JP2003301722A - 火花点火式内燃機関用シリンダヘッド及び火花点火式内燃機関 - Google Patents

火花点火式内燃機関用シリンダヘッド及び火花点火式内燃機関

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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/26Cylinder heads having cooling means
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    • F02F1/38Cylinder heads having cooling means for liquid cooling the cylinder heads being of overhead valve type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料混合気の燃焼に伴う火炎伝播速度を高め
ることによって、4ストローク2バルブ方式の火花点火
式内燃機関を高出力化でき且つ高回転化することができ
る火花点火式内燃機関用シリンダヘッド及び火花点火式
内燃機関を提供すること。 【解決手段】 ピストン4が上死点へ向かうに伴って、
スキッシュエリア14にある燃料混合気は、スキッシュ
案内溝15に沿って点火プラグ7の点火用電極7aへ向
けて誘導され、ピストン4が上死点付近に近づくと点火
用電極7aにより点火される。この点火用電極7aによ
る点火時点において、点火用電極7a(点火プラグ孔1
3)の周囲にはスキッシュ案内溝15に誘導され燃焼室
の中央部へ向かう燃料混合気の流動が生じるので、この
燃料混合気の流れに点火されることにより、燃焼室内で
の火炎伝播速度が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、4ストローク2
バルブ方式の火花点火式内燃機関用シリンダヘッド及び
火花点火式内燃機関に関し、特に、その内燃機関を高出
力化でき且つ高回転化することができる火花点火式内燃
機関用シリンダヘッド及び火花点火式内燃機関に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 4ストローク2バルブ方式の火花点火
式内燃機関は、ピストンを収容するシリンダにシリンダ
ヘッドが接合されており、このシリンダヘッドには、ピ
ストン冠面の周縁と対向する平面状のスキッシュ面が設
けられており、かかるスキッシュ面とシリンダ冠面との
間にスキッシュエリアが設けられている。また、シリン
ダヘッドにはスキッシュ面に隣接して燃焼室凹部が凹設
されており、かかる燃焼室凹部は、ピストン冠面と共に
燃焼室を画設している。更に、シリンダヘッドの燃焼室
凹部には、それの頂部に一組の吸気弁及び排気弁を備え
た吸気口及び排気口が開口されると共に点火プラグが突
出されている。
【0003】このように構成された火花点火式内燃機関
によれば、ピストンが上昇され上死点付近に達すると、
スキッシュ面とピストン冠面の周縁とにより構成される
スキッシュエリアにより燃料混合気が圧縮され、かかる
圧縮によりスキッシュ流が燃焼室内で旋回される。この
旋回する燃料混合気は、燃焼室内を上方へ向けて移動
し、点火プラグにより点火される。点火された燃料混合
気は、それの火炎面が燃焼室内へ伝播して燃焼し、かか
る燃焼による燃料混合気の膨張によってピストンが下死
点へ向けて下降される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
した4ストローク2バルブ方式の火花点火式内燃機関で
は、スキッシュエリアを構成するシリンダヘッドのスキ
ッシュ面とピストン冠面とがともに平面状に形成され、
かつ、かかるスキッシュエリアは点火プラグの突出位置
より下方に設けられている。よって、スキッシュエリア
により生成されたスキッシュ流は、スキッシュエリアの
上方に位置する点火プラグへ直接に向かうことができ
ず、燃焼室内を旋回して点火プラグの近傍へと送り込ま
れる。このため、スキッシュ流により点火プラグ近傍に
充分な燃料混合気を誘導できず、点火プラグにより点火
された燃料混合気の火炎面の伝播速度(以下「火炎伝播
速度」と称す)を高めることができないという問題点が
あった。その結果、内燃機関の出力低下や回転低下など
を誘発してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、燃料混合気の燃焼に伴う火炎伝
