JP2003298063A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JP2003298063A JP2002097049A JP2002097049A JP2003298063A JP 2003298063 A JP2003298063 A JP 2003298063A JP 2002097049 A JP2002097049 A JP 2002097049A JP 2002097049 A JP2002097049 A JP 2002097049A JP 2003298063 A JP2003298063 A JP 2003298063A
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Kazuya Matsuzawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショートチャネル効果を抑制しかつ駆動力を
向上させることのできる電界効果トランジスタを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 対向する一対のチャネル面を有するチャ
ネル領域2と、チャネル面上にそれぞれ形成された一対
のゲート電極(3,4)と、離間して形成され、チャネ
ル領域2を挟む位置に配置されたソース領域5及びドレ
イン領域6とを具備し、一対のゲート電極(3,4)の
間隔が、ソース領域5側の方がドレイン領域6側よりも
大きい電界効果トランジスタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界効果トランジ
スタに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、超高速MOSFET(Metal
Oxide Semiconductor Fiel
d Effect Transistor)は、ゲート
長(Lg)に代表される素子の寸法を縮小することによ
り、その性能を向上させてきている。
【0003】しかしながらゲート長が極端に短くなる
と、ゲートを閉状態にした場合でもソース領域及びドレ
イン領域間の電位差により電荷が漏れてしまうというシ
ョートチャネル効果が発生してしまう。この結果、電界
効果トランジスタにおいてスイッチング動作が出来なく
なるという問題が生じる。
【0004】このショートチャネル効果を抑制するため
に、チャネル面の両側からゲート電圧を印加するダブル
ゲート構造の電界効果トランジスタが提案されている。
【0005】このダブルゲート構造の電界効果トランジ
スタは、極めて狭い面間隔に配置されたゲート電極でチ
ャネル面を挟むため、チャネル領域に十分な電圧を印加
できるのでゲート閉状態においても電荷の漏れを抑制す
る。
【0006】しかしながら、ダブルゲート構造の電界効
果トランジスタは、ゲート間隔を極めて狭く配置するた
めに、チャネル領域の厚さも小さくなるので、ゲート開
状態において流れる電流量が少なくなり駆動力が小さい
という問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のダブルゲート構造の電界効果トランジスタでは、ショ
ートチャネル効果を抑制はするものの駆動力が小さいと
いう問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ショートチャネル効果を抑制しかつ駆動力
を向上させることのできる電界効果トランジスタを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ソース領域及びドレイン領域を有し、そ
のソース領域及びドレイン領域間に、相対する主面を有
する基体と、前記主面に設けられた一対のゲート電極と
具備し、前記一対のゲート電極の間隔が、前記ソース領
域側において前記ドレイン領域側よりも大きいことを特
徴とする電界効果トランジスタを提供する。
【0010】このとき前記基体が半導体により形成され
ていることが好ましい。
【0011】また、前記一対のゲート電極の間隔が、前
記ソース領域側から前記ドレイン領域側に次第に小さく
なっていることが好ましい。
【0012】また、前記ソース領域を内側に、前記ドレ
イン領域を外側に位置するように前記電界効果トランジ
スタを複数個環状に配置することが好ましい。
【0013】また、前記複数個の電界効果トランジスタ
は、p型及びn型が混在しており、p型の方がn型より
も多いことが好ましい。
【0014】また、中心部にドレイン電極を具備し、前
記複数個の電界効果トランジスタのドレイン領域が前記
ドレイン電極の周りに配置されていることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下
の実施形態に限定されるものではなく、種々選択して用
いることができる。
【0016】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に関わる電界効果トランジスタの斜視図である。
【0017】図1に示すように、シリコン基板1上に楔
