JP2003293511A - 空間仕切手段を備えた大型建物 - Google Patents

空間仕切手段を備えた大型建物

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JP2003293511A
JP2003293511A JP2002132170A JP2002132170A JP2003293511A JP 2003293511 A JP2003293511 A JP 2003293511A JP 2002132170 A JP2002132170 A JP 2002132170A JP 2002132170 A JP2002132170 A JP 2002132170A JP 2003293511 A JP2003293511 A JP 2003293511A
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space
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ceiling unit
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Mamoru Kimura
衛 木村
Kiyoshi Okamura
潔 岡村
Hidehiko Ota
秀彦 太田
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高くて広い大空間を所望の大きさに仕切ること
ができ、音や光の拡散等を防止できる空間仕切手段を備
えた大型建物を提供すること。 【構成】グラウンド12及び観覧席13A、13Bの上
側を大屋根14で覆った大型建物10において、多数の
繰出引取装置(例えば、ウインチ)を大屋根14の多数
の個所にそれぞれ配設し、各繰出引取装置にそれぞれ吊
り部材18を連結し、多数の繰出引取装置のうちの多く
のものの吊り部材18にそれぞれ天井ユニット15Aを
連結し、多数の繰出引取装置のうちのその他の多くのも
のの吊り部材18に多数の巻取、巻回又は折畳の可能な
壁部材19を着脱自在に連結し、大屋根14の下方の高
くて広い空間を所望の形状に仕切る。 【効果】天井ユニットはその不使用時に吊り上げるから
収納場所が不要であり、壁部材は巻取、巻回又は折畳が
可能で、不使用時の収納スペースが小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空間仕切手段を
備えた大型建物、特に、大屋根付きの大空間を備えた大
型建物において、大屋根の下側に複数の天井ユニットを
昇降できるように吊り下げ、且つ必要時に大屋根の下側
に複数の壁部材を吊り下げて、大空間を仕切る空間仕切
手段を備えた大型建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の大屋根付きの大型競技場1には、
例えば、図10に示すように、競技、催し物等を行うグ
ラウンド2の周囲に1階の観覧席3があり、1階の観覧
席3の上側に2階の観覧席4があり、1階及2階の観覧
席3、4が外側壁5で囲まれ、グラウンド2、観覧席
3、4の上側が大屋根6で覆われ、大屋根6の周囲が外
側壁5等により支持されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大屋根付きの高くて広
い大空間を備えた大型競技場においては、そこでもよお
す催し物(イベント)の種類に応じた空間仕切り機能が
求められている。従来の大屋根付きの大型競技場1は、
グラウンド2上で野球、サッカー等の競技を行うことが
でき、また、グラウンド2上で演奏会、講演会、展示会
等の催し物を行うこともできる。しかし、従来の大型競
技場1は、グラウンド2、1階及び2階の観覧席3、4
等の上側が大屋根6で覆われ、グラウンド2上に高くて
広い大空間があり、グラウンド2上で演奏会、講演会、
展示会等を行うと、グラウンド2上の演奏会、講演会等
の場から発する音がグラウンド2等の上側の高くて広い
大空間に拡散し、所望の音響効果を得ることができない
欠点があり、また、光が高くて広い大空間に拡散して、
所望の照明効果を得ることができない欠点があり、更
に、高くて広い大空間を所望の空調状態に維持するのに
多額の費用を要する欠点がある。この発明の解決しよう
とする課題は、従来の大型建物が具有する上記のような
欠点を有しない大型建物を提供すること、換言すると、
高くて広い大空間を所望の大きさに仕切ることができ、