播速度を高めることによって、4ストローク2バルブ方
式の火花点火式内燃機関を高出力化でき且つ高回転化す
ることができる火花点火式内燃機関用シリンダヘッド及
び火花点火式内燃機関を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の火花点火式内燃機関用シリンダヘッ
ドは、ピストンを収容するシリンダと接合面にて接合可
能な4ストローク2バルブ方式の火花点火式内燃機関に
使用されるものであり、ピストン冠面の周縁部分と対向
する略平面状のスキッシュ面と、そのスキッシュ面に隣
接して凹設されピストン冠面と共に燃焼室を画設する燃
焼室凹部と、その燃焼室凹部における頂部又は前記スキ
ッシュ面とは反対側部に開口される一組の吸気口及び排
気口と、その吸気口及び排気口に対して前記燃焼室凹部
の前記スキッシュ面側部に開口され燃焼室内へ点火プラ
グを突出させる点火プラグ孔と、その点火プラグ孔側か
ら前記スキッシュ面のシリンダ内壁面近傍にかけて前記
燃焼室凹部を切欠することにより形成されるスキッシュ
案内溝とを備えている。
【0007】請求項2記載の火花点火式内燃機関は、4
ストローク2バルブ方式の火花点火式内燃機関であっ
て、ピストンを収容するシリンダと、そのシリンダと接
合面にて接合されるシリンダヘッドと、そのシリンダヘ
ッドの接合面に設けられピストン冠面の周縁部分と対向
する略平面状のスキッシュ面と、そのスキッシュ面に隣
接してシリンダヘッドの接合面に凹設されピストン冠面
と共に燃焼室を画設する燃焼室凹部と、その燃焼室凹部
における頂部又は前記スキッシュ面とは反対側部に配設
される一組の吸気弁及び排気弁と、その吸気弁及び排気
弁に対して前記燃焼室凹部の前記スキッシュ面側部から
燃焼室内へ突出される点火プラグと、その点火プラグ側
から前記スキッシュ面のシリンダ内壁面近傍にかけて前
記燃焼室凹部を切欠することにより形成されるスキッシ
ュ案内溝とを備えている。
【0008】本発明の火花点火式内燃機関用シリンダヘ
ッド又は火花点火式内燃機関によれば、シリンダヘッド
は接合面にてシリンダブロックと接合され使用される。
ここで、吸気口(吸気弁)が開放されピストンが下死点
へ向けて下降されると、それに伴って燃焼室内へ燃料混
合気が流入される。ピストンが下死点に達すると、吸気
口(吸気弁)が閉鎖され、ピストンが上死点へ向けて上
昇される。このピストンの上昇によって燃焼室内の燃料
混合気が圧縮され、その圧縮に伴ってピストン冠面の周
縁部分とスキッシュ面とによりスキッシュ流が生成され
る。
【0009】このスキッシュ流により燃料混合気の燃料
と空気とが燃焼室内でよく混合される。また、ピストン
が上死点へ向けて上昇する過程において、燃料混合気は
点火プラグにより点火されて燃焼を開始する。その一方
で、ピストンの上昇に伴って、スキッシュ面にある燃料
混合気がスキッシュ案内溝の誘導により点火プラグ孔
(点火プラグ)周囲を経て燃焼室の中央部へ流動され、
この燃料混合気の流れに点火が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施例である火花点火式エンジン1及びシリンダ
ヘッド2を図2のI−I線において縦断面視した図であ
り、図2は、図1のII−II線において横断面視した
図である。火花点火式エンジン1は、4ストローク2バ
ルブ方式で且つ火花点火式の内燃機関であり、主に、図
1及び図2に示すようにシリンダヘッド2と、シリンダ
3と、そのシリンダ3内に摺動可能に嵌合されるピスト
ン4と、燃焼室内へ燃料混合気を吸入する吸気バルブ5
と、燃焼室外へ燃焼ガスを排気する排気バルブ6と、燃
料混合気に点火する点火用電極7aを有した点火プラグ
7とを備えている。なお、燃料混合気とは燃料と空気と
の混合ガスである。
【0011】図1に示すように、シリンダヘッド2に
は、シリンダ3との接合面側から上方へ凹設された燃焼
室凹部10が形成されており、この燃焼室凹部10はピ
ストン冠面4a及びシリンダ3の内壁面3aと共に燃焼
室を画設している。燃焼室凹部10の頂部には吸気バル
ブ5により閉塞された吸気口11が開口形成されてお
り、この吸気口11の左方側部には点火プラグ孔12が
開口形成されている。この点火プラグ孔12には、点火
プラグ7が嵌合されており、この嵌合により点火プラグ
7の点火用電極7aが燃焼室凹部10の内方へ向けて突
出されている。
【0012】また、シリンダヘッド2には、燃焼室凹部
