JP2003300625A - 貨物車両による物流方法および物流システム - Google Patents
貨物車両による物流方法および物流システムInfo
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行し
たときの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨
物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両による物
流方法および物流システムを提供すること。 【解決手段】配送依頼を受けた貨物19の配送を受託す
る運行管理センタ16と、前記貨物19を積載し、この
貨物19の配送を指定された日時に配送先へ配送する貨
物車両15とを具備し、前記貨物車両15に設けられ、
この貨物車両15の現在位置を算出して、運行管理セン
タ16へ送信するカーナビゲーションシステム26と、
前記貨物車両15に設けられ、この貨物車両15におけ
る動態情報データを取得して運行管理センタ16へ送信
する車載型パソコン27と、前記運行管理センタ16に
設けられ、貨物19を積載した貨物車両15が運行する
固定配送ルートを計算処理する運行情報処理システム2
3とを備えたことを特徴とする貨物車両による物流シス
テム。
たときの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨
物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両による物
流方法および物流システムを提供すること。 【解決手段】配送依頼を受けた貨物19の配送を受託す
る運行管理センタ16と、前記貨物19を積載し、この
貨物19の配送を指定された日時に配送先へ配送する貨
物車両15とを具備し、前記貨物車両15に設けられ、
この貨物車両15の現在位置を算出して、運行管理セン
タ16へ送信するカーナビゲーションシステム26と、
前記貨物車両15に設けられ、この貨物車両15におけ
る動態情報データを取得して運行管理センタ16へ送信
する車載型パソコン27と、前記運行管理センタ16に
設けられ、貨物19を積載した貨物車両15が運行する
固定配送ルートを計算処理する運行情報処理システム2
3とを備えたことを特徴とする貨物車両による物流シス
テム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送依頼を受けた
配送物品、例えば電気冷蔵庫や文房具を配送先へ配送す
る物流方法および物流システムに係り、特に、貨物車両
により、配送物品をより効率よく迅速に配送先へ配送す
ることができるようにした、貨物車両による物流方法お
よび物流システムに関する。
配送物品、例えば電気冷蔵庫や文房具を配送先へ配送す
る物流方法および物流システムに係り、特に、貨物車両
により、配送物品をより効率よく迅速に配送先へ配送す
ることができるようにした、貨物車両による物流方法お
よび物流システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の貨物車両による物流シ
ステムとして、固定配送ルート方式(路線バス方式)、
変動配送ルート方式(タクシー方式)およびルート最適
化プログラム利用の配送ルート方式の3方式がある。
ステムとして、固定配送ルート方式(路線バス方式)、
変動配送ルート方式(タクシー方式)およびルート最適
化プログラム利用の配送ルート方式の3方式がある。
【0003】固定配送ルート方式は、複数の配送先が予
め決まっているような場合に、定期的例えば毎日所定の
同じ配送ルートを回る配送方式である。
め決まっているような場合に、定期的例えば毎日所定の
同じ配送ルートを回る配送方式である。
【0004】例えば、図9に示されるように、予め特定
した複数の配送先1a〜1jを固定されたルートで順次
結ぶように固定配送ルートXが設定され、この設定され
た固定配送ルートXに沿って貨物車両3が、例えば矢印
方向(時計方向)に配送する方式である。
した複数の配送先1a〜1jを固定されたルートで順次
結ぶように固定配送ルートXが設定され、この設定され
た固定配送ルートXに沿って貨物車両3が、例えば矢印
方向(時計方向)に配送する方式である。
【0005】また、変動配送ルート方式は、固定配送ル
ート方式に相反する方式であって、決まっている配送先
に対してのみ貨物車両をルート変動可能に移動して配送
する方式である。
ート方式に相反する方式であって、決まっている配送先
に対してのみ貨物車両をルート変動可能に移動して配送
する方式である。
【0006】例えば、図9の点線で示されるように、変
動配送ルートYに沿って、貨物車両3が貨物8a〜8d
をそれぞれ配送する方式である。
動配送ルートYに沿って、貨物車両3が貨物8a〜8d
をそれぞれ配送する方式である。
【0007】すなわち、この方式の場合は、貨物車両3
は、貨物8a〜8dを配送先1a,1f,1gおよび1
jのみを配送ルートとしている。
は、貨物8a〜8dを配送先1a,1f,1gおよび1
jのみを配送ルートとしている。
【0008】ルート最適化プログラム利用の配送ルート
方式は、より多い貨物5〜8を、より少ない車両台数
で、効率的に配送するという視点でみる配送方式であ
り、配送物量に応じた配車をすれば、貨物車両台数を減
じることができ、貨物車両の効率的利用を狙いとした配
送方式である。
方式は、より多い貨物5〜8を、より少ない車両台数
で、効率的に配送するという視点でみる配送方式であ
り、配送物量に応じた配車をすれば、貨物車両台数を減
じることができ、貨物車両の効率的利用を狙いとした配
送方式である。
【0009】このルート最適化プログラム利用の配送ル
ート方式は、例えば図10に示されるように、上述した
両方式の何れかの方式に対して、配送物量に応じた配車
をするようにした方式である。
ート方式は、例えば図10に示されるように、上述した
両方式の何れかの方式に対して、配送物量に応じた配車
をするようにした方式である。
【0010】つまりこの方式は、貨物車両の貨物積載率
の向上を狙い、例えば通常4台の貨物車両4〜7を用い
るところ、2台の貨物車両4および7に集約して配送す
る方式である。
の向上を狙い、例えば通常4台の貨物車両4〜7を用い
るところ、2台の貨物車両4および7に集約して配送す
る方式である。
【0011】これらの配送方式は、配送を依頼する側ま
たは配送を受託する側の都合により、それぞれ特徴を有
する物流システムであるが、大都市で平均して積載率が
40%前後といわれており、このため、従来から如何に
して、積載率を向上するか、社会的視点からも課題が掲
げられてきた。
たは配送を受託する側の都合により、それぞれ特徴を有
する物流システムであるが、大都市で平均して積載率が
40%前後といわれており、このため、従来から如何に
して、積載率を向上するか、社会的視点からも課題が掲
げられてきた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定配
送ルート方式によれば、配送先として特定されていない
一般荷主から多数の配送依頼を受託した場合には、それ
ぞれ配送先が異なるため固定配送ルート方式では対応で
きなかった。
送ルート方式によれば、配送先として特定されていない
一般荷主から多数の配送依頼を受託した場合には、それ
ぞれ配送先が異なるため固定配送ルート方式では対応で
きなかった。
【0013】また、変動配送ルート方式によれば、荷主
から指定される配送先のみを回ることにより、車両の走
行距離が最短距離となる利点があるが、配送先が都度変
動することにより、貨物倉庫からの貨物の積載時の積載
能率が非常に低下したり、指定された配送時刻に配送で
きなかったり、出庫から納品までの全体の効率をみる
と、必ずしも満足できる方式ではなかった。
から指定される配送先のみを回ることにより、車両の走
行距離が最短距離となる利点があるが、配送先が都度変
動することにより、貨物倉庫からの貨物の積載時の積載
能率が非常に低下したり、指定された配送時刻に配送で
きなかったり、出庫から納品までの全体の効率をみる
と、必ずしも満足できる方式ではなかった。
【0014】すなわち、短時間の内に配送計画を最適化
する処理が困難であった。
する処理が困難であった。
【0015】更に、ルート最適化プログラム利用の配送
ルート方式によれば、貨物車両の貨物積載率を考慮し
て、貨物積載率が例えば40%程度しか満たない貨物車
両に対して、他の貨物車両からの貨物まとめて限りなく
100%に近い形で貨物を積載し、稼動する貨物車両全
体の車両数を低減するようにすることができるが、変動
配車方式と同様に、指定された配送先を指定時刻に回ら
ねばならないことにより、指定された配送時刻に配送で
きなかったり、出庫から納品までの全体の効率をみる
と、必ずしも満足できる方式ではなかった。
ルート方式によれば、貨物車両の貨物積載率を考慮し
て、貨物積載率が例えば40%程度しか満たない貨物車
両に対して、他の貨物車両からの貨物まとめて限りなく
100%に近い形で貨物を積載し、稼動する貨物車両全
体の車両数を低減するようにすることができるが、変動
配車方式と同様に、指定された配送先を指定時刻に回ら
ねばならないことにより、指定された配送時刻に配送で
きなかったり、出庫から納品までの全体の効率をみる
と、必ずしも満足できる方式ではなかった。
【0016】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行したと
きの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨物配
送のより一層の効率化を達成する貨物車両による物流方
法および物流システムを提供することを主な目的とす
る。
で、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行したと
きの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨物配
送のより一層の効率化を達成する貨物車両による物流方
法および物流システムを提供することを主な目的とす
る。
【0017】また、本発明の他の目的は、変動配送ルー
トを設定して運行する場合に、固定配送ルート方式の固
定配送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用す
るようにして、次の貨物車両による物流の効率化を達成
する貨物車両による物流方法および物流システムを提供
するにある。
トを設定して運行する場合に、固定配送ルート方式の固
定配送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用す
るようにして、次の貨物車両による物流の効率化を達成
する貨物車両による物流方法および物流システムを提供
するにある。
【0018】更に、本発明の他の目的は、新たな運行計
画を作成するにあたり、固定配送ルート方式の固定配送
ルートを運行したときに得た貨物車両の動態情報を利用
して、次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物
車両による物流方法および物流システムを提供するにあ
る。
画を作成するにあたり、固定配送ルート方式の固定配送
ルートを運行したときに得た貨物車両の動態情報を利用
して、次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物
車両による物流方法および物流システムを提供するにあ
る。
【0019】更にまた、本発明の他の目的は、新たな運
行計画を作成するにあたり、すでに運行した固定配送ル
ート方式または変動配送ルートを利用して、次の貨物車
両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流方
法および物流システムを提供するにある。
行計画を作成するにあたり、すでに運行した固定配送ル
ート方式または変動配送ルートを利用して、次の貨物車
両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流方
法および物流システムを提供するにある。
【0020】また、本発明の別の目的は、運行管理セン
タにて、貨物車両の運行状況がタイムリーに目視確認で
きるようにして、貨物配送のより一層の効率化を達成す
る貨物車両による物流方法および物流システムを提供す
