車両に取り付け、荷受台が格納姿勢から使用姿勢にスライド移動した状態で適切な位置に光が照射されるように取り付け位置を調整しつつ光照射装置を車両に取り付ける必要がある。
したがって、様々な種類の車両に対して荷受台昇降装置を取り付ける場合、車両の種類毎に光照射装置の取り付け位置を調整する必要があり、取り付け作業が煩雑である。これに対して上記した様相では、予め荷受台と光照射装置を含んでユニット化されたスライド部を車両に取り付ければよく、取り付け作業を容易化できる。また、荷受台と光照射装置が共にスライド移動することで、荷受台に対する光照射装置の相対位置が変わらないままスライド移動させることが可能となる。このため、荷受台をスライド移動させる構造としても、荷受台昇降装置の取り付け作業を容易化しつつ適切な位置に光を照射させることが可能となる。
本発明は、荷受台を有する車両の運用時の安全性を向上させることが可能な荷受台昇降装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態に係る荷受台昇降装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、上下、前後、左右の方向は図1の姿勢を基準に説明する。すなわち、車両3の運転席側を前側とし、その逆側を後側とする。
本実施形態の荷受台昇降装置1は、図1で示されるように、車体2(車両本体)に取り付けられた状態で使用される装置であり、荷物を運搬する運搬用の車両3(荷役車両)の一部を構成する。この運搬用の車両3は、車体2に対して荷台4と荷受台昇降装置1を取り付けて形成されている。
車体2は、運転室を形成する運転部2aとフレーム部2bを有する。車両3では、運転部2aの後方であってフレーム部2bの上側に荷台4を取り付けている。また、フレーム部2bの下側であり、車両3の後端近傍となる位置に荷受台昇降装置1を取り付けている。
荷受台昇降装置1は、荷台4の後部下方に格納される際の姿勢である格納姿勢(図1参照)と、荷物の積み降ろし作業で使用する際の姿勢である使用姿勢(図2(c)参照)の間で姿勢変更が可能である(詳しくは後述する)。そして、荷受台昇降装置1を使用姿勢とした状態では、荷受台22を上方位置(図5(a)、図6(a)参照)と下方位置(図5(b)、図7(a)参照)の間で昇降させることが可能となる。なお、格納姿勢は、車両3の走行時にとる姿勢(走行時姿勢)でもある。
荷受台昇降装置1は、図3で示されるように、スライドレール10(レール部)と、スライドレール10に沿って前後方向にスライド移動するスライド部11と、スライド部11をスライド移動させるスライドシリンダ12を有する。
スライドレール10は、2つで一対のレール部材10a,10bによって構成されている。レール部材10a,10bは、左右方向(車両3の幅方向)で間隔を開けて並列するように配され、互いに平行となるように前後方向に延びている。2つのレール部材10a,10bは、それぞれ取付用金具(ブラケット)を介してフレーム部2bに取り付けられている(図1参照)。
スライド部11は、対となる第一アーム部20及び第二アーム部21と、荷受台22と、第一連結材23と、第二連結材24と、取付台部25と、光照射装置26を有する。
第一アーム部20は、図3で示されるように、支持板30と、支持ブラケット31,32と、上アーム部35と、下アーム部36と、リフトシリンダ37(昇降駆動装置、図1参照)を有している。
支持板30は、図3で示されるように、スライドレール10に摺動可能に装着される立板状の部分である。
支持ブラケット31,32は、支持板30よりも左右方向(車幅方向)で外側に設けられ、第一連結材23と一体に溶接された部分である。
上アーム部35、リフトシリンダ37(図1参照)は、内側の支持ブラケット31に対して回動可能に取り付けられている。下アーム部36は、外側の支持ブラケット32に対して回動可能に取り付けられている。
支持ブラケット31,32は、支持板30よりも左右方向(車幅方向)で外側に設けられ、第一連結材23と一体に溶接された部分である。
上アーム部35、リフトシリンダ37(図1参照)は、内側の支持ブラケット31に対して回動可能に取り付けられている。下アーム部36は、外側の支持ブラケット32に対して回動可能に取り付けられている。
ここで、上アーム部35及び下アーム部36は、それらの支点および作用点を結ぶ四角形が平行四辺形となる平行リンクを構成しており、リフトシリンダ37の伸縮作動によってその先端側が昇降する。
