JP2003298424A - 信号処理装置およびd/a変換器 - Google Patents

信号処理装置およびd/a変換器

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JP2003298424A
JP2003298424A JP2002104269A JP2002104269A JP2003298424A JP 2003298424 A JP2003298424 A JP 2003298424A JP 2002104269 A JP2002104269 A JP 2002104269A JP 2002104269 A JP2002104269 A JP 2002104269A JP 2003298424 A JP2003298424 A JP 2003298424A
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Yoshifumi Okamoto
好史 岡本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ‐デジタル混在ループにおけるD/
A変換器について、分解能を落とすことなく高分解能を
維持したまま、より小さな回路面積で実現する。 【解決手段】 ビット変調部15は、デジタル部から出
力されるmビットのデジタル制御信号DT11を、nビ
ット(n<m)であって、時系列的な平均の精度が実質
的にmビットである中間デジタル信号DT21に変調す
る。D/A変換部16は、中間デジタル信号DT21を
mビット相当のレンジの中間アナログ信号DT22に変
換する。そして、中間アナログ信号DT22は、アナロ
グフィルタ17によって平滑化されることにより、元の
mビットの精度のアナログ制御信号DT12として出力
される。これにより、D/A変換器13の分解能を落と
すことなく、内部処理のビット幅を低減し、回路面積を
削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理装置およ
びD/A変換器に関し、特に、デジタル部およびアナロ
グ部から構成されるアナログ‐デジタル混在ループによ
ってループ出力を目標値に収束させる信号処理装置にお
けるD/A変換の技術に属する。
【0002】
【従来の技術】アナログ‐デジタル混在ループを有する
信号処理装置の例として、図14に、再生信号処理装置
の構成を示す。ピックアップ1は、スピンドルモータ2
によって回転駆動される光ディスクや磁気ディスクなど
の記録媒体3に記録されている情報を読み取り、再生信
号として可変利得増幅器4に出力する。再生信号は、可
変利得増幅器4によってA/D変換器6の入力ダイナミ
ックレンジに見合うように振幅の調整が行われる。その
後、アナログフィルタ5によって高域雑音除去などが行
われ、A/D変換器6によって量子化され、デジタル信
号DT0に変換される。
【0003】デジタル信号DT0は、デジタル信号処理
ブロック7およびPLLブロック8に入力され、記録デ
ータDT1およびクロックCK1がそれぞれ抽出され
る。また、デジタル信号DT0は、オフセット調整ブロ
ック9およびゲイン調整ブロック10によって、フィー
ドバックされる。オフセット調整ブロック9はA/D変
換器6におけるオフセットを補正すべく、また、ゲイン
調整ブロック10は可変利得増幅器4の増幅率を補正す
べく、それぞれデジタル信号DT0に基づいてアナログ
制御信号を生成する。
【0004】アナログ‐デジタル混在ループは、PLL
ブロック8の内部にも存在する。図15は、PLLブロ
ック8の内部構成を示す。PLLブロック8が周波数検
出モードにあるとき、周波数比較器82は、フィードバ
ックされた信号(分周器89によって分周された出力ク
ロックCK1の分周信号)と、デジタル信号DT0との
周波数誤差を算出する。ループフィルタ84は、この誤
差の量に基づいて、デジタル制御信号DT11を生成す
る。そして、デジタル制御信号DT11は、D/A変換
器86によって、アナログ制御信号DT12に変換され
る。このアナログ制御信号DT12に基づいて、VCO
(Voltage Controlled Oscillator )88は、クロック
CK1を補正して出力する。
【0005】上記のPLLブロック8におけるD/A変
換器86として、高速動作が可能であり、かつ分解能の
高い電流セル方式のものが用いられる。
【0006】図16は、電流セル方式の8ビットD/A
変換器86の内部構成を示す。入力される8ビットのデ
ジタル制御信号DT11は、システムクロックに同期し
て、レジスタ部861に格納される。そして、下位4ビ
ットは、重み付け電流源群863のON/OFF制御に
用いられ、一方、上位4ビットは、デコーダ部862に
よって15ビットデータにデコードされる。15ビット
データは、電流セルマトリックス群864中の上位4ビ
ットの値に相当する個数の電流セル(16I0)のON
/OFF制御に用いられる。
【0007】上記のD/A変換器86に、デジタル制御
信号DT11として、たとえば、“00101100”
が入力された場合を考える。このとき、下位4ビットは
“1100”であるので、重み付け電流源群863の出
力は、8I0+4I0=12I 0となる。また、上位4ビ
ットは“0010”であるので、電流セルマトリックス
群864では2個の電流セルがONとなり、16I0×
2=32I0が出力される。重み付け電流源群863お
よび電流セルマトリックス群864からの出力は、出力
部865によって合計され、最終的に、アナログ制御信
号DT12として、12I0+32I0=44I0が出力
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】PLLブロック8で
は、制御すべきVCO88の出力周波数は広範囲に渡
る。このため、D/A変換器85,86として分解能の
高いものが用いられる。しかし、高分解能のD/A変換
器は、ビット幅の大きなデジタル制御信号DT11を入
力とし、内部処理におけるビット幅も大きなものとな
る。このため、特に、電流セル方式のようなD/A変換
器などでは、回路面積の増加を招き、コスト削減を困難
