JP2011128285A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示パネルの表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域各々に対応して設けられた複数の発光素子への供給電力が個別に制御される液晶表示装置であって、複数の静止画像各々を液晶表示パネルに表示するときの消費電力を事前に表示することのできる液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】静止画像各々の画像データに基づいて、静止画像各々が液晶表示パネルに表示されるときに分割領域各々に表示される画像の輝度に関する輝度情報を取得し(S2)、該輝度情報に基づいて静止画像各々が液晶表示パネルに表示されるときに発光素子各々に供給される電力の合計を算出する(S3〜S5)。そして、前記算出された静止画像各々に対応する消費電力を含む情報を、液晶表示パネルに表示する静止画像を複数の静止画像から選択するための選択画面に表示する(S7)。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示パネル及びバックライトを備える液晶テレビジョン受像機などの液晶表示装置に関し、特に、複数の静止画像各々を液晶表示パネルに表示するときの消費電力の違いをユーザに認識させることのできる液晶表示装置に関するものである。
液晶テレビジョン受像機などの液晶表示装置は、映像を表示する液晶表示パネルと、液晶表示パネルを背後から照明するバックライトとを備えている。この液晶表示装置では、映像信号に基づいて液晶表示パネルの液晶素子各々の駆動を制御し、該液晶素子各々の透過率を変化させる。これにより、バックライトからの光の透過量が調整され、映像信号に基づく映像が液晶表示パネルに表示される。
また、液晶表示装置では、バックライトから照射される光量が画像データに基づいて調整される。特に、バックライトが、液晶表示パネルの表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域各々に対応して設けられた複数のLEDを有する場合には、入力される画像データに基づいて前記分割領域各々に対応するLED各々への供給電力が個別に制御される。
ところで、昨今、液晶テレビジョン受像機などの液晶表示装置について、ユーザの省電力化への関心が高まりつつまる。例えば、特許文献1では、テレビジョン受像機の現在の消費電力を検出して表示することが提案されている。係る構成によれば、ユーザに現在の消費電力を認識させ、省エネ意識を持たせることが可能である。ここで、テレビジョン受像機に実際に映像を表示させた状態であれば、その消費電力を検出することは容易である。
特開2002−354510号公報
しかしながら、液晶表示装置で実際に映像を表示しているときの消費電力を表示する構成では、ユーザは、その映像を表示させた後でなければ消費電力を知ることができず、その映像を表示させる前に予め消費電力を知ることはできない。
例えば、近年の液晶表示装置には、該液晶表示装置の不使用時に液晶表示パネルに静止画像を表示させることにより、絵画や写真などを飾るのと同等の美観を楽しむことのできる動作モード(以下、「ウォールピクチャーモード」という)が搭載されることがある。ここで、ユーザがウォールピクチャーモードで表示する静止画像を選択する際、複数の静止画像各々を表示させたときの消費電力を把握することができれば、ユーザは、消費電力が極力低い静止画像を容易に選択することができる。しかしながら、従来では、ウォールピクチャーモードで表示させる静止画像を選択する際に、その表示候補となる静止画像各々を表示した場合の消費電力を把握することはできなかった。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液晶表示パネルの表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域各々に対応して設けられた複数の発光素子への供給電力が個別に制御される液晶表示装置であって、複数の静止画像各々を液晶表示パネルに表示するときの消費電力を事前に表示することのできる液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、液晶表示パネルの表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域各々に対応して設けられた複数の発光素子と、前記分割領域各々に表示される画像に応じて前記発光素子各々への供給電力を個別に制御する供給電力制御手段と、前記液晶表示パネルに表示する静止画像を複数の静止画像から選択するための選択画面を表示する静止画像選択表示手段とを備えてなる液晶表示装置に適用されるものである。
