JP2003298678A - 車両用無線電話装置 - Google Patents

車両用無線電話装置

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JP2003298678A
JP2003298678A JP2002100017A JP2002100017A JP2003298678A JP 2003298678 A JP2003298678 A JP 2003298678A JP 2002100017 A JP2002100017 A JP 2002100017A JP 2002100017 A JP2002100017 A JP 2002100017A JP 2003298678 A JP2003298678 A JP 2003298678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 終話スイッチが異常となったときに、着信に
よる通話が行われることを未然に防止することを目的と
する。 【解決手段】 終了キー6eが故障している旨を、上記
表示部21に表示し、使用者に異常を報知する。そし
て、終了キー6eが故障していた場合、通話が受けられ
ないように禁止するため、着信による通話が行われるこ
とを未然に防止することができる。また、発信の場合に
ついても、終了キー6eが故障している場合は、発信を
禁止するようにしたので、発信による通話が行われるこ
とを未然に防止することができる。また、センターへの
発信は許可されるので、エアバック展開による自動通報
や、上記緊急通報キーによる手動での緊急通報は、確実
に通報することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用無線電話装
置であって、特に通話を終了させる終話スイッチに異常
が発生した場合の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用無線電話装置として、事故
が発生したことをエアバックの展開により検出し、自動
的に所定の緊急通報センターへ通報するものが周知であ
る。また、この従来装置では、車室内の緊急用スイッチ
が手動で操作された場合でも、上記緊急通報センターに
通報(電話)できる。また、この車両用無線電話装置
は、上記緊急の通報だけでなく、それ以外の任意の人へ
電話する、いわゆる通常の電話としても機能も有する。
そして、電話を終話(通話を終了させ、電話回線を切断
する)させるには、車内の操作パネルに配置された終話
スイッチを操作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記車両用
無線電話装置において、終話スイッチが異常、故障であ
るときに、着信があると、その通話を終了させることが
できないという問題がある。
【0004】そこで、本発明では、上記問題に鑑み、終
話スイッチが異常となったときに、着信による通話が行
われることを未然に防止することを目的とする。また、
本発明の他の目的は、終話スイッチが異常であるとき
に、正常にその通話を終了させることを目的とする。
【0005】なお、本発明における通話とは、音声に限
らずデータ通信をも含む。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、通話を終了させる終話操
作手段と、前記終話操作手段の異常を検出する異常検出
手段と、前記異常検出手段により異常が検出されている
ときには、着信があったとしても、前記着信による通話
を禁止させる禁止処理を行う禁止手段とを備えることを
特徴としている。
【0007】これにより、禁止手段により、異常検出手
段により異常が検出されているときには、着信があった
としても、前記着信による通話を禁止させるため、その
着信による通話が行われることを未然に防止することが
できる。
【0008】また、請求項2記載の発明では、禁止手段
は、発信動作も禁止することを特徴としている。これに
より、着信だけでなく、発信による通話をも禁止させる
ため、その発信による通話を未然に防止できる。
【0009】また。請求項1記載の発明の具体的構成と
しては、請求項3記載の発明のように乗員が前記受話操
作手段を操作しても、電話が受けられないよう禁止する
と良い。
【0010】また、請求項4記載の発明では、着信があ
った場合に着信音を発生させる着信音発生手段と、着信