第二アーム部21は、図3で示されるように、第一アーム部20から離れた位置に形成されている。第二アーム部21は、第一アーム部20と同様の構造であるので、詳細な説明を省略する。すなわち、本実施形態では、第一アーム部20の上アーム部35、下アーム部36、リフトシリンダ37と、第二アーム部21の上アーム部35、下アーム部36(図3では図示しない)、リフトシリンダ37(図3では図示しない)とが左右一対に設けられている。そして、これらによって荷受台22を昇降させるアーム式の昇降装置が構成されている。
荷受台22は、図3で示されるように、第一アーム部20及び第二アーム部21の先端側に取り付けられる基部40と、この基部40に対して回動可能に連結された先端側部41を有している。そして、荷受台22は、基部40と先端側部41の少なくとも一部同士が上下方向で重なる折畳姿勢(図2(a)参照)と、先端側部41が展開された展開姿勢(図2(c)参照)の間で姿勢変更が可能となっている。
すなわち、基部40の先端側の部分と、先端側部41の基端側の部分とが、ヒンジ等の連結用部材を介して連結されており、先端側部41が基部40との連結部分を中心に回動可能となっている。このため、折畳姿勢では、図2(a)で示されるように、基部40の先端側の部分よりも前方側に先端側部41の先端側の部分が位置する。そして、図2で示されるように、この折畳姿勢から先端側部41を回動させ、先端側部41の先端側の部分を後方に移動させることで展開姿勢に移行する。
荷受台22が展開姿勢となる状態では、図2(c)、図3で示されるように、基部40の上面と先端側部41の上面によって構成される荷受面22aが構成される。この荷受面22aは、車両3に対して荷物の積み降ろし作業をする際に荷物が載置される面である。したがって、荷受台22が折畳姿勢(図2(a)参照)となる状態では、荷受面22aの一部と他の一部が互いに向き合う状態となる。
第一連結材23は、図3で示されるように、左右方向に延びる長尺状の部材である。詳細には、長手方向の両端側は角パイプを2段重ねとする構造とする一方で、その間に位置する部分は1本の角パイプによって構成されている。
この第一連結材23は、第一アーム部20の支持板30と、第二アーム部21の支持板30によって構成される左右一対の支持板30をそれぞれ貫通して延びている。この第一連結材23と2つの支持板30は一体に溶接されている。
この第一連結材23は、第一アーム部20の支持板30と、第二アーム部21の支持板30によって構成される左右一対の支持板30をそれぞれ貫通して延びている。この第一連結材23と2つの支持板30は一体に溶接されている。
第二連結材24は、図3で示されるように、左右方向に延びる長尺状の部材であり、本実施形態では、筒状(角パイプ状)の部材を採用している。この第二連結材24は、左右一対の支持板30の後方下部同士を連結する部分であり、長手方向の一端側が一方の支持板30と一体に固定され、他端側が他方の支持板30と一体に固定されている。
取付台部25は、上面を形成する平板状部25aと、平板状部25aの左右方向の両端部分から下方に垂下された側壁部25b,25cを有している。また、取付台部25は、上面に取付板45が設けられている。この取付板45は、後述するピストンロッド55の先端部を固定する部分である。この取付台部25は、第二連結材24の長手方向における中央側の部分に一体に固定されている。
取付台部25は、後方側部分にローラ取付部47を有する。このローラ取付部47は、ガイドローラ48を回転自在に取り付ける部分である。また、ガイドローラ48は、荷受台22が折畳姿勢(図2(a)参照)としたとき、荷受台22(先端側部41)の先端側の部分を乗せる部分である。
光照射装置26は、図4(a)で示されるように、取付用部材50を介して取付台部25に固定されている。
光照射装置26は、所定の位置(詳しくは後述する)に光を照射することが可能な発光器具である。すなわち、車両3において、テールライトやブレーキライトといった車体2が有する灯具とは別途配される発光器具としている。
本実施形態では、光照射装置26として、LEDランプを採用している。しかしながら、光照射装置26は、適切な照度となるように光を照射できればよく、ハロゲンランプやHID(High Intensity Discharge)ランプを採用してもよい。