10と隣接するようにして、シリンダ3との接合面に略
平面状のスキッシュ面13が形成されており、かかるス
キッシュ面13はピストン冠面4aの周縁部分と対向さ
れている。ここで、点火プラグ孔12(点火プラグ7)
は、燃焼室凹部10におけるスキッシュ面13側の側部
に形成されており、結果、スキッシュ面13と点火プラ
グ7の点火用電極7aが近接するようにされている。ま
た、スキッシュ面13とピストン冠面4aとの対向面間
にはスキッシュエリア14が設けられ、このスキッシュ
エリア14により、ピストン4の上死点(図1中の2点
鎖線)へ向けた上昇に伴って燃焼室内にスキッシュ流と
呼ばれる渦流を生成することができる。
【0013】更に、燃焼室凹部10には、点火プラグ孔
12側からスキッシュ面13へ向けて下降傾斜されたス
キッシュ案内溝15が設けられている。スキッシュ案内
溝15は、具体的に、点火プラグ孔12側(点火プラグ
7の点火用電極7a側)からスキッシュ面13における
シリンダ内壁面3a側近傍にまで達するように燃焼室凹
部10を切欠したものであり、このスキッシュ案内溝1
5によって、スキッシュエリア14と点火用電極7a近
傍の空間とが連通されている。
【0014】図2に示すように、上記した燃焼室凹部1
0の頂部には、吸気バルブ5と共に排気バルブ6が配設
されており、かかる排気バルブ6により排気口16が閉
塞されている。スキッシュ案内溝15は、燃焼室凹部1
0における点火プラグ孔12(点火プラグ7)側に形成
されたスキッシュ面13から点火プラグ孔12(点火プ
ラグ7の点火用電極7a)側へ略直線的に向かう溝であ
って、図2の紙面奥側へ窪んだ略V字形の断面形状とな
るように切欠されている。このようにスキッシュ案内溝
15は、点火プラグ孔12(点火プラグ7の点火用電極
7a)とスキッシュ面13とを結ぶ距離が最短となる箇
所にある燃焼室凹部10の縁部分をごく僅かに切り欠く
だけで形成できるので、かかるスキッシュ案内溝15の
加工に伴うエンジン1の製造コスト上昇を抑制できる。
【0015】次に、上記のように構成された火花点火式
エンジン1の動作について説明する。吸気行程では、ま
ず、ピストン4が上死点(図1の2点鎖線)に達する
と、吸気バルブ5により吸気口11が開放された後、ピ
ストン4が下死点へと下降されて、燃焼室凹部10内へ
燃料混合気が流入される。ピストン4が下死点に達する
と、吸気バルブ5により吸気口11が閉鎖されて、圧縮
行程へ移行する。圧縮行程では、ピストン4が下死点か
ら上死点へ向けて上昇され、この上昇によって燃焼室内
の燃料混合気がピストン冠面4aと燃焼室凹部10との
間で圧縮される。一方、ピストン4の上昇によって、ス
キッシュエリア14にある燃料混合気も圧縮され、かか
る圧縮によって燃料混合気がスキッシュ流となって、燃
焼室内で旋回され燃料と空気とがよく混合される。
【0016】一方、ピストン4が上死点へ向かうに伴っ
て、スキッシュエリア14にある燃料混合気は、スキッ
シュ案内溝15に沿って点火プラグ7の点火用電極7a
へ向けて誘導(案内)され、ピストン4が上死点付近に
近づくと点火用電極7aにより点火される。この点火用
電極7aによる点火時点において、点火用電極7a(点
火プラグ孔13)の周囲にはスキッシュ案内溝15に誘
導され燃焼室の中央部へ向かう燃料混合気の流動が生じ
るので、かかる燃料混合気の流れに点火することにより
燃焼室内での火炎伝播速度が高められるのである。
【0017】点火プラグ7による点火時期を除いた他の
条件が同一である場合、火炎伝播速度を高めることがで
きれば、その分、点火プラグ7による点火時期を遅延さ
せることもできるため、ピストン4がより上死点に近づ
いた位置で点火することができ、更に、点火時期の遅延
に伴うノッキングの発生をも抑制できる。このようにノ
ッキングを抑制した上で、点火プラグ7による点火時期
を遅延させれば、燃焼室内の燃料混合気の圧縮比を高め
ることができ、その分、エンジン1を高出力化でき且つ
高回転できるのである。
【0018】点火用電極7aによる点火後、ピストン4
が上死点に達して圧縮行程が爆発行程へと移行する。爆
発行程では、ピストン4の下死点へ向けた下降に伴っ
て、燃焼する燃料混合気の膨張する。その後、ピストン
4が下死点に達すると、排気行程へ移行する。排気行程
では、ピストン4が再び上死点へ向けた上昇を開始する
と共に、排気バルブ6により排気口16が開放され、燃
焼室内から燃焼済みの燃料混合気が排気される。
