JP6727727B2 - 発光体を備えたフロアプレート - Google Patents

発光体を備えたフロアプレート Download PDF

Info

Publication number
JP6727727B2
JP6727727B2 JP2017123545A JP2017123545A JP6727727B2 JP 6727727 B2 JP6727727 B2 JP 6727727B2 JP 2017123545 A JP2017123545 A JP 2017123545A JP 2017123545 A JP2017123545 A JP 2017123545A JP 6727727 B2 JP6727727 B2 JP 6727727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side edge
floor plate
light
edge portion
load receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017123545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019006246A (ja
Inventor
浩一 初鹿野
浩一 初鹿野
隆大 石田
隆大 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fruehauf Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Fruehauf Co Ltd filed Critical Nippon Fruehauf Co Ltd
Priority to JP2017123545A priority Critical patent/JP6727727B2/ja
Publication of JP2019006246A publication Critical patent/JP2019006246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6727727B2 publication Critical patent/JP6727727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

本発明は、車両の荷台に貨物の積み降ろしを行うため、車両の後部又は側部に装備され、貨物を積載して地面と荷台の床面との間で昇降動されるフロアプレートに関するものである。
貨物輸送用の車両であるトラックの荷台には、上方が開放された無蓋の荷台、屋根を備え周囲が密閉された6面体の箱型荷台等がある。近年では、風雨等による貨物の損傷を防止でき、梱包を簡易化できるとともに荷くずれ防止も容易な箱型荷台が広く普及している。こうした荷台は、車輪、メインレール及びサスペンション機構等からなるトラックのシャシフレーム上に架装されるため、荷台の床面と地面との間には相当の高低差が存在し、貨物の積み降ろしに際して支障となる。
貨物の積み降ろしの荷役作業における作業性を向上し、作業者の負担を軽減するよう、貨物を積載したフロアプレートを地面と荷台の床面との間で昇降動するテールゲートが良く知られている。テールゲートは、通常、トラックの後端部分に装着されていて、フロアプレート上の貨物等の落下を防止するため、これを水平状態に保ちつつ昇降動させる昇降装置を備えている。そして、フロアプレートの両側側縁部には、作業者がフロアプレート上で作業をする際に、作業者自身及び/又は作業中の貨物が誤ってフロアプレートの両側側縁から脱落乃至転落するのを防止するためのサイドガードが設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017−30628号公報
しかしながら、作業者が夜間もしくは暗所にてフロアプレート上(つまり荷受面上)で貨物の運び出し等の作業を行う際には、フロアプレートの縁を目視で確認することが困難であり、作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレートから脱落乃至転落してしまう恐れがある。また、サイドガードはフロアプレートの荷受面から上方に起立していることから、上記作業中に作業者がサイドガードの存在を認識することができずにこれに躓き、やはり作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレートから脱落乃至転落してしまう恐れがある。
上記特許文献1に開示されたフロアプレートには、サイドガードに発光体が配設されている。しかしながら、かかる発光体は、左右方向におけるフロアプレートの内側ではなく外側に向かって発光することで、フロアプレートの周囲を通行する通行人等にフロアプレートの存在を認知させることを目的とするものである。そのため、フロアプレート上で作業をする作業者は、上記の発光によってはフロアプレートの縁を認識することはできず、上述したとおり、夜間もしくは暗所にあっては、作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレートから脱落乃至転落してしまう恐れがある。