があったときに、電話を受けるために操作する受話操作
手段とを有し、着信音発生手段は、上記異常が無い場合
は、前記受話操作手段の操作によって、着信音の発生を
停止し、上記異常が有る場合は、前記受話操作手段が操
作されたとしても、着信音を継続して発生することを特
徴としている。
【0011】ここで、異常が有る場合は、本発明では着
信があったとしても、その着信が通話となることは無
い。従って、着信音を鳴らす必要は無いようにも考えら
れる。しかし、着信音が鳴らないと、乗員はその着信が
あったこと自体が分かりにくくなる。そこで、本発明で
は、異常があったとしても、着信音を鳴らすようにし
て、着信があったことを乗員に知らせることが可能であ
る。また、請求項4記載の発明では、受話操作手段にて
操作が行われても、着信音が鳴り続けるため、異常があ
ることが乗員にとって分かりやすいという効果も有す
る。
【0012】また、請求項5記載の発明では、禁止手段
は、発信元検出手段により所定センターからの着信と判
断されない場合、前記禁止処理を行い、一方、前記発信
元検出手段により前記所定センターからの着信と判断し
た場合、その着信による通話を行うため禁止処理を行わ
ないことを特徴としている。
【0013】ここで、任意の相手に電話する一般的な電
話機能において、終話操作手段が異常である場合に、あ
る人より着信があった場合、仮に通話ができたとする
と、こちら側では通話を切れないため、相手側が間違っ
て、あるいは故意に終話処理(操作)を行わないと、通
話回線がつながったままの状態となる。
【0014】一方、所定センターは、サービスを提供す
るものの立場から、回線を終了処理しないことは考えに
くいし、回線を終了させないと、他のサービスを受ける
人への応答ができない、つまり通話回線の空きが無くな
ってしまうこともあるため、確実に通話を終了させる。
【0015】このような考えにより、請求項5記載の発
明によれば、適切な発信元に対しては、異常があったと
しても、その着信による通話を行えるようにしたため、
着信による通話禁止動作を少なくすることができる。
【0016】また、請求項5記載の具体例としては、請
求項6記載の発明のように、車両を走行可能となるよう
に操作する走行スイッチ(IG)がオフであっても、着
信が受けられるようになっており、所定センターからの
着信とは、車両のドアを開錠もしくは施錠させるコマン
ドを送信するためのものであり、この着信を受けると、
自動的に通話状態となり、前記コマンドを受信する。
【0017】これにより、車両のドアを開錠もしくは施
錠させるコマンドのための着信を受けると終話操作手段
に異常があっても、発信元に応じて、自動的に通話状態
となるので、サービスの提供を受けることができる。
【0018】また、請求項5記載の具体例としては、請
求項7記載の発明のように前記所定センターからの着信
とは、車両の位置を前記所定センターに送信させるコマ
ンドを送信するためのものであり、この着信を受ける
と、自動的に通話状態となり、前記コマンドを受信す
る。
【0019】これにより、車両の位置を前記所定センタ
ーに送信させるコマンドを送信するための着信を受ける
と、終話操作手段に異常があっても、発信元に応じて、
自動的に通話状態となるので、位置をセンターに送信で
き、サービスの提供を受けることができる。
【0020】また、請求項8記載の発明では、禁止手段
は、発信先検出手段により緊急通報センターへの発信と
判断されない場合、禁止処理を行い、一方、発信先検出
手段により緊急通報センターへの発信と判断した場合、
その発信による通話を行うため禁止処理を行わないこと
を特徴としている。
【0021】これにより、緊急時の発信は、終話操作手
段に異常があっても、通常どおり発信できるため、セン
ターに緊急状態を知らせることができる。
【0022】また、請求項10記載の発明では、異常検
出手段により異常が検出されているときには、前記終話
操作手段とは異なる操作手段にて、前記通話を終了させ
ることを特徴としている。
【0023】これにより、終話操作手段が故障しても、
通話の禁止を行わないため、通話を行うことが可能であ
り、さらに他の異なる操作手段で、その通話を終了させ
ることが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の実施の形態における緊急通報システムを表す図で
ある。緊急通報システムは、大きく分けて、電話装置1
(本発明の車両用無線電話装置。以下、単に電話装置)