形に成形された基体2が形成されている。この基体2
は、シリコン等の半導体により形成されている。また、
基体2中にはチャネル領域が形成されている。
【0018】基体2は、対向する一対のチャネル面を具
備し、このチャネル面上にそれぞれ一対のゲート電極3
及び4が形成されている。チャネル面上とゲート電極3
及び4間には、それぞれゲート絶縁膜(図示せず)が形
成されている。
【0019】基体2を挟むように、離間してソース領域
5及びドレイン領域6が形成されている。ソース領域5
及びドレイン領域6は、チャネル領域が延在している方
向でチャネル領域を挟む位置に形成されている。また、
ソース領域5及びドレイン領域6は、シリコン等の半導
体により形成され、不純物ドープされている。
【0020】基体2は、シリコン基板1に対して突出し
て形成された壁状の凸部であり、その形状はソース領域
5側の幅が、ドレイン領域6側の幅よりも広い楔形とな
っている。すなわち一対のゲート電極3及び4の間隔
は、ソース領域5側の間隔W1のほうがドレイン領域6
側の間隔W2よりも大きい。また、一対のゲート電極3
及び4の間隔は、ソース領域5側からドレイン領域6側
に次第に小さくなっている。
【0021】基体2の具体的な寸法は、ソース領域5に
接する部分の幅を10nm、ドレイン領域6に接する部
分の幅を6nmとしている。これらの幅は、一対のゲー
ト電極3及び4のソース領域5側の間隔W1及びドレイ
ン領域6側の間隔W2から、図示しないゲート絶縁膜の
膜厚を引いたものとほぼ一致する。また、基体2の高さ
Lwは20nmである。また、チャネル領域の長さ、こ
こではソース領域5と接する部分からドレイン領域6と
接する部分の距離Lgは、30nmである。
【0022】ソース領域5及びドレイン領域6の幅は、
それぞれチャネル領域と接する部分の幅と同じでよい。
ただしドレイン領域6の幅は、抵抗を下げるために広く
してもよい。
【0023】次に、ゲート電極の間隔がソース領域から
ドレイン領域まで、次第に狭くなっている電界効果トラ
ンジスタと、ゲート電極の間隔が一定の電界効果トラン
ジスタについて、ゲート電圧とドレイン電流の関係をシ
ミュレーションによって求めた結果を示す。
【0024】図2に示すように、(1)ソース領域(不
純物濃度1×1020cm−3)、チャネル領域(不純
物濃度1×1015cm−3)及びドレイン領域(不純
物濃度1×1020cm−3)の幅が全て5nmである
ダブルゲート構造の電界効果トランジスタ及び(2)ソ
ース領域(不純物濃度1×1020cm−3)側のチャ
ネル領域(不純物濃度1×1015cm−3)の幅が
3.34nm、ドレイン領域(不純物濃度1×1020
cm−3)側のチャネル領域の幅が1.67nmである
ダブルゲート構造の電界効果トランジスタについて、シ
ミュレーションした。ゲート長は共に20nmである。
【0025】図3は、ゲート電圧とドレイン電流の関係
を示す特性図である。
【0026】図3に示すように、(2)に示すソース側
が広い構造では、0.2V以下のゲート電圧の低い領域
でドレイン電流が、(1)に示す通常の構造のものより
も少ない特性が得られている。すなわち、電界効果トラ
ンジスタの閉状におけるショートチャンネル効果が抑制
されていることが分かる。
【0027】また、(2)に示すソース側が広い構造で
は、0.4V以上のゲート電圧の高い領域では、(1)
に示す通常の構造と同様にドレイン電流量が高くなって
いることが分かる。これは駆動力が向上できることを示
唆している。
【0028】このように、本実施形態による構造は、ゲ
ート閉状で、ショートチャネル効果を抑制し、かつゲー
ト開状で駆動電流量を十分に確保できるということがい
える。
【0029】なお、比較として(1)のチャネル幅を、
(2)程度に狭くした場合は、ゲート閉状で、ショート
チャネル効果を抑制することは可能であるが、駆動電流
は(2)に比較して、非常に低いものであると予想され
る。
【0030】次に、本実施形態に関する電界効果トラン
ジスタの製造方法について、図4乃至図10を用いて説
明する。
【0031】本実施形態に関する電界効果トランジスタ
は、例えば、埋め込み酸化膜上に、SOI(Silic
on On Insulater)層が積層された基板
を用いて、基板表面に熱酸化膜のマスクを形成し、ドラ
イエッチング法にて楔形の突起を作成する。次に、ドラ
イエッチングによりダメージを受けた突起の表面を回復
させるために、高温で熱酸化を施す。
【0032】この高温熱酸化の過程で、突起は、その大
きさが小さくなる。その後、表面の酸化膜マスクを除去
し、表面処理を施した後にゲート加工及びソース領域及
びドレイン領域の加工をして電界効果トランジスタが完
成する。
【0033】今回例としてあげる製造方法は2種類であ
る。ひとつはゲート加工を施してから、ソース領域及び
ドレイン領域の加工を行うものである。他方は先にソー
ス領域及びドレイン領域の加工を施し、その後にゲート
加工を行うものである。
【0034】先ず、ゲート加工を先に行う製造方法の例
を説明する。
【0035】ここでは厚さ100nmの埋め込み酸化膜
上に、厚さ100nmのSOI層が積層された基板を用
