JP2003295827A - 表示パネル焼き付き補正機能を備えた画像表示装置 - Google Patents

表示パネル焼き付き補正機能を備えた画像表示装置

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JP2003295827A
JP2003295827A JP2002102001A JP2002102001A JP2003295827A JP 2003295827 A JP2003295827 A JP 2003295827A JP 2002102001 A JP2002102001 A JP 2002102001A JP 2002102001 A JP2002102001 A JP 2002102001A JP 2003295827 A JP2003295827 A JP 2003295827A
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Hideo Ochi
英夫 越智
Masami Tsuchida
正美 土田
Shinichi Ishizuka
真一 石塚
Tsuyoshi Sakamoto
強 坂本
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  • Control Of El Displays (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の自発光素子からなる表示パネルにおけ
る焼き付き補正を適切に行うことができる画像表示装置
を提供する。 【解決手段】 複数の自発光素子によって形成された表
示パネルに入力画像データに応じた画像を表示する画像
表示装置であって、入力画像データに応じた画像に対応
した表示パネルの焼き付き補正画像データを生成し、画
像表示装置の不使用時間帯に補正画像データに応じた画
像を表示パネルに所定時間だけ表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の自発光素子
によって形成された表示パネルについて焼き付き補正機
能を備えた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯端末に用いられる画
像表示装置としては、薄型の表示パネルが要求されてい
る。従来の薄型の表示パネルには液晶表示パネルが通常
使用されているが、複数の有機エレクトロルミネッセン
ス素子をマトリックス状に配列して構成される表示パネ
ルは、薄いだけでなく軽量となるので、携帯端末用の画
像表示装置として有望とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、有機エレク
トロルミネッセンス素子は自発光素子であるため、駆動
時間の経過に従って素子自体が劣化してしまう。有機エ
レクトロルミネッセンス素子を用いたマトリックス或い
はセグメントの表示パネルを有する画像表示装置におい
ては、時間経過に従って画素によって駆動された時間が
異なるので、画素毎の駆動時間に応じて素子劣化による
輝度の低下の程度が異なることになる。駆動時間が長い
画素は短い画素よりも暗くなる。例えば、静止画のよう
な固定画像を長時間表示した後に、均一な画像を表示す
ると、その表示画像には固定画像の文字等の内容が浮か
んで表示されるいわゆる焼き付きが生じる。
【0004】そこで、本発明の目的は、複数の自発光素
子からなる表示パネルにおける焼き付き補正を適切に行
うことができる画像表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、複数の自発光素子によって形成された表示パネルに
入力画像データに応じた画像を表示する画像表示装置で
あって、入力画像データに応じた画像に対応した表示パ
ネルの焼き付き補正画像データを生成する補正データ生
成手段と、画像表示装置の不使用時間帯に補正画像デー
タに応じた画像を表示パネルに所定時間だけ表示させる
補正駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明による画像表示
装置を適用した携帯端末装置を示している。この携帯端
末装置は無線電話及びデータ通信のための送受信部11
と、表示部12と、操作部13と、メモリ14と、CP
Uからなるメイン制御回路15とを備えている。送受信
部11にはアンテナ11aの他に電話送話用のマイクロ
ホン16及び受話用のスピーカ17が接続されている。
制御回路15は、送受信部11、表示部12、操作部1
3及びメモリ14に接続され、携帯端末装置全体の動作
を制御する。また、制御回路15は、画像として表示さ
せるべき画像データを表示部12に供給する。
【0007】表示部12は、表示パネル21と、表示制
御回路22と、陽極線ドライブ回路23と、陰極線走査
回路24と、メモリ25とを有する。表示パネル21は
有機EL素子(図示せず)が複数の陽極線A1〜Am
(mは2以上の正の整数)と複数の陰極線B1〜Bn
(nは2以上の正の整数)との交差位置各々に配置され
たマトリックス表示パネルである。表示パネル21がモ
ノクロ表示用の場合には、1画素が1つの有機EL素子
によって形成される。表示パネル21がカラー表示用の