特許文献1に開示されたフロアプレートに配設された発光体についてさらに検討すると、該発光体は、フロアプレートの周囲を通行する通行人等にフロアプレートの存在を認知させることを目的として配設されていることから、フロアプレートの側縁よりも左右方向において更に外側に配置されている。ここで、特許文献1における発光体をフロアプレートの側縁よりも左右方向において内側に配置すると以下のような問題が生じる。即ち、夜間もしくは暗所にてサイドガードに配設された発光体がフロアプレートの外側に向かって発光した際には、その反射光や回折光等によってサイドガードの外側が明るくなり、相対的にサイドガードの内側が暗くなるため、作業者はサイドガードそのもの及びフロアプレートの縁をより一層認識しづらくなり、上述したとおり作業者及び/又は作業中の貨物がフロアプレートから脱落乃至転落してしまう恐れが高まる。これは、暗い空間中に局部的に明るい部分がある場合には、一般的に、人間の目は上記明るい部分を基準として網膜に進入する光量を調整すべく瞳孔の大きさ等を自動的に調整するため、暗い部分についてはより一層見えづらくなることに起因する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、荷受面上で作業する作業者に対して荷受面の縁部を容易に認知させることができる新規且つ改良されたフロアプレートを提供することである。
本発明者等は、鋭意検討の結果、片側側縁部及び他側側縁部に配設された各々のサイドガードに発光体を配設し、片側側縁部に位置するサイドガードに配設された発光体を他側側縁部に向かって発光させると共に、他側側縁部に位置するサイドガードに配設された発光体を片側側縁部に向かって発光させることによって、上記主たる技術的課題を解決することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、荷台を有する車両に装備され、前記車両に設けられた昇降装置により地面と前記荷台の床面との間で昇降動される貨物積載用のフロアプレートであって、
荷受面が上方を向いた状態において、前記車両から離隔する方向に延びる片側側縁部及び他側側縁部の各々に沿って上方に起立するサイドガードが配設されているフロアプレートにおいて、
前記サイドガードは単一の部材であって少なくとも、前記荷受面が上方を向いた状態において上方に起立する壁及び前記壁から前記荷受面と平行に延びる上方壁を備え、前記壁及び前記上方壁は、前記壁に連設されて前記上方壁と対向する部材と共に3方が囲繞された凹部を画成し、前記凹部には発光体が収容されており、
記片側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記他側側縁部に向かって発光すると共に、前記他側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記片側側縁部に向かって発光する、ことを特徴とするフロアプレートが提供される。
前記壁に連設された部材の上面には前記凹部内に突出する突条が形成されており、前記発光体は前記突条と前記上方壁の下面とによって挾持されて固定されるのが好ましい。前記片側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は片側側縁から他側側縁に向かって、前記他側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記他側側縁から前記片側側縁に向かって、夫々所定距離変位して設けられているのが好適である。前記車両と近接した片側端縁部及び前記車両から離隔した他側端縁部の各々には、補助発光体が配設され、前記補助発光体は何れも、前記荷受面が上方を向いた状態において、上方に発光するのが良い。この場合には、前記荷受面には前記補助発光体の各々が設置される溝が形成されており、前記補助発光体の表面が前記溝の開放端と面一乃至これよりも前記溝の内方に位置するのが好ましい。更に、前記他側端縁部に位置する前記補助発光体と他側端縁との間には、前記荷受面に対して起立可能な落下防止ストッパが設けられているのが好適である。
本発明に従って構成されたフロアプレートにおいては、片側側縁部に配設された発光体が他側側縁部に向かって発光すると共に、他側側縁部に配設された発光体が片側側縁部に向かって発光することによって、フロアプレート上で作業をする作業者に、フロアプレートの片側側縁部及び他側側縁部の位置を容易に認知させることができ、作業者が夜間もしくは暗所にて作業をする場合であっても、作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレートから脱落乃至転落してしまうことが可及的に防止される。また、荷受面が発光体の発光で照らされるため、作業者は夜間もしくは暗所であっても荷受面を目視で確認することが可能となり、作業者の安全性が向上する。
本発明のフロアプレートが展開した状態を示す斜視図。 図1に示すフロアプレートの他側側縁部の一部を拡大して示す斜視図。 図1に示すフロアプレートに配設されたサイドカバーの断面図。 図1に示すフロアプレートのサイドガードに配設された発光体の単体三面図。 本発明のフロアプレートの変形例について、その他側側縁部の一部を拡大して示す斜視図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成されたフロアプレートの好適実施形態について、更に詳述する。以下の説明において、前後、左右、上下、及び内外方向は、特に指定しない限り車両進行方向を基準とする。