なものにする。
【0009】また、PLLブロック8に限らず、一般
に、アナログ‐デジタル混在ループを備えた信号処理装
置には、D/A変換器またはこれに相当する素子が必要
である。そして、D/A変換器またはこれに相当する素
子として、分解能の高いものを必要とする場合には、上
記と同様の問題が生ずる。
【0010】上記の問題に鑑み、本発明は、アナログ‐
デジタル混在ループにおけるD/A変換器について、分
解能を落とすことなく高分解能を維持したまま、より小
さな回路面積で実現することを課題とする。そして、こ
のようなD/A変換器を備えた信号処理装置の提供を課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた手段は、デジタル信号処
理を行うデジタル部とアナログ信号処理を行うアナログ
部とから構成されるループによって、ループ出力を目標
値に収束させる信号処理装置として、前記デジタル部か
ら入力するmビット(mは正の整数)のデジタル制御信
号を、当該mビットのデジタル制御信号と実質的に同等
な精度のアナログ制御信号に変換し、前記アナログ部に
出力するD/A変換器を備えたものとする。そして、前
記D/A変換器は、前記mビットのデジタル制御信号
を、nビット(nは正の整数:n<m)であって、時系
列的な平均の精度が当該mビットのデジタル制御信号の
精度と実質的に同等である中間デジタル信号に変調する
ビット変調部と、前記nビットの中間デジタル信号を、
前記mビット相当のレンジの中間アナログ信号に変換す
るD/A変換部と、前記中間アナログ信号を平滑化し、
前記アナログ制御信号として出力するアナログフィルタ
とを有するものとする。
【0012】請求項1の発明によると、ビット変調部に
よって、mビットのデジタル制御信号は、ビット幅をn
ビットに落とした中間デジタル信号に変調される。この
中間デジタル信号の時系列的な平均の精度は、mビット
のデジタル制御信号の精度と実質的に同等なものであ
る。そして、中間デジタル信号は、D/A変換部によっ
て、mビット相当のレンジの中間アナログ信号に変換さ
れる。この中間アナログ信号もまた、中間デジタル信号
と同様に、実質的にmビットの精度を持つ。最後に、中
間アナログ信号は、アナログフィルタによって平滑化さ
れ、mビットのデジタル制御信号と実質的に同等な精度
のアナログ制御信号として出力される。したがって、本
発明により、D/A変換器の分解能を落とすことなく、
D/A変換器の内部における処理ビット幅を低減して、
信号装置全体としての回路面積を削減することができ
る。
【0013】請求項2の発明では、請求項1のビット変
調部は、前記mビットのデジタル制御信号の下位(m−
n)ビットから、1ビットであって、時系列的な平均の
精度が当該(m−n)ビットの精度と実質的に同等であ
る変調ビットを生成し、前記mビットのデジタル制御信
号の上位nビットと前記変調ビットとを加算して、前記
nビットの中間デジタル信号を生成するものとする。
【0014】そして、請求項3の発明が講じた手段は、
デジタル信号処理を行うデジタル部とアナログ信号処理
を行うアナログ部とから構成されるループによって、ル
ープ出力を目標値に収束させる信号処理装置として、前
記デジタル部から入力するmビット(mは正の整数)の
デジタル制御信号を、当該mビットのデジタル制御信号
と実質的に同等な精度のアナログ制御信号に変換し、前
記アナログ部に出力するD/A変換器を備えたものとす
る。そして、前記D/A変換器は、前記mビットのデジ
タル制御信号の下位(m−n)ビット(nは正の整数:
n<m)から、1ビットであって、時系列的な平均の精
度が当該(m−n)ビットの精度と実質的に同等である
変調ビットを生成するビット変調部と、前記mビットの
デジタル制御信号の上位nビットを、前記mビット相当
のレンジの第1の中間アナログ信号に変換するD/A変
換部と、前記D/A変換部における1ビットに相当する
アナログ値を出力可能に構成され、前記変調ビットをス
イッチング信号として、第2の中間アナログ信号を出力
する電源部と、前記第1および第2の中間アナログ信号
を加算する加算器と、前記加算器からの出力を平滑化
し、前記アナログ制御信号として出力するアナログフィ
ルタとを有するものとする。
【0015】請求項3の発明によると、ビット変調部に
よって、mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)
ビットから、1ビットの変調ビットが生成される。この
変調ビットの時系列的な平均の精度は、(m−n)ビッ
トと実質的に同等なものである。そして、変調ビット
は、電源部においてスイッチング信号として用いられ、
第2の中間アナログ信号が出力される。この第2の中間
アナログ信号もまた、変調ビットと同様に、(m−n)
ビットと実質的に同等な精度を持つ。第2のアナログ信
号は、D/A変換部によって変換された第1の中間アナ
ログ信号と加算され、mビットと実質的に同等な精度を
持つ信号となる。最後に、加算器からの出力は、アナロ
グフィルタによって平滑化され、mビットのデジタル制
御信号と実質的に同等な精度のアナログ制御信号として
出力される。したがって、本発明により、D/A変換器
の分解能を落とすことなく、D/A変換器の内部におけ
る処理ビット幅を低減して、信号装置全体としての回路
面積を削減することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項2または3の
ビット変調部は、前記mビットのデジタル制御信号の下
位(m−n)ビットの値が所定の基準値である場合、前
記変調ビットを一の論理レベルの一定値として生成する
一方、前記所定の基準値以外である場合、前記変調ビッ
トを、当該変調ビットの時系列において、連続する2
(m-n)個当たり、前記mビットのデジタル制御信号の下
位(m−n)ビットの値に相当する個数のビットが他の
論理レベルとなる変動値として、生成するものとする。
【0017】請求項4の発明によると、デジタル制御信
号の下位(m−n)ビットの値が所定の基準値(たとえ
ば、「0」)である場合、変調ビットは一の論理レベル