場合には、1画素がRGB(赤、緑、青)の3つの有機
EL素子によって形成される。
【0008】表示制御回路22はCPUからなり、メイ
ン制御回路15から供給される画像データに応じた画像
を表示パネル21に線順次駆動方式で表示させるための
制御を行う。その制御のために所定の走査タイミングに
同期して陰極線走査回路24に走査指令を発し、同時に
陽極線ドライブ回路23に対しては駆動指令を発する。
表示制御回路22は供給された画像データを画像メモリ
として機能するメモリ25に書き込むと共に、線順次駆
動方式の表示のためにメモリ25に画像データを表示パ
ネル21の各画素に対応して展開して書き込み、それを
走査順に読み出して陽極線毎の駆動指令を生成する。各
画素のデータには発光時にはその輝度情報も含まれ、駆
動指令には輝度情報が駆動電流の大きさとして示され
る。
【0009】陽極線ドライブ回路23は表示パネル21
の陽極線A1〜Am各々に接続され、表示制御回路22
からの駆動指令に応じて陽極線A1〜Amに駆動電流を
選択的に供給する。陰極線走査回路24は表示パネル2
1の陰極線B1〜Bn各々に接続され、表示制御回路2
2からの走査指令に応じて陰極線B1〜Bnのいずれか
1を所定順に選択して所定の走査電位を印加する。所定
の走査電位が印加された陰極線に接続された有機EL素
子のうちの対応する陽極線を介して駆動電流が供給され
る有機EL素子が発光する。
【0010】表示制御回路22は、図2に示すように、
画像データに応じた画像表示を表示パネル21に行う
(ステップS1)。すなわち、上記したように画像デー
タに応じて走査指令及び駆動指令を所定の走査タイミン
グに同期して発生する。ステップS1の実行後、その画
像データに応じた画像は動画及び静止画のいずれである
かを判別する(ステップS2)。動画の場合にはステッ
プS1に戻って上記の動作を繰り返す。一方、静止画の
場合には、メモリ25にその静止画についての画像デー
タ(又はそのアドレス)とその表示時間を追加記録する
(ステップS3)。すなわち、メモリ25には静止画毎
にその画像データと表示時間とが記録される。表示時間
は1つの静止画についての表示開始から表示終了までの
時間である。
【0011】表示制御回路22は、画像が更新されたか
否かを判別する(ステップS4)。メイン制御回路15
から新たに供給された画像データによって示された画像
が表示中の静止画から変化した否かを判別する。画像更
新の場合にはステップS1に戻ってその新たな画像デー
タを用いて上記の動作を繰り返す。更新されない場合に
は通常表示中か否かを判別する(ステップS5)。通常
表示中とはユーザによって携帯端末装置が使用されてい
る状態である。通常表示中にない状態、すなわち携帯端
末装置の不使用時間帯は、操作部13からの最後にコマ
ンド入力(操作入力)が存在してから第2所定時間の経
過後の新たなコマンド入力が存在しない期間である。例
えば、携帯端末装置が待機状態にある場合、画像データ
の更新が所定期間以上に亘ってない場合が対応する。ま
た、蓋付きの携帯端末装置の場合には、蓋を閉じた状態
が通常表示中にない状態である。更には、携帯端末装置
を内蔵バッテリを電源とせず、外部の交流電源を電源と
している状態てあって、そのバッテリへの充電中を通常
表示中にない状態として含む。
【0012】表示制御回路22は、通常表示中にはステ
ップS3に戻り、通常表示中にない場合には焼き付き補
正表示動作を開始する。メモリ25には、例えば、図3
に示すように静止画の画像データ(又はそのアドレス)
A,B,Cとその表示時間E,F,Gとが対となって記
憶される。次に、焼き付き補正表示動作について説明す
る。
【0013】表示制御回路22は、図4に示すように、
静止画としてメモリ25に記憶された画像データ及びそ
の表示時間を読み出し(ステップS11)、その画像デ
ータによって形成される静止画の画面中で最大輝度をD
peakとして検出する(ステップS12)。その静止画の
画面の各画素の輝度D(x,y)を検出し(ステップS1
3)、各画素の補正輝度Dadj(x,y)=Dpeak−D(x,y)
を算出する(ステップS14)。(x,y)は画像上の画素
の位置を示す。なお、カラー表示の場合には各画素のR
GB毎に補正輝度DRadj(x,y),DGadj(x,y),DBad
j(x,y)を算出する。
【0014】表示制御回路22は、ステップS14で形
成された補正輝度Dadj(x,y)による画像データに応じた
補正画像を表示パネル21に読み出した表示時間だけ表
示させるための制御を行う(ステップS15)。この制
御は上記のステップS1の場合と同様である。ステップ
S15の実行後、メモリ25に記録された残りの静止画
の画像データ及びその表示時間がある場合には(ステッ
プS16)、ステップS11に戻って上記のステップS
11〜S15の動作を行う。
【0015】このように、かかる焼き付き補正表示動作
においては、静止画の最大輝度Dpeakと各画素の輝度D
(x,y)との差Dpeak−D(x,y)を補正輝度Dadj(x,y)とす
る画像データが作成され、その作成した画像データに応
じた補正画像表示が表示パネル21にてその静止画の表
示時間だけ行われる。よって、静止画表示による画素毎