図1を参照して説明すると、全体を番号2で示すフロアプレートは、荷台を有する車両の後端部分に配設されたテールゲートの一部を構成するものである。車両等については後に言及する。フロアプレート2は全体的に矩形形状の平板部材である主部3を有し、フロアプレート2が展開された状態(即ち図1に示す状態)における主部3の上面には実質上平坦な荷受面4が規定されている。荷受面4における前方端縁部6(片側端縁部)及び後方端縁部8(他側端縁部)の各々には、左右方向に相互に平行に延びる直線状の溝10が形成されている。溝10は、荷受面4の左側側縁部12(片側側縁部)と右側側縁部14(他側側縁部)との間に設けられ、断面が矩形である(図示省略)。また、荷受面4の後方端縁部8に設けられた溝10と後方端縁(他側端縁)8aとの間には、荷受面4に対して起立可能な落下防止ストッパ16が配設されている。落下防止ストッパ16は周知であるため、詳細な説明は省略する。
主部3の左側側縁部12及び右側側縁部14には各々の側縁部に沿って前後方向に直線状に延びるサイドカバー18が配設されている。図1と共に図2及び図3を参照して説明すると、サイドカバー18の断面形状は、上辺20、この上辺20よりも短い下辺22、及び上辺20と下辺22とを接続する接続辺23とから構成される略コの字形状である。サイドカバー18は、接続辺23の内側面(図3における左側面)が主部3の外側端面と対向した状態で、上辺20と下辺22とで主部3の側縁部を挟み込むことでこれに装着される。図1及び図2を参照することによって明確に理解されるとおり、サイドカバー18は主部3の前方端縁部からその後方端縁部(より詳しくは落下防止ストッパ16よりも僅かに前方位置)にかけて延在している。
主に図3を参照して説明を続けると、サイドカバー18の上辺20の自由端縁部には、これに沿って前後方向に直線状に延び且つ上方に起立するサイドガード24が連設されている。サイドガード24の断面は、サイドカバー18の上辺20の自由端部から上方に起立する側方壁26と、側方壁26の上端から図3において左方向にサイドカバー18の上辺20と平行に(従って荷受面4と平行に)延びる上方壁28と、上方壁28の延出端から上方に起立する起立壁30とから構成され、図3における起立壁30の左側面と、上方壁28の自由端面と、サイドカバー18の上辺20の自由端面とは実質上面一となっている。そして、側方壁26(つまり「荷受面が上方を向いた状態において上方に起立する壁」)及び上方壁28は、側方壁26に連設されて上方壁28と対向する部材(本実施形態にあっては、サイドカバー18の上辺20における自由端部)と共に3方が囲繞された矩形形状の凹部32を画成している。凹部32の断面形状は上下方向長さが比較的短い。また、サイドカバー18の上辺20における自由端部の上面(つまり凹部32内)には、断面円弧状の2つの突条34が左右方向に間隔をおいて前後方向に直線状に平行に延びている。
図1乃至図3と共に、図4を参照して説明を続けると、本発明のフロアプレート2においては、凹部32には発光体36が収容され、左側側縁部12に位置する凹部32に収容された発光体36は右側側縁部14に向かって発光すると共に、右側側縁部14に位置する凹部32に収容された発光体36は左側側縁部12に向かって発光することが重要である。図示の実施形態においては、発光体36は、断面が矩形の棒状部材である筐体37と、この筐体37の内部に配設された多数の発光素子38と、車両に搭載された図示しないバッテリーから発光素子38に電気を供給する電源ケーブル39とから構成されている。筐体37は適宜の合成樹脂から成形され、その全体が実質上無色透明である。発光素子38はLEDや電球等の適宜の点光源であって、その色温度は任意で良く、発光素子38の夫々は筐体37の長手方向に沿って所定間隔をおいて設けられている。そして、全ての発光素子38は、発光面40が筐体37の断面における短辺と面一乃至これよりも幾分筐体37の内方に位置し(図4(a)及び(c)を参照されたい)、筐体37の外方に向かって同一方向に発光する。かような発光体36は、予め電源ケーブル39が接続された発光素子38を、筐体37の成形時の所謂中子とすることにより形成される。所望ならば、発光素子38は筐体37内に交換不能な形態で配設(即ち埋設)されることに替えて、筐体37の表面に設けられた適宜のソケットに交換可能に配設されるようにしてもよい。また、発光素子38は点光源ではなくネオン管の如き線状光源であってもよい。更にまた、発光体36を、単一の筐体37に多数の発光素子38を配置して構成することに替えて、複数の筐体の各々に単一もしくは複数の発光素子を配置して構成してもよい。
図2及び図3を参照して説明すると、発光体36は部32内に、発光素子38の発光面40が側壁26とは反対側を向くようにして配設される。発光体36の凹部32への配設は発光体36を指等で強制することにより行われ、発光体36は凹部32内で突条34によって上方壁28の下面に押さえつけられることによってサイドガード24に固定される。従って、発光体36は突条34と上方壁28の下面とによって挾持されて固定される。発光体36が凹部32に配設された状態にあっては、発光体36の表面は凹部32の開放端と面一乃至凹部32の開放端よりも凹部32の内方に位置するのが好ましい。図示の実施形態においては、発光体36の表面は凹部32の開放端から距離D1(D1>0)だけその内方に位置している。このように、発光体36の表面を凹部32の開放端と面一乃至凹部32の開放端よりも凹部32の内方に位置させることで、作業中に作業者の足や台車が誤って発光体36にぶつかってしまい、発光体36が破損してしまうことが防止される。また、左側側縁部12に位置する凹部32に収容された発光体36は左側側縁12aから右側側縁14aに向かって、右側側縁部14に位置する凹部32に収容された発光体36は右側側縁14aから左側側縁12aに向かって、夫々所定距離変位して設けられているのが好ましい。