(たとえば、“0”)の一定値として生成される。一
方、所定の基準値以外である場合、変調ビットは、当該
変調ビットの時系列において、連続する2(m-n)個当た
り、前記mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)
ビットの値に相当する個数のビットが、他の論理レベル
(たとえば、“1”)となる変動値として生成される。
変動値は、時系列的に平均すると、「0」と「1」との
中間的な値を表すことができる。たとえば、下位2ビッ
トについて、値が「3」であるとき、変動値は“011
10111…”となり、また、「2」であるとき、変動
値は、“01010101…”となる。このとき、変動
値の時系列的な平均値は、それぞれ“0.75”および
“0.5”となり、1ビットの変調ビットで、実質的に
より高い精度(2ビット相当の精度)の値を表すことが
わかる。したがって、本発明により、変動値を用いるこ
とによって、変調ビットの時系列的な平均の精度を、
(m−n)ビットの精度と実質的に同等にすることがで
きる。
【0018】請求項5の発明では、請求項4の信号処理
装置においてn=m−1とする。そして、ビット変調部
は、前記mビットのデジタル制御信号の下位1ビットが
“0”のとき、前記変調ビットを一定値“0”として生
成する一方、“1”のとき、前記変調ビットを“0”と
“1”とが交互になる変動値として生成するものとす
る。
【0019】請求項6の発明では、請求項2または3の
mビットのデジタル制御信号は、時系列的な平均の精度
がmビットよりも実質的に高くなるように変調されたも
のとする。そして、ビット変調部は、前記変調ビットの
時系列的な平均の精度と前記mビットのデジタル制御信
号の下位(m−n)ビットの時系列的な平均の精度とが
実質的に同等になるように、前記変調ビットを生成する
ものとする。
【0020】請求項6の発明によると、D/A変換器が
入力とするmビットのデジタル制御信号自体が、時系列
的な平均の精度がmビットよりも実質的に高くなるよう
に変調されている場合(たとえば、変動値である場合)
には、変調ビットも、その高くされた精度と実質的に同
等になるように生成される。これにより、D/A変換器
の分解能を、入力とするデジタル制御信号の精度に合わ
せて、高めることができる。
【0021】請求項7の発明では、請求項6の信号処理
装置においてn=m−1とする。そして、ビット変調部
は、前記変調ビットを、前記mビットのデジタル制御信
号の下位1ビットが2度“1”になったとき“1”にな
る変動値として、生成するものとする。
【0022】請求項8の発明では、請求項3のビット変
調部は、前記D/A変換部の第1の動作クロックよりも
速い第2の動作クロックに同期して、前記変調ビットを
生成するものとする。
【0023】請求項8の発明によると、変調ビットが、
D/A変換部の第1の動作クロックよりも速い第2の動
作クロックに同期して生成される。これにより、アナロ
グフィルタの入力がより速く平滑化され、当該信号処理
装置におけるループ出力をより速く目標値に収束させる
ことができる。
【0024】請求項9の発明では、請求項2または3の
アナログフィルタは、当該信号処理装置の動作クロック
に応じて、前記アナログ制御信号に対するカットオフ周
波数を切り替えるものとする。
【0025】一方、請求項10の発明が講じた手段は、
D/A変換器として、mビット(mは正の整数)のデジ
タル信号を、nビット(nは正の整数:n<m)であっ
て、時系列的な平均の精度が当該mビットのデジタル信
号の精度と実質的に同等である中間デジタル信号に変調
するビット変調部と、前記nビットの中間デジタル信号
を、前記mビット相当のレンジの中間アナログ信号に変
換するD/A変換部と、前記中間アナログ信号を平滑化
し、前記mビットのデジタル信号と実質的に同等な精度
のアナログ信号として、出力するアナログフィルタとを
備えたものとする。
【0026】請求項11の発明では、請求項10のビッ
ト変調部は、前記mビットのデジタル信号の下位(m−
n)ビットから、1ビットであって、時系列的な平均の
精度が当該(m−n)ビットの精度と実質的に同等であ
る変調ビットを生成し、前記mビットのデジタル信号の
上位nビットと前記変調ビットとを加算して、前記nビ
ットの中間デジタル信号を生成するものとする。
【0027】そして、請求項12の発明が講じた手段
は、D/A変換器として、mビット(mは正の整数)の
デジタル信号の下位(m−n)ビット(nは正の整数:
n<m)から、1ビットであって、時系列的な平均の精
度が当該(m−n)ビットの精度と実質的に同等である
変調ビットを生成するビット変調部と、前記mビットの
デジタル信号の上位nビットを、前記mビット相当のレ
ンジの第1の中間アナログ信号に変換するD/A変換部
と、前記D/A変換部における1ビットに相当するアナ
ログ値を出力可能に構成され、前記変調ビットをスイッ
チング信号として、第2の中間アナログ信号を出力する
電源部と、前記第1および第2の中間アナログ信号を加
算する加算器と、前記加算器からの出力を平滑化し、前
記mビットのデジタル信号と実質的に同等な精度のアナ
ログ信号として、出力するアナログフィルタとを備えた
ものとする。
【0028】そして、請求項13の発明では、請求項1
1または12のmビットのデジタル信号は、時系列的な
平均値の精度がmビットよりも実質的に高くなるように
変調されたものとする。そして、ビット変調部は、前記
変調ビットの時系列的な平均の精度と前記mビットのデ
ジタル信号の下位(m−n)ビットの時系列的な平均の
精度とが実質的に同等になるように、前記変調ビットを
生成するものとする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による信号処理装
置の構成を示す。図1の信号処理装置は、デジタル部お
よびアナログ部から構成されるアナログ‐デジタル混在
ループによって、ループ出力を目標値に収束させるもの
である。
【0030】まず、誤差算出部11は、フィードバック
されたループ出力と目標値との誤差を算出し、デジタル