本実施形態では、光照射装置26として、LEDランプを採用している。しかしながら、光照射装置26は、適切な照度となるように光を照射できればよく、ハロゲンランプやHID(High Intensity Discharge)ランプを採用してもよい。
取付用部材50は、図4(b)で示されるように、左右一対の取付片部材50a,50bによって構成されている。2つの取付片部材50a,50bは、図4(a)等で示されるように、それぞれ別の側壁部25b,25cの内側面に内側から接しており、それぞれが異なる側壁部25b,25cに一体に固定されている。
また、2つの取付片部材50a,50bは、図4(b)で示されるように、それぞれ第二連結材24に当接した状態となっている。具体的には、取付片部材50a,50bは、欠落部53を有しており、この欠落部53の一部に第二連結材24の一部が入り込んだ状態となっている。そして、第二連結材24の後側面(図4(c)では右側の面)がそれぞれ第二連結材24と接触した状態となっている。
また、2つの取付片部材50a,50bは、図4(b)で示されるように、それぞれ第二連結材24に当接した状態となっている。具体的には、取付片部材50a,50bは、欠落部53を有しており、この欠落部53の一部に第二連結材24の一部が入り込んだ状態となっている。そして、第二連結材24の後側面(図4(c)では右側の面)がそれぞれ第二連結材24と接触した状態となっている。
ここで、本実施形態の光照射装置26は、図4(c)で示されるように、後方下側(水平方向に対して斜め下向きとなる方向)に光を照射するように、傾斜した姿勢で取り付けられている。より詳細には、光照射装置26は、光の照射方向が水平面に対して所定角度θ1(本実施形態では12度)だけ傾斜した方向となるように取り付けられている。ここでいう「光の照射方向」は、光照射装置26の光源の光軸方向(光軸の長手方向)でもある。したがって、所定角度θ1は、光軸と水平面のなす角でもある。なお、本実施形態では、光照射装置26が2つの取付用部材50に対して回動自在に取り付けられており、光の照射方向を変更可能となっている。
スライドシリンダ12は、図3で示されるように、左右一対のシリンダ12a,12bによって構成されている。シリンダ12a,12bは、例えば複動式の油圧シリンダである。左右のシリンダ12a,12bは、本体部分の前後両端部が互いに前後逆向きとなるように配置され、一体に連結されている。
一方のシリンダ12aは、ピストンロッド55の先端部が、取付台部25に固定された取付板45に取り付けられている。そして、他方のシリンダ12bは、ピストンロッド55の先端部(図示しない)が、レール部材10a,10bの前端側に一体に固定されるフレーム部材(図示しない)に対して固定されている。このスライドシリンダ12が収縮作動することで、スライド部11がスライドレール10に沿って前後方向にスライド移動する。
一方のシリンダ12aは、ピストンロッド55の先端部が、取付台部25に固定された取付板45に取り付けられている。そして、他方のシリンダ12bは、ピストンロッド55の先端部(図示しない)が、レール部材10a,10bの前端側に一体に固定されるフレーム部材(図示しない)に対して固定されている。このスライドシリンダ12が収縮作動することで、スライド部11がスライドレール10に沿って前後方向にスライド移動する。
続いて、荷受台昇降装置1が格納姿勢(図1参照)から使用姿勢(図2(c)参照)に姿勢変更する際の動作について説明する。
格納姿勢から使用姿勢に姿勢変更する際には、図1、図2(a)で示されるように、スライドシリンダ12作動させ、スライド部11を後方にスライド移動させる。そして、図2(a)、図2(b)で示されるように、リフトシリンダ37を収縮作動させることで、上アーム部35と下アーム部36が下方回動し、車両3が停車している場所の地面や床(以下、地面等とする)に荷受台22(基部40)の一部が接触する。
格納姿勢から使用姿勢に姿勢変更する際には、図1、図2(a)で示されるように、スライドシリンダ12作動させ、スライド部11を後方にスライド移動させる。そして、図2(a)、図2(b)で示されるように、リフトシリンダ37を収縮作動させることで、上アーム部35と下アーム部36が下方回動し、車両3が停車している場所の地面や床(以下、地面等とする)に荷受台22(基部40)の一部が接触する。
この状態で荷受台22の先端側部41を回動させ、図2(c)で示されるように、荷受台22を折り畳んだ状態から展開した状態に移行させる。このことにより、荷受台昇降装置1が格納姿勢から使用姿勢に移行する。