の輝度レベルの違いが補正画像として表示されるので、
焼き付きが適切に補正される。また、上記した実施例の
ように制御回路のプログラムの実行によって焼き付き補
正表示動作を行うならば、装置としてハードウェアの追
加をすることなく焼き付き補正が可能となる。
【0016】なお、焼き付き補正表示動作中に携帯端末
装置が例えば、操作されたことにより通常表示動作に復
帰する必要が生じた場合にはその焼き付き補正表示動作
を中断して通常表示動作に移行することが行われる。上
記した実施例においては、静止画の実際の表示時間だけ
補正画像を表示するが、補正画像の表示輝度を高くして
補正画像の表示時間を短縮しても良い。
【0017】また、上記した実施例においては、表示さ
れた全ての静止画に対する補正画像を表示するが、表示
された静止画のうち所定時間以上表示された静止画だけ
に対する補正画像を作成して表示しても良い。更に、上
記した実施例においては、補正画像を表示パネル21に
表示する焼き付き補正表示動作は無期限に行われるが、
図5に示すように、表示パネル21の表示の累計時間が
第4所定時間を越えるか否かを判別し(ステップS
6)、表示累計時間が第4所定時間を越えるまでは焼き
付き補正表示動作を行い、第4所定時間を越えると焼き
付き補正表示動作を中止するようにしても良い。これ
は、表示パネルにおける焼き付きが最も起こりやすいの
は初期の使用期間であるからである。図6に示すよう
に、表示パネルの駆動時間に対する輝度の劣化率は最初
の数百時間が最も大きく、その後は緩やかになる。劣化
率が緩やかになった後は、数時間程度の静止画の表示で
は焼き付きが起こることがなく、むしろ焼き付き補正表
示による劣化の方が問題となると考えられる。よって、
表示累計時間が第4所定時間を越えるまでの初期の使用
期間だけ焼き付き補正表示動作を行うことが良いのであ
る。第4所定時間は表示パネルにおける輝度の劣化率が
緩やかになるまでの時間である。
【0018】カラー表示の場合には、上記したように、
RGB毎に補正画像を作成する方法の他に、RGBを総
合して補正する方法が考えられる。例えば、1画素の色
がRGB256階調(8×3=24ビット)であったと
すると、前者の方法では、色単位で補正を行うので、8
ビット単位で3回行うことになる。焼き付き補正はでき
るが、特定の色だけ駆動時間が長くなる可能性があり、
色度は補正しがたい。一方、後者の方法では、24ビッ
トを同時に補正を行うので、単色ベタ表示の静止画でも
補正時に他の色を点灯させることにより色度補正ができ
る。ところが、焼き付きがなくても補正が行われるので
表示パネル全体の寿命が短くなる。
【0019】焼き付き補正表示動作としては、上記した
実施例にように実際に表示した静止画の画像データを検
出してその画像データについての補正画像を作成する方
法の他に、通常表示される画像を予測してそれの補正画
像を作成する方法がある。次に、この通常表示される画
像を予測して焼き付き補正表示する動作を図1の携帯端
末装置に適用して説明する。
【0020】通常表示される画像は、携帯端末装置を普
通に使用した場合に表示される画像を事前に調査して決
定される。ここでは、調査した結果、通常表示される画
像として例えば、図7(a)に示したように壁紙上にアイ
コンが表示された静止画の画像と、図7(b)に示したよ
うにメニューとアイコンとが表示された静止画の画像と
が得られたとする。また、アイコンは100%、壁紙は
60%、メニューは30%の割合で表示されることも調
査されたとする。
【0021】焼き付き補正表示動作において表示制御回
路22は、図8に示すように、表示時間カウンタ(図示
せず)の計測値が0となったか否かを判別する(ステッ
プS21)。表示時間カウンタは通常表示された時間を
計測するカウンタであり、携帯端末装置の通常表示中に
時間をアップカウントし、以下のステップS22〜S2
4に示す補正画像の表示によって時間をダウンカウント
する。
【0022】表示時間カウンタの計測値が0でない場合
には、壁紙上にアイコンが表示された画像についての補
正画像を作成し、その補正画像を時間比率0.6に対応
した時間だけ表示パネル21に表示させる(ステップS
22)。アイコンだけが表示された画像についての補正
画像を作成し、その補正画像を時間比率0.1に対応し
た時間だけ表示パネル21に表示させる(ステップS2
3)。更に、メニューとアイコンとが表示された画像に
ついての補正画像を作成し、その補正画像を時間比率
0.3に対応した時間だけ表示パネル21に表示させる
(ステップS24)。時間比率に対応した時間は単位時
間(表示時間カウンタの計測値1に対応する)に対する
時間である。
【0023】表示制御回路22は、表示時間カウンタの
計測値を1だけ減少させ(ステップS25)、ステップ
S21に進んで表示時間カウンタの計測値が0となった
か否かを判別する。表示時間カウンタの計測値が0とな
った場合には焼き付き補正表示動作を終了する。なお、
ステップS22の補正画像については、壁紙上にアイコ
ンが表示された画像の最大輝度Dpeakと各画素の輝度D
(x,y)との差Dpeak−D(x,y)を補正輝度Dadj(x,y)とす
る補正画像用の画像データを作成しても良いが、その補