処理部12は、算出された誤差の量に基づいて、mビッ
トのデジタル制御信号DT11を生成する。デジタル制
御信号DT11は、D/A変換器13によって、デジタ
ル制御信号DT11と同等な精度のアナログ制御信号D
T12に変換される。
【0031】D/A変換器13において、ビット変調部
15は、デジタル制御信号DT11を変調し、nビット
(n<m)の中間デジタル信号DT21として出力す
る。ここで、中間デジタル信号DT21の時系列的な平
均の精度は、デジタル制御信号DT11の精度と実質的
に同等なものである。D/A変換部16は、中間デジタ
ル信号DT21を、mビット相当のレンジの中間アナロ
グ信号DT22に変換する。そして、アナログフィルタ
17は、中間アナログ信号DT22を平滑化し、アナロ
グ制御信号DT12として出力する。アナログ部14
は、アナログ制御信号DT12に基づいて、ループ出力
を補正して出力する。
【0032】以下、本発明の実施の形態として、図1の
信号処理装置を、図14のPLLブロック8に適用した
例について、図面を参照しながら説明する。
【0033】(第1の実施形態)図2は、本発明の第1
の実施形態に係るPLLブロック8Aの構成を示す。本
実施形態に係るPLLブロック8Aは、図15のD/A
変換器86に代えて、D/A変換器86Aを備えてい
る。
【0034】PLLブロック8Aは、位相比較器81、
周波数比較器82、位相誤差を平滑化して8ビットのデ
ジタル制御信号を出力するデジタルフィルタ83、周波
数誤差を平滑化して8ビットのデジタル制御信号DT1
1を出力するデジタルフィルタ84、D/A変換器8
5,86A、D/A変換器85,86Aの出力を加算す
る加算器87、加算器87の出力に応じて出力クロック
CK1の発振周波数を変更するVCO88および出力ク
ロックCK1を分周して分周クロックを生成する分周器
89を備えている。なお、比較器81,82およびデジ
タルフィルタ83,84は、本発明のデジタル部に相当
するものであり、加算器87およびVCO88は、本発
明のアナログ部に相当するものである。
【0035】周波数比較器82には、光ディスクなどか
ら読み出された再生信号を量子化したデジタル信号DT
0が2の補数形式で入力される。たとえば、CD再生装
置の場合、再生信号のデータ間隔は、Tをチャネルビッ
ト間隔として、3T〜11Tに制限される。したがっ
て、周波数比較器82は、量子化されたデジタル信号D
T0のゼロクロスの間隔をウォッチし、その間隔の最大
の期待値である11Tまたは最小の期待値である3Tと
の差を、周波数誤差として算出する。そして、算出され
た周波数誤差はデジタルフィルタ84によって積分さ
れ、8ビットのデジタル制御信号DT11として出力さ
れる。
【0036】デジタル制御信号DT11は、D/A変換
器86Aによって、アナログ制御信号DT12に変換さ
れる。D/A変換器86Aの構成および動作について
は、後ほど詳細に説明する。
【0037】アナログ制御信号DT12は、VCO88
の制御入力となり、周波数比較器82によって算出され
る周波数誤差がなくなるなるように、出力クロックCK
1の周波数を制御する。そして、VCO88の出力クロ
ックCK1の周波数とデジタル信号DT0の周波数とが
等しくなると、デジタルフィルタ84から出力されるデ
ジタル制御信号DT11は定常状態に落ち着く。以上の
周波数引き込みが完了すると、続いて、位相検出ループ
(81−83−85−87−88−89)において、位
相の補正が行われる。
【0038】次に、D/A変換器86Aに関して、以
下、詳細に説明する。
【0039】D/A変換器86Aは、ビット変調部1
5、D/A変換部16およびアナログフィルタ17から
構成される。
【0040】図3は、ビット変調部15の構成を示す。
ビット変調部15は、入力とする8ビットのデジタル制
御信号DT11を変調し、7ビットの中間デジタル信号
DT21を出力するものである。
【0041】レジスタ151は、デジタル制御信号DT
11の上位7ビットを格納し、出力する。一方、レジス
タ154は、初期値として“0”を格納しており、セレ
クタ153からの出力を格納し、出力する。なお、レジ
スタ154が出力する1ビットの信号は、本発明の変調
ビットに相当するものである。
【0042】セレクタ153は、基準値を「0」とし
て、デジタル制御信号DT11のLSB(最下位ビッ
ト)の値が「0」の場合、つまり、基準値と等しい場合
には、論理レベルが“0”の一定値を出力する。一方、
「1」の場合、つまり、基準値以外の場合には、EXO
R回路152からの出力を選択して出力する。なお、L
SBの値が「1」の場合、EXOR回路152の出力
は、“1,0,1,0,…”というように、“0”と
“1”とが交互になる変動値となる。
【0043】レジスタ151,154からの出力は、加
算器155によって加算された後、クリッピング回路1
56によってクリッピング処理が行われ、7ビットの中
間デジタル信号DT21として出力される。
【0044】以上のように構成されたビット変調部15
によると、たとえば、デジタル制御信号DT11として
“00100011”(10進数表記で“35”)が入
力された場合、出力される7ビットの中間デジタル信号
DT21は、“0010010”(10進数表記で“1
8”)と“0010001”(10進数表記で“1
7”)とが交互に繰り返される変動値となる。
【0045】次に、図4は、D/A変換部16の入出力
の関係を示す。D/A変換部16は、7ビットの中間デ
ジタル信号DT21を入力とし、8ビット相当のレンジ
の中間アナログ信号DT22を出力する。図4におい
て、D/A変換部16の入力とする中間デジタル信号D
T21のレンジは0〜127であり、出力とする中間ア
ナログ信号DT22のレンジは0〜254(ただし、偶
数。)となっている。
【0046】上記の中間アナログ信号DT22の瞬間値
の精度は7ビット相当であり、その値は偶数となる。し
かし、アナログフィルタ17によって平滑化されること
により、奇数値を出力することができ、実質的に8ビッ
ト相当の精度のアナログ制御信号DT12を得ることが
できる。
【0047】図5は、D/A変換器86Aに、デジタル
