JP2003299456A - アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの表皮粉末とその製造方法 - Google Patents

アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの表皮粉末とその製造方法

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JP2003299456A
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Masayoshi Iwahara
正宜 岩原
Tomoyuki Kono
知之 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルイボスティー(アスパラサス・リネアリス
またはアスパラサス・セダルベルゲンシス)に含有され
る有用成分を効率的に利用することのできる新しい技術
を確立し、飲料、食材、食品添加物、化粧品の原材料等
として好適な有用物質を提供する。 【解決手段】 発酵・乾燥後のアスパラサス・リネアリ
スまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎を、互
いに摩擦しながら混合することによりその茎の表皮を剥
離し粉状化する工程を含むアスパラサス・リネアリスま
たはアスパラサス・セダルベルゲンシスの表皮粉末の製
造方法、およびこの方法によって得られるアスパラサス
・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシス
の茎の表皮を主成分とする粉末。摩擦・混合工程の前
に、茎を低温加湿する工程を付加し、該低温加湿工程に
おけるよりも高温の乾燥熱風を送給しながら摩擦・混合
工程を実施するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料、食材、食品
添加物、化粧品の原材料等として有用な粉状物に関し、
特に、ルイボス茶として知られるアスパラサス・リネア
リスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシス由来の新
規な乾燥粉末に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】ルイボスティ(ルイボス茶)
は、その名「ルイ(赤い)」「ボス(ブッシュ:灌
木)」に由来するように赤色の灌木状を呈する南アフリ
カ産の豆科植物であり、「アスパラサス・リネアリス」
または「アスパラサス・セダルベルゲンシス」の学名で
知られている(以下、本明細書では、アスパラサス・リ
ネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスを単
にルイボスティと称することがある。)
【0003】このルイボスティーは、カフェインを含ま
ない口当たりのまろやかなノンカフェイン飲料として、
近年、日本を含む先進諸国でも愛用されている。さら
に、最近の研究によれば、ルイボスティー中には生体内
の細胞の活性化に寄与する抗酸化物質(スーパー・オキ
サイド・ディスムターゼ:SOD)が多量に含まれるこ
とも見出され、健康や美容を増進するための食材、食品
添加物または化粧品の原材料等としての利用も盛んに試
みられるようになっている。
【0004】従来よりルイボスティーとして使用に供さ
れているのは、専ら、原料植物の茎や葉の全体を発酵・
乾燥させたものである。ルイボスティーの含有成分の効
率的利用を図るための技術も幾つか提案されているが、
いずれも、ルイボスティーの茎や葉の全体に由来する原
料を熱水や特定の化学物質を用いて加熱抽出するもので
ある。
【0005】本発明の目的は、ルイボスティー、すなわ
ち、アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セ
ダルベルゲンシスに含有される有用成分を効率的に利用
することのできる新しい技術を確立し、飲料、食材、食
品添加物、化粧品の原材料等として好適な、アスパラサ
ス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシ
ス由来の新しいタイプの有用物質を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このたび、
アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダル
ベルゲンシスの茎の表皮を選択的に剥離することに成功
するとともに、この表皮には、従来のルイボスティーに
比べて有用成分が多く含まれていることを見出し本発明
を導き出した。
【0007】かくして、本発明に従えば、上述の目的を
達成するものとして、発酵・乾燥後のアスパラサス・リ
ネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎
を、互いに摩擦しながら混合することによりその茎の表
皮を剥離し粉状化する工程を含むことを特徴とするアス
パラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベル
ゲンシスの表皮粉末の製造方法が提供される。本発明に
従うアスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セ