るにある。
タにて、貨物車両の運行状況がタイムリーに目視確認で
きるようにして、貨物配送のより一層の効率化を達成す
る貨物車両による物流方法および物流システムを提供す
るにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明によれば、配送依頼を受けた貨物
を、運行管理センタの管理の下で指定された日時に配送
先へ配送可能なように貨物車両が待機するステップと、
運行管理センタにより、前記待機する貨物車両に貨物を
積載して、この貨物車両が配送先まで運行する固定配送
ルートを設定するステップと、前記貨物車両が、固定配
送ルートを運行するに伴い、この貨物車両の位置情報や
動態情報をこの貨物車両が取得するステップと、貨物車
両が取得した前記位置情報や動態情報を、貨物車両から
適宜運行管理センタへ送信するステップと、運行管理セ
ンタが、前記貨物車両の位置情報データおよび動態情報
データを計算処理し、前記配送先まで配送するに適当な
新しい配送ルートを運行管理センタで設定するステップ
と、貨物車両が貨物の配送のため出発するにあたって、
前記新しい固配送ルートを運行管理センタから前記貨物
車両へ送信するステップと、前記新しい配送ルート情報
を受信した貨物車両が、この新しい配送ルートに従って
運行するステップとを具備することを特徴とする貨物車
両による物流方法を提供する。
に、請求項1の発明によれば、配送依頼を受けた貨物
を、運行管理センタの管理の下で指定された日時に配送
先へ配送可能なように貨物車両が待機するステップと、
運行管理センタにより、前記待機する貨物車両に貨物を
積載して、この貨物車両が配送先まで運行する固定配送
ルートを設定するステップと、前記貨物車両が、固定配
送ルートを運行するに伴い、この貨物車両の位置情報や
動態情報をこの貨物車両が取得するステップと、貨物車
両が取得した前記位置情報や動態情報を、貨物車両から
適宜運行管理センタへ送信するステップと、運行管理セ
ンタが、前記貨物車両の位置情報データおよび動態情報
データを計算処理し、前記配送先まで配送するに適当な
新しい配送ルートを運行管理センタで設定するステップ
と、貨物車両が貨物の配送のため出発するにあたって、
前記新しい固配送ルートを運行管理センタから前記貨物
車両へ送信するステップと、前記新しい配送ルート情報
を受信した貨物車両が、この新しい配送ルートに従って
運行するステップとを具備することを特徴とする貨物車
両による物流方法を提供する。
【0022】したがって、固定配送ルート方式の固定配
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにして、次の貨物配送のより一層の効率化を達成する
貨物車両による物流方法を提供できる。
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにして、次の貨物配送のより一層の効率化を達成する
貨物車両による物流方法を提供できる。
【0023】上記目的を達成するために、請求項3の発
明によれば、配送依頼を受けた貨物を、運行管理センタ
の管理の下で指定された日時に配送先へ配送可能なよう
に貨物車両が待機するステップと、運行管理センタによ
り、前記待機する貨物車両に貨物を積載して、この貨物
車両が配送先まで運行する固定配送ルートを設定するス
テップと、前記貨物車両が、固定配送ルートを運行する
に伴い、この貨物車両の位置情報データおよび動態情報
データをこの貨物車両が取得するステップと、貨物車両
が取得した前記位置情報データや動態情報データを、貨
物車両から適宜運行管理センタへ送信するステップと、
貨物の配送場所および配送予定時刻等の別の配送条件に
より貨物を配送する場合に、運行管理センタにて前記貨
物車両の位置情報データや動態情報データを計算処理
し、前記配送先まで配送するに適当な固定配送ルートを
運行管理センタで設定するステップと、貨物車両が前記
別の配送条件により、貨物の配送のため出発するにあた
って、運行管理センタにて前記固定配送ルートを基礎と
して、この固定配送ルートを利用し得る変動配送ルート
を計算処理により求め、この変動配送ルートを変動配送
ルート情報として運行管理センタから前記貨物車両へ送
信するステップと、前記変動配送ルート情報を受信した
貨物車両が、この変動配送ルート情報に示される変動配
送ルートに従って運行するステップとを具備することを
特徴とする貨物車両による物流方法を提供する。
明によれば、配送依頼を受けた貨物を、運行管理センタ
の管理の下で指定された日時に配送先へ配送可能なよう
に貨物車両が待機するステップと、運行管理センタによ
り、前記待機する貨物車両に貨物を積載して、この貨物
車両が配送先まで運行する固定配送ルートを設定するス
テップと、前記貨物車両が、固定配送ルートを運行する
に伴い、この貨物車両の位置情報データおよび動態情報
データをこの貨物車両が取得するステップと、貨物車両
が取得した前記位置情報データや動態情報データを、貨
物車両から適宜運行管理センタへ送信するステップと、
貨物の配送場所および配送予定時刻等の別の配送条件に
より貨物を配送する場合に、運行管理センタにて前記貨
物車両の位置情報データや動態情報データを計算処理
し、前記配送先まで配送するに適当な固定配送ルートを
運行管理センタで設定するステップと、貨物車両が前記
別の配送条件により、貨物の配送のため出発するにあた
って、運行管理センタにて前記固定配送ルートを基礎と
して、この固定配送ルートを利用し得る変動配送ルート
を計算処理により求め、この変動配送ルートを変動配送
ルート情報として運行管理センタから前記貨物車両へ送
信するステップと、前記変動配送ルート情報を受信した
貨物車両が、この変動配送ルート情報に示される変動配
送ルートに従って運行するステップとを具備することを
特徴とする貨物車両による物流方法を提供する。
【0024】したがって、変動配送ルートを設定して運
行する場合に、固定配送ルート方式の固定配送ルートを
運行したときの運行ルート情報を利用するようにして、
次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車両に
よる物流方法を提供できる。
行する場合に、固定配送ルート方式の固定配送ルートを
運行したときの運行ルート情報を利用するようにして、
次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車両に
よる物流方法を提供できる。
【0025】上記目的を達成するために、請求項4の発
明によれば、運行管理センタにて、前記貨物車両の位置
情報データおよび動態情報データを記憶し、この記憶さ
れた貨物車両の位置情報データや動態情報データを含め
て計算処理して情報データ化され、前記新しい配送ルー
トの設定にあたって、前記情報データを利用することを
特徴とする請求項2または3記載の貨物車両による物流
方法を提供する。
明によれば、運行管理センタにて、前記貨物車両の位置
情報データおよび動態情報データを記憶し、この記憶さ
れた貨物車両の位置情報データや動態情報データを含め
て計算処理して情報データ化され、前記新しい配送ルー
トの設定にあたって、前記情報データを利用することを
特徴とする請求項2または3記載の貨物車両による物流
方法を提供する。
【0026】したがって、新たな運行計画を作成するに
あたり、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行し
たときに得た貨物車両の動態情報を利用して、次の貨物
車両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流
方法を提供できる。
あたり、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行し
たときに得た貨物車両の動態情報を利用して、次の貨物
車両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流
方法を提供できる。
【0027】上記目的を達成するために、請求項5の発
明によれば、運行管理センタにて、固定配送ルートおよ
び変動配送ルートを記憶し、これらの記憶された配送ル
ートを利用して、新しい配送ルートを設定するにあたっ
て、前記記憶した固定配送ルートおよび変動配送ルート
を含む固定配送ルート情報および変動配送ルート情報を
利用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の貨物車両による物流方法を提供する。
明によれば、運行管理センタにて、固定配送ルートおよ
び変動配送ルートを記憶し、これらの記憶された配送ル
ートを利用して、新しい配送ルートを設定するにあたっ
て、前記記憶した固定配送ルートおよび変動配送ルート
を含む固定配送ルート情報および変動配送ルート情報を
利用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の貨物車両による物流方法を提供する。
【0028】したがって、新たな運行計画を作成するに
あたり、すでに運行した固定配送ルート方式または変動
配送ルートを利用して、次の貨物車両による物流の効率
化を達成する貨物車両による物流方法を提供できる。
あたり、すでに運行した固定配送ルート方式または変動
配送ルートを利用して、次の貨物車両による物流の効率
化を達成する貨物車両による物流方法を提供できる。
【0029】上記目的を達成するために、請求項7の発
明によれば、貨物車両が運行する前記固定配送ルートま
たは変動配送ルートでの運行状況が運行管理センタにて
目視し得るようにすることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の貨物車両による物流方法を提供する。
明によれば、貨物車両が運行する前記固定配送ルートま
たは変動配送ルートでの運行状況が運行管理センタにて
目視し得るようにすることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の貨物車両による物流方法を提供する。
【0030】したがって、運行管理センタにて、貨物車
両の運行状況がタイムリーに目視確認できるようにし
て、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両に
よる物流方法を提供できる。
両の運行状況がタイムリーに目視確認できるようにし
て、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両に
よる物流方法を提供できる。
【0031】上記目的を達成するために、請求項8の発
明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する運
行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送を
指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両における動態情報データを取得
して運行管理センタへ送信する車載型パソコンと、前記
運行管理センタに設けられ、貨物を積載した貨物車両が
運行する固定配送ルートを計算処理する運行情報処理シ
ステムとを備えたことを特徴とする貨物車両による物流
システムを提供する。
明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する運
行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送を
指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両における動態情報データを取得
して運行管理センタへ送信する車載型パソコンと、前記
運行管理センタに設けられ、貨物を積載した貨物車両が
運行する固定配送ルートを計算処理する運行情報処理シ
ステムとを備えたことを特徴とする貨物車両による物流
システムを提供する。
【0032】したがって、固定配送ルート方式の固定配
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにすると共に、変動配送ルートを設定して運行する場
合に、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行した