そして、本発明に係る前記液晶表示装置は、前記静止画像各々の画像データに基づいて、前記静止画像各々が前記液晶表示パネルに表示されるときに前記分割領域各々に表示される画像の輝度に関する輝度情報を取得する輝度情報取得手段を備えている。ここに、前記輝度情報は、前記分割領域各々に表示される画像の画素ごとの輝度レベル、平均輝度、輝度ヒストグラムのいずれか一つ又は複数を含むものである。
また、前記液晶表示装置は、前記輝度情報取得手段によって取得された前記分割領域各々の輝度情報に基づいて、前記静止画像各々が前記液晶表示パネルに表示されるときに前記供給電力制御手段によって前記発光素子各々に供給される電力の合計を算出する消費電力算出手段を備えている。そして、前記静止画像選択表示手段は、前記消費電力算出手段により算出された前記静止画像各々に対応する消費電力を含む情報を前記選択画面に表示するものである。
本発明に係る前記液晶表示装置によれば、複数の静止画像各々を前記液晶表示パネルに表示させたときの消費電力を事前に表示してユーザに認識させることが可能となる。従って、ユーザは、前記静止画像各々を前記液晶表示パネルに表示させたときの消費電力を事前に把握することができるため、例えば消費電力が極力小さくなる静止画像を選択して表示させることが可能となる。
さらに、前記静止画像選択表示手段が、前記静止画像各々を前記消費電力算出手段によって算出された消費電力が低いものから順に並べて表示するものであることが考えられる。これにより、ユーザは、容易に前記複数の静止画像のうち極力消費電力が低いものの中から、表示させる静止画像を選択することができる。
また、複数の静止画像を前記液晶表示パネルに予め設定された間隔で順次表示させるスライド表示手段を更に備えてなる構成では、前記スライド表示手段が、前記消費電力算出手段によって算出された消費電力が高い静止画画像の表示時間を前記消費電力が低い静止画像に比べて短く設定するものであることが望ましい。これにより、複数の静止画像のスライド表示を行う際の消費電力を省減することができる。
本発明によれば、複数の静止画像各々を前記液晶表示パネルに表示させたときの消費電力を事前に表示してユーザに認識させることが可能となる。従って、ユーザは、前記静止画像各々を前記液晶表示パネルに表示させたときの消費電力を事前に把握することができるため、例えば消費電力が極力小さくなる静止画像を選択して表示させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置のバックライトの概略構成を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置で実行されるウォールピクチャー表示処理の手順の一例を説明するための図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置で実行されるウォールピクチャー表示処理の実行結果の一例を説明するための図。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
まず、図1を用いて本発明の実施の形態に係る液晶表示装置Xの概略構成について説明する。前記液晶表示装置Xは、例えばテレビジョン受像機や、パソコンに用いられるディスプレイ装置などである。
図1に示すように、前記液晶表示装置Xは、表示制御部1、液晶駆動部2、バックライト制御部3、液晶表示パネル4、バックライト5などを有している。なお、前記液晶表示装置Xは、一般的なテレビジョン受像機やディスプレイ装置が備える他の構成要素(チューナやスピーカ、リモコンなど)も有しているが、その点については特に従来技術と異なるところがないため、本実施の形態ではその説明を省略する。