制御信号DT11として“00100011”(10進
数表記で“35”)が入力されたときのタイミングチャ
ートである。デジタル制御信号DT11は、ビット変調
部15によって、7ビットの中間デジタル信号DT21
に変調される。上述したように、中間デジタル信号DT
21は、“18”と“17”とが交互に繰り返される変
動値となっている。
【0048】中間デジタル信号DT21は、D/A変換
部16によって8ビット相当のレンジの中間アナログ信
号DT22に変換される。この中間アナログ信号DT2
2もまた、中間デジタル信号DT21と同様に、“3
6”と“34”とが交互に繰り返される変動値となって
いる。そして、中間アナログ信号DT22はアナログフ
ィルタ17によって平滑化されることにより、デジタル
制御信号DT11が示す値である“35”に収束してい
く。結果として、アナログ制御信号DT12の値とし
て、“35”を得ることができる。
【0049】以上、本実施形態によると、D/A変換器
86Aの分解能を落とすことなく、その内部におけるD
/A変換部16の処理ビット幅を、8ビットから7ビッ
トへと、小さくすることができる。これにより、PLL
ブロック8Aのループ性能を保ったまま、回路面積を削
減することができる。
【0050】なお、ビット変調部15の入力は8ビット
のデジタル制御信号DT11、また、出力は7ビットの
中間デジタル信号DT21としたが、本発明はこれに限
定されるものではない。ビット変調部15は、一般的
に、m(mは正の整数)ビットのデジタル制御信号DT
11を入力とし、nビット(nは正の整数:n<m)の
中間デジタル信号DT21を出力とすることが可能であ
る。この場合、図3におけるデジタル制御信号DT11
のLSBに代えて、デジタル制御信号DT11の下位
(m−n)ビットから、1ビットの変調ビットを生成す
るような構成にすればよい。
【0051】また、ビット変調部15におけるセレクタ
153は、基準値を「0」として、デジタル制御信号D
T11のLSBの値が「0」の場合には論理レベルが
“0”の一定値を出力する一方、「1」の場合にはEX
OR回路152からの出力を選択して出力するものとし
た。しかし、これとは逆に、基準値を「1」として、L
SBの値が「0」の場合にはEXOR回路152からの
出力を選択して出力する一方、「1」の場合には論理レ
ベルが“1”の一定値を出力するようにしてもよい。
【0052】(第2の実施形態)図6は、本発明の第2
の実施形態に係るPLLブロック8Bの構成を示す。本
実施形態に係るPLLブロック8Bは、第1の実施形態
に係るPLLブロック8AにおけるD/A変換器86A
に代えて、D/A変換器86Bを備えている。以下、D
/A変換部86Bについて、詳細に説明する。
【0053】D/A変換器86Bは、ビット変調部15
A、D/A変換部16、アナログフィルタ17、電流源
20および加算器21から構成される。なお、電流源2
0は、本発明の電源部に相当するものである。
【0054】図7は、ビット変調部15Aの構成を示
す。ビット変調部15Aは、入力とするデジタル制御信
号DT11に基づいて、7ビットの信号DT21および
1ビットの変調ビットDT23を出力する。
【0055】レジスタ151の出力は、ビット変調部1
5Aの出力である7ビットの信号DT21となる。した
がって、信号DT21は、デジタル制御信号DT11の
上位7ビットがそのまま出力されたものである。また、
レジスタ154の出力は、変調ビットDT23となる。
なお、ここでは、レジスタ151は、D/A変換部16
の動作クロックであるクロックCK2(本発明の第1の
動作クロックに相当する。)に同期して動作するものと
する。また、レジスタ154は、クロックCK2よりも
速いクロックCK3(本発明の第2の動作クロックに相
当する。)に同期して動作するものとする。
【0056】図8は、電流源20の構成を示す。電流源
20は、D/A変換部16における1ビットに相当する
アナログ値を出力可能に構成され、変調ビットDT23
をスイッチング信号として、中間アナログ信号DT24
(本発明の第2の中間アナログ信号に相当する。)を出
力するクロックレスな電源回路である。ここでは、D/
A変換部16における1ビットに相当するアナログ値
は、“2”であるとする。
【0057】加算器21は、D/A変換部16から出力
される中間アナログ信号DT22(本発明の第1の中間
アナログ信号に相当する。)と、電流源20から出力さ
れる中間アナログ信号DT24とを加算し、アナログ信
号DT25を出力する。
【0058】図9は、D/A変換器86Bに、デジタル
制御信号DT11として“00100011”(10進
数表記で“35”)が入力されたときのタイミングチャ
ートである。ビット変調部15Aは、デジタル制御信号
DT11に基づいて、7ビットの信号DT21として
“17”を、また、変調ビットDT23として“1”と
“0”とが交互に繰り返される変動値を生成し、出力す
る。加算器21から出力されるアナログ信号DT25も
変調ビットDT23と同様に、“36”と“34”とが
交互に繰り返される変動値となる。そして、アナログ信
号DT25はアナログフィルタ17によって平滑化され
ることにより、デジタル制御信号DT11が示す値であ
る“35”に収束していく。結果として、アナログ制御
信号DT12の値として、“35”を得ることができ
る。
【0059】以上、本実施形態によると、変調ビットD
T23が、D/A変換部16の動作クロックCK2より
も高速なクロックCK3に同期して生成され、クロック
レスな電流源20におけるスイッチング信号として用い
られる。これにより、第1の実施形態に比べて、より速
くアナログ制御信号DT12が平滑化された値に収束
し、より速くループ特性を定常状態にすることが可能と
なる。
【0060】なお、本実施形態では、電源部として、電
流の有無を制御する電流源20を用いているが、本発明
はこれに限定されるものではない。たとえば、アナログ
信号DT25の電圧を扱う回路の場合には、電流源20
の代わりに、電圧の有無を制御する電圧源を用いてもよ
い。
【0061】(第3の実施形態)図10は、本発明の第