ときの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨物
車両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流
システムを提供できる。
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにすると共に、変動配送ルートを設定して運行する場
合に、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行した
ときの運行ルート情報を利用するようにして、次の貨物
車両による物流の効率化を達成する貨物車両による物流
システムを提供できる。
【0033】上記目的を達成するために、請求項9の発
明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する運
行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送を
指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両の動態情報データを取得して運
行管理センタへ送信するカーコンピュータシステムと、
前記貨物車両に設けられ、この貨物車両における動態情
報データを取得して運行管理センタへ送信する車載型パ
ソコンと、前記運行管理センタに設けられ、貨物を積載
した貨物車両が運行する固定配送ルートを計算処理する
運行情報処理システムとを備えたことを特徴とする貨物
車両による物流システムを提供する。
明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する運
行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送を
指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両の動態情報データを取得して運
行管理センタへ送信するカーコンピュータシステムと、
前記貨物車両に設けられ、この貨物車両における動態情
報データを取得して運行管理センタへ送信する車載型パ
ソコンと、前記運行管理センタに設けられ、貨物を積載
した貨物車両が運行する固定配送ルートを計算処理する
運行情報処理システムとを備えたことを特徴とする貨物
車両による物流システムを提供する。
【0034】したがって、運行管理センタにて、貨物車
両の運行状況がタイムリーに目視確認できるようにし
て、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両に
よる物流システムを提供できる。
両の運行状況がタイムリーに目視確認できるようにし
て、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨物車両に
よる物流システムを提供できる。
【0035】上記目的を達成するために、請求項11の
発明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する
運行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送
を指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両の動態情報データを取得して運
行管理センタへ送信するカーコンピュータシステムと、
前記上記貨物車両の位置情報データおよび動態情報デー
タに基づき、貨物の配送に適当な運行ルートを計算処理
する運行管理センタに設けた運行情報処理システムと、
前記運行情報処理システムには、上記貨物車両の位置情
報データ,動態情報データおよび運行ルート情報データ
を記憶するデータ記憶部を備えたことを特徴とする貨物
車両による物流システムを提供する。
発明によれば、配送依頼を受けた貨物の配送を受託する
運行管理センタと、前記貨物を積載し、この貨物の配送
を指定された日時に配送先へ配送する貨物車両とを具備
し、前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置
を算出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送
信するカーナビゲーションシステムと、前記貨物車両に
設けられ、この貨物車両の動態情報データを取得して運
行管理センタへ送信するカーコンピュータシステムと、
前記上記貨物車両の位置情報データおよび動態情報デー
タに基づき、貨物の配送に適当な運行ルートを計算処理
する運行管理センタに設けた運行情報処理システムと、
前記運行情報処理システムには、上記貨物車両の位置情
報データ,動態情報データおよび運行ルート情報データ
を記憶するデータ記憶部を備えたことを特徴とする貨物
車両による物流システムを提供する。
【0036】したがって、新たな運行計画を作成するに
あたり、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行し
たときに得た貨物車両の動態情報を利用すると共に、新
たな運行計画を作成するにあたり、すでに運行した固定
配送ルート方式または変動配送ルートを利用して、次の
貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車両による
物流システムを提供できる。
あたり、固定配送ルート方式の固定配送ルートを運行し
たときに得た貨物車両の動態情報を利用すると共に、新
たな運行計画を作成するにあたり、すでに運行した固定
配送ルート方式または変動配送ルートを利用して、次の
貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車両による
物流システムを提供できる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の貨物車両による物流方法
および物流システムの実施形態について、添付図面を参
照して説明する。
および物流システムの実施形態について、添付図面を参
照して説明する。
【0038】図1は、本発明に係る貨物車両による物流
システムの一実施形態を示す概要図である。
システムの一実施形態を示す概要図である。
【0039】この物流システム10は、物流業者11が
貨物配送の依頼元である顧客12、例えば大口の顧客1
2aから在庫管理を含めて受託したり、在庫管理対象外
の比較的小口の顧客12bから受託した貨物を扱う物流
システムに適用される。
貨物配送の依頼元である顧客12、例えば大口の顧客1
2aから在庫管理を含めて受託したり、在庫管理対象外
の比較的小口の顧客12bから受託した貨物を扱う物流
システムに適用される。
【0040】物流業者11側は、顧客12から直接また
は販売代理店13を通じて、通信回線14にて配送依頼
を受け、貨物全体の日単位の運行計画を策定したり、こ
の運行計画通りに運行が行なわれているかどうかをチェ
ックしたり、また個々の貨物車両15に対して、運行計
画通りの運行がなされているかどうか、要所要所でチェ
ックしたり、さらに行計画を修正したり、新たな運行計
画に基づいた指令を出す運行管理機能を有するものであ
る。
は販売代理店13を通じて、通信回線14にて配送依頼
を受け、貨物全体の日単位の運行計画を策定したり、こ
の運行計画通りに運行が行なわれているかどうかをチェ
ックしたり、また個々の貨物車両15に対して、運行計
画通りの運行がなされているかどうか、要所要所でチェ
ックしたり、さらに行計画を修正したり、新たな運行計
画に基づいた指令を出す運行管理機能を有するものであ
る。
【0041】この運行管理機能には、物流業者11と顧
客12との間における配送依頼やこれに対する配送受託
の返信等の通信を行なったり、運行する全貨物車両1
5,15(以下、「貨物車両群」という。)の運行状況
を管理する機能も含まれる。
客12との間における配送依頼やこれに対する配送受託
の返信等の通信を行なったり、運行する全貨物車両1
5,15(以下、「貨物車両群」という。)の運行状況
を管理する機能も含まれる。
【0042】運行管理機能を正常に働かせるために、物
流システム10は、物流業者11が運用する運行管理セ
ンタ16,貨物を配送する貨物車両15、運行管理セン
タ16と貨物車両15との間の通信回線として用いられ
る広域無線通信回線網22とで構成される。
流システム10は、物流業者11が運用する運行管理セ
ンタ16,貨物を配送する貨物車両15、運行管理セン
タ16と貨物車両15との間の通信回線として用いられ
る広域無線通信回線網22とで構成される。
【0043】物流業者11は、顧客12からの配送依頼
を受けた貨物19の配送に先だって、予め貨物19を保
管する物品倉庫18が併設される。
を受けた貨物19の配送に先だって、予め貨物19を保
管する物品倉庫18が併設される。
【0044】この物品倉庫18に保管される貨物19の
配送依頼を物流業者11が受託することにより、直ち
に、物品倉庫18に保管される貨物19を貨物車両15
に積載し、配送先に向かって運行し、目的地へ届けられ
る。
配送依頼を物流業者11が受託することにより、直ち
に、物品倉庫18に保管される貨物19を貨物車両15
に積載し、配送先に向かって運行し、目的地へ届けられ
る。
【0045】この貨物19の配送ルートは、物流業者1
1が顧客12から貨物19の配送依頼を受任した時点で
直ちに設定される、例えば図2に示されるように、複数
の配送先40a〜40iが日常的な配送ルートとして固
定配送ルートXが前以て設定され、この固定配送ルート
Xを基本として貨物車両15が通常運行するようになっ
ている。
1が顧客12から貨物19の配送依頼を受任した時点で
直ちに設定される、例えば図2に示されるように、複数
の配送先40a〜40iが日常的な配送ルートとして固
定配送ルートXが前以て設定され、この固定配送ルート
Xを基本として貨物車両15が通常運行するようになっ
ている。
【0046】この固定配送ルートXは、貨物車両15が
この固定配送ルートXを繰り返し運行することにより得
られる。
この固定配送ルートXを繰り返し運行することにより得
られる。
【0047】この貨物車両15の位置情報データや動態
情報データより合理的な固定配送ルートか設定できるよ
うになっている。
情報データより合理的な固定配送ルートか設定できるよ
うになっている。
【0048】この固定配送ルートX上に定められた、例
えば配送先40a〜40iは、例えば大口顧客12aに
て通常時に複数の配送先として特定された配送先であ
る。
えば配送先40a〜40iは、例えば大口顧客12aに
て通常時に複数の配送先として特定された配送先であ
る。
【0049】小口顧客12bは、必ずしも配送先が定ま
っておらず、小口顧客12bによる都度指定により決め
られるのが通常であり、上記固定配送ルートXと区別し
て扱われる。
っておらず、小口顧客12bによる都度指定により決め
られるのが通常であり、上記固定配送ルートXと区別し
て扱われる。
【0050】なお、小口顧客12bは、大口顧客12a
のように、通常時の配送先がある程度定まるようになれ
ば、物流業者11として固定配送ルートとして扱うこと
ができる。
のように、通常時の配送先がある程度定まるようになれ
ば、物流業者11として固定配送ルートとして扱うこと
ができる。
【0051】この固定配送ルートXは、貨物19が物品
倉庫18へ常時保管され、この保管された貨物19の配
送先が固定的であることを前提に、貨物車両15の運転
者の運行経験や貨物車両15の運行時の道路事情を考慮
して運行管理センタ16側にて予め設定される。
倉庫18へ常時保管され、この保管された貨物19の配
送先が固定的であることを前提に、貨物車両15の運転
者の運行経験や貨物車両15の運行時の道路事情を考慮
して運行管理センタ16側にて予め設定される。
【0052】配送先が、固定配送ルートXの全配送先4
0a〜40iを対象とせず、例えば配送先40a,40
e,40fおよび40iの4箇所と前記固定配送ルート
Xに含まれる配送先の中の一部である場合には、運行効
率を考慮し、必要に応じ、随時配送先である配送先40
a,40e,40fおよび40iだけを配送ルートとす
る変動配送ルートYが設定され、運行される。
0a〜40iを対象とせず、例えば配送先40a,40
e,40fおよび40iの4箇所と前記固定配送ルート
Xに含まれる配送先の中の一部である場合には、運行効
率を考慮し、必要に応じ、随時配送先である配送先40