前記表示制御部1には、不図示のチューナによって受信されるテレビジョン放送や不図示の外部入力端子から入力される映像コンテンツなどに含まれた映像信号が入力される。また、前記液晶表示装置Xに内蔵されたDVDドライブやBLディスクドライブ、HDドライブ、カードリーダなどでDVD,BLディスク、HD、メモリカードなどの所定の記憶媒体から読み出された映像信号も前記表示制御部1に入力される。なお、ここでいう映像信号とは、映像のみならず静止画像の画像データも含む概念である。そして、前記表示制御部1は、入力された映像信号や基準クロック信号などに基づいて垂直同期信号や水平同期信号を生成し、前記垂直同期信号及び前記水平同期信号を前記液晶駆動部2に入力する。
また、前記表示制御部1は、前記映像信号や環境照度などに基づいて前記バックライト5の輝度を定めるデューティ比(点灯率)を設定し、該デューティ比を前記バックライト制御部3に入力する。なお、前記デューティ比の設定手法については後段で説明する。
さらに、前記表示制御部1は、前記バックライト5の輝度や予め設定されたガンマ値などに基づく前記映像信号の階調補正を実行し、該補正後の階調信号を前記液晶駆動部2に入力する。
前記液晶表示パネル4は、液晶層と、該液晶層に走査信号及びデータ信号を印加するための走査電極及びデータ電極とにより構成され、印加電圧により透過率が変化する複数の液晶素子を有するアクティブマトリクス型の液晶表示パネルである。前記液晶表示パネル4では、前記複数の液晶素子により、複数画素からなる表示領域が形成される。
そして、前記液晶駆動部2は、前記表示制御部1から入力される垂直同期信号及び水平同期信号に同期して前記液晶表示パネル4を駆動させ、前記表示制御部1から入力される映像信号を前記液晶表示パネル4に書き込むことにより、該映像信号に基づく映像を前記液晶表示パネル4に表示させる。具体的に、前記液晶駆動部2は、前記表示制御部1から入力される階調信号に応じて前記液晶表示パネル4の液晶素子各々への印加電圧を制御することにより、該液晶素子各々の透過率を制御する。
ここで、図2を参照しつつ、前記バックライト5について説明する。
前記バックライト5は、前記液晶表示パネル4の背面に配置され、該液晶表示パネル4を背後から照明するものである。具体的に、図2(a)に示す例では、前記バックライト5は、縦28個×横56個に配列されたLED51(発光素子の一例)を有している。
前記LED51各々は、図2(b)に示すように、前記液晶表示パネル4の表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域Y各々に対応して設けられたものであって、該液晶表示パネル4を背後から照射するものである。具体的に、図2(b)に示す例では、前記分割領域Y各々が複数の要素領域Y1〜Y100(縦10×横10)に分割されている。前記要素領域Y1〜Y100各々には、少なくとも1以上の画素が含まれている。
そして、前記バックライト5に設けられた前記LED51各々の発光輝度は、前記バックライト制御部3によって制御される。具体的に、前記バックライト5には、図2(c)に示すように、前記LED51ごとに対応して、該LED51への電力供給の有無を切り替えるスイッチ52が設けられている。なお、前記スイッチ52は、トランジスタやFETなどであってもよい。
前記バックライト制御部3は、前記スイッチ52各々のON/OFF時間を制御することにより、該LED51各々のデューティ比(点灯率)、即ち前記LED51各々の発光輝度を個別に調整する。なお、前記LED51の発光輝度は、前記デューティ比が高く設定されて供給電力が多くなるほど高く(明るく)なる。
ここで、前記バックライト制御部3によって制御される前記LED51各々のデューティ比、即ち前記LED51各々への供給電力は、前記表示制御部1によって定められる。ここで、前記LED51各々のデューティ比の設定手法の一例について説明する。
前記表示制御部1は、入力された画像データに基づいて、前記液晶表示パネル4の分割領域Y各々に表示する画像の画素ごとの輝度レベル(輝度情報の一例)を取得する。
次に、前記表示制御部1は、前記分割領域Y各々について前記要素領域Y1〜Y100各々の平均輝度(APL)を算出し、前記分割領域Yごとに、平均輝度が最も高い要素領域を特定する。そして、前記表示制御部1は、前記分割領域Y各々において最も大きい要素領域として特定された要素領域の平均輝度に応じて、該分割領域Y各々に対応する前記LED51各々のデューティ比、即ち前記LED51各々への供給電力を個別に設定する。その後、前記表示制御部1は、前記LED51各々に対応するデューティ比を前記バックライト制御部3に入力する。このように、前記分割領域Y各々に表示される画像に応じて前記LED51各々への供給電力を個別に制御するときの前記表示制御部1が供給電力制御手段に相当する。