音や光の拡散等を防止できる空間仕切手段を備えた大型
建物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するための手段として、次の構成を採用する。この
発明の構成は、グラウンドの周囲の一部又は全部に観覧
席を形成し、グラウンド、観覧席等の上側を大屋根で覆
った大型建物において、多数の繰出引取装置が大屋根の
多数の個所にそれぞれ配設され、各繰出引取装置にそれ
ぞれ吊り部材が連結され、多数の繰出引取装置のうちの
多くのものの吊り部材にそれぞれ天井ユニットが連結さ
れ、多数の繰出引取装置のうちのその他の多くのものの
吊り部材に多数の巻取、巻回又は折畳の可能な壁部材が
着脱自在に連結されていることを特徴とする空間仕切手
段を備えた大型建物にある。好適な実施形態において
は、各天井ユニットをそれに対応する繰出引取装置の作
動により各天井ユニットの高さを調節できるようにす
る。各壁部材はそのに対応する繰出引取装置の作動によ
り各壁部材の高さを調節できるようにする。好適な実施
形態においては、大屋根は建物の外側壁等で支持し、吊
り部材にケーブル、チェーン等の屈曲自在なものを使
い、繰り出しと引き取りを行う繰出引取装置として、例
えば、電動式のウインチ、巻胴装置等を使う。天井ユニ
ットの形状及び数は、仕切る空間の形状、所望の天井の
形状、グラウンドの形状、グラウンドの上側を画成する
空間の形状等に応じて決める。各天井ユニットに連結す
る吊り部材の数は1又は2以上とする。壁部材は巻取、
巻回又は折畳の可能なに構成し、壁部材の幅又は長さ
は、天井ユニットの形状、仕切る空間の形状、空間を仕
切ったときの天井ユニットの高さ等に応じて決める。各
壁部材の上側に連結する吊り部材の数は1又は2以上と
する。
【0005】好ましい実施形態では、天井ユニットをパ
ネルに音、光等を反射又は遮断できる材料からなる天井
材を取り付けて構成する。天井ユニットは、膜体で構成
してもよいし、その他のもので構成してもよい。天井ユ
ニットは、音、光、熱等を反射又は遮断できるように構
成する。隣接する天井ユニット同士、隣接する壁部材同
士、隣接する壁部材と天井ユニット同士は、互いに連結
してもよいし、連結しなくてもよい。全く連結しない場
合は、各天井ユニット及び各壁部材を個別に所望の高さ
に吊り下げることができる。なお、特定の天井ユニット
同士、及び特定の壁部材同士、特定の壁部材と特定の天
井ユニット同士を互いに連結し、その他のもの同士を連
結しないようにすることもできる。好ましい実施形態に
おいては、天井ユニット及び壁部材はそれを吊り下げる
吊り部材に適宜の連結手段を介して着脱自在に連結す
る。連結手段として、例えば、吊り鉤、吊り環等を使
う。好ましい実施形態においては、各天井ユニットはそ
れに隣接する天井ユニットに適宜の連結手段を使って着
脱自在に連結し、各壁部材はそれに隣接する壁部材に適
宜の連結手段を使って着脱自在に連結する。各壁部材は
それに隣接する天井ユニットに適宜の連結手段を使って
着脱自在に連結する。グラウンドの上側の多数の壁部材
で仕切って画成した空間の外側の空間も必要に応じて使
用することができる。実施例では大屋根を単層シェルで
構成したが、大屋根は膜体で構成しても立体トラス等で
構成してもよい。
【0006】
【作 用】この発明の空間仕切手段を備えた大型建物
は、大屋根の下方の高くて広い空間を仕切る際に、各天
井ユニットに連結した吊り部材の繰出引取装置を作動さ
せて、各天井ユニットを所望の高さにし、各壁部材を連
結する吊り部材の繰出引取装置の作動により吊り部材の
下端を降下させて、降下させた吊り部材の下端に壁部材
の上端を連結し、各壁部材を連結する吊り部材の繰出引
取装置を作動させて、各壁部材を天井ユニットの高に吊
り上げることにより、大屋根の下側の高くて広い空間を
多数の天井ユニット及び壁部材により所望の形状に仕切
ることができる。
【0007】
【実施例】実施例の大型競技場10は、図1ないし図9
に示す構成を備えている。大型競技場10は、図1、図
4及び図8に示すように、外側壁11、グラウンド1
2、1階及び2階の観覧席13A、13B、大屋根1
4、天井15、16、繰出引取装置17等で構成され
る。外側壁11は平面視で略円形に形成され、グラウン
ド12は外側壁11の内側に略円形又は略楕円形に形成
され、グラウンド12上で野球、サッカー等の球技等を
行いうるようにしてある。グラウンド12と外側壁11
との間に平面視で略環状の1階の観覧席13Aが形成さ