いる。埋め込み酸化膜の膜厚は、プロセス上からの大き
な制約は無い。ただし、埋め込み酸化膜上のシリコン層
などを、埋め込み酸化膜とのエッチング速度の差を利用
して、選択エッチングする工程が用いられるため、埋め
込み酸化膜の厚さが数nm以下ではプロセスに注意が必
要となる。
【0036】SOI層の厚さは、最終的に形成される突
起の高さ以上の値が要求される。突起の高さはチャンネ
ル領域の高さLw(図1)を決定する値となるため、5
0nm以上は必要となる。最大値については、素子設計
上からは制約は少ないが、突起の高さ或いは底面に対す
る高さの比(アスペクト比)が大きいとプロセスが難し
くなるため、1μm以下が望ましい。
【0037】先ず、図4に示すように、シリコン基板1
0、埋め込み酸化膜11及びSOI層12の積層構造を
有するSOI基板を準備する。
【0038】図4中、(a)は、上面図、(b)はAA
断面図、(c)はBB断面図である。以下図5乃至図1
0について同じである。
【0039】図4に示すように、SOI基板のSOI層
12上にSiN層13を形成し、長さ2μm、幅20n
m〜40nmのレジストパターン14を形成する。
【0040】次に、図5に示すように、レジストパター
ン14(図4)をマスクとして、エッチングすること
で、楔型のSiNマスク13を形成する。次に、SiN
マスク13をマスクとして、エッチングすることで楔形
のシリコン突起12を形成する。このとき、埋め込み酸
化膜11が露出する。
【0041】シリコン突起部は、後にチャネル領域及
び、これを挟むようにソース領域及びドレイン領域が形
成される。シリコン突起12の側面が(010)面或い
は(100)面を向いていることが望ましい。また、
(110)面或いはそれと等価の面でもよい。これらの
面を有することで、電荷の移動度を大きくすることがで
きる。
【0042】次に、図6に示すように、SiNマスク1
3を残したまま、熱酸化処理を行う。こうすることでド
ライエッチングのダメージ層を除去することができる。
このときSiNマスク13で覆われた上面は酸化が進ま
ないが、カバーの無い側面は酸化され、シリコン突起1
2の幅が狭くなる。シリコン突起12の側面を5nm酸
化した場合、その幅は片面で5nm、両面で10nm薄
くなり、10nm〜30nmの楔形となる。
【0043】次に、SiNマスク13を除去し、シリコ
ン突起12を露出させ、前処理をした後、シリコン突起
12の表面を熱酸化する。このときの酸化膜の厚さは4
nmである。その結果、シリコン突起12の幅は8nm
〜28nmとなる。
【0044】次に、図7に示すように、全面に厚さ20
0nmの多結晶シリコン15を堆積する。このときの多
結晶シリコン15には高濃度の燐を添加する。燐の添加
は多結晶シリコン15をCVD法等により、堆積時に同
時に不純物添加する方法でも、イオン注入により導入す
る方法でもいずれでも良い。図中16は、シリコン酸化
膜である。
【0045】次に、図8に示すように、多結晶シリコン
15をゲート加工する。このとき、ゲート加工でマスク
に用いたレジストを利用し、シリコン突起12のエクス
テンションイオン注入もできる。
【0046】次に、図9に示すように、側壁加工を行う
ことで側壁絶縁膜17を形成する。ここではCVD法で
SiO層を堆積後、選択エッチングで側壁のみSiO
を残して側壁絶縁膜17とした。このとき多結晶シリ
コン層15と、シリコン突起12の高さが異なるため、
選択エッチングの条件を多結晶シリコン15の側面にの
み酸化物が残る用に設定すれば、シリコン突起12側壁
のSiOは完全除去される。その結果ゲートのみ側壁
が残り、フィン側面及び上面は歪Si層が露出する。
【0047】次に、図10に示すように、ソース領域1
8及びドレイン領域19をシリコンの選択成長で形成す
る。ここではシリコン結晶が露出したシリコン突起12
上にのみ新たなシリコン層が成長する。このときホウ素
を添加した選択成長を行うことによりソース領域18及
びドレイン領域19の不純物添加ができる。最後にゲー
ト電極、ソース電極、ドレイン電極を形成して電界効果
トランジスタが完成する。
【0048】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
に関わる電界効果トランジスタについて説明する。本実
施形態では、複数のチャネル領域を連結してひとつの電
界効果トランジスタを形成する例を示す。
【0049】図11は、楔形のチャネル領域となる基体
が3個並べて形成された電界効果トランジスタの斜視図
である。
【0050】図11に示すように、ソース領域及びドレ
イン領域をそれぞれ配線で共通に接続され、ゲート電極
に共通のゲート電圧が印加されるようになっている。こ
のように複数のチャネル領域を形成して共有させること
で、より駆動電流量を稼ぐことができる。
【0051】図12は、本実施形態の変形例に関わる電
界効果トランジスタの上面図である。ここではドレイン
端を中心にチャネル領域を環状に配置している。中心部
にはドレイン電極が配置されている。各チャネル領域の
ダブルゲートはそれぞれゲート配線によって共通のゲー