と、セルラー無線通信網100と、有線網(電話公衆
網)200とからなる。車両用緊急電話装置1は、周知
のように、自らのエアバック(図示しない)の展開を検
出すると、自動的にセルラー無線通信網100、および
有線網200を通じて、緊急通報センター201に電話
発信する。そして、この際に、電話装置1は、自己のI
Dや、後述するGPS受信機3(図2参照)から取得さ
れた自車の位置を、センター201へ送信する。
【0025】セルラー無線通信網100は、周知のもの
で各基地局(図示しない)がセル状の通信エリアを有
し、これらが細胞のようにつながることで広域の通信エ
リアを形成している。
【0026】有線網200は、公衆回線網といった周知
のものであり、有線網200には、緊急通報センター2
01(以後、センター)が配置されている。このセンタ
ー201は、図示しないコンピュータを有し、このメモ
リに、サービス契約者の上記IDや、電話装置1から送
信された位置に対応する地図情報を検索するソフトウェ
アが記憶されている。従って、センター201は、通報
者が誰なのかを上記IDで把握できるとともに、通報者
の位置を画面表示で確認することができるし、さらに
は、救急センターや警察などに事故が起こったことを通
報することができる。
【0027】本実施形態では、上記緊急通報センター2
01は、緊急通報だけでなく、その他サービスをもサー
ビス契約者に提供するようになっている。この一例とし
ては、電話装置1は、上述のように現在位置を送信でき
るため、乗員は、センター201のオペレータに音声通
話により自車周辺のレストランの情報や、天気情報、も
しくは道案内等のサービスを提供することができる。ま
た、その他のサービスとしては、盗難追跡サービスおよ
びドア遠隔サービスがある。
【0028】盗難追跡サービスは、センター201から
着信を受けて、現在位置を要求する所定の追跡コマンド
を受信すると、電話装置1は、後述のGPS受信機3か
ら得られた位置情報を、センター201に送信し、セン
ター201に盗難車の現在位置を知るものである。
【0029】また、ドア遠隔サービスでは、センター2
01は、乗員が車のキーを落とした場合に、もしくは車
内に閉じ込めてしまった場合に、その車の所有者から連
絡を受けると、図示しないドアを開錠するためのコマン
ドを電話装置1へ送信したり、ドアの鍵をかけ忘れた場
合に、ドアを施錠するコマンドを送信することで、車の
ドアの開閉を遠隔操作する。
【0030】図2は、車両に搭載された上記電話装置1
の構成を表す図である。電話装置1は、セルラー無線電
話2と、制御部4と、GPS受信機3と、キー操作部6
と、表示部(LCD)21と、リンガー22と、オーデ
ィオ装置5と、電源制御部7と、メモリ10とから構成
されている。
【0031】セルラー無線電話2は、通信事業者の基地
局と通信して、音声通話およびデータ通信(上記位置デ
ータ、IDデータ)をセンターと行うことが可能となっ
ている。また、本実施形態でのセルラー無線電話2は、
音声をデジタル変調するデジタル方式のセルラー電話で
あり、例えば日本でいうPDC(パーソナルデジタルセ
ルラー:TDMA多重通信)である。
【0032】制御部4は、電話装置1を制御するコンピ
ュータである。これは、ハード構成としては、図示しな
いRAM、ROM、CPUを有する周知のものを主体と
して構成されている。ただし、ROMに記憶されたプロ
グラム、すなわち、その制御内容は、本発明の特徴部分
を有する。制御部4は、図示しないが、車両のエアバッ
グの動作を検出することで、自動的に上記センター20
1へ緊急発信して、そのときの位置データを送ったのち
に、音声通話を行う、いわゆるメーデー機能を実行す
る。
【0033】GPS受信機3は、複数の人工衛星から、
位置信号を受信して、自車の位置を検出する周知のもの
である。ここでGPS受信機3は、例えば3つの人工衛
星からの信号を受信し復調する。また、自車位置の計算
は、上記制御部4で行われ、この計算結果は、制御部4
にて緯度経度データに変換される。
【0034】キー操作部6は、電話の操作を行うための
ものであり、通常の電話機能(一般電話機能)のため
に、テンキー(ボタン)6fや、発呼キー(ボタン)6
d、終了キー(ボタン)6eを有する。テンキー6f
は、任意の相手の電話番号を入力するためのものであっ
て、0から9までの10個数字キーである。発呼キー6
dは、この入力された番号に、電話の発信動作を開始さ
