JP2003303171A - 輻輳時における要求処理方法 - Google Patents

輻輳時における要求処理方法

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JP2003303171A
JP2003303171A JP2002108948A JP2002108948A JP2003303171A JP 2003303171 A JP2003303171 A JP 2003303171A JP 2002108948 A JP2002108948 A JP 2002108948A JP 2002108948 A JP2002108948 A JP 2002108948A JP 2003303171 A JP2003303171 A JP 2003303171A
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Junya Koga
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻輳時に受信した問合せ/申込みについて、
受付処理の待ち時間をインターネット端末に通知し、ま
た、ホストコンピュータの処理能力に合わせて受付処理
を行う輻輳時における要求処理方法に関する技術を提供
する点にある。 【解決手段】 図1に示すように、本実施の形態に係る
輻輳時における要求処理方法を実行するシステムは、イ
ンターネットなどのネットワーク100に接続されたイ
ンターネット端末1と、ホストコンピュータ4とで概略
構成され、ホストコンピュータ4は受付部2と制御部3
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輻輳時における要求
処理方法に関し、インターネットを利用した情報の問合
せ/申込みに対する輻輳時における要求処理方法に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット技術の進展に伴
い、端末からインターネットを介してホストコンピュー
タにアクセスすることにより、情報の検索や商品の購買
申込みや商品代金の決済などの電子商取引を行うインタ
ーネット受付が行われている。ホストコンピュータにお
いては、インターネット受付に対する処理を行ってその
処理結果を端末に返信し、端末において、返信されてき
た処理結果を表示する処理が行われている。また、端末
からの問合せ/申込みの内容によっては、処理結果を端
末に返さない場合もある。また、ユーザはホストコンピ
ュータにおける輻輳の状態を意識せずに問合せ/申込み
などを行うことがほとんどである。
【0003】特開2001−256135号公報には、
クライアント装置が出した要求に対する結果が得られる
までの正確な待ち時間を知ることのできるサービス性に
優れたサーバ装置及びWEBシステムに関する技術が記
載されている。この技術は、ネットワークを介して接続
された複数のクライアント装置からの複数種類の要求を
受信する受信装置と、この受信装置で受信された要求を
順次記憶するステータスメモリと、要求の種類と要求の
数との組合せのそれぞれについて予測処理時間が記憶さ
れた統計メモリと、受信装置で要求が受信された際に、
ステータスメモリに現在記憶されている要求の種類及び
要求の数に対応する予測処理時間を統計メモリから読出
して待ち時間を計算するプロセッサと、このプロセッサ
で計算された待ち時間を、ネットワークを介して要求を
送信したクライアント装置に送信する送信装置とを備え
ているというものである。
【0004】また、特開平8−88846号公報には、
待ち時間を通知し再要求不要な通信の無駄のない装置に
関する技術が記載されている。この技術は、動画データ
記憶部の動画データの識別情報と全再生時間の組を取得
する全再生時間取得部と、動画データ読出部で読出中の
各動画データの識別情報と各動画データに対応する経過
時間の組を取得する経過時間取得部と、前記クライアン
ト部がサービスの待ち状態になったときに前記動画デー
タの識別情報を前記全再生時間取得部から検索し対応す
る全再生時間を記憶する予約時間記憶部と、各動画デー
タの識別情報と対応する経過時間の組を経過時間取得部
から取得し、識別情報を全再生時間取得部から検索し、
検索された識別情報に対応するクライアント部での全再
生時間を取得したのちに、全再生時間と経過時間の組と
予約時間記憶部から待ち時間を計算する待ち時間計算部
と、クライアント部からの動画データの要求を受信しク
ライアント部に動画データを送信すること及びクライア
ント部に待ち時間を通知する送受信部とを備えるという
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0006】インターネット受付は、頻繁に使用される