図示の実施形態においては、図3を参照することによって明確に理解されるとおり、発光体36内に設けられた発光素子38の発光面40は、サイドガード24の接続辺23の外側面(図3における右側面であって、サイドカバー18が主部3に装着された際の左側側縁12a及び右側側縁14aに相当)から距離D2(D2>0)の位置に設けられている。このように、発光体36をフロアプレート2の両側側縁よりも左右方向において所定程度内側に位置させることで、夜間もしくは暗所において作業者がフロアプレート2の側縁として認識する発光体36の位置が、実際の側縁(つまり左側側縁12a及び右側側縁14a)よりも左右方向において内側に位置することとなり、作業者がフロアプレート2の左側側縁12a及び右側側縁14aに過剰に接近することが回避され、作業者等がフロアプレートから脱落乃至転落することがより一層防止される。
図1及び図2を参照して説明すると、荷受面4の前方端縁部6及び後方端縁部8には、補助発光体42が配設され、補助発光体42は何れも、フロアプレート2が展開された状態において上方に発光する。図示の実施例においては、補助発光体42は発光体36と同一の構成をなしており、荷受面4に設けられた溝10に各々配設されている。従って、後方端縁部8に位置する補助発光体42は落下防止ストッパ16よりも前方に位置している。これにより、夜間もしくは暗所において作業者がフロアプレート2の後端縁として認識する補助発光体42の位置が、落下防止ストッパ16よりも前方に位置することとなり、落下防止ストッパ16が荷受面4に対して起立した状態であってもこれに作業者が躓くことが防止される。また、補助発光体42の表面は、溝10の開放端と面一乃至これよりも溝10の内方に位置するのが好ましい。補助発光体42の表面を、溝10と面一乃至これよりも溝10の内方に位置させることで、補助発光体42は荷受面4の内方に位置することとなり、作業者が荷受面4上で作業をする際に作業者自身又は台車が補助発光体42に躓いてしまうことが防止される。
図1には、本発明のフロアプレート2が装着される車両44も二点鎖線で図示されている。車両44の全体についての図は省略するが、車両44は箱型の荷台46を搭載した貨物の運搬用車両であり、前後方向に延びる一対のメインフレーム48を備えている。メインフレーム48の後端部には左右方向に延びるエンドフレーム50が設けられ、このエンドフレーム50に、本発明にかかるフロアプレート2、及びこのフロアプレート2を作動させる昇降装置52から構成されるテールゲート54が設けられる。昇降装置52は、フロアプレート2を地面と荷台46の床面との間で昇降動させるだけでなく、フロアプレート2を地面と平行な状態と地面に対して垂直に起立した状態との間で旋回動させることもできる。フロアプレート2は、地面に対して垂直に起立した状態で荷台46の後面に近接又は荷台46の後面の一部を構成して車両に格納され、地面と平行な状態に展開されて使用される。このような車両44の構造及びこれに設けられたテールゲート54の動作そのものは周知であり、詳細な説明については省略する。
続いて、本発明のフロアプレート2の作動について説明する。
作業者が荷役作業をするには、昇降装置52を操作してフロアプレート2を展開状態にする。フロアプレート2が展開されると、左側側縁部12に位置する凹部32に収容された発光体36は右側側縁部14に向かって発光すると共に、右側側縁部14に位置する凹部32に収容された発光体36は左側側縁部12に向かって発光(即ち、発光体36を構成する発光素子38の全てが同時に連続発光)する。これにより、本発明に従って構成されたフロアプレート2においては、フロアプレート2上で作業をする作業者に、フロアプレート2の左側側縁部12及び右側側縁部14の位置を容易に認知させることができ、作業者が夜間もしくは暗所にて作業をする場合であっても、作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレート2から脱落乃至転落してしまうことが可及的に防止される。また、荷受面4が発光体36の発光で照らされるため、作業者は夜間乃至暗所であっても荷受面4を目視で確認することが可能となり、作業者の安全性が向上する。また、図示の実施形態においては更に、荷受面4の前方端縁部6及び後方端縁部8の各々に配設された補助発光体42も上方に発光する。そのため、フロアプレート2上で作業をする作業者にフロアプレート2の前方端縁部6及び後方端縁部8の位置も容易に認知させることができるため、作業者自身及び/又は作業中の貨物がフロアプレート2から脱落乃至転落してしまうことがより一層防止される。発光体36及び補助発光体42は、フロアプレート2の展開動作の開始と同時乃至展開動作の完了後の任意の時点で発光を開始すればよい。また、発光体36及び補助発光体42は、作業者による昇降装置52の操作と連動して自動的に発光しても、又は昇降装置52の操作とは別に作業者が手動で発光させるようにしてもよい。更にまた、発光体36及び補助発光体42の発光形態は、これらを構成する発光素子の全てが同時に連続発光する形態だけでなく、適宜の制御装置を用いて、全て又は一部の発光素子が同時又はランダムに点滅する形態、発光素子が順次に発光する所謂流れ発光の形態としてもよい。
続いて、本発明に従って構成されたフロアプレートの変形例について図5を参照して説明する。