せるためのものであるとともに、着信があった場合に電
話を受ける受話操作手段をも構成している。また、終了
キー6eは、その通話を終了させるための終話操作手段
を構成している。
【0035】また、本実施形態では、キー操作部6は、
乗員により操作されると、上記センター201へ電話発
信する緊急通報キー6a(緊急用スイッチ)、および上
記センター201へ上述の道案内や天気情報などを問い
合わせための情報キー6b(サービス用スイッチ)を有
している。
【0036】表示部21は、液晶などで構成された周知
のもので、各種情報を表示するものである。リンガー2
2は、着信があった場合に、着信音を発生する手段であ
って、ブザー回路などで構成されている。なお、このリ
ンガー22の代わりに、別の音源を用いて、後述のスピ
ーカー5aから着信音を発生させるようにしても良い。
【0037】オーディオ装置5は、上記通常の電話機機
能や、メーデー機能にて音声通話を行うためのハンズフ
リー装置を構成するためのものである。本例では、この
オーディオ装置5は、ラジオ、CD、カセットテープな
どの周知のオーディオであるとともに、その音声入出力
端子には、上記セルラー無線電話2の音声入出力端子が
接続されている。
【0038】オーディオ装置5は、ハンズフリー通話を
行うためのスピーカー5a、マイク5bを有している。
スピーカー5aは、そもそもラジオ、CDなどからの音
声出力などを、車内に出力するものであって、本例で
は、ハンズフリー通話に兼用して使用される。一方、マ
イク5bは、特別にハンズフリー通話のためにオーディ
オ装置5へ接続されている。
【0039】この構成により、基地局からの音声、つま
り相手側の音声信号は、セルラー無線電話2→オーディ
オ装置5→スピーカー5aといった経路で、最終的に5
aから出力される。一方、マイク5bからの入力音声
は、オーディオ装置5→セルラー無線電話2を通じて、
基地局へ送られる。
【0040】電源制御部7は、車両に搭載されたバッテ
リ8からの電力を、電話装置1の各構成部へ供給もしく
は停止するように制御するものである。電源制御部7に
は、図2に示すようにバッテリ8との間に、図示しない
エンジンを始動して、車両を走行可能にする走行スイッ
チであるイグニッションスイッチ9(以下、IGスイッ
チ)が接続されている。電源制御部7と、IGスイッチ
9との間には、電源ライン8bが接続されている。
【0041】電源制御部7には、もう一つ、バッテリ8
から電源供給行うための電源ライン8aが接続されてい
る。このような2系統の電源ラインは、以下のように場
合分けして使用される。電源制御部7は、常に電源ライ
ン8a、8bからの入力電圧を監視しており、例えばI
Gスイッチ9がオンであれば、IGスイッチ9からの電
源ライン8bだけから電力を得る。一方、IGスイッチ
9がオフである場合は、電源ライン8bの入力電圧は0
であるが、もう一方の電源ライン8aが所定以上と検出
されるため、電源ライン8aから電力を供給するように
内部で電力供給系をスイッチングする。
【0042】電源制御部7は、電源ライン8aもしくは
8bから電力供給を受けるが、その供給先としては、制
御部4とオーディオ装置5とがある。つまり、電源制御
部7は、電源ライン7aからオーディオ装置5へ電力を
供給し、電源ライン7bから制御部4へ電力を供給す
る。また、他の構成部(セルラー無線電話2、GPS受
信機3、キー操作部6)へは、制御部4を通じて電源が
供給されるようになっている。
【0043】なお、図2において、制御部4と電源制御
部7とは、電源ライン7b以外に、シリアル通信による
制御ライン(図示しない)で接続されており、電源制御
部4は、IGスイッチ9のオンオフ状態を制御部4へ通
知することがことができるし、制御部4からの指令によ
り、電源制御部7は、オーディオ装置5への電力供給を
オンオフさせることができる。
【0044】記憶部であるメモリ10は、所定の通報先
である上記センター201の電話番号、及び前記緊急通
報システム端末機器1を搭載する車両の登録ナンバー
(上記ID)、及び登録者などの情報を格納している。
また、このメモリには、一般電話機能で使用する個人的
な電話番号を登録した電話帳データが記憶されている。
この電話帳データは、キー操作部6を操作することで、
読み出して、発信時に利用することができる。
【0045】次に、電話装置1におけるIGスイッチ9
のオンオフに応じた動作について説明する。先ず、IG