ようになってきており、その頻度における輻輳中の対応
が重要な課題となりつつあり、受付が輻輳状態となった
場合に全体的に処理が遅くなり、いつまでも問合せ/申
込みができない。また、端末からの問合せ/申込みに対
する結果が得られるまでの待時間についても、問合せ/
申込みに対しての返信にて確認することになり,問合せ
/申込みに対する処理時間や待ち時間が長い場合、その
間の回線異常や端末の誤操作などにより、端末からの入
力動作が無駄になってしまうことがあった。更に、ホス
トコンピュータの処理能力以上に輻輳した問合せ/申込
みを受信したとき、全ての問合せ/申込みを確実に処理
できない場合が生ずるという問題点があった。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、輻輳時に受信した
問合せ/申込みについて、受付処理の待ち時間をインタ
ーネット端末に通知し、また、ホストコンピュータの処
理能力に合わせて受付処理を行う輻輳時における要求処
理方法に関する技術を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、インターネットなどのネットワークを介した問
合せや申込みなどの要求に対する輻輳時における要求処
理方法であって、ホストコンピュータは、前記ネットワ
ークを介してクライアント端末から情報や取引に関する
前記要求を受信する第1のステップと、前記ホストコン
ピュータの最大処理件数と前記要求を加えた現在受付件
数とを比較する第2のステップと、該第2のステップに
おいて、前記現在受付件数が前記最大処理件数を越えた
場合、前記要求を待ちの状態に登録し、予め登録されて
いる輻輳件数に応じた受付処理時間から待ち時間を計算
し、前記クライアント端末に対して前記待ち時間の通知
を送信する第3のステップと、前記現在受付件数に該当
する要求、又は、待ち状態の要求を順次処理し、前記待
ち時間に相当する時間経過後に前記要求の受付処理を開
始する第4のステップとを有することを特徴とする輻輳
時における要求処理方法に存する。請求項2記載の本発
明の要旨は、前記第3のステップは、前記要求を待ちの
状態に登録する毎に、前記要求の待ち件数をカウントア
ップするステップを含み、前記第4のステップは、前記
要求の受付処理を開始したとき、又は、いずれかの要求
の受付処理を終了したときに、前記待ち件数が「0」の
場合、前記現在受付件数のカウントダウンを行い、前記
待ち件数が「0」でない場合、前記待ち件数のカウント
ダウンと前記待ち件数に対応する各要求の少ない待ち時
間方向への順次シフトとを行うステップとを含むことを
特徴とする請求項1に記載の輻輳時における要求処理方
法に存する。請求項3記載の本発明の要旨は、前記第3
のステップは、前記現在受付件数が前記最大処理件数以
下の場合、前記要求の受付処理を開始するステップを含
むことを特徴とする請求項1又は2に記載の輻輳時にお
ける要求処理方法に存する。請求項4記載の本発明の要
旨は、前記第1のステップは、クライアントが前記要求
の処理待ちができる許容時間を入力するための画面を前
記クライアント端末に送信して、前記クライアントに前
記許容時間と前記要求との入力を促すステップと、前記
要求のなかに前記許容時間が含まれているかどうかを判
断し、前記許容時間が前記要求に含まれ、且つ、前記許
容時間が前記待ち時間より小さい場合、前記待ち時間の
通知を前記クライアント端末に送信し、前記要求の受付
処理を中止する第5のステップを含むことを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載の輻輳時における要求
処理方法に存する。請求項5記載の本発明の要旨は、前
記第5のステップにおいて、前記許容時間が前記要求に
含まれない場合、又は、前記許容時間が前記待ち時間以
上の場合、前記要求の受付処理を開始するために前記第
2のステップ乃至前記第4のステップのいずれかのステ
ップを行うことを特徴とする請求項4に記載の輻輳時に
おける要求処理方法に存する。請求項6記載の本発明の
要旨は、インターネットなどのネットワークを介したコ
ンサートなどのチケットの予約受付方法であって、請求
項1乃至5のいずれかに記載の輻輳時における要求処理
方法を利用し、要求を受付処理するまでの待ち時間と、
受付処理中を含む待ち状態の要求の件数を利用者のクラ
イアント端末に送信し、前記要求の受付処理をすること
を特徴とするチケットの予約受付方法に存する。請求項
7記載の本発明の要旨は、請求項1乃至5のいずれかに
記載の輻輳時における要求処理方法でのホストコンピュ
ータの動作が実現可能なコンピュータプログラムであっ
て、請求項1乃至5のいずれかに記載の輻輳時における