a,40e,40fおよび40iだけを配送ルートとす
る変動配送ルートYが設定され、運行される。
【0053】この変動配送ルートYは、固定配送ルート
Xと共通する運行区間については、これを採用した配送
ルートが組み入れられる。
Xと共通する運行区間については、これを採用した配送
ルートが組み入れられる。
【0054】上記のような、固定配送ルートXまたは変
動配送ルートYをより効率的に運行するにあたって、物
流業者11側は、運行管理センタ16を貨物車両15お
よび顧客12との間を通信接続する通信手段がそれぞれ
設けられる。
動配送ルートYをより効率的に運行するにあたって、物
流業者11側は、運行管理センタ16を貨物車両15お
よび顧客12との間を通信接続する通信手段がそれぞれ
設けられる。
【0055】運行管理センタ16の物品倉庫18は、大
口顧客12aによって、予め配送目的に預託された貨物
を保管するためのものである。
口顧客12aによって、予め配送目的に預託された貨物
を保管するためのものである。
【0056】この物品倉庫18に保管された貨物の中か
ら、例えば貨物19a〜19dを固定配送ルートXの第
1配送先40a〜第4配送先40dへ配送する旨、大口
顧客12aから依頼されることによって、直ちに物品倉
庫18から貨物車両15へ配送貨物の積み込み作業が行
なわれる。
ら、例えば貨物19a〜19dを固定配送ルートXの第
1配送先40a〜第4配送先40dへ配送する旨、大口
顧客12aから依頼されることによって、直ちに物品倉
庫18から貨物車両15へ配送貨物の積み込み作業が行
なわれる。
【0057】また、物流業者11が小口顧客12bから
の配送依頼を受けた場合には、先ず小口顧客12bの貨
物の所在場所、例えば小口顧客12bの居所(建屋)4
3まで貨物車両15が出向いた上で、貨物の積み込みを
行なう。
の配送依頼を受けた場合には、先ず小口顧客12bの貨
物の所在場所、例えば小口顧客12bの居所(建屋)4
3まで貨物車両15が出向いた上で、貨物の積み込みを
行なう。
【0058】また、小口顧客12bの場合には、配送先
も物流業者11が予め設定した固定配送ルートX内の、
例えば配送先40jへ配送することになる。
も物流業者11が予め設定した固定配送ルートX内の、
例えば配送先40jへ配送することになる。
【0059】このような場合には、物流業者11の物品
倉庫18から小口顧客12bの居所(建屋)43および
前記小口顧客の配送先40jの間を結ぶ運行ルート、す
なわち変動配送ルートZを物流業者11おいて新たに設
定しなければならない。
倉庫18から小口顧客12bの居所(建屋)43および
前記小口顧客の配送先40jの間を結ぶ運行ルート、す
なわち変動配送ルートZを物流業者11おいて新たに設
定しなければならない。
【0060】このように、小口顧客12bからの配送依
頼の場合には、顧客事情に基づく変動配送ルートYを新
たに設定する。
頼の場合には、顧客事情に基づく変動配送ルートYを新
たに設定する。
【0061】この変動配送ルートYの設定にあたって
は、予め定められた固定配送ルートXと一部で共通する
場合には、この共通した部分の配送ルートを採用する。
は、予め定められた固定配送ルートXと一部で共通する
場合には、この共通した部分の配送ルートを採用する。
【0062】また、貨物車両15は、固定配送ルートX
や変動配送ルートY更には変動配送ルートZを運行中に
おいて、貨物車両15自らが位置情報や動態情報を取得
しながら運行する。
や変動配送ルートY更には変動配送ルートZを運行中に
おいて、貨物車両15自らが位置情報や動態情報を取得
しながら運行する。
【0063】この動態情報とは、貨物車両15が出発し
てから目的地へ到着するまでの間の運転者(作業者が別
にいる場合は、この作業者を含む)による作業状態の情
報であり、例えば運転者による荷積みや荷降しまたは運
行途中の休憩時間のような状態の情報をいう。
てから目的地へ到着するまでの間の運転者(作業者が別
にいる場合は、この作業者を含む)による作業状態の情
報であり、例えば運転者による荷積みや荷降しまたは運
行途中の休憩時間のような状態の情報をいう。
【0064】貨物車両15自体の通常の走行状態は除か
れる。
れる。
【0065】貨物車両15には、後述するカーコンピュ
ータシステム21が備えられ、動態情報を取得すると同
時に、動態情報データを広域無線通信システム網22を
通して所定のタイミングで運行管理センタ16へデータ
送信し得るようにしている。
ータシステム21が備えられ、動態情報を取得すると同
時に、動態情報データを広域無線通信システム網22を
通して所定のタイミングで運行管理センタ16へデータ
送信し得るようにしている。
【0066】上記動態情報データは、運行管理センタ1
6における運行管理上のデータとして得ることのみなら
ず、固定配送ルートXを基礎として、この固定配送ルー
トXを利用し得る変動配送ルートYを計算処理により求
めると同時に、この変動配送ルートYの設定後も運行計
画に狂いが生じる恐れがある場合において、過去の動態
情報データを活用し、更新変動配送ルートY1を再設定
することが可能な物流システムである。
6における運行管理上のデータとして得ることのみなら
ず、固定配送ルートXを基礎として、この固定配送ルー
トXを利用し得る変動配送ルートYを計算処理により求
めると同時に、この変動配送ルートYの設定後も運行計
画に狂いが生じる恐れがある場合において、過去の動態
情報データを活用し、更新変動配送ルートY1を再設定
することが可能な物流システムである。
【0067】この物流システム10を、図3を参照して
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
【0068】物流業者11の運行管理センタ16は、運
行情報処理システム23,この運行情報処理システム2
3にて処理された運行状況データに基づき運行状況を監
視する運行状況監視システム24,顧客12からの配送
依頼を受託し、この運行状況監視システム24から出さ
れる配送指示を受け付ける配送受付システム25とから
構成される。
行情報処理システム23,この運行情報処理システム2
3にて処理された運行状況データに基づき運行状況を監
視する運行状況監視システム24,顧客12からの配送
依頼を受託し、この運行状況監視システム24から出さ
れる配送指示を受け付ける配送受付システム25とから
構成される。
【0069】顧客12は、大口顧客12aおよび小口顧
客12bから物流業者11に対して配送依頼をする手段
として配送依頼通信手段36を備える。
客12bから物流業者11に対して配送依頼をする手段
として配送依頼通信手段36を備える。
【0070】この配送依頼通信手段36は、例えば大口
顧客12aで用意される携帯電話器30および小口顧客
12bで用意される携帯電話器31であり、会話または
通信メールで行なわれる。
顧客12aで用意される携帯電話器30および小口顧客
12bで用意される携帯電話器31であり、会話または
通信メールで行なわれる。
【0071】運行管理センタ16の運行情報処理システ
ム23は、貨物車両15との間とを通信接続する、物流
業者11側の通信手段として例えば携帯電話器35,こ
の携帯電話器35が受信する貨物車両15からの各種情
報例えば位置情報や動態情報、例えば運行情報データや
現在運行中の位置情報データや動態情報データをWeb
上に表示し得るよう加工処理する情報処理装置33,こ
の情報処理装置33にて処理されたWeb情報データを
保存するデータ記憶部39とより構成される。
ム23は、貨物車両15との間とを通信接続する、物流
業者11側の通信手段として例えば携帯電話器35,こ
の携帯電話器35が受信する貨物車両15からの各種情
報例えば位置情報や動態情報、例えば運行情報データや
現在運行中の位置情報データや動態情報データをWeb
上に表示し得るよう加工処理する情報処理装置33,こ
の情報処理装置33にて処理されたWeb情報データを
保存するデータ記憶部39とより構成される。
【0072】すなわち、このデータ記憶部39には、過
去のWeb情報データ(履歴)が記憶されることにな
る。
去のWeb情報データ(履歴)が記憶されることにな
る。
【0073】このWeb情報データには、貨物車両15
の位置情報データや動態情報データの他に、運行情報処
理システム23が設定する固定配送ルートXや変動配送
ルートYのそれぞれのデータが記憶される。
の位置情報データや動態情報データの他に、運行情報処
理システム23が設定する固定配送ルートXや変動配送
ルートYのそれぞれのデータが記憶される。
【0074】物流業者11側の携帯電話器35は、顧客
12からの配送依頼を直接受信すると共に、この配送依
頼に対する物流業者11からの配送受託の通知をするた
めに用いられる。
12からの配送依頼を直接受信すると共に、この配送依
頼に対する物流業者11からの配送受託の通知をするた
めに用いられる。
【0075】また、物流業者11側の携帯電話器35
は、貨物車両15の運行途中で取得した位置情報データ
を位置情報データ信号eとして、また貨物車両15の動
態情報データを動態情報データ信号hとして貨物車両1
5側から逐次受信すると共に、この貨物車両15が配送
先への配送が完了したときに、運転者からの配送が完了
した旨のメッセージが配送確認信号gとして受信するた
めのものである。
は、貨物車両15の運行途中で取得した位置情報データ
を位置情報データ信号eとして、また貨物車両15の動
態情報データを動態情報データ信号hとして貨物車両1
5側から逐次受信すると共に、この貨物車両15が配送
先への配送が完了したときに、運転者からの配送が完了
した旨のメッセージが配送確認信号gとして受信するた
めのものである。
【0076】運行情報処理システム23の情報処理装置
33は、上記各種情報データをWeb上に表示し得るよ
う加工処理する機能の他に物流業者11側の携帯電話器
35からの情報アクセスにより、この携帯電話器35へ
該当する情報データを送信する機能を有する。
33は、上記各種情報データをWeb上に表示し得るよ
う加工処理する機能の他に物流業者11側の携帯電話器
35からの情報アクセスにより、この携帯電話器35へ
該当する情報データを送信する機能を有する。
【0077】すなわち、運行管理センタ16から貨物車
両15に対し、広域無線通信網22を介して配送指令信
号bを送信したり、貨物車両15が出発してからの現在
位置情報を運行管理センタ16にて取得するため、運行
管理センタ16から貨物車両15へ位置データ呼び出し
信号dを送信することができる。
両15に対し、広域無線通信網22を介して配送指令信
号bを送信したり、貨物車両15が出発してからの現在
位置情報を運行管理センタ16にて取得するため、運行
管理センタ16から貨物車両15へ位置データ呼び出し
信号dを送信することができる。
【0078】また、固定配送ルートXを含む固定配送ル
ート情報信号cおよび出発してから変動配送ルートYや
更新変動配送ルートY1を含む変動配送ルート情報信号
fや更新変動配送ルート情報信号f1を送信する。
ート情報信号cおよび出発してから変動配送ルートYや
更新変動配送ルートY1を含む変動配送ルート情報信号
fや更新変動配送ルート情報信号f1を送信する。
【0079】情報処理装置33は、物流業者11側の携
帯電話器35にて顧客12から配送依頼を受けたことに
より、データ記憶部39に保存された過去の運行情報デ
ータの中から位置情報データおよび動態情報データを利
用した新しい固定配送ルートや変動配送ルートを設定し
たり、更には過去の固定配送ルートや変動配送ルートを
含む固定配送ルート情報や変動配送ルート情報を、配送
を指定された貨物車両15に対して必要により供給する
ことができるようになっている。
帯電話器35にて顧客12から配送依頼を受けたことに
より、データ記憶部39に保存された過去の運行情報デ
ータの中から位置情報データおよび動態情報データを利
用した新しい固定配送ルートや変動配送ルートを設定し
たり、更には過去の固定配送ルートや変動配送ルートを
含む固定配送ルート情報や変動配送ルート情報を、配送
を指定された貨物車両15に対して必要により供給する
ことができるようになっている。
【0080】過去の固定配送ルートを利用して新しく設
定される配送ルートは、同じ固定配送ルートを運行する
にあたって、過去の運行した貨物車両の位置情報データ
や動態情報データを参考にしながら、より合理的に計画
された新しい固定配送ルートを算出し、これを新しい固