スイッチ9がオンであると、車両に搭載された周知のオ
ルタネータ(図示しない)が発電を開始するため、電力
供給としては余裕がある状態にあり、基本的に、電話装
置1およびオーディオ装置5への電力供給を常時行って
良い。この場合は、通常制御を行う。通常制御とは、以
下の動作である。
【0046】通常制御とは、全ての電源が、電源ライン
8bから電話装置1に供給され、制御部4へは電源ライ
ン7bから、オーディオ装置5へは電源ライン7aから
電力供給される。これにより、各構成部は、その機能を
実行することが可能となり、例えば制御部4は、キー操
作部6からキー入力を受け付けるし、上述したエアバッ
クの展開によるメーデー機能を実行する。また、GPS
受信機3は、測位を開始する。
【0047】通常制御におけるセルラー無線電話2で
は、電源が投入されると、周知の待ち受け動作となるよ
うに処理を行う。例えば、セルラー無線電話2は、電源
が投入されると、予め決められた下り制御チャンネルの
うち、先ず最初に捕捉する止まり木チャンネルをスキャ
ンし、一つの制御チャネルを取得する。次にセルラー無
線電話2は、決定した制御チャネルに対応する基地局に
対して、位置登録を行ったり、基地局から待ち受け動作
を行うためのチャネル情報を取得したりする。待ち受け
動作は、基地局からの上記チャネル情報から、自己の呼
出チャネルの周波数、タイムスロットを決定し、その呼
出チャネルを周期的に受信することで、自己への呼び出
し信号(着信)を待つ第1待ち受けモードとなる。この
第1待ち受けモードは、例えば、呼出チャネルの受信周
期として、数百ミリ秒のフレーム周期で、そのうち数十
ミリ秒だけ受信動作を行う、いわゆる間欠受信を行う。
【0048】通常制御におけるオーディオ装置5は、電
源が投入されると、その内部のアンプ等からなる音声処
理回路(図示しない)、スピーカー5a、マイク5bが
動作可能となる。通常制御では、オーディオ装置5には
常に電源が供給されている。そして、オーディオ装置5
は、セルラー無線電話2の動作に応じて、その動作を通
常のオーディオ(ラジオ、CD)動作と、ハンズフリー
動作とを切り替える。具体的には、ラジオもしくはCD
を聞いているときに、電話を発信した場合または着信が
あった場合、ラジオもしくはCDからの出力をスピーカ
ー5aから出力されないようにミュートすることで、通
話相手の音声をスピーカー5aから出力する。以上が通
常制御の概要である。
【0049】一方、IGスイッチ9がオフであると、上
記通常制御とは異なる省電力動作を行う。これらの相違
点は、以下である。
【0050】上記通常制御では、セルラー無線電話2
は、非常に短い周期で呼び出し信号を受信する待ち受け
モードとなったが、省電力モードではセルラー無線電話
2の電源オンオフがされることで、通常制御モードに比
べて非常に長い周期で呼び出し信号を受信する。例え
ば、15分に1分だけ電源ライン7bから電源が供給さ
れて、セルラー無線電話2は待ち受け動作を行う。
【0051】従って、省電力モードでは、基地局から呼
び出し信号を受ける頻度が非常に低くなり、通常制御に
比べて消費電力は小さい。そして、電話装置1は、この
省電力モードにより、IGスイッチ9がオフであって
も、着信を受けることができ、上記ドア遠隔サービス、
もしくは盗難追跡サービスを行うことが可能となる。
【0052】また、省電力モードでは、オーディオ装置
5には、着信があったときに、電力が供給され、着信が
無い場合は、電力供給が停止される。
【0053】次に本発明のポイントについて図3に基づ
き説明する。図3は、電話装置1に外部から着信があっ
た場合の動作を表すものである。
【0054】ここで、図3における前提として、着信が
あったことを制御部4が検出すると、リンガー22で呼
出音(着信音)を発生し、乗員に電話がかかってきたこ
とを報知する。なお、この際、表示部21に、この旨を
表示させても良い。
【0055】このような状況で、ステップS300で
は、着信状態が継続しているか否かを判断する。そし
て、着信後の最初のステップでは、ここでの判断はYE
Sとなり、ステップS301に進む。一方、ステップS
300での判定結果がNOの場合、つまり、通話が行わ
れず、発信先の相手が電話を切った場合、もしくは着信
状態から通話状態となった場合は、ステップS302に
進み、着信音を停止させる。
【0056】次にステップS301では、発信元が上記