3の実施形態に係るPLLブロック8Cの構成を示す。
本実施形態に係るPLLブロック8Cは、第1の実施形
態に係るPLLブロック8AにおけるD/A変換器86
Aに代えて、D/A変換器86Cを備えている。
【0062】一般的に、位相ループ(81−83A−8
5−87−88−89)において制御されるVCO88
の発振周波数の可変範囲は、周波数ループ(82−84
A−86C−87−88−89)のものと比べて、かな
り狭い。たとえば、位相ループ用のD/A変換器85の
出力レンジは、周波数ループ用のD/A変換器86Cの
出力レンジの10%程度に設定される。
【0063】ところで、CDなどの記録媒体では、ディ
スクの内周と外周とでは記録周波数が異なっている。こ
のような媒体に記録された信号を再生する場合、位相ル
ープが定常状態になってからも、再生されるデータの周
波数が徐々に変化する。このため、位相ループにおい
て、再生信号の周波数の変化量を、データを再生させな
がら徐々に吸収する必要がある。
【0064】しかし、上述したように、位相ループにお
いて制御可能なVCO88の発振周波数の範囲は狭い。
そこで、位相ループが飽和してきた場合、周波数ループ
で用いられるデジタル制御信号DT11の値を“1”だ
け変化させて、位相ループの飽和を回避する制御を行う
ようにする。
【0065】本実施形態に係るPLLブロック8Cは、
上記の位相ループの飽和を回避する制御を可能にするも
のである。
【0066】デジタル制御信号DT11の値を“1”だ
け変化させるとき、いきなり1ビット変化させると、V
CO88の発振周波数が極端に増減してしまい、位相ル
ープのロックが外れてしまう場合がある。そこで、位相
ループ用のデジタルフィルタ83Aは、周波数ループに
よる周波数の増減が徐々に行われるように、周波数ルー
プのデジタルフィルタ84Aに変調データDT13を出
力する。そして、デジタルフィルタ84Aは、この変調
データDT13に基づいて、デジタル制御信号DT11
を徐々に変化させる。この結果、周波数を滑らかに増減
させることができる。
【0067】図11は、変調データDT13の波形を示
す。変調データDT13のオンデューティ期間が徐々に
増していき、緩やかに1ビット変化することがわかる。
【0068】上記のように、位相ループから周波数ルー
プに対して、変調データDT13によって制御が行われ
る場合に対応させるために、本実施形態に係るPLLブ
ロック8Cにおけるビット変調部15Bとして、図12
に示すような構成とする。ビット変調部15Bにおける
AND回路158は、8ビットのデジタル制御信号DT
11のLSBのエッジ出現回数をカウントし、エッジの
出現2回に対し、1サイクルだけ“1”を出力する。
【0069】たとえば、デジタルフィルタ84Aが、8
ビットのデジタル制御信号DT11として“00000
101”(10進数表記で“5”)を出力し、定常状態
にある場合を想定する。このとき、ビット変調部15B
が出力する7ビットの中間デジタル信号DT21は、
“0000010”(10進数表記で“2”)と“00
00011”(10進数表記で“3”)とが交互に繰り
返される変動値となっている。この結果、アナログ制御
信号DT12として、“5”が出力される。
【0070】位相ループが飽和状態に近づくと、デジタ
ルフィルタ83Aから、図11に示すような変調データ
DT13が出力される。これにより、デジタルフィルタ
84Aから出力されるデジタル制御信号DT11は、変
調データDT13に応じて出力変化し、最終的に、“0
0000110”(10進数表記で“6”)となる。
【0071】図13は、図11中のA部分におけるD/
A変換器86Cのタイミングチャートである。変調デー
タDT13が変動している場合、デジタル制御信号DT
11もまた“5”と“6”とが交互に繰り返される変動
値となっている。このとき、レジスタ151から出力さ
れる信号は、“2”と“3”とが交互に繰り返される変
動値となっている。また、AND回路158から出力さ
れる信号は、レジスタ151の出力信号のエッジ2回に
対して、1サイクルだけ“1”となるような変動値とな
っている。したがって、ビット変調部15Bから出力さ
れる7ビットの中間デジタル信号DT21は、“3,
3,3,2,3,3,3,2,…”となる。
【0072】上記の7ビットの中間デジタル信号DT2
1の値に対応して、D/A変換部16から出力される中
間アナログ信号DT22の値は、“6,6,6,4,
6,6,6,4,…”となる。これを時系列的に平均す
ると、(6+6+6+4)/4=5.5となる。これ
は、デジタル制御信号DT11の変動値の平均(6+
5)/2=5.5と一致し、実質的により精度の高いア
ナログ制御信号DT12(値は“5.5”となる。)が
得られることがわかる。
【0073】以上、本実施形態によると、デジタル制御
信号DT11が、ループ外から入力される変調データD
T13に応じて徐々に変化するような場合において、そ
の変化に応じた精度のアナログ制御信号DT12を生成
することができる。これにより、VCO88の発振周波
数を緩やかに切り替えることができ、ループを安定して
動作させることができる。なお、本実施形態で説明した
位相ループの飽和を回避する制御は、第2の実施形態に
ついても、適用することができる。
【0074】なお、上記の各実施形態において、アナロ
グフィルタ17は、再生信号処理装置の動作クロック
(たとえば、ディスクの再生倍速)に応じて、カットオ
フ周波数を切り替えるようにすることが望ましい。これ
は、VCO88の発振周波数が、たとえば、100MH
zのときと200MHzのときとでは、最適なカットオ
フ周波数が異なるからである。したがって、カットオフ
周波数を可変とすることにより、ループ特性を安定化さ
せることができる。
【0075】また、上記の各実施形態では、本発明を再
生信号処理装置におけるPLLブロックに適用した例に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。アナログ‐デジタル混在ループを備えた信号処理
装置、たとえば、図14におけるオフセット調整ブロッ
ク9やゲイン調整ブロック10においても、本発明は適