【0019】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0020】例えば、本実施例では、吸気口12及び排
気口16を燃焼室凹部10の頂部に開口形成し、且つ、
吸気口12及び排気口16を開閉するための吸気バルブ
5及び排気バルブ6を燃焼室凹部10の頂部に配設し
た。しかしながら、これらの吸気口及び排気口を開口形
成する位置、並びに、吸気バルブ及び排気バルブを配設
する位置は、必ずしも燃焼室凹部における頂部に限定さ
れるものではなく、燃焼室凹部における点火プラグ孔1
2(スキッシュ面13)側とは反対の側部であっても良
い。また、本実施例では、燃焼室としてバスタブ型燃焼
室を用いて説明したが、燃焼室の型式は必ずしもこれに
限られるものではなく、多球形型燃焼室、くさび形燃焼
室などの他の燃焼室型式を採用している火花点火式エン
ジンに適用することもできる。
【0021】
【発明の効果】 本発明の火花点火式内燃機関用シリン
ダヘッド及び火花点火式内燃機関によれば、燃焼室凹部
には点火プラグ側からスキッシュ面のシリンダ内壁面近
傍にかけてスキッシュ案内溝が切欠されるので、かかる
スキッシュ案内溝によって、ピストン冠面の周縁部分及
びスキッシュ面とが成すスキッシュエリアと燃焼室とを
連通させ、スキッシュエリアにより生成されるスキッシ
ュ流を点火プラグ孔(点火プラグ)側へ案内することが
できる。よって、ピストンが上死点へ上昇して点火プラ
グが点火される時点において、点火プラグの周囲にはス
キッシュ案内溝に案内され燃焼室の中央部へ向かう燃料
混合気の流動が生じるので、この燃料混合気の流れに点
火することによって、燃焼室内での火炎伝播速度を高め
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である火花点火式エンジン
及びシリンダヘッドの縦断面図である。
【図2】 図1のII−II線における横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 火花点火式エンジン(火花点火式内
燃機関) 2 シリンダヘッド(火花点火式内燃機
関用シリンダヘッド) 3 シリンダ 4 ピストン 4a ピストン冠面 5 吸気バルブ(吸気弁) 6 排気バルブ(排気弁) 7 点火プラグ 7a 点火用電極 10 燃焼室凹部 11 吸気口 12 点火プラグ孔 13 スキッシュ面 14 スキッシュエリア 15 スキッシュ案内溝 16 排気口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンを収容するシリンダと接合面に
    て接合可能な4ストローク2バルブ方式の火花点火式内
    燃機関用シリンダヘッドにおいて、 ピストン冠面の周縁部分と対向する略平面状のスキッシ
    ュ面と、 そのスキッシュ面に隣接して凹設されピストン冠面と共
    に燃焼室を画設する燃焼室凹部と、 その燃焼室凹部における頂部又は前記スキッシュ面とは
    反対側部に開口される一組の吸気口及び排気口と、 その吸気口及び排気口に対して前記燃焼室凹部の前記ス
    キッシュ面側部に開口され燃焼室内へ点火プラグを突出
    させる点火プラグ孔と、 その点火プラグ孔側から前記スキッシュ面のシリンダ内
    壁面近傍にかけて前記燃焼室凹部を切欠することにより
    形成されるスキッシュ案内溝とを備えていることを特徴
    とする火花点火式内燃機関用シリンダヘッド。
  2. 【請求項2】 4ストローク2バルブ方式の火花点火式
    内燃機関において、 ピストンを収容するシリンダと、 そのシリンダと接合面にて接合されるシリンダヘッド
    と、 そのシリンダヘッドの接合面に設けられピストン冠面の
    周縁部分と対向する略平面状のスキッシュ面と、 そのスキッシュ面に隣接してシリンダヘッドの接合面に
    凹設されピストン冠面と共に燃焼室を画設する燃焼室凹
    部と、 その燃焼室凹部における頂部又は前記スキッシュ面とは
    反対側部に配設される一組の吸気弁及び排気弁と、 その吸気弁及び排気弁に対して前記燃焼室凹部の前記ス
    キッシュ面側部から燃焼室内へ突出される点火プラグ
    と、 その点火プラグ側から前記スキッシュ面のシリンダ内壁
    面近傍にかけて前記燃焼室凹部を切欠することにより形
    成されるスキッシュ案内溝とを備えていることを特徴と
    する火花点火式内燃機関。
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