センター201か否かを判断する。具体的には、本例で
は、着信があった場合、発信先の電話番号が電話装置1
に通知される、周知の発信者番号通知機能により、上記
発信先の電話番号を得る。そして、この発信先の電話番
号と、上記メモリ10に登録されているセンター201
の電話番号とを比較し、発信元がセンター201か否か
を判断する。
【0057】このステップS301での判断結果がYE
Sである場合、ステップS303に進み、上記発呼キー
6dが操作されて、通話を受ける処理を行うか否かを判
断する。ステップS303にて通話を受けると判断され
ると、着信音が停止され、ステップS306に進み、通
話を行うための制御を行う。例えば、相手からの音声を
スピーカー5aに出力したり、マイク5bからの音声を
相手に送出する処理を行う。一方、ステップS303に
てNOと判断された場合、つまり,着信状態が継続して
いる場合は、ステップS300に戻る。
【0058】ステップS301で発信元がセンター20
1でないと判断された場合、ステップS304に進み、
ステップS303と同様な判断を行う。そして、通話処
理が必要な場合は、ステップS305に進み、不必要な
場合はS300に戻る。
【0059】ステップS305では、終了キー6eが故
障しているか否かを判定する。例えば、終了キー6eの
信号ラインの異常電圧を検出して、故障か否かを判断す
る。そして、ステップS305で故障と判断されると、
ステップS307に進み、終了キー6eが故障している
旨を、上記表示部21に表示し、使用者に異常を報知す
る。一方、キー6eが正常である場合は、ステップS3
06に進む。なお、終了キー6eが異常であっても、着
信が継続していれば、着信音は鳴り続ける。
【0060】以上のように、本発明では、終了キー6e
が故障していると、通話が受けられないように禁止する
ため、着信による通話が行われることを未然に防止する
ことができる。また、通話を禁止する他の方法として、
着信音を鳴らさずに、乗員に着信が無かったように見せ
かけるようにもできるが、本例では、着信音を鳴らし、
さらに乗員が発呼キ−6dを操作した場合でも、着信音
を鳴らしつづけるので、乗員に確実に故障を通知するこ
とができるとともに、異常があることが乗員にとって分
かりやすい。
【0061】また、例えば、乗員に緊急情報を伝える場
合や、前回、音声通話により、自車周辺のレストランの
情報や、天気情報、もしくは道案内等のサービスを受け
た場合に、前回の情報を修正するためにセンター201
から着信があった場合は、上記故障が発生したとして
も、発信キー6dが操作されると、通話を受けられるよ
うになっている。このため、サービスを継続して行うこ
とができる。
【0062】また、センター201では、上記「課題を
解決するための手段」にて述べたように、センター以外
の人からの着信に比べて、センター201は確実に通話
を終了させるため、適切な発信元に対しては、異常があ
ったとしても、その着信による通話を行えることがで
き、着信による通話禁止動作を少なくすることができ
る。
【0063】(第2実施形態)以上、着信動作について
説明したが、これに加えて、次に図4に示す発信動作に
ついても、同様な規制機能を行うことができる。図3
は、電話装置1から外部に発信する場合の動作を表すも
のである。
【0064】先ず、ステップS401では、発信継続し
ているか否かが判断される。なお、発信処理の最初のス
テップでは、ステップ401での判断はYESとなり、
ステップS402に進む。一方、ステップS401での
判定結果がNOの場合、つまり、発信処理が中断された
場合は、本フローチャートを抜ける。
【0065】ステップS401では、発信先が上記セン
ター201か否かを判断する。これは、上記緊急通報キ
ー6a、情報キー6bが操作されたか否かを判断しても
よいし、上記発信先の電話番号と、上記メモリ10に登
録されているセンター201の電話番号とを比較し、発
信先がセンター201か否かを判断しても良い。
【0066】そして、このステップS402での判断結
果がYESである場合、ステップS404に進み、発信
処理制御を行う。例えば、基地局に対して通話チャンネ
ルの割り当てを要求したり、発信先の電話番号を網側に
伝える。一方、センター201への発信でないと判断さ
れた場合は、ステップS403に進み、終了キー6eが
故障しているか否かを判定する。
【0067】この結果、終了キー6eが故障していると