図5に示すフロアプレートにおいては、サイドガード24´がサイドカバー18´から分離して独立した構成となっている。サイドガード24´の断面は、左右方向に延びる基部25´と、基部25´の内側縁部から上方に起立する起立壁30´と、起立壁30´の自由端部から内側へ基部25´と平行に延びる上方壁28´とから構成され、起立壁30´(つまり「荷受面が上方を向いた状態において上方に起立する壁」)及び上方壁28´は、基部25´(起立壁30´に連設されて上方壁28´と対向する部材)と共に3方が囲繞された矩形形状の凹部32´を画成している。本実施形態における凹部32´の断面形状は上下方向長さが比較的い。サイドガード24´は、基部25´の外側端面がサイドカバー18´の上辺20´の内側端面と近接して対向した状態で、適宜の固定具により主部3´に固定される。更に、本変形例においては、発光体36´の発光素子38´は、その発光面40´が筐体37´の断面における長辺と面一乃至これよりも幾分筐体37´の内方に位置し、筐体37´の外方に向かって発光する。そして、発光体36´は両面テープの如き適宜の接着手段により起立壁30´の内側面に添着されて凹部32´に配設される。
以上本発明のフロアプレートについて添付図面を参照して詳述したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。例えば、本実施形態においては、フロアプレートの主部は矩形形状であったが、フロアプレートの形状はこれに限定されず台形等任意の形状であってもよい。また、本発明のフロアプレートは、車両の後端部に装着されるテールゲートに適用されることに限定されず、例えば、車両の側方に装着されてもよい。更にまた、本発明のフロアプレートは、その主部が単一の板状部材から構成されることに替えて、主部を折り畳み可能な複数の板状部材により構成してもよい。
2:フロアプレート
4:荷受面
6:前方端縁部(片側端縁部)
8:後方端縁部(他側端縁部)
12:左側側縁部(片側側縁部)
14:右側側縁部(他側側縁部)
16:落下防止ストッパ
24:サイドガード
32:凹部
36:発光体
42:補助発光体
44:車両
46:荷台
52:昇降装置

Claims (6)

  1. 荷台を有する車両に装備され、前記車両に設けられた昇降装置により地面と前記荷台の床面との間で昇降動される貨物積載用のフロアプレートであって、
    荷受面が上方を向いた状態において、前記車両から離隔する方向に延びる片側側縁部及び他側側縁部の各々に沿って上方に起立するサイドガードが配設されているフロアプレートにおいて、
    前記サイドガードは単一の部材であって少なくとも、前記荷受面が上方を向いた状態において上方に起立する壁及び前記壁から前記荷受面と平行に延びる上方壁を備え、前記壁及び前記上方壁は、前記壁に連設されて前記上方壁と対向する部材と共に3方が囲繞された凹部を画成し、前記凹部には発光体が収容されており、
    記片側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記他側側縁部に向かって発光すると共に、前記他側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記片側側縁部に向かって発光する、ことを特徴とするフロアプレート。
  2. 前記壁に連設された部材の上面には前記凹部内に突出する突条が形成されており、
    前記発光体は前記突条と前記上方壁の下面とによって挾持されて固定される、請求項1に記載のフロアプレート。
  3. 前記片側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は片側側縁から他側側縁に向かって、前記他側側縁部に位置する前記凹部に収容された前記発光体は前記他側側縁から前記片側側縁に向かって、夫々所定距離変位して設けられている、請求項1又は2に記載のフロアプレート。
  4. 前記車両と近接した片側端縁部及び前記車両から離隔した他側端縁部の各々には、補助発光体が配設され、
    前記補助発光体は何れも、前記荷受面が上方を向いた状態において、上方に発光する、請求項1乃至3のいずれかに記載のフロアプレート。
  5. 前記荷受面には前記補助発光体の各々が設置される溝が形成されており、前記補助発光体の表面が前記溝の開放端と面一乃至これよりも前記溝の内方に位置する、請求項4に記載のフロアプレート。
  6. 前記他側端縁部に位置する前記補助発光体と他側端縁との間には、前記荷受面に対して起立可能な落下防止ストッパが設けられている、請求項4又は5に記載のフロアプレート。
JP2017123545A 2017-06-23 2017-06-23 発光体を備えたフロアプレート Active JP6727727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017123545A JP6727727B2 (ja) 2017-06-23 2017-06-23 発光体を備えたフロアプレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017123545A JP6727727B2 (ja) 2017-06-23 2017-06-23 発光体を備えたフロアプレート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019006246A JP2019006246A (ja) 2019-01-17