れ、1階の観覧席13Aの上側の一部又は全部に2階の
観覧席13Aが形成されている。大屋根14は、グラウ
ンド12、1階及び2階の観覧席13A、13Bの上方
を覆い、その外周部が外側壁11の上端等で支持されて
いる。大屋根14は、例えば、鋼製の部材からなる単層
シェル14aの上側に屋根材を取り付けて構成されてい
る。大屋根14の下側に設ける天井は、昇降する天井1
5と昇降しない天井16とで構成される。昇降する天井
15は、例えば、グラウンド12の上方の主な部分に配
設され、多数の天井ユニット15Aで構成される。昇降
しない天井16は観覧席13A、13Bの上方に配設さ
れる。なお、大屋根14の下側に設ける天井を全て昇降
する天井15にしてもよい。
【0008】大屋根14を構成する単層シェル14aに
は、図4に示すように、所定の間隔をおいた多数の位置
に繰出引取装置を構成するウインチ17を配設する。図
2に示すように、各ウインチ17が単層シェル14aに
取り付けられ、ケーブル、チェーン等から構成された吊
り部材18の一方の端が各ウインチ17の巻胴に固着さ
れ、その他方の端に吊り鉤18aが固着されている。各
吊り部材18の上方の部分がウインチ17aの巻胴に巻
き付けられ、吊り部材18の吊り鉤18aのある部分が
吊り下げられている。各吊り部材18の吊り鉤18a
は、天井ユニット15A又は壁部材19の吊り環15
g、19gに掛けて、天井ユニット15A又は壁部材1
9を吊り下げる。なお、大屋根14の単層シェル14a
の多数の位置にウインチ17を取り付け代わりに、図3
に示すように、単層シェル14aの下側の間隔をおいた
多数の位置に滑車17Aを取り付け、大型建物の大屋根
14以外の部分に繰出引取装置17を構成するウインチ
(巻胴装置)等を設置し、その巻胴にケーブル、チェー
ン等からなる吊り部材18の端を固着して、吊り部材1
8を巻胴に巻き付ける。一方の端が巻胴に巻き付けられ
ている吊り部材18の部分18bを前記滑車17Aに掛
け、その自由端側の部分を吊り下げ、その下端に吊り鉤
18aを固着するようにしてもよい。
【0009】天井ユニット15Aは、例えば、図5に示
すように、縦材15a及び横材15bを格子状に結合
し、その下側面に少なくとも音、光等を反射する材料か
らなる天井材15cを取り付け、縦材15aと横材15
bの交差部の上側に孔のある金具15dを固着して構成
する。各金具15dの孔に凧の糸目状にロープ15eを
固着し、ロープ15eの上端にロープ15fの下端を連
結し、ロープ15fの上端に吊り環15gを固着する。
なお、天井ユニット15の周囲の複数の箇所、例えば、
4角部に連結部15hを設ける。壁部材19は、例え
ば、図6に示すように、長い2枚のシート19aの間に
間隔をおいて板状体19bを配して、2枚のシート19
aで板状体(例えば、ベニア板)19bを支持して、巻
回又は折畳ができるように構成する。なお、長い2枚の
シート19aの間の上端に支持杆19cを取り付け、長
い2枚のシート19aの間の間隔をおいた複数の位置に
も支持杆19cを取り付け、各支持杆19cの端部に連
結部19dを設ける。上端に支持杆19cにロープ19
eを固着し、ロープ19eの上端にロープ19fの下端
を連結し、ロープ19fの上端に吊り環19gを固着す
る。なお、壁部材19は音、光等をある程度反射できる
ように構成する。天井ユニット15の連結部15h及び
壁部材19の連結部19dとしては、例えば、紐の結接
により連結する場合は端部をそれらに連結した紐、ボル
ト・ナットにより連結する場合はそれらに固着したボル
ト孔のある部材、ベルベット式ファスナー(面フアスナ
ー)を使って連結する場合は端部等をそれらに連結した
鉤又は環のある布片等を使用することができる。
【0010】次に、実施例の大型建物10の使い方を説
明する。図1に示すように、各天井ユニット15Aを吊
り下げた各吊り部材18をそれに対応するウインチ17
により引き取って大屋根14の下側の高い位置に位置さ
せ、何も吊り下げていない吊り部材18も、ウインチ1
7により引き取って大屋根14の下側の高い位置に位置
させる。この状態で、グラウンド12上で野球、サッカ
ー等の競技を行い、観衆はそれを1階及び2階の観覧席
13A,13Bから観戦する。グラウンド12上で多数
の人を集めて、コンサート、講演会、展示会等を行う場
合には次のようにする。例えば、図7に示すように、天
井ユニット15Aを吊り下げるウインチ17を回転させ
て吊り部材18を繰り出して、各天井ユニット15Aを