定配送ルートとして設定することができる。
定される配送ルートは、同じ固定配送ルートを運行する
にあたって、過去の運行した貨物車両の位置情報データ
や動態情報データを参考にしながら、より合理的に計画
された新しい固定配送ルートを算出し、これを新しい固
定配送ルートとして設定することができる。
【0081】また、過去の固定配送ルート上にない別の
配送先へ貨物を配送するにあたって、前記固定配送ルー
トの一部の区間を運行する場合に、その一部の区間につ
いては、前記新しい固定配送ルートを利用することがで
きる。
配送先へ貨物を配送するにあたって、前記固定配送ルー
トの一部の区間を運行する場合に、その一部の区間につ
いては、前記新しい固定配送ルートを利用することがで
きる。
【0082】そうすれば、この一部の区間については、
最適な配送ルートが貨物車両15の運行ルートとして利
用できるので、より効率的な運行が可能となる。
最適な配送ルートが貨物車両15の運行ルートとして利
用できるので、より効率的な運行が可能となる。
【0083】運行管理センタ16の運行状況監視システ
ム24は、パソコン(PC)34と連結して配送エリ
ア、すなわち固定配送ルートXや変動配送ルートY更に
は更新変動配送ルートY1をカバーする地図情報ソフト
37を備えており、貨物の配送にあたり貨物車両15へ
地図情報を提供するようにしている。
ム24は、パソコン(PC)34と連結して配送エリ
ア、すなわち固定配送ルートXや変動配送ルートY更に
は更新変動配送ルートY1をカバーする地図情報ソフト
37を備えており、貨物の配送にあたり貨物車両15へ
地図情報を提供するようにしている。
【0084】すなわち、運行管理センタ16から地図情
報データを貨物車両15へ送信するため、運行情報監視
システム24から運行情報処理システム23へ地図情報
データ信号jを送信し、貨物車両15へ送信するように
している。
報データを貨物車両15へ送信するため、運行情報監視
システム24から運行情報処理システム23へ地図情報
データ信号jを送信し、貨物車両15へ送信するように
している。
【0085】前記地図情報データを貨物車両15へ供給
するにあたっては、配送する貨物19の配送先が決まっ
た段階でパソコン34により、地図情報ソフトをアクセ
スし、運行情報処理システム23の情報処理装置33へ
供給する。
するにあたっては、配送する貨物19の配送先が決まっ
た段階でパソコン34により、地図情報ソフトをアクセ
スし、運行情報処理システム23の情報処理装置33へ
供給する。
【0086】情報処理装置33は、前記地図情報データ
に例えば固定配送ルートXのデータを重畳した地図情報
データを含む固定配送ルート情報信号cを貨物車両15
へ供給するようになっている。
に例えば固定配送ルートXのデータを重畳した地図情報
データを含む固定配送ルート情報信号cを貨物車両15
へ供給するようになっている。
【0087】貨物車両15へ送信される固定配送ルート
情報信号cは、カーナビゲーションシステム26の表示
画面26aを利用して、例えば図4に示されるように表
示される。
情報信号cは、カーナビゲーションシステム26の表示
画面26aを利用して、例えば図4に示されるように表
示される。
【0088】すなわち、この表示画面26aに表示され
る地図情報は、地図情報ソフト37から取得した地図上
に、例えば固定配送ルートXである第1配送先40a〜
第9配送先40iが表示される。
る地図情報は、地図情報ソフト37から取得した地図上
に、例えば固定配送ルートXである第1配送先40a〜
第9配送先40iが表示される。
【0089】更に、図2に示されるように、貨物を19
a〜19dを、特定の配送先、例えば第1配送先40
a,第5配送先40e,第6配送先40fおよび第9配
送先40iのみに配送する場合には、これらの各配送先
のみを運行するに最適な変動配送ルートYが表示され
る。
a〜19dを、特定の配送先、例えば第1配送先40
a,第5配送先40e,第6配送先40fおよび第9配
送先40iのみに配送する場合には、これらの各配送先
のみを運行するに最適な変動配送ルートYが表示され
る。
【0090】また、運行管理センタ16において、物流
業者11側から貨物車両15へ固定配送ルートX更には
変動配送ルートYが送信されたかどうかをパソコン34
の操作により表示画面34aにも同様の地図情報を表示
させることも可能である。
業者11側から貨物車両15へ固定配送ルートX更には
変動配送ルートYが送信されたかどうかをパソコン34
の操作により表示画面34aにも同様の地図情報を表示
させることも可能である。
【0091】貨物車両15が、図2および図3に示され
るように、第1配送先40aへ運行する過程で得られる
動態情報データは、貨物車両15側からの動態情報デー
タ信号hとして、貨物車両15から運行管理センタ16
へ送信することができる。
るように、第1配送先40aへ運行する過程で得られる
動態情報データは、貨物車両15側からの動態情報デー
タ信号hとして、貨物車両15から運行管理センタ16
へ送信することができる。
【0092】この動態情報データ信号hの送信手段は、
固定配送ルート情報信号cまたは変動配送ルート情報信
号fが送信される場合と方向が逆である以外同じであ
る。
固定配送ルート情報信号cまたは変動配送ルート情報信
号fが送信される場合と方向が逆である以外同じであ
る。
【0093】動態情報データ信号hを運行管理センタ1
6の運行情報処理システム23で受信すると、パソコン
34の表示画面34aには、例えば図5に示されるよう
な受信記録が[運行状況監視システム画面(例1)]と
して、<貨物車両運行記録>を表示させるようにしてい
る。
6の運行情報処理システム23で受信すると、パソコン
34の表示画面34aには、例えば図5に示されるよう
な受信記録が[運行状況監視システム画面(例1)]と
して、<貨物車両運行記録>を表示させるようにしてい
る。
【0094】すなわち、運行状況監視システム24によ
り貨物車両15の運行が監視できるようにしている。
り貨物車両15の運行が監視できるようにしている。
【0095】運行管理センタ16の配送受付システム2
5は、例えば大口顧客12aの携帯電話器30から配送
依頼を受けたとき、受託する旨の返事を物流業者11側
の携帯電話器35にて会話または通信メールにより返答
するようにしている。
5は、例えば大口顧客12aの携帯電話器30から配送
依頼を受けたとき、受託する旨の返事を物流業者11側
の携帯電話器35にて会話または通信メールにより返答
するようにしている。
【0096】この受託に先だっては、依頼事項を直ちに
受託することができるかどうか、運行状況監視システム
24にて、貨物車両全体の運行状況を先ず確認し、受託
可能の場合に即答ができるよう運行情報処理システム2
3の情報処理装置33でのデータ処理が可能なシステム
を採用している。
受託することができるかどうか、運行状況監視システム
24にて、貨物車両全体の運行状況を先ず確認し、受託
可能の場合に即答ができるよう運行情報処理システム2
3の情報処理装置33でのデータ処理が可能なシステム
を採用している。
【0097】先ず、大口顧客12aからの配送依頼に対
する受託通知の手順について説明する。
する受託通知の手順について説明する。
【0098】物流業者11側の携帯電話器35にて配送
依頼を受けると、これが委託受信信号aとして情報処理
装置33へ送信されて、この情報処理装置33にて配送
条件が加味され、対応可能かどうかの計算処理を行な
い、運行管理センタ16が可能と判断した場合に、物流
業者11側の携帯電話器35から大口顧客12aへ配送
受託を回答する仕組みにしている。
依頼を受けると、これが委託受信信号aとして情報処理
装置33へ送信されて、この情報処理装置33にて配送
条件が加味され、対応可能かどうかの計算処理を行な
い、運行管理センタ16が可能と判断した場合に、物流
業者11側の携帯電話器35から大口顧客12aへ配送
受託を回答する仕組みにしている。
【0099】すなわち、情報処理装置33にて貨物車両
群の状況を即刻チェックし、運行管理センタ16が対応
可能と判断した場合、同運行管理センタ16の運行状況
監視システム24のパソコン34へ配送指令信号bを送
信し、パソコン34からこの配送指令信号bを配送受付
システム25へ転送するようにしている。
群の状況を即刻チェックし、運行管理センタ16が対応
可能と判断した場合、同運行管理センタ16の運行状況
監視システム24のパソコン34へ配送指令信号bを送
信し、パソコン34からこの配送指令信号bを配送受付
システム25へ転送するようにしている。
【0100】配送受付システム25は、配送指令信号b
および配送受付信号yを物流業者11側の携帯電話器3
5へ送信するようにしている。
および配送受付信号yを物流業者11側の携帯電話器3
5へ送信するようにしている。
【0101】運行情報処理システム23は、この受信し
た配送受付信号yを大口顧客12aへ配送受託の返答を
する仕組みである。
た配送受付信号yを大口顧客12aへ配送受託の返答を
する仕組みである。
【0102】また同時に、配送受付システム25は、物
流業者11側の携帯電話器35を介して、貨物車両15
へ配送指令信号bを送信し、配送指示を出すようにして
いる。
流業者11側の携帯電話器35を介して、貨物車両15
へ配送指令信号bを送信し、配送指示を出すようにして
いる。
【0103】このように、運行管理センタ16は、大口
顧客12aから配送依頼を直接受け、配送可能を確認し
た後、大口顧客12aへ配送受託を返答する一方、貨物
車両15へ配送指示、すなわち配送指令や出発指令が出
されるようになっている。
顧客12aから配送依頼を直接受け、配送可能を確認し
た後、大口顧客12aへ配送受託を返答する一方、貨物
車両15へ配送指示、すなわち配送指令や出発指令が出
されるようになっている。
【0104】次に、運行管理センタ16から配送指示を
受け、運行する貨物車両15の構成について、図6を参
照して更に詳細に説明する。
受け、運行する貨物車両15の構成について、図6を参
照して更に詳細に説明する。
【0105】貨物車両15は、例えば運転席20に搭載
されるカーコンピュータシステム21および車両後部に
貨物室29を備えたものである。
されるカーコンピュータシステム21および車両後部に
貨物室29を備えたものである。
【0106】前記カーコンピュータシステム21には、
貨物車両15の自車位置を表示する表示画面26aを有
するカーナビゲーションシステム26,キー入力ボード
27aを有する車載型パソコン27,カーナビゲーショ
ンシステム26および車載型パソコン27から送信され
る情報データ信号を送・受信可能に変換するインターフ
ェース28このインターフェース28を経由して広域無
線通信網22へ送信する貨物車両15用の携帯電話32
とから構成される。
貨物車両15の自車位置を表示する表示画面26aを有
するカーナビゲーションシステム26,キー入力ボード
27aを有する車載型パソコン27,カーナビゲーショ
ンシステム26および車載型パソコン27から送信され
る情報データ信号を送・受信可能に変換するインターフ
ェース28このインターフェース28を経由して広域無
線通信網22へ送信する貨物車両15用の携帯電話32
とから構成される。
【0107】カーナビゲーションシステム26は、GP
S衛星41からの位置データをアンテナ42にて受信し
て得られる上記貨物車両15の測位により得られる上記
貨物車両15の位置情報データを、この表示画面26a
へ表示するようにしている。
S衛星41からの位置データをアンテナ42にて受信し
て得られる上記貨物車両15の測位により得られる上記
貨物車両15の位置情報データを、この表示画面26a
へ表示するようにしている。
【0108】すなわち、運行管理センタ16から送信さ
れた地図情報データに固定配送ルートXまたは変動配送
ルートY更には更新変動配送ルートY1のデータに対し
て重畳した情報データが固定配送ルート情報信号cまた
は変動配送ルート情報信号f更には更新変動配送ルート
情報信号f1としてカーナビゲーションシステム26へ
送信され、表示画面26aへ表示される。
れた地図情報データに固定配送ルートXまたは変動配送
ルートY更には更新変動配送ルートY1のデータに対し
て重畳した情報データが固定配送ルート情報信号cまた
は変動配送ルート情報信号f更には更新変動配送ルート
情報信号f1としてカーナビゲーションシステム26へ