なお、前記表示制御部1による前記LED51各々のデューティ比の設定手法は、ここで説明したように前記分割領域Y各々に表示する画像の画素ごとの輝度レベルに基づくものに限らず、前記分割領域Y各々に表示される画像の画素ごとの輝度レベル、平均輝度、輝度ヒストグラムのいずれか一つ又は複数を含む輝度情報に基づいて行えばよい。なお、前記輝度ヒストグラムは、前記分割領域Yにおける輝度レベルごとの画素数をカウントして輝度ヒストグラム化したものである。
そして、本発明の実施の形態に係る前記液晶表示装置Xは、前記液晶表示パネル4に静止画像を常時表示するウォールピクチャーモードを有しており、該ウォールピクチャーモードを具現するために前記表示制御部1によって実行されるウォールピクチャー表示処理(図3のフローチャート参照)に特徴を有している。
以下、図3に従って、前記液晶表装置Xで前記表示制御部1によって実行されるウォールピクチャー表示処理の手順の一例について説明する。なお、図3に示すS1、S2、…は処理手順(ステップ)番号を表す。
当該ウォールピクチャー表示処理は、前記液晶表示装置Xにおいて、不図示のリモコンや本体操作部などのユーザ操作に応じて前記表示制御部1によって実行される。なお、当該ウォールピクチャー表示処理の実行主体は前記表示制御部1に限らず、前記液晶表示装置Xを統括的に制御するメイン制御部などによって実行されるものであってもよい。
(ステップS1)
ステップS1において、前記表示制御部1は、前記ウォールピクチャーモードで表示させる静止画像の候補となる複数の静止画像に対応する画像データを読み出す。
具体的に、前記表示制御部1は、前記液晶表示装置Xに内蔵されたHDディスクなどの記憶媒体に記録された静止画像や、該液晶表示装置Xに設けられたDVDドライブやBLドライブなどに挿入された記憶メディアに記録された静止画像などを読み出す。
そして、前記表示制御部1は、続くステップS2〜S5において、前記ステップS1で読み出された複数の静止画像について、該静止画像を前記液晶表示パネル4に表示させたときの消費電力を算出するための処理を実行する。ここに、係る処理を実行するときの前記表示制御部1が消費電力算出手段に相当する。
(ステップS2〜S5)
まず、ステップS2では、前記表示制御部1は、一つの前記静止画像に対応する画像データに基づいて、該静止画像が前記液晶表示パネル4に表示されるときに前記分割領域Y各々に表示される画像の輝度に関する輝度情報として、該分割領域Y各々に表示する画像の画素ごとの輝度レベルを取得する。ここに、係る取得処理を実行するときの前記表示制御部1が輝度情報取得手段に相当する。なお、ここでは、前記輝度情報として、分割領域Y各々に表示する画像の画素ごとの輝度レベルを例に挙げて説明するが、前記輝度情報は、例えば前記分割領域各々に表示される画像の画素ごとの輝度レベル、平均輝度、輝度ヒストグラムのいずれか一つ又は複数を含むものであってよい。
次に、ステップS3において、前記表示制御部1は、前記分割領域Y各々について、前記要素領域Y1〜Y100のうち平均輝度(APL)が最も高い要素領域を特定し、該LED51に対応する前記分割領域Yにおいて最も大きい要素領域として特定された要素領域の平均輝度に応じて、前記分割領域Yごとに対応する前記LED51のデューティ比を算出する。
そして、前記表示制御部1は、ステップS4において、前記静止画像が前記液晶表示パネル4に表示されるときに前記バックライト制御部3によって前記LED51各々に供給される電力、即ち前記LED51各々の消費電力を、前記LED51各々に対応するデューティ比に基づいて算出する。例えば、前記表示制御部1は、前記LED51のデューティ比と消費電力との関係が予め定められた演算式などに基づいて前記LED51の消費電力を算出する。
続いて、ステップS5において、前記表示制御部1は、前記静止画像が前記液晶表示パネル4に表示されるときに前記バックライト制御部3によって前記LED51各々に供給される電力の和、即ち前記ステップS4で算出された前記LED51各々の消費電力の合計を算出する。
(ステップS6)
そして、前記表示制御部1は、前記ステップS1で読み出された表示候補となる複数の静止画像の全てについて、該静止画像が前記液晶表示パネル4に表示されたときの消費電力が算出されたか否かを判断する。