対して、使用姿勢から格納姿勢に移行させる際には、上記した格納姿勢から使用姿勢に移行させる際とは逆の手順で姿勢変更する。
すなわち、荷受台22を下方位置に配した状態(図2(c)参照)から荷受台22の先端側部41を回動させ、先端側部41をガイドローラ48に接触させることで、先端側部41を立てかけた状態とする(図2(b)参照)。その状態で、上アーム部35及び下アーム部36を上昇させる。このことにより、先端側部41が自重によって畳み込まれた状態となる(図2(a)参照)。そして、スライドシリンダ12を収縮作動させ、スライド部11を前方にスライド移動させる。
すなわち、荷受台22を下方位置に配した状態(図2(c)参照)から荷受台22の先端側部41を回動させ、先端側部41をガイドローラ48に接触させることで、先端側部41を立てかけた状態とする(図2(b)参照)。その状態で、上アーム部35及び下アーム部36を上昇させる。このことにより、先端側部41が自重によって畳み込まれた状態となる(図2(a)参照)。そして、スライドシリンダ12を収縮作動させ、スライド部11を前方にスライド移動させる。
ここで、荷受台昇降装置1が使用姿勢となる状態では、上記したように、荷受台22を上方位置(図6(a)参照)と下方位置(図2(c)、図7(a)参照)の間で昇降させることが可能となっている。すなわち、リフトシリンダ37を伸縮作動させることで、荷受台22が昇降する。
荷受台22が上方位置に配されている状態では、図5(a)、図6(a)で示されるように、荷受面22aが、荷台4(荷箱)の床面(荷物を積み下しする床面)と同じ又は略同じ高さに配される。対して、荷受台22が下方位置に配されている状態では、図7(a)で示されるように、車両3が停車している場所の地面等に荷受台22の下側部分の少なくとも一部が接触する。
本実施形態の光照射装置26は、図5で示されるように、上方位置に配された荷受台22の底部分よりも底位置であり(図5(a)参照)、下方位置に配された荷受台22の荷受面22aよりも高位置に配される(図5(b)参照)。また、光照射装置26は、車両3の車幅方向(左右方向)の中心近傍となる位置に配される。
本実施形態の荷受台昇降装置1は、特徴的な動作として、図6で示されるように、領域明示動作を実行する。
領域明示動作は、荷受台22が使用姿勢であり、且つ、上方位置に配された状態で光照射装置26から光を照射し、荷受台22が下りてくる位置を照射した光によって周囲の人に知らせる動作である。本実施形態の領域明示動作は、荷受台22を下方位置に配したとき、荷受台22の先端側(後端近傍)が配される位置を知らせる動作としている。
具体的に説明すると、車両3を移動させずに荷受台22を上方位置から下方位置に移動させると、図7(a)で示されるように、荷受台22は、地面等の上側に隣接する位置に配される。このとき、地面等の表面のうちで荷受台22と上下方向で重なる領域を重畳領域60(図6(b)参照)とする。すなわち、重畳領域60は、四角環状に連続する境界部分に囲まれた領域となる。より詳細には、重畳領域60は、後方側の境界となる後方境界部60aと、車幅方向の片側端部、他方側端部の境界となる左方境界部60b及び右方境界部60cと、前方側の境界となる前方境界部60dが環状に連続して形成される境界部分に囲まれた領域となる。
領域明示動作では、光照射装置26から光を照射することで光照射領域65が照らされる。この光照射領域65は、地面等の表面の一部であり、照射された光が当たる領域である。言い換えると、領域明示動作では、光照射装置26から光照射領域65に向かって延びる光軸が形成されるように光が照射される。
本実施形態では、光照射領域65は、図6(b)で示されるように、光照射領域65が重畳領域60の後方側部分を含む領域となっている。すなわち、後方境界部60a、左方境界部60bの後方部分、右方境界部60cの後方部分を含む領域であり、それぞれの境界部の内側及び外側に隣接する領域を含む領域となっている。
本実施形態では、光照射領域65は、図6(b)で示されるように、光照射領域65が重畳領域60の後方側部分を含む領域となっている。すなわち、後方境界部60a、左方境界部60bの後方部分、右方境界部60cの後方部分を含む領域であり、それぞれの境界部の内側及び外側に隣接する領域を含む領域となっている。