送信され、表示画面26aへ表示される。
【0109】車載型パソコン27は、貨物車両15の運
転席20に設置され、図7に示されるように、例えば7
個の釦17a〜17gを備えたキー入力ボード27aを
設けている。
転席20に設置され、図7に示されるように、例えば7
個の釦17a〜17gを備えたキー入力ボード27aを
設けている。
【0110】この7個の押し釦17a〜17gは、例え
ば「配送確認/荷積み」釦17a,「出発」17b,
「臨時駐停車」釦17c,「休憩」釦17d,「到着」
釦17e,「荷降し」釦17fおよび「配送完了」釦1
7gである。
ば「配送確認/荷積み」釦17a,「出発」17b,
「臨時駐停車」釦17c,「休憩」釦17d,「到着」
釦17e,「荷降し」釦17fおよび「配送完了」釦1
7gである。
【0111】この釦17a〜17gの釦操作は、貨物車
両15の運行中における運転者の通常の行動のタイミン
グを捉えて、運転者自らの判断により、その都度手動操
作するものである。
両15の運行中における運転者の通常の行動のタイミン
グを捉えて、運転者自らの判断により、その都度手動操
作するものである。
【0112】そして、この釦17a〜17gの何れかを
押すことにより、その釦に対応した動態情報データが動
態情報データ信号hとしてインターフェース28を経由
して貨物車両15用の携帯電話器32へ送信するように
なっている。
押すことにより、その釦に対応した動態情報データが動
態情報データ信号hとしてインターフェース28を経由
して貨物車両15用の携帯電話器32へ送信するように
なっている。
【0113】この釦17a〜17gの何れかを押すこと
により、その釦に対応した動態情報データが動態情報デ
ータ信号hとしてインターフェース28を経由して貨物
車両15用の携帯電話器32へ送信するようになってい
る。
により、その釦に対応した動態情報データが動態情報デ
ータ信号hとしてインターフェース28を経由して貨物
車両15用の携帯電話器32へ送信するようになってい
る。
【0114】そして、この携帯電話器32から運行管理
センタ16の携帯電話器35へ送信されるようになって
いる。
センタ16の携帯電話器35へ送信されるようになって
いる。
【0115】すなわち、キー入力ボード27aの所定の
釦を押すことにより、その釦に対応する動態情報データ
がインターフェース28を介して貨物車両15用の携帯
電話器32から自動的に物流業者11の運行管理センタ
16側へ送信されるようになっている。
釦を押すことにより、その釦に対応する動態情報データ
がインターフェース28を介して貨物車両15用の携帯
電話器32から自動的に物流業者11の運行管理センタ
16側へ送信されるようになっている。
【0116】動態情報データ信号hは、物流業者11側
の携帯電話器35を介して、運行状況監視システム24
のパソコン34へ送信され、このパソコン34の表示画
面34aに、例えば図5を参照して上述したような受信
記録が表示されると同時に、運行管理センタ16から貨
物車両15の運転者に対して次の動作を促すメッセージ
を表示する配送指令信号bが送信される。
の携帯電話器35を介して、運行状況監視システム24
のパソコン34へ送信され、このパソコン34の表示画
面34aに、例えば図5を参照して上述したような受信
記録が表示されると同時に、運行管理センタ16から貨
物車両15の運転者に対して次の動作を促すメッセージ
を表示する配送指令信号bが送信される。
【0117】すなわち、貨物車両15が、例えば第2配
送先40b(図2参照)へ到着した段階になると、運行
管理センタ16から、貨物車両15のカーナビゲーショ
ンシステム26の表示画面26aへ出発指令信号iが送
信され、例えば図8に示されるように[カーナビゲーシ
ョン画面(例2)]<出発指令メッセージ>が表示され
る。
送先40b(図2参照)へ到着した段階になると、運行
管理センタ16から、貨物車両15のカーナビゲーショ
ンシステム26の表示画面26aへ出発指令信号iが送
信され、例えば図8に示されるように[カーナビゲーシ
ョン画面(例2)]<出発指令メッセージ>が表示され
る。
【0118】貨物車両15に備えられる携帯電話器32
は、広域無線通信網22を介して、運行管理センタ16
と種々の信号のやり取りができるように上記貨物車両1
5の運転席20に設置され、通常の会話の他に、前記動
態情報データ信号hを運行管理センタ16へ送信し得る
ようにっている。
は、広域無線通信網22を介して、運行管理センタ16
と種々の信号のやり取りができるように上記貨物車両1
5の運転席20に設置され、通常の会話の他に、前記動
態情報データ信号hを運行管理センタ16へ送信し得る
ようにっている。
【0119】また、運行管理センタ16側からは、大口
顧客12aから配送を受託したときに、貨物車両15へ
配送指令信号bおよび出発指令信号i,自車位置情報の
呼び出しのための位置データ呼び出し信号dや固定配送
ルートXあるいは変動配送ルートYのルート情報を含む
固定配送ルート情報信号cあるいは変動配送ルート情報
信号f更には更新変動配送ルート情報信号f1を送信す
るようになっている。
顧客12aから配送を受託したときに、貨物車両15へ
配送指令信号bおよび出発指令信号i,自車位置情報の
呼び出しのための位置データ呼び出し信号dや固定配送
ルートXあるいは変動配送ルートYのルート情報を含む
固定配送ルート情報信号cあるいは変動配送ルート情報
信号f更には更新変動配送ルート情報信号f1を送信す
るようになっている。
【0120】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、顧客12側にて採用した携帯電話
器30または31,物流業者11にて採用した携帯電話
器35および貨物車両15にて採用した携帯電話器32
は、所謂通信装置として用いられるものであり、無線式
であるPDA端末器や有線式である、例えば固定式の通
信機を利用した通信手段を用いても差し支えない。
されるものではなく、顧客12側にて採用した携帯電話
器30または31,物流業者11にて採用した携帯電話
器35および貨物車両15にて採用した携帯電話器32
は、所謂通信装置として用いられるものであり、無線式
であるPDA端末器や有線式である、例えば固定式の通
信機を利用した通信手段を用いても差し支えない。
【0121】次に、本発明の貨物車両による物流システ
ムの作用について説明する。
ムの作用について説明する。
【0122】物流業者11が、顧客12、例えば大口顧
客12aから物流業者11の物流倉庫18にて預かって
いる貨物19、例えば貨物19a〜19dを、第1配送
先40a,第5配送先40e,第6配送先40fおよび
第9配送先40iの4箇所へ、大口顧客12aの携帯電
話30から、物流業者11の携帯電話35へ、例えば通
信メールで配送依頼を受けたとすると、運行管理センタ
16の運行情報処理システム23の情報処理装置33に
て、上記貨物の配送を受託することができるかどうかを
チェックする。
客12aから物流業者11の物流倉庫18にて預かって
いる貨物19、例えば貨物19a〜19dを、第1配送
先40a,第5配送先40e,第6配送先40fおよび
第9配送先40iの4箇所へ、大口顧客12aの携帯電
話30から、物流業者11の携帯電話35へ、例えば通
信メールで配送依頼を受けたとすると、運行管理センタ
16の運行情報処理システム23の情報処理装置33に
て、上記貨物の配送を受託することができるかどうかを
チェックする。
【0123】すなわち、運行管理センタ16にて管理す
る全ての貨物車両群の運行状況を確認して、直ちに対応
できる貨物車両があるかどうかをチェックする。
る全ての貨物車両群の運行状況を確認して、直ちに対応
できる貨物車両があるかどうかをチェックする。
【0124】対応可能と情報処理装置33が判断すれ
ば、この情報処理装置33から配送指令信号bおよび配
送受付信号yを運行状況監視システム24へ送信する。
ば、この情報処理装置33から配送指令信号bおよび配
送受付信号yを運行状況監視システム24へ送信する。
【0125】運行状況監視システム24のパソコン34
は、前記配送受付信号yを配送受付システム25へ送信
する。
は、前記配送受付信号yを配送受付システム25へ送信
する。
【0126】配送受付信号yを受信した配送受付システ
ム25は、物流業者11側の携帯電話器35へ配送依頼
を受託した旨回答するよう配送受付信号yを転送する。
ム25は、物流業者11側の携帯電話器35へ配送依頼
を受託した旨回答するよう配送受付信号yを転送する。
【0127】物流業者11側の携帯電話器35は、前記
配送受付信号yを受信することにより、大口顧客12a
へ、例えば通信メールにて受託の旨を回答する。
配送受付信号yを受信することにより、大口顧客12a
へ、例えば通信メールにて受託の旨を回答する。
【0128】同時に、配送受付システム25は、運行管
理センタ16の物品倉庫18に待機する貨物車両15に
対して、先ず配送指令および変動配送ルートYの情報を
配送指令信号bおよび変動配送ルート情報信号fを送信
する。
理センタ16の物品倉庫18に待機する貨物車両15に
対して、先ず配送指令および変動配送ルートYの情報を
配送指令信号bおよび変動配送ルート情報信号fを送信
する。
【0129】すると、この配送指令信号bおよび変動配
送ルート情報信号fは、カーナビゲーションシステム2
6の表示画面26aへ配送指令および変動配送ルートY
を示す地図情報が表示される。
送ルート情報信号fは、カーナビゲーションシステム2
6の表示画面26aへ配送指令および変動配送ルートY
を示す地図情報が表示される。
【0130】この表示を見た運転者は、配送指令のあっ
たことを確認し、直ちに貨物19a〜19dを上記貨物
車両15へ積載し、積載が完了したところで、運転席2
0に備えられている車載型パソコン27のキー入力ボー
ド27aの「配送確認/荷積み」釦17aを押す。
たことを確認し、直ちに貨物19a〜19dを上記貨物
車両15へ積載し、積載が完了したところで、運転席2
0に備えられている車載型パソコン27のキー入力ボー
ド27aの「配送確認/荷積み」釦17aを押す。
【0131】この「配送確認/荷積み」釦17aを押す
ことにより、動態情報データ信号hを貨物車両15用の
携帯電話器32を介して、物流業者11側の携帯電話器
35へ送信する。
ことにより、動態情報データ信号hを貨物車両15用の
携帯電話器32を介して、物流業者11側の携帯電話器
35へ送信する。
【0132】この携帯電話器35にて受信した前記動態
情報データ信号hは、情報処理装置33にて情報処理さ
れ、運行状況監視システム24へ送信されると共にデー
タ記憶部39へ送信し、このデータ記憶部39にてデー
タ保存される。
情報データ信号hは、情報処理装置33にて情報処理さ
れ、運行状況監視システム24へ送信されると共にデー
タ記憶部39へ送信し、このデータ記憶部39にてデー
タ保存される。
【0133】運行状況監視システム24へ送信された動
態情報データ信号hは、パソコン34の表示画面34a
に<貨物車両運行記録>として表示される(図5参
照)。
態情報データ信号hは、パソコン34の表示画面34a
に<貨物車両運行記録>として表示される(図5参
照)。
【0134】次に、暫く待機した後、運行管理センタ1
6の判断により、物流業者11側の携帯電話器35によ
り、貨物車両15に対し、出発指令信号iが送信され
る。
6の判断により、物流業者11側の携帯電話器35によ
り、貨物車両15に対し、出発指令信号iが送信され
る。
【0135】貨物車両15は、この出発指令信号iの受
信により、最初の配送先である第1配送先40aへ出発
する。
信により、最初の配送先である第1配送先40aへ出発
する。
【0136】貨物車両15用の携帯電話器32は受信し
た前記出発指令信号iと共に変動配送ルート情報信号f
に基づく変動配送ルートYが表示画面26aへ表示され
る。
た前記出発指令信号iと共に変動配送ルート情報信号f
に基づく変動配送ルートYが表示画面26aへ表示され
る。
【0137】この変動配送ルートYを見た運転者は、こ
の変動配送ルートYに沿って出発する。
の変動配送ルートYに沿って出発する。
【0138】この時、貨物車両15の運転者は、キー入
力ボード27aの「出発」釦17bを押す。
力ボード27aの「出発」釦17bを押す。
【0139】すると、上述した配送確認および荷積みの
時と同様に、動態情報データ信号hが貨物車両15用の