個別に又は一度に下げてグラウンド12上に載置する。
壁部材19を吊り下げようとする各吊り部材18もグラ
ウンド12上又はその近傍まで降下させる。そして、各
天井ユニット15Aの連結部15hを、必要に応じて、
適宜の連結手段で連結する。巻回した壁部材19をそれ
を吊り下げる吊り部材18の近傍に運び込み、壁部材1
9に連結したロープの吊り環19gを吊り部材18の吊
り鉤18aに掛ける。必要に応じて、壁部材19の上端
の支持杆19cの連結部19dを、それに対応する天井
ユニット15Aの連結部15h及び隣接する壁部材19
の上端の支持杆19cの連結部19dを連結する。それ
から、天井ユニット15Aに対応するウインチ17及び
壁部材19に対応するウインチ17を回転させて吊り部
材18を引き取り、各天井ユニット15A及び壁部材1
9を図8の状態にする。この状態では、グラウンド7上
の空間の図4に示す8角形の周囲が多数の壁部材19で
仕切られ、8角形の上側が図8に示す多数の天井ユニッ
ト15Aで仕切られている。多数の天井ユニット15A
及び壁部材19で仕切られた8角形の大空間内でコンサ
ート、講演会、展示会等を行う。なお、8角形の大空間
内を多数の壁部材19からなる仕切壁19Aで二つの大
空間A1、A2に仕切ってもよい。
【0011】大型建物10内の仕切られた空間A1、A
2内で演劇、講演、競技等を行い、それを観覧席から見
たい場合には、例えば、図9に示すように、多数の壁部
材を使って仕切壁19A、19Bを形成し、大空間A
1、A2内で行われる競技、演劇、講演等を観覧席13
、13Bから見うるようにする。なお、この場合
には、観覧席13A、13Bの上側の大屋根14に
も多数のウインチ17を設け、所定位置に天井ユニット
15A及び壁部材19を配置しうるようにする。多数の
天井ユニット15A及び壁部材19を使って行う大空間
の仕切り方には、種々のものがある。上記例はその二、
三の仕切り方を示したもので、その仕切り方はこれらに
限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に記載
した構成を備えることにより、次の(イ)ないし(ト)
の効果を奏する。 (イ)請求項1記載の大型建物は、多数の繰出引取装置
を大屋根の多数の個所にそれぞれ配設し、各繰出引取装
置にそれぞれ吊り部材を連結し、多数の繰出引取装置の
うちの多くのものの吊り部材にそれぞれ天井ユニットを
連結し、多数の繰出引取装置のうちのその他の多くのも
のの吊り部材に多数の巻取、巻回又は折畳の可能な壁部
材を着脱自在に連結したから、大屋根の下方の大空間を
容易に仕切ることができる。また、空間を仕切るのに、
昇降する天井ユニットを使うから、特別な仕切用の天井
を設ける必要がなく、壁部材として巻取、巻回又は折畳
の可能なものを使うから、その取扱が容易で不使用時の
収納スペースを小さくすることができ、非常に経済的で
ある。大型建物内の大空間を容易に仕切れるから、大空
間を有効に利用でき、大型建物の高くて広い大空間のよ
り変化に富んだ利用が可能になる。 (ロ)請求項2記載のようにすると、音、光等が上方の
広い空間に拡散しない天井ユニットを容易に製作でき
る。 (ハ)請求項3記載のようにすると、吊り部材と天井ユ
ニット及び壁部材とを連結手段を介して着脱自在に連結
することにより、天井ユニット及び壁部材の位置変えが
容易に行える。 (ニ)請求項4記載のようにすると、隣接する天井ユニ
ットを着脱自在に連結して、天井ユニットと天井ユニッ
トと間の隙間を小さくすることができ、各天井ユニット
を一つの吊り部材で吊っても、多数の天井ユニットを容
易に平らに吊り下げることができる。 (ホ)請求項5記載のようにすると、隣接する壁部材を
着脱自在に連結することにより、壁部材と壁部材との間
の隙間を小さくすることができ、各壁部材を一つの吊り
部材で吊っても、多数の壁部材を容易に平らに吊り下げ
ることができる。 (ヘ)請求項6記載のようにすると、壁部材をこれに隣
接する天井ユニットに着脱自在に連結することにより、
天井ユニットと壁部材と間の隙間を小さくすることがで
ききる。 (ト)本発明によると、グラウンド上で行われる競技や
催し物の種類に応じて、高くて広い大空間を容易に区切
ることができるから、多額の建築費、管理費を必要とす
る大空間を備えた大型建物を、多目的的に、経済的に活
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の大屋根付きの大型競技場を図4のA−