用可能であり、上記と同様の効果を得ることができる。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によると、アナログ‐デジ
タル混在ループにおけるD/A変換器について、高分解
能を維持しつつ、内部処理におけるビット幅を削減する
ことができ、より小さな回路面積で実現することが可能
となる。たとえば、D/A変換器として電流セル方式の
ものを用いる場合、電流セルマトリックス部とデコーダ
部の回路規模を大幅に削減することができる。また、ア
ナログ‐デジタル混在ループによって、ループ出力を目
標値に収束させる信号処理装置において、上記のD/A
変換器を備えることにより、装置全体としての回路面積
を削減することができ、コスト削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るPLLブロック
の構成図である。
【図3】図2のPLLブロックにおけるビット変調部の
構成図である。
【図4】図2のPLLブロックにおけるD/A変換部の
入出力の関係を示す図である。
【図5】図2のPLLブロックにおけるD/A変換器の
タイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るPLLブロック
の構成図である。
【図7】図6のPLLブロックにおけるビット変調部の
構成図である。
【図8】図6のPLLブロックにおける電流源の構成図
である。
【図9】図6のPLLブロックにおけるD/A変換器の
タイミングチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るPLLブロッ
クの構成図である。
【図11】変調データの波形図である。
【図12】図10のPLLブロックにおけるビット変調
部の構成図である。
【図13】図10のPLLブロックにおけるD/A変換
器のタイミングチャートである。
【図14】再生信号処理装置の構成図である。
【図15】図14の再生信号処理装置におけるPLLブ
ロックの構成図である。
【図16】図15のPLLブロックにおけるD/A変換
器の構成図である。
【符号の説明】
11 誤差算出部(デジタル部) 12 デジタル処理部(デジタル部) 13 D/A変換器 14 アナログ部 15,15A,15B ビット変調部 16 D/A変換部 17 アナログフィルタ 20 電流源(電源部) 21 加算器 86A,86B,86C D/A変換器 DT11 デジタル制御信号 DT12 アナログ制御信号 DT21 中間デジタル信号 DT22 中間アナログ信号(第1の中間アナログ信
号) DT23 変調ビット DT24 中間アナログ信号(第2の中間アナログ信
号) CK1 抽出クロック(ループ出力) CK2 クロック(第1の動作クロック) CK3 クロック(第2の動作クロック)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 1/82 H03L 7/08 P

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号処理を行うデジタル部とア
    ナログ信号処理を行うアナログ部とから構成されるルー
    プによって、ループ出力を目標値に収束させる信号処理
    装置であって、 前記デジタル部から入力するmビット(mは正の整数)
    のデジタル制御信号を、当該mビットのデジタル制御信
    号と実質的に同等な精度のアナログ制御信号に変換し、
    前記アナログ部に出力するD/A変換器を備え、 前記D/A変換器は、 前記mビットのデジタル制御信号を、nビット(nは正
    の整数:n<m)であって、時系列的な平均の精度が当
    該mビットのデジタル制御信号の精度と実質的に同等で
    ある中間デジタル信号に変調するビット変調部と、 前記nビットの中間デジタル信号を、前記mビット相当
    のレンジの中間アナログ信号に変換するD/A変換部
    と、 前記中間アナログ信号を平滑化し、前記アナログ制御信
    号として出力するアナログフィルタとを有するものであ
    ることを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記ビット変調部は、 前記mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)ビッ
    トから、1ビットであって、時系列的な平均の精度が当
    該(m−n)ビットの精度と実質的に同等である変調ビ
    ットを生成し、前記mビットのデジタル制御信号の上位
    nビットと前記変調ビットとを加算して、前記nビット
    の中間デジタル信号を生成するものであることを特徴と
    する信号処理装置。
  3. 【請求項3】 デジタル信号処理を行うデジタル部とア
    ナログ信号処理を行うアナログ部とから構成されるルー
    プによって、ループ出力を目標値に収束させる信号処理
    装置であって、 前記デジタル部から入力するmビット(mは正の整数)
    のデジタル制御信号を、当該mビットのデジタル制御信
    号と実質的に同等な精度のアナログ制御信号に変換し、
    前記アナログ部に出力するD/A変換器を備え、 前記D/A変換器は、 前記mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)ビッ
    ト(nは正の整数:n<m)から、1ビットであって、
    時系列的な平均の精度が当該(m−n)ビットの精度と
    実質的に同等である変調ビットを生成するビット変調部
    と、 前記mビットのデジタル制御信号の上位nビットを、前
    記mビット相当のレンジの第1の中間アナログ信号に変
    換するD/A変換部と、 前記D/A変換部における1ビットに相当するアナログ
    値を出力可能に構成され、前記変調ビットをスイッチン
    グ信号として、第2の中間アナログ信号を出力する電源
    部と、 前記第1および第2の中間アナログ信号を加算する加算
    器と、 前記加算器からの出力を平滑化し、前記アナログ制御信