ト電圧が印加されるようになっている。また、ソース領
域も配線によって共通化されている。
【0052】このように楔形の基体をドレイン領域が中
心側になるように環状に配置することによって素子面積
を小さくする上で有効である。
【0053】また、電界効果トランジスタは、通常正孔
の移動度が電子の移動より低くいために、p型電界効果
トランジスタの駆動力がn型電界効果トランジスタの駆
動力より低い。
【0054】したがって図13に示すような環状に配置
した電界効果トランジスタにおいて、n型電界効果トラ
ンジスタとp型電界効果トランジスタの数を調整するこ
とにより実効的なチャンネル幅を制御するようにすれば
よい。こうすることで駆動力の差の補正が可能となる。
具体的には、p型電界効果トランジスタの数pをn型電
界効果トランジスタの数nよりも多くすればよい。
【0055】次に、本実施形態の電界効果トランジスタ
の製造方法について、図13乃至図19を用いて説明す
る。図では、2つの基体を具備する電界効果トランジス
タの製造方法について示している。
【0056】先ず、図14に示すように、埋め込み酸化
膜11上にSiGeからなるSOI層12が形成された
SOI基板を準備する。ここではSOI層12の厚さを
200nmである。
【0057】図14中、(a)は、上面図、(b)はA
A断面図、(c)はBB断面図である。以下図15乃至
図20について同じである。
【0058】図14に示すように、SOI基板のSOI
層12上に酸化膜20を厚さ10nmCVD法により堆
積し、この酸化膜20上にSiN膜21を厚さ10nm
堆積する。次に、ソース領域及びドレイン領域となる部
分にSiN膜21が残るようにエッチングをし、酸化膜
20を露出させる。さらに、チャネル領域となる基体に
酸化膜20が残るようにエッチングしてSOI層12を
露出させる。
【0059】このときチャネル領域となる基体を覆う酸
化膜20の幅は240nm〜260nmとした。
【0060】次に、図15に示すように、酸化膜20及
びSiN膜21をマスクとして、ドライエッチングする
ことによって、チャネル領域の基体22を形成する。こ
れによりソース領域23及びドレイン領域24の間にチ
ャネル領域の基体22が形成される。このときチャネル
領域の基体22の側面が(010)面となるよう、マス
クを設計する。
【0061】次に、図16に示すように、熱酸化を施す
ことによって、酸化膜25を形成する。このとき表面を
SiN膜21で覆われたソース領域23及びドレイン領
域24は酸化されないが、SiN膜21で覆われていな
いチャネル領域の基体22の表面は酸化される。
【0062】すなわちチャネル領域の基体22は、上部
はCVD酸化膜25で覆われ、側面は熱酸化膜26で覆
われる。この熱酸化によりチャネル領域の基体22をお
よそ100nm酸化する。その結果チャネル領域の基体
22は、高さ100nm、幅20nm〜40nmとな
る。
【0063】ここでチャネル領域の基体22の上面には
予め薄い酸化膜20が形成されていたため、側面の酸化
の速度が、酸化開始時にわずかに速い。
【0064】次に、図17に示すように、ソース領域2
3及びドレイン領域24を覆うSiN膜を除去した後
に、燐のイオン注入をする。このときソース領域23及
びドレイン領域24にはイオンは注入されるが、チャネ
ル領域の基体22は熱酸化で形成された厚い酸化膜で覆
われているため、イオンは注入されない。
【0065】次に、図18に示すように、ソース領域2
3及びドレイン領域24上、チャネル領域の突起基体上
の酸化膜を除去し、SiGe表面を露出させたのち、こ
のSiGe層の表面を厚さ3nm熱酸化する。
【0066】次に、チャネル領域の基体22の隙間を埋
め込むようにCVD法により多結晶シリコン25を堆積
する。ここで多結晶シリコン25にはホウ素を添加す
る。これはCVD法による堆積時に同時にホウ素を添加
する方法でも、後からイオン注入により導入方法でも良
い。
【0067】次に、図20に示すように、ゲートの幅で
多結晶シリコン25を残し、周囲を除去して、ソース領
域23及びドレイン領域24、ゲート多結晶部にそれぞ
れ電極を形成して電界効果トランジスタが出来上がる。
【0068】
【発明の効果】ゲート閉状のショートチャンネル効果の
抑制をしながら、ゲート開状の駆動力を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの斜視図。
【図2】 (1)従来のダブルゲート構造の電界効果ト
ランジスタ及び(2)本発明のダブルゲート構造の電界
効果トランジスタについて、シミュレーションするため
の寸法を示した図。
【図3】 ゲート電圧とドレイン電流の関係を示す特性
図。
【図4】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図5】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図6】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図7】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図8】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図9】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラン
ジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図10】 本発明の実施形態1に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図11】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの斜視図。
【図12】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの変形例。
【図13】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの変形例。
【図14】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図15】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図16】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図17】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図18】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図19】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【図20】 本発明の実施形態2に関わる電界効果トラ
ンジスタの製造方法を説明する各主要工程の断面図。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・チャネル領域の基体 3・・・ゲート電極 4・・・ゲート電極 5・・・ソース領域 6・・・ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/092 H01L 27/08 321D 321C 321E (72)発明者 高木 信一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松澤 一也 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F048 AA00 AA08 AC01 AC04 BA16 BB01 BB05 BC03 BD01 5F110 AA01 AA07 CC01 CC02 CC10 DD05 DD13 EE09 EE22 EE30 EE45 FF02 FF23 GG01 GG02 GG12 GG17 GG23 GG25 GG28 GG29 GG60 HJ01 HJ13 HJ16 HK09 HK13 HK32 HK39 HM15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース領域及びドレイン領域を有し、その
    ソース領域及びドレイン領域間に、相対する主面を有す
    る基体と、 前記主面に設けられた一対のゲート電極と具備し、 前記一対のゲート電極の間隔が、前記ソース領域側にお
    いて前記ドレイン領域側よりも大きいことを特徴とする
    電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】前記基体が半導体により形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】前記一対のゲート電極の間隔が、前記ソー
    ス領域側から前記ドレイン領域側に次第に小さくなって
    いることを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の電
    界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】前記ソース領域を内側に、前記ドレイン領
    域を外側に位置するように前記電界効果トランジスタを
    複数個環状に配置することを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の電界効果トランジスタを用い
    た電界効果トランジスタ。
  5. 【請求項5】前記複数個の電界効果トランジスタは、p
    型及びn型が混在しており、p型の方がn型よりも多い
    ことを特徴とする請求項4記載の電界効果トランジス
    タ。
  6. 【請求項6】中心部にドレイン電極を具備し、前記複数
    個の電界効果トランジスタのドレイン領域が前記ドレイ
    ン電極の周りに配置されていることを特徴とする請求項
    4或いは請求項5記載の電界効果トランジスタ。
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