判断された場合、ステップS405に進み、キーが故障
している旨を、上記表示部21に表示し、使用者に異常
を報知する。また、さらには、発信処理の終了処理を行
う。一方、キー6eが正常である場合は、ステップS4
04に進み、発信処理を行う。
【0068】このように本例では、発信の場合について
も、終了キー6eが故障している場合は、発信を禁止す
るようにしたので、発信による通話が行われることを未
然に防止することができる。
【0069】また、センター201への発信は許可され
るので、エアバック展開による自動通報や、上記緊急通
報キー6による手動での緊急通報は、確実に通報するこ
とができる。
【0070】(第3実施形態)上記第1実施形態におい
て、センター201からの着信にて通話を行うために
は、発呼キー6を操作する必要があったが、センター2
01が提供するサービス内容によっては、操作なしで自
動的に回線をつなげて通話状態とすることが必要であ
る。
【0071】例えば、上記盗難追跡サービスや、ドア遠
隔操作サービスを行うために、センター201から電話
装置1は着信を受ける場合が存在するが、IGスイッチ
9がオフで車内に誰も存在しない場合、この着信を受け
ることができない。そこで、本例では、センター201
からの着信を自動的に受けて通話状態にする。
【0072】この例としては、図3中点線矢印で示すよ
うに、センター201からの着信であると、自動的に通
話状態に移行するようにすると良い。
【0073】(第4実施形態)上記各実施形態では、発
信もしくは着信時に通話を禁止するようにしたが、本例
では、終了キー6eが故障した場合、通話の禁止を行わ
ずに、確実に通話を終了させる例である。図5は本例の
動作を表すフローチャートである。
【0074】先ず、ステップS501では、発信もしく
は着信の操作があったか否かを判断する。そして、この
判断結果がYESである場合は、ステップS502に進
み、終了キー6eが故障しているか否かを判断する。次
に、ステップS502にてYES、つまり、故障してい
ないと判断されるとステップS504に進み、発信もし
くは着信処理を行う。一方、ステップS502にて故障
であると判断されると、ステップS503に進み、終了
キー6eの代わりに、通話を終了させるキーを、表示部
21に案内表示する。例えば、発呼キー6dが通話を終
了させることが可能であることを通話中継続して乗員に
知らせる。そして、この後の通話中において、発呼キー
6が操作されると、制御部4は、これを終了処理とみな
して、回線を切断する処理を行う。
【0075】このようにすることで、終了キー6eが故
障した場合、通話の禁止を行わずに、確実に通話を終了
させることが可能である。また、この際、表示部には代
わりの操作のガイド表示を行うため、使用者は迷うこと
なく、通話を終了させることができる。
【0076】(変形例)上記各実施形態では、セルラー
無線電話2として、デジタル方式の電話で説明したが、
本発明は、デジタル方式でなくアナログ方式の無線電話
でも適用できる。
【0077】また、上記各実施形態において、終了キー
6eに異常がある場合、着信、発信操作がなされる前
に、表示部21にその旨を表示させるようにしても良
い。
【0078】また、上記第3実施形態において、追跡サ
ービス、ドア遠隔操作サービスにおいてセンター201
からの着信を自動的に受けるようにしたが、第1実施形
態のような通常の音声通話のための着信も自動的に受け
られるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態における緊急通報システム
の全体構成図である。
【図2】上記各実施形態における電話装置1の全体構成
図である。
【図3】上記実施形態における電話装置1の制御動作を
表すフローチャートである。
【図4】上記実施形態における電話装置1の制御動作を
表すフローチャートである。
【図5】上記実施形態における電話装置1の制御動作を
表すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・電話装置、 2・・・セルラー無線電話、 4・・・制御部、 6a・・・緊急用スイッチ、 7・・・電源制御部、 21・・・表示部、 22・・・リンガー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA16 BB05 CC08 FF12 FF22 HH11 HH14 5K067 AA26 AA33 BB02 DD11 DD27 EE02 FF07 FF13 FF27 FF31 GG01 GG11 HH12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用無線電話装置であって、 通話を終了させる終話操作手段と、 前記終話操作手段の異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段により異常が検出されているときに