携帯電話器32を介して、物流業者11側の携帯電話器
35へ送信される。
時と同様に、動態情報データ信号hが貨物車両15用の
携帯電話器32を介して、物流業者11側の携帯電話器
35へ送信される。
【0140】この携帯電話器35にて受信した前記動態
情報データ信号hは、情報処理装置33にて情報処理さ
れ、運行状況監視システム24へ送信されると共にデー
タ記憶部39へ順次保存される。
情報データ信号hは、情報処理装置33にて情報処理さ
れ、運行状況監視システム24へ送信されると共にデー
タ記憶部39へ順次保存される。
【0141】運行状況監視システム24へ送信された動
態情報データ信号hは、上述した「配送確認/荷積み」
のときと同様にパソコン34の表示画面34aに<貨物
車両運行記録>として順次更新されながら表示される
(図5参照)。
態情報データ信号hは、上述した「配送確認/荷積み」
のときと同様にパソコン34の表示画面34aに<貨物
車両運行記録>として順次更新されながら表示される
(図5参照)。
【0142】貨物車両15が、物品倉庫18を出発して
後、運行管理センタ16にて必要により貨物車両15の
位置情報を取得するために貨物車両15へ位置データ呼
び出し信号dが送信される。
後、運行管理センタ16にて必要により貨物車両15の
位置情報を取得するために貨物車両15へ位置データ呼
び出し信号dが送信される。
【0143】この場合には、貨物車両15は、GPS測
位システムによる位置情報データが位置情報データ信号
eにて運行管理センタ16へ送信される。
位システムによる位置情報データが位置情報データ信号
eにて運行管理センタ16へ送信される。
【0144】位置情報データ信号eを受信した物流業者
11側の携帯電話器35は、情報処理装置33へ送信す
ると共に運行状況監視システム24のパソコン34へ送
信し、パソコン34の表示画面34aに位置情報が表示
される。
11側の携帯電話器35は、情報処理装置33へ送信す
ると共に運行状況監視システム24のパソコン34へ送
信し、パソコン34の表示画面34aに位置情報が表示
される。
【0145】この位置情報は、地図情報に重畳して表示
される。
される。
【0146】続いて、貨物車両15の運行を続行してい
る途中で渋滞や交通事故等のトラブルに遭遇して臨時駐
停車すると、上述した出発時点と同様に、運転者が「臨
時駐停車」釦17cを押す。
る途中で渋滞や交通事故等のトラブルに遭遇して臨時駐
停車すると、上述した出発時点と同様に、運転者が「臨
時駐停車」釦17cを押す。
【0147】また、配送先である、例えば第2配送先へ
到着した場合には、直ちに「到着」釦17eを押す。
到着した場合には、直ちに「到着」釦17eを押す。
【0148】この釦17eを押すことにより、運行管理
センタ16からは、<出発指令メッセージ>として、
「第5配送先への到着を受信しました。荷降し(引渡
し)完了後、「出発」釦を押してください。次のルート
を設定します。」(図8参照)が表示される。
センタ16からは、<出発指令メッセージ>として、
「第5配送先への到着を受信しました。荷降し(引渡
し)完了後、「出発」釦を押してください。次のルート
を設定します。」(図8参照)が表示される。
【0149】その他、休憩した時点、荷降しした時点お
よび配送完了(全ての配送)の時点で、それぞれ釦17
d,17fおよび17g押す。
よび配送完了(全ての配送)の時点で、それぞれ釦17
d,17fおよび17g押す。
【0150】上述した過程において、各貨物車両15の
運行途中における状況を車両の動態情報とし運行管理セ
ンタ16が把握しつつ、更新変動配送ルートY1が算出
される。
運行途中における状況を車両の動態情報とし運行管理セ
ンタ16が把握しつつ、更新変動配送ルートY1が算出
される。
【0151】この場合、各貨物車両15の位置情報デー
タや動態情報データにより、先に設定された固定配送ル
ートを変更するに足る変化が見られない場合には、更新
変動配送ルートY1は算出されない。
タや動態情報データにより、先に設定された固定配送ル
ートを変更するに足る変化が見られない場合には、更新
変動配送ルートY1は算出されない。
【0152】なお、上述した貨物19a〜19dは、大
口顧客12aからの配送依頼を受託した場合であるが、
小口顧客12bからの配送依頼を受託した場合には、配
送先が固定配送ルートXに設定されている配送先が第1
〜第9配送先以外の配送先となる場合を想定しなければ
ならない。
口顧客12aからの配送依頼を受託した場合であるが、
小口顧客12bからの配送依頼を受託した場合には、配
送先が固定配送ルートXに設定されている配送先が第1
〜第9配送先以外の配送先となる場合を想定しなければ
ならない。
【0153】この場合には、上述した固定配送ルートX
をベースとして他の配送先を含めた第3の変動配送ルー
トというべき、新たな変動配送ルートを設定して対応す
ることができる。
をベースとして他の配送先を含めた第3の変動配送ルー
トというべき、新たな変動配送ルートを設定して対応す
ることができる。
【0154】この第3の変動配送ルートの場合の作用に
ついては、上述した変動配送ルートYやY1の場合と同
様であるので、説明を省略する。
ついては、上述した変動配送ルートYやY1の場合と同
様であるので、説明を省略する。
【0155】なお、本発明による上述した実施形態に示
される構成に限られず、例えば物流業者11において、
いわゆる固定配送ルートを大口顧客に適用して説明した
が、小口顧客であっても、例えば複数の小口顧客の集合
によって、恰も大口顧客並に複数の配送先が固定的であ
れば、物流業者11において固定配送ルートを適用でき
る。
される構成に限られず、例えば物流業者11において、
いわゆる固定配送ルートを大口顧客に適用して説明した
が、小口顧客であっても、例えば複数の小口顧客の集合
によって、恰も大口顧客並に複数の配送先が固定的であ
れば、物流業者11において固定配送ルートを適用でき
る。
【0156】また、上述した実施形態によれば、配送す
る貨物が、例えば貨物19a〜19dに限られた場合で
あったが、配送先が図2に示されるように、配送先40
a〜40iのほぼ全部へ配送する場合には、前の固定配
送ルートを運行したときの貨物車両15の運行データを
用いて、新規の固定配送ルートを設定することができ
る。
る貨物が、例えば貨物19a〜19dに限られた場合で
あったが、配送先が図2に示されるように、配送先40
a〜40iのほぼ全部へ配送する場合には、前の固定配
送ルートを運行したときの貨物車両15の運行データを
用いて、新規の固定配送ルートを設定することができ
る。
【0157】
【発明の効果】本発明によれば、固定配送ルート方式の
固定配送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用
するようにして、次の貨物配送のより一層の効率化を達
成する貨物車両による物流方法および物流システムを提
供することができる。
固定配送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用
するようにして、次の貨物配送のより一層の効率化を達
成する貨物車両による物流方法および物流システムを提
供することができる。
【0158】また、本発明によれば、変動配送ルートを
設定して運行する場合に、固定配送ルート方式の固定配
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにして、次の貨物車両による物流の効率化を達成する
貨物車両による物流方法および物流システムを提供する
ことができる。
設定して運行する場合に、固定配送ルート方式の固定配
送ルートを運行したときの運行ルート情報を利用するよ
うにして、次の貨物車両による物流の効率化を達成する
貨物車両による物流方法および物流システムを提供する
ことができる。
【0159】更に、本発明によれば、新たな運行計画を
作成するにあたり、固定配送ルート方式の固定配送ルー
トを運行したときに得た貨物車両の動態情報を利用し
て、次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車
両による物流方法および物流システムを提供することが
できる。
作成するにあたり、固定配送ルート方式の固定配送ルー
トを運行したときに得た貨物車両の動態情報を利用し
て、次の貨物車両による物流の効率化を達成する貨物車
両による物流方法および物流システムを提供することが
できる。
【0160】更にまた、本発明によれば、新たな運行計
画を作成するにあたり、すでに運行した固定配送ルート
方式または変動配送ルートを利用して、次の貨物車両に
よる物流の効率化を達成する貨物車両による物流方法お
よび物流システムを提供することができる。
画を作成するにあたり、すでに運行した固定配送ルート
方式または変動配送ルートを利用して、次の貨物車両に
よる物流の効率化を達成する貨物車両による物流方法お
よび物流システムを提供することができる。
【0161】また、本発明によれば、運行管理センタに
て、貨物車両の運行状況がタイムリーに目視確認できる
ようにして、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨
物車両による物流方法および物流システムを提供するこ
とができる。
て、貨物車両の運行状況がタイムリーに目視確認できる
ようにして、貨物配送のより一層の効率化を達成する貨
物車両による物流方法および物流システムを提供するこ
とができる。
【図1】本発明の貨物車両による物流システムの概要を
示す図。
示す図。
【図2】本発明における貨物車両の運行する固定配送ル
ートおよび変動配送ルートの1例を示す図。
ートおよび変動配送ルートの1例を示す図。
【図3】本発明の貨物車両による物流システムの1実施
形態を示す図。
形態を示す図。
【図4】本発明の1実施形態における貨物車両に搭載す
る運行状況監視システムのパソコンの表示画面に表示さ
れる画面例1を示す図。
る運行状況監視システムのパソコンの表示画面に表示さ
れる画面例1を示す図。
【図5】本発明の1実施形態における貨物車両に搭載す
る運行状況監視システムのパソコンの表示画面に表示さ
れる画面例2を示す図。
る運行状況監視システムのパソコンの表示画面に表示さ
れる画面例2を示す図。
【図6】図2におけるA部を拡大して示す図。
【図7】本発明の1実施形態における貨物車両に搭載す
る車載型パソコンのキー入力ボードの1例を示す図。
る車載型パソコンのキー入力ボードの1例を示す図。
【図8】本発明の1実施形態における貨物車両に搭載す
るカーナビゲーションシステムの表示画面に表示される
画面例1を示す図。
るカーナビゲーションシステムの表示画面に表示される
画面例1を示す図。
【図9】従来の貨物車両による物流システムにおける貨
物車両の運行する固定配送ルートおよび変動配送ルート
を示す図。
物車両の運行する固定配送ルートおよび変動配送ルート
を示す図。
【図10】貨物車両に対する貨物の積載率の高低の関係
を示す図。
を示す図。
1a〜1j 配送先
2 固定配送ルート
3〜7 貨物車両
8a〜8d 貨物
10 物流システム
11 物流業者
12 顧客
12a 大口顧客
12b 小口顧客
13 販売代理店
14 通信回線
15 貨物車両
16 運行管理センタ
17a〜17g 釦
18 物品倉庫
19,19a〜19d 貨物
20 運転席
21 カーコンピュータシステム
22 広域無線通信網
23 運行情報処理システム
24 運行状況監視システム
25 配送受付システム
26 カーナビゲーションシステム
26a 表示画面
27 車載型パソコン
27a キー入力ボード
28 インターフェース
29 貨物室
30 携帯電話器(大口顧客用)
31 携帯電話器(小口顧客用)
32 携帯電話器(貨物車両用)
33 情報処理装置
34 パソコン
34a 表示画面
35 携帯電話器(物流業者11側)
36 配送依頼通信手段
37 地図情報ソフト
39 データ記憶部
40a〜40j 配送先
41 GPS衛星
42 アンテナ
43 居所(建屋)
a 委託受信信号
b 配送指令信号
c 固定配送ルート情報信号
d 位置データ呼び出し信号
e 位置情報データ信号
f 変動配送ルート情報信号
f1 更新変動配送ルート情報信号
g 配送確認信号
h 動態情報データ信号
i 出発指令信号
y 配送受付信号
X 固定配送ルート
Y,Z 変動配送ルート