    号として出力するアナログフィルタとを有するものであ
    ることを特徴とする信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の信号処理装置に
    おいて、 前記ビット変調部は、 前記mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)ビッ
    トの値が所定の基準値である場合、前記変調ビットを一
    の論理レベルの一定値として生成する一方、前記所定の
    基準値以外である場合、前記変調ビットを、当該変調ビ
    ットの時系列において、連続する2(m-n)個当たり、前
    記mビットのデジタル制御信号の下位(m−n)ビット
    の値に相当する個数のビットが他の論理レベルとなる変
    動値として、生成するものであることを特徴とする信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の信号処理装置において、 n=m−1であり、 前記ビット変調部は、 前記mビットのデジタル制御信号の下位1ビットが
    “0”のとき、前記変調ビットを一定値“0”として生
    成する一方、“1”のとき、前記変調ビットを“0”と
    “1”とが交互になる変動値として生成するものである
    ことを特徴とする信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載の信号処理装置に
    おいて、 前記mビットのデジタル制御信号は、時系列的な平均の
    精度がmビットよりも実質的に高くなるように変調され
    たものであり、 前記ビット変調部は、 前記変調ビットの時系列的な平均の精度と前記mビット
    のデジタル制御信号の下位(m−n)ビットの時系列的
    な平均の精度とが実質的に同等になるように、前記変調
    ビットを生成するものであることを特徴とする信号処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の信号処理装置において、 n=m−1であり、 前記ビット変調部は、 前記変調ビットを、前記mビットのデジタル制御信号の
    下位1ビットが2度“1”になったとき“1”になる変
    動値として、生成するものであることを特徴とする信号
    処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の信号処理装置において、 前記ビット変調部は、 前記D/A変換部の第1の動作クロックよりも速い第2
    の動作クロックに同期して、前記変調ビットを生成する
    ものであることを特徴とする信号処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項2または3記載の信号処理装置に
    おいて、 前記アナログフィルタは、 当該信号処理装置の動作クロックに応じて、前記アナロ
    グ制御信号に対するカットオフ周波数を切り替えるもの
    であることを特徴とする信号処理装置。
  10. 【請求項10】 mビット(mは正の整数)のデジタル
    信号を、nビット(nは正の整数:n<m)であって、
    時系列的な平均の精度が当該mビットのデジタル信号の
    精度と実質的に同等である中間デジタル信号に変調する
    ビット変調部と、 前記nビットの中間デジタル信号を、前記mビット相当
    のレンジの中間アナログ信号に変換するD/A変換部
    と、 前記中間アナログ信号を平滑化し、前記mビットのデジ
    タル信号と実質的に同等な精度のアナログ信号として、
    出力するアナログフィルタとを備えたことを特徴とする
    D/A変換器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のD/A変換器におい
    て、 前記ビット変調部は、 前記mビットのデジタル信号の下位(m−n)ビットか
    ら、1ビットであって、時系列的な平均の精度が当該
    (m−n)ビットの精度と実質的に同等である変調ビッ
    トを生成し、前記mビットのデジタル信号の上位nビッ
    トと前記変調ビットとを加算して、前記nビットの中間
    デジタル信号を生成するものであることを特徴とするD
    /A変換器。
  12. 【請求項12】 mビット(mは正の整数)のデジタル
    信号の下位(m−n)ビット(nは正の整数:n<m)
    から、1ビットであって、時系列的な平均の精度が当該
    (m−n)ビットの精度と実質的に同等である変調ビッ
    トを生成するビット変調部と、 前記mビットのデジタル信号の上位nビットを、前記m
    ビット相当のレンジの第1の中間アナログ信号に変換す
    るD/A変換部と、 前記D/A変換部における1ビットに相当するアナログ
    値を出力可能に構成され、前記変調ビットをスイッチン
    グ信号として、第2の中間アナログ信号を出力する電源
    部と、 前記第1および第2の中間アナログ信号を加算する加算
    器と、 前記加算器からの出力を平滑化し、前記mビットのデジ
    タル信号と実質的に同等な精度のアナログ信号として、
    出力するアナログフィルタとを備えたことを特徴とする
    D/A変換器。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載のD/A変
    換器において、 前記mビットのデジタル信号は、時系列的な平均値の精
    度がmビットよりも実質的に高くなるように変調された
    ものであり、 前記ビット変調部は、 前記変調ビットの時系列的な平均の精度と前記mビット
    のデジタル信号の下位(m−n)ビットの時系列的な平
    均の精度とが実質的に同等になるように、前記変調ビッ
    トを生成するものであることを特徴とするD/A変換
    器。
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