JP6727727B2 true JP6727727B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=65027433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017123545A Active JP6727727B2 (ja) 2017-06-23 2017-06-23 発光体を備えたフロアプレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6727727B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4303075A1 (de) * 2022-07-08 2024-01-10 Palfinger Tail Lifts GmbH Hubladebühne für fahrzeuge

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109840U (ja) * 1984-12-25 1986-07-11
JPH1067271A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Otec Japan:Kk 車椅子リフター
JP3392033B2 (ja) * 1997-12-25 2003-03-31 極東開発工業株式会社 荷受台昇降装置
JP2004098879A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Yoshinobu Fukami 荷受台昇降装置
US7422408B2 (en) * 2004-07-21 2008-09-09 The Braun Corporation Lighted vehicle access system and method
JP4941765B2 (ja) * 2008-02-22 2012-05-30 株式会社ダイフク 車両用昇降装置
JP5545649B2 (ja) * 2010-06-24 2014-07-09 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置
JP6143302B2 (ja) * 2014-06-25 2017-06-07 日本フルハーフ株式会社 テールゲートにおける落下防止ストッパの安全装置
JP6548505B2 (ja) * 2015-08-04 2019-07-24 極東開発工業株式会社 荷受台昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019006246A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD901049S1 (en) Truck cab light safety lighting device
JP4845928B2 (ja) コンビネーションライトを具えた車両構造
CN201748301U (zh) 货灯总成
US20180362313A1 (en) Aerial lift basket
KR101314937B1 (ko) 면발광 led를 구비한 자동차용 안전 삼각대
US20130182428A1 (en) Handrail with Orientable Illumination
KR101782834B1 (ko) 발목 보호 기능을 갖는 고소작업장치
JP6727727B2 (ja) 発光体を備えたフロアプレート
USD868672S1 (en) Vehicle-lighting mount platform
ES2237222A1 (es) Estacion de cambio para forros tubulares de maquinas impresoras.
JP6548505B2 (ja) 荷受台昇降装置
US9340397B1 (en) Illuminated vehicle lift assembly
KR101775496B1 (ko) 차량용 롤 타입 플렉시블 엘이디 비상표시등
JP5116569B2 (ja) 荷受台昇降装置
US10174920B2 (en) Safety device with lighting element and magnetic attachment
US9637045B2 (en) Edge profile for bordering a superstructure of a rescue vehicle, in particular a fire fighting vehicle
JP6192607B2 (ja) 折り畳み式フロアプレート
ES2608389T3 (es) Dispositivo para el desplazamiento de portadores de productos tales como palés
US11407352B2 (en) Multi-purpose vehicle
JP7090990B2 (ja) プレートとスペーサーとの組み合わせ、及びこの組み合わせを備えた可動ゲート
ES2611333B2 (es) Sistema de carga-descarga de camiones y contenedores
KR101326001B1 (ko) 슬라이딩 도어에 조명장치가 장착된 구급차
JP5422410B2 (ja) 荷台移動式運搬車における荷台作業状態告知装置
JP2023172369A (ja) 高所作業車
TWI644852B (zh) Stacker warning device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6727727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150