ここで、全ての算出がなされたと判断されると(S6のYes側)、処理はステップS7に移行するが、全て算出されていなければ(S6のNo側)、処理は前記ステップS2に戻されて次の静止画像について該ステップS2〜S5の処理が繰り返し実行される。これにより、前記表示制御部1は、前記ステップS2によって取得された前記分割領域Y各々の輝度情報に基づいて、前記ステップS1で読み出された表示候補となる複数の静止画像各々が前記液晶表示パネル4に表示されるときに前記表示制御部1により前記LED51各々に供給される電力、即ち消費電力の合計を算出する。ここに、係る算出処理を実行するときの前記表示制御部1が消費電力算出手段に相当する。なお、複数の静止画像についての前記ステップS2〜S5の処理を並行して実行してもよい。
(ステップS7)
そして、ステップS7では、前記表示制御部1は、前記液晶表示パネル4に表示する静止画像を複数の静止画像から選択するための選択画面として、前記静止画像各々を前記ステップS2〜S5で算出された消費電力が低いものから順に並べて表示すると共に、前記静止画像各々の近傍に該静止画像に対応する消費電力を表示させる。ここに、係る選択画面の表示を行うときの前記表示制御部1が、静止画像選択表示手段に相当する。なお、その後、前記表示制御部1は、ユーザによる前記静止画像のいずれかの選択操作に応じて該静止画像を前記液晶表示パネル4に表示させるウォールピクチャーモードを実行する。
ここで、前記ステップS7で表示される消費電力は、前記ステップS2〜S6で算出された前記静止画像各々に対応する前記バックライト5における消費電力であってもよいが、前記液晶表示装置Xにおいて前記静止画像を表示するための消費電力は、前記バックライト5の消費電力に、前記液晶表示パネル4や前記表示制御部1、前記液晶駆動部2、前記バックライト制御部3、その他の電子回路などの消費電力を加算したものであるため、その加算後の消費電力を表示することが望ましい。なお、前記バックライト5を除く他の電子回路における消費電力の算出は従来と異なることろがないため、ここでは説明を省略する。
ここに、図4(a)は、画像1、画像2…画像20各々を表示するときの消費電力をW1、W2、…W20としたとき、W5<W2…<W1…<W20…<W15である場合の前記選択画面の表示例を示したものである。
図4(a)に示す前記選択画面では、画像1〜画像20が、その画像を前記液晶表示パネル4に表示させたときの消費電力が小さい順である画像5、画像2…画像1…画像20…画像15の順に並べて、その消費電力と共に表示されている。
これにより、ユーザは、前記ウォールピクチャーモードで表示させる静止画像を選択する際に、前記画像1〜画像20のいずれを選択するかを、該画像1〜画像20各々を表示させたときの消費電力を把握した上で判断することができる。そのため、例えば一番目に表示された最も消費電力が低い画像5を選択することで、前記ウォールピクチャーモードにおける消費電力を容易に抑制することができる。
特に、前記画像1〜画像20が消費電力が低いものから順に並べて表示されているため、ユーザは、消費電力の低い画像を容易に把握することができる。なお、前記消費電力は、前記静止画像に選択操作用のカーソルが位置する場合にのみ表示されるものであってもよい。
一方、図4(b)は、前記ウォールピクチャー表示処理が実行されない場合の表示例、即ち前記画像1〜画像20がその画像を表示させたときの消費電力が低い順に並べて表示させない場合の表示例を示している。この例では、前記画像1〜画像20各々の消費電力の値や前記画像1〜画像20の消費電力の高低を把握することができないため、ユーザは、前記画像1〜画像20の外見だけで前記ウォールピクチャーモードで表示させる静止画像を選択することとなり、意図的に省電力化を図ることができない。
なお、前記液晶表示装置Xにおいて前記LED51各々の消費電力は、該液晶表示装置Xの環境照度などによっても変化する場合があるため、図3のフローチャートに示したように、全ての静止画像についてその都度消費電力を算出してもよい。
但し、多くの静止画像についてその都度消費電力を算出すると前記ウォールピクチャー表示処理の負荷が増大する。そのため、前記液晶表示装置Xにおいて前記ウォールピクチャー表示処理において前記ステップS5の消費電力が算出された静止画像については、前記表示制御部1が、前記静止画像に対応付けてその消費電力を内部メモリなどの記憶手段に記憶しておくことが考えられる。