要求処理方法の各ステップがコード化されたことを特徴
とするコンピュータプログラムに存する。請求項8記載
の本発明の要旨は、請求項1乃至5のいずれかに記載の
輻輳時における要求処理方法を実行可能なプログラムが
記録された記憶媒体に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本実施の形態に係る輻輳時における
要求処理方法を実行するシステムの概要を示すブロック
図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態に係る輻
輳時における要求処理方法を実行するシステムは、イン
ターネットなどのネットワーク100に接続されたイン
ターネット端末1と、ホストコンピュータ4とで概略構
成され、ホストコンピュータ4は受付部2と制御部3と
を備える。
【0012】インターネット端末(クライアント端末)
1は、ネットワーク100に接続されたインターネット
端末A〜Cを代表表記したものである。また、インター
ネット端末1はネットワーク100介して情報の問合せ
や取引の申込み(情報の問合せ/申込み)などの要求を
行うためオペレータによりデータの投入を行う装置であ
る。
【0013】また、ホストコンピュータ4は、記憶域
(図示せず)を有し、この記憶域においてテーブルを記
憶することができる。
【0014】図2は、図1における受付部2の管理に使
用されるテーブルT01の一例を示す図である。
【0015】テーブル(第1のテーブル)T01におけ
る受付名Gには、ネットワーク100を介したインター
ネット端末1からの「XX照会」や「YY申込」(以
下、「YY申込み」と記載する。)などの要求が含まれ
る。また、各々の要求毎にホストコンピュータ4におけ
る最大処理件数Hが登録されている。受付部2はインタ
ーネット端末1からの問合せ/申込みを受信して内容の
識別を行い、テーブルT01に基づき受付名Gを抽出す
る。
【0016】なお、受付部2にて受信された要求は、本
実施の形態に係る輻輳時における要求処理方法の処理に
伴って「XX照会」や「YY申込み」に対応する処理手
段(図示せず)により処理され、受付部2からインター
ネット端末1に返信されるが、詳細説明は省略する。
【0017】図3は、図1における制御部3の管理に使
用されるテーブルT02の一例を示す図である。
【0018】テーブル(第2のテーブル)T02におけ
る輻輳状況Jには、輻輳状況となっている「XX照会」
や「YY申込み」などの各要求の要素が含まれる。
【0019】図4は、図1における制御部3の管理に使
用されるテーブルT03の他の一例を示す図である。
【0020】テーブル(第3のテーブル)T03におけ
る現在受付件数Pには、「XX照会」や「YY申込み」
など要求毎に現在の受付件数(図中では、輻輳時のため
両方とも500件)を示す。受付部2は、インターネッ
ト端末1に含まれるインターネット端末A〜Cからの
「XX照会」や「YY申込み」など受付名(要求)毎に
現在受付件数Pを管理する。
【0021】また、制御部3は、図2の最大処理件数H
と図4の現在受付件数Pとを比較した結果、現在受付件
数が大きい場合、輻輳件数Kによる待ち時間Lを計算
し、又は、予め登録されている待ち時間Lを読取り、受
付部2に待ち時間Lを通知して、該当する要求である問
合せ/申込みの処理を行わず、また、制御部3は最大件
数を超えていないと判断した場合、該当する受付名の現
在受付件数Pをカウントアップし、該当する受付名の処
理終了後、現在受付件数Pをカウントダウンする。
【0022】次に、図1〜4を参照して、輻輳時におけ
る要求処理方法を用いた動作の流れを説明する。
【0023】先ず、インターネット端末1のうちインタ
ーネット端末Aから発信された処理の要求をホストコン
ピュータ4の受付部2が受信する。
【0024】受付部2は受付内容の識別を行い、図2か
ら該当する受付名G(例えば、受付名がXX照会)と最
大処理件数Hを抽出し、制御部3へこれを引き渡す。
【0025】制御部3は、図4のテーブルT03を参照
してインターネット受付(要求)の現在受付件数Pが5
00件であることを把握し、図2の最大処理件数Hと比
較し最大の受付件数に達していると判断し、要求を待ち
の状態に登録し、図3のテーブルT02における「XX
照会」の待ち件数Mをカウントアップする。
【0026】図3においては、20分待ち、40分待ち
が500件ずつ発生しているため、60分待ちと判断し
てカウントアップする。各々待ち件数Mが500件に満
たない場合は、基準となる待ち時間Lから該当する待ち
時間が比例計算される。
【0027】制御部3は、受付部2に待ち時間Lの60
分を通知する。受付部2は、インターネット端末Aに対
して待ち時間Lの60分を通知する。