ダルベルゲンシスの表皮粉末の製造方法の好ましい態様
においては、前記のような摩擦・混合工程の前に、アス
パラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベル
ゲンシスの茎を低温加湿する工程を付加し、該低温加湿
工程におけるよりも高温の乾燥熱風を送給しながら前記
摩擦・混合工程を実施し、特に好ましい態様において
は、10〜30℃の水でアスパラサス・リネアリスまたはア
スパラサス・セダルベルゲンシスの茎を加湿することに
より低温加湿工程を行ない、且つ、低温加湿後のアスパ
ラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲ
ンシスの茎に80〜170℃の熱風を送給することにより摩
擦・混合工程を実施する。さらに、本発明に従えば、以
上のような方法によって製造される、アスパラサス・リ
ネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎
の表皮を主成分とする粉末も提供される。アスパラサス
・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシス
の茎の表皮由来の本発明の粉末は、飲料、食材、食品添
加物、または化粧品などに好適に用いられる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、従来のルイボスティー
とは異なり、ルイボスティーの茎の表皮を選択的に収集
し粉末状にすることに基づくものである。本発明に従い
アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダル
ベルゲンシスの茎の表皮を主成分とする粉末を得るに
は、一般的なルイボスティーの製造において、発酵・乾
燥させた後のアスパラサス・リネアリスまたはアスパラ
サス・セダルベルゲンシスの茎を互いに摩擦しながら混
合することによりその表皮を剥離し粉状化する工程を付
加すればよい。
【0009】すなわち、ルイボスティーは、一般に、
(1)収穫(ルイボスティーの茎および葉を刈り取り、
結束する)、(2)裁断(結束した茎や葉を裁断機にか
け、2.5〜3.0mm程度のサイズに整える)、(3)発酵
・乾燥(水をかけ空気を通しながら発酵させることによ
り、緑色からルイボス特有の濃い赤茶色に変色し、独特
の甘い香りを発するようになる。この発酵後、天日乾燥
し、さらに、必要に応じて、屋内(倉庫)で発酵・乾燥
させる。発酵・乾燥後は、通常、ふるいにかけて小枝等
の夾雑物を取り除く)、(4)殺菌・乾燥(スチームで
殺菌した後、送風乾燥する)、および(5)検査・袋詰
の諸工程を経て製造されるが、本発明に従えば、(3)
のような発酵・乾燥工程の後に、発酵・乾燥後の茎を摩
擦・混合してその表皮を剥離し粉状化する工程を付加す
る。この摩擦・混合工程は、上記(1)〜(3)のいず
れかの工程において茎を選り出しその茎を摩擦・混合す
ることによって実施することもできるが、このような作
業は面倒であるので、実際には、発酵・乾燥後の茎と葉
をまとめて摩擦・混合するのが便利である。このように
すると、茎の表皮の粉末に葉の粉末が幾分混じるが、葉
に比べて茎の方が多量にある(一般に70〜80%は茎が占
める)ので、茎の表皮を主成分とする粉末が得られる。
【0010】本発明に従う摩擦・混合工程に用いられる
装置としては、ルイボスティーの茎を互いに接触、摩擦
させながら混合することができるような装置、例えば、
攪拌手段を備える混合機や気流式混合機などの各種の装
置が適用できるが、最も好ましい装置の例は回転式ドラ
ム装置である。
【0011】図1は、本発明に従い、発酵・乾燥後のル
イボスティーの茎の摩擦・混合に使用されるのに好適な
回転式ドラム装置を示すものである。図に示されるよう
に、この装置は、外部ドラム1と内部ドラム2の二重構
造から成り、内部ドラム2が回転する。内部ドラム2に
は、螺旋状の金属板3が配備され、さらに、その周壁に
0.5〜1.0mmの多数の小孔4が設けられている。また、
茎を互いに摩擦させその表皮の剥離を促進させるため内
部ドラム2に金属性のボールを入れている。外部ドラム
1と内部ドラム2との間に形成される間隙5には、図の
矢印で示すように送風手段6が連結されている。かくし
て、発酵・乾燥後のルイボスティー(アスパラサス・リ
ネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシス)の
茎(一般的には発酵・乾燥後の葉とともに)を内部ドラ
ム2内に入れて内部ドラム2を回転させると、その茎は
螺旋状金属板3により混合され互いに接触、摩擦するこ
とにより表皮が剥離され粉状化する。生成した表皮粉末
は小孔4を介して間隙5に落下した後、送風手段6によ
りドラム装置の外の所定場所に送られる。
【0012】このようにして、発酵・乾燥後のアスパラ
サス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲン
シスの茎を互いに摩擦しながら混合することにより、そ
の表皮を剥離するが、表皮の剥離を効率的に行なうに
は、摩擦混合工程の前に当該茎を低温加湿し、次に、こ
の低温加湿工程におけるよりも高温(すなわち、一般的
には50℃以上高温)の乾燥熱風を送給しながら上述した
ような摩擦混合を行うことが好ましい。特に好ましい条
