JP6192607B2 - 折り畳み式フロアプレート - Google Patents
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Description
図4(a)は、ヒンジ部分を含む断面図として示す折り畳み式フロアプレートの全体図である。フロアプレート1は、平面視で矩形の平板部材であるメインプレート11、サブプレート12を具備する。これらは、いわゆるダブルヒンジを構成するヒンジリンク17により連結されており、ヒンジリンク17の前方ヒンジピン17Fがメインプレート11の後端に置かれるとともに、サブプレート12が後方ヒンジピン17Rに枢着されて、サブプレート12がメインプレート11に対し回動可能となっている。
図6のテールゲートは、地上に置かれた貨物の積み降ろしの便を図るよう、フロアプレート1を地面に接地させた後に、メインプレート11を傾斜して先端部を接地させ、図6(c)の状態とする傾斜機構を備えている。こうした機構を備えた折り畳み式フロアプレートを有するテールゲートは、例えば、特許第3409839号に開示されている。
実用新案登録第3014508号には、立て掛け格納式のフロアプレートを備えたテールゲートにおいて、フロアプレートの先端側に標識灯を設置し、荷役作業のためフロアプレートが水平状態とされたときは標識灯を点灯する警報装置が示されている。この警報装置では、フロアプレートの立て掛け格納された状態と水平展開された状態とを、重力の作用でオンオフする水銀スイッチ等を用いて検知している。
本発明の課題は、床下に格納される折り畳み式フロアプレートが展開されていることを簡易な手段により確実に検知して、作業者又は一般の歩行者に知らせ、安全性の向上を図ることにある。
「荷台を有する車両に装備され、昇降装置により地面と前記荷台床面との間で昇降される貨物積載用の折り畳み式フロアプレートであって、
前記折り畳み式フロアプレートは、回動可能に枢着された複数のプレートを有し、
前記複数のプレートは、格納されたときは前記荷台床下に重なるように折り畳まれ、かつ、貨物積載のために展開されたときには同一平面を形成するとともに、展開された状態の前記複数のプレートの一端側は前記昇降装置に連結されており、さらに、
展開された状態の前記複数のプレートの他端側には標識灯が設置されるとともに、前記複数のプレートの相対的な角度位置を検知する検知手段が設けられ、
前記標識灯には、前記複数のプレートが相互に回動可能に枢着される接続ヒンジ部に形成された中継部を介して接続される電源ケーブルによって電気が供給され、
前記中継部では、前記電源ケーブルが前記接続ヒンジ部において複数回巻かれており、
前記検知手段の出力に応じて、前記複数のプレートが展開された状態のときは前記標識灯が点灯され、それ以外の状態のときは前記標識灯が消灯される」
ことを特徴とする昇降装置となっている。ここで、「点灯」とは、所定時間の間隔で間欠的な点灯を繰り返す、いわゆる「点滅」の作動形態を含むものである。
そして、本発明においては、標識灯に電気を供給する電源ケーブルが、複数のプレートが相互に回動可能に枢着される接続ヒンジ部に形成された中継部を介して配線され、この中継部は、電源ケーブルを接続ヒンジ部において複数回巻くことにより形成される。中継部を介することで、標識灯の電源を、テールゲートの油圧源やコントロール盤が置かれた個所(通常は、テールゲートの支持基板4(図5、6)に置かれる)など、自由な位置に置くことができるとともに、フロアプレートを展開した際に、電源ケーブルが下方に弛んで地面に擦れる、或いは切断されるようなことが回避される。そして、中継部を、電源ケーブルを複数回巻くようにして形成することで、中継部を形成する際に何らの部品を必要としないためコストを要しないだけでなく、複数のプレートが相対的に回動した場合であっても、電源ケーブルの長さの変化が吸収されて、電源ケーブルの耐久性が向上することとなる。
中継部71において電源ケーブル7をトーションバー19の周りに卷回する代わりに、図2の変形例に示すとおり、サブプレート12の根元が枢着されるダブルヒンジ17の後方ヒンジピン17R(図4も参照)を延長し、その延長軸の周囲を取り巻くように電源ケーブル7を巻回して、中継部71を形成することもできる。
検知部81は、磁束の変化を検出する非接触形の近接センサであって、メインプレート11の横方向(車両の車幅方向)の端部に設置される。被検知部82は鉄片であり、この被検知部82は、図3の2点鎖線に示されるように、サブプレート12の角度位置がθとなったことを検知部81が検知すると、標識灯6に信号を出力し、発光手段61を点灯させる。所望ならば、標識灯6を所定時間間隔で点滅し、警告してもよい。
11:メインプレート
12:サブプレート
17:ダブルヒンジ
2:平行リンク機構
3:ガイドレール
4:支持基板
6:標識灯
7:電源ケーブル
71:中継部
8:検知手段
Claims (5)
- 荷台を有する車両に装備され、昇降装置により地面と前記荷台床面との間で昇降される貨物積載用の折り畳み式フロアプレートであって、
前記折り畳み式フロアプレートは、回動可能に枢着された複数のプレートを有し、
前記複数のプレートは、格納されたときは前記荷台床下に重なるように折り畳まれ、かつ、貨物積載のために展開されたときには同一平面を形成するとともに、展開された状態の前記複数のプレートの一端側は前記昇降装置に連結されており、さらに、
展開された状態の前記複数のプレートの他端側には標識灯が設置されるとともに、前記複数のプレートの相対的な角度位置を検知する検知手段が設けられ、
前記標識灯には、前記複数のプレートが相互に回動可能に枢着される接続ヒンジ部に形成された中継部を介して接続される電源ケーブルによって電気が供給され、
前記中継部では、前記電源ケーブルが前記接続ヒンジ部において複数回巻かれており、
前記検知手段の出力に応じて、前記複数のプレートが展開された状態のときは前記標識灯が点灯され、それ以外の状態のときは前記標識灯が消灯されることを特徴とする折り畳み式フロアプレート。 - 前記検知手段は、前記複数のプレートのいずれかに配設された検知部と、前記検知部が配設されたプレートと隣接するプレートに配設された被検知部とから構成される、請求項1に記載の折り畳み式フロアプレート。
- 前記検知手段は、前記検知部と前記被検知部が所定距離に近接したことを磁気的に検出する近接センサである請求項2に記載の折り畳み式フロアプレート。
- 前記中継部では、前記電源ケーブルが、前記接続ヒンジ部においてヒンジピンを延長した軸の周りに複数回巻かれている請求項1乃至3のいずれかに記載の折り畳み式フロアプレート。
- 前記昇降装置は、前記折り畳み式フロアプレートを水平状態で昇降させる平行リンク機構と昇降用油圧シリンダとを備え、かつ、車両後部における荷台床下のシャシフレームに固着したガイドレールに、スライド可能に支持されている請求項1乃至4のいずれかに記載の折り畳み式フロアプレート。
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