Y1 更新変動配送ルート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G08G 1/13 G08G 1/13
// G01C 21/00 G01C 21/00 G
(72)発明者 新見 佳
東京都港区浜松町一丁目10番14号 東芝物
流株式会社内
Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC13
AC14
5H180 AA01 BB05 CC12 FF05 FF10
FF13 FF15 FF22 FF24 FF27
FF32 FF35
Claims (11)
- 【請求項1】 配送依頼を受けた貨物を、運行管理セン
タの管理の下で指定された日時に配送先へ配送可能なよ
うに貨物車両が待機するステップと、 運行管理センタにより、前記待機する貨物車両に貨物を
積載して、この貨物車両が配送先まで運行する固定配送
ルートを設定するステップと、 前記貨物車両が、固定配送ルートを運行するに伴い、こ
の貨物車両の位置情報や動態情報をこの貨物車両が取得
するステップと、 貨物車両が取得した前記位置情報や動態情報を、貨物車
両から適宜運行管理センタへ送信するステップと、 運行管理センタが、前記貨物車両の位置情報データおよ
び動態情報データを計算処理し、前記配送先まで配送す
るに適当な新しい配送ルートを運行管理センタで設定す
るステップと、 貨物車両が貨物の配送のため出発するにあたって、前記
新しい固配送ルートを運行管理センタから前記貨物車両
へ送信するステップと、 前記新しい配送ルート情報を受信した貨物車両が、この
新しい配送ルートに従って運行するステップとを具備す
ることを特徴とする貨物車両による物流方法。 - 【請求項2】 前記新しい配送ルートは、新規の配送ル
ートまたは変動配送ルートであることを特徴とする請求
項1記載の貨物車両による物流方法。 - 【請求項3】 配送依頼を受けた貨物を、運行管理セン
タの管理の下で指定された日時に配送先へ配送可能なよ
うに貨物車両が待機するステップと、 運行管理センタにより、前記待機する貨物車両に貨物を
積載して、この貨物車両が配送先まで運行する固定配送
ルートを設定するステップと、 前記貨物車両が、固定配送ルートを運行するに伴い、こ
の貨物車両の位置情報データや動態情報データをこの貨
物車両が取得するステップと、 貨物車両が取得した前記位置情報データおよび動態情報
データを、貨物車両から適宜運行管理センタへ送信する
ステップと、 貨物の配送場所および配送予定時刻等の別の配送条件に
より貨物を配送する場合に、運行管理センタにて前記貨
物車両の位置情報データや動態情報データを計算処理
し、前記配送先まで配送するに適当な固定配送ルートを
運行管理センタで設定するステップと、 貨物車両が前記別の配送条件により、貨物の配送のため
出発するにあたって、運行管理センタにて前記固定配送
ルートを基礎として、この固定配送ルートを利用し得る
変動配送ルートを計算処理により求め、この変動配送ル
ートを変動配送ルート情報として運行管理センタから前
記貨物車両へ送信するステップと、 前記変動配送ルート情報を受信した貨物車両が、この変
動配送ルート情報に示される変動配送ルートに従って運
行するステップとを具備することを特徴とする貨物車両
による物流方法。 - 【請求項4】 運行管理センタにて、前記貨物車両の位
置情報データおよび動態情報データを記憶し、この記憶
された貨物車両の位置情報データおよび動態情報データ
を含めて計算処理して情報データ化され、前記新しい配
送ルートの設定にあたって、前記情報データ化された情
報データを利用することを特徴とする請求項2または3
記載の貨物車両による物流方法。 - 【請求項5】 運行管理センタにて、固定配送ルートお
よび変動配送ルートを記憶し、これらの記憶された配送
ルートを利用して、新しい配送ルートを設定するにあた
って、前記記憶した固定配送ルートおよび変動配送ルー
トを含む固定配送ルート情報および変動配送ルート情報
を利用することを特徴とする請求項2または3記載の貨
物車両による物流方法。 - 【請求項6】 前記貨物車両の動態情報データを運行管
理センタへ送信するにあたって、貨物車両に設けられる
キー入力装置を操作することにより行なうようにするこ
とを特徴とする請求項2または3記載の貨物車両による
物流方法。 - 【請求項7】 貨物車両が運行する前記固定配送ルート
または変動配送ルートでの運行状況が運行管理センタに
て目視し得るようにすることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の貨物車両による物流方法。 - 【請求項8】 配送依頼を受けた貨物の配送を受託する
運行管理センタと、 前記貨物を積載し、この貨物の配送を指定された日時に
配送先へ配送する貨物車両とを具備し、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置を算
出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送信す
るカーナビゲーションシステムと、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両における動態情
報データを取得して運行管理センタへ送信する車載型パ
ソコンと、 前記運行管理センタに設けられ、貨物を積載した貨物車
両が運行する固定配送ルートを計算処理する運行情報処
理システムとを備えたことを特徴とする貨物車両による
物流システム。 - 【請求項9】 配送依頼を受けた貨物の配送を受託する
運行管理センタと、 前記貨物を積載し、この貨物の配送を指定された日時に
配送先へ配送する貨物車両とを具備し、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置を算
出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送信す
るカーナビゲーションシステムと、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の動態情報デー
タを取得して運行管理センタへ送信するカーコンピュー
タシステムと、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両における動態情
報データを取得して運行管理センタへ送信する車載型パ
ソコンと、 前記運行管理センタに設けられ、貨物を積載した貨物車
両が運行する固定配送ルートを計算処理する運行情報処
理システムとを備えたことを特徴とする貨物車両による
物流システム。 - 【請求項10】 前記カーコンピュータシステムには、
貨物車両の運転者が任意に操作することにより、上記貨
物車両の動態情報データをデータ入力することのできる
キー入力ボードを備えたことを特徴とする請求項9記載
の貨物車両による物流システム。 - 【請求項11】 配送依頼を受けた貨物の配送を受託す
る運行管理センタと、 前記貨物を積載し、この貨物の配送を指定された日時に
配送先へ配送する貨物車両とを具備し、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の現在位置を算
出して、現在位置情報データを運行管理センタへ送信す
るカーナビゲーションシステムと、 前記貨物車両に設けられ、この貨物車両の動態情報デー
タを取得して運行管理センタへ送信するカーコンピュー
タシステムと、 前記上記貨物車両の位置情報データおよび動態情報デー
タに基づき、貨物の配送に適当な運行ルートを計算処理
する運行管理センタに設けた運行情報処理システムと、 前記運行情報処理システムには、上記貨物車両の位置情
報データ,動態情報データおよび運行ルート情報データ
を記憶するデータ記憶部を備えたことを特徴とする貨物
車両による物流システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106609A JP2003300625A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 貨物車両による物流方法および物流システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106609A JP2003300625A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 貨物車両による物流方法および物流システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003300625A true JP2003300625A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=29390880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106609A Pending JP2003300625A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 貨物車両による物流方法および物流システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003300625A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011179956A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Hitachi Information & Control Solutions Ltd | ルート検索装置、ルート検索システム及びルート検索装置の制御プログラム |
CN104732368A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-24 | 广州天图物流有限公司 | 一种订单路由系统和方法 |
JP2017165510A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | Sbsロジコム株式会社 | 運送管理システム |
JP2017165509A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | Sbsロジコム株式会社 | 運送管理システム |
CN111174803A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-19 | 众能联合数字技术有限公司 | 物流拼单路线规划方法及系统 |
CN111918829A (zh) * | 2018-10-17 | 2020-11-10 | 乐天株式会社 | 配送方法、信息处理装置及配送系统 |
JP2020201551A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 株式会社豊田自動織機 | 配送システムおよび配送システムにおいて使用されるサーバコンピュータ |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106609A patent/JP2003300625A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104732368B (zh) * | 2015-03-25 | 2018-05-11 | 广东天图物流股份有限公司 | 一种订单路由系统和方法 |
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CN111918829B (zh) * | 2018-10-17 | 2022-03-08 | 乐天集团股份有限公司 | 配送方法、信息处理装置及配送系统 |
JP2020201551A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 株式会社豊田自動織機 | 配送システムおよび配送システムにおいて使用されるサーバコンピュータ |
CN111174803A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-19 | 众能联合数字技术有限公司 | 物流拼单路线规划方法及系统 |
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