件は、低温加湿として10〜30℃の水でアスパラサス・リ
ネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎
を加湿した後、80〜170℃の乾燥熱風を送給しながら摩
擦・混合を行なうことである。このようにすると、低温
加湿工程と後の摩擦・混合工程における温度差に伴なう
急激な膨張率の変化によりルイボスティーの茎の脱皮が
容易になり、摩擦作用との相乗効果により表皮の剥離が
促進される。低温加湿の手段は特に限定されるものでは
ないが、例えば、超音波加湿器を用いることが好まし
く、この他、適当なスプレーでルイボスティーの茎を加
湿してもよい。その後、例えば、図1に示す装置の内部
ドラム内に乾燥熱風を送給しながら摩擦・混合工程を実
施する。
【0013】以上のようにして得られるアスパラサス・
リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの
茎の表皮を主成分とするから成る本発明のルイボスティ
ー粉末は、茎や葉の全体を発酵・乾燥した従来のものに
比べて、幾つかの顕著な特徴を有する。先ず、本発明の
ルイボスティー粉末は、従来のものに比べて、生命活動
に必要な遺伝子やADP、ATPなどの構成成分である
リン酸イオンを多量に含有するとともに、Mg(マグネ
シウム)およびCa(カルシウム)などのミネラルを高
濃度で含有し、しかも、これらの成分が水や温湯で迅速
に抽出されることが確認されている(後述の実施例1参
照)。さらに、本発明のルイボスティー粉末は、従来の
ルイボスティー粉末よりも、スーパーオキサイド消去活
性が高く、きわめて抗酸化力が大きい。例えば、後述の
実施例2に示すようなESR法で分析した場合、従来の
ルイボスティー粉末のスーパーオキサイド消去活性は30
000〜40000U(ユニット)/g程度であるのに対して、
本発明のルイボスティー粉末のスーパーオキサイド粉末
は約60000〜80000U/gである。また、免疫機能を高め
る等の効能のあることで知られているフラボノイドの1
種であるケルセチンの含有量も多い(後述の実施例2参
照)。
【0014】かくして、アスパラサス・リネアリスまた
はアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎の表皮を主成
分とする本発明のルイボスティー粉末は、健康や美容の
増進に効果のある健康飲料、食材、食品添加物、化粧品
の原材料等として用いられるのに好適である。なお、食
材や食品添加物としての用途は、ヒト用に限られず、動
物用として利用することもでき、例えば、ドッグフード
のようなペットフードに混入することもできる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の特徴をさらに具体的に明ら
かにするため実施例を示すが、本発明はこれらの実施例
によって制限されるものではない。実施例1: 発酵・乾燥後のアスパラサス・リネアリスか
ら本発明に従うルイボスティー粉末を製造して抽出実験
を行なった。なお、発酵・乾燥は次のようにして行なっ
たものである:採取後結束したアスパラサス・リネアリ
スの茎および葉を2.5〜3.0mmのサイズに裁断後、ミキ
サーに入れて、湿度を加えながら回転させ、その後、送
風を行ない最後に12時間おきに発酵を行なった(発酵工
程1)。発酵工程1のあと15〜20cmの高さに積み上げ
自然乾燥するため7時間太陽に当てた(発酵工程2)。
乾燥した茶葉を吸引収集機で吸い上げ、倉庫に運んで6
ヶ月間屋内で発酵させた(発酵工程3)。その後、スク
リーンで小枝等の夾雑物を除去した。
【0016】このようにして得られた発酵・乾燥後のア
スパラサス・リネアリスの茎および葉を超音波加湿器を
用いて30℃の水で加湿した後、図1に示す回転式ドラム
装置の内部ドラム2に入れ、内部ドラム内に90℃の乾燥
熱風を送給しながら内部ドラムを回転させて摩擦混合処
理を行ない、間隙5に落下した粉状物を集めて本発明の
ルイボスティー粉末とした。この本発明のルイボスティ
ー粉末について、90℃の温湯を用いて抽出実験を行な
い、陽イオンおよび陰イオンの含有量、ならびにpH、
電気伝導度およびOD(光学密度:吸光度)の経時変化
を測定した。なお、比較のために、従来のように茎およ
び葉の全体をそのまま発酵・乾燥させた従来のルイボス
ティー粉末についても同様の測定を行なった。測定結果
を表1〜表4および図2に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】本発明のルイボスティー粉末は、従来のル
イボスティー粉末に比べて、マグネシウムおよびカルシ
ウムの含有量が高く(表1)、また、リン酸イオンの含
有量も高く(表2)、しかも、これらが早期に抽出さ
れ、したがって、例えば、飲料として供する場合には短
い抽出時間で有用成分が含有されたものが得られる点で
優れている。このことは、pH値が早期に飽和値に達し
(表3参照)、また、図2に示されるように吸収スペク
トルの経時変化が殆ど見られず色調変化が殆ど認められ
ないことからも裏付けられている。さらに、表4に示さ
れるように、本発明のルイボスティー粉末は、従来のル
イボスティーに比べて電気伝導度が高くミネラル含有量
も高いことが理解される。
【0022】実施例2:実施例1で用いた本発明のルイ
ボスティー粉末と従来のルイボスティー粉末について、
スーパーオキサイド消去活性、タンニン含有率、および