正画像用の画像データをメモリ25に予め用意しておい
てそれを読み出して用いても良い。このことは、ステッ
プS23及びS24各々の補正画像についても同様であ
る。
【0024】複数の静止画各々が表示パネル21に互い
に異なる時間に表示された場合に、それら静止画に対す
る補正画像を上記した実施例に如く個別に作成すること
に限らず、複数の静止画の合成画像を作成し、その合成
画像について補正画像の画像データを作成しても良い。
例えば、3つの静止画A,B,Cがある場合に、静止画
Aが時間Xだけ表示され、静止画Bが時間Yだけ表示さ
れ、静止画Cが時間Zだけ表示されたとして、表示制御
回路22による焼き付き補正表示動作を次に示す。
【0025】表示制御回路22は、図9に示すように、
静止画としてメモリ25に記憶された静止画A,B,C
各々の画像データ及びその表示時間X,Y,Zを読み出
し(ステップS31)、静止画A,B,Cによる合成画
像の各画素の輝度M(x,y)を算出する(ステップS3
2)。この場合の合成画像の各画素の輝度M(x,y)は、
静止画A,B,Cの各画素の輝度をA(x,y),B(x,y),
C(x,y)とすると、 M(x,y)=[A(x,y)・X+B(x,y)・Y+C(x,y)・Z]/
(X+Y+Z) の如く表すことができる。
【0026】その合成画像中で最大輝度をMpeakとして
検出し(ステップS33)、各画素の補正輝度Madj(x,
y)=Mpeak−M(x,y)を算出する(ステップS34)。
表示制御回路22は、ステップS34で形成された補正
輝度Madj(x,y)による画像データに応じた補正画像を表
示パネル21に表示時間(X+Y+Z)/3だけ表示させ
るための制御を行う(ステップS35)。このステップ
S35の制御は上記のステップS1の場合と同様であ
る。
【0027】なお、上記した各実施例においては、表示
制御回路22による焼き付き補正表示動作として示した
が、メイン制御回路15が上記の焼き付き補正表示動作
を行っても良い。また、メイン制御回路15と表示制御
回路22とを1つの制御回路として構成しても良い。ま
た、上記した実施例においては、本発明の画像表示装置
を携帯端末装置に適用した場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、ノート型のパーソナルコンピュー
タ等の他の装置にも本発明を適用することができる。
【0028】更に、上記した実施例において、表示パネ
ル21にはパッシブ型のものが用いられているが、これ
に限定されない。アクティブ型の表示パネルを有する画
像表示装置に本発明を適用しても良いことは勿論であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、表示パネ
ルにおける焼き付き補正を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の装置中の表示制御回路の表示制御動作を
示すフローチャートである。
【図3】メモリに記憶された画像データ及び表示時間を
示す図である。
【図4】図1の装置中の表示制御回路の焼き付き補正表
示動作を示すフローチャートである。
【図5】図2に示した表示制御動作の他の動作例を示す
フローチャートである。
【図6】表示パネルの駆動時間に対応する輝度変化を示
す図である。
【図7】表示パネルに頻度高く表示される画像を示す図
である。
【図8】図1の装置中の表示制御回路の焼き付き補正表
示動作を示すフローチャートである。
【図9】図1の装置中の表示制御回路の焼き付き補正表
示動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 送受信部 12 表示部 13 操作部 15 メイン制御回路 21 表示パネル 22 表示制御回路 23 陽極線ドライブ回路 24 陰極線走査回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670K H05B 33/14 H05B 33/14 A (72)発明者 石塚 真一 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 (72)発明者 坂本 強 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB11 AB17 DB03 GA00 5C080 AA06 BB05 DD18 DD29 EE17 EE28 JJ02 JJ07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自発光素子によって形成された表
    示パネルに入力画像データに応じた画像を表示する画像
    表示装置であって、 前記入力画像データに応じた画像に対応した前記表示パ
    ネルの焼き付き補正画像データを生成する補正データ生
    成手段と、 前記画像表示装置の不使用時間帯に前記補正画像データ
    に応じた画像を前記表示パネルに第1所定時間だけ表示
    させる補正駆動手段と、を備えたことを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記自発光素子は有機エレクトロルミネ