以上のことから、荷受台22が上方位置に配されているとき、領域明示動作を実行することで、車両3の位置がそのままの状態で荷受台22が上方位置から下方位置に移動すると、荷受台22の後方部分がどの位置に降りてくるかが解る。すなわち、作業員が荷受台22の後方部分が下りてくる位置を把握できる。
荷受台22の後方部分が下りてくる位置を把握できることで、荷受台22の前方部分が下りてくる位置もまた推察できる。結果、荷受台22が下りてくる位置が解る。このことにより、荷受台22が下りてくる位置(重畳領域60)及びその周辺に人を近づけないようにしたり、この位置に石等の異物があれば事前に排除したりすることで、荷物の積み下ろし作業をより安全に行なうことができる。
荷受台22の後方部分が下りてくる位置を把握できることで、荷受台22の前方部分が下りてくる位置もまた推察できる。結果、荷受台22が下りてくる位置が解る。このことにより、荷受台22が下りてくる位置(重畳領域60)及びその周辺に人を近づけないようにしたり、この位置に石等の異物があれば事前に排除したりすることで、荷物の積み下ろし作業をより安全に行なうことができる。
さらに本実施形態では、図7で示されるように、台上照光動作を実行できる。
台上照光動作は、荷受台22が使用姿勢であり、且つ、下方位置に配された状態で光照射装置26から光を照射し、荷受面22aを明るく照らす動作である。
本実施形態の台上照光動作は、光照射装置26から荷受台22(荷受面22a)の後端側の部分(先端側の部分)に向かって光を照射する動作である。言い換えると、台上照光動作では、光照射装置26から荷受台22の後端側の部分に向かって延びる光軸が形成されるように光が照射される。
このように光を照射することで、荷受面22aの後端側の部分だけでなくその前側に位置する部分もまた明るく照らすことができる。すなわち、複数の発行器具によってさまざまな方向から光を照射することなく、荷受面22aの全体又は広範囲を明るく照らすことが可能となる。
本実施形態では、領域明示動作を実行している状態から荷受台22を下方位置に移動させると、そのまま台上照光動作を実行している状態に移行する。すなわち、領域明示動作と台上照光動作からなる2つの動作で、光を照射する光照射装置26が共通であり、光を照射する際の光照射装置26の配置位置が同じ位置であり、光の照射方向が同じとなる。このように、領域明示動作、台上照光動作を実行可能な構成とすると、光照射装置26を多数設けたり、移動させたりすることなく簡易な構造で領域明示動作、台上照光動作を実行できるので部品点数の削減を図ることができる。
本実施形態では、スライド部11をスライド移動させることで、荷受台22と光照射装置26が共にスライド移動する。このことから、荷受台昇降装置1は、格納姿勢と使用姿勢の間で姿勢変更が可能な構成であっても車体2への架装が容易となっている。
すなわち、荷受台22を含む部分と、光照射装置26とを車体2に別々に取り付ける構成によると、荷受台22を含む部分を車体2に取り付けた後、適切な位置に光を照射できるように光照射装置26の取り付け位置を調整しつつ取り付ける必要がある。そして、荷受台昇降装置1の取り付け対象となる車には様々な種類(形状)のものがあり、車の種類に応じて光照射装置26の取り付け位置や向きを調整する必要がある。
これに対し、本実施形態の荷受台昇降装置1では、スライド部11が荷受台22及び光照射装置26を含んだユニット体となっており、スライドレール10等を車体2に固定するだけで車体2への架装ができる。すなわち、車体2への架装の際に光照射装置26の取り付け位置や向きの調整を必要としないため取り付けが容易である。また、荷受台22及び荷受台22と連なる部分がスライド移動する構成であっても、荷受台22を使用時姿勢とした際に適切な位置に光を照射できる。
すなわち、荷受台22を含む部分と、光照射装置26とを車体2に別々に取り付ける構成によると、荷受台22を含む部分を車体2に取り付けた後、適切な位置に光を照射できるように光照射装置26の取り付け位置を調整しつつ取り付ける必要がある。そして、荷受台昇降装置1の取り付け対象となる車には様々な種類(形状)のものがあり、車の種類に応じて光照射装置26の取り付け位置や向きを調整する必要がある。
これに対し、本実施形態の荷受台昇降装置1では、スライド部11が荷受台22及び光照射装置26を含んだユニット体となっており、スライドレール10等を車体2に固定するだけで車体2への架装ができる。すなわち、車体2への架装の際に光照射装置26の取り付け位置や向きの調整を必要としないため取り付けが容易である。また、荷受台22及び荷受台22と連なる部分がスライド移動する構成であっても、荷受台22を使用時姿勢とした際に適切な位置に光を照射できる。