ケルセチン含有量を測定した。各測定法は、大略、次の
とおりである。スーパーオキサイド消去活性:各試料50
mgを20mlの蒸留水に溶かし、5分間沸騰、2時間かけ
抽出した液を10倍希釈し、ESR(電子スピン共鳴)装
置にて測定。 タンニン含有率:硫酸第一鉄七水和物と酒石酸ナトリウ
ムカリウムとから成る試薬と各試料をSoerensenのリン
酸緩衝液(pH7.5)に溶かして比色法により測定。没
食子酸エチル溶液を標準溶液とした。 ケルセチン含有量:各試料をメタノールに溶かした後、
メンブランフィルターでろ過したものを試料溶液とし、
移動相(0.56%リン酸溶液:アセトニトリル:イソプロ
パノール=100:40:4)およびカラム(YMCODS15
0mm)を用いるHPLC法により測定。測定結果を表
5に示す。
【0023】
【表5】
【0024】表5に示されるように本発明のルイボステ
ィー粉末は、従来のルイボスティー粉末に比べて、スー
パーオキサイド消去活性が約2倍高くなっており、ま
た、ケルセチンの含有量も従来のルイボスティー粉末に
比べてかなり多い。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セ
ダルベルゲンシスの茎から表皮を剥離して粉状化するこ
とにより、アスパラサス・リネアリスまたはアスパラサ
ス・セダルベルゲンシスの有用成分の更に効率的な利用
を可能にしたものである。本発明によって得られるアス
パラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベル
ゲンシスの茎の表皮を主成分とするルイボスティー粉末
は、抗酸化物質やミネラル分等の有用成分の含有量が多
く、健康や美容の増進に寄与する飲料、食材、食品添加
物、化粧品などに使用されるのに好適な原材料となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従いルイボスティーの茎を摩擦・混合
して表皮を剥離するために使用されるのに好ましい装置
の1例の側部断面図である。
【図2】本発明のルイボスティー粉末および従来のルイ
ボスティー粉末の抽出液の可視吸収スペクトルの経時変
化を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/48 7/48 35/78 J 35/78 A61P 3/02 A61P 3/02 43/00 105 43/00 105 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B016 LC07 LE02 LG16 LP01 LP08 LP13 4B017 LC03 LG15 LP03 LP05 4B018 LB08 LE03 MD61 ME06 ME14 MF01 MF06 MF07 MF13 4C083 AA111 AA112 CC02 EE12 4C088 AB59 AC05 CA11 CA25 MA52 NA14 ZB21 ZC22 ZC37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発酵・乾燥後のアスパラサス・リネアリ
    スまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの茎を、互
    いに摩擦しながら混合することによりその茎の表皮を剥
    離し粉状化する工程を含むことを特徴とするアスパラサ
    ス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシ
    スの表皮粉末の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記摩擦・混合工程の前に、発酵・乾燥
    後のアスパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セ
    ダルベルゲンシスの茎を低温加湿する工程を付加し、該
    低温加湿工程におけるよりも高温の乾燥熱風を送給しな
    がら前記摩擦・混合工程を実施することを特徴とする請
    求項1に記載のアスパラサス・リネアリスまたはアスパ
    ラサス・セダルベルゲンシスの表皮粉末の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記低温加湿工程が、10〜30℃の水でア
    スパラサス・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベ
    ルゲンシスの茎を加湿することによって行なわれ、且
    つ、前記摩擦・混合工程が、低温加湿後のアスパラサス
    ・リネアリスまたはアスパラサス・セダルベルゲンシス
    の茎に80〜170℃の熱風を送給しながら実施されること
    を特徴とする請求項2に記載のアスパラサス・リネアリ
    スまたはアスパラサス・セダルベルゲンシスの表皮粉末
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 アスパラサス・リネアリスまたはアスパ
    ラサス・セダルベルゲンシスの茎の表皮を主成分とする
    粉末。
  5. 【請求項5】 飲料、食材、食品添加物、または化粧品
    に用いられる請求項4に記載の粉末。
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