    ッセンス素子であることを特徴とする請求項1記載の画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示装置の不使用時間帯は、前
    記画像表示装置における最後にコマンド入力が存在して
    から第2所定時間の経過後の新たなコマンド入力が存在
    しない期間であることを特徴とする請求項1記載の画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置の不使用時間帯は、前
    記画像表示装置が待機状態にあるときであることを特徴
    とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画像表示装置の不使用時間帯は、前
    記画像表示装置の内蔵バッテリが充電状態にあるときで
    あることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示装置の不使用時間帯は、前
    記画像表示装置の表示部の蓋が閉じられた状態にあると
    きであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像表示装置の不使用時間帯は、前
    記画像表示装置が外部からの交流電源を電源としている
    状態にあるときであることを特徴とする請求項1記載の
    画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記補正駆動手段は、前記入力画像デー
    タに応じた画像について互いに異なる画面毎に前記第1
    所定時間を設定し、 前記第1所定時間はその画面各々の表示時間に対応した
    時間であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記補正駆動手段は、前記画像表示装置
    の使用時間帯における前記表示パネルによる前記入力画
    像データに応じた画像の実際の表示時間を計測する時間
    計測手段と、前記互いに異なる画面毎に表示の時間比率
    を設定する手段とを有し、前記互いに異なる画面毎に前
    記所定計測手段によって計測された前記表示時間に対し
    て前記時間比率で定まる時間を前記第1所定時間とする
    ことを特徴とする請求項8記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記補正データ生成手段は、前記入力
    画像データに応じた画像が静止画であるときに前記補正
    画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の
    画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記補正データ生成手段は、複数の静
    止画を合成した合成画像に対して前記補正画像データを
    生成することを特徴とする請求項10記載の画像表示装
    置。
  12. 【請求項12】 前記補正データ生成手段は、前記入力
    画像データに応じた画像が静止画であるときその画像デ
    ータ及び表示時間を記憶するメモリと、前記メモリに記
    憶された画像データに応じて前記補正画像データを生成
    し、 前記補正駆動手段は、前記画像表示装置の不使用時間帯
    に前記補正画像データに応じた画像を前記表示パネルに
    表示させるために前記メモリに記憶された表示時間を前
    記第1所定時間として用いることを特徴とする請求項1
    記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記補正データ生成手段は、前記入力
    画像データに応じた画像のうちの最大輝度を検出する最
    大輝度検出手段と、 前記入力画像データに応じた画像の各画素の輝度を検出
    する画素輝度検出手段と、 前記最大輝度と前記各画素の輝度との差を各画素の輝度
    とする前記補正画像データを作成する手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記第1所定時間は、前記補正画像デ
    ータに応じた画像の輝度に反比例した長さであることを
    特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記補正データ生成手段は、前記入力
    画像データに応じた画像が第3所定時間以上表示された
    場合に前記補正画像データを生成することを特徴とする
    請求項1記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示パネルの累計表示時間が第4
    所定時間を越えた否かを判別する判別手段を有し、 前記補正駆動手段は、前記判別手段によって前記累計表
    示時間が前記第4所定時間を越えたことが判別された場
    合には、前記補正画像データに応じた画像の前記表示パ
    ネルへの表示を禁止することを特徴とする請求項1記載
    の画像表示装置。
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