A線で断面した正面図
【図2】図1の要部を拡大した大屋根と繰出引取装置と
の関係を示す正面図
【図3】図1の要部を拡大した大屋根と他の形式の繰出
引取装置との関係を示す正面図
【図4】実施例の大型競技場の大屋根を省いて繰出引取
装置の配設位置等を概略的に示す平面図
【図5】実施例の天井ユニットの構成を示す斜視図
【図6】実施例の壁部材の構成を示す斜視図
【図7】グラウンド上で、吊り部材に天井ユニット及び
壁部材を連結した状態の正面図
【図8】実施例の天井ユニット及び壁部材を使って大空
間を仕切った状態を図4のA−A線と同じ線で断面した
正面図
【図9】実施例の大空間の他の仕切り方を大屋根及び天
井ユニットを除いて示す平面図
【図10】従来の大屋根付きの大型競技場を図4のA−
A線と同じ線で断面した正面図
【符号の説明】
10 大型競技場 11 外側壁 12 グラウンド 13A 1階の観覧席 13B 2階の観覧席 14 大屋根 14a 単層シェル 15 昇降する天井 15A 天井ユニット 15g 吊り環 15h 連結部 16 昇降しない天井 17 ウインチ 17A 滑車 18 吊り部材 18a 吊り鉤 19 壁部材 19d 連結部 19g 吊り環 19A 仕切り壁 19B 仕切り壁 A1 大空間 A2 大空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 秀彦 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラウンドの周囲の一部又は全部に観覧席
    を形成し、グラウンド、観覧席等の上側を大屋根で覆っ
    た大型建物において、多数の繰出引取装置が大屋根の多
    数の個所にそれぞれ配設され、各繰出引取装置にそれぞ
    れ吊り部材が連結され、多数の繰出引取装置のうちの多
    くのものの吊り部材にそれぞれ天井ユニットが連結さ
    れ、多数の繰出引取装置のうちのその他の多くのものの
    吊り部材に多数の巻取、巻回又は折畳の可能な壁部材が
    着脱自在に連結されていることを特徴とする空間仕切手
    段を備えた大型建物。
  2. 【請求項2】天井ユニットがパネルに音、光等を反射又
    は遮断できる材料からなる天井材を取り付けて構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の空間仕切手段を
    備えた大型建物。
  3. 【請求項3】吊り部材と天井ユニット又は壁部材とが適
    宜の連結手段を介して着脱自在に連結されていることを
    特徴とする請求項1記載の空間仕切手段を備えた大型建
    物。
  4. 【請求項4】隣接する天井ユニットを着脱自在に連結で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか一つの項記載の空間仕切手段を備えた大型建物。
  5. 【請求項5】隣接する壁部材を着脱自在に連結できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    一つの項記載の空間仕切手段を備えた大型建物。
  6. 【請求項6】壁部材とこれに隣接する天井ユニットとを
    着脱自在に連結できるようにしたことを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか一つの項記載の空間仕切手段を
    備えた大型建物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104947970A (zh) * 2015-06-23 2015-09-30 长兴县长安造型耐火材料厂 一种库房
JP2021080699A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 久米彦 河野 フィールド昇降装置、及び競技場

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CN104947970A (zh) * 2015-06-23 2015-09-30 长兴县长安造型耐火材料厂 一种库房
JP2021080699A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 久米彦 河野 フィールド昇降装置、及び競技場
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