これにより、ユーザによって新たな静止画像が追加された場合には、その静止画像についてのみ前記ステップS2〜S5の処理を実行して消費電力を算出し、既に前記記憶手段に消費電力が記憶された静止画像については、前記ステップS2〜S5の処理を省略して、該記憶手段から消費電力を読み出すことが可能であり、前記ウォールピクチャー表示処理の負荷を軽減することができる。
ところで、前記液晶表示装置Xに搭載された前記ウォールピクチャーモードが、複数の静止画像を所定の間隔で前記液晶表示パネル4に順次表示させるスライド表示を行うものであることも考えられる。ここに、係る表示処理を実行するときの前記表示制御部1がスライド表示手段に相当する。
この場合には、前記表示制御部1は、前記ステップS2〜S5で算出された消費電力が高い静止画画像の表示時間を前記消費電力が低い静止画像に比べて短く設定するものであることが考えられる。
具体的には、前記画像1、前記画像2、前記画像5がスライド表示の対象として選択された場合、前記表示制御部1は、前記消費電力W1>W2>W5であることに応じて、前記画像1が最も短い表示時間、前記画像5が最も長い表示時間、前記画像2が前記画像1よりも長く前記画像5よりも短い表示時間となるように、該画像1、2、5のスライド表示を実行することが考えられる。より具体的には、前記画像1、前記画像2、前記画像5の表示時間がそれらの消費電力と反比例するように設定することが考えられる。例えば前記消費電力W1、W2、W5の比が、3:2:1である場合、前記画像1、2、5の表示時間の比を、1:2:3となるように設定することが考えられる。また、消費電力が予め設定した上限値を超える静止画像については表示時間を予め設定された所定時間に固定することも考えられる。これにより、消費電力が高い静止画像の表示時間を短縮して省電力化を図ることができる。
本発明は、液晶テレビジョン受像機や液晶ディスプレイ装置などの液晶表示装置への利用が可能である。
1 :表示制御部
2 :液晶駆動部
3 :バックライト制御部
4 :液晶表示パネル
5 :バックライト
51:LED
52:スイッチ
X :液晶表示装置
Y :分割領域
Y1〜Y100:要素領域
S1、S2、…:処理手順(ステップ)番号

Claims (4)

  1. 液晶表示パネルの表示領域を複数の画素ごとに分割した分割領域各々に対応して設けられた複数の発光素子と、前記分割領域各々に表示される画像に応じて前記発光素子各々への供給電力を個別に制御する供給電力制御手段と、前記液晶表示パネルに表示する静止画像を複数の静止画像から選択するための選択画面を表示する静止画像選択表示手段とを備えてなる液晶表示装置であって、
    前記静止画像各々の画像データに基づいて、前記静止画像各々が前記液晶表示パネルに表示されるときに前記分割領域各々に表示される画像の輝度に関する輝度情報を取得する輝度情報取得手段と、
    前記輝度情報取得手段によって取得された前記分割領域各々の輝度情報に基づいて、前記静止画像各々が前記液晶表示パネルに表示されるときに前記供給電力制御手段によって前記発光素子各々に供給される電力の合計を算出する消費電力算出手段と、
    を備えてなり、
    前記静止画像選択表示手段が、前記消費電力算出手段により算出された前記静止画像各々に対応する消費電力を含む情報を前記選択画面に表示してなることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記輝度情報が、前記分割領域各々に表示される画像の画素ごとの輝度レベル、平均輝度、輝度ヒストグラムのいずれか一つ又は複数を含むものである請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記静止画像選択表示手段が、前記静止画像各々を前記消費電力算出手段によって算出された消費電力が低いものから順に並べて表示するものである請求項1又は2のいずれかに記載の液晶表示装置。
  4. 複数の静止画像を前記液晶表示パネルに予め設定された間隔で順次表示させるスライド表示手段を更に備えてなり、
    前記スライド表示手段が、前記消費電力算出手段によって算出された消費電力が高い静止画画像の表示時間を前記消費電力が低い静止画像に比べて短く設定するものである請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置。
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