上記した実施形態では、領域明示動作の際の光照射領域65を重畳領域60の後方側の一部を含む領域としたが、領域明示動作において光を照射する領域はこれに限るものではない。重畳領域60の他の一部を含む領域でもよく、重畳領域60と丁度又は略丁度重なる領域でもよく、一部に重畳領域60の全体を含んだ領域でもよい。
この他、重畳領域60の境界部分の外側に隣接する領域でもよく、重畳領域60の境界部分の外側に近接する領域でもよい。ここでいう、「境界部分の外側に近接する領域」とは、重畳領域60の境界部分から微細な間隔(数cm程度の間隔)を空けて外側に離れた位置となる領域である。すなわち、領域明示動作は、光が照射された領域を視認することで、作業員等が荷受台22の少なくとも一部が下りてくる正確な位置又はおおよその位置を把握できればよい。
この他、重畳領域60の境界部分の外側に隣接する領域でもよく、重畳領域60の境界部分の外側に近接する領域でもよい。ここでいう、「境界部分の外側に近接する領域」とは、重畳領域60の境界部分から微細な間隔(数cm程度の間隔)を空けて外側に離れた位置となる領域である。すなわち、領域明示動作は、光が照射された領域を視認することで、作業員等が荷受台22の少なくとも一部が下りてくる正確な位置又はおおよその位置を把握できればよい。
上記した領域明示動作は、図8で示されるように、光照射領域65に文字を表示する動作であってもよい。この場合、光照射装置26として、路面描画用ランプを採用してもよい。また、文字の他、数字、記号、図形、グラフ、表、絵柄又はその他の符号を表示する動作でもよく、文字やこれらを組み合わせて表示する動作であってもよい。
上記した領域明示動作、台上照光動作で光を照射する際、光を継続して照射する動作(点灯動作)の他、断続的に照射する動作(点滅動作)をさせてもよい。また、領域明示動作で点滅動作をさせ、台上照光動作で点灯動作を実行するといった具合に、領域明示動作、台上照光動作を点灯周期が異なる動作としてもよい。また、領域明示動作、台上照光動作で光の色を異なる色としてもよい。
上記した実施形態では、光照射装置26を一つの発光器具によって構成した例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。光照射装置26は、規定の領域に光を照射できればよく、複数の発光器具によって構成されていてもよい。この場合、左右方向(車幅方向)に複数の発光器具を並べてもよく、それぞれの発光器具の光の照射方向は同じであっても異なる方向であってもよい。
また、光照射装置26の光源は、例えば点光源LEDのような点光源とすることや、有機EL発光装置のような面光源とすることが考えられる。
また、光照射装置26の光源は、例えば点光源LEDのような点光源とすることや、有機EL発光装置のような面光源とすることが考えられる。
本発明は、上記した実施形態に限るものではなく、例えば、図9で示されるような荷受台昇降装置100であってもよい。
本実施形態の荷受台昇降装置100は、本体部101と、光照射装置126を有しており、これらがそれぞれ車体102と荷箱104に取り付けられて使用される。すなわち、上記した実施形態の荷受台昇降装置1は、本体部分(スライド部11)と光照射装置26が一体となりユニット化されている。このため、荷受台昇降装置1を架装する際、スライドレール10、スライド部11、スライドシリンダ12を車体2に取り付ければよく、別途光照射装置26を取り付ける必要はない。これに対し、本実施形態では、本体部101と光照射装置126を別途取り付けて車両103を形成する。
本体部101は、所謂背負い格納式と称される荷受台昇降装置であり、荷受台122と、荷受台122を姿勢変更させる姿勢変更機構(詳細な図示を省略する)を有する。荷受台122は、荷物の積み降ろし作業をする際に荷物が載置される荷受面122aを有する。光照射装置126は、車幅方向の両端側のそれぞれに取り付けられて(一方については図示しない)おり、上記した実施形態と同様にLEDランプを採用している。
本実施形態の荷受台昇降装置100(本体部101)もまた、走行時姿勢(図9(a)参照)と使用時姿勢の間で姿勢変更が可能である。そして、使用時姿勢では、荷受台122を上方位置と下方位置(図9(b)参照)の間で昇降させることが可能となっている。