【0028】また、制御部3は要求(インターネット受
付)の処理終了後、該当する受付名Gの要求(インター
ネット受付)である「XX照会処理」の現在受付件数P
をカウントダウンする。更に、輻輳件数Kに対応する待
ち時間Lが経過後、待ち件数Mに含まれる要求を前にシ
フトしていく。具体的にはテーブルT02において、要
求毎に、待ち時間を1件づつひも付けすることで、現在
受付件数Pが500件より少なくなった場合、待ち件数
Mが0でないとき、「XX照会処理」における待ち件数
M(500件〜)のなかで1番待ち時間の少ないものか
ら現在受付件数Pに充当し、待ち件数Mに対応する各要
求を少ない待ち時間L方向に順次シフトする。即ち、現
在受付件数Pは500件に保ち、同時に待ち件数Mをカ
ウントダウンする。
【0029】該当要求(受付名)の待ち時間経過後及び
制御部3が最大件数を超えていないと判断した場合、該
当する受付名の現在受付件数Pをカウントアップし、該
当する受付名の処理終了後、現在受付件数Pをカウント
ダウンする。受付部2を介してインターネット端末Aに
処理終了通知を送信する。
【0030】図5は本実施の形態に係る輻輳時における
要求処理方法での動作における流れの一部を示す図であ
る。
【0031】ホストコンピュータ4は、待ちの許容時間
の入力できる欄を含むインターネット受付に関する問合
せ/申込みの画面をネットワーク100上に対して掲示
してある。
【0032】先ず、受付部2は、インターネット端末1
から問合せ/申込み処理の要求を受信する(ステップS
01)。
【0033】要求に許容時間が含まれているかどうかを
判断する(ステップS02)。
【0034】許容時間が含まれている場合(図中、Ye
s)、許容時間が待ち時間より小さいかどうか判断する
(ステップS03)。
【0035】許容時間が待ち時間より小さい場合(図
中、Yes)、待ち時間を通知し、要求の受付処理を中
止し(ステップS04)、終了する。
【0036】ステップS02において、許容時間が含ま
れていない場合(図中、No)、ステップS05に進
む。
【0037】ステップS03において、許容時間が待ち
時間より大きい/以上の場合(図中、No)、通常処理
を行い(ステップS05)、終了する。ここで通常処理
は、図4を用いて説明した処理を意味する。
【0038】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な輻輳時
における要求処理方法に関する技術に適用することがで
きる。
【0039】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0040】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0042】輻輳中のためクライアントからのジョブ受
付をできない場合、待ち時間を推定してこの待ち時間を
クライアントに通知し、待ち時間後にはジョブの受付を
行い、円滑に処理を進めることができる。
【0043】また、サーバ側のホストコンピュータの処
理能力に合わせて最大処理件数を設定し、受信した要求
数が最大処理件数以下の場合にのみ受付処理を行い、処
理能力を越える要求は待ち状態に登録することでホスト
コンピュータの処理能力を越える輻輳状態にも対応でき
る。
【0044】クライアントが許容できる待ち時間を設定
することで、待ち時間が異常に長くなる場合も、システ
ムに負担がかかる不要なジョブの起動・キャンセルを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る輻輳時における要求
処理方法を実行するシステムの概要を示すブロック図で
ある。
【図2】図1における受付部の管理に使用されるテーブ
ルの一例を示す図である。
【図3】図1における制御部の管理に使用されるテーブ
ルの一例を示す図である。
【図4】図1における制御部の管理に使用されるテーブ
ルの他の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る輻輳時における要求
処理方法での動作における流れの一部を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット端末(クライアント端末) 2 受付部 3 制御部 4 ホストコンピュータ 100 ネットワーク A〜C インターネット端末 G 受付名 H 最大処理件数 J 輻輳状況 K 輻輳件数 L 待ち時間 M 待ち件数 P 現在受付件数 T01 テーブル(第1のテーブル) T02 テーブル(第2のテーブル) T03 テーブル(第3のテーブル)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットなどのネットワークを介