    は、着信があったとしても、前記着信による通話を禁止
    させる禁止処理を行う禁止手段とを備えることを特徴と
    する車両用無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段は、発信動作も禁止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用無線装置。
  3. 【請求項3】 電話を受けるために操作する受話操作手
    段とを有し、 前記禁止手段は、乗員が前記受話操作手段を操作して
    も、電話が受けられないよう禁止することを特徴とする
    請求項1または2記載の車両用無線装置。
  4. 【請求項4】 着信があった場合に着信音を発生させる
    着信音発生手段と、着信があったときに、電話を受ける
    ために操作する受話操作手段とを有し、着信音発生手段
    は、前記異常が無い場合は、前記受話操作手段の操作に
    よって着信音の発生を停止し、上記異常が有る場合は、
    前記受話操作手段が操作されたとしても、着信音を継続
    して発生することを特徴とする請求項1または2記載の
    車両用無線装置。
  5. 【請求項5】 所定のサービスを行うための所定センタ
    ーから着信を受けるサービス用電話機能と、任意の相手
    から着信を受ける一般電話機能と、前記所定センターか
    らの着信か否かを検出する発信元検出手段とを有し、 前記禁止手段は、前記発信元検出手段により前記緊急通
    報センターからの着信と判断されない場合、前記禁止処
    理を行い、一方、前記発信元検出手段により前記緊急通
    報センターからの着信と判断した場合、その着信による
    通話を行うため前記禁止処理を行わないことを特徴とす
    る請求項1ないし4いずれか記載の車両用無線電話装
    置。
  6. 【請求項6】 車両を走行可能となるように操作する走
    行スイッチ(IG)がオフであっても、着信が受けられ
    るようになっており、 前記所定センターからの着信とは、車両のドアを開錠も
    しくは施錠させるコマンドを送信するためのものであ
    り、 この着信を受けると、自動的に通話状態となり、前記コ
    マンドを受信することを特徴とする請求項5記載の車両
    用無線電話装置。
  7. 【請求項7】 前記所定センターからの着信とは、車両
    の位置を前記所定センターに送信させるコマンドを送信
    するためのものであり、 この着信を受けると、自動的に通話状態となり、前記コ
    マンドを受信することを特徴とする請求項5記載の車両
    用無線電話装置。
  8. 【請求項8】 緊急時に、その対処を行うための所定の
    緊急通報センターに発信する緊急電話機能と、任意のあ
    て先をダイアルすることで、任意の相手に発信する一般
    電話機能と、前記緊急通報センターへの発信か否かを検
    出する発信先検出手段とを有し、 前記禁止手段は、前記発信先検出手段により前記緊急通
    報センターへの発信と判断されない場合、前記禁止処理
    を行い、一方、前記発信先検出手段により前記緊急通報
    センターへの発信と判断した場合、その発信による通話
    を行うため前記禁止処理を行わないことを特徴とする請
    求項2記載の車両用無線電話装置。
  9. 【請求項9】 車両用無線電話装置であって、 通話を終了させる終話操作手段と、 前記終話操作手段の異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段により異常が検出されているときに
    は、前記終話操作手段とは異なる操作手段にて、前記通
    話を終了させることを特徴とする車両用無線電話装置。
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