そして、荷受台122が上方位置に配されている状態(図示しない)では、荷受面122aが、荷台104(荷箱)の床面(荷物を積み下しする床面)と同じ又は略同じ高さに配される。対して、荷受台122が下方位置に配されている状態(図9(b)参照)では、地面等に荷受台122の下側部分の少なくとも一部が接触する。
そして、荷受台122が上方位置に配されている状態(図示しない)では、荷受面122aが、荷台104(荷箱)の床面(荷物を積み下しする床面)と同じ又は略同じ高さに配される。対して、荷受台122が下方位置に配されている状態(図9(b)参照)では、地面等に荷受台122の下側部分の少なくとも一部が接触する。
本実施形態の荷受台昇降装置100もまた、領域明示動作(図10(a)参照)と、台上照光動作(図10(b)参照)を実行する。
領域明示動作は、荷受台122を使用時姿勢で上方位置に配した状態で実行する他、図10(a)で示されるように、走行時姿勢で実行する動作であってもよい。本実施形態の領域明示動作もまた、荷受台122が下りてくる位置を照射した光によって周囲の人に知らせる動作であり、荷受台122の先端側が下降してくる位置を知らせる動作である。
台上照光動作は、荷受台122を使用時姿勢で下方位置に配した状態で実行する動作であり、荷受面122aを明るく照らす動作である。本実施形態においても、光照射装置126から荷受台122の後端側の部分に向かって延びる光軸が形成されるように光を照射する動作としている。
台上照光動作は、荷受台122を使用時姿勢で下方位置に配した状態で実行する動作であり、荷受面122aを明るく照らす動作である。本実施形態においても、光照射装置126から荷受台122の後端側の部分に向かって延びる光軸が形成されるように光を照射する動作としている。
本発明は、上記した各実施形態に限るものではなく、例えば、図11で示されるような荷受台昇降装置200であってもよい。
本実施形態の荷受台昇降装置200は、本体部201と、光照射装置226を有しており、これらがそれぞれ車体202と荷台に取り付けられて使用される。本実施形態の荷受台昇降装置200もまた、本体部201と光照射装置226を別途取り付けて車両203を形成する。
本体部201は、所謂垂直昇降式と称される荷受台昇降装置であり、荷受台222と、荷受台222を姿勢変更させる姿勢変更機構(詳細な図示を省略する)を有する。荷受台222は、荷物の積み降ろし作業をする際に荷物が載置される荷受面222aを有する。光照射装置226は、車幅方向の両端側のそれぞれに取り付けられて(一方については図示しない)おり、上記した実施形態と同様にLEDランプを採用している。
本実施形態の荷受台昇降装置200(本体部201)もまた、走行時姿勢(図11(a)参照)と使用時姿勢の間で姿勢変更が可能である。そして、使用時姿勢では、荷受台222を上方位置(図11(b)参照)と下方位置(図11(c)参照)の間で昇降させることが可能となっている。
そして、荷受台222が上方位置に配されている状態では、荷受面22aが、荷箱の床面(荷物を積み下しする床面)と同じ又は略同じ高さに配される(図11(b)参照)。対して、荷受台222が下方位置に配されている状態では、地面等に荷受台222の下側部分の少なくとも一部が接触する(図11(c)参照)。
そして、荷受台222が上方位置に配されている状態では、荷受面22aが、荷箱の床面(荷物を積み下しする床面)と同じ又は略同じ高さに配される(図11(b)参照)。対して、荷受台222が下方位置に配されている状態では、地面等に荷受台222の下側部分の少なくとも一部が接触する(図11(c)参照)。
本実施形態の荷受台昇降装置200もまた、領域明示動作(図12(a)参照)と、台上照光動作(図12(b)参照)を実行する。
領域明示動作は、図12(a)で示されるように、荷受台222を使用時姿勢で上方位置に配した状態で実行する他、走行時姿勢で実行する(図示しない)動作であってもよい。本実施形態の領域明示動作もまた、荷受台222が下りてくる位置を照射した光によって周囲の人に知らせる動作であり、荷受台222の先端側が下降してくる位置を知らせる動作である。
台上照光動作は、荷受台222を使用時姿勢で下方位置に配した状態で実行する動作であり、荷受面222aを明るく照らす動作である。本実施形態においても、光照射装置226から荷受台222の後端側の部分に向かって延びる光軸が形成されるように光を照射する動作としている。