    した問合せや申込みなどの要求に対する輻輳時における
    要求処理方法であって、 ホストコンピュータは、前記ネットワークを介してクラ
    イアント端末から情報や取引に関する前記要求を受信す
    る第1のステップと、 前記ホストコンピュータの最大処理件数と前記要求を加
    えた現在受付件数とを比較する第2のステップと、 該第2のステップにおいて、前記現在受付件数が前記最
    大処理件数を越えた場合、前記要求を待ちの状態に登録
    し、予め登録されている輻輳件数に応じた受付処理時間
    から待ち時間を計算し、前記クライアント端末に対して
    前記待ち時間の通知を送信する第3のステップと、 前記現在受付件数に該当する要求、又は、待ち状態の要
    求を順次処理し、前記待ち時間に相当する時間経過後に
    前記要求の受付処理を開始する第4のステップとを有す
    ることを特徴とする輻輳時における要求処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップは、前記要求を待ち
    の状態に登録する毎に、前記要求の待ち件数をカウント
    アップするステップを含み、 前記第4のステップは、前記要求の受付処理を開始した
    とき、又は、いずれかの要求の受付処理を終了したとき
    に、前記待ち件数が「0」の場合、前記現在受付件数の
    カウントダウンを行い、前記待ち件数が「0」でない場
    合、前記待ち件数のカウントダウンと前記待ち件数に対
    応する各要求の少ない待ち時間方向への順次シフトとを
    行うステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の輻輳時における要求処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第3のステップは、前記現在受付件
    数が前記最大処理件数以下の場合、前記要求の受付処理
    を開始するステップを含むことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の輻輳時における要求処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のステップは、クライアントが
    前記要求の処理待ちができる許容時間を入力するための
    画面を前記クライアント端末に送信して、前記クライア
    ントに前記許容時間と前記要求との入力を促すステップ
    と、 前記要求のなかに前記許容時間が含まれているかどうか
    を判断し、前記許容時間が前記要求に含まれ、且つ、前
    記許容時間が前記待ち時間より小さい場合、前記待ち時
    間の通知を前記クライアント端末に送信し、前記要求の
    受付処理を中止する第5のステップを含むことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の輻輳時における
    要求処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第5のステップにおいて、前記許容
    時間が前記要求に含まれない場合、又は、前記許容時間
    が前記待ち時間以上の場合、前記要求の受付処理を開始
    するために前記第2のステップ乃至前記第4のステップ
    のいずれかのステップを行うことを特徴とする請求項4
    に記載の輻輳時における要求処理方法。
  6. 【請求項6】 インターネットなどのネットワークを介
    したコンサートなどのチケットの予約受付方法であっ
    て、請求項1乃至5のいずれかに記載の輻輳時における
    要求処理方法を利用し、要求を受付処理するまでの待ち
    時間と、受付処理中を含む待ち状態の要求の件数を利用
    者のクライアント端末に送信し、前記要求の受付処理を
    することを特徴とするチケットの予約受付方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の輻輳
    時における要求処理方法でのホストコンピュータの動作
    が実現可能なコンピュータプログラムであって、請求項
    1乃至5のいずれかに記載の輻輳時における要求処理方
    法の各ステップがコード化されたことを特徴とするコン
    ピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかに記載の輻輳
    時における要求処理方法を実行可能なプログラムが記録
    された記憶媒体。
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