台上照光動作は、荷受台222を使用時姿勢で下方位置に配した状態で実行する動作であり、荷受面222aを明るく照らす動作である。本実施形態においても、光照射装置226から荷受台222の後端側の部分に向かって延びる光軸が形成されるように光を照射する動作としている。
上記した各実施形態の領域明示動作では、地面等の表面のうちで重畳領域60の少なくとも一部を含む領域や、重畳領域60と隣接又は近接する領域である光照射領域に光を照射する動作を実行した。しかしながら、本発明はこれに限るものではない。
図13で示される荷受台昇降装置300のように、車両(荷台)の上部に取り付けた光照射装置326が照射した光によって地面等の一部の領域に影を形成し、荷受台322が下りてくる位置を知らせる動作であってもよい。この場合、影を形成する領域は、上記した実施形態における光照射領域と同様に、重畳領域60の少なくとも一部を含む領域や、重畳領域60と隣接又は近接する領域である。
図13で示される荷受台昇降装置300のように、車両(荷台)の上部に取り付けた光照射装置326が照射した光によって地面等の一部の領域に影を形成し、荷受台322が下りてくる位置を知らせる動作であってもよい。この場合、影を形成する領域は、上記した実施形態における光照射領域と同様に、重畳領域60の少なくとも一部を含む領域や、重畳領域60と隣接又は近接する領域である。
1,100,200,300 荷受台昇降装置
3 車両
10 スライドレール(レール部)
11 スライド部
22,122,222,322 荷受台
26,126,226,326 光照射装置
3 車両
10 スライドレール(レール部)
11 スライド部
22,122,222,322 荷受台
26,126,226,326 光照射装置
Claims (4)
- 車両に架装される荷受台昇降装置であって、
荷受台と光照射装置を有し、
前記荷受台は、上方位置と下方位置の間で昇降可能に設けられ、
地面上又は床面上の領域であって、前記下方位置に配された前記荷受台の下側に重なる領域である重畳領域の少なくとも一部の位置を示す領域明示動作をするものであり、
前記領域明示動作では、前記光照射装置が下方に光を照射することを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記光照射装置は、前記上方位置に配された前記荷受台よりも下方であり、且つ、前記下方位置に配された前記荷受台よりも上方となる位置に配されることを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置。
- 前記下方位置に配された状態で、前記光照射装置が前記荷受台の先端に向かって延びる光軸を形成するように光を照射することが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
- レール部と、前記レール部に沿ってスライド移動するスライド部を有し、
前記スライド部は、前記荷受台及び前記光照射装置を含んで構成され、
前記スライド部がスライド移動することで、前記荷受台及び前記光照射装置が共にスライド移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022070140A JP2023160073A (ja) | 2022-04-21 | 2022-04-21 | 荷受台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022070140A JP2023160073A (ja) | 2022-04-21 | 2022-04-21 | 荷受台昇降装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2023160073A true JP2023160073A (ja) | 2023-11-02 |
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Family Applications (1)
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-
2022
- 2022-04-21 JP JP2022070140A patent/JP2